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  • ロス・ブラウン 「マックス・フェルスタッペンにはまだ成長が必要」

    ロス・ブラウン 「マックス・フェルスタッペンにはまだ成長が必要」

    F1のスポーティングマネージャーを務めるロス・ブラウンは、マックス・フェルスタッペンが今後F1ワールドチャンピオンを争うには“無意味なミス”を根絶し、“感情をコントロール”できるようになる必要があると考えている。

    今年、厳しいスタートを切ったマックス・フェルスタッペンだが、シーズン中盤から復調。オーストリアとメキシコで勝利を収め、シーズン後半はワールドチャンピオンを獲得したルイス・ハミルトンに次ぐポイントを獲得。ドライバーズ選手権を4位で終えた。

    複数のF1ワールドチャンピオンであるルイス・ハミルトンとセバスタン・ベッテルは、ホンダと新たな時代を迎えるレッドブル・レーシングが競争力のあるパッケージを造り上げることができれば、2019年にもマックス・フェルスタッペンがタイトル争いに絡んでくると警戒している。

    しかし、ロス・ブラウンは、まだマックス・フェルスタッペンにはF1ワールドチャンピオンを獲得するにはやらなければならない仕事をあると感じており、F1ブラジルGPでエステバン・オコンに突っかかってFIAから2日間の社会貢献活動のペナティを科せられたような状況を避けられるようにならなければならないと語る。

    「来シーズンは新しいサイクルの幕開けとなるし、マックス・フェルスタッペンはその発展において重要な役割を担うことになるだろう」とロス・ブラウンはコメント。

    「彼は素晴らしいシーズンを過ごした。特にシーズン後半は彼よりポイントを獲得したのはルイス・ハミルトンだけだった」

    「21歳を過ぎたばかりだが、マックスはすでにベテランのように思えるし、今後10年で主要なプレーヤーになると思われる素晴らしい才能を示している」

    「彼にはまだ成長するためにやらなければならないことがいくつかある。インテルラゴスで目にしたような無意味なミスを避け、感情のコントロールをできるようにね。ここまで彼はタイトルを争うような状況にはいなかったし、そのような状況では右足と同じくらい頭が重要になってくる」

    ロス・ブラウンは、トロロッソからピエール・ガスリーを昇格させたことは、レッドブルのモータースポーツアドバイザーであるヘルムート・マルコによる“もうひとつの賭け”だとして、レッドブル・レーシングのチームメイト同士のバトルを見ることを“かなり楽しみにしている”と付け加えた。

  • リッチエナジー 「F1でレッドブルと勝負するのを楽しみにしている」

    リッチエナジー 「F1でレッドブルと勝負するのを楽しみにしている」

    2019年からハースF1チームのタイトルスポンサーとしてF1に参入するリッチエナジーは、同じエナジードリンクメーカーであるレッドブルとF1で戦うことを楽しみにしていると語る。

    ハースF1チームは、2019年のF1世界選手権からリッチエナジーと複数年のタイトルスポンサー契約を締結。2019年からチームは「リッチエナジー・ハースF1チーム(Rich Energy Haas F1 Team)」の名称で参戦し、マシンカラーはリッチエナジーの缶にも採用されているゴールド&ブラックに変更されることが示唆されている。

    レッドブルは、2005年にジャガーのワークスエントリーを引き継いでF1に参入。2010年から2013年まで圧倒的な強さでドライバーズ選手権とコンストラクターズ選手権の両方のタイトルを4連覇したが、F1がV6ターボハイブリッド時代に突入して以降はタイトル争いには絡めず、今シーズン限りでルノーとの12年間に及んだパートナーシップを解消して、2019年からはホンダのワークスチームとして新たな時代を迎える。

    しかし、レッドブルとホンダの契約は2020年までの2年契約となっており、レッドブルのモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、2020年までにF1で成功する可能性が見えなければ、F1を撤退して、アストンマーティンとともにFIA世界耐久選手権(WEC)に転向する可能性をほのめかしている。

