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  • ピエール・ガスリー、レース・オブ・チャンピオンズ初参戦が決定

    ピエール・ガスリー、レース・オブ・チャンピオンズ初参戦が決定

    ピエール・ガスリーは、今月メキシコで開催されるレース・オブ・チャンピオンズにチーム・フランスのメンバーとして初参戦することが決定した。

    今年、トロロッソからレッドブル・レーシングにステップアップを果たすピエール・ガスリーは、同じく初参戦となるロイック・デュバルとチーム・フランスを結成して、レース・オブ・チャンピオンでデビューを果たす。

    2019年のレース・オブ・チャンピオンズは、1月19日から20日までの2日間、F1メキシコGPが開催されたメキシコシティのアウトドローモ・エルマノス・ロドリゲスのスタジアムセクションに設置される専用トラックで行われる。

    「初めてレース・オブ・チャンピオンズに参加できることを心から光栄に思う」とピエール・ガスリーはコメント。

    「このイベントのことは何年も前から知っていたし、ついに直に経験できることに興奮している」

    「このイベントでフランスには成功を収めてきた豊かな伝統があることを知っているし、ロイックと組んでROCネイションズアップでまた強力なパフォーマンスを発揮することを楽しみにしている」

    「何よりもメキシコの観客の熱狂を耳にするのを楽しみにしている。F1でフォロ・ソルのことはわかっているし、壮観な会場だ。ファンのために素晴らしいショーを見せられるだろうね」

    2013年のル・マン24時間レースのウィナーであるロイック・デュバルは、スーパーフォーミュラ、SUPER GT、耐久レース、フォーミュラE、DTMと幅広いレース経験を持っている。

    「レース・オブ・チャンピオンズは何年も見てきたし、自分が走るチャンスが来ることをずっと願っていた」とロイック・デュバルはコメント。

    「やっとそれが現実となる。世界中のモータースポーツシリーズの素晴らしいドライバーと勝負するのが待ち切れない。とにわけ、ピエールと一緒にチーム・フランスとして戦うROCネイションズカップはね」

    「このイベントは素晴らしい経験になると思うし、フォロ・ソルの雰囲気は特別なものになると確信している」

    今年のレース・オブ・チャンピオンズでは、セバスチャン・ベッテルとミック・シューマッハがチーム・ドイツとしてタッグを組む。

  • マックス・フェルスタッペン、フォーミュラEで“社会貢献活動”

    マックス・フェルスタッペン、フォーミュラEで“社会貢献活動”

    マックス・フェルスタッペンは、昨年のF1ブラジルGPでのエステバン・オコンへの暴力行為に科せられた“社会貢献活動”の一環として、今週末マラケシュで開始されるフォーミュラEでFIAドライバースチュワードを務める。

    昨年のF1ブラジルGPでは、周回遅れだったエステバン・オコンが、トップを走行していたマックス・フェルスタッペンに接触。レース後の計量時のオコンの対応に激高したフェルスタッペンは、数回にわたってオコンを突き飛ばした。

    FIA(国際自動車連盟)はマックス・フェルスタッペンの行為に対して2日間の社会貢献活動という処分を下している。

    マックス・フェルスタッペンは、今週末モロッコで開催されるフォーミュラEの大会で元F1ドライバーのヴィタントニオ・リウッツィとともに、FIAパネルのオブザーバーとしてドライバースチュワードとして働くことになった。

    FIAは「マックス・フェルスタッペンは、2018年のブラジルGPでのスチュワードの決定の結果としてマラケシュE-Prixに参加する」と声明で述べた。

    「フェルスタッペンは、この件に関してFIAが講じる教育的かつ有益なアプローチの一環として、トップレベルの国際モータースポーツイベントでスチュワードの仕事を密接にフォローしながらオブザーバーとして一日を過ごす」

    FIAは、もう一日の社会貢献活動をマックス・フェルスタッペンが務める時期と場所については明らかにしていない。

  • ホンダF1、復帰5年目の今年は2チーム供給で悲願の勝利を目指す

    ホンダF1、復帰5年目の今年は2チーム供給で悲願の勝利を目指す

    ホンダは、F1に復帰してから5年目となる今年、レッドブル・レーシングとトロロッソの2チームへとF1パワーユニット供給を拡大し、「TEAM Honda」として一丸となり、全力で闘っていく。

