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  • エイドリアン・ニューウェイが語るアストンマーティン・ヴァルキリー

    エイドリアン・ニューウェイが語るアストンマーティン・ヴァルキリー

    世界最速域のハイパーカー『アストンマーティン・ヴァルキリー』誕生の背景をエイドリアン・ニューウェイが語った。

    エイドリアン・ニューウェイは多忙だ。レッドブル・レーシングのチーフテクニカルオフィサーとして、彼は同チームのマシン競争力を最大限に高めるべく身を粉にして働いている。

    その一方で、ニューウェイは2014年からそのエンジニアリングスキルを別のプロジェクトにも注いでおり、世界中のモータースポーツファン垂涎のロードカーを作り上げることにも成功している。

    ロードカーをデザインするというアイディアが生まれたきっかけは?
    ヴァルキリーは、ある週末の夜にホビーとして始まり、2014年8月のF1シーズンサマーブレイクを楽しんでいる間に、本格的なアイディアになった。その時にまず「さて、どんな方向性にするべきかな?」と考えたのだが、それまでの経験から、高性能スポーツカーのデザインが正しい方向に思えた。あとは、その車で何を成し遂げたいのかを考えていった。当然の目標は、サーキットへ持ち込んで極めて速いラップタイムを刻める車だった。他のどのロードカーよりも断然速い車をね。だが同時に、快適な車にしたいとも考えていた。ひとつの芸術品のような車を作りたいと思った。そのためには、現代のスーパーバイクのように、恐れ知らずの人以外の全員が、乗り込む前にちょっと危険を感じるようなものにする必要があった。気を引き締めなければ乗りこなせないマシンだ。乗る人の心拍数を高めるようなマシンにしたかった。

    どのように空想を現実へ変えたのでしょうか?
    休暇を終えて英国へ戻ると、シートポジションや大まかなメカニカルレイアウトなど、最初期のドローイングに取り組んだ。エアロダイナミクスを最適化するためにシャシーをなるべくスリムにしたかったので、最初に決めたのはドライバーの脚を上げるシートポジションだった。ちょうど我々がデザインしているレースカーのようにね。エンジンについてもかなり考えを巡らせた。技術的な視点から考えると、2つの可能性があった。ひとつはターボチャージャー付きV6で、もうひとつは自然吸気のV12だ。技術だけで判断すれば、両者に大きな違いはないが、V12の方が、振動の問題に振り回されずに、しっかりマウントできるという自信があった。また、V12は回転がスムーズで、V6では実現が難しいギアボックスのちょっとした調整も可能だった。ギアボックスの軽量化が実現できた。また、これは好みの問題だが、エンジンノイズもV12の方が好きだ。

    プロジェクトの規模が大きくなったのはいつだったのでしょう?
    レッドブル・アドバンスド・テクノロジーズと組んで、メカニカルデザインエンジニア1名、シミュレーションエンジニア1名、CFD担当エンジニア1名、サーフェイスデザイナー2名で構成された小規模なチームを編成した時だ。このチームが組めたことでパフォーマンスのシミュレーションを始められるようになり、シミュレーション上の初期目標を達成できることが分かった。それを9カ月間繰り返したあとの夏に『今の我々に何ができるだろうか? ここからどう進めるべきだろうか?』という疑問が生まれた。大きな2つの選択肢があった。Red Bull Racing単独で進めるか、それとも他社ブランドや自動車メーカーと組んで進めるかだ。クリスチャン・ホーナー(レッドブル・レーシグ チームプリンシパル)と私は、OEMがベターだと感じていた。なぜなら、自動車業界のOEMには、ディーラーシップや製品保証、法務などの知見が十分揃っているからだ。アストンマーティンを選んだ理由は極めてシンプルだった。英国のブランドで、我々のファクトリーからも30マイル(約48km)ほどしか離れていないからだ。また、過去にインフィニティとパートナーシップを結んでいた関係から、アンディ・パーマー博士をはじめとするアストンマーティン陣営とも面識があった。ごく自然なシナジーがあったというわけだ。想像できるかもしれないが、もちろん、お互いのカルチャーが噛み合わないことも何回かあった。F1チームの我々は、極めて迅速に仕事を進めていく。大きなリスクを取り、製造コストはあまり考慮しない。これは自動車業界とはほぼ真逆だ。

