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  • レッドブル・レーシング カーライルがF1投資運用パートナーに就任

    レッドブル・レーシング カーライルがF1投資運用パートナーに就任

    レッドブル・レーシングは、世界最大級のグローバル投資会社のひとつであるカーライルと複数年にわたるグローバルパートナーシップを発表した。カーライルは投資運用業界におけるチームの独占パートナーとなり、F1チームと大手グローバル・プライベートマーケット企業との初の提携が実現した。

    投資とF1両方において、成功は最小の差によって定義される。それは徹底した精度、完璧な実行、そして世界的に卓越したチームの力によって成し遂げられる。

    このパートナーシップは、それぞれの分野の最前線に立つ二者を結びつけ、パフォーマンス、イノベーション、勝利への共通の意欲で世界的に認められている。

    両業界はともに成長期にあり、テクノロジーに後押しされ、データに支えられ、かつてないほど幅広い層にリーチしている。F1は世界的なファン層を拡大し、世界有数のエリートスポーツの一つとしてエンゲージメントのあり方を再定義している。プライベートマーケットはますますアクセスしやすくなり、世界中の投資家に新たな機会を創出している。オラクル・レッドブル・レーシングとカーライルは共に、新しいエンゲージメントの道を開き、グローバルなつながりを深め、プライベートマーケットとF1におけるアクセス拡大という共通の目標を支えるデータとテクノロジー主導の取り組みを進めていく。

    契約の一環として、カーライルのブランドはオラクル・レッドブル・レーシングのRB21マシンおよび主要なチーム資産に掲出される。これにはシャシー、ドライバーのチームウェア、ピットウォール、ガレージ環境などが含まれる。このパートナーシップはF1のグローバルカレンダー全体で展開され、オラクル・レッドブル・レーシングはカーライルに、世界中のクライアント、パートナー、コミュニティと交流するための強力なプラットフォームを提供する。

    レッドブル・レーシング F1 カーライル

    オラクル・レッドブル・レーシングCEO兼チーム代表のローラン・メキースは「カーライルをチームに迎え入れることを大変うれしく思う」と述べた。

    「我々両組織は世界的な才能、大胆な発想、そして最高レベルで戦う意欲に基づいて築かれている。グローバル金融における象徴的な存在であるカーライルは、長期的な視点と広大なネットワークをもたらす。我々はサーキット内外で力強いパートナーシップを築いていくことを楽しみにしている。F1は絶え間ない集中力と精度を要求するが、我々はカーライルの投資アプローチとの間に明確な一致を見ている」

    カーライルCEOのハーヴェイ・シュワルツは「我々の業界は、プライベートマーケットへのアクセスの拡大や新世代投資家からの関心の高まりによって、並外れた変革の最中にある」とコメント。

    「その成長と包括性の精神がF1をも変革しつつあり、オラクル・レッドブル・レーシングは世界中の新たな観客層への拡大を主導している。このパートナーシップは、イノベーションと卓越性に突き動かされた二つの高パフォーマンスチームを結びつける。我々は世界で最も名高いスポーツブランドの一つと提携し、新しい観客とつながり、長期的な価値を共に創造できることに胸を躍らせている」

    この協業は、ハイパフォーマンススポーツとプライベートキャピタルとの交差点が拡大していることを浮き彫りにしている。カーライルは、影響力のあるグローバルプラットフォームを通じてプライベートマーケットの認知を拡大し、意義あるパートナーシップの構築に投資し続けている。

  • マックス・フェルスタッペンのF1イタリアGP 快勝支えたレッドブル新哲学

    マックス・フェルスタッペンのF1イタリアGP 快勝支えたレッドブル新哲学

    マックス・フェルスタッペンとヘルムート・マルコは、レッドブルがモンツァのF1週末に向けて異なる哲学を採用したことを認めた。チームはドライバーからのフィードバックをより重視し、フェルスタッペンはローラン・メキースの貢献を称賛した。

    イタリアGPでは、マックス・フェルスタッペンが圧倒的な勝利を収めた。昨年レッドブルが大きく苦しみ、フェルスタッペンがマシンを「モンスター」と形容したサーキットで、12か月後の現実は大きく変わっていた。

    「今回はクルマが完璧に機能した。戦略も良く、すべてがうまくいった」とマルコは決勝後のモンツァ・パドックで語った。「マックスは第1コーナーを除けば支配的だった。マクラーレンに20秒差をつけて勝つのは本当に大きな成果だ」

