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  • ル・マン24時間 | 水素燃料電池車のプロジェクト『ミッションH24』を発表

    ル・マン24時間 | 水素燃料電池車のプロジェクト『ミッションH24』を発表

    ル・マン24時間レースを主催するACO(フランス西部自動車クラブ)は、2024年の水素燃料電池車の導入にむけたプロジェクト『ミッションH24(Mission H24)』を発表。スパ・フランコルシャンで水素燃料電池を搭載したマシンでのデモ走行を実施した。

    今年、ACOは2024年以降のル・マン24時間レースに水素を利用した燃料電池をハイブリッド規定の一部として導入する計画を明らかにしており、ミッションH24は、2024年のデビューむけて水素燃料電池車を推進し、開発していくプロジェクトとなる。

    スパ・フランコルシャンでは、2016年にサルト・サーキットで最初に水素駆動車での走行を行ったスイスの企業GreenGTとACOが開発した実験的なプロトタイプマシン『LMPH2G』によるデモ走行を実施された。

    4基の電動モーターで駆動し、4スタック型の水素燃料電池を搭載したLMPH2Gは、技術的なトラブルに見舞われながらもラップを完了し、燃料補給のデモンストレーションを行った。

    ACOのピエール・フィロン会長は「我々はゼロエミッションのモビリティを目指しており、水素はその未来だ」とコメント。

    「ハイパフォーマンスで環境に優しい技術を開発することが我々の役割だ」

  • タミヤ、トヨタ TS050ハイブリッドのミニ四駆を発売

    タミヤ、トヨタ TS050ハイブリッドのミニ四駆を発売

    タミヤは、トヨタがWEC(FIA 世界耐久世界選手権)に参戦するLMP1マシン『TS050 HYBRID』のミニ四駆をタミヤモデラーズギャラリー、タミヤホビーワールドにて先行販売にて先行発売する。価格は1,404円(本体価格1,300円)。

    今年、トヨタはこのTS050 HYBRIDで第86回ル・マン24時間レースを制覇。トヨタとして初めてル・マン24時間レースに挑戦した1985年から33年、20回目のル・マン挑戦での悲願の初優勝だった。

    タミヤは、1/32 ミニ四駆PROシリーズのモデルとして「トヨタ ガズーレーシング TS050 HYBRID」を販売することを発表。低いボンネット、盛り上がった前後のフェンダー、複雑な形のサイドポンツーンなど、空力を追求したフォルムをポリカーボネート製クリヤーボディで再現し、カラーリング用マークもセット。駆動効率に優れたMAシャーシを採用して、高性能な走りが楽しる。

    タミヤは、2018年7月26日(木)~7月31日(火)に東武百貨店 池袋店で開催するタミヤモデラーズギャラリー、および8月8日(水)~8月14日(火)に阪急うめだ本店で開催するタミヤホビーワールドにて ミニ四駆 「トヨタ ガズーレーシング TS050 HYBRID」を先行販売。一般発売日は後日発表される。

    トヨタ TS50ハイブリッド ミニ四駆トトヨタ TS050 HYBRID ミニ四駆トヨタ ガズーレーシング TS050 HYBRID

  • 動画 | トヨタ ル・マン24時間レース 挑戦史

    動画 | トヨタ ル・マン24時間レース 挑戦史

    トヨタは、1985年から33年、通算20回にわたるル・マン挑戦の歴史を約12分間にまとめた長編ムービーを公開した。

    今年、FIA 世界耐久選手権(WEC)2018-19スーパーシーズン第2戦 第86回ル・マン24時間レースが6月17日(日)の午後3時ゴールを迎え、トヨタに悲願のル・マン初勝利が訪れた。

    TOYOTA GAZOO RacingのTS050 HYBRID 8号車(中嶋一貴/セバスチャン・ブエミ/フェルナンド・アロンソ)が優勝。2位にもTS050 HYBRID 7号車(小林可夢偉/マイク・コンウェイ/ホセ・マリア・ロペス)が入り、TOYOTA GAZOO Racingは最前列スタートから一度もトップ2を譲らない完璧なレース運びで、ル・マン24時間レース完全制覇を果たした。

    トヨタとして初めてル・マン24時間レースに挑戦した1985年から33年。20回目のル・マン挑戦での悲願の初優勝だった。

    トヨタからはこれまでに、延べ47台のレース車両がル・マン24時間レースに参戦。6度の表彰台を獲得してきたが、勝利には至っていなかった。通算20回目の挑戦となった今大会での勝利により、トヨタは日本メーカーとして2社目のル・マン24時間レース勝利を達成。