    快適なハイパーカーをデザインしたいとおっしゃいましたが、アストンマーティン ヴァルキリーは週末のちょっとした買い物にも適しているのでしょうか?
    渋滞に捕まった時に必要な低速域での取り扱いやすさと快適性を求めるなら、高回転のハイチューンエンジンは不要になる。
    そこで、我々は低速域のために電気モーターを搭載した。もちろん、これはパワーの向上や、その他の様々な機能のパフォーマンスも高めている。電気モーターがあれば、スターター用モーターやオルタネーターが不要になる。電気モーターを逆転させれば良いので、リバースギアも不要だ。このような小さなパーツを取り外していくことで、電気モーターによる重量増を相殺した。

    サーキット仕様のヴァルキリー AMR Proと通常のロードバージョンの違いは?
    シャシー、エンジン、サスペンションなどのメカニカルなベースは同じだが、ヴァルキリー AMR Proでは公道の走行許可や快適性の追求に必要なあらゆるものを取り去った。乗り心地を考慮する必要がなくなったので、サスペンションを硬くできた。つまり、より大きな入力を許容しつつ、ダウンフォースを高めることができた。基本的には、快適なロードカーにするために制限している部分を全て取り外していった。公道車に必要な部分を取り外したバージョンがヴァルキリー AMR Proだ。

    ヴァルキリー AMR Proで得られるドライビングエクスペリエンスはどのようなものになるのでしょう?
    サーキットでは、2シーター車の未踏の領域に踏み込む唯一のマシンになる。LMP1マシンを除いてね。しかし、ロードバージョンでも快適性と優れたルックスとサウンドを得られるはずだ。所有する誇りと愉楽を感じられる車、私たちはこれを目指している。

    ヴァルキリー AMR Proを購入するのはどのような層になるのでしょう? やはりF1ドライバーでしょうか?
    数名の現役ドライバーと元ドライバーが購入する予定だが、名前を明かすつもりはない。軽率な発言になってしまう。

    アストンマーティン ヴァルキリーの仕上がりには満足していますか?
    期待通りという意味では、イエスだ。歴史に残る名車として評価されることを望んでいる。

  • ホンダ | F1 第6戦 モナコGP 決勝レポート

    ホンダ | F1 第6戦 モナコGP 決勝レポート

    2019年のF1世界選手権 第6戦 モナコGPは、ホンダのPU(パワーユニット)を搭載するマシンが4台入賞を果たす一方で、レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンが終始トップ争いを演じながら、ピットストップ時の5秒加算ペナルティーにより表彰台を逃すなど、ポジティブ、ネガティブの両面があるレースになった。

    3番グリッドからスタートしたフェルスタッペンは、2番手奪取に向けて好スタートを切り、オーバーテイクを仕掛けたが惜しくも成功には至らず、結果的には3番手のままレースを続ける形になった。他車のクラッシュにより9周目にセーフティカーが導入されると、上位を走るマシンが一斉にピットイン。3番手を走るフェルスタッペンも前後のマシンと同じタイミングでピットインする。タイヤ交換を終えて1つポジションを上げた2番手で復帰するが、タイヤ交換終了後の発進時、後方からライバルが走行してくるタイミングでの発車が危険ということで、5秒加算のペナルティーという裁定が下された。その後は2番手のポジションから終始トップを走るハミルトンにアタックを続けるが、結果的に2番手でフィニッシュ。3番手、4番手のマシンもフェルスタッペンから5秒以内のタイムでフィニッシュしたため、ペナルティー加算後は4位でレースを終えた。

    8番グリッドからスタートしたピエール・ガスリーは、セーフティカー導入時にピットインしない戦略を選択。その後力強い走りを見せてポジションを5番手に上げる。レース終盤には後続との距離を離し、ニュータイヤに交換。5番手のポジションのまま復帰すると、そこからファステストラップを記録してレースを終えた。

    一方のトロロッソ・ホンダの2台も、セーフティカー導入時にガスリーと同じ戦略を取った。クビアトが7番グリッド、アルボンが10番グリッドからスタートし、すべてのマシンがピットストップを終えたレース後半にはそれぞれ7番手と8番手の位置で走行する。2台ともに6番手を走行する前のマシンに迫るが、オーバーテイクが極めて難しいモンテカルロ市街地コースではポジションを上げることは叶わず、そのまま7位と8位でレースをフィニッシュし、2台同時入賞を果たした。