    2015年にマクラーレンのワークスパートナーとしてF1復帰を果たしたホンダだが、1度も表彰台に上がることができぬままパートナーシップを解消。2018年はトロロッソと新たなスタートを切った。

    そして、「Scuderia Toro Rosso」に加え、「Red Bull Racing」へのPU供給を開始。2チームへ同一仕様のPUを供給しさらなる進化を図る。

    レッドブル・レーシングは、マックス・フェルスタッペンとピエール・ガスリー、トロロッソはダニール・クビアトとアレクサンダー・アルボンと、平均年齢22.3歳の非常に若いドライバーラインアップで2019年のF1世界選手権を戦う。

    ホンダの2019年型F1パワーユニット『Honda RA619H』は、2017年にメルセデス方式に変更したレイアウトを引き継いだ進化版。同じコンセプトでの3シーズン目となり、ホンダのF1テクニカルディレクターを務める田辺豊治も信頼性を大きく改善できると考えている。

    「現在のパワーユニットの設計、コンセプトを引き継ぐことができます」とホンダF1のテクニカルディレクターを務める田辺豊治はコメント。

    「我々は別のコンセプトでスタートして、2017年にそれを変更しています。以前のものから学んだこともありますし、そこを変更しています。2018年はこのコンセプトを引き継ぎ、信頼性とパフォーマンスを改善させました」

    「現時点でこのコンセプトは間違っていないと思っています。適切なコンセプトです。我々はまだこのコンセプトを引き継き、改善させようとしています」

    ホンダのモータースポーツ部長を務める山本雅史も、2019年は失敗の許されないシーズンと気を引き締めている。

    「パフォーマンス面でまだまだトップと差があることは明らかですし、信頼性の部分でもまだ改善の余地があると思っています」と山本雅史はコメント。

    「来季は供給チーム数が増え、失敗が許されないシーズンとなりますし、2月のプレシーズンテストに向けて、現在も各ファクトリーで懸命に開発を続けている状況です」

    「今後もトロロッソ、それに来年から新たにパートナーとなるレッドブル・レーシングと手を取り合いながら、さらなる高みを目指して戦いを続けていきます」

    チーム名 No. ドライバー 年齢 出身地 2018年戦績
    Aston Martin Red Bull Racing
    (アストンマーティン・
    レッドブル・レーシング)
    10 Pierre Gasly
    (ピエール・ガスリー)
    22 フランス F1
    15位
    33 Max Verstappen
    (マックス・フェルスタッペン)
    21 オランダ F1
    4位
    Red Bull Toro Rosso Honda
    (レッドブル・トロロッソ・ホンダ)
    23 Alexander Albon
    (アレクサンダー・アルボン)
    22 タイ F2
    3位
    26 Daniil Kvyat
    (ダニール・クビアト)
    24 ロシア –
  • レッドブル・ホンダ 「今季は5基のF1エンジンを使うことになるだろう」

    レッドブル・ホンダ 「今季は5基のF1エンジンを使うことになるだろう」

    レッドブルのモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、ホンダのF1エンジンを搭載する初年度となる2019年シーズンにレッドブル・レーシングはエンジンペナルティを受けることを想定していると語る。

    レッドブル・レーシングは、14年間に及んだルノーとのカスタマーエンジンを捨て、2019年のF1世界選手権からホンダのワークスエンジンを搭載し、チャンピオンシップ獲得を目指していく。

    ヘルムート・マルコは、ホンダのF1エンジンは、すでにパフォーマンス面でルノーを追い抜いているが、メルセデスとフェラーリに対しては埋めなければならないギャップが残っていると語る。

    そのギャップを埋めるために、ホンダとレッドブル・レーシングは今年も積極的な開発が必要という点で一致しているという。

    すでに報じられてる通り、ホンダの新型パワーユニットには、メルセデスとフェラーリと同じように予選Q3で追加のパワーブーストを得るためのセッティングである“パーティモード”が搭載されるとされている。

    ヘルムート・マルコは「もう本格的な予選パワーブーストがあるので、ドライバーは常にスタートから挽回してくてもよくなる」とAuto Motor und Sport にコメント。

