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  • レッドブル・レーシング 「ホンダには勝つためのリソースと願望がある」

    レッドブル・レーシング 「ホンダには勝つためのリソースと願望がある」

    レッドブル・レーシングのチーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーは、ホンダのリソースと設備、そして、マクラーレンと決別して以来の進歩を見れば、2019年のF1パワーユニットサプライヤーに選定することは容易な決断だったと語る。

    今年、レッドブル・レーシングは開幕10戦で3勝を挙げており、ルノーのエンジンを捨てることには疑問の声もある。特に新たなパートナーとして選んだホンダは、マクラーレンとの3年間で信頼性問題とパフォーマンス不足を露呈してきたからだ。

    しかし、ホンダは今年からパートナーを組んだトロロッソと大きな改善を示しており、クリスチャン・ホーナーはホンダをF1パワーユニットサプライヤーを選定することは容易な決断だったと語る。

    「レッドブルは、両チームがホンダが全力を挙げて開発する同じパワーユニットを共有する立場に置かれている」とクリスチャン・ホーナーは RaceFans にコメント。

    「ホンダが行ってきた投資、リソース、施設、そして、特に過去ヵ6月間で彼らが実現させた進歩を見れば、我々にとっては本当に容易な決断だった」

    ルノーとのカスタマーエンジン契約を終了することで数百万ドルを節約できるようになるが、クリスチャン・ホーナーはチームの優先順位は競争力を改善させることだと語る。

    「ホンダとの契約はパフォーマンスに非常に多くの重点を置いており、変更の背景にあるのは、財政的な利益ではなく、エンジニアリング主導の理由だ」

    2005年にF1に参戦して以来、レッドブル・レーシングは、コスワース、フェラーリ、ルノーのカスタマーだった。2009年にルノーがワークス活動を撤退してエンジン供給元になって以降、レッドブルはより重視され、ブロウンディフューザーの共同開発が成果を挙げて、レッドブルとルノーのパートナーシップはダブルタイトル4連覇という成果を残した。

    しかし、ルノーはV6ターボハイブリッドで出遅れ、さらに2016年にワークスチームを復活させるという決断によって、レッドブル・レーシングとの溝は深まった。

    「もちろん、ルノーには現在ワークスチームがあるし、カスタマーとサプライヤーの関係は過去数シーズンでより誇張されたことになった」とクリスチャン・ホーナーは語る。

    「ホンダにはリソースの強みと深さ、そして、願望がある。そして、もちろん、我々は彼の独占的な焦点となる」

    レッドブルのオーナーであるディートリッヒ・マテシッツもホンダとの契約を完全に支持しているとクリスチャン・ホーナーは語る。

    「彼はホンダのプログラムを信じている。彼はポテンシャルについて楽観的に捉えている。我々の歴史のなかで初めて完全に集中した強力な自動車メーカーの後ろ盾を得られることを利益だとみなしている」

    現在のF1パワーユニットは非常に複雑になっており、メルセデス、フェラーリ、ルノーはシャシーに合わせて自前のエンジンをぎりぎりまで開発することができるが、カスタマーは事前に詳細と仕様を伝えられてワークスと同じものを得られるものの、シャシー設計は妥協を強いられることになる。

    「エンジンパートナーと緊密に連携して、事実上、他チームによって定義されたものを収容するのではなく、速い段階でシャシーとパワーユニットの統合を実施できる機械を提供してくれる」とクリスチャン・ホーナはワークスステータスの利点を語る。

    また、レッドブル・レーシングが、姉妹トロロッソと同じブランドのパワーユニットを搭載することには“かなり多くの相乗効果”があるとクリスチャン・ホーナーは語る。

    「来年、トロロッソは完全なレッドブル・テクノロジーのリアエンドを使用する。共通のパワーユニットサプライヤーであることは、それがより容易になる」

    唯一残っている問題は、2台のレッドブル・ホンダ RB15を誰がドライブするかという点。1台はマックス・フェルスタッペンが走らせることが決定しているが、ダニエル・リカルドはまだ次のプロジェクトを決定していない。