    「止めることも選択肢だ。もしくは他のこと、他のレースシリーズをやる可能性もある」とヘルムート・マルコはコメント。

    「ハイパーカー規則が導入されれば、ヴァルキリーでル・マンというのも選択肢になるだろう。我々はヴァルキリーを完成させた。それはセンセーショナルな成功だった。クルマはすぐに全台数が完売した。それはレッドブル・テクノロジーズにとってもう一本の優れた柱だ」

    リッチエナジーは、この発言を報じた Autosport の記事を引用するかたちでTwitterでレッドブルとF1で戦うこと楽しみにしており、F1に残ってくれることを願っていると投稿した。

    「撤退しないでください。我々はF1であなたと勝負することを楽しみにしており、その翼が切り取られないことを願っている」

    リッチエナジーは世界30か国で販売されているとされているわりには知名度は低く、その実態には懐疑的な意見も巻き起こっている。

    しかし、ハースF1チームのチームプリンシパルを務めるギュンター・シュタイナーは、リッチエナジーに対する懐疑的な見方に反論している。

    「我々のデューディリジェンス(資産調査)は完了している。我々は調査する必要のあることを調査した。我々の法律顧問は満足している」

    RICH ENERGY TEASE WITH BLACK & GOLD LIVERY FOR HAAS
    Rich Energy Haas F1 Team

  • レッドブル 「フェルスタッペンは経験に関して異なるレベルに達した」

    レッドブル 「フェルスタッペンは経験に関して異なるレベルに達した」

    レッドブル・レーシングのチーム代表クリスチャン・ホーナーは、マックス・フェルスタッペンはすでにF1でのトレーニング期間を終了し、5シーズン目を迎える2019年に輝く準備は整っていると語る。

    2018年は厳しいスタートを切ったマックス・フェルスタッペンだが、試行錯誤の末に後半戦は見事な復調を見せ、自己最高となるドライバーズ選手権4位でシーズンを終了。ホンダをエンジンパートナーに迎える2019年はレッドブル・レーシングのリーダーの役割を担う。

    過去4シーズンでマックス・フェルスタッペンは成熟を見せ、21歳で多くの成功を収めてきたが、2019年はダニエル・リカルドの移籍により、チームの焦点はフェルスタッペンへと注がれることになる。

    クリスチャン・ホーナーは、ダニエル・リカルドの後任として加入するピエール・ガスリーは経験が少ないため、マックス・フェルスタッペンにはより多くのプレッシャーがかかることになるが、そのための準備は整っていると感じていると語る。

    「経験が重要であり、マックスは多くの経験を積んだ。経験に関して、彼は異なるレベルに達した」とクリスチャン・ホーナーはコメント。

    マックス・フェルスタッペンにとって2018年は浮き沈みのあるシーズンとなったが、クリスチャン・ホーナーはそれは年齢や経験によるものではないと語る。

    「すべてのドライバーが小さなミスを犯すものだ。セバスチャン・ベッテルを見てわかるようにね」

    クリスチャン・ホーナーは、レッドブル-ホンダ-フェルスタッペンのコンビネーションは多くのことを達成できると確信していると語る。

    「マックスには、より多くのレースに勝ち、チャンピオンシップを獲得する能力があるのは確かだ。彼はF1で素晴らしい結果を達成ために必要なすべての要素を兼ね備えている」

  • ホンダ、レッドブルとの今後2年間はF1活動継続のためにも正念場

    ホンダ、レッドブルとの今後2年間はF1活動継続のためにも正念場

    ホンダが今後もF1を継続していくためには、2019年からスタートするレッドブル・レーシングとのパートナーシップが重要なものとなる。

    9年間でわずか1勝しかできずに2008年末に第3期のF1活動を終えていたホンダは、8年のブランクを経て2015年にマクラーレンの独占エンジンサプライヤーとしてF1に復帰。しかし、3年間でマクラーレンとのパートナーシップは崩壊し、トロロッソを新たなパートナーに迎えた今年も表彰台に到達することはできなかった。