    「我々は2019年にワールドタイトルを獲得する計画を立てている」

    しかし、その目標を達成するためには、ホンダのF1パワーユニットの信頼性が引き続き問題になる可能性があるとヘルムート・マルコは認める。

    「我々はシーズンで5基のエンジンを使うことになると予想している」とヘルムート・マルコはコメント。

    「しかく、賢くペナルティを計画すれば、ダメージは小さくなる」

    「パフォーマンスの方がより重要だ」

    現行レギュレーションでは、ドライバーが年間に使用できるエンジン、MGU-H、ターボチャージャーは3基まで、MGU-K、コントロールエレクトロニクス、エネルギーストアは年間2基までとなっている。

    2018年のF1レギュレーションでは、パワーユニット交換によって15グリッド以上のグリッド降格ペナルティを科せられたドライバーは最後尾からスタートすることになり、複数のドライバーが該当する場合は、ペナルティが発生した順にグリッドの最後に配置されるというルールだった。

    だが、ペナルティが決定しているドライバー、タイヤやエンジンのマイレージを無駄にしないためにQ1は形式的なものとなり、Q2でも走行を行わないことが多かった。また、週末を迎える前から大量降格が決定しているドライバーは、少しでも前のグリッドを確保するためにフリー走行1回目がスタートする10分以上にピットレーンの出口に並ぶという現象も発生した。

    そのような状況を回避するため、2019年のF1世界選手権では、ペナルティを受けたドライバーは予選での順位を元にグリッドに並ぶように変更される。

  • レッドブル、ホンダの2019年F1エンジンの信頼性トラブルを覚悟

    レッドブル、ホンダの2019年F1エンジンの信頼性トラブルを覚悟

    レッドブル・レーシングは、ホンダと挑む初年度となる2019年のF1世界選手権でホンダのF1エンジンに信頼性トラブルが発生することを覚悟しているようだ。

    ホンダは、トロロッソとともに挑んだ2018年のF1世界選手権で2度の大幅なアップグレードを導入。特に“スペック3”エンッジンは大幅なパフォーマンス向上を果たしたが、アップグレードを投入するたびにマイナーな信頼性トラブルが発生し、対策のためにパワーユニットコンポーネントの交換とグリッド降格ペナルティを余儀なくされた。

    パワーユニットの交換には、2019年に向けた実験的な要因もあったが、それでも、チャンピオンを獲得したルイス・ハミルトンやフェラーリ勢といったレッドブル・レーシングが倒さなければならないライバルたちは3基のパワーユニットの制限内でシーズンを終えており、パフォーマンスだけでなく、信頼性も重要な要因となってくる。

    レッドブルのモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、ホンダF1との初年度となる2019年シーズンを3基のパワーユニットで乗り切ることはできないと考えており、競争力を発揮できるサーキットで着実に勝利を目指すことになるだろうと語る。

    「我々は信頼性によって困難なシーズンになるかもしれないことを認識している。おそらく3基のエンジンでシーズンを乗り切ることはできないだろう」とヘルムート・マルコはコメント。

    「だが、正しいトラックを選択すれば、数周でトップに戻ることができる。必要に応じて故意にペナルティを受け入れるというコンセプトになっていくだろう」

    2019年にレッドブル・レーシングのリードドライバーとなるマックス・フェルスタッペンも、遅いエンジンよりも、例え故障することはあってもパワフルなエンジンを望んでいると語る。

    「今年、ホンダはかなり良かったと思う。彼らは多くのエンジンを投入した。トロロッソは後方にいたので彼らはそうすることができた。でも、僕としてもレースに勝つためであれば、一貫して遅いよりもエンジンがブローした方がいいと思っている」とマックス・フェルスタッペンはコメント。

    「すべてがとても有望そうに見える。でも、僕は常に現実的でいようとしているし、とにかく待ってみなければならない。なにより、僕たちはまだ素晴らしいクルマを作っていく必要があるし、エンジンも信頼性が高くてパワフルでなければならない。そのレベルに達するとは思っているけど、まずは冬季テストをしてみてからだね」

    ホンダの2019年F1エンジンについては心配な報道がなされている。ホンダの2019年F1エンジンは基本的に2017年に導入したコンセプトの進化版となるが、昨年も見舞われたオシレーション(共振)の問題は解決されておらず、パワーユニットのポテンシャルをフルに発揮できない状況が続いていると報じられている。

    ホンダは、エンジンのスペシャリストであるマリオ・イリエンを迎えて解決に当たったが、問題は解消されず、また、共同作業を行っていたパワートレインエンジニアリング企業AVL(エイヴィエル)と担当者間でトラブルとなり、提携を解消したと報じられている。