    レッドブルのモータースポーツ・アドバイザーは、イタリアで勝利できると最初に予言した人物だった。金曜にその大胆な予想を口にしたとき、集まったメディアは驚いたが、レース後にマルコは笑顔でこう語った。「私が何か言うと、君たちはいつも驚くじゃないか!」

    シミュレーターを「盲目的に」信じなくなったレッドブル
    より真剣な口調で、マルコは夏休み後にチームのレース週末へのアプローチが変わったと説明した。

    「違いは週末の準備の仕方が今は異なるということだ」

    「ローランは優れたエンジニアだ。今はシミュレーションが示すものをそのまま受け入れるのではなく、マックスの経験やレーシングエンジニアの経験と組み合わせるという考え方だ。そうすることで、より予測可能でドライブしやすいクルマをつくろうとしている」

    「それが今回の成果だ。基本的には以前と同じクルマだが、いくつかのアップグレードが入り、それが機能している。だがマクラーレンに20秒差というのは、私でも予想していなかった」

    マルコが語る新しい哲学はザントフォールトに遡る。

    「ブダペストですでに、我々が何を間違えたかは分かっていたが、もう変えることはできなかった。しかしザントフォールトでは、我々が進んでいる方向性が正しいことが示された」

    「ザントフォールトは我々の得意なサーキットではなかったが、2位は運が良かったにせよ、3位は確保できる状態だった。そしてそこから進化した。昨年のモンツァでは優勝者から40秒も遅れていて、当時のクルマはモンスターだった」

    レッドブル・レーシング F1 イタリアGP

    フェルスタッペンは適切なセットアップを見つけ、維持するうえで重要な役割を果たした。ただしマルコは、ローラン・メキースの加入も違いをもたらしたと付け加えた。

    「エンジニアたちは今、ドライバーの話をもっと聞いている。これだけ速く経験豊富なドライバーがいれば、それが正しいやり方だと思う。結局は彼がクルマをドライブするのだから。そして最終的に重要だったのは、我々のトップスピードが向上したことだ」とマルコは述べ、予選に向けてローダウンフォース仕様を選び続ける判断をフェルスタッペン自身が下したと指摘した。

    「我々はマクラーレンから逃げ切れることを確認した。ドライバーの意見が尊重されたのだ」

    「その意味で、マルコはフェルスタッペンがより技術的なレベルで話せる相手としてメキースを高く評価している。「今では技術チーム全体がよりオープンになり、議論を交わしている。シミュレーションの数値を盲目的に受け入れるのではなくなった」

    フェルスタッペンも新アプローチを歓迎
    フェルスタッペンも、レッドブルの新しいレース週末へのアプローチと、メキースとの関係構築に前向きだ。

    「これまでは多くのレースで、クルマのセットアップをあちこちに振っていた。かなり極端な変更もしていて、それは我々がコントロールできていないことを示していた。何をすべきか完全には理解できていなかったんだ。ローランはエンジニアリングのバックグラウンドを持っているので、エンジニアに正しい質問――常識的な質問を投げかけている。それが非常にうまく機能していると思う」

    さらに、試したことから学ぼうとしている。一度あることが方向性を示してくれると、それを基に作業を続けていく。ザントフォールトではすでにうまくいく一歩を踏み出したと確かに感じたし、ここでもさらに一歩を進めて、また少し良くなったと感じられた」

  • 「新しいアプローチ」 レッドブルF1代表初勝利メキースの手腕をマルコが評価

    「新しいアプローチ」 レッドブルF1代表初勝利メキースの手腕をマルコが評価

    レッドブルのモータースポーツ・コンサルタントであるヘルムート・マルコは、チーム代表としてグランプリ初勝利を指揮したローラン・メキースのリーダーシップを称賛した。

    メキースは4戦前にクリスチャン・ホーナーに代わってレッドブル・レーシングのチーム代表に就任した。マックス・フェルスタッペンは彼の就任後最初のレース、スパ・フランコルシャンでのスプリントレースで勝利を挙げたが、イタリアGPでの勝利はメキースの指揮下での初めてのメインイベントでの勝利となった。

    「彼は我々のレースへの取り組みに新しいアプローチをもたらした。そしてそれは明らかに効果を発揮している」とマルコはレース後にViaplayに語った。

    フェルスタッペンはシーズン5度目のポールポジションを0.1秒未満の僅差で獲得した。しかしレースでのレッドブルのパフォーマンス差はさらに印象的なもので、マクラーレンは通常ロングランでより強さを発揮する傾向がある。

