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  • ルノーF1、レッドブルへのエンジン契約の回答期限を5月31日まで延期

    ルノーF1、レッドブルへのエンジン契約の回答期限を5月31日まで延期

    ルノーは、2019年もレッドブル・レーシングにF1パワーユニットを供給し続けることに反対はしていないと主張。5月15日に迫っていたエンジン契約について最終期限を2週間延期。それはルノーのレッドブルに対する誠実さの表れだと述べた。

    レッドブル・レーシングは、2019年以降のF1エンジン契約についてホンダと交渉を開始。ルノーのエンジンを継続して使用するか、姉妹チームのトロロッソが搭載しているホンダに切り替えるかを熟考している。

    F1の競技規則では、F1のパワーユニット製造者は来シーズンにどのチームにパワーユニットを供給するかについて5月15日以前までにFIA(国際自動車連盟)に通知する必要があると記されている。だが、全パワーユニット製造者とFIAの間で書面で合意されれば、その最終期限を延長することができる。

    以前、ルノーはその最終期限の延長には合意しないと明言していたが、ここにきて態度を軟化。レッドブル・レーシングに2週間の検討期間を与えたと述べた。

    ルノー・スポールF1のマネージングディレクターを務めるシリル・アビテブールは「12年間、共に多くの勝利を収めてきており、我々は彼らと継続する準備はできている」と Auto-Hebdo にコメント。

    「1番の問題はタイミングだ。5月31日を過ぎれば、我々はルノーのエンジンを供給することを保証することはできない。我々は彼らにさらに2週間を与えた。素晴らしいことだと思う」

    だが、レッドブル・レーシングは、F1アゼルバイジャンGPに続き、今週末のスペインGPでもホンダF1との交渉を続けていくとされている。

    レッドブル・レーシングのチーム代表クリスチャン・ホーナーは最近、2019年のエンジンパートナーを選定する主な基準はパフォーマンスだと主張している。

    ホンダとルノーは6月10日に開催されるF1カナダGPでアップグレードを投入することを予定しているが、それは5月31日の回答期限の後となる。

    そのため、レッドブル・レーシングがホンダとルノーのどちらのエンジンを使用するかは、今週のスペインGPとモナコGPでのパフォーマンスが判断基準となる。それまでにホンダとルノーがエンジンにどのようなアップグレードを加えてくるか、そして、それがどのようなパフォーマンスに繋がるかに注目が集まる。

  • ホンダF1、レッドブルと組んでマクラーレンの二の舞を踏まないのか?

    ホンダF1、レッドブルと組んでマクラーレンの二の舞を踏まないのか?

    ホンダF1が、2019年からレッドブル・レーシングにF1パワーユニットを供給する可能性が高まっている。そこで最も心配なのはマクラーレン・ホンダ時代のような二の舞を踏まないかどうかだ。

    F1アゼルバイジャンGPの週末、ホンダF1が、2019年以降のF1パワーユニット供給についてレッドブル・レーシングとの交渉を正式に開始したことが明らかになった。その交渉は次戦F1スペインGPでもさらに続けられると報じられている。

    ホンダのF1パワーユニットはマクラーレンと組んだ3年間で信頼性とパフォーマンス不足が露呈し、昨シーズン限りでマクラーレンから三行半を突きつけられるかたちで契約を解消した。特にパートナーシップ後半はマクラーレンからの批判は辛辣さを増し、ホンダの評判は著しく低下した。ホンダは、マクラーレンへの“信用”を失うかたちとなった。

    レッドブル・レーシングも過去にダブルタイトルを獲得した強豪チーム。エンジンパートナーへの批判はマクラーレンに負けないものがある。

    しかし、2014年にV6ターボパワーユニットが導入されて以降、ルノーのエンジンのパフォーマンスと信頼性の低さは顕著となり、一旦レッドブル・レーシングとトロロッソは2015年シーズン限りで契約を打ち切ることを決定している。しかし、レッドブル・レーシングにエンジンを供給するメーカーは現れず、ルノーのエンジンに“タグホイヤー”のバッチをつけて搭載することで決着。一方、トロロッソは1年間、フェラーリの1年落ちのパワーユニットを搭載することを強いられている。さらに2016年にルノーがワークス復帰して以降、レッドブル・レーシングはカスタマー待遇となったことでその関係はさらに冷え切っている。