    しかし、ヘルムート・マルコは「そのために適切な対策を開始している」と問題解決にむけて楽観的な姿勢を見せている。

    ホンダ側も、2019年にトロロッソに加えてレッドブルにF1パワーユニットを供給することは利点になると考えている。トロロッソの2019年F1マシン『STR14』は、レッドブルの2018年マシンがベースではあるものの、基本的にエンジン、ギアボックス、リアエンドが共通となる。そのため、2019年のF1エンジに問題が発生した場合、今年と同じようにトロロッソのマシンを用いて実験を行うことができる。

    ホンダF1のテクニカルディレクターを務める田辺豊治は「大きなアドバンテージなると思います」とコメント。

    「あるチームと別のチームとの間でコミュニケーションをとる必要はありませんし、完全に個別なものを要求されることもありません。我々はそのような状況ではありません。もちろん、彼らの設計はわずかに異なりますし、チーム毎に適応する必要はありますが、大きな仕様の変更ではありません」

    2チームへの供給に利点について質問された田辺豊治は「理論的にデータは2倍になりますね」と語る。

    「現場だけでなく、開発側もそうです。特に現場では(レッドブルの)異なるチーム、異なるマシン哲学、異なる作業方法になります。新しいチームからより多くの情報、より多くの知識を得ることができます。それは我々にとって大きな利点です」

    レッドブル・レーシングは、2018年に4勝を挙げたが、それらはパワーユニットの性能が重要視されないサーキットが主だった。特に予選では、Q3で追加のパワーブーストを得るセッティング、いわゆる“パーティモード”を備えたメルセデスとフェラーリがルノーにはなく、パワーサーキットでは苦戦を強いられた。

    しかし、ホンダの2019年型F1パワーユニットは“パーティモード”と同等のセッティングが可能になるとヘルムート・マルコは明かしている。

    「パフォーマンスの向上に関しても、その数値は我々を本当に楽観的にしている。我々は初めて“パーティモード”で祝うこともできるだろう!」とヘルムート・マルコはコメント。

    「ホンダのエンジンはすでにルノーのエンジンをわずかに上回っている。ホンダによって提供されたデータと我々のGPSデータを組み合わせれば、我々はメルセデスやフェラーリの領域に入ることになるだろう」

    「もちろん、彼らだって眠っているわけではない。しかし、彼らはすでに非常に高いレベルになるし、もはやそのような飛躍を遂げることはできないだろう」

    レッドブル・レーシングは、V8エンジン時代の2010年から2013年にダブルタイトルを4連覇しているが、当時もルノーのF1エンジンはパワー面では最強というわけではなく、シャシー側のパフォーマンスで補っていた部分が大きかった。

    「たとえ我々が10~15kW(約15~20馬力)劣っていたとしても、ルノー時代の8気筒エンジンと違いはない。我々はそれを補うことができる」とヘルムート・マルコは語る。

    「我々はスタート時点からBカテゴリーに属していた。我々は予選で70馬力不足していた」とヘルムート・マルコは語る。

    「レーストラックによってはその数値は低くなるが、平均して我々は常に少なくとも40馬力は劣っていた。我々のGPSデータはストレートでどれくらい失っていたか、コーナーでどれくらい勝っていたかを示している。フェラーリのパワーがピークのときは、その差がさらに極端なものになっていた」

  • レッドブル 「ホンダの新型F1エンジンには“パーティモード”が搭載される」

    レッドブル 「ホンダの新型F1エンジンには“パーティモード”が搭載される」

    レッドブル・レーシングは、新しいエンジンパートナーであるホンダのF1パワーユニットによって、メルセデスの“パーティモード”と同様のパワーブーストを得ることになると語る。

    レッドブル・レーシングは、F1がハイブリッド時代に突入して以来、パフォーマンスと信頼性を発揮できずにいたルノーとの14年間のパートナーシップを終了し、2019年から2年契約を結んでホンダのF1パワーユニットを搭載する。

