タグ: レッドブル・レーシング

  • 「ホンダのF1エンジンがマックス・フェルスタッペンの王者獲得の鍵」

    「ホンダのF1エンジンがマックス・フェルスタッペンの王者獲得の鍵」

    元F1ドライバーで現在は解説者を務めるカルン・チャンドックは、マックス・フェルスタッペンは今やF1ワールドチャンピオンを獲得できるレベルまで成熟していると考えており、それを実現できるかはホンダがレッドブル・レーシングに競争力のあるF1エンジンを供給できるかにかかっていると語る。

    2016年シーズン途中にトロロッソからレッドブル・レーシングに移籍したマックス・フェルスタッペンは、レッドブルでのデビューレースとなったスペインGPで優勝。18歳227日で史上最年少優勝を成し遂げた。

    2018年はマックス・フェルスタッペンにとって短いF1キャリアの中で最高成績となった。だが、序盤戦のルイス・ハミルトン、セバスチャン・ベッテル、ダニエル・リカルドとのレースを台無しにしたクラッシュやモナコGPのフリープラクティスでの単独クラッシュから挽回を強いられることになったが、シーズン後半は一貫性を見せ、チャンピオンを獲得したルイス・ハミルトンに次ぐ多くのポイントを獲得して見せた。

    2010年と2011年にHRTとロータスでF1を戦ったカルン・チャンドックは、マックス・フェルスタッペンはタイトル候補に入れるまで成長を果たしており、F1ワールドチャンピオンになれるかはレッドブルとホンダが適切なマシンを提供できるかにかかっていると考えている。

    「今やマックスは十分に成熟しているし、彼はワールドチャンピイオンになる準備ができていると思う」とカルン・チャンドックはオーストポーツ・インターナショナル・ショーで語った。

    「彼は2008年のルイスのようだ。ワールドチャンピオンを戦い、長いシーズンをまとめる準備はできている」

    「あとはホンダがレッドブルのために結果を出せるかどうかだ」

    昨年、ホンダはトロロッソとのパートナーシップのなかでパフォーマンスと信頼性を大幅に改善させ、レッドブル・レーシングにルノーからホンダへとF1エンジンを変更させることを決断させた。

    ホンダのF1エンジンは馬力面でルノーを上回ったと考えられてるが、まだメルセデスとフェラーリに一貫して挑戦できる実力があるかどうかは疑問が残っている。

    「昨年のシーズン後半を見れば、ホンダがまとまり始めているという兆候があった。彼らがトロロッソのために鈴鹿で導入したエンジンアップグレードは本当に前進を果たしたように思う」とカルン・チャンドックはコメント。

    「我々はオースティンでそれについての多くの証拠を目にしたし、レッドブルがそれについて非常に楽観的であることはわかっている。彼らが結果を届けることができれば、それはF1にとっても素晴らしいことだと思う」

    「F1はホンダが成功することを必要としている。なぜなら、それはレッドブルが成功することを意味するわけだし、そうなれば、3チームが上位を争うようになる。それは本当に重要なことだ」

  • ピエール・ガスリー 「レッドブル・ホンダでナンバー2になるつもりはない」

    ピエール・ガスリー 「レッドブル・ホンダでナンバー2になるつもりはない」

    ピエール・ガスリーは、2019年にレッドブル・ホンダでマックス・フェルスタッペンのナンバー2ドライバーになるつもりはないと語る。

    昨年、トロロッソ・ホンダでF1で初めてフルシーズンを経験したピエール・ガスリーは、ルノーに移籍するダニエル・リカルドの後任として、今年からホンダのF1エンジンを搭載するレッドブル・レーシングに加入する。

    ダニエル・リカルドがレッドブル・レーシングを離れたのは、ルノーからホンダへとF1エンジンを変更すること、そして、チームの焦点がマックス・フェルスタッペンが置かれることを懸念したことが理由だと伝えられている。

    2014年にレッドブルのジュニアプログラムのメンバーとなったピエール・ガスリーは、2017年後半にトロロッソからF1デビュー。初のフルシーズンとなった昨年はチームメイトのブレンドン・ハートレーよりも優勢にシーズンを進めた。