    なお、ホンダF1エンジンを搭載するマシンの4台同時入賞は1987年のイギリスGP以来、4台揃っての8位以内でのフィニッシュは1991年のイギリスGP以来になる。

    田辺豊治 (ホンダF1 テクニカルディレクター)
    「今日のレースでは、Aston Martin Red Bull Racing とRed Bull Toro Rosso Hondaのすべてのマシンが完走し、4台同時入賞を果たしたことはポジティブにとらえています。一方で、フェルスタッペン選手がピットアウト時に5秒加算のペナルティーを受けてしまったことは残念に思っています。4台入賞という今日の結果からも分かるように、週末を通して両チームともいいパフォーマンスを見せ、レースも上手くまとめることができました。次のカナダGPは今回とはまた異なるタイプのサーキットになります。引き続きPUの開発をプッシュしていきたいと思います」

    アレクサンダー・アルボン (トロロッソ・ホンダ)
    「今日の戦略はすばらしく、チームには本当に感謝しています!今日はポイント獲得のチャンスがあるのは分かっていましたが、僕ら全員がいい仕事をして、しっかりと実現できました。ブレーキングが遅れたり、ロックアップしたりすればレースを終えることになってしまうので、どんなときでも、前のマシンに接近して走るのは難しいものです。今日一番苦労したのはタイヤマネージメントで、ソフトタイヤはあまり持たずにデグラデーションが始まって振動が起きてしまいました。それでも、ここでのレースは楽しかったですし、チームの2台ともポイントを獲得できたことはよかったです!」

    ダニール・クビアト (トロロッソ・ホンダ)
    「僕らは昨日の予選でとても力強く、その勢いのままいいレースができたので、とてもいい気分です。スタートではなす術がありませんでした。ガスリー選手がクリーンなブレーキングでアウト側から抜いてきたので、イン側にいた僕はラインを外すことができませんでした。それでも、今日は力強いレースができてとてもうれしいです。獲得できたポイント数にも満足していますし、チームワークも最高で、いいレースマネージメントができました。みんなからの声援もすごかったです!モナコで7位という結果はすばらしいことです。この数週間、どこを改善すべきか、僕はどうしたら速く走れるのかを解明するために懸命に取り組み、それが実りました。これを毎週継続していく必要がありますし、そうすればポイントをさらに重ねていけるはずです。マシンのパフォーマンスはいいので、このままの方向性で改善を続けていくことが必要です」

    ピエール・ガスリー (レッドブル・ホンダ)
    「今日はとてもいい一日で、ポジションを上げるのが難しいモナコで8番手スタートから5位でフィニッシュできたことに満足しています。僕らには、優れた戦略とすばらしいマシンがありました。このコースをこれだけ速いマシンで走るのは楽しかったですし、終盤でもハードにプッシュできて、かなり速いタイムをマークしたことで、8番手からでもトップと10秒以内の差でフィニッシュすることができました。今日はとてもうれしいですし、今後のレースウイークでも同じようなパフォーマンスを発揮していけるよう、取り組みを継続していきます」

    マックス・フェルスタッペン (レッドブル・ホンダ)
    「今日は全力を尽くしましたし、楽しいレースになりました。僕らはすごく競争力がありましたし、前のマシンにプレッシャーをかけ続けて、優勝争いを楽しむことができました。ルイス(ハミルトン選手)と戦うのはとても大変ですが、僕はプッシュし続け、彼がミスをするように攻め続けました。彼のタイヤを少しでも消耗させれば、仕掛けるチャンスはあると見ていました。いくつかのコーナーではすごく遅くなっていたので、そこで行けるかと思ったのですが、十分に近づくことができませんでした。残り数周になったとき、ここで行くしかないと仕掛けてみました。やや接触してしまいましたが、ダメージがなくてよかったです。ピットストップでのペナルティーは不運でしたが、チームは何も間違ったことをしていないし、あのように狭いピットレーンでは起こり得ることだと思います。もちろん、表彰台に上りたかったのですが、レースは楽しめましたし、こうした展開では勝つことも負けることもあるものです。もう数周あれば捉えられたと言われるかもしれませんが、僕は全力を尽くしましたし、できることはすべてやりきったつもりです。レースウイークを通じて、チームは最高の仕事を成し遂げてくれましたし、全員が勝つためにすべてを出し尽くしました」

  • マックス・フェルスタッペン 「2位に値したレースだったので残念」

    マックス・フェルスタッペン 「2位に値したレースだったので残念」

    レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンが、4位で終えたF1モナコGPの決勝レースを振り返った。