    ホンダは、2015年にF1復帰してから初めてレッドブル・レーシングとトロロッソの2チームにF1エンジンを供給することになる。

    ルノーのF1パワーユニットには、フェラーリとメルセデスが有していたようなパワーブースト機能がなく、レッドブル・レーシングは特に予選で苦戦を強いられていた。

    しかし、レッドブルのモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、ホンダとの新たなパートナーシップはこれまでのところ有望であり、2019年の新しいホンダのF1パワーユニットはメルセデスやフェラーリに近づくことができると楽観的に考えている。

    ヘルムート・マルコは、メルセデスのルイス・ハミルトンが予選ラップ予選ラップのために切り替えることができるよりパワフルなセッティングを称した“パーティモード”に言及。ホンダの2019年型F1パワーユニットにも同様な機能が備わることになると述べた。

    「パフォーマンスの向上に関しても、その数値は我々を本当に楽観的にしている」とヘルムート・マルコは Autosport にコメント。

    「我々は初めて“パーティモード”で祝うこともできるだろう!」

    「ホンダのエンジンはすでにルノーのエンジンをわずかに上回っている。ホンダによって提供されたデータと我々のGPSデータを組み合わせれば、我々はメルセデスやフェラーリの領域に入ることになるだろう」

    「もちろん、彼らだって眠っているわけではない。しかし、彼らはすでに非常に高いレベルになるし、もはやそのような飛躍を遂げることはできないだろう」

    「たとえ我々が10~15kW(約15~20馬力)劣っていたとしても、ルノー時代の8気筒エンジンと違いはなかった。我々はそれを補うことができる」

    レッドブル・レーシングのチーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーは、2018年シーズンの終了時にルノーのF1パワーユニットに40kW(53馬力)があれば、レッドブルの2018年の結果は“まったく違った”ものになっていた可能性があると語っていた。

    レッドブル・レーシングは、昨年4つのグランプリで勝利を挙げたが、継続的な信頼性トラブルに見舞われ、ルノーもパフォーマンス面で期待していたような進歩を果たせなかったことを認めている。

    対照的に、ホンダはマクラーレンとの悲惨な3シーズンの後、レッドブルのジュニアチームであるトロロッソとともに失ったF1エンジンの評判を取り戻した。

    ホンダのF1エンジンは、アップグレードによって小さな信頼性トラブルに見舞われたものの、全体的な耐久性とパフォーマンス開発によって持ち直した。

    しかし、ヘルムート・マルコは、ホンダとの初シーズンとなる2019年はレッドブルにとってシームレスなシーズンにはならないだろうと予想している。

    「我々は信頼性によって困難なシーズンになるかもしれないことを認識している。おそらく3基のエンジンでシーズンを乗り切ることはできないだろう」とヘルムート・マルコはコメント。

    「だが、正しいトラックを選択すれば、数周でトップに戻ることができる。必要に応じて故意にペナルティを受け入れるというコンセプトになっていくだろう」

    また、ヘルムート・マルコは、レッドブルがルノー時代に“激しく非難を繰り返す者として描かれていた”が、実際に数値が事実を物語っていると語る。

    「我々はスタート時点からBカテゴリーに属していた。我々は予選で70馬力不足していた」とヘルムート・マルコは語る。

    「レーストラックによってはその数値は低くなるが、平均して我々は常に少なくとも40馬力は劣っていた。我々のGPSデータはストレートでどれくらい失っていたか、コーナーでどれくらい勝っていたかを示している」

    「フェラーリのパワーがピークのときは、その差がさらに極端なものになっていた」

    レッドブル・ホンダは、2019年にマックス・フェルスタッペンとピエール・ガスリーという新しいドライバーラインナップを起用。メルセデスとフェラーリとタイトルを争えることを期待している。

  • ホンダ、2019年型F1エンジンの開発で深刻なトラブルとの報道

    ホンダ、2019年型F1エンジンの開発で深刻なトラブルとの報道

    ホンダは、レッドブル・レーシングと新たなパートナーシップを開始する2019年のF1世界選手権のためのエンジン開発で深刻なトラブルに陥っていると報じられている。

    ホンダは、2019年にトロロッソに加えてレッドブル・レーシングへとF1パワーユニットの供給を拡大。レッドブル・ホンダは、2019年にメルセデスとフェラーリとのタイトル争いに挑戦することを目指しているが、ホンダのトラブルによって冬の開発ケジュールに変更を強いられていると Autobild が報じてる。

