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  • マックス・フェルスタッペンのミスに「トップドライバーならやらない」

    マックス・フェルスタッペンのミスに「トップドライバーならやらない」

    メルセデスのルイス・ハミルトンは、F1中国GP決勝でのマックス・フェルスタッペンでのターン7での動きは“トップドライバーならやらない”走りだと一刀両断した。

    レッドブルは、30周目のトロロッソ・ホンダの同士討ちで入ったセーフティカーのタイミングでピットインでダブルストップを敢行。新品のソフトタイヤで1ストップの上位勢へのアタックを開始した。

    だが、ダニエル・リカルドがクリーンで鮮やかなオーバーテイクを連発する一方で、マックス・フェルスタッペンはやや強引な追い抜きを仕掛けて失敗した。

    マックス・フェルスタッペンは、ターン7でアウト側からルイス・ハミルトンにオーバーテイクを仕掛けたが、コースオフを喫している。

    「ターン8の方がオーバーテイクの可能性があるよね。実際、ターン7のアウトサイドはラインが汚れている」とルイス・ハミルトンはコメント。

    「とても速いし、長いコーナーだ。以前にあそこでアウトサイドから仕掛けたドライバーはいないと思う。あそこで彼のことは見てさえいなかったし、いつも通りにコーナーを回っていた」

    「リプレイを見たけど、彼があそこで何をやれると思ったのか理解できない。でも、僕にとっては問題ではなかった」

    「まぁ、彼の走りには感謝しているけどね。おかげで今日はあまり多くのポイントを失わずに済んだ」

    マックス・フェルスタッペンは、その後、セバスチャン・ベッテルにオーバーテイクを仕掛けた際に接触。10秒ペナルティを科せられたことで、ハミルトンの前の4位でフィニッシュしたものの、最終的に5位でレースを終えている。

    ルイス・ハミルトンは、マックス・フェルスタッペンとセバスチャン・ベッテルの接触に巻き込まれることを心配していたと語る。

    「彼らのクラッシュに巻き込まれることを心配していた。特に彼らは方向展開しようとしていたし、それに巻き込まれるかもしれないと思った。安全に通過できたけどね」

    「エイペックスに向かっているときに二人が僕に向かってくるのが見えた」

    「僕は『キミがやったようにタイトにコーナーを回ることはできないな』と思ったし、左に避けなければならなかった」

    関連:F1中国GP 結果:ダニエル・リカルドが大逆転優勝!

  • レッドブル、リカルドが感動の逆転優勝:F1中国GP 決勝レポート

    レッドブル、リカルドが感動の逆転優勝:F1中国GP 決勝レポート

    レッドブル・レーシングは、F1中国GPの決勝レースで、ダニエル・リカルドが優勝、マックス・フェルスタッペンが5位でレースを終えた。

    ダニエル・リカルド (優勝)
    「とても楽しいレースだった。かなり楽しいかったね。やっと勝利を信じられるようになったところだ。昨日の僕たちの立場からは今日僕たちがこの場所にいるなんて信じられなかっただろう。僕にとってだけでなく、メカニックやエンジニアにとってもこの結果は大きなご褒美だ。本当に彼らが勝ち取った勝利だ」

    「今日のピットストップや戦略だけでなく、昨日の予選に出られたことで勝利を争うことができるようになったし、彼らもとても誇りに思っているはずだ。フリープラクティスの問題は彼らのせいではなかったけど、彼らのハードワークのすべてが今日の結果を実現した。レースのスタートでは表彰台を争えるかもしれないと考えていたけど、まさか勝てるとは思っていなかった。セーフティカーの後のレースの展開を見て、僕たちにチャンスがあることがわかった。一度勝利の匂いを嗅いだら、もう逃すつもりなかった。チームはセーティカー中に非常に迅速に決定して2台をピットストップに入れたし、その決断が勝利をたぐり寄せた。多くの感情がこみ上げている。インラップでは笑っているだけであまり言葉は出てこなかったけど、表彰台では泣きそうだったし、記者会見ではレース全体のことっや先週のことも考えていた。このスポーツがいかに失望を感じさせて、いかに気持ちを高めてくれるかをね。今夜は全員でお祝いすることができるね」