    しかし、クリスチャン・ホーナーは、ダニエル・リカルドが来年もレッドブル・レーシングで走ることを確信しているようだ。

    「我々はダニエルと正しい方向に進んでいる。当初から彼に残ってもらうことが我々の願望であり、意志だった」

    「エンジン契約が締結された今、彼は技術的な状況を確認する全ての要素を持っており、夏休みにむけて、我々がダニエルとどの位置にいるかをうまく結論付けることができることを期待している」

  • マックス・フェルスタッペン 「レッドブルとホンダとの提携は良い動き」

    マックス・フェルスタッペン 「レッドブルとホンダとの提携は良い動き」

    マックス・フェルスタッペンは、レッドブル・レーシングがルノーとの契約を解消してホンダに切り替えるのは悪い動きではないと語る。

    マクラーレンと厳しい3年間を過ごしたホンダは、今年トロロッソとのパートナーシップで改善を示しており、2019年からレッドブル・レーシングにもF1パワーユニットを供給することが決定。

    だが、最近トロロッソ・ホンダのピエール・ガスリーは、ホンダのパワー不足を口にしている。

    「僕たちはシャシーは優れてるけど、エンジンによってあまりに多くのタイムを失っている」とピエール・ガスリーはコメント。

    「現時点では、ノーマルなコンディションでは僕たちには戦えるパッケージとスピードがない」

    しかし、マックス・フェルスタッペンは、ホンダのパフォーマンスについて心配はしていないと語る。

    「まだ半年残っているし、その期間でホンダは懸命に仕事をしていくと思う」とマックス・フェルスタッペンはコメント。

    「来年よりも今問題があった方がいい。でも、彼らはパフォーマンス面で大きな前進を果たしていると思う。彼らはもはやルノーより遅いというわけではない」

    また、マックス・フェルスタッペンは、ホンダのワークスステータスを得られることもレッドブル・レーシングにとって大きな後押しになると考えている。

    「そうだね。いつだってその方がいい」とマックス・フェルスタッペンはコメント。

    「全てのレースでアップデートを得ることができる。ルノーでは全てがまず最初にファクトリーチームに行くし、僕たちが1~2レース後に始めて何かを得ることができる。残念だけど、理解はできることだ」

    トロロッソのチーム代表フランツ・トストは、ホンダが2019年からレッドブル・レーシングにパワーユニットを供給することに懸念は抱いていないと語る。

    「ホンダとはまったく問題ない」とフランツ・トストは ORF にコメント。

    「マクラーレンがどのようなことを経験したのかはわからないが、エンジンは聞いていたほど悪くはない」

    「エンッジンは十分に優れているし、我々はエンジンを改善するために彼らと一緒に取り組んでいる」

  • レッドブル 「2019年のレギュレーション調整はエンジン依存度が強まる」

    レッドブル 「2019年のレギュレーション調整はエンジン依存度が強まる」

    レッドブル・レーシングのクリスチャン・ホーナーは、2019年に実施されるレギュレーションの微調整はレッドブルがメルセデスやフェラーリとの差を縮めるための助けにはならないと主張する。

    F1は、2019年のF1世界選手権でオーバーテイクを促進させるためにフロントウイング、リアウイング、バージボードを含めた空力パッケージのF1レギュレーションに変更が加えられる。

    フロントウイングは幅が1800mmから2000mmに拡大し、デザインを単純化。エンドプレートもシンプルなものになり、上部フラップは廃止される。バージボードも低くなり、リアウイングはDRSの効きを強めるために、開口部が65mmから85mmに拡大され、ウイングの幅と高さも増加する。また、空力だけでなく、燃料制限も増加される。