    しかし、トロロッソとのパートナーシップで着実に信頼性とパフォーマンスを向上させたホンダは、2019年に3強チームの一角であるレッドブル・レーシングもパートナーに迎え、レッドブル・ファミリーの2チームへとエンジン供給を拡大。そして、レッドブル・レーシングにとっても過去にダブルタイトル4連覇を達成したルノーとのパートナーシップを解消してホンダに乗り換えることは大きな賭けとなり、ホンダにとっては表彰台だけでなく、勝利、そして、チャンピオンシップを争うことが大命題となる。

    今年9月、レッドブルのモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、ホンダとのF1パートナーシップが成功しなければ、F1から撤退する可能性を示唆していた。

    「今後数年、ホンダと素晴らしい協力関係を築いていけることを嬉しく思っている。何らかの理由で協力関係が期待通りに機能しなければ、レッドブルはF1を離れることになるだろう」とヘルムート・マルコはコメント。

    そして、今週、ヘルムート・マルコは、ホンダとの2年間は最後の賭けであり、成功を収められない場合にはWECに転向する可能性を改めて示唆。ホンダとの契約期間が終了する2020年は、WECがハイパーカー規約を導入し、また2021年にはF1が大幅なレギュレーション変更を迎えることになる。

    「我々は2020年まで合意している。エンジンレギュレーションやコンコルド協定がない限り、レッドブルもホンダも決断を下すことができない。だが、我々が過去のように再びカスタマーになるつもりがないのは確かだ。その際、我々は他にはぐらかされ、声明と約束が守られることはなかった」とヘルムート・マルコはコメント。

    「止めることもも選択肢だ。もしくは他のこと、他のレースシリーズをやる可能性もある。ハイパーカー規則が導入されれば、ヴァルキリーでル・マンというのも選択肢になるだろう。我々はヴァルキリーを完成させた。それはセンセーショナルな成功だった。クルマはすぐに全台数が完売した。それはレッドブル・テクノロジーズにとってもう一本の優れた柱だ」

    2017年にマクラーレンからパートナーシップを解消された際、ホンダはパワーユニットを供給するチームがなくF1を離れざるを得ない状況に陥った。そして、そのレッドブルがF1から撤退を決意した場合、ホンダは再びF1継続の危機に陥る可能性がある。

    「マクラーレンとの惨事の後、ホンダは2017年末にF1から離れる目前だった。我々はホンダと集中的な会話をして、彼らが我々と仕事を再開できることを説得しなければならなかった」とヘルムート・マルコは振り返る。

    「ホンダは、完全にコミットし、人材と技術リソースがあり、我々をナンバー1チームとしてみなしてくれるパートナーだ。来年、ホンダははるかに多くの努力を注いでくれるだろう。彼らにはさくらに他の誰も匹敵できない開発センターがある」

    「我々はホンダに対してマクラーレンとは異なるアプローチをしている。彼らはエンジンの外観や発電セットの設置場所をほど決定していた。我々は純粋に彼らに最高のエンジンを構築するように言っており、それをなんとかシャシーに収容しようとしている。我々はすべてを一緒に話し合いながら進めている」

    ホンダは、2017年にF1パワーユニットを一新。結果的にその初期の信頼性不足がマクラーレンとのパートナーシップ解消へと導いた。だが、2018年はスペック3までパワーユニットを進化させ、2019年は同じコンセプトでの3年目となる。

    「エンジン自体に関しては、信頼性とパフォーマンスを向上させることができました。スペック2とスペック3を導入し、段階的にパフォーマンスが改善していきました。そこは来年に向けて良い準備になりました」とホンダのモータースポーツ部長を務める山本雅史はコメント。

    「シーズン序盤はいくつかトラブルに見舞われました。信頼性に問題や少し開発の遅れがありましたが、最終的にい信頼性とパフォーマンスの両方が改善されました。カナダにおけるレースペースが重要なポイントでした。我々は一定レベルの前進を果たせることを証明することができましたし、レッドブルから信頼を得ることができました」

    「その後、我々はその環境の中で継続することができました。レッドブルもそれを見ていました。関係はかなり安定していると思いますし、我々はそれを信頼しています。来年を楽しみにしていますし、興奮しています。「来年に向けたプログラムをスケジュール通りに達成または完了させることができれば、レッドブルと良い関係を築き、良い結果を出せると思っています」