    フェルスタッペンは序盤にランド・ノリスにリードを奪われたものの、すぐにマクラーレンのドライバーを抜き返し、最初のスティントで6秒のリードを築いた。この差は最終スティントで急速に拡大した。マクラーレンはピットストップを遅らせてソフトタイヤに履き替え、レッドブルに追いつこうとしたが、効果はなかった。

    「信じられない。つまり、マクラーレンに20秒差をつけ、レースを支配し、さらにファステストラップまで」とマルコは語った。

    レッドブル・レーシング

    この結果は、夏休み前の最後のレースで9位に終わったチームにとって大きな転換点を示すものだ。モンツァは昨年、フェルスタッペンが6位に終わった彼らにとって最も弱い舞台のひとつでもあった。

    「2レース前のハンガリーでは、我々は本当にひどい状態に見えた」とマルコは語った。「そして今はこのような支配的な走りを見せた」

    「また、昨年我々が最悪のレースのひとつを経験した後に、今こうして非常に楽観的になり、これからを楽しみにしている」

    この結果により、ドライバーズ選手権におけるフェルスタッペンの首位オスカー・ピアストリとの差は94点に縮まった。レッドブルはコンストラクターズ選手権で依然として4位にとどまっており、フェラーリに41点差をつけられているが、勝利数ではライバルがゼロに対して3勝を挙げている。

  • レッドブルF1代表 アイザック・ハジャーへの「チームオーダー」疑惑を否定

    レッドブルF1代表 アイザック・ハジャーへの「チームオーダー」疑惑を否定

    アイザック・ハジャーは日曜のF1オランダGPで自身初の表彰台を手にした。レーシングブルズのドライバーは3位でチェッカーフラッグを受け、レッドブルのマックス・フェルスタッペンからわずか2秒差でフィニッシュした。

    F1に2チームを擁する唯一の組織であるレッドブルとレーシングブルズは、ザントフォールトのグリッドでフェルスタッペンが3番手、ハジャーが4番手に並んだ。

    彼らの前には、オスカー・ピアストリとランド・ノリスが並ぶマクラーレンのフロントロー、そしてメルセデスのジョージ・ラッセルが5番手、フェラーリ勢がその後方につけていた。

    フェルスタッペンは序盤にランド・ノリスを間に挟む形でハジャーとの差を作ったが、ハジャーも負けじとシャルル・ルクレールを抑え込み、その後はラッセルの攻撃にも耐えた。ノリスがフェルスタッペンをかわした後、ハジャーはフェルスタッペンの背後を走行したが、攻撃を仕掛けることはできなかった。同様にルクレールやメルセデス勢もハジャーを抜くことはできなかった。

    3度のセーフティカー再スタートがあったが、そのすべてでハジャーはフェルスタッペンの後ろに並んだ。しかしポジション争いを仕掛けることはなく、逆に背後のルクレールやメルセデスも突破できなかった。

    72周のチェッカーフラッグが振られたとき、最大の勝者はノリスのリタイアで順位を上げ、キャリア初の表彰台を手にしたハジャーだった。ノリスのエンジン故障によるリタイアを除けば、ハジャーは常にフェルスタッペンの背後を走行しており、マクラーレンの2台が勝利と2位を争う中で、フェルスタッペンは“ベスト・オブ・ザ・レスト”となっていた。

    レッドブルのチーム代表ローラン・メキースは、ハジャーの快挙をザントフォールトでの予選4位獲得に起因すると語った。

    「アイザックにとって、これは本当に素晴らしいレースだった」とメキースはPlanetF1.comを含むメディアに語った。

    「彼がシーズン序盤からどれだけ良い仕事をしてきたか、その証明だった。雨の日に偶然のように表彰台を取ったわけではない。彼は予選で実力でP4を獲得し、レース中もマックスから数秒差を保ち続けた」

    「だから本当に彼とレーシングブルズの努力に敬意を表する。これは運ではなく、彼らの多大な努力の賜物だ」

    レッドブル・レーシング F1 アイザック・ハジャー

    しかし72周を通してフェルスタッペンの背後を走り続けたことから、ハジャーはレッドブルの規則のもとでフェルスタッペンを攻撃すること自体が許されていたのかという疑問も浮かんだ。