    3番グリッドからスタートしたマックス・フェルスタッペンは、セーフティカーが導入された際のピットストップでバルテリ・ボッタス(メルセデス)を抜いて2番手に浮上。だが、そこでボッタスと接触があり、アンセーフリリースによって5秒加算ペナルティを科せられた。

    表彰台を獲得するためには4番手のマシンに5秒以上の差をつける必要のあったマックス・フェルスタッペンは、トップのルイス・ハミルトン((メルセデス)を抜いてそのギャップを築きたいところだが、オーバーテイクがほぼ不可能なモナコでは実現せず。66周にわたってミディアムタイヤに苦しむハミルトンの1秒以内のつけて走行を続けたが、2位でチェッカー。後続との差も広げられず、4位でレースを終えた。

    「タイムペナルティは残念だったけど、今日はルイスを抜くために全力を尽くした」とマックス・フェルスタッペンはコメント。

    「彼の方が軟らかいタイヤで走っていて、タイヤをセーブするためにゆっくり走らなければならないことはわかっていた。ピットストップ後にプッシュしていった。ルイスはそれによって速く走らなければならず、タイアが厳しくなっていた。彼が特定のポイントで苦労して、その瞬間にアタックを開始できることがわかった」

    「トンネルに入ってアタックを開始するために十分に近づけないことが問題だったし、とにかくプレッシャーをかけつづけようとしていた。彼のフロアの底と僕のフロントウイングがほぼ接触していたけど、それでもここでは捕えることができないい。残り数周でトライしようと考えたけど、お互いに接触してしまった」

    結果的に5秒加算ペナルティによって4位となったマックス・フェルスタッペンだが、週末をポジティブなフィーリングで振り返る。

    「僕たちはレース全体で2位に値していたので残念だ。僕たちも本当に速かった。良いレースだったし、僕たちのスピードとパフォーマンスを見れば、良くやったと思う」

    果敢な走りを見せたマックス・フェルスタッペンは、今季2度目のドライバー・オブ・ザ・デーに選出されている。

    関連:F1モナコGP 結果 | ルイス・ハミルトンがニキ・ラウダに捧げる勝利

  • ホンダ | 2019年 F1モナコGP 予選レポート

    ホンダ | 2019年 F1モナコGP 予選レポート

    ホンダは、F1モナコGPの予選でレッドブル・レーシングとスクーデリア・トロ・ロッソの4台全てが今季初めて予選Q3に進出するなど、決勝に向けて力強いリザルトを獲得した。

    レッドブル・レーシングはトップに近いところで予選を続け、Q2ではマックス・フェルスタッペンがトップタイムを記録。しかしながら、Q3では若干のトラフィックなどの影響もあり、明日のレースはメルセデスの2台に次ぐ3番グリッドからスタートすることになった。

    一方のピエール・ガスリーは4番手のセバスチャン・ベッテルからわずか0.1秒及ばず5番手を獲得したが、Q2にて他車の走行を妨害したことによるペナルティで予選後に3グリッド降格が決定。明日は8番グリッドからスタートする。

    週末を通していいパフォーマンスを見せてきたスクーデリア・トロ・ロッソはQ1とQ2でも力強い走りを見せ、2台がQ3進出。ダニール・クビアトのQ3のタイムは5番手のガスリーに対して0.2秒及ばないのみだったが、僅差の争いだったために8番手タイム。その後のガスリーのグリッド降格によりレースは7番グリッドからスタートする。

    初めてのQ3進出となったアレックス・アルボンは10番グリッドを獲得した。

    田辺豊治 (ホンダF1 テクニカルディレクター)
    「グリッドポジションが重要となるモナコGPで、今年初めての4台全てQ3進出、フェルスタッペン選手の3番グリッド獲得など、レースに向けてポジティブな予選結果になりました。いいパフォーマンスを見せたドライバーはもちろんですが、ここまでマシンを仕上げてくれた両チームに感謝しています。PUとしてもドライバビリティが重要になるこのサーキットでセッティングを合わせ込むことができました。明日は78周と長いレースになりますし、ストリートサーキットですので様々なことが起こりうるため、今晩さらに分析を進めてあらゆる事態に備えます。レースでは、まずは4台がきちんと完走し、いいレース結果を得られればと思っています」