    ホンダも2019年は“失敗の許されない”シーズンだと捉えており、山本雅史は、ライバルのレベルに匹敵するためにはホンダはまだ進歩しなければならないと語る。

    「パフォーマンス面でまだまだトップと差があることは明らかですし、信頼性の部分でもまだ改善の余地があると思っています。来シーズンは2015年に我々がF1に復帰してから初めて2チームに供給することになります。もっと向上しなければなりませんし、失敗が許されないシーズンとなります。2月のプレシーズンテストに向けて、現在も各ファクトリーで関与する全員が懸命に開発を続けている状況です」と山本雅史はコメント。

    「我々はトロロッソとの2年目、そして、レッドブル・レーシングとの初年度に向けて準備を進めていますし、さらなる高みを目指して戦いを続けていきます」

  • レッドブル、ホンダとのF1活動に成功が見えなければWECに転向の可能性

    レッドブル、ホンダとのF1活動に成功が見えなければWECに転向の可能性

    レッドブルは、2020年までにホンダとF1での成功した未来を見い出すことができなければ、F1から撤退し、アストンマーティンとともにハイパーカーのヴァルキリーでル・マン24時間レースでの成功を目指すことになるかもしれない。

    エナジードリンク会社のレッドブルは、2005年にジャガーのワークスエントリーを引き継いでF1に参入。2010年から2013年まで圧倒的な強さでドライバーズ選手権とコンストラクターズ選手権の両方のタイトルを4連覇した。

    しかし、F1がV6ターボハイブリッド時代に突入して以降、散在的なレースウイナーに甘んじることになった。

    レッドブル・レーシングは、再びF1でタイトルを争うために12年間に及んだルノーとのカスタマーエンジン契約を終了し、2019年からホンダの事実上のワークスチームとしての活動を開始する。

    現在のコンコルド協定は2020年末で期限を迎えることになり、F1の新オーナーであるリバティメデャは、商業面とレギュレーション面で改革を目指しているものの、大きな進展は果たせていない。

    レッドブルのモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、レッドブル・レーシングは再びカスタマーチームになることに興味はないとし、計画されているレギュレーション変更がレッドブルにとっての身代金になるわけではないと明言した。

    「我々は2020年まで合意している」とヘルムート・マルコは Autosport にコメント。

    「エンジンレギュレーションやコンコルド協定がない限り、レッドブルもホンダも決断を下すことができない」

    「だが、我々が過去のように再びカスタマーになるつもりがないのは確かだ。その際、我々は他にはぐらかされ、声明と約束が守られることはなかった」

    レッドブルのホンダとの契約は2019年と2020年の2年契約となっている。それ以降、レッドブルにいとって継続するための好ましい状況がない場合、レッドブルの選択肢は限られているようだ。

    「止めることも選択肢だ。もしくは他のこと、他のレースシリーズをやる可能性もある」とヘルムート・マルコはコメント。

    「ハイパーカー規則が導入されれば、ヴァルキリーでル・マンというのも選択肢になるだろう。我々はヴァルキリーを完成させた。それはセンセーショナルな成功だった」

    「クルマはすぐに全台数が完売した。それはレッドブル・テクノロジーズにとってもう一本の優れた柱だ」

    ハイパーカーであるヴァルキリーの開発においては、レッドブルの最高技術責任者であるエイドリアン・ニューウェイが重要な役割を担っており、レッドブルはアストンマーティンを手助けした。サーキット仕様のヴァルキリーもすでに生産されている。

    FIA 世界耐久選手権(WEC)は、2020/2021年シーズンからLMP1クラスに代えてハイパーカーをベースとする新しいレギュレーションの策定に取り組んでいる。

    一方、F1の新オーナーであるリバティメディアが2021年に見据えているビジョンの根本的な部分のひとつはコスト削減であり、ヘルムート・マルコは、レッドブルのWECの最高峰クラスへの関心は、F1からの完全な撤退に完全に依存するわけではないと示唆する。