    メキースはすぐにレッドブルとレーシングブルズ間のチームオーダーを否定した。

    「もし許されていないとしたら、それは違法だ」と彼は強調した。「だから答えはイエス、彼には許されていた」

    「それに前戦のブダペストでは、我々はレーシングブルズの後ろでフィニッシュしていることを思い出してほしい」

  • レッドブルF1 新代表ローラン・メキースが語る就任の舞台裏と挑戦への決意

    レッドブルF1 新代表ローラン・メキースが語る就任の舞台裏と挑戦への決意

    ローラン・メキースは、スポーツ界における大役のひとつを担うことになった。F1チーム選手権で6度のタイトルを獲得しているレッドブル・レーシングの新たなチーム代表に就任したのだ。

    フランス人である彼は、レッドブルの20年の歴史の中でわずか2人目のチーム代表となり、現在パフォーマンスの低迷に苦しむチームの舵取りを任された。

    エンジニア出身のメキースは、アロウズ、ミナルディ、トロ・ロッソ、FIA、フェラーリ、レーシングブルズ、そして現在のレッドブルと、F1の世界で24年にわたってキャリアを積んできた。最近では、レーシングブルズにおいてCEOピーター・バイヤーと共に組織構造の刷新に取り組み、チームを中団勢の強豪へと押し上げていた。

    こうした実績から、レッドブルが上層部の刷新を決断した際、”ファミリー内”から後任を探すのは自然な流れだった。そしてクリスチャン・ホーナーの後任として白羽の矢が立ったのが、メキースだった。

    スパ・フランコルシャンのパドックにあるレッドブル・エナジーステーションで木曜、F1.comとの独占インタビューに応じたメキースは、翌日のFIA記者会見で世界中のメディアの前に立つことを控えながらも、リラックスした様子で穏やかな表情を見せ、自身の人生を変えることとなった”あの知らせ”をどう受け取ったかを語った。

    「正直言って、みんなと同じように突然だったよ」とメキース。「たぶん僕の状況もみんなとほとんど同じだったと思う。正式発表の数時間前にオリバー(・ミンツラフ、レッドブルのコーポレート・プロジェクト&インベストメントCEO)とヘルムート(・マルコ、モータースポーツアドバイザー)から電話が来たんだ」

    「もちろん驚いた。でも次の瞬間にこう思った。『待てよ、レッドブルからその役割を託されようとしてるんだぞ? こんなの、光栄以外の何ものでもない』ってね。あの“レッドブルのエネルギー”ってやつを感じたんだ。それで電話をかけ直して──そして、それからはもう歴史の一部さ」

    「勝つためにここにいる」──最初に考えたのは”人”との出会い
    チーム代表ともなれば、当然のことながらゆっくり眠る時間もない。その上、今のメキースは就任から2週間しか経っておらず、あふれるアイデアが頭を駆け巡り、さらに睡眠不足が続いているという。その中で真っ先に思い浮かんだのは、「人と会うこと」だったと語る。

    「どう時間を使うか。それは、この素晴らしい人々に会うこと。チームのみんなに会って、お互いを知り合い、対話を始め、強みやチームの力学を理解することなんだ」

    「まだたった2週間。自分が目指すレベルには到底届いていないけど、毎日人と会って、だんだん理解が深まっていく過程は、とても刺激的で素晴らしい旅なんだ」

    メキースは「人」を重んじる人物だ。これまで共に仕事をした多くの人が、彼のことを知的で思慮深く、そして熱意に満ちた人間だと評価している。「チームを鼓舞できる男」。そう評される彼が会話の序盤から人の話を繰り返し口にしたのは、成功する組織を作る上で「人」の重要性を強く理解しているからに他ならない。

    ローラン・メキーススパ・フランコルシャンに到着したレッドブルF1のチーム代表兼CEOローラン・メキース。

    「毎日が新しい才能との出会いなんだ」と彼は言う。「チームがどう動いているかも、毎日が発見だ。共通して感じるのは、どんな角度から見ても、どんな扉を開けても、そこに“レーシング・スピリット”があるってこと」

    「ここにいるみんなは、勝つためにここにいるんだ。世界最高のプロたちだっていうのが、すぐに伝わってくる。そして毎日誰かに会って、やり取りが深まっていく。ここ2週間はそんな毎日だったよ」

