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  • レッドブル・ホンダ F1特集:「目標は勝つこと。それは揺るがない」

    レッドブル・ホンダ F1特集:「目標は勝つこと。それは揺るがない」

    ホンダにとって5年目となるF1シーズンがいよいよオーストラリアで新シーズンが開幕した。ファンにとっては待ちに待った本番であり、“2つのチーム”とともにすでに勝負が始まっている。

    ホンダは今季から、トロロッソに加えて新たにレッドブル・レーシングとパートナーシップを結んでいるが、ホンダF1 テクニカルディレクターの田辺豊治によれば、この新たな提携のためにチームスタッフの拡充を行ったと語る。

    「サーキット現場でのホンダのスタッフを2倍に増やしました。そして、レース経験のあるスタッフを両チームに加えるために、去年からチームにいるスタッフをそれぞれのチームに半数ずつ入れました」

    「Sakuraを拠点としていたエンジニアがサーキットメンバーに加わったことに加え、MK側でもF1の経験があるエンジニアを補強したことにより、チーム規模は拡大しています」

    「日本は、文化も言語も欧州とは全く異なりますし、そういった環境で働いてきていないエンジニアも加わりましたので、簡単ではありませんでした。現在、ホンダ F1には日本人と英国拠点のヨーロッパ人のメンバーがいるので、これを2チーム体制に合わせて組織していくのは、面白い取り組みです」

    これまでの1年半で、ホンダはトロロッソを通じてレッドブル・テクノロジーと連携してきたが、今年はレッドブル・レーシングのメンバーとも関係を築いていかなければならない。

    レッドブル・レーシングのテクニカルディレクター、ピエール・ワシェは文化やバックグラウンドの違いがあっても、コミュニケーションの支障にはならないと語る。

    「新たなパートナーシップのスタートですから、相手がどのようなコミュニケーションを取るのか、学んでいかねばなりません。昨年から、いい意味で驚きの連続です。ホンダはとてもオープンな人が多いですし、我々にはレースに勝利するという共通の目標があります。こうした同じ考え方が、関係構築に役立っているんです」

    「初めて一緒に仕事をする場合、どのようにコミュニケーションをとればいいのかを考える必要があります。これは、会社や組織としての関係以外にも当てはまることだと思います」

    「私はフランス人なので、英語でのコミュニケーションに苦しむ気持ちはよくわかります。ただ、ホンダとのコミュニケーションについてはそれが問題になるとは思えません。このパートナーシップはかねてから臨んでいたものですし、お互いの組織構造や人物について理解していくプロセスのほうが大切だと思っていました。だから、ここまでは、すべてがとてもスムーズに進んでいます」

    レッドブル・レーシングチーム代表のクリスチャン・ホーナーがプレシーズンテストの前に言及していたように、新シーズンに向けたスムーズな移行は、トロロッソのおかげでもある。ワシェはそれがコミュニケーションや仕事上の人間関係だけでなく、テクニカル面においても効果があると考えている。

    「昨シーズンのトロロッソとホンダのパートナーシップは、今季の我々にかなりの効果をもたらしてくれています。ギアボックスの配置などドライブトレインをホンダのPUとどう組み合わせるのかといったことを考えるのにとても参考になりますし、エンジンマッピングやギアボックスのコントロールなどについても同様です」

    「トロロッソのおかげで、PUについての理解が深まっていますし、逆にホンダにとっても、我々のマシンにPUをどう合わせていくのかということを知ることができているのではないでしょうか」

    「さまざまな側面で、この連携は素晴らしいものだと言えます。デザイン部分では、ホンダのPUのおかげでシャシー側の自由度が大きく広がりました」

    「シャシー側、PU側ともに、お互いのアイデアを出し、その折衷案を探ることが必要でした。互いにとってベストなバランスが見つかれば、最大のパフォーマンスを得られるわけです。例えば、冷却について考えるとき、ホンダは排気系の取り回しについて検討してくれます。そのおかげで、我々車体側はダウンフォースやメカニカルグリップを増加させることができるようになるのです」