    レッドブル・レーシングは、空力に優れたシャシーが特徴だが、クリスチャン・ホーナーは、上記のレギュレーション変更によってエンジンパワーへの依存度がさらに高くなると危惧している。

    2019年のレギュレーション変更はレッドブルにとって助けになるかと質問されたクリスチャン・ホーナーは「まったくだ」とコメント。

    「エンジンに依存することになるだろう。誰もが全てが収束し始める良いラインに達したと考えていると思うが、私はまったくそうは思っていない」

    レッドブル・レーシングは、2019年からホンダのF1パワーユニットを搭載することが決定している。

    関連:【F1】 2019年F1マシンの変更点を動画で解説

  • ダニエル・リカルド 「レッドブルがホンダに決めた理由が重要」

    ダニエル・リカルド 「レッドブルがホンダに決めた理由が重要」

    ダニエル・リカルドは、レッドブル・レーシングが2019年にホンダのF1パワーユニットに切り替えることを決断したのは、ルノーとの関係が悪化したことによる感情的なものではないことを理解することが重要だと語る。

    ダニエル・リカルドは、まだレッドブルとの新契約にサインしていないが、2019年にホンダのF1エンジンを搭載する新生“レッドブル・ホンダ”に残留することになると考えられている。

    レッドブル・レーシングがホンダのF1パワーユニットを搭載することに完全に納得しているかと質問されたダニエル・リカルドは「たぶんホンダを運転してみるまで100%は分らないと思う」と Autosport にコメント。

    「もちろん、チームからは何度も聞いているし、彼らはその理由を伝えてくれている」

    「僕にとって重要なことは、彼らがなぜそうしたのか、それがただの感情だけではないことを理解することだ。『ルノーとの関係はもう何をしてもダメだ。我々は変えたいから変える』といったようにね」

    「もちろん、彼らは宿題を終えたし、彼らはそれがただの感情的な決断ではなく、良いことだと強く信じている」

    「彼らはそれを実現させて僕に希望を与えるためにやれることをやってくれた」

    レッドブル・レーシングのチーム代表クリスチャン・ホーナーは、ダニエル・リカルドにホンダについて説得する必要はあまりなかったと語る。

    「我々は膝を突き合わせて話し合い、我々が行った変更の背景にある論理的な根拠について説明した」

    「変化のタイミングだというのが現実だ。我々は毎年同じことをやっているし、ホンダの本物の進化を目にしてきた。異なるルートに進んで進化するにはとにかく正しいタイミングだと感じている」

    レッドブルの姉妹チームであるトロロッソは今年からホンダのF1パワーユニットを搭載。そして、ホンダがF1カナダGPで導入した内燃エンジンのアップグレードが本家レッドブル・レーシングの契約へと繋がった。

    しかし、トロロッソ・ホンダのドライバーであるピエール・ガスリーは、先週末のF1イギリスGPで、ホンダのパワーユニットによってトロロッソは直線スピードで約1秒が犠牲になっていると語っている。

    ダニエル・リカルドは、ピエール・ガスリーの発言が2019年にむけたホンダへの信頼に影響することはないとし、F1イギリスGPの予選後に「まあ、僕たちもルノーで同じように失っているからね」と語っていた。

    レッドブル・レーシングでリカルドのチームメイトを務めるマックス・フェルスタッペンは、ルノーのF1エンジンのパワー不足におって1秒くらい失っていると何度も語っており、レースでのライバルとのパワー差は“悲劇的”だと述べている。

    ルノーは、2014年にF1がパワーユニット時代に突入して以来、フェラーリとメルセデスに匹敵することができず。レッドブル・レーシングとそのドライバーにとっては絶えずストレスとなってきた。