    今年、ホンダはトロロッソとのパートナーシップを開始し、良好な関係を築いている。中堅チームのトロロッソは、ホンダとのワークス関係を“これまでで最高の状況”だと喜んでおり、カスタマーではできなかった完全な設計プロセスにおいてホンダと協力体制を築けていることで、2019年F1マシンの開発においてモチベーションを高めている。

    だが、トロロッソはレッドブルの姉妹チーム。当然、ワークス契約を締結してはいるものの、ヒエラルキーでは2番手となるだろう。チーム代表のフランツ・トストも「それはレッドブル次第だ。我々は彼らの決定には関係していない」と覚悟はできているようだ。

    レッドブル・ホンダの提携は、マクラーレン・ホンダのようにホンダが資金を投入することはないと考えられているが、エンジンパートナー以上のより強力な提携になる可能性があると考えている。当然、レッドブル・レーシングは“勝てるパワーユニット”を求めてくるはずだ。しかも、F1復帰となったマクラーレン時代とは異なり、ホンダはすでに復帰後4シーズン目に突入しており、即戦力となるパワーユニットが求められる。

    トロロッソ・ホンダとしての初のプレシーズンテストではホンダのF1パワーユニットは見違えるほどの信頼性を発揮し、今シーズンへの期待をもたせたが、開幕戦ではMGU-Hの故障が発生。第2戦バーレーンGPこそピエール・ガスリーが4位入賞を果たしたものの、続く2戦では中団ではなく、下位グループに属していた。

    F1の競技規則では、F1のパワーユニット製造者は来シーズンにどのチームにパワーユニットを供給するかについて5月15日以前までにFIA(国際自動車連盟)に通知する必要があると記されているが、全パワーユニット製造者とFIAの間で書面で合意されれば、その最終期限を延長することができる。しかし、ルノーは、レッドブル・レーシングに2019年のF1エンジン契約に関してF1の競技規則で定められた5月15日という最終期限を延長する意向はないと明言。

    ホンダとルノーの両社は、6月のF1カナダGPでアップグレードの投入を予定しており、両方のエンジンが2019年にどれくらい競争力を発揮できるかが明確になるとみられているが、レッドブル・レーシングは、それらのデータを分析して決断を下す余裕はなくなった。

    レッドブル・レーシングが、ホンダを選んだ場合、それは今後のホンダのパワーユニット計画に対する“信用”で選ぶことになる。ホンダはマクラーレン時代の失敗を繰り返さずにそれに答えることができるのだろうか? 今週末のスペインGPでの交渉に注目が集まる。

  • ダニエル・リカルド:2018年 F1スペインGP プレビュー

    ダニエル・リカルド:2018年 F1スペインGP プレビュー

    レッドブル・レーシングのダニエル・リカルドが、2018年のF1世界選手権 第5戦 スペインGPへの意気込みを語った。

    ダニエル・リカルド (レッドブル・レーシング)
    「バルセロナはいつも1年でエキサイティングな時間だ。ヨーロッパシーズンの緒戦だし、クッルマに多くの開発が見られるし、僕が大好きな夏の始まりだ。バルセロナ・サーキットは楽しいし、多くの周回を重ねてきたので熟知している場所だ。それでも退屈ではないのは確かだし、いつも戻るのを楽しみにしている」

    「もはやF1カレンダーの必需品といってもいいようなレースだ。すべてを兼ね備えたトラックだ。ターン1、2、3のコーナーの流れは素晴らしいし、最終セクションは非常にテクニカルだ。去年はあそこでシーズン最初の表彰台を獲得できて素晴らしかったし、今年も同じ結果、もしくはもっと良い結果を出せるように頑張りたい」