    ホンダは、パワートレインエンジニアリング企業AVL(エイヴィエル)と共同作業を行っていたが、担当者間のトラブルによって作業を中止することになったという。

    オーストリアに拠点を置くAVLは、シミュレーションのテストを行う世界最大の独立企業であり、自社内に最新鋭のテストベンチを有している。ホンダは、F1エンジンを改良するために、しばらくの間、同社の設備を利用していた。

    しかし、報道によると、ホンダのエンジニアとAVLのプロジェクトリーダーが口論になり、両者の共同作業を終了することになったという。興味深いことに、このAVLのプロジェクトリーダーは、フェラーリともトラブルになり、提携を終わらせている。

    レッドブルのモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、ホンダとAVLのトラブルを認めている。

    さらに深刻なのは、ホンダの2019年型F1エンジンに強い振動が発生しているとの報道だ。高回転域で発生するとされるこの振動によって、ホンダはF1パワーユニットからパフォーマンスをフルに発揮することができず、パワーが制限されているという。

    ホンダは、この振動問題に対応するためにイルモアの代表であるマリオ・イリエンを雇用した。しかし、マリオ・イリエンは問題を解決するための素晴らしいアイデアを考え出すことができなかったという。

    ヘルムート・マルコは、マリオ・イリエンとホンダの協力は制限されるだろうと認めており、レッドブルとホンダは自力でこの問題を解決していくと語る。

    「そのために適切な対策を開始した」と語るヘルムート・マルコは、2019年のレッドブル・ホンダの成功を確信しているようだ。

    「ホンダはすでにルノーを追い抜いているし、2019年はもっと良くなるだろう。マックス(フェルスタッペン)は成功するための全てを兼ね備えている。もちろん成功するかどうかは彼次第ではない。彼は常に進歩を続けている。彼には上限がないように見えるよ!」

    レッドブル・ホンダは、2019年のF1世界選手権をマックス・フェルスタッペンとピエール・ガスリーのラインナップで戦う。

  • マックス・フェルスタッペン、年内に弟が誕生予定

    マックス・フェルスタッペン、年内に弟が誕生予定

    レッドブル・レーシングのマックス・フェルスタッペン(21歳)に腹違いの弟が誕生することになった。

    彼の父ヨス・フェルスタッペン(46歳)は、妻サンディが妊娠したことを発表。生まれてくる子供は男の子であることを明かした。

    「妻と私は妊娠を発表できることを本当に嬉しく思っているよ! マックス、ヴィクトリア、ブルー ジェイはいちばん年下の弟ができることになる」とヨス・フェルスタッペンは述べた。

    マックス・フェルスタッペンはこの投稿に「本当に素晴らしいことだね!」とハートの絵文字つきでコメントしている。

    投稿の通り、ヨス・フェルスタッペンにとっては4人目の子供となる。最初の妻と間に長男マックス・フェルスタッペンと長女ヴィクトリア ジーン(19歳)、2人目の妻との間に次女ブルー ジェイ(4歳)がいる。

  • ピエール・ガスリー 「ホンダF1の2018年の妥協策は成果を挙げるはず」

    ピエール・ガスリー 「ホンダF1の2018年の妥協策は成果を挙げるはず」

    ピエール・ガスリーは、2018年にホンダが選択した妥協策が、今年のF1エンジンにパフォーマンスをもたらし、レッドブル・レーシングにより大きなチャンスを提供してくれることを願っていると語る。

    昨年、トロロッソでホンダF1との仕事を経験したピエール・ガスリーは、今年、ルノーに移籍するダニエル・リカルドの後任としてレッドブル・レーシングに移籍する。

    現在、レッドブル・レーシングは、ホンダとの初シーズンに向けて準備を加速させているが、ピエール・ガスリーは、ホンダがトロロッソとともに行った開発作業とエンジン戦略が、両者にとって長期的により良い効果を生むことになると感じていると語る。

    「より多くのパフォーマンスを生むための方法として妥協しなければならないことはあったかもしれないけど、それは悪いことではない」とピエール・ガスリーはコメント。

    「2018年シーズンに僕たちが受けたペナルティがなければ、もう少しチャンスがあったかもしれない。でも、僕たちは全体像に目を向けていた」

    「以前にも言ったけど、来年のためのこの種のテストから得られるものは大きい。来年、僕たちはレッドブルとともにはるかに高い目標を設定しているからね」

    「それが表彰台や勝利を争う可能性を与えてくれるのであれば、もちろん、僕たちはトロロッソでその手助けをする。僕たちにとっては理想的ではないけど、短期的に考えるよりもいいことだ」