    ルノーは、F1オーストリアGPで新しいハイパワーモードを導入したが、ダニエル・リカルドはその影響を軽視している。

    「基本的には落ち着いたまだし、あまり興奮はしていない」とダニエル・リカルドはコメント。

    「優れたものになると考えていれば、失望しやすい。良くなればそれは良いことだし、僕たちは何かを得ることができる」

    F1でワールドチャンピオンを争えるパッケージを求めているダニエル・リカルドだが、他のオプションは狭まっており、レッドブルとの新契約にサインすることが濃厚だとされている。

    メルセデスとフェラーリは、ダニエル・リカルドの興味を持っていると噂されていたが、最近ではその熱はさめており、マクラーレンもリカルドの移籍候補に浮上している。

    「すべてのドアが閉じているわけではない」とダニエル・リカルドはコメント。

    「でも、他のトップチームはおそらくラインナップを継続する可能性がますます高まっている」

    「それに関する事実を把握しているわけではないけど、行間を読んだだけで、おそらく継続すると感じるものだ」

    「もちろん、レッドブルでなければ、彼らは最も魅力的な2つのオプションだし、それが可能でないければ、僕ににとって他のオプションがレッドブルよりも優れていると確信するのは難しい。とにかく、自分の判断が正しいことを確かめるだけだ」

  • マックス・フェルスタッペン 「ルノーのF1エンジンのパワー不足は大問題」

    マックス・フェルスタッペン 「ルノーのF1エンジンのパワー不足は大問題」

    マックス・フェルスタッペンは、レッドブル・レーシングのタイトル獲得のチャンスはルノーのF1エンジンによって急落したと語る。

    マックス・フェルスタッペンは、F1オーストリアGPで今シーズン初優勝を飾ったが、最近のレースではルノーのF1エンジンのパワー不足が本当に大きな問題となっていると語る。

    「僕たちには誰よりも強いシャシーがあると思っている」とマックス・フェルスタッペンは De Telegraaf にコメント。

    「僕たちにメルセデスやフェラーリのエンジンがあれば、彼らはもう僕たちのことが見えなくなるないだろう」

    「でも、今はストレートでのスピードがあまりに遅い。それは本当に問題だ」

    「フェラーリとメルセデスが彼らのエンジンにアップグレードを投入して以降、その差は本当に増大している」

    マックス・フェルスタッペンは、先週末にシルバーストンで開催されたF1イギリスGPがその最大の例であり、レッドブルは“遅かった”と語る。

    「70~80馬力も劣っていれば、苦戦を強いられるのはわかり切ったことだ」とマックス・フェルスタッペンはコメント。それはラップタイムに換算すると1周あたり1秒にあたる。

    「ストレートではまるで違うカテゴリーで走っているみたいだった」

    マクラーレン・ホンダ時代、フェルナンド・アロンソが、ホンダのお膝元である鈴鹿サーキットで開催された2015年のF1日本GPで、ホンダの幹部が見守るなか、エンジンに非力さに無線で「GP2エンジンか!」と不満をぶちまけたのことが大きな話題となった。

    マックス・フェルスタッペンは、今ではフェルナンド・アロンソがそのときにどう感じていたかを理解することができるようだ。シルバーストンではまるでF2のように感じたということかと質問されたマックス・フェルスタッペンは「そうだね」と答えている。

    そして、マックス・フェルスタッペンは、来週末ホッケンハイムで開催されるF1ドイツGPでも再びルノーのF1エンジンのパワー不足は問題になるだろうと考えている。

    「8つのコーナーがあって、それらの間に多くのストレートがある」とマックス・フェルスタッペンはホッケンハイムについて説明する。

    「でも、実際どうなるはわからない。インシデントやセーフティカーおおかげで僕たちは良い結果を得られるかもしれない。ただ、簡単ではないだろうね」

    「その後のハンガリー、シンガポール、メキシコでは僕たちは戦えると思っている。エンジンのせいで僕たちは平均して0.6~0.7秒を失っていると思うけど、僕たちは他の場所でおそらく0.4秒は補ぎなえると思う」