    関連:2018年 F1スペインGP テレビ放送時間&タイムスケジュール

  • マックス・フェルスタッペン:2018年 F1スペインGP プレビュー

    マックス・フェルスタッペン:2018年 F1スペインGP プレビュー

    レッドブル・レーシングのマックス・フェルスタッペンが、2018年のF1世界選手権 第5戦 スペインGPへの意気込みを語った。

    マックス・フェルスタッペン (レッドブル・レーシング)
    「バルセロナでは誰もが多くの周回を走り込んできたけど、今年クルマがどれくらい進歩してるかを見極めるのを楽しみにしている。僕たちは多くのアップデートを持ち込むし、それがポジティブで、上位にさらに近づけることを期待している。もちろん、他のみんなも新しいパーツを持ち込むだろうけどね」

    「今後のシーズンを占うレースになるだろうし、全員がどのようなパフォーマンスを発揮するか確認するのを楽しみにしている。僕たちのクルマはとても速いと信じているけど、まだもう少しトップスピードが必要だ。でも、ポテンシャルはあると期待している。それにF1で初優勝した場所なので、もちろん、週末を楽しみにしている。ヨーロッパシーズンをスタートして、エネジーステーションの快適さを得られるのも嬉しいね」

    関連:2018年 F1スペインGP テレビ放送時間&タイムスケジュール

  • ルノーF1、レッドブルに5月15日のエンジン回答期限の延長を認めず

    ルノーF1、レッドブルに5月15日のエンジン回答期限の延長を認めず

    ルノーF1は、レッドブル・レーシングに2019年のF1エンジン契約に関してF1の競技規則で定められた5月15日から最終期限を延長する意向はないと警告。レッドブル・レーシングは今後2週間でホンダとルノーのどちらかを決断しなければならない状況に追い込まれた。

    レッドブル・レーシングは、先週末のF1アゼルバイジャンGPでホンダと2019年以降のF1エンジン契約について初めての正式な交渉を開始したが、決断までの時間は多くは残されていない。

    現状のパワー出力という点ではルノーのF1パワーユニットはホンダを上回っているが、どちらもフェラーリとメルセデスに匹敵するには至っていない。

    ホンダとルノーの両社は、6月のF1カナダGPでアップグレードの投入を予定しており、両方のエンジンが2019年にどれくらい競争力を発揮できるかが明確になるとみられている。しかし、レッドブル・レーシングは、それらのデータを分析して決断を下す余裕はなくなった。

    F1の競技規則では、F1のパワーユニット製造者は来シーズンにどのチームにパワーユニットを供給するかについて5月15日以前までにFIA(国際自動車連盟)に通知する必要があると記されているが、全パワーユニット製造者とFIAの間で書面で合意されれば、その最終期限を延長することができる。

    昨年はその抜け穴によって、マクラーレンはホンダからルノー、トロロッソはルノーからホンダへの変更するという決断を9月のF1シンガポールGPまで引き延ばすことができた。

    しかし、ルノー・スポールF1のマネージングディレクターを務めるシリル・アビテブールは、今年は5月15日の最終期限を守らなければならないと述べた。

    「我々はその最終期限を固辞しなければならない。理由は非常に単純だ。パーツを注文する必要がある」とシリル・アビテブールは ESPN にコメント。

    「人々は昨年の非常に遅くに我々がカスタマーを変更した際に起こったことと混同する傾向にあるが、あれはカスタマーを交換しただけだった。なので、実際にはトロロッソのために製造していたエンジンをマクラーレンが使えるように配分することに決めただけであり、そのエンジンのためのパーツはすでには発注済みだった。これから我々は来年のための最大のリードタイムで発注しなければならない。3社なのか2社なのか? 我々は把握しなければならない」