    「アランは完璧な後任だ」──レーシングブルズへの想いと人事
    レーシングブルズからの離脱は、当然ながら簡単な決断ではなかった。しかしメキースは、自らがチームに迎えたアラン・パーメインこそが、チームを託すのに最適な人物であると断言する。

    「正直なところ、離れるのはつらかった。素晴らしい冒険だったからね。この1年半で数多くの改革を実現して、これからさらに勢いを増していくタイミングだった」

    「でも一方で、チームは最高の人材に託されたと思っている。アランはチームのすべてを知り尽くしてるし、我々が一緒に築いてきたスピリットを体現してくれる人物だ。彼がピーターやチームと共に歩む姿は、本当に頼もしい」

    アラン・パーメイン(レーシングブルズ)スパでの週末に臨むレーシングブルズの新代表アラン・パーメイン。

    「勝利とタイトル、それだけが目標だ」──レッドブルを率いる覚悟
    「レッドブルには、ただひとつの願いしかない。勝つこと、そしてタイトルを獲ることだ」とメキースは断言する。「ボードから現場のすべての人間まで、それが唯一の目標なんだ。チーム全体が、最良のクルマを生み出すために全力を尽くしている」

    彼がその実現のために挙げたのもまた、「人」だった。

    「要は、才能ある人々が力を発揮できる環境とツールを整えること。その魔法を引き出せるようにね」

    2026年からは、フォードと共同開発したレッドブル独自のパワーユニットが初めて投入される。これは大きな挑戦であり、同時に機会でもある。

    「レッドブルはこのスポーツで長年戦ってきた。だからこそ、短期・中期・長期で何が起きるかを熟知している。彼らは、変化と2026年レギュレーションの大波を乗り越えるための力を理解してるし、必要な“アグレッション”を全社的に注ぎ込んでくれている」

    レッドブル・レーシング マックス・フェルスタッペンスパでメディア対応するマックス・フェルスタッペン。

    「マックスはこのプロジェクトの中心」──フェルスタッペンと角田裕毅について
    「真実は、我々はマックスに全力を尽くしているということ。だからこそ、彼に最高のクルマを提供することが我々の最優先なんだ。それがチーム全員の望みなんだよ」

    「マックスはこのプロジェクトの中心だ。彼の魔法はサーキットで不可欠だし、長年チームに貢献してきたからこそ、次なる競争力を築くうえでも彼の意見が必要なんだ」

    角田裕毅についてもメキースは、「スピードは確かにある」と語る。

    「裕毅は速い。それは間違いない。そして、スピードというのは簡単に消えるものじゃない。状況は厳しいけど、チームは彼を全面的に支えている。今つなげるべき点をひとつずつつないでいこうとしているんだ」

    「チームとの関係も非常に良好だし、近いうちに彼本来の力を発揮してくれると確信している」

    メキースはこれまでのF1キャリアにおいて素晴らしい実績を残してきた。同業者たちからの評価も非常に高く、彼が持つ「人を鼓舞する力」「結果を出す手腕」「前向きな組織文化を築く能力」は広く知られている。これから挑むキャリア最大の難関において、そうした資質を最大限に生かすことが何より重要となるだろう。

  • レッドブル F1ベルギーGPに向けてRB21に5つの大型アップグレードを投入

    レッドブル F1ベルギーGPに向けてRB21に5つの大型アップグレードを投入

    レッドブル・レーシングは、2025年のF1世界選手権第13戦ベルギーGPに向けて、RB21に今季最大級のアップグレードを施した。今回の変更は、来季マシン開発への完全移行前に行われる最後の大規模アップデートのひとつと見られている。

    今回のアップグレードは、直近のフロア改良に続くもので、複数の重要エリアに渡っている。対象となったのは、フロントウイング、サイドポッドのインレット、エンジンカバーなどだ。

    フロントウイング
    第1および第2エレメントのキャンバーと迎角(インシデンス)が変更され、それに伴い他のフラップもボディワーク規定に適合するよう調整された。
    これにより、最初の2つのエレメントにおける圧力分布を見直し、ダウンフォースの増加を狙っている。

    レッドブル・レーシング F1 ベルギーGP フロントウイング

    サイドポッドインレット
    エンジン冷却が重要となるサーキットへの対応として、従来2つに分かれていたインレットを1つに統合。さらに上部開口部を拡大している。

    レッドブル・レーシング F1 ベルギーGP サイドポッドインレット

    エンジンカバー
    サイドポッドインレットの変更に伴い、トップボディワークの分割ラインが変わったため、エンジンカバーも空力的に整合させて再設計された。これにより、フロアへの空気の流れとの連携が強化されている。
    加えて、リアサスペンションのシュラウド(覆い)も新たなボディ形状に適応するように変更された。