    アレクサンダー・アルボン (トロロッソ・ホンダ)
    「初めてのQ3進出はうれしいのですが、木曜のフリー走行のようにいいリズムで走ることができず、簡単ではありませんでした。タイヤをうまく温められず、セッションの大部分で後方にいました。セクター3で遅れてしまったことでタイヤが冷えてしまい、1コーナーの飛び込みに自信がありませんでした。しかし、モナコで10番手というのはいい結果につながると思うので、満足しています」

    ダニール・クビアト (トロロッソ・ホンダ)
    「今日の予選にはとても満足しています。僕とエンジニア達との間で、すばらしいチームワークを発揮できた結果だと思います。木曜日のフリー走行で感触がよくなかった部分をチームがしっかり分析し、僕がいいパフォーマンスを発揮できるよう、求めていた通りのセットアップにしてくれました。3戦連続でQ3進出となったので、自分のパフォーマンスに満足しています。明日も予選の結果を活かして、ポイントを獲得できたらと思います」

    ピエール・ガスリー (レッドブル・ホンダ)
    「5番手に入れて、かなりいい予選だったと思います。あと0.1秒で4番手のセバスチャン(ベッテル)を超えられたのですが、すべてのセクターをうまくまとめることができず、予選のラップにはあまり満足していません。パフォーマンスがよくなっているように見えますし、まだまだ上を目指せると思います。エンジニアと協力して、限界まで攻められるマシンのバランスを見つけられるよう努力しています。明日は雨が降る可能性がありますが、本当に降るならば降ってくれてもいいかなと思っています。ここで雨が降れば面白い展開になるでしょう。ロングランではかなりいいペースなのですが、このサーキットで順位を上げる最大のチャンスはスタートだと思うので、そこで上位に上がれればと考えています。」
    ※ ピエール・ガスリーは予選後の裁定により3グリッド降格で決勝をスタート

    マックス・フェルスタッペン (レッドブル・ホンダ)
    「エキサイティングな予選でしたし、3番グリッドは今の僕たちの力を最大限に出し切った上でのリザルトでした。チーム全員が非常に頑張って仕事をしてくれていたので、この結果を喜んでくれていたらと思いますし特にメカニックはすばらしい仕事をしてくれました。もちろん、レーシングドライバーとしてはポールポジションをとりたいところですが、現実をしっかり見なくてはいけません。Q2ではトップタイムになれてよかったですが、メルセデス勢にはまだ余裕があると分かっていました。Q3ではタイヤを温めきれず、タイムロスをしてしまいました。ただ、どちらにせよフロントローに並ぶには実力が足りていなかったと思います。全体的にマシンの調子はいいですし、さらなる改善のためにプッシュし続けていきます。このコースでオーバーテイクをするのは難しいので、レースで順位を上げることは非常に困難でしょう。しかし、メルセデス勢の近くにとどまっていられれば、戦略しだいでチャンスがあると思います。レースでどんな展開になろうと、最高の結果を得るために一生懸命努力します」

    関連:【動画】 2019年 F1モナコGP 予選 ハイライト

  • レッドブル・ホンダ 「ここまでのシーズンでベストな予選リザルト」

    レッドブル・ホンダ 「ここまでのシーズンでベストな予選リザルト」

    レッドブル・ホンダのF1チーム代表クリスチャン・ホーナーが、F1モナコGPの予選を振り返った。

    レッドブル・ホンダはトップに近いところで予選を続け、Q2ではマックス・フェルスタッペンがトップタイムを記録。しかしながら、Q3では若干のトラフィックなどの影響もあり、明日のレースはメルセデスの2台に次ぐ3番グリッドからスタートすることになった。

    一方のピエール・ガスリーは4番手のセバスチャン・ベッテルからわずか0.1秒及ばず5番手を獲得したが、Q2にて他車の走行を妨害したことによるペナルティで予選後に3グリッド降格が決定。明日は8番グリッドからスタートする。

    「3番手と5番手は明日にむけてまずまずのグリッドポジションであり、ここまでのシーズンでベストな予選結果だ」とクリスチャン・ホーナーはコメント。

    「マックスはQ1でかなり印象的だったし、Q2では最速だった。残念ながら、Q3はプレパレーションラップのトラフィックによって我々にとって最もクリーンなものではなかった。それでも、2列目グリッドのクリーンな側はモナコGPをスタートするには素晴らしい場所だ」