    「率直に言えば、我々はレッドブルとその問題について定期的に議論してきた。我々は困らせたいわけではない。戦略的なものは何もない。だが、シンプルに量を定義しなければならない。競技規則があるのはそのためだ。サプライヤーからカスタマーチームへの供給義務についてFIAと話し合い、純粋にそこがプロジェクトの期限なので、5月の最終期限で合意した」

    「レッドブルはそれに対処しなければならないだろう」

    また、シリル・アビテブールは、来年もマクラーレンへのカスタマーエンジンの供給については喜んで続けていくと述べた。

    「1つのカスタマーがいることが重要だ。2つのカスタマーを失うことは望ましいことではないし、マクラーレンと契約を結んだのはそれが理由のひとつでもある。彼らとは2020年までの長期的な契約を結んでいる」

    「我々はすでにマクラーレンとそれ以降に何が実現できるかについて話し合っている。一緒に素晴らしいことを達成できるという感情がそこにはあるからだ。だが、率直に言えば、2つのカスタマーから1つのカスタマーに移行することは問題ではない」

    レッドブル・レーシングとルノーは、2010年から2013年までにドライバーズタイトルとコンストラクターズタイトルを4連覇した。しかし、2014年に新しいレギュレーションによってV6ターボハイブリッドが導入されて以降、ルノーのパワーユニットは競争力と信頼性に欠け、そのパートナーシップは悪化していった。

    シリル・アビテブールは、レッドブル・レーシングとの最大の問題は、メルセデスとフェラーリというファクトリーチームに匹敵するワークスパートナーシップではなく、完全にカスタマーとサプライヤーという関係を貫いたことにあると考えている。

    また、シリル・アビテブールは、ルノーのエンジニアがレーストラックに直接関与できなかったことで、結果としてライバルメーカーのメルセデスとフェラーリに匹敵するパワーモードの開発を逃すことになったと考えている。

    「我々は2014年のレギュレーションの複雑さを理解し、評価することができなかったし、新しいレギュレーションによって一方がカスタマー、一方がサプライヤーというモデルが完全に崩壊したことを十分に理解することができなかった」

    「メルセデスとフェラーリの2チームがそのアドバンテージを得たのはそれが理由だ。彼らは素晴らしチームであり、素晴らしい施設があり、良い人材を揃えている。それだけでなく、彼らは完全に統合されている」

    「レッドブルもルノーもそのレベルの統合が必要なことを見極めることができなかった。それは我々が共に犯したミスであり、サポートし、特定し、対応し、修正することができなかった。我々は競争で運営することを望んでいたそのモデルに少しばかり自己満足していたかもいれない。それは適切な判断ではなかったし、新しいレギュレーションに最適、もしくは対応するものではなかった」

    「サプライヤーとして自分たちを保ち、腕の届く距離で彼らをカスタマーとして保ち続けたことにより、レースとの密接な関わりと持つことができず、我々のエンジン拠点であるヴィリーを弱体化させたと思う。オイル燃焼や予選モードなどの議論は我々が考えもしなかったことだったが、それは我々とレッドブルとの仕事による直接的な結果だ。また、ワークスチームでなかったことにより、あるいは我々を完全なパートナーとみなしてくれるようなチームと関われなかったことによって、接点を失ってしまった直接的な結果だ」

    「レース環境にいななかったことによって我々は不利な状況に陥った。そこはワークスチームとして再構築していることのひとつだ」

  • ホンダF1、レッドブルとのエンジン契約にむけてスペインGPで更なる交渉

    ホンダF1、レッドブルとのエンジン契約にむけてスペインGPで更なる交渉

    ホンダF1とレッドブル・レーシングは、2019年以降のF1エンジン契約についてF1スペインGPが開催されるバルセロナでさらなる交渉を予定している。

    先週末、F1アゼルバイジャンGPが開催されたバクーで、本田技研工業のモータースポーツ部長を務める山本雅史とレッドブルのモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコが2019年以降のエンジン契約について正式に交渉を開始した。