    レッドブル・レーシング F1 ベルギーGP エンジンカバー

    フロントサスペンション
    インボード側のフェアリングにキャンバーが追加され、新型サイドポッドインレットに必要な圧力供給を助ける設計となっている。

    レッドブル・レーシング F1 ベルギーGP フロントサスペンション

    ブレーキダクトボディワーク
    リアホイール周辺のロアカスケード(下層の空力構造)にわずかな変更が加えられた。より大きなキャンバーが付与され、エンドプレートにはトレーリングエッジのトリムが施されており、追加のダウンフォース生成が狙いとされている。

    レッドブル・レーシング F1 ベルギーGP ブレーキダクトボディワーク

    ちなみに、F1ベルギーGPでこのアップグレードが投入されるのはマックス・フェルスタッペンのみ。角田裕毅は、本人曰く「2ステップ遅れたパッケージ」を走らせる。

  • レッドブル・レーシング 2025年F1マシン『RB21』 カラーリング

    レッドブル・レーシング 2025年F1マシン『RB21』 カラーリング

    レッドブル・レーシングは、2025年F1マシン『RB21』のカラーリングを披露した。

    2025年のF1世界選手権で、レッドブル・レーシングは4度のF1ワールドチャンピオンであるマックス・フェルスタッペンのチームメイトとしてルーキーのリアム・ローソンが加入。コンストタクターズタイトルの奪還に挑む。

    レッドブル・レーシングは、2月18日にO2アリーナで行われたF1史上初の合同イベント『F1 75 Live』で8番目にプレゼンテーション。2025年F1マシン『RB21』のカラーリングを披露した。

    RB21は、レッドブルの伝統のネイビーを継続。そこまで変化のないカラーリングとなっている。

    レッドブル・レーシング RB21レッドブル・レーシング 2025年のF1世界選手権レッドブル・レーシング

  • レッドブル・レーシング 2025年版F1レーシングスーツを公開

    レッドブル・レーシング 2025年版F1レーシングスーツを公開

    レッドブル・レーシングは、マックス・フェルスタッペンとリーアム・ローソンが2025年のF1世界選手権に着用する新しいレーシングスーツとヘルメット公開した。

    2025年版のデザインは、スポンサーの変更を除いては、これまでのレッドブル・レーシングのレーシングスーツとほぼ同じである。マックス・フェルスタッペンとリアム・ローソンの新コンビは、ミルトンキーンズのチームで初めて一緒に過ごすシーズンでも、おなじみのヘルメットカラーを維持している。

    RB21マシン自体は、レッドブルが来週の火曜日にバーレーンでプレシーズンテストに先立ってシェイクダウンテストを行うまでお目にかかれない。

    レッドブル・レーシング マックス・フェルスタッペンレッドブル・レーシング リアム・ローソンレッドブル・レーシング Red Bull Racing

  • レッドブルとホンダがF1日本GP直前に東京でF1マシンのデモ走行イベント

    レッドブルとホンダがF1日本GP直前に東京でF1マシンのデモ走行イベント

    ホンダとレッドブルは、国際トップモータースポーツ体験事業実行委員会が主催するF1マシンによるショーラン(デモ走行)イベント「Red Bull Showrun x Powered by Honda」をサポートする。4月2日(水)に東京をレッドブル・レーシングとホンダのF1マシンが駆け抜けます。

    F1マシンによるRed Bull Showrunの開催は6年ぶりとなる。

    前回はホンダがレッドビル・レーシングにパワーユニットを供給してF1参戦した2019年に、日本の技術力の集約である自動車産業の偉大さを体験できるイベントとして明治神宮外苑のいちょう並木通りで開催した。

    その後ホンダとレッドブル・レーシングのタッグはF1にて63のレースで優勝し、ドライバーズ選手権1位を4度(全てマックス・フェルスタッペン)、そしてコンストラクターズ選手権1位を2度も獲得する脅威の速さを世に示した。