    「だから、そうだね、そこではチャンスがあると思う」

    レッドブル・レーシングのチーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーは、来季からホンダにスイッチするという決断は間違ってはいない語る。

    「変化のための時ということだ」とクリスチャン・ホーナーはコメント。

    「全員がどういうレベルにあるのか非常によくわかったと思うし、現時点ではホンダとルノーは似たような状況にあると私は思っている」

    「だが、重要なのは潜在能力と開発だ。今週末に我々が目にした統計を隠すことはできない。埋められるギャップではなかったが、ホンダとなら埋められることを期待している。ホンダが現在進めているものをかなり信じている」

    「ルノーに関しては毎年同じことの繰り返しだ。だが、ホンダはいい進歩を遂げている。私は、これが正しい選択だと考えている」

  • トロロッソ 「ホンダとレッドブルの契約には多くの相乗効果がある」

    トロロッソ 「ホンダとレッドブルの契約には多くの相乗効果がある」

    トロロッソのチーム代表フランツ・トストは、ホンダがレッドブルにパワーユニットを供給することは、自分たちにもメリットがあると感じている。

    シーズンが中盤に差し掛かったところで2019年のレッドブルとホンダの契約が発表され、話題の中心となった。トロロッソがホンダのワークスとして1年の経験を積んだのち、レッドブルとトロロッソ、そしてホンダの新たな取り組みが始まる。

    トロロッソは影が薄くなったようにも見えるが、フランツ・トストはトロロッソにもメリットがあると語る。

    「多くの相乗効果が見られるはずだ」とフランツ・トストは語る。

    「今季は自前のギアボックスを使用しているが、来年はレッドブルと共通のリアエンドを採用できる。これによって資金とリソースをほかの部分に振り向けて、パフォーマンス向上に注力できる。楽しみでしょうがない」

    「ルノーエンジンのときにもこうした取り組みはあったが、その最中にマニュファクチャラーが変更になった。エンジンが違えば、シナジーを出すのは難しい。ギアボックスのフィッティングポイントや、排気のシステムなども異なるからね」

    フランツ・トストは、ワークスパートナーとして戦ったシーズン序盤、ホンダと良い関係を築けていると語る。

    「ホンダとは本当にいい関係でやれていて、初めから緊密に連携できている。昨年末の段階では数回しか会えなかったが、プログラムを開始してからは膝を突き合わせて話し合えている。ホンダも我々もかなりのハードワークをしてきた」

    「昨シーズンですら、ホンダは見た目の結果ほど悪くなかった。少なくとも私の目にはそれが明らかだった。だから、今年のパフォーマンスがいいのも驚きではない」

    「そして、来年さらに上のレベルにいけるようにハードワークを続けている。レッドブル・レーシングとも組むようになれば、レースで勝てると私は確信している。いずれ分かると思う」

    「ワークスパートナーになったことで、チームはすごく助けられている。我々にとっては全く新たな環境が手に入った。それまではパワーユニットと電装系の部品を受け取って、マニュファクチャラーに『はい、どうぞ。これを搭載してくださいね』と言われるだけだった」

    「それが今では、ホンダとトロロッソのデザイナーが突き詰めて議論し、すべてのパーツの配置でベストなバランスを探ることができる。重量配分、空力的な観点、信頼性、冷却など、さまざまな観点から検討している。本当にすばらしいし、重要な進歩だ。ここにレッドブル・レーシングも加われば、さらに大きくパフォーマンスを向上させられると思う」

    フランツ・トストの見通しが明るいのは、ホンダのこれまでの歩みが理由であるとも考えている。現行のV6エンジンレギュレーションが導入され、最後発のマニュファクチャラーであるにもかかわらず、ホンダは参入からここまでで一番大きな進化を見せ、それが将来も続いていくと期待している。