    そして、バルセロナで開催される次戦F1スペインGPにも山本雅史が訪問し、2回目の交渉が行われることが明らかになった。

    両者はレッドブル・ホンダの契約を成立させるために懸命にプッシュしているが、情報源によるとホンダF1と現在のレッドブルのサプライヤーであるルノーの両方がアップグレードを導入する6月のF1カナダGPが最終決定の鍵を握る可能性があるという。

    レッドブル・レーシングは、交渉の進捗について口を閉ざしているが、ホンダの完全なポテンシャルを判断するために最新のアップグレードのパフォーマンスを待っていることを示唆している。

    「我々は(ホンダの)トロロッソとのパートナーシップの進み具合に非常に満足している」とヘルムート・マルコは Autosport にコメント。

    「信頼性はすでに大幅に改善している。パフォーマンスに関しては、次のアップグレードを待つつもりだ」

    レッドブル・レーシングは、6月のカナダGPまで決定を待つことを望んでるが、F1の競技規則ではパワーユニット製造者は来シーズンにどのチームにパワーユニットを供給するかについて5月15日以前までにFIA(国際自動車連盟)に通知する必要があると記されている。

    そのため、現在のサプライヤーであるルノーが、その日までにレッドブル・レーシングからコミットメントがなかった場合にどのような対応をとるかは不明な状況となっている。

    レッドブル・ホンダの提携は、マクラーレン・ホンダのようにホンダが資金を投入することはないと考えられているが、エンジンパートナー以上のより強力な提携になる可能性があると考えている。

    ホンダは、日本人の育成ドライバーをF1で走らせたいと考えており、トロロッソがその受け皿になる可能性が高い。

    現在、最もF1に近いドライバーは、F1とスーパーフォーミュラに参戦している福住仁嶺がいる。今年、福住仁嶺がF1参戦に必要なスーパーライセンスポイントを獲得できれば、2019年のF1デビューは確実とみられている。

    福住仁嶺がトロロッソに加入する場合、現在のドライバーを務めるピエール・ガスリーもしくはブレンドン・ハートレーがシートを失うことになるが、おそらくブレンドン・ハートレーがシートを失う可能性が高い。

    ブレンドン・ハートレーは、開幕4戦でパフォーマンスをできておらず、F1中国GPではチームの指示にきとんと対応できずにピエール・ガスリーとの同士討ちを起こしており、先週末のF1アゼルバイジャンGPでも予選Q1でピエール・ガスリーのアタックを妨害している。

  • レッドブル、ホンダのF1パワーユニットを搭載する可能性は五分五分?

    レッドブル、ホンダのF1パワーユニットを搭載する可能性は五分五分?

    レッドブル・レーシングが、2019年以降にホンダのF1パワーユニットを搭載する可能性はまだ五分五分だとスペインの Marca が報じている。

    F1アゼルバイジャンGPの週末、バクーのパドックでレッドブルのモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコと本田技研工業のモータースポーツ部長を務める山本雅史が2019年以降のエンジン契約について正式に交渉を開始した。

    レッドブル・レーシングは、F1スペインGPの2日後までである5月15日までに2019年からホンダのF1パワーユニットに切り替えるのか、もしくはルノーを使い続けるのかの決断を迫られることになる。

    今年、ホンダはレッドブル・レーシングの姉妹チームであるトロロッソにF1パワーユニットを供給しているが、パフォーマンスにはかなりムラがある。第2戦バーレーンGPでは4位入賞を果たしたものの、それ以外は下位グループに属している。

    ホンダは、マクラーレンとの3年間のパートナーシップでパドックの評価を落としており、マクラーレンとの愛憎関係はまだ続いている。

    レッドブル・レーシングは、過去にルノーとダブルタイトルを4連覇してきたが、成功に対するルノーの重要性についてしばしば感謝に欠ける対応を行ってきた。レッドブル・レーシングは、レースに勝った場合にシャシー、ドライバー、戦略、メカニックを称えるものの、タグホイヤーとアストンマーティンがスポンサードするエンジンに関して話題はあまり登場してこない。