    しかしホンダとレッドブル・レーシングのパートナーシップは2025年シーズンで終了となる。ラストイヤーとなる今年、4月4日(金)~6日(日)に三重県鈴鹿市の鈴鹿サーキットで開催されるF1日本グランプリに先駆けて、F1マシンのスピードと音、匂いや迫力ある疾走感、躍動感、臨場感をより多くの人々に感じていただくために本イベントは開催される。マックス・フェルスタッペンや角田裕毅をはじめとするレーシングドライバーたちが操るF1マシンが、東京を駆け抜ける。

    観覧にはチケットが必要。チケットと会場の詳細は後日公式サイトなどで発表される。なおチケット収益は慈善活動への寄付、または地元貢献活動に使われる。

    イベント実施概要
    名称: Red Bull Showrun x Powered by Honda
    (レッドブル・ショーラン x パワード・バイ・ホンダ)
    日付: 2025年4月2日(水) ※雨天決行、荒天中止
    会場: 東京(詳細は後日公式サイト等で発表)
    内容: F1マシンによるデモンストレーション走行
    車両: Honda「RA272」、Red Bull Racing Honda「RB16B」他
    ※Honda「RA272」は天候次第では走行を行わない場合があります
    ※他の車両は後日公式サイトなどで発表します
    ドライバー: マックス・フェルスタッペン、角田裕毅 他
    ※他のドライバーは後日公式サイトなどで発表します
    チケット: 後日公式サイトなどで発表
    公式サイト: https://redbullshowrun-poweredbyhonda.com/
    総 裁: 瑶子女王殿下
    主催: 国際トップモータースポーツ体験事業実行委員会
    協力: 本田技研工業株式会社
    レッドブル・ジャパン株式会社

    本田技研工業2019年に明治神宮外苑で開催したRed Bull Showrunの様子

    マックス・フェルスタッペンと角田裕毅マックス・フェルスタッペンと角田裕毅

    ホンダ F1ホンダ RA272

    レッドブル・レーシングレッドブル RB16B

    イベントに関するお問い合わせ先
    後日公式サイトに掲載。

  • レッドブルF1の黒人メカニックがオンライン上で受けた誹謗中傷を告白

    レッドブルF1の黒人メカニックがオンライン上で受けた誹謗中傷を告白

    レッドブル・レーシングのメカニック、カルム・ニコラスが、オンライン上で人種差別的な中傷を受けていることを告白した。

    カルム・ニコラスは、レッドブル・レーシングで10年間働き、現在はチャンピオンシップで優勝したチームでシニアエンジン技術者の役割を担っている。

    英国人のニコラスは、マックス・フェルスタッペンとともにレッドブルで成功を収めた時期を間近で目撃し、自身のフォロワーも増え、インスタグラムでは35万人近いフォロワーがいる。

    しかし、注目を浴びることは、ニコラスがソーシャルメディア上で人種差別的な発言を受けたことを明らかにしたように困難も伴う。

    「特に2021年と2022年にはたくさんあった」と、ニコラスはGuardianに語った。

    「匿名のソーシャルメディアアカウントからのものばかりだったので、僕は『13年間、レースコースでファンにこんなふうに立ち向かわれたり、罵倒されたりしたことは一度もない』と自分に言い聞かせた」

    「残念ながら、僕たちが生きているのは、人々がコンピューターの匿名の画面の向こう側にいる世界だ」

    「形だけの多様性雇用だと言われるよりは楽だ」

    「自分が今ある地位にたどり着くまでにどんな努力をしてきたかを知っているから、そんな馬鹿げたことに巻き込まれないようにするのはとても難しい。あからさまな誹謗中傷? 僕は鈍感だからね。」

    レッドブル・レーシング

    F1は今後、スポーツ内の多様性と包括性を高めることを約束しており、その推進の原動力となっているのは7度のチャンピオンに輝いたルイス・ハミルトンだ。

    ニコラスは、F1で働くという目標を友人たちに話したときのことを次のように語った。「カル、それは白人だけのゲームだ。君は入れてもらえないよ」と言われた。

    しかし、36歳のニコラスは、その言葉が夢を叶えるという決意を強めただけだと主張した。

    「従兄弟や黒人の友人たちに、F1のパドックで目にする唯一の黒人はルイス・ハミルトンと彼の父親だけだ、とよく話していた」

    「それは、彼らに興味がないか、あるいは彼らをその業界の一員として受け入れない業界のように思えた」

    「僕はいつも、無鉛ガソリンのように反応した。『君たちが間違っていることを証明してくれ。そうすれば、僕はもっと頑張れる』。それは、僕が変えようと決意したことなんだ」