    「我々は、ほんの少しずつだけど、全体的に進歩できている。一部でなく、全体なんだ。これが、パワーユニットとシャシーを融合させる最善のかたちだと考えている。パワーユニットマネージメントについても、両者ともに大きく前進している。MGU-K、MGU-H、バッテリーにエンジン、それぞれの使い方を議論し、ベストなかたちで取り組めている」

    「もちろん、これはまだ途中経過にすぎないし、すべてのマニュファクチャラーがパフォーマンス向上を目指して懸命に取り組んでいる。特に、メルセデスは現行レギュレーションが導入される早い段階から開発に集中して、大きなアドバンテージがある。どのマニュファクチャラーもこの1年で追い付くのは難しいだろう。でも、フェラーリはそれができると示してくれたし、私はホンダにも可能だと思っている」

    フランツ・トストは、カナダで投入されたアップグレードにもかなりポジティブな手応えを得えてる。

    「大満足だ。彼らは『0.3秒向上できる』と見通しを話してくれて、それがそのまま実現した」とフランツ・トストは語る。

    「トロロッソの目標は、中団最上位だ。もちろん、それはドライバーの経験値に左右されることではある。ドライバーは重要なファクターなので、来年だれが乗るかを知る必要はあるし、チームの順位もそこで予想することができる」

    「すべてがうまくかみ合えば、ルノーやマクラーレンといったチームの上を行くことができるはずだ。簡単なことではないが、それは可能なんだ」

  • ダニエル・リカルド 「“ナンバー1”ステータスを求めている訳ではない」

    ダニエル・リカルド 「“ナンバー1”ステータスを求めている訳ではない」

    ダニエル・リカルドは、レッドブル・レーシングでの“ナンバー1”ステータスを求めていることで契約交渉が遅れているとの憶測を否定。また、自身のF1での将来について“すべてのドアが閉ざされたわけではない”と示唆した。

    ダニエル・リカルドは、最近のレースで“混乱や不運”が続いていると感じているが、外部からは契約交渉によって集中力を失ているのではないかとの見方もある。

    F1モナコGPで感動的な勝利を挙げて以降、ダニエル・リカルドは過去4レースで表彰台から遠ざかっている。また、F1オーストリアGPでは、予選戦略を巡ってチームメイトのマックス・フェルスタッペンと意見を対立させている。

    ダニエル・リカルドは、レッドブル・レーシングでマックス・フェルスタッペンよりも優位なステータスを求めているわけではないと主張しつつも、新契約を停滞させている問題がなにかあることを示唆した。

    「ナンバー1ステータスを望んでいるわけではない。その必要はないし、まったく問題はない」とダニエル・リカルドはコメント。

    「もちろん、マックスはいい走りをしているけど、モナコ以降、毎週末でちょっとした妨げや不運があったと思う。ポール・リカールでのフロントウイングのようなね。それが僕をうんざりさせている」

    F1でワールドチャンピオンを争えるパッケージを求めているダニエル・リカルドだが、他のオプションは狭まっており、レッドブルとの新契約にサインすることが濃厚だとされている。

    メルセデスとフェラーリは、ダニエル・リカルドの興味を持っていると噂されていたが、最近ではその熱はさめており、マクラーレンもリカルドの移籍候補に浮上している。

    「すべてのドアが閉じているわけではない」とダニエル・リカルドはコメント。

    「でも、他のトップチームはおそらくラインナップを継続する可能性がますます高まっている」

    「それに関する事実を把握しているわけではないけど、行間を読んだだけで、おそらく継続すると感じるものだ」

    「もちろん、レッドブルでなければ、彼らは最も魅力的な2つのオプションだし、それが可能でないければ、僕ににとって他のオプションがレッドブルよりも優れていると確信するのは難しい。とにかく、自分の判断が正しいことを確かめるだけだ」