    すでに両社の関係は冷え切っている。ルノー・スポーツF1のマネージングディレクターを務めるシリル・アビテブールは、レッドブル・レーシングのチーム代表クリスチャン・ホーナーとヘルムート・マルコに少なくとも広告効果のシェアを望んでおり、中国での勝利はルノーのF1エンジンでのものであることを忘れないようと強調。レッドブルの勝利を祝福せず、ヘルムート・マルコを怒らせた。

    逆にレッドブル・レーシングは、ダニエル・リカルドのターボが故障した際にスペアエンジンを用意していないかったルノーを批判。「我々はエンジンを迅速に交換する経験があるので、素早くそれを実施するのは普通のことだ」と述べ、火に油を注いだ。

    レッドブル・レーシングのスタッフの間ではまだ意見が分かれているものの、第2戦バーレーンGPでは、トロロッソ・ホンダのピエール・ガスリーが4位入賞を果たしたことで、ホンダのエンジンに切り替える見通しが強まったとされている。エンジニアのなかには、2014年以降ルノーとわずか6勝しか挙げられていないことを不満に思っており、ホンダに切り替えることでギャップを埋められると考えているものもいるようだ。

    スペインの Marca は、実際、ミルトンキーンズで行われた分析では、ホンダのF1エンジンに切り替えることへの不安を払拭される結果が出ているという。また、エンジニアの意見も重要ではあるが、経済的な節約も大きな役割を果たすことになる。レッドブル・レーシングがホンダとワークス契約を結べば、現在ルノーに支払っているエンジン代金は節約できることになる。

    いずれにせよ、レッドブル・レーシングがホンダとルノーのどちらを選択するかはまだ五分五分の状態だと同紙は伝えている。

    また、レッドブルとルノーの間にはカルロス・サインツというドライバーの問題もある。レッドブルはダニエル・リカルドとの契約が今シーズン限りとなっており、現状ではルノーを継続した場合はフェラリ、もしくはメルセデスに移籍する可能性が高いとみられている。その場合はカルロス・サインツがレッドブルに復帰するのは既定路線だ。

    ルノーはカルロス・サインツを保持することを望んでいるが、レッドブル・レーシングがホンダとの契約を決断し、ダニエル・リカルドが残留を決意した場合、ルノーとレッドブルの関係は完全に切れることになる。同紙はその隙をついてマクラーレンがカルロス・サインツの獲得を狙っているとスペイン紙らしい推測を展開している。

  • ホンダF1、レッドブルとF1エンジン契約について正式に交渉を開始

    ホンダF1、レッドブルとF1エンジン契約について正式に交渉を開始

    ホンダF1は、2019年のF1エンジン供給契約についてレッドブル・レーシングと正式に交渉を開始した。

    2015年にマクラーレンのパートナーとしてF1に復帰したホンダだが、それ以降の3シーズンは信頼性とパフォーマンス不足が露呈し、昨シーズン限りでマクラーレンから契約を打ち切られることになった。

    今年からホンダは、レッドブルの姉妹チームであるトロロッソと新たなパートナーシップを開始。

    トロロッソ・ホンダはF1バーレーンGPでは4位入賞を果たすなど、信頼性・パフォーマンスともに“戦える”エンジンであることを証明しつつある。

    一方、レッドブル・レーシングはルノーとの現行のエンジン契約が今シーズン末で期限を迎える。過去にF1でダブルタイトルを4連覇したレッドブルとルノーだが、2014年にV6ターボ“パワーユニット”が導入されて以降、ルノーのエンジンは競争力を発揮できておらず、両者の関係は冷え切ったものとなっている。

    レッドブル・レーシングは、2019年にホンダのF1パワーユニットが選択肢であることを公にしており、姉妹チームであるトロロッソのパフォーマンスを詳細に分析している。