    「このように、なんでもオープンに話し合える関係性は、これまでなかったものです。というのも、我々は‘ワークス’ チームではなかったからです。でも、今はホンダがRed Bullファミリーのために懸命に取り組んでくれるので、シャシーとの統合は素晴らしい仕上がりですし、パフォーマンスを最大限に引き出せるのではないかと思っています」

    設計やシャシーとの統合は、田辺豊治が重点的に取り組んできたことだが、レッドブルに合わせたものを作り、それをトロロッソにもそのまま適用できるわけではない。それぞれのチームでシャシーは異なるので、PUも合わせ込みが必要になる。

    「いいマシン、速いマシンを作るために、ここまで議論を重ねてきました。車体を司るチーム側は我々への要望を伝えてくれましたし、逆に我々がどうしたいのか、どんなデザインにしてほしいのか、といったことも聞いてきてくれました」

    「ですから、車体、PUの設計を見ながら、お互いにここはもっとこうしてほしいというような議論をして、マシンパフォーマンスの観点から最善の折衷案を見つけることに腐心して、意思決定をしていきました」

    「もちろん、両チームのPUは、組付け角度や位置など細かいところに違いはありますが、基本設計は同じものです」

    PUのコンセプトは昨年と同様だが、今季のテストは2チームで走れたので、さまざまな開発テストを行うことができ、多くの面でアップデートが施されている。ドライバーからのフィードバックも増え、収集可能なデータも昨年以上となったことで、テスト終了時からオーストラリアGPの開幕までにさらに開発を重ねている。

    「データを見直すとともに、テストで使用したPUを分解して解析しました。かなり慎重に細部をチェックしたんです。外見上で何か壊れた箇所はないか、変な接触は起きていないかといったことや振動の影響などを調査しました。また、それぞれの部品の摩耗率も確認しました」

    「8日間で多くのデータが集まり、ドライバーのフィードバックもたくさんありました。そこで出てきた課題をテスト期間中に潰し込み、一部は持ち帰って対策をしました。ダイナモで開幕戦に向けて細部の調整も行い、ハード面、セッティング面ともに取り組みました」

    レッドブルもメルボルンに向けて車体のセットアップと開発に取り組んできたが、新PUを使ってみて、シーズンの目標はより明確になったようだ。

    「パフォーマンスについてはある程度予測を立てられます。難しいのは、燃料についてまだ疑念がある点です。10年前と比べて、エンジンモードがパフォーマンスに影響を与えるのを見ることが多くなりました。さらに、テストのあったバルセロナとメルボルンはタイプの違うサーキットですから、ライバルたちがメルボルンにどんな仕様を持ち込むのかも分かりません」とピエール・ワシェは語る。

    「ホンダは期待通りのパフォーマンスをもたらしてくれました。我々がトップ争いに近づけていることは、大きな前進です。昨年の序盤は、トップからかなり離されていたので、今その位置にいることは大きな希望です」

    「目標は勝つことです。それは揺るぎません」

  • メルセデス 「ホンダのF1エンジンは“大幅な前進”を果たした」

    メルセデス 「ホンダのF1エンジンは“大幅な前進”を果たした」

    メルセデスのF1チーム代表トト・ヴォルフは、ホンダのF1エンジンは“大幅な前進”を果たしたと感じており、レッドブル・レーシングは直線スピードという点で昨年とは“非常に異なる”印象を受けたと語る。

    マックス・フェルスタッペンは、F1オーストラリアGPの予選でフェラーリ勢に割って入る4番グリッドを獲得。ホンダのF1パワーユニットに搭載された“予選モード”の効果を実感したと語っていた。

    マックス・フェルスタッペンのベストタイムは、ポールポジションを獲得したルイス・ハミルトンから0.834秒差だったが、ルノーのF1エンジンを搭載していた昨年は0.7秒差であり、実際には差は若干大きくなっている。

    しかい、ホンダのF1エンジンについて質問されたトト・ヴォルフは「ホンダは確実に大幅な前進を果たしたと感じた」と Autosport にコメント。

    「スピードトレースを見れば、レッドブルは以前とは非常に異なって見える。彼らはストレートで非常に速い。それが見られるのは良いことだ」

    「我々は彼らが戦いに絡んでくることを望んでいるし、素晴らしい戦をしたいと思っている」

    「今日もマックスは見事にクルマを走らせていたし、クルマからタイムを搾り出していた。彼らがフェラーリや他との戦いに絡んでくるならば、それはスポーツが必要といることだ。我々はその挑戦を受け入れる」