    ダニエル・リカルドの後任としてカルロス・サインツを差し置いてレッドブル・レーシングのドライバーに抜擢されたピエール・ガスリーは、過去3年間でチームとマックス・フェルスタッペンがなしい遂げたようにレースで勝利することを望んでいる。

    レッドブル・レーシングは、マックス・フェルスタッペンにF1ワールドチャンピオンを獲らせたいと公言しているが、ピエール・ガスリーは2019年からフェルスタッペンのレベルに達することを目指しており、単純にフェルスタッペンのサポート役に回るつもりはないと語る。

    「現在のベストドライバーの一人がチームメイトであることは僕にとって大きなチャレンジになるだろう」とピエール・ガスリーは Motorsport-Total にコメント。

    「僕が競争力を発揮するには少し時間がかかるかもしれないけど、ここでナンバー2ドライバーになるつもりはない。そんなこと望んではないし、満足できるわけがない」

    「それらの作業には時間がかかるし、マックスはパドックで最速のドライバーのひとりだ。それは僕にとって本当にエキサイティングなことだ。自分をより高いレベルに引き上げてくれるからね。シーズンを通して自分が向上していくのは確かだ」

    ルノーからホンダにF1エンジンを変更するレッドブル・レーシングの2019年シーズンには大きな注目が集まっており、ピエール・ガスリーの野望の大部分はマシンのパフォーマンスによって決定することになるだろう。

    「勝てるクルマに乗れるならそうしたいけど、トップ5を十分に争える優れたクルマしか得られない場合はそれがゴールにになるだろう」

  • ホンダF1とのタッグでエイドリアン・ニューウェイの創作意欲が再熱

    ホンダF1とのタッグでエイドリアン・ニューウェイの創作意欲が再熱

    レッドブル・レーシングは、ホンダF1という新たな対象を得たことでエイドリアン・ニューウェイのF1へのモチベーションが活性化していると語る。

    “空力の鬼才”“空力の魔術師”と称され、これまで数々のタイトル獲得マシンを生み出してきたエイドリアン・ニューウェイだが、F1レギュレーションによって開発の範囲が狭まっていったことで近年はF1の第一線から退いていた。

    その間、エイドリアン・ニューウェイはレッドブルの最高技術責任者という肩書は残りつつも、アメリカズカップやアストンマーティンのハイパーカー“ヴァルキリー”の開発に関与していたが、2017年に新しいハイダウンフォースレギュレーションが導入されてレッドブル・レーシングがスロースタートを切ったことで徐々に再び関与するようになっていった。

    レッドブルのモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、レッドブル・レーシングがルノーからホンダへとF1エンジンを切り替えたことがエイドリアン・ニューウェイの創作意欲を維持することに役立っていると語り、また、F1プロジェクトへの関与についても自由に選択できるように待遇を変えたと述べた。

    「エイドリアンはもう通常の勤務時間で働くことを望んでいない。彼は日当で我々のために仕事をしている」とヘルムート・マルコはコメント。

    「彼はヴァルキリーのプロジェクトに非常に魅力されていたし、興味を持っていた」

    「彼には常に新しいタスクを用意する必要がある。エイドリアンがエンジンにチャンスがないとわかっていれば、今と同じエイドリアンはいなかった」

    「彼は12月にさくらのホンダの開発センターにいた」

    ヘルムート・マルコは、過去にタイトルダブルを4連覇していた以来のワールドチャンピオン獲得を目指しているレッドブル・レーシングにとって“やる気に満ち溢れたニューウェイがいることは大きな財産”だと語る。

    「我々は彼の個人的なニーズを満たす方法を見つけた。それは我々チームにとって価値をもたらす」とヘルムート・マルコはコメント。

    今年、エイドリアン・ニューウェイは、レッドブルとの契約の最終年度となる。

    以前、フェラーリが強力にアプローチをかけていたことで知られるエイドリアン・ニューウェイは、昨年のF1モナコGPの時期にルノーが引き抜こうとしているとの噂が浮上した。最終的にはルノーがその噂を否定している。

    ヘルムート・マルコは、レッドブルが“これまであらゆる引き抜きの試みを阻止してきた”と語る。

    「ニューウェイは重要な要素だ」とヘルムート・マルコはコメント。

    「新しい空力ルールが登場したとき、我々は完全に外していた。だが、5月のバルセロナまでに再び競争力のあるクルマを持っていた。それがニューウェイだ。設計段階でさえ、彼は全ての技術データを見なくても正しくないことを見抜いていた」