  • マックス・フェルスタッペン 「ルノーはまるで“F2エンジン”」

    マックス・フェルスタッペン 「ルノーはまるで“F2エンジン”」

    レッドブルのマックス・フェルスタッペンは、先週末のF1イギリスGPの決勝では、まるでF2を走っているように感じたと嘆いた。

    マクラーレン・ホンダ時代、フェルナンド・アロンソが、ホンダのお膝元である鈴鹿サーキットで開催された2015年のF1日本GPで、ホンダの幹部が見守るなか、エンジンに非力さに無線で「GP2エンジンか!」と不満をぶちまけたのことが大きな話題となった。

    F1の下位カテゴリーだったGP2は、2017年からはF2に改名している。

    マックス・フェルスタッペンは、今ではフェルナンド・アロンソがそのときにどう感じていたかを理解することができると語った。

    「70~80馬力も劣っていれば、苦戦を強いられるのはわかり切ったことだ」とマックス・フェルスタッペンはコメント。

    「ストレートではまるで違うカテゴリーで走っているみたいだった」

    シルバーストンではまるでF2のように感じたということかと質問されたマックス・フェルスタッペンは「そうだね」と答えた。

    現在、レッドブル・レーシングはルノーのF1パワーユニットを搭載しているが、2019年からはかつてフェルナンド・アロンソが不満をぶちまけたホンダのF1パワーユニットに変更することが決定している。

    レッドブル・レーシングのチーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーは、来季からホンダにスイッチするという決断は間違ってはいない語る。

    「変化のための時ということだ」とクリスチャン・ホーナーはコメント。

    「全員がどういうレベルにあるのか非常によくわかったと思うし、現時点ではホンダとルノーは似たような状況にあると私は思っている」

    「だが、重要なのは潜在能力と開発だ。今週末に我々が目にした統計を隠すことはできない。埋められるギャップではなかったが、ホンダとなら埋められることを期待している。ホンダが現在進めているものをかなり信じている」

    「ルノーに関しては毎年同じことの繰り返しだ。だが、ホンダはいい進歩を遂げている。私は、これが正しい選択だと考えている」

    一方、本当にルノーのパワーはメルセデスやフェラーリより80馬力も劣っているのかと質問されたマックス・フェルスタッペンは「正確な数値はわからない」とコメント。

    「でも、ストレートで1秒以上も失っていれば、それが相当な差だということはわかるものだ」

  • レッドブル 「フェラーリのF1エンジンが新たなベンチマーク」

    レッドブル 「フェラーリのF1エンジンが新たなベンチマーク」

    レッドブル・レーシングのチーム代表クリスチャン・ホーナーは、今季のフェラーリのF1エンジンはパフォーマンス面でメルセデスを上回り、新たなベンチマークとなったコメント。そして、ルノーからホンダに変える来年は2強との差を縮められることを期待していると語った。

    2014年にF1にV6ターボ“パワーユニット”が導入されて以来、メルセデスのF1エンジンは最強と謳われており、過去4年間でドライバーズとコンストラクターズの両方のタイトルを連覇してきた。

    しかし、今年はフェラーリとセバスチャン・ベッテルが現状では選手権をリードしており、F1イギリスGPでそのリードをさらに広げた。セバスチャン・ベッテルはルイス・ハミルトンに8ポイント差をつけており、フェラーリはメルセデスへの差を20ポイントに拡大した。

    またフェラーリのパフォーマンス改善に呼応するように、ハースとザウバーも中団グループで抜きん出たパフォーマンスを披露しつつある。オーストリアGP以降、ハースは“ベスト・オブ・ザ・レスト”だと見なされており、ザウバーのシャルル・ルクレールは過去3戦で2度のQ2進出を果たしている。

    「現在ではフェラーリのエンジンがベンチマークに設定されていると思う。ハースとザウバーも好調をみせている」とクリスチャン・ホーナーはコメント。

    「現時点ではエンジン間の状況は非常に類似していることがわかると思う。重要なのは潜在的な開発能力だ。今週末はルノーにとって非常に厳しい週末だった」

    レッドブル・レーシシングは、2019年からホンダのF1パワーユニットを搭載する。クリスチャン・ホーナーは、来年はルノーについて心配しなくても良くなったと語り、ホンダがフェラーリとメルセデスに近づく助けになることを期待していると語る。