    マックス・フェルスタッペンは、ホンダのF1エンジンは励みになっているとし、すでにプレシーズンテストからルノーと比較して違いを感じていると語っていた。

    オーストラリアでもそのポジティブな部分は続いており、マックス・フェルスタッペンはホンダのF1エンジンは“本当にいい感じ”で“満足している”と語った。

    「パワーという点で僕たちにどれくらい競争力があるかは明日になればわかるけど、とてもスムーズだし、僕たちは本当に協力してうまく仕事をしている」とマックス・フェルスタッペンはコメント。

    「ホンダに不満はまったくない。彼らは本当に懸命に仕事をしているし、本当に集中している」

    「トラブルはまったくないし、本当にポジティブなフィーリングを与えてくれているし、ドライビングの楽しさも与えてくれている」

    レッドブル・レーシングのF1チーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーは、ホンダのF1エンジンでの初めての予選でフェラーリ勢に入ることができたのは“良いスタート”だと語っていた。

    「全員にとってのサプライズは、メルセデスがいかには速いかということだ。彼ら自身でさえそうだったと思う」とクリスチャン・ホーナーはコメント

    「彼らは少しショックを受けていると思う。今後、それがここでの固有のものなのか、様々なサーキットでもそうなのかわかるだろう」

  • レッドブル、ガスリーに謝罪 「Q1敗退は戦略担当者の馬鹿げたミス」

    レッドブル、ガスリーに謝罪 「Q1敗退は戦略担当者の馬鹿げたミス」

    レッドブルのモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、F1オーストラリアGPの予選Q1でピエール・ガスリーが敗退したのは“戦略担当者の馬鹿げたミス”だったとしてガスリーに謝罪した。

    レッドブル・ホンダでの初の予選となったピエール・ガスリーだが、まさかのQ1敗退を喫して17番グリッドに沈む悪夢のようなセッションを過ごすことになった。

    レッドブル・ホンダは、Q1でソフトタイヤでの1回だけのアタックをする作戦だったが、路面の改善が大きく他のドライバーが2回目の走行でタイムを大きく更新。マックス・フェルスタッペンも10番手でQ1を突破している。

    ヘルムート・マルコは、レッドブルがカットオフタイムと“2セット目のタイヤがどれくらいもたらすか”を誤算していたと語った。

    「我々の戦略担当者の馬鹿げたミスであり、我々はこのような馬鹿げたミスをしてしまったことを彼に謝罪しなければならない」とヘルムート・マルコは Autosport にコメント。

    レッドブルがQ1で姿を消したのは、マックス・フェルスタッペンがクラッシュによってセッションに参加できなかった昨年のモナコGP以来となる。

    当初、ピエール・ガスリーは、マックス・フェルスタッペンがタイムを更新するまでチームメイトにおり、レッドブルの二人は0.144秒差3番手と8番手につけていた。

    レッドブルのF1チーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーは、ピエール・ガスリーがフェルスタッペンと同じように2回目のアタックを行ったが、チームメイトが重要な改善を果たしたのに対して“速くなかった”と語った。

    「我々は彼を通過させるために1セット目のタイヤセットに頼っていた。残念ながら、彼にはそれは起こらなかった」とクリスチャン・ホーナーはコメント。

    「後知恵でもう1セットのタイヤを使うべきだったというのは簡単だ」

    「もちろん、すべてが非常にタイトだったし、彼にとって最初の予選ではフラストレーションを感じるものとなったが、明日は彼がそこから力強いレースをしてくれると確信している」

    関連:F1オーストラリアGP 予選:ルイス・ハミルトンがポールポジション

  • レッドブル 「ホンダとのパートナーシップの素晴らしいスタートが切れた」

    レッドブル 「ホンダとのパートナーシップの素晴らしいスタートが切れた」

    レッドブル・レーシングのF1チーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーが、F1オーストラリアGPの予選を振り返った。