    マックス・フェルスタッペン (5位)
    「今日は望んでいた結果ではなかったし、僕たちはダブル表彰台の大きなチャンスを逃した。アウトサイドからルイスを抜こうとしたけど、あまりにマーブルが多くてちょっと脹らんでしまった。良いポジションにいたのにダニエルにポジションを奪われることになって悔しかった。それでもまだ1位と2位でフィニッシュする可能性はあったけど、残念ながら、ミスをしてしまった。セブがちょっとタイヤに苦しんでいたので、チャンスがあることはわかっていたし、インサイドから彼を抜こうとしたけど、リアがロックして彼にぶつかってしまった。このようなレース結果になってしまい自分自身に失望している。今日、チームはすべてを完璧に実行していたし、僕たちには素晴らしい戦略があり、クルマもうまくう機能していたので本当に残念だ。現時点では僕の思うように行っていないので、気持ちを切り替えて、分析して、強さを取り戻したい。このような力強い週末を過ごしたチーム、そしてもちろんレースに勝ったダニエルは本当に見事だった」

    ダニエル・リカルドダニエル・リカルド シューイ
    関連:F1中国GP 結果:ダニエル・リカルドが大逆転優勝!

  • 【動画】 ダニエル・リカルドが魅せた華麗なオーバーテイクショー

    【動画】 ダニエル・リカルドが魅せた華麗なオーバーテイクショー

    レッドブル・レーシングのダニエル・リカルドは、F1中国GPの決勝でオーバーテイクを連発して勝利を手にした。

    土曜日のプラクティス3でターボが故障して予選出走すら危ぶまれたダニエル・リカルドが、その24時間後に見事なレースをみせた。6番グリッドからウルトラソフトでスタートしたダニエル・リカルドは、6番手を走行していた17周目にチームメイトのマックス・フェルスタッペンと同一周にピットイン。ミディアムにタイヤを交換する。

    キミ・ライコネンのピットインで5番手に順位を上げていた30周目にトロロッソ勢の同士討ちでセーフティカーが導入。そのタイミングで再びマックス・フェルスタッペンと同時にピットインしてソフトタイヤに交換。一旦6番手に順位を下げる。

    だが、そこからソフトタイヤで素晴らしいレースペースを発揮。36周目にキミ・ライコネンをストレートで交わすと、ルイス・ハミルトンとのバトルでコースオフして後退したマックス・フェルスタッペンに代わって39周目にヘアピンでルイス・ハミルトンをパス。41周目にはセバスチャン・ベッテルをバックストレートで攻略して2番手に浮上する。

    圧巻はバルテリ・ボッタスへのオーバーテイク。残り12周でボッタスのミスの乗じてDRS圏内に入ったダニエル・リカルドは、ターン4で鋭くインをついて攻略。その後はボッタスに8.8秒差をつけてチェッカー。圧巻の走りで通算6勝目を挙げた。

    ダニエル・リカルド オーバーテイク (2018年 F1中国グランプ)

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  • レッドブル・レーシング:F1中国GP 予選レポート

    レッドブル・レーシング:F1中国GP 予選レポート

    レッドブル・レーシングは、F1中国GPの予選で、マックス・フェルスタッペンが5番手、ダニエル・リカルドが6番手だった。

    マックス・フェルスタッペン (5番手)
    「今日、僕たちは良いマシンバランスとフィーリングを達成したし、これ以上の結果は難しかったと思う。5番グリッドはかなり現実的だし、僕たちがいるべき場所だと思う。Q3ではエンジンが最大限のパフォーマンスを発揮していたようには思えない。それがあれば、もう少しタイムを見い出せたと思っている」