    「F1にコスト制限があったら、我々は人員を削減していただろう。我々は必ずしもそれを望んではいない」とヘルムート・マルコはコメント。

    「そうなった場合、我々は彼らをル・マンのようなプロジェクトに活用していく可能性がある。それでも、ヴァルキリーをベースとして手ごろなコストでWECを運営できそうだ」

    「レッドブルは24時間レースを戦ったことは一度もないが、我々はそれについて考えている。主な財政的な負担はアストンマーティン側にある。それも明らかだ。なぜなら、ル・マンではマニュファクチャラーが勝つからだ。だが、それは我々のコンセプトに合っているだろう」

  • ダニエル・リカルド 「後半はフェルスタッペンの結果を気にしなくなった」

    ダニエル・リカルド 「後半はフェルスタッペンの結果を気にしなくなった」

    ダニエル・リカルドは、信頼性に悩まされたシーズン後半にレッドブルのチームメイトであるマックス・フェルスタッペンに対してF1のスタッツを気にするのをやめたと語る。

    2019年にルノーに移籍するダニエル・リカルドは、シーズン序盤の中国とモナコでそれぞれ優勝して2勝を挙げていたが、残りのシーズンは不運に見舞われることが多く、最終的にチャンピオンシップを6位で終えた。

    対照的に序盤は厳しいスタートを切っていたマックス・フェルスタッペンは、シーズン後半に挽回し、オーストリアとメキシコでの勝利を含めて11回の表彰台を獲得してチャンピオンシップを4位で終えている。

    ダニエル・リカルドは、当初はマックス・フェルスタッペンが勢いを増していくのを見ることにフラストレーションを感じていたと認めるが、それに対処するために二人のスタッフを比較することをやめたことを明らかにした。

    「ある時点、たぶんシーズン中盤の休みあたりでもうスタッツについて気にしなくなっていたと思う」とダニエル・リカルドは Autosport にコメント。

    「今年自分が予選で負けても誰が気にするだろう?少ないポイントで終わることになっても誰が気にするだろう?ということに気付いた」

    「とにかく自分にやれることをやっていきたかった。うまくいくときはうまくいくし、そうならなくても人生は続いていくものだ。もちろん、気にはしていたけど、それを祭り上げるようなことをしたくなかった」

    「すでに他に多くのことを考えていたし、それ以上の期待で満たす必要はなかった。自分が最高の仕事をしていたら、彼を足せていたかもしれないけど、それができなくても、僕はまた別の日に戦おうとするだろうしね」

    ダニエル・リカルドは、モナコGPでの優勝後は表彰台に上がることができず、その後の15戦で5回のリタイアを喫し、信頼性問題によって他のグランプリではグリッド降格ペナルティを科せられることになった。

    しかし、ダニエル・リカルドは、アゼルバイジャンGPでのフェルスタッペンとの接触を含め、シーズン序盤の成功の時期でさえ、完璧とは言い難いものだったと主張する。

    「それについて考えれば、僕は6戦中2勝をしていたけど、実際に他の4戦では常にいくつかのドラマがあった」とダニエル・リカルドは語る。

    「メルボルンではシーズンが始まってもいないのにペナルティを科せられていたし、すでに壁に肘てつを喰らわせる準備はできていた」

    「バーレーンでは1周後にレースが終わった。中国では素晴らしい方法で勝つことができたけど、そのあとのバクーでは何が起こったかみんなわかっているよね」

    「バルセロナではセーフティカーの後ろでスピンしたし、そのあとモナコで勝った。最初の6戦と同じくらい良かったとしても、それは実際にシーズン全体を表していたようなものだし、その狂気は続いていた」

  • ホンダF1 「レッドブルに供給を拡大する2019年は失敗は許されない」

    ホンダF1 「レッドブルに供給を拡大する2019年は失敗は許されない」

    ホンダは、2019年から3強チームの一角であるレッドブル・レーシングに競争力のあるF1パワーユニットを供給するために“懸命”に開発を進めているが、トップと差を縮めるためにはパフォーマンスと信頼性の両面で大幅な進歩を遂げなければならないと考えている。