    ホンダとの新たなパートナーシップの初予選で、マックス・フェルスタッペンはフェラーリ勢に割って入り、2列目4番グリッドを獲得。ホンダが2015年にF1復帰してからの予選ベストリザルトをもたらした。

    「マックスは非常に力強いセッションを行ったし、予選4番手を獲得したQ3での走行は印象的だった」とクリスチャン・ホーナーはコメント。

    「フェラーリ勢に割って入れたのは彼の最後の走行の素晴らしい努力の結果であり、現在のV6時代におけるホンダの予選最高成績で我々の新しいパワーユニットパートナシップを素晴らしいスタートへと導いた」

    一方、ピエール・ガスリーは、1セットのタイヤでQ1を切り抜けるという作戦が裏目に出て、路面がベストな状態でタイヤのピークを逃してしまい、Q1で敗退して17番だった。

    「残念ながら、ピエールは1回目のラップは強力だったものの、2回目のアタックで改善することができなかった」とクリスチャン・ホーナーは語る。

    「サーキットが進化し、他のクルマがもう1セット使うことを選んだことで、彼は突破を逃してしまった。それは彼にとって非常にフラストレーションの溜まることだが、明日、彼はそこから挽回して、激しいレースをしてくれると確信している」

    関連:F1オーストラリアGP 予選:ルイス・ハミルトンがポールポジション

  • レッドブル、ルノーに反論 「Bチーム戦略は小規模チームに有用」

    レッドブル、ルノーに反論 「Bチーム戦略は小規模チームに有用」

    レッドブル・レーシングのF1チーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーは、“Bチーム”であるトロロッソが競争力を発揮していることに不満を示したルノーF1チームのシリル・アビテブールに反論。小規模チームにとって有用だと主張した。

    今年からレッドブルとトロロッソは同じホンダのF1エンジンを搭載することで、トロロッソの2019年F1マシンは、ほぼ昨年コンストラクターズ選手権を3位で終えたレッドブル RB14がベースとなっている。

    シリル・アビテブールは、昨年トロロッソ・ホンダがテクニカルディレクターのジェーム・キーを失ったにも関わらず、進歩を果たしていることに疑問を投げかけている。

    「トロロッソは昨シーズンの大部分でテクニカルディレクターがいなかった。何が起こったかは明らかだ。競争力のあるクルマを造るためにテクニカルディレクターさえ必要ないということだ。我々にとってそれは問題だ」とシリル・アビテブールは語っている。

    メルセデス、フェラーリ、レッドブル、ルノーのチーム代表が参加したF1オーストラリアGPの金曜記者会見でも“Bチーム”戦略について質問が投げかけられた。

    レッドブルのF1チーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーは「主に小規模なチームにとって利益になることだと思っている」とコメント。

    「そのモデルが理想できなければハースはなかっただろう。F1にかかるコストは非常に高価だ。そのため、トロロッソはRB14の非常の多くのコンポーネントを使用している。彼らにとって許可されている非掲載パーツ内でそれは効果的だ。彼らはデザインリソース、R&Dのインフラを抱えなくてもいい。したがって、彼らがレースをするためのコストはそれによって影響されることになる」

    「本格的なコンストラクタチームになることと、リストに掲載されていないパーツを入手できることとの間には、最終的には賢明な相殺があると思う。個人的にはそこに問題はないと思っている。小規模なチームにとって費用対効果が高く、機能していることが証明されていると思う」

    同じようにハースF1チームにパーツを供給するフェラーリのF1チーム代表のマッティア・ビノットもクリスチャン・ホーナーの意見に同意する。

    「私の意見はクリスチャンと完全に一致している。ハースのモデルは、そのようなチームにとってそれがどれほど優れているかを示している。そして、最後にはF1にとっては良いことだと思う。将来を見据えて、何らかの懸念がある場合、懸念が何であるかを理解し、軽減または回避していくのは我々次第ですが、モデル自体は正しいモデルだと思う」