    そして、F1アゼルバイジャンGPが開催された週末の28日(土)、バクーのパドックでレッドブルのモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコと本田技研工業のモータースポーツ部長を務める山本雅史が2019年以降のエンジン契約について正式に交渉を開始。ホンダ側が表だってエンジン交渉の事実を認めたのは今回が初めてとなる。

    山本雅史は「全く初めての会談でしたので、お互いがどのようなことを期待しているのか、両社の条件などについて話し合いました。話し合ったのは今回が初めてです」とF1公式サイトにコメント。

    「そうですね、ポジティブな話し合いができました。どちらも満足できたと思います。我々の間には良い関係があります。ですが、正式に話し合いの場をもったのは本当に初めてでした。将来の可能性についての出発点です」

    F1の競技規則では、F1のパワーユニット製造者は来シーズンにどのチームにパワーユニットを供給するかについて5月15日以前までにFIA(国際自動車連盟)に通知する必要があると記されている。

    “公認されたパワーユニットの各パワーユニット製造者はそのパワーユニットを供給する前のシーズンの5月15日以前に(または、すべてのパワーユニット製造者とFIAの間で書面で合意された他の日)、所与の選手権シーズンに向けて供給契約が締結されているチームのリスト(ある場合は指定の「ワークス/ファクトリー」チームを明確に特定する)を添えてFIAに提供しなければならない”

    山本雅史も「我々には5月15日にFIAに文書を提出する義務があります」と語る。

    「今、我々が議論を開始しているのはそれがありますし、ホンダとレッドブルとの間でスムーズに進めていかなければなりません」

    「レッドブルにフィードバックして次の段階に進む前に残された時間を田技研工業の取締役と議論するために使いたいと思っています」

    「我々がF1に復帰することを決定した際、1つのチームにだけ固辞するのではなく、複数のチームと一緒に仕事をするという計画を立てていました。取締役会のメンバーは議論を認識していますし、レッドブルの組織との関係には大きな敬意を表しています」

    現在、F1とFIAは2021年からエンジン形式の変更することについて議論しており、山本雅史はレッドブル・レーシングと契約を結ぶ場合は2019年と2020年の2年契約になるだろうと付け加えた。ホンダとトロロッソとの契約も2020年までとなっている。

    競技規則で定められた文書提出期限である5月15日(火)は、次戦F1スペインGPの2日後にあたる。そのため、F1スペインGPの週末にホンダとレッドブル側から何らかの発表がなされる可能性がある。

  • 「レッドブルの同士討ちは7割方フェルスタッペンが悪い」とニキ・ラウダ

    「レッドブルの同士討ちは7割方フェルスタッペンが悪い」とニキ・ラウダ

    メルセデスの非常勤会長を務めるニキ・ラウダは、F1アゼルバイジャンGPの決勝レースでのレッドブルの同士討ちの責任はほぼマックス・フェルスタッペンにあるはずだと考えており、自分がレッドブルの一員だったら、マシンの修理代を両ドライバーに支払わせるだろうと語った。

    39周目、ダニエル・リカルドが4番手のマックス・フェルスタッペンにオーバーテイクを仕掛けた際、フェルスタッペンは防御のために2度にわたってラインを変え、回避できなかったリカルドが追突。ダブルリタイアを喫した。

    自分がクリスチャン・ホーナーの立場だったらどのように対処するかと質問されたニキ・ラウダは「家に帰って泣くだろうね!」とコメント。

    「大惨事だ。我々も一度経験している(2016年スペインGP)。私としてはフェルスタッペンが70%、リカルドが30%の責任があると思う。ずっと動き回っていた。どこにドライバーの行き場があった?」

    また、メルセデスに同じような状況が起こった場合はどのような対処をするかと質問されたニキ・ラウダは「トト(ヴォルフ)と一緒に2人をオフィスに連れていき、彼らが引き起こした損害を理由にどれだけの減俸になるかを説明する。一度、これを考えたことがあるが、実行はしなかった」と語った。

    しかし、トト・ヴォルフは、若干異なる見解を示している。

    「ドライバーはレースをするために存在する。だが、私としては、そういったレース以上に、ドライバーに可能な限りベストなマシンを提供するために毎日24時間懸命に仕事をしている大きな組織が背後にいることを思い出させる必要があると思っている」とトト・ヴォルフはコメント。

    「とは言え、闘争心を取り上げたいわけではない。以前にも言ったが、マシンに乗っているのは2匹の番犬ではないし、彼らが子犬のように振る舞うことも期待できるない。2人の速いドライバーを乗せるということは良い面も悪い面もある」

    関連:F1アゼルバイジャンGP 結果:ルイス・ハミルトンが逆転優勝!