    「今週末に我々が目にした統計を隠すことはできない。埋められるギャップではなかったが、ホンダとなら埋められることを期待している。ホンダが現在進めているものをかなり信じている」

  • レッドブル、ルノーのパワー不足によって「完全に無防備だった」

    レッドブル、ルノーのパワー不足によって「完全に無防備だった」

    レッドブル・レーシングのチーム代表クリスチャン・ホーナーは、F1イギリスGPでのルノーとフェラーリのF1パワーユニットの“常軌を逸した”スピード差によって、レッドブルのドライバーは“完全に無防備”だったと述べた。

    F1イギリスGPでは、最後のセーフティカー後のリスタートでフェラーリのキミ・ライコネンがストウでミスをしてコースオフしていたにも関わらず、マックス・フェルスタッペンは終盤の4位争いでライコネンを抑えることができなかった。

    それまで、マックス・フェルスタッペンは、ルイールドでフェラーリのアウトサイド走り、コプスで防御することでキミ・ライコネンの攻撃を退けてきたが、最終的にブレーキ・バイ・ワイヤのトラブルでリタイアした。

    ダニエル・リカルドはセバスチャン・ベッテル、ルイス・ハミルトン、キミ・ライコネンについていけず、1ストップでタイヤに苦しむバルテリ・ボッタスを攻撃することもできず、5位でレースをフィニッシュした。

    しかし、レッドブルのチーム代表クリスチャン・ホーナーは、フェラーリのパワーアドバンテージがドライバーに余剰なハードワークを強いていたと語る。

    「我々は防御と攻撃の両方で完全に無防備な状態だった」とクリスチャン・ホーナーはコメント。

    「キミとのリスタートでもわかったと思う。2015年のメキシコのよううな追加パワーだった」

    「我々はリスタートでキミに対して予選モードを走らせたが、その差は歴然だったと思う」

    「マックスがキミを抑えるためにいかにハードに仕事をしなければならなかったがわかったと思う。彼らのリスタート時のスピードアドバンテージは常軌を逸していた」

    「2回目のスタートで彼はストウで危険な瞬間があったが、それでもターン2とターン3ではマックスを攻撃していた」

    「残念なことに、ダニエルも優れたタイヤ、グリップ、パフォーマンスを持ってしてもバルテリをアタックすることができなかった。DRSをオープンにしても、我々は後退していた」

    クリスチャン・ホーナーは、現在の空力レギュレーションによってシルバーストンがコーナーが全開で走れるようになったことで、フェラーリとメルセデスに対するルノーのパワー不足を増幅させ、セットアップを妥協しなければならなかったことでさらに競争力が損なわれたと述べた。

    「現在のシルバーストンの問題は、かなり広範囲にスロットルを開けられるサーキットになったことだ。予選では82%がフルスロットルだ」

    「今では全員がコプスで全開だし、コプス、ベケッツ、ストウのようなコーナーでは、このクルマではまったく太刀打ちできない」

    「とにかくスピード不足だし、よりパワーが重視される。ステアリングをロックして、クルマから不要なものを取り去るときには、本当にパワーが必要だ。それがパワーが効力を出すときだ。バルセロナのターン3、ソチのターン3、オーストリアのターン7。それは既知の問題だ」

    「クルマのリアウイングを見てもらえば、我々がシルバーストンでスパレベルで橋ていたことがわかると思う。他の全員はもう少しウイングをつけていた」

    「予選では全てのコーナーでセバスチャンよりも速かったと思うが、とにかくストレートでタイムを失っていた」

    レッドブル・レーシングは、2019年からルノーに代えてホンダのF1パワーユニットを搭載することが決定している。