    Bチームを持たないメルセデスのF1チーム代表トト・ヴォルフも「二人が言ったことに何も付け加えるものはない」と同意する。

    それでも、ルノーF1チームのマネージングディレクターを務めるシリル・アビテブールは納得していない。

    「明らかにここでは少し異なる立場にいる」とシリル・アビテブールはコメント。

    「私は何度もそれについて述べてきた。その話題について議論するのに何時間も費やすことができるが、我々のようなチームにとって我々よりも30~40パーセント多くのリソースを持つ上位3チームと競争することはすでに挑戦だ。しかし、彼らが現在自分たちのリソースを他のチームと組み合わせることができる、あるいは予算の上限の範囲内で相乗効果の恩恵を受けることができるようであれば、それは問題だ。それは我々にとって問題なのだ」

    「これは、少なくとも他の2チーム(マクラーレンとウィリアムズ)にとっても問題だ。彼らのために話をするつもりはない。だが、それはまたF1に参入し、競争力があることを望んでいる新しいエントラントにとって問題になるかもしれない。それは深刻なトピックだ。なぜなら、今の我々は『OK、我々には3つのトップチームがある。そして、参加している人は誰でも競争力をつけられないこと前向きに受け入れなければならない』と言っているよなものだからだ」

    「私は文句を言ったり、嘆いたりするためにここにいるわけではない。我々はレギュレーションを知っているが、当然ながら2021年にどうなるかに非常に注意を払っている。現在のところ、我々は提起された保障措置や拡散防止措置について納得できていないい。予算上限の枠内でいくつかの部分を交換することができるという事実がある。だが、我々は統治機関と協力し続けて、もっと満足のいく結果を得ることを願っている」

  • マックス・フェルスタッペン 「レッドブル・ホンダは戦う準備は万全」

    マックス・フェルスタッペン 「レッドブル・ホンダは戦う準備は万全」

    レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンは、2019年のF1世界選手権について“リラックス”しているとし、“戦う準備はできている”と語る。

    レッドブル・レーシングがホンダのF1パワーユニットを搭載する今季、マックス・フェルスタッペンは事実上のチームリーダーの役割を担う。

    レッドブル・レーシングは、開幕戦に向けてホンダとの新しいパートナーシップに前向きな見通しを繰り返していが、F1バルセロナテストではピエール・ガスリーのクラッシュによってパフォーマンスランを実施できずに終えている。

    それもあり、エイドリアン・ニューウェイを中心に当初は第3戦中国GPで導入予定だったアップデートを前倒しでオーストラリアGPに導入する。

    「気分はいいし、ポジティブだ」とマックス・フェルスタッペンはコメント。

    「僕たちがどれくらい競争力があるかは時間が教えてくれると思うし、ここはそれには理想的ではないかもしれないけど、シーズンはとても長いし、リラックスしている」

    レッドブル・レーシングのチーム代表クリスチャン・ホーナーとモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、ホンダのF1エンジンへの称賛を繰り返している。

    マックス・フェルスタッペンもホンダの進歩を認めつつも、まだ注意が必要だと語る。

    「去年からステップアップしているし、そこは非常にポジティブだ。でも、それが十分かどうかはまだわからない」とマックス・フェルスタッペンはコメント。

    「予選でわかると思うけど、今後も多くのものが導入される。僕たちはシャシー側で本当に懸命にプッシュしているけど、今ではエンジン側も同じようにプッシュしている」

    「この2つの組み合わせが懸命に仕事をしているし、仕上がってきている。本当にいい感じだ」

    昨年、マックス・フェルスタッペンはシーズン序盤に苦しんだが、後半戦は大きな挽回を見せた。

    ヘルムート・マルコは、フェルスタッペンは成熟しており、彼のスキルに忍耐が加わったと語っている。

    「F1ではシーズンを通して多くのことを学ぶ。正直、全体的な考え方についてよりリラックスしている」とマックス・フェルスタッペンはコメント。

    「とにかくまずはレースがしたいし、それからどの位置にいるか見てみたい。個人的な感覚としてはリラックスしているし、戦う準備はできている」

  • ピエール・ガスリーにとって“チーム・フェルスタッペン”は厳しい環境

    ピエール・ガスリーにとって“チーム・フェルスタッペン”は厳しい環境

    元F1ドライバーのジャック・ヴィルヌーヴは、ピエール・ガスリーにとって“チーム・フェルスタッペン”であるレッドブル・レーシングでの2019年のF1世界選手権は厳しいシーズンになるだろうと語る。