  • レッドブル:同士討ちでダブルリタイア / F1アゼルバイジャンGP

    レッドブル:同士討ちでダブルリタイア / F1アゼルバイジャンGP

    レッドブル・レーシングは、F1アゼルバイジャンGPの決勝レースで、ダニエル・リカルドとマックス・フェルスタッペンが同士討ちを演じでダブルリタイア。ノーポイントでバクーを去ることになった。

    レース序盤からホイールを接触させるなど、激しいレースを繰り広げてきた二人だが、両者がピットストップを終え、マックス・フェルスタッペンが前に出た39周目のホームストレートでダニエル・リカルドが追突するカタチで接触。ダブルリタイアを喫することとなった。

    ダニエル・リカルド
    「荒れたレースだったのは確かだけど、そのほとんどが僕たちが引き起こしたと思う。何度かリプレイ映像を見たし、僕たち二人が言えるのはチームに申し訳ないということだけだ。これが最後になることを望んでいる。僕たちはレースができることを望んでいるし、僕たちにレースをさせてくれているチームに感謝している。クリーンなレースをしてお互いにスペースを与えようとしていたけど、僕たちはハードにレースをしていたし、最終的にはそれが代償を払うことになった。事故について話すつもりはないけど、これは最悪のシナリオだし、全員がかなり傷ついている。個人的にチームに謝罪したいし、全員が僕たちにこんなに素晴らしいマシンを与えるために懸命に頑張ってくれてるときに、こういう状況になってしまって本当に申し訳ない」

    マックス・フェルスタッペン
    「今日はチームにとってとにかく本当に残念な一日になってしまったし、僕たちは不必要に多くのポイントを失った。最終的に僕たちはチームのためにレースをしているわけだし、たくさんの人を代表しているので、このようなことが起こるのは僕たち二人にとって良くことだし、責任について話をする必要はないと思う。トウがとても強かったし、僕たちのスピードはとても似ていたので、いつもお互いにとても接近していた。アクシデントが起こる前はハードだけどフェアなレースをしていたし、お互いにスペースを与えていたと思う。ほんの少しホイールが当たることもあったと思うけど、それくらいはレースでよくあることだったけど、その後に起きたことは良くなかった。僕たちはここから学び、再び同じことが起きないようにしなければならない。僕らにもうレースをさせないというのは進むべき道ではないと思うけど、もちろんチームとして話い、そこから学ばなければならない。僕たちはいつもお互いにとてもフェアにやってきたし、今回のことについてもすぐに話をした。今はとにかく申し訳なく思っているし、ここに来ていう人々やファクトリーのみんなに謝罪したい」

    クリスチャン・ホーナー(チーム代表)
    「今日はチームにとって非常にフラストレーションのたまるレースだった。グランプリを通して二人のドライバー間で何度かハードなレースはあったが、残念ながら、ピットストップ後に接触してしまい、その結果、2台ともリタイアすることになった。当然、チームにとっては大きな失望だ。我々はドライバーにホイール・トゥ・ホイールのレースを許可しており、彼らは過去2年間、大きな成果を上げてきた。残念ながら、今日は起きてしまったし、どちらも責めるつもりもない。チームにとっては非常に残念であり、ドライバーは謝罪している。最も重要なことは、今日から学び、状況を繰り返さないようにすることだ」

    関連:【動画】 レッドブル、あわや大事故の同士討ちでダブルリタイア