    また、中嶋一貴の勝利は、ル・マン史上初めての日本人ドライバーと日本の自動車メーカーによる総合優勝となった。1985年、トヨタのル・マン24時間レースへの最初の挑戦でドライバーを務めていたのは中嶋一貴の父、中嶋悟だった。

    約12分間の長編ムービーの中ではル・マン挑戦の歴史を昔の写真や貴重な映像を織り交ぜて紹介している。

  • フェルナンド・アロンソ 「トヨタ加入はル・マン制覇のためだけではない」

    フェルナンド・アロンソ 「トヨタ加入はル・マン制覇のためだけではない」

    フェルナンド・アロンソは、ル・マン24時間レース制覇のためだけにトヨタに加入したわけではないとし、今季のWECチャンピオンを目指していくと述べた。

    2度のF1ワールドチャンピオンであるフェルナンド・アロンソは、世界3大レースでの“3冠”をキャリアの目標に掲げており、今年はF1と並行してトヨタからFIA 世界耐久選手権(WEC)にフル参戦。

    そして、先週末に開催されたル・マン24時間レースで、中嶋一貴、セバスチャン・ブエミとともにトヨタ・TS050 HYBIRDの8号車を走らせたフェルナンド・アロンソは、初挑戦にしてル・マン24時間レース優勝という目標を達成。残すはインディ500優勝のみとなった。

    ル・マン制覇というトヨタとのWEC参戦の目標のひとつは早くも達成されてしまったが、フェルナンド・アロンソは来年の6月まで行われるWECの“スーパーシーズン”に完全にコミットしたままだと語る。

    「ル・マンを経験するためだけにトヨタに加入したわけではない。ワールドチャンピオンを争いたかったのでスーパーシーズンに参戦した」とフェルナンド・アロンソはコメント。

    フェルナンド・アロンソは、前戦カナダGPでF1参戦300戦目を迎えたが、F1での勝利は5年前のフェラーリ時代から遠ざかっている。

    最近、フェルナンド・アロンソは、F1の現在のレギュレーションでは結果が見えてしまうと批判的なコメントを残している。

    「僕にとって最も重要なのは、F1がどの方向に進むかについて考えることだ」とフェルナンド・アロンソはコメント。

    「来年の競争力がどうなるかについてはあまり考えていない。予測は不可能だからね。スポーツがどうなるかが重要だ」

    フェルナンド・アロンソは、今シーズン限りでF1を引退し、来年はマクラーレンとともにインディカーにフル参戦するとも噂されている。

    ル・マン24時間レースで9勝を挙げたトム・クリステンセンは「アロンソがやってきてル・マンを制覇した。それは間違った一歩ではない」とコメント。

    「彼がF1を止めるとは思っていないが、彼は間違いなくインディ500に戻るだろう。フルシーズンを戦う可能性もある」

  • 【ル・マン24時間】 小林可夢偉 「ピットに入るのを忘れてしまった」

    【ル・マン24時間】 小林可夢偉 「ピットに入るのを忘れてしまった」

    小林可夢偉は、ル・マン24時間レースの残り2時間でピットインでのミスは集中力が低下したことによって“忘れてしまった”ことが原因だったことを明らかにした。

    23時間が経過した頃、2番手を走行していた小林可夢偉のトヨタ7号車が突如スローダウン。ピットインのタイミングが1周逃してしまい、燃料に懸念があったためセーフティモードで走行せざるを得なかったことが原因だった。

    これにより、小林可夢偉は次の電気パワーで走行しなければならず、さらに11周の最大スティントと燃料使用量の上限超過違反により、2度の10秒ペナルティを科せられて大きく後退することになった。

    「僕たちは11周後にピットインしなければならなかったのですが、僕はピットに入りませんでした。僕が忘れてしまったんです」と小林可夢偉は Autosport にコメント。