    F1での2年目となるピエール・ガスリーは、ルノーへ移籍したダニエル・リカルドの後任として今年からホンダのF1エンジンを搭載するレッドブル・レーシングに昇格を果たした。

    しかし、ダニエル・リカルドも移籍の理由として挙げているように、レッドブル・レーシングはマックス・フェルスタッペンをF1最年少ワールドチャンピオンにさせることを優先的に考えている。

    「ガスリーにとって唯一のホールはマックス・フェルスタッペンと自分を比較することだ」とジャック・ヴィルヌーヴは La Presse にコメント。

    「それは厳しいだろう。レッドブルは“チーム・フェルスタッペン”だからね。だが、彼はチャンスを掴んだわけだし、このレベルで目立てるかどうかは彼次第だ」

    だが、ジャック・ヴィルヌーヴは、そもそもレッドブル・ホンダの2019年のパフォーマンスに疑問符な残っていると認める。

    「サプライズはあるかもしれないが、4年間、人々はホンダにサプライズを期待してきた」とジャック・ヴィルヌーヴは語る。

    元F1ドライバーのミカ・ハッキネンもレッドブル・ホンダ、特にホンダのF1エンジンのパフォーマンスに懐疑的なオブザーバーのひとりだ。

    「テストの結果、ルノーがエンジンで達成したパフォーマンスを見れば、彼らは非常に良い状態にあると思う」とミカ・ハッキネンは AS にコメント。

    「レッドブルが正しい決断を下したのかどうかはわからない。それを解明するのは非常に興味深い」

  • 「レッドブル・レーシングがホンダのF1エンジンで勝てるかは大きな疑問」

    「レッドブル・レーシングがホンダのF1エンジンで勝てるかは大きな疑問」

    元F1ワールドチャンピオンのミカ・ハッキネンは、レッドブル・レーシングがホンダのF1エンジンでメルセデスやフェラーリに勝てるかについて疑問に思っており、レッドブルはルノーのF1エンジンを捨てたことを後悔するかもしれないと語る。

    今年でF1復帰以降5年目となるホンダは、スクーデリア・トロ・ロッソに加えて、レッドブル・レーシングというパートナーを新たに迎え、2チーム・4台体制で臨む。

    ホンダは、新しい契約によってレッドブル・レーシングだけがワークスステータスを得るわけではないと主張しているが、トロロッソはレッドブル・レーシングを助けるために犠牲となることを厭わないと発言している。

    しかし、ホンダのパッケージが、マックス・フェルスタッペン、もしくはピエール・ガスリーのチャンピオンシップを獲得を助けるための戦闘力を持っているかどうかにはまだ疑問が残っている。

    ミカ・ハッキネンもそう考えているオブザーバーのひとりだ。

    「最初はうまくいかないと思っていた。私はそこに大きな疑問を抱いていた」とミカ・ハッキネンはコメント。

    「しかし、彼らはホンダからの完全なワークスサポートを得ている。そして、それは成功を掴むための多くの自信をもたらしている」

    「ホンダはF1で長く、本当に難しい学習曲線を経験してきたし、実際にマクラーレンと本当に厳しい年月を過ごした。彼らは困難な道を歩んできた」

    「今、彼らはパフォーマンスを発揮していけるポジションにいると思う。だが、彼らはまだパワー面でフェラーリやメルセデスのパフォーマンスレベルにあるとは思わない」

    「ストレートに馬力が劣っていれば、他のクルマを追い越すのは難しい。それは事実だ。私は彼らがまだ馬力面でそのレベルにあるとは思わない」

    ミカ・ハッキネンは、レッドブルがルノーとのパートナーシップを解消したことを後悔することになるかもしれないとさえ考えている。

    「テストの結果と成し遂げたもの、エンジンパフォーマンスで提供しているものを見れば、ルノーは本当に強いと思う」

    「レッドブル、彼らは正しい決断をしたか? 彼らはルノーを置き去りにしてきたが、今、ルノーはそこに向かっている。

    「何が正しく、何が間違っていたか? 本当に面白くなるだろう」

  • ダニール・クビアト、レッドブル・レーシングへの復帰を除外せず

    ダニール・クビアト、レッドブル・レーシングへの復帰を除外せず

    ダニール・クビアトは、レッドブル・レーシングへの電撃復帰を除外してはいない。

    レッドブルのモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムーコ・マルコは、ダニール・クビアトのトロロッソでのF1復帰は“ラストチャンス”だと語っている。