    「彼は『それではうまくいかない』と伝えることができる。彼はコンピューターを持っていない。彼のオフィスにいるとまさに自宅にいるように感じるよ! ただ大きな製図版があるだけだ」

    「他の人がそれを理解できるように別の人がそれをコンピュター言語に翻訳している」

    「だが、彼がデザインしたものは95%正しい」

  • トロロッソ、2019年もレッドブル・ホンダの実験台になることを厭わず

    トロロッソ、2019年もレッドブル・ホンダの実験台になることを厭わず

    スクーデリア・トロ・ロッソのチーム代表フランツ・トストは、レッドブル・レーシングがホンダのF1エンジンを使用することを助けるために2019年のF1世界選手権でもエンジンペナルティを受けれることを厭わないと語る。

    昨年、トロロッソ・ホンダのピエール・ガスリーとブレンドン・ハートレーは、ホンダのF1開発スケジュールを早めるために“戦略的”なエンジンペナルティを受けることが多かった。

    今年、レッドブル・レーシングがホンダのF1エンジンに切り替えるが、ホンダはまだタイトルに挑戦できるだけのパフォーマンスを信頼性をコース上で証明できていないため、姉妹チームであるトロロッソはレッドブル・レーシングのためにより多くの犠牲を払うことになる可能性がある。

    フランツ・トストは、ホンダのF1開発が加速し、レッドブル・レーシングのドライバーがあまりにも多くのペナルティを受けることから保護できるのであれば、引き続き、トロロッソが実験台の役割を果たすことを厭わないと語る。

    「それがレッドブルがレースとチャンピオンシップに勝つための戦略の助けになるのであれば、もちろんだ」とフランツ・トストは Autosport にコメント。

    「我々はそれについて議論する必要すらない。それは我々の哲学の範囲内だからね」

    「我々も並行してパフォーマンスを改善できるのだから、喜んでそうするつもりだ」

    トロロッソ・ホンダは、2019年にF1の掲載/非掲載パーツのルールを利用して、レッドブル・レーシングのリアエンド全体やギアボックスといったコンポーネントを使用することになる。

    ホンダは、レッドブル/トロロッソとのパートナーシップは、異なるリアエンドや構造を負った2つのカスタマーを抱えるよりも“大きなアドバンテージ”になると考えており、フランツ・トストもそれが実を結ぶことになるだろうと同意する。

    「我々がレッドブル・テクノロジーとの相乗効果と協力から利益を得るのは疑いのないことだ」とフランツ・トストは語る。

    「リアエンド全体だ。ルール内に掲載されているパーツは全て開発しなければならないし、当然ながら、我々はルールを守るためにそれを行っていく」

    「シーズンのこの段階では全てのチームが新車がより優れて機能し、改善されることを願っている」

    「それは我々にとっても同じだが、私は常にレーストラックでそのパフォーマンスを見たいと言っている。つまり、ラップタイムだ。それが決定的なことだ」

  • レッドブル 「マックス・フェルスタッペンの実力はリカルドよりも上」

    レッドブル 「マックス・フェルスタッペンの実力はリカルドよりも上」

    レッドブル・レーシングのヘルムート・マルコは、マックス・フェルスタッペンの実力は、ルノーに移籍した元チームメイトのダニエル・リカルドよりも予選とレースの両方で上回っていると評価する。

    マックス・フェルスタッペンとダニエル・リカルドは、2016年序盤にレッドブル・レーシングでチームメイトになって以来、ほぼ同等のパフォーマンスを発揮してきたが、2018年は結果を含め、全体的にフェルスタッペンの方が印象的なシーズンを過ごした。

    マックス・フェルスタッペンとダニエル・リカルドはそれぞれ2勝ずつを挙げたが、リカルドがそれ以外で表彰台に立てなかったのに対し、フェルスタッペンは9度の表彰台を獲得している。

    レッドブルのモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、マックス・フェルスタッペンの方が“明らか”に優れたドライバーとしての地位を確立したと考えている。

    「具体的なデータがある」とヘルムート・マルコは Autosport にコメント。

    「予選でのリカルドとのギャップは大きかったし、レースでも彼の方が少し速かった。奇妙なことにマックスの方がスライドの多いことがあるが、それでもタイヤを長持ちさせることができていた」