    「僕たちは両方のストレートでタイムを失っていたし、それをコースの他のエリカで補うことは難しい。コーナーが重要なことはわかっていたけど、その差を埋め合わせるには十分ではなかった。全体的に悪い予選ではなかったと思う。フェラーリはとても速かったけど、僕たちは最後にメルセデスからそれほど離れていなかった。彼らはレースでエンジンモードを使うことはできないので、ロングランのペースに基づけば、僕たちは前のクルマにもっと近づけるはずだ。僕たちには異なる戦略があるし、1ストップ、もしくは2ストップの可能性もある。天候とデグラデーション次第で状況は変わってくるだろう。クリーンなスタートを切れることを願ってるし、そこから順位を上げて、表彰台を獲得できるかどうか見てみなければならない」

    ダニエル・リカルド (6番手)
    「予選に出ることができて嬉しいし、あのような素晴らしい仕事をしてくれたメカニックに感謝したい。彼らは何度もエンジン交換の記録を破ってきたし、今日もそれをやってのけた。午後2時になって、スタッフは準備をしていると言っていたけど、それを本当に実現するとは思っていなかった。出れるとは思っていなかったけど、走る準備はしていたし、それができたときには興奮した。午前中に起こったことはメカニックのせいではなかったけど、彼らには時間内にクルマに新しいエンジンを載せなければならないというあらゆるプレッシャーがかかっていたと思うけど、とても良い仕事をしてくれた。最終的に比較的拮抗していたし、僕たちはトップ6のテールエンドだ。理想的とは言えないけど、すべてのことを考えれば悪い午後ではなかったと思うし、僕を走らせてくれたチームにとにかく感謝している。僕が理解しているところでは、明日は僕たちの前は全員がソフトでスタートして、僕とマックスはウルトラソフトでスタートする。戦略が大きな役割を果たすのは間違いないし、それが表彰台を獲得する助けになってくれることを願っている」

    関連:F1中国GP 予選:セバスチャン・ベッテルが2戦連続ポールポジション!

  • レッドブル 「リカルドのエンジン交換が間に合ったのは“奇跡的”」

    レッドブル 「リカルドのエンジン交換が間に合ったのは“奇跡的”」

    レッドブル・レーシングのチーム代表クリスチャン・ホーナーは、F1中国GPの予選までにダニエル・リカルドのマシンのパワーユニットを交換したメカニックの作業は“奇跡的”だったと称賛した。

    ダニエル・リカルドは、午前中に行われたフリー走行3回目の中盤にターボが故障。予選にむけてパワーユニットを交換するために残された時間は2時間しかなかった。

    しかし、ダニエル・リカルドのメカニックは、なんとかパワーユニットの交換を間に合わせ、リカルドは予選Q1の残り3分でコースイン。順当にQ3まで駒を進めて6番グリッドを獲得した。

    クリスチャン・ホーナーは、レッドブルのメカニックたちの努力は“奇跡的”だと称賛。リカルドの担当メカニックだけでなく、フェルスタッペンを担当するメカニックも協力して作業を行ったことを明らかにした。

    「我々が今日達成したことは奇跡的だ」とクリスチャン・ホーナーはコメント。

    「エンジンを交換するためには、エンジンをきれいに整えてマシンに搭載するためのかなり多くの作業がある。ヘラクレスのようだった」

    「マックスのメカニックたちも、やれるタイミングと場所で協力していた。それはチームとして重要なことだ。今日の予選での最大の結果は、実際にはその功績を成し遂げたことだった」

    そのような混乱があったにも関わらず、ダニエル・リカルドはマックス・フェルスタッペンから0.2秒遅れの6番グリッドを獲得している。

    「メカニックたちはとてもうまくやってくれた。彼らはお祝いしているはずだ」とダニエル・リカルドはコメント。

    「彼らは素晴らしい仕事をした。午前中に起こったことはメカニックにはどうにもできないことだった。彼らがボルトを締め上げなかったからではないからね」

    「2時間でエンジンを交換するのはあらゆるプレッシャーがかかることだ。彼らはとてもうまくやってくれた。僕たちに優れたクルーがいてくれることに感謝している。6番手が最後尾の20番手よりもいいのは間違いないことだ」