    ダニール・クビアトは2014年にトロロッソからF1デビュー。翌2015年にレッドブル・レーシングに昇格したが、2016年のF1スペインGP前にマックス・フェルスタッペンと入れ替わるかたちで再びトロロッソに降格。その後、スランプを抜け出すことができず、2017年のF1アメリカGP後にレッドブルのプログラムを外されている。

    しかし、ダニール・クビアトは再びレッドブル・レーシングに復帰する可能性を除外してはおらず、マックス・フェルスタッペンのチームメイトになることは問題ないと述べた。

    「マックスとはとても仲良くしているよ」とダニール・クビアトは racingnews365 にコメント。

    「彼がF1で成し遂げたことを心からリスペクトしている。あのような若い年齢で達成したことにもね。とにかく魅力的に思える。素晴らしいチャレンジになるだろうね」

    だが、ダニール・クビアトはまず何よりも今週末のメルボルンでスタートする2019年のF1世界選手権で再び自分自身の実力を確立する決意だと語る。

    「まず第一に僕は今トロロッソにいる。ここの人々は僕がベストを尽くすに値するし、今は彼らのために全力を尽くしている」とダニール・クビアトはコメント。

    「まだ次のステップについて考えることはできない。でも、質問に答えるとすれば、もちろん、僕はそれ(レッドブル・レーシング昇格)を望んでいる」

  • レッドブル・ホンダ、F1中国GPで予定していたアップグレードを前倒し

    レッドブル・ホンダ、F1中国GPで予定していたアップグレードを前倒し

    レッドブル・ホンダは、今週末に2019年のF1世界選手権の開幕戦オーストラリアGPに向けて、当初は4月の第3戦中国GPで予定していたRB15へのアップグレードを前倒しで導入する。

    レッドブル・レーシングは、新しいF1エンジンサプライヤーであるホンダとのパートナーシップで強力なスタートを切れたことで、2019年シーズンの見通しについてすでに強気な発言を繰り返している。

    レッドブルのモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、エイドリアン・ニューウェイが“完全にやる気になっている”とし、新しいパーツを早く準備するために全力を尽くしていると ServusTV に語った。

    「メルボルンに向けてパーツをクルマを届けるというすべてのプレッシャーのおかげで、第3戦で計画されていたパーツが前倒しで完成した」

    ヘルムート・マルコは、レッドブル・ホンダ RB15の競争力について自信に満ちていると述べ、今季マシンはレッドブルが作ってきたなかで“最高”のマシンだと語る。

    「我々の楽観主義にい根拠のないものはない。レースディスタンスではフェラーリの後ろにいるが、メルセデスの前にいると私は見ている」とヘルムート・マルコはコメント。

    「パーツの効率と技術的な完成度を考えれば、RB15は確実にレッドブル・レーシングの歴史の中でベストかつ最も高価なマシンだ」

    「すべての段階ですべての従業員が『正しい軌道に戻った。今の我々自力で勝利を追い求めるチャンスがある』と確信していた」

    また、ヘルムート・マルコは、ホンダの進歩についてあまりに大げさに語られていると考えている批判家たちにも反論。今年のレッドブル・ホンダの目標は少なくとも5レースに勝つことだと改めて宣言した。

    「ホンダにそれを実現することはできないという多くの否定的な声があった。だが、我々はあのような完璧なテスト日を過ごせたことはこれまでなかった」とヘルムート・マルコはコメント。

    「より多くの馬力があった場合、今年を見据えなければならないのは当然のことだ。昨年は4勝を挙げた。5勝は現実的だ。さらに多くの勝利を収められることを願っている」