    「それは成長だ。彼が我々のところに来たときには、まだそのようなものは持っていなかった」

    「2年目(2017年)にはリカルドは少し遅れていたが、彼はそれを認識していたし、理学療法士、そして、他にも自分自身で集中的に取り組み、再びフェルスタッペンに近づいた」

    「しかし、2018年シーズン後半にはフェルスタッペンは明らかに差をつけていた」

    ヘルムート・マルコは、ダニエル・リカルドは、コース上でマックス・フェルスタッペンをプッシュし、協力して取り組んでいたので、レッドブルを離れてルノーに移籍するのは“嘆かわしい”ことではあるが、2018年にフェルスタッペンはより強いドライバーになったことを証明したと語る。

    マックス・フェルスタッペンは、メルセデスのバルテリ・ボッタスを上回るドライバーズ選手権4位で終えたが、3位のキミ・ライコネンにあと2ポイント届かなかった。だが、物議を醸したブラジルGPでのエステバン・オコンとの接触事故がなければ、ライコネンを抜いて3位でシーズンを終えていただろう。

    しかし、2018年はマックス・フェルスタッペンにとって短いF1キャリアの中で最高成績であり、序盤戦のルイス・ハミルトン、セバスチャン・ベッテル、ダニエル・リカルドとのレースを台無しにしたクラッシュやモナコGPのフリープラクティスでの単独クラッシュから見事な挽回をみせた。

    「基本的な問題は、特定のコントロールと忍耐力の欠如だった」とヘルムート・マルコは語る。

    「要はフェルスタッペンは十分に速い。彼はもう自分が最も速いことを証明する必要はない。彼にはその必要はない。彼はすでにデュエルのなかで彼と交わらない方が身のためだというイメージを植え付けている」

  • セバスチャン・ブエミ、レッドブル・ホンダのリザーブドライバーを担当

    セバスチャン・ブエミ、レッドブル・ホンダのリザーブドライバーを担当

    セバスチャン・ブエミは、2019年にレッドブル・ホンダでマックス・フェルスタッペンとピエール・ガスリーのバックアップ要員を担当。レッドブル・レーシングのリザーブドライバーとしては8年連続で務めることになる。

    セバスチャン・ブエミは、トロロッソのF1シートを失った2012年からレッドブルのサードドライバーを務めているが、幸か不幸かまで一度もリザーブドライバーの義務を果たすためにチームに呼ばれたことはない。

    レッドブル・レーシングは「チームが競争の新しい時代に突入するときにチームのパフォーマンスを追求するために役立つものがあるとすれば、それは継続性だ」と公式ウェブサイトでコメント。

    「専門的かつ正確に前進の道を定義できる経験豊富なスキルセットを利用できる能力は、開発率、ペース、パワーを早めることにおける重要な属性だ」

    「そして、我々のテスト兼リザーブドライバーのセバスチャン・ブエミイジョうに経験と継続性の優れた人物はいない。2019年はレッドブル・レーシングのドライバー名簿のメンバーとして注目に値する9年目を迎えることになる」

    レッドブルのドライバー育成プログラム出身のセバスチャン・ブエミは、2009年にトロロッソでF1デビュー。しかし、2011年の最終戦でF1シートを失った。

    レッドブルは、2012年のドライバーとして、トロロッソのセバスチャンブエミとハイメ・アルグエルスアリに代えて、ダニエル・リカルドとジャン・エリック・ベルニュを起用。セバスチャン・ブエミはリザーブドライバーを務めることになった。

    それ以来、セバスチャン・ブエミは、2014年にトヨタでFIA世界耐久選手権(WEC)でドライバーズタイトル、2015-2016シーズンのフォーミュラEではルノーでチャンピオンを獲得。今年は中嶋一貴/フェルナンド・アロンソとともにル・マン24時間レースを制した。

    レッドブルの公式サイトではセバスチャン・ブエミのバイオグラフィを以下のように記している。

    「レッドブル・ジュニアチームが生んだセバスチャン・ベッテルの最初のスティントは2008年のテストドライバーとして開始された。その時、彼はGP2でもレースをして、アジアシリーズで準優勝をはたした。また、メインシリーズではフランスとハンガリーのスプリントレースで優勝し、総合6位で終えた」