  • 【動画】 ダニエル・リカルドにエンジントラブル / F1中国GP

    【動画】 ダニエル・リカルドにエンジントラブル / F1中国GP

    レッドブル・レーシングのダニエル・リカルドは、F1中国GPのフリー走行3回目にターボ関連とみられるエンジントラブルに見舞われてストップ。チーム代表のクリスチャン・ホーナーは、予選までにパワーユニットを入れ替えるには“奇跡”を起こす必要があると語る。

    ダニエル・リカルドは、F1中国GPのフリー走行中盤にマシンリアから白煙を上げてストップ。原因はターボの故障と見られ、レッドブルは予選までの2時間でパワーユニットを交換することを強いられている。

    「ターボの故障の疑いがあるが、それは現時点での分析だ」とレッドブル・レーシングのチーム代表クリスチャン・ホーナーはコメント。

    「内燃エンジンにダメージが及んでいるかどうかは時間が経たなければわからない。現時点ではターボに関連しているように見えるのは確かだ」

    「スタッフたちはこれから予選にむけて奇跡を起こさなければならない。破片を取り除き、データを入手し、それを調べて、最終決定をしなければならない。予選までにそれを試みるのは大きなタスクだ」

    ルノーのF1パワーユニットのトラブルにフラストレーションを感じているかと質問されたクリスチャン・ホーナーは「2戦連続だからね。前回のレースではエネルギーストアに問題が発生したが、ここでは予選に向かう前ですら問題が発生した。まだ3レース目だし、失望しているのは理解してもらえるだろう」

  • レッドブル・レーシング:F1中国GP 金曜フリー走行レポート

    レッドブル・レーシング:F1中国GP 金曜フリー走行レポート

    レッドブル・レーシングは、F1中国GPの2回のフリー走行で、マックス・フェルスタッペンが5番手/5番手タイム、4番手/9番手タイムだった。

    マックス・フェルスタッペン (5番手/5番手)
    「今日は1回目のセッションでは少し時間をかけてクルマのセットアップの理解を深めることに取り組んだ。一日の終わりまでにペースは良くなったと思うし、クルマのパフォーマンスには満足していいと思う」

    「問題なく一日の走行を終えられるのは常に良いことだし、僕たちはそこまで離れていないと思う。2回目のセッションの終盤に雨が降ってくるまでになんとか長めのスティントをはめ込むことができていたし、ステイアウトする必要は感じなかった。今回もロングランはとてもポジティブだったし、かなり快適に感じている。バランスをもっと良くするためにショートランを微調整すればうまくいくはずだ。とにかくこのトラックはオーバーテイクがしやすいので、僕たちのペースを判断すれば、良いレースができると思う」

    ダニエル・リカルド (4番手/9番手)
    「午前中の半分と午後の半分は良かった。全体的に硬めのコンパウンドの方が快適だったけど、ウルトラソフトを装着するとあまりスピードは得られなかったので、僕たちがどこで失っているかを理解して、もう少しタイムを見つける必要がある。クルマの乗っていて正しく感じていないはもちろんわかっているけど、今は答えを見つけて、明日にむえてそれを変更する必要がある。ロングランの方が良かったし、スピードを見つけられると自信を持っている。全体的にそれほど悪くはなさそうだし、フェラーリとメルセデスと戦えることを期待している」

    関連:
    ・F1中国GP フリー走行2回目:ルイス・ハミルトンがトップタイム
    ・F1中国GP フリー走行1回目:ルイス・ハミルトンがトップタイム

  • レッドブル 「マクラーレンがホンダを切ったのは戦略的ミス」

    レッドブル 「マクラーレンがホンダを切ったのは戦略的ミス」

    レッドブルのモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、マクラーレンの2018年F1マシンが“それほど良くない”のは明らかだと語る。