    ホンダは、2015年にマクラーレンの独占エンジンサプライヤーとしてF1に復帰したが、ライバルよりも1年遅れでV6ターボハイブリッドを導入したことも関係してパフォーマンスと信頼性に欠け、両社の関係は崩壊していった。

    2017年にホンダが導入したコンセプトがシーズン序盤に競争力を発揮できなかったことでマクラーレンは我慢の限界を迎え、2017年シーズンをもって両社のパートナーシップは終了。ホンダはトロロッソと新たなパートナーシップを開始することになった。

    2018年、マクラーレンのシャシー側に原因があったこと露呈される一方で、ホンダのF1エンジンはトロロッソのパフォーマンスに貢献し、バーレーンGPではピエール・ガスリーがホンダのF1復帰以降のベストリザルトとなる4位入賞を達成。

    結果的にトロロッソ・ホンダはコンストラクターズ選手権を9位で終えたが、F1日本GPで実戦導入されたスペック3エンジンは、ピエール・ガスリーとブレンドン・ハートレー揃ってのQ3進出を可能にするパフォーマンスを発揮し、ホンダのパフォーマンスと信頼性の進歩はライバルから注目を集めた。

    そのホンダの進歩は、レッドブル・レーシングがルノーを離れて2019年にホンダのワークスパワーユニットを使用する契約に至った。

    「年間を通じて、エンジニアとメカニックの多大な努力のおかげで、我々はパフォーマンスと信頼性という点でパワーユニットを向上させることができました」と山本雅史はコメント。

    「また、HRD Sakuraやミルトンキーンズ、それにホンダ内で他のプロジェクトに関わるエンジニアによってなされた重要な貢献にも感謝しなければなりません」

    「また、トロロッソ、そして2人のドライバーからも多くのサポートをもらいました。開発面での貢献は言うまでもありませんが、彼らの常にオープンで前向きな姿勢、明るい雰囲気は、苦境にあったホンダのメンバーが再び顔を上げ、歩みを進めるための大きな助けになりました」

    「互いをリスペクトし、密接かつ率直なコミュニケーションを取れる関係ができていますし、バーレーンやハンガリー、そして鈴鹿の予選などでも結果を残すことができました。彼らと一緒でなければ、今年の前進はなかったと考えています」

    それでも、山本雅史は、ライバルのレベルに匹敵するためにはホンダはまだ進歩しなければならないと警戒する。

    「ただ、パフォーマンス面でまだまだトップと差があることは明らかですし、信頼性の部分でもまだ改善の余地があると思っています」

    「来シーズンは2015年に我々がF1に復帰してから初めて2チームに供給することになります。

    「もっと向上しなければなりませんし、失敗が許されないシーズンとなります。2月のプレシーズンテストに向けて、現在も各ファクトリーで関与する全員が懸命に開発を続けている状況です」

    「我々はトロロッソとの2年目、そして、レッドブル・レーシングとの初年度に向けて準備を進めていますし、さらなる高みを目指して戦いを続けていきます」

  • 2018年のF1世界選手権 | 最速ピットクルーはレッドブル・レーシング

    2018年のF1世界選手権 | 最速ピットクルーはレッドブル・レーシング

    2018年のF1世界選手権では、レッドブル・レーシングのピットクルーがチーム史上初めてDHLファステスト・ピットストップ・アワード(DHL Fastest Pit Stop Award)を受賞した。

    2015年にF1のパートナーであるDHLが新たにこの賞を導入し、F1チームはピットレーンでのタイヤ交換のタイムを評価されている。

    2017年以降、シーズン全体を通して最高のピットストップを行ったチームのクルーを決定するための採点システムを導入され、F1のチャンピオンシップポイントと同じようにレース毎に上位10のピットストップに25-18-15-12-10-8-4-2-1とポイントが与えられるようになった。