    「そこで学んだ教訓は2009年にスクーデリア・トロ・ロッソのF1ドライブを獲得し、可幕船オーストラリアで1995年のヨーロッパGPでのジャン・デニ・デレトラズ以来となるグランプリに参戦するスイス人ドライバーとなった」

    「トロロッソでのセバスチャン・ブエミの時間は2011年シーズンに終了したが、55戦に参戦してF1経験を積んだことにより、2012年にテスト兼リザーブとしてレッドブル・レーシングに起用するという決断は容易なことだった」

    「それ以降の数年でセバスチャンは他のカテゴリーでの非常に成功したパラレルキャリアを楽しんできた。彼は2012年のル・マン24時間レースでトヨタで世界耐久選手権デビューを果たし、2013年に彼と8号車のチームメイトのアンソニー・デビッドソンは、トヨタと世界耐久選手権のタイトルを獲得した」

    「2018年にセバスチャンは再びトヨタともに2度目のWECタイトルの偉業を繰り返した。しかし、今回は総合優勝だけでなく、中嶋一貴、そして、新しいチームメイトのフェルナンド・アロンソとともに初のル・マン24時間レース優勝を果たした」

    「耐久レースへの努力と並行して、セバスチャンはフォーミュラEで大成功のキャリアを享受してきた。彼は2014/15年のデビューシーズンを2位で選手権を終え、翌2015-16年には最終ラウンドで忘れられないチャンピオンシップを獲得を果たした」

    「彼は2016-17年も再び2位となり、昨シーズンは4位でフィニッシュした。電気自動車シリーズのシーズン5に向けて、ルノーに代わってグリッドに参戦した日産チームで走るという新しい挑戦に乗り出した」

    「セバスチャンは、レッドブル・レーシング チームの非常に重要なメンバーであり続け、2019年も再びチームを前進させる手助けをしていくだろう」

  • マックス・フェルスタッペンのフォーミュラEでの“奉仕活動”に不満の声

    マックス・フェルスタッペンのフォーミュラEでの“奉仕活動”に不満の声

    フォーミュラEドライバーは、FIA(国際自動車連盟)がレッドブル・レーシングのF1ドライバーであるマックス・フェルスタッペンの“社会奉仕活動”の場としてが利用されたことに不満を抱いている。

    昨年のF1ブラジルGPでは、周回遅れだったエステバン・オコンが、トップを走行していたマックス・フェルスタッペンに接触。レース後の計量時のオコンの対応に激高したフェルスタッペンは、数回にわたってオコンを突き飛ばした。

    FIA(国際自動車連盟)はマックス・フェルスタッペンの行為に対して2日間の社会貢献活動という処分を下しており、その1日目として土曜日にモロッコ・マラケシュで開催されたフォーミュラEのレースでドライバースチュワードの元F1ドライバーのヴィタントニオ・リウッツィとともに、FIAパネルのオブザーバーとしてとして働いた。

    “社会奉仕活動”の1日分を消化したマックス・フェルスタッペンは「反対側からそれを見るのは興味深いことだった。通常、スチュワードと一日を過ごすことはできないからね!」とコメント。

    「もちろん、テレビでフォーミュラEを少しフォローしていたけど、パドックに来たことはなかったし、本当に一日を楽しんだ。まず何より本当にエキサイティングなレースだった。チャンピオンシップは明らかに成長しているし、ここにはたくさんの自動車メーカーがいるので、クールなシリーズだと思う」

    しかし、フォーミュラEドライバーのサム・バードは、フォーミュラEのレースを処罰のために使用されたことは、同シリーズが“不当”に扱われたと感じている。

    「フォーミュラEのレースを奉仕活動に利用するというのは、少しフォーミュラEを不当に扱っていると思う」とサム・バードは The Sun にコメント。

    「これはみんながお金を払って僕たちを見に来る素晴らしいカテゴリーだ。懲罰のために利用すされるべきではないと思う」

  • トロロッソ 「ホンダF1とレッドブルの提携は我々の改善にも役立つ」

    トロロッソ 「ホンダF1とレッドブルの提携は我々の改善にも役立つ」

    スクーデリア・トロロッソのF1チーム代表を務めるフランツ・トストは、ホンダがレッドブル・レーシングとパートナーシップを組むことで、ホンダF1との関係がさらに良くなり、トロロッソといても利益を得られると考えている。