    マクラーレンは、打倒レッドブルを目標にバーレーンに乗り込んだが、最終的には元エンジンパートナーのホンダのF1パワーユニットを新たに搭載するトロロッソに完敗を喫することになった。

    「アロンソ氏はレッドブルを攻撃したかったみたいだが、彼はトロロッソの後ろにいたね」とヘルムート・マルコは Auto Motor und Sport にコメント。

    「マクラーレンはそれほど良くないようだ。ホンダのエンジンだけが彼らを遅くしていたわけではないようだね。ルノーを搭載してもまだストレートで遅いんだからね」

    レッドブル・レーシングは、2019年にルノーからホンダにF1パワーユニットを変更することを検討している。

    マクラーレンのファンは、マクラーレンのファンは、ホンダと決別したタイミングが正しかったのかどうかに疑問を持ち始めているが、ヘルムート・マルコもマクラーレンが昨年後半に戦略的なミスを犯したと考えている。

    「彼らはどんどん良くなっているエンジンを失っただけでなく、多くの資金も手放した」とヘルムート・マルコは語った。

    同じルノー製エンジンを搭載するチームとして、今年、マクラーレンとレッドブルにライバル関係が築かれるのは間違いないだろう。

    マクラーレンのドライバーを務めるストフェル・バンドーンは「クルマに搭載されているエンジンが何であれ、F1では常にプレッシャーにさらされるものだ」と Auto Hebdo にコメント。

    「僕たちはレッドブルを気重点として明確に認定しているし、彼らと比較するのは理にかなっている」

    「でも、まだシーズン序盤だ。勢力図で自分たちがどの位置にいるかを見極めるには新しいパーツが投入されるまで少し待たなければならない」

    関連:トロロッソ・ホンダの飛躍と浮き彫りになったマクラーレンのマシン特性

  • ダニエル・リカルド、2つのパワーユニットコンポーネントに2基目を投入

    ダニエル・リカルド、2つのパワーユニットコンポーネントに2基目を投入

    レッドブル・レーシングは、F1中国GPに先駆けて、ダニエル・リカルドに2基目のコントロールエレクトロニクスとエネルギーストアを投入した。

    先週末のF1バーレーンGPで、ダニエル・リカルドはエネルギーストアの問題によってわずか2周でリタイア。レッドブル・レーシングはマックス・フェルスタッペンもリタイアしており、ノーポイントでバーレーンを後にしている。

    ダニエル・リカルドは木曜日に中国で新しいバッテリーを搭載することを認めており、古いものは「ごみ箱の中かバーレーンの海の底に沈んでいるだろうね」と語っていた。

    FIAは13日(金)、ダニエル・リカルドのマシンに2基目のコントロールエレクトロニクスとエネルギーストアが投入されたことを発表。

    2018年のF1レギュレーションでは、ドライバーが年間に使用できるコントロールエレクトロニクス、エネルギーストアは年間2基までとなっており、ダニエル・リカルドは残り19戦をこのままで乗り切らなければグリッド降格ペナルティを科せられることになる。

    「1レースで1つしか生き残らなかったし、ペナルティを科せられる可能性は高い。でも、シーズン後半に起こってほしいね」

  • レッドブル・ホンダの誕生が現実味?

    レッドブル・ホンダの誕生が現実味?