    各グランプリで1チームが2つ以上のピットストップタイムがトップ10に入った場合は、上位2つだけがカウントされる。

    レッドブル・レーシングは5つのグランプリで最速ピットストップを記録して合計466ポイントを獲得。

    2位のフェラーリは7つのグランプリで最速ピットストップを記録したが、一貫性に欠けたことで403ポイントに留まった。

    ただし、フェラーリは、F1ブラジルGPでのセバスチャン・ベッテルのピットストップで1.97秒というシーズンで最速のピットストップタイムを記録している。

    DHLによって記録された最速ピットストップは、2016年のアゼルバイジャンGPでウィリアムズが記録した1.92秒となっている。

    2017年にこの賞を受賞したメルセデスは、最速ピットストップを記録したグランプリは2回だけで、354ポイントで3位となった。

    4位はウィリアムズ。コンストラクターズ選手権では最下位に沈んだウィリアムズだが、4つのグランプリで最速ピットストップを記録した。ウィリアムズはF1がハイブリッド時代に入ってから最も効率的なピットストップを実施しており、2016年にこの賞を獲得し、2017年は2位となっている。

    ザウバーは、コース上のパフォーマンスとともにピットストップでも大幅な改善を示した。2017年は全グランプリで1度トップ10内に入っただけだったが、今年は3つうのグランプリで最速ピットストップを記録し、219ポイントで5位となった。

    最下位はルノー。昨年の8ポイントと比較して今年は32ポイントを獲得したが、2019年にグリッドの上位に返り咲くためにはピットストップがチームが集中するエリアであることを示した。

    2018年ポイント (2017年)
    1.レッドブル – 466 (344)
    2.フェラーリ – 403 (251)
    3.メルセデス – 354 (472)
    4.ウィリアムズ – 257 (442)
    5.ザウバー – 219 (1)
    6.マクラーレン – 140 (62)
    7.トロロッソ – 133 (155)
    8.ハース – 73 (130)
    9.フォースインディア – 44 (155)
    10.ルノー – 32 (8)

    最速ピットストップ:個別
    1.フェラーリ – 1.97秒 (ブラジル)
    2.レッドブル – 2.08秒 (アブダビ)
    3.フェラーリ – 2.09秒 (ドイツ)
    4.ウィリアムズ – 2.10秒 (ハンガリー)
    5.レッドブル – 2.15秒 (オーストラリア)
    6.メルセデス – 2.15秒 (中国)
    7.ウィリアムズ – 2.18秒 (アゼルバイジャン)
    8.レッドブル – 2.18秒 (オーストリア)
    9.フェラーリ – 2.20秒 (イタリア)
    10.ウィリアムズ – 2.20秒 (シンガポール)

  • レッドブル 「2019年の空力変更はF1チーム間のギャップを広げるだけ」

    レッドブル 「2019年の空力変更はF1チーム間のギャップを広げるだけ」

    レッドブル・レージングのチーム代表クリスチャン・ホーナーは、2019年に導入されるF1レギュレーションの変更がレースに接戦をもたらすことを疑っており、空力変更には高価なコストがかかることで資金力のあるチームとそうでないチームとの差がさらに広がる可能性があると考えている。

    F1は、オーバーテイクを促進するために、2019年にフロントウイングとリアウイング、ブレーキダクト、バージーボードを含めた重要な空力エリアのレギュレーションを変更する。

    クリスチャン・ホーナーは、新たなルールをチームごとに多様な解釈をすることでパフォーマンスのより大きな格差に繋がり、意図した効果は得られない可能性があると警告。競争力を収束させるには、ルールを変更せずに安定性を保つことがより良い方法だと語る。

    「大きな変更だ。ひとつのことが他のことに影響するし、当然ながら、非常にコストがかかる変更だ」とクリスチャン・ホーナーはコメント。

    「クルマが追従する能力に影響を与えるか? 少しはあるかもしれないが、はっきりとそうなることはないだろう」

    「必然的に誰かがそれを正しく実施し、いくつかのチームが間違うことになるだろう。どちらかと言えば、チーム間のギャップがより広がってしまうかもしれない」

    「緊密なグリッドを達成する最良の方法は安定性だ。そうすればチーム間の差は縮まり、収束していくはずだ」

    F1のスポーティングマネージャーを務めるロス・ブラウンは、2019年のルール変更は、2021年以降の大幅なレギュレーション変更を前にした実験的なものであると語っている。