    ホンダは2018年にトロロッソにF1パワーユニットを独占供給。トロロッソはチームの歴史で初めてワークスパートナーシップを経験することになったが、2019年からはそこにレッドブル・レーシングも加わる。

    フランツ・トストは、トロロッソのステータスに変化はないと主張。トロロッソとレッドブル・レーシングのより密接な協力関係が最終的に今シーズンのホンダとのパートナーシップの改善に繋がると考えている。

    「さらなるサポートを期待している。ホンダから同じサポートを受けることになるが、今後、ホンダから直接のサポートはない。だが、レッドブル・レーシングとの相乗効果によって、パフォーマンスが向上すると期待している。技術面からのフィードバックを提供するのに、1チームだけではなく、2チームがコース上にいることは常に良いことだからだ」と RACER にコメント。

    「それにレッドブル・レーシングはトップチームであり、それによって2019年にフィードバックはより詳細になる。我々もその情報を得ることができるので、我々のパフォーマンス改善にも役立つ」

    だが、フランツ・トストは2018年のホンダの進歩に満足しているものの、それは今後の継続的な競争力を保証するものではないと語る。

    「パワーユニットは開発されなければならず、まだやるべき作業はいくつかある。ご存じのとこり、それはF1では一般的なケースだ。研究開発が成功の鍵であり、静止していることはできない。それはパワーユニットに関する開発プロセスだけでなく、クルマに関しても言えることだ」

    トロロッソ・ホンダは、2019年F1マシン『STR14』がFIAのクラッシュテストに合格したことを報告。そこにもレッドブルとホンダの提携による相乗効果が出ている。

    両チームのパーツはレッドブル・テクノロジーが製造しており、姉妹チームであるトロロッソは、レッドブルが設計したリアエンドやフロントサスペンションのパーツなどが流用されることになる。

    しかし、レッドブル・レーシングは、シーズン開幕のギリギリまでコンポーネントの設計を推し進めることでため、トロロッソの2019年F1マシンはレッドブルの2018年F1マシン『RB14』からの“おさがり”となるパーツをベースに開発が進められている。

    トロロッソとレッドブル・レーシングは、昨年のプレシーズンテスト前にそれぞれ新車のシェイクダウンを実施したが、まだどちらのチームも2019年F1マシンの発表日を発表していない。

  • マックス・フェルスタッペン、フォーミュラEでの経験は“建設的だった”

    マックス・フェルスタッペン、フォーミュラEでの経験は“建設的だった”

    レッドブル・レーシングのF1ドライバーを務めるマックス・フェルスタッペンは、マラケシュで開始されたフォーミュラEのレースでの“社会貢献活動”は「僕にとって建設的なものだった」と語る。

    昨年のF1ブラジルGPでは、周回遅れだったエステバン・オコンが、トップを走行していたマックス・フェルスタッペンに接触。レース後の計量時のオコンの対応に激高したフェルスタッペンは、数回にわたってオコンを突き飛ばした。

    FIA(国際自動車連盟)はマックス・フェルスタッペンの行為に対して2日間の社会貢献活動という処分を下しており、その1日目として土曜日にモロッコ・マラケシュで開催されたフォーミュラEのレースで元F1ドライバーのヴィタントニオ・リウッツィとともに、FIAパネルのオブザーバーとしてドライバースチュワードとして働いた。

    マックス・フェルスタッペンは、FIAの声明で「反対側からそれを見るのは興味深いことだった。通常、スチュワードと一日を過ごすことはできないからね!」とコメント。

    「モータースポーツの週末には誰もが自分の仕事をこなしているし、このような重要な決定を下すためにはどのようなことが必要かを実際に確認できたのは良いことだった。決定は時に特定の人にとって良くないかもしれないけど、受け入れなければならないし、ルールに従わなければならない」