    2019年もピエール・ガスリーはホンダのF1エンジンを走らせることになるが、レッドブル・レーシングのドライバーとして新しい環境に慣れなければならない。

    しかし、ピエール・ガスリーは2015年から2017年までレッドブル・レーシングのテスト兼リザーブドライバーを務めた経験があり、新しい機会を楽しみにしていると語る。

    「まったく違ったものになるだろうけど、異なる作業のやり方やチームのエンジニアとの関係を築いていくのを楽しみにしている」とピエール・ガスリーはコメント。

    「仕事のやり方が異なるだけでなく、トロロッソではイタリア人と仕事をしていたの対し、レッドブルでは主にイギリス人と仕事をすることになる」

    「違った哲学になるだろうし、チームとより早くに仕事ができるれば、来年の僕にとって有益になるだろう」

  • ホンダF1 「レッドブルとトロロッソの2チームへの供給は大きな利点」

    ホンダF1 「レッドブルとトロロッソの2チームへの供給は大きな利点」

    ホンダF1のテクニカルディレクターを務める田辺豊治は、トロロッソが2019年F1マシンでレッドブルの完全なリアエンドを使用することは、2チームにF1パワーユニットを供給する準備において“大きなアドバンテージ”になると考えている。

    ホンダが姉妹チームのトロロッソとのパートナーシップで堅実な進歩を示したことで、レッドブル・レーシングは今年からルノーに代えてホンダのF1エンジンを搭載することを決断するに至った。

    トロロッソは伝統的にレッドブル・テクノロジーが供給するレッドブルと同じギアボックスの内部構造を使用していたが、ギアボックスとリアサスペンションの確定を待つことを望まなかったため、ケーシングはチームで異なるパーツを用意していた。

    今年、両方のチームがホンダのF1エンジンを搭載することで、トロロッソは、レッドブルと同じフロントサスペンションのパーツに加え、リアサスペンションを含めた完全なリアエンドを使用することになる。

    ホンダF1のテクニカルディレクターを務める田辺豊治は「大きなアドバンテージなると思います」と Autosport にコメント。

    「あるチームと別のチームとの間でコミュニケーションをとる必要はありませんし、完全に個別なものを要求されることもありません。我々はそのような状況ではありません。もちろん、彼らの設計はわずかに異なりますし、チーム毎に適応する必要はありますが、大きな仕様の変更ではありません」

    ホンダは、2015年にF1に復帰して以降、初めて2チームにF1パワーユニットを供給することになる。

    当初、ホンダは2018年にマクラーレンとザウバーの2チームに供給する計画だったが、ザウバーは合意を白紙化してフェラーリの最新のパワーユニットを搭載することを選択し、マクラーレンはルノーに切り替えたことで、それまでルノーを搭載していたトロロッソに単独で供給することになった。

    今年、ホンダにとっては、ワークスホンダとスーパーアグリがエンジンを使用していた2008年以来、2チームにエンジンを供給することになる。

    2チームへの供給に利点について質問された田辺豊治あ「理論的にデータは2倍になりますね」と冗談交じりに語る。

    「現場だけでなく、開発側もそうです。特に現場では(レッドブルの)異なるチーム、異なるマシン哲学、異なる作業方法になります。新しいチームからより多くの情報、より多くの知識を得ることができます。それは我々にとって大きな利点です」

    2018年序盤にレッドブルとホンダのアライアンスの見込みが具体化してきた際、ホンダのF1体制は、田辺豊治がテクニカルディレクターとして現場側のオペレーションを担当し、HRD Sakuraでは浅木泰昭がパワーユニットの研究開発を統括するという体制にシフトした。

    ホンダのモータースポーツ部長を務める山本雅史は、2018年後半の優先事項は、純粋にマンパワーを増強することだったと語る。

    「もちろん、ファクトリーの人員は増やしています。現場もそうです。今年の2倍の人員が必要になります。レースエンジン用のアセンブリチームも用意しなければなりません」と山本雅史はコメント。

    「両方のチームで共有できる特定の仕事もあるかもしれませんが、仕事が2倍になることで専門性を失うことになってしまます。ですので、より多くの人員を抱えることは賢明なアイデアと言えます」