    「ピエールはここまで印象的な週末を過ごしており、僅差の予選5番手だった。この強力なパフォーマンスは彼のこれまでF1でのベストな予選リザルトを表している」

    「明日の予報は少し変動しやすそうなので、物事をより面白くする可能性がある」

    関連:F1モナコGP 予選 | ルイス・ハミルトンが気迫の走りでPP獲得

  • レッドブル・ホンダ 「メルセデスに少しでもプレッシャーをかけたい」

    レッドブル・ホンダ 「メルセデスに少しでもプレッシャーをかけたい」

    レッドブル・ホンダのF1チーム代表クリスチャン・ホーナーが、F1モナコGP初日のフリー走行を振り返った。

    レッドブル・ホンダは、ピエール・ガスリーがFP2で4番手タイムを記録。マックス・フェルスタッペンは、FP1でトップと0.059秒差の2番手タイムをマーク。FP2では車体側に水漏れが見つかり、修復に時間を取られたが、セッション終盤で走行を再開し、6番手で終えている。

    「冬にホンダにエンジンを交換して以降、力強いスタートが切れていると思う。我々は非常に一貫性があると思うし、2つの表彰台、それ以外のグランプリでは4位でフィニッシュしている」とクリスチャン・ホーナーはコメント。

    「当然、バルセロナでいくつかアップグレードを投入したことでそれらの最適化を試みなければならないし、モンテカルロは常に我々がパフォーマンスを発揮してきたトラックだ」

    「1回目のプラクティスは励みになるものだったが、メルセデスのパフォーマンス、特にバルセロナの低速セクターでのパフォーマンスを見ると、彼らはこのイベントで絶対的な優勝候補だと思うし、彼らにある程度近づいて、少しでもプレッシャーをかけることが週末にむけての我々の目標であることは確かだ」

    昨年、マックス・フェルスタッペンは、FP3でクラッシュを喫して予選に出場することができなかった。

    「マックスのここのトラックでの実績はトリッキーなものだったし、特に昨年は彼にとって厳しい週末だったと思う」とクリスチャン・ホーナーはコメント。

    「我々は1回目のセッションで有望なペースがあった。今年、メルセデスは力強いクルマを持っていると思うが、マックスは絶好調だし、信じられないほいい走りをしている。彼らに近づくという意味はシーズン開幕以来のベストチャンスかもしれないし、少しでもプレッシャーをかけられることを期待している。初日のセッションを土台にして、残りの週末を構築していけることを願っている」

    関連:
    ・F1モナコGP FP2 結果:ハミルトンが最速&メルセデスが盤石のワンツー
    ・F1モナコGP FP1 結果:ルイス・ハミルトンがトップタイム

  • レッドブル「2021年の新レギュレーションは6月に確定する可能性が高い」

    レッドブル「2021年の新レギュレーションは6月に確定する可能性が高い」

    レッドブル・レーシングのF1チーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーっは、2021年のF1レギュレーションの確定を遅らせることを求めてはいるが、実際には6月に承認されることになると考えている。

    F1は2年後に大幅なオーバーオールを予定しているが、計画の早期リリースはリソースの多いトップチームの準備に有利に働く可能性があるという懸念の声が挙がっている。

    そのため、クリスチャン・ホーナーは、新レギュレーションの確定を12月まで遅らせることを推進してきたが、最初のタイムフレームである6月になる可能性が高いと語った。

    「現時点では6月になりそうだ。必然的にリソースの多いチームは少ないチームよりも早くに検討することができる。そのため、10月頃にリリースされることを強く望んでいた」とクリスチャン・ホーナーはコメント。

    「6月に確定し、10月にアップデートされる可能性が高くなっている」

  • レッドブル・ホンダ 「クルマの理解を深めて今後の開発を評価した」

    レッドブル・ホンダ 「クルマの理解を深めて今後の開発を評価した」

    レッドブル・ホンダのシミュレーター エンジニアリング部門のグループリーダーを務めるサイモン・レニーが、F1バルセロナ インシーズンテスト2日目の作業を振り返った。

    2日目のレッドブル・ホンダのテストは、今季日本のスーパーフォーミュラに参戦するジュニアドライバーのダニエル・ティクトゥムが担当した。ティクトゥムは午前中トラブルにより、一時マシンを止めた時間帯もあったが、午後のセッションの途中から復帰し、合計79周を走行した。