    「クルマに座っているだけではなく、レースで様々なことを経験するのは良いことだと思う。ここに来て、このような仕事ができたことは僕にとって建設的なことだった」

    フォーミュラEのパドックを初めて訪れたマックス・フェルスタッペンは“クールなシリーズ”だとその印象を語った。

    「もちろん、テレビでフォーミュラEを少しフォローしていたけど、パドックに来たことはなかったし、本当に一日を楽しんだ」とマックス・フェルスタッペンはコメント。

    「まず何より本当にエキサイティングなレースだった。チャンピオンシップは明らかに成長しているし、ここにはたくさんの自動車メーカーがいるので、クールなシリーズだと思う」

    マックス・フェルスタッペンが、社会貢献活動の2日目としてどのような活動をするかはまだ明らかにはされていない。

  • ホンダF1:PUコンセプトの継続はレッドブルへの供給拡大にもメリット

    ホンダF1:PUコンセプトの継続はレッドブルへの供給拡大にもメリット

    ホンダは、2019年のF1パワーユニットに昨年と同じコンセプトを継続すること、そして、トロロッソがそのホンダのF1エンジンを1年間経験していることが、レッドブル・レーシングへと供給を拡大する準備過程で技術的に大きな助けになると語る。

    ホンダは、2015年にマクラーレンのエンジンパートナーとしてF1に復帰し、2016年に堅実な進歩を果たしたが、当初のエンジン設計にはパフォーマンスの限界が見えていた。

    そのため、2017年にはF1パワーユニットのコンセプトを全面的に見直し、メルセデス方式のレイアウトに変更。しかし、信頼性面で大きく後退したことでマクラーレンとのパートナーシップ解消に至った。

    ホンダは、2018年からレッドブルの姉妹チームであるトロロッソと組み、前年に見舞われた信頼性とパフォーマンス不足を修正。レッドブル・レーシングにルノーからホンダのF1パワーユニットへの変更を決断させた。

    ホンダが2017年に導入したパワーユニットのコンセプトにはまだパフォーマンス的に伸びしろがあると考えられており、ホンダの2019年型F1パワーユニット『Honda RA619H』はそのコンセプトを継続。同じコンセプトでの3年目となることで、信頼性を大きく損なうことなく、パフォーマンスを向上させることが期待されている。

    「我々は高いレベルを達成できているわけではないため、限界がどれくらいかは正確にはわかりません。ですが、我々は別のコンセプトでスタートして、2017年にそれを変更しています」」とホンダF1のテクニカルディレクターを務める田辺豊治はコメント。

    「以前のものから学んだこともありますし、そこを変更しています。2018年はこのコンセプトを引き継ぎ、信頼性とパフォーマンスを改善させました」

    「現時点でこのコンセプトは間違っていないと思っています。適切なコンセプトです。我々はまだこのコンセプトを引き継き、改善させようとしています」

    最新の報道によると、ホンダの2019年型F1エンジンにはテストで新たな信頼性問題が発覚したとされているが、ホンダは大きな後退はないと主張している。エンジン開発は、プレシーズンテストまでにさらに進歩を果たすと考えられている、レッドブル・レーシングは、ホンダとのパートナーシップ初年度には完璧な信頼性は期待していないとすでに強調している。

    しかし、ホンダは、同じエンジンのコンセプトを継続するという決定が、レッドブルとトロロッソの2チーム間でのパフォーマンスと信頼性の検証にも役立つと考えている。

    「デザインのコンセプトを大きく変更すると信頼性を得るのがとても難しくなります」と田辺豊治はコメント。

    「設計のレベルにもよりますが、我々は現在のコンセプトを引き継ぐことに満足しています。新しいチーム、新しいデザインのクルマですからね。細かなことはクルマのインスタラーションにあるので、そのコンセプトを引き継ぐことによって少し容易になります」

    「トロロッソとレッドブルの間にはコミュニケーションがありますし、トロロッソは我々のパワーユニットのことをわかっているので、レッドブル側も容易になります。彼らはシャシー側での問題点や懸念を伝えることができますし、それらが我々に返ってくることになります」

    「完全に新しいデザインや大幅にアップグレードされたデザインを採用することになれば、はるかに多くの仕事が必要となります」

    ホンダは、オーストリアのパワートレインエンジニアリング企業AVL(エイヴィエル)と共同作業の可能性について話し合いを行っていたが、これ以上進めないことを決定したという。

    ホンダとAVLが交渉していたのは、2019年F1エンジンのためのものよりも、むしろ長期的なプロジェクトに関連したものだったとされている。