    クリスチャン・ホーナーは、メルセデスとフェラーリがそのアプローチを支持したことで、その動きが早まったと考えている。

    「残念ながら、ロスが取り組んでいる研究プロジェクトの要素には、来年の申請のためにFIAによってえり好みされたものがいくつかある」とクリスチャン・ホーナーはコメント。

    「残念ながら、メルセデスとフェラーリは戦略グループを通してそれを支持し、評決されてしまった。後から考えれば、今ではおそらく全チームが急いでそうするのは正しいことではなかったと考えているかもしれない。だが、来年の最初の4~5戦が行われるまで判断は控えておこう」

  • ルノー 「レッドブルとのパートナーシップ解消はまったく残念ではない」

    ルノー 「レッドブルとのパートナーシップ解消はまったく残念ではない」

    ルノーは、F1でレッドブル・レーシングとのパートナーシップを終えることは“残念だとは思っていない”と語る。

    レッドブル・レーシングとルノーのパートナーシップは、2010年から2013年までF1のダブルタイトル4連覇を達成したが、2014年にV6ターボハイブリッドエンジンが導入されて以降、レッドブルはルノーのF1エンジンのパフォーマンスと信頼性について批判を繰り返し、緊張関係が高まっていた。

    最終的にレッドブル・レーシングは、12年間に及ぶルノーとのパートナーシップを解消し、2019年からホンダのF1パワーユニットを搭載する道を選択。ルノーは、ワークスチームとマクラーレンの2チームへと供給体制が縮小することになった。

    しかし、ルノーはレッドブル・レーシングを失うことにまったく不満はないという。ルノーF1のマネージングディレクターを務めるシリル・アビテブールは、レッドブルからの公な批判を寂しく思うことはないだろうと語る。

    「レッドブルとの関係を終えることをまったく残念に思っていない理由のひとつは、レッドブルが我々のコミュニケーションをコントロールしていたため、我々がそれに対応しければならなかったことにある」とシリル・アビテブールは Autosport にコメント。

    「それは競技の場のレベルではなかった。コミュニケーションの観点で見れば、レッドブルは我々よりもはるかに強力だからね」

    「我々は絶えず後手に回っていたし、多くの場合、それは彼らの目的に合ったコミュニケーションだった。そして、残念ながら、そのノイズとコミュニケーションが現実のものになりつつある世界に我々はいる」

    「はっきりさせておこう。我々のエンジン状況はまだ必要な場所にはきていない。だが、それは遠くから見るほど悪くもない。来年ははるかに良くなると言うことができる」

    ルノーは、レッドブル・レーシングのシャシーパフォーマンスから自身のマシンの進歩を評価できるという恩恵を受けていたが、シリル・アビテブールは、それを失うことはそれほど問題にはならないと考えている。

    「レッドブルとの関係にはいくつか不利な点があった。率直に言って、この話が再び書かれることになっても、私は一言も変えることはないだろう」

    「過去3年間、レッドブルと過ごせたことは素晴らしことだった。実際、それらは我々独自のワークスチームのスタートアップの月日でもあった。あのチームには良い部分と悪い部分の両面でエンジンに何ができるかを示す能力があった」

    「それは、マクラーレンの状況を我々から避けることができるものだ。残念ながら、マクラーレンは幻想を抱き、幻想が消えたときに痛手をこうむった」

    「我々は幻想を抱いてはいない。我々は夢を見ているわけではない。我々はシャシーとエンジンがどの位置にいるかを正確に把握している」

    「だが、現在、我々はレッドブルを失うことによる強みと弱みを十分に理解している。自分たちのコミニュケーションに集中し、コントロールし、イメージ、支出をコントロールし、投資、開発戦略をコントロールしている」

    「我々はコントロールしているし、コントロールすることが我々がワークスチームとして復帰することを望んだ理由のひとつだった」