    「今日はフルに空力テストプログラムを実施した。そのいくつかはクルマの理解に関するもの、残りは今後の開発を評価するためのものだった」とサイモン・レニーはコメント。

    「午後に発生した問題によって数時間ガレージで待機することになり、走行時間を失ってしまったのは残念だったが、非常に有益な走行ができた」

    「ダンは非常に良い一日を過ごした。バーレーンでのテストと同様に彼は我々が求めるすべてに応えてくれた。マスターしなければならない多くの複雑な手順があったが、彼はそれを完璧にこなした」

    「4月の序盤から彼がクルマが改善していると感じるエリアを我々に関連付けることができたので、バーレーンテストから6週間後に彼をクルマに乗せるのは興味深いことだった」

    関連:F1バルセロナテスト 2日目 結果 | ニキータ・マゼピンがトップタイム

  • マックス・フェルスタッペン 「勝ちたいけど現状では達成できない」

    マックス・フェルスタッペン 「勝ちたいけど現状では達成できない」

    マックス・フェルスタッペンは、ホンダのF1エンジンを獲得した今年のレッドブル・レーシングは大きく改善したとみとめつつも、メルセデスのF1エンジンがベンチマークであり続けている現状においてすぐに勝てるという幻想は抱いていないと語る。

    F1スペインGPでフェラーリを倒して3位表彰台を達成したマックス・フェルスタッペンだが、開幕から55戦連続で1-2フィニッシュを達成したメルセデスに挑むことはできなかった。

    「予選はかなりいい感じだったし、僕たちはフェラーリのすぐ後ろにいた。メルセデスは速すぎたね。でも、全体的にかなり満足することができた」とマックス・フェルスタッペンは自身の公式サイトでF1スペインGPの週末を振り返った。

    「もちろん、個人的は常に勝ちたいし、1位でフィニッシュしたい。でも、今はそれを達成することはできない。最終的に僕たちはレース後に表彰台に立つことができたし、それは素晴らしいことだ」

    「スタートはかなり良かった。前の3台が一緒にターン1に入っていたので『何が起こるか見守ってみみよう』と考えた」

    「その後、しばらく身動きが取れなかったけど、コーナーの立ち上がりで良いポジションに着けることがでいたし、ターン3でアウトサイドをとることができた」

    「セバスチャンはバルテリ・ボッタスのダーティエアの中にいて多くのダウンフォースを失っていた。アウトサイドで2台を抜くことができたし、自分のラインをとることができた。それが表彰台に繋がった」

    次戦のモナコは過去数年でレッドブルが強さを発揮したサーキットだ。しかし、今年は空力マシンとのしての特性を失っており、逆にメルセデスがカタルニア・サーキットの低速のセクター3で圧倒的な強さをみせたことで、優勝候補と目されている。

    レッドブルのF1チーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーは「これからメルセデスがベンチマークとなるモナコまでにやるべきことがたくさんあるのは明らかだが、引き続き、ギャップを縮めていければと思っている」と語った。

  • レッドブル・ホンダ 「レース週末には試せない様々なセットアップを検討」

    レッドブル・ホンダ 「レース週末には試せない様々なセットアップを検討」

    レッドブル・ホンダのシミュレーター エンジニアリング部門のグループリーダーを務めるサイモン・レニーが、バルセロナで開催されたインシーズンテスト初日の作業を振り返った。

    レッドブル・ホンダは、ピエール・ガスリーが走行を担当。残り70分でトランスミッションと見られるトラブルで最終シケインでストップして早めにテストを切り上げることになったガスリーだが、C3タイヤでトップから2.629秒差の5番手タイムとなる1分18秒140を記録した。

    「レース週末には不可能だがクルマで試してみたいことは常にある。そのため、ここスペインでのレース週末に学んだことに基づき、残りのシーズンにわたって全体的なパフォーマンスを向上させると考えている様々なセットアップのコンセプトを検討することが今日のプランだった」とサイモン・レニーはコメント。

    「それらの変更に取り組んだことでピエールとガレージの全員にとってかなり激しいスケジュールとなったが、多くのことを消化し、良いデータを得ることができた」

    「午前中、ピエールは先週ミディアムタイヤとしてノミネートされていたC3コンパウンドで走行した。午後には停止するまでC1コンパウンドで短時間の空力走行を行った後、C3タイヤに集中した。現在、原因を調査しているところだが、明日のセッションで再び走行するのは確実だ」

    関連:F1バルセロナテスト 1日目 結果 | バルテリ・ボッタスがトップタイム