    ホンダのF1パワーユニットが2018年に有望なスタートを切ったことで、2019年に“レッドブル・ホンダ”が誕生する可能性が少なからず現実味を帯びてきている。

    ホンダは、2015年にマクラーレンのパートナーとしてF1復帰して以降、パフォーマンスと信頼性不足が露呈。マクラーレンは昨シーズン限りでホンダとの契約を解消し、ルノーに乗り換えている。

    今年、ホンダはレッドブル・レーシングの姉妹チームであるトロロッソにF1パワーユニットを供給。その理由から2019年からレッドブルがホンダのF1パワーユニットを搭載するとの推測が浮上したが、開幕戦でのMGU-H故障を含めた惨敗は過去3年間を思い起こさせるものとなり、絵に描いた餅に終わるかと思われた。

    しかし、第2戦 F1バーレーンGPでトロロッソ・ホンダは大きく飛躍。5番グリッドからスタートしたピエール・ガスリーは、ホンダがF1復帰してからの最高位となる4位でフィニッシュ。その結果には、ルノーのエネルギーストアのトラブルによってリタイアしたダニエル・リカルドを含む、レッドブルのダブルリタイアも影響した。

    レッドブルは、ダニエル・リカルドのリタイアは“我々にはコントロールできない”問題であり、ルノーに“速さと信頼性のあるエンジン”を要求。すでに亀裂が入っていた両社の関係は今シーズン序盤にさらに悪化しているように見える。

    ルノー側もこれ以上レッドブルにエンジンを供給する気は薄れており、すでに今シーズン限りでの契約終了を通達したとされている。ルノーF1の代表であるシリル・アビテブールは、FIAに供給チームを告知する5月末までに決断するようレッドブルに求めている。

    レッドブルのモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、ホンダが2018年に示している改善によってエンジンを変更する可能性が増したことを明らかにした。

    「(トロロッソが)ホンダと仕事をすると決定する前から、彼らが計画していることを示すことができれば、成功したパッケージになると信じていた」とヘルムート・マルコは Autosport にコメント。

    「時が来たら、我々は決断を下す。我々はもっと大きな全体像で見なければならない。だが、正しい方向に進んでいるし、ジャーナリストは我々が勇敢であることを知っておくべきだ」

    レッドブルのチーム代表クリスチャン・ホーナーは、チームが決断を急ぐことはないと主張し、夏の終わりがチームが考えているタイムスケジュールであることを示唆している。

    「我々はシーズン前半で進歩をフォローできる最前列に座っている。それが非常に大きな我々のゲームプランだ」とクリスチャン・ホーナーは語っている。

    現在、レッドブル・レーシングのドライバーを務めるダニエル・リカルドはバーレーンでのトロロッソ・ホンダの結果は「レッドブルにとって魅力的に見える可能性を助ける結果だ」とコメント。

    ダニエル・リカルドは、2019年以降はワールドチャンピオンを獲得できるチームに所属することを望んでおり、レッドブルに残留するかは今季のシャシーパフォーマンスだけでなく、将来のエンジンパートナーの決断も少なからず影響してくるはずだ。

    「現時点では僕はチームと来年の契約を結んでいないので、僕には関係ないことだけどね」

    「でも、そのようなエンジンの議論に僕たちドライバーが関わることはない。来年、いくつか変更になる可能性があると認識している。ホンダにとってそれはクールなことだ」

    「彼らはここ数年でかなりの投資をしてきたのは明らかだけど、マクラーレンとのうまくいかなかった。でも、今、トロロッソがホンダとうまくやっているのはかなりクールなことだ」

    ダニエル・リカルドのチームメイトであるマックス・フェルスタッペンは、ホンダはまだ彼のレーダーには入ってきていないと語る。

    「それについては考えていない。正直、それは僕たちが決めることではない」

    「もちろん、どのチームももっと多くのパワーがあるに越したことはない。でも、まだ早い段階だし、成り行きを見てみよう」

    しかし、マックス・フェルスタッペンは、ピエール・ガスリーのパフォーマンスは印象的だったと認める。

    「素晴らしかったね。ヘルムートの隣で予選を見守っていたけど、ピエールが素晴らしいラップを刻んでいるのを見るのは素晴らしいことだった。全体的なパッケージはかなりしっかりしてると思うよ」

    そう語るマックス・フェルスタッペンだが、レッドブル・レーシングとの契約を延長する前にホンダのHRD Sakuraを視察しており、それが契約延長の決め手となったとも言われている。