    また、小林可夢偉はその時点でトヨタの7号車は、優勝したトヨタ8号車(中嶋一貴、セバスチャン・ブエミ、フェルナンド・アロンソ)を倒すことをすでに諦めていたと語る。

    「僕たちにとってレースは終わっていましたし、僕たちはアグレッシブにはいかず、リスクを冒さないことに決めていました」と小林可夢偉はコメント。

    「それで減速しました。集中力を失ったのはそれが原因です」

    関連:【動画】 ル・マン24時間レース ダイジェスト 『vol.6 ゴール~まとめ』

  • 【ル・マン24時間】 LMP2クラス優勝のGドライブに失格処分

    【ル・マン24時間】 LMP2クラス優勝のGドライブに失格処分

    2018年のル・マン24時間レースのLMP2クラスで優勝したGドライブ・レーシングに給油装置の違反により失格処分が下された。

    No.26 Gドライブ・レーシング / オレカ07・ギブソン(ロマン・ルシノフ/アンドレア・ピッツィトーラ/ジャン・エリック・ベルニュ)は、2位に2周差をつける圧倒的なパフォーマンスでLMP2クラスを制していた。

    しかし、レース後、Gドライブがピットストップのスピード上げるために燃料補給装置に違法なパーツを搭載していたことが技術代表者によって発見された。

    月曜日の夜に発行されたスチュワードの報告書では「技術代表者は『図面に記載されていない追加のメカニカルパーツが燃料リストリクタに挿入され、レギュレーションに記載された流量制限を変更するようになっていた』ことをスチュワードに報告した」と記されている。

    「技術代表者はリストリクタ、該当パーツ、“デッドマンバルブ”のアッセンブリの写真をスチュワードに提供した。議論の的となるパーツは、デッドマンバルブから伸び、燃料リストリクタの円錐の内側に挿入されたメカニカルパーツである」

    「技術代表は、競技者が彼らの競争相手よりも大幅に早く燃料補給できることを報告し、レース後に競技者の給油システムの調査を開始したことをスチュワードに述べた」

    この違反はクラス4位でフィニッシュしたNo.28 TDSレーシング/オレカ07・ギブソン(ロイック/デュバル/ワランソワ・ペロード/マシュー・バクシヴィエール)にも発覚。

    これにより、Gドライブ・レーシングは失格処分となり、No.36 シグナテック・アルピーヌ・マットムート / アルピーヌA470・ギブソン(ニコラス・ラピエール/アンドレ・ネグラオ/ピエール・ティエリ)が優勝、2位にグラフ-SO24オレカ07・ギブソン / オレカ07・ギブソン、そして3位にはクラス5位でフィニッシュしたNo.32 ユナイテッド・オートスポーツ/リジェJS P217・ギブソンが3位に繰り上がることになる。

    Gドライブ・レーシングは、この裁定について異議申し立てを行うと見られている。

    関連:ル・マン24時間レース 結果:トヨタが悲願の初制覇!8号車が優勝!

  • 【ル・マン24時間】 ポルシェ、GTEカテゴリーを完全制覇

    【ル・マン24時間】 ポルシェ、GTEカテゴリーを完全制覇

    ポルシェは、世界で最も過酷な長距離レースのGTEプロとGTEアマの両クラスで優勝を飾り、再び歴史的な偉業を成し遂げた。GTE-Proクラスのポルシェ911 RSR #92は、第86回ル・マン24時間レースにおいて344周を走破して優勝を獲得した。ドライバーのケヴィン・エストル(フランス)/ローレンス・ヴァンスール(ベルギー)/ミカエル・クリステンセン(デンマーク)組は、長い伝統を持つ13.626kmのサーキットで非のうちどころのないパフォーマンスを発揮してレースのほぼ全般に渡ってリードを保ち、ポルシェに106回目のクラス優勝をもたらした。

    リヒャルト・リーツ(オーストリア)/フレデリック・マコヴィエッキ(フランス)/ジャンマリア・ブルーニ(イタリア)組が駆る#91は、GTE-Proクラスにおけるポルシェのワン・ツーフィニッシュに貢献した。フレデリック・マコヴィエッキは、1時間半にわたって追い上げてくるライバルと熾烈な戦いを繰り広げて見せ場を作り、全ての攻撃をかわして2位を飾った。ル・マンにおけるこの勝利と2位フィニッシュによって、ポルシェは、FIA WECのドライバーズとマニュファクチャラーズの両選手権でリードを広げている。

    #93のパトリック・ピレ(フランス)/アール・バンバー(ニュージーランド)/ニック・タンディ(英国)組は、夜間に発生したテクニカルトラブルの修復にピットで25分を費やし、11位に終った。ロマン・デュマ(フランス)/ティモ・ベルンハルト(ドイツ)/スヴェン・ミューラー(ドイツ)組がステアリングを握る#94は、夜間にサスペンションが損傷し、レース開始から7時間後にリタイアした。

    デンプシー・プロトン・レーシングの#77は、GTE-Amクラスで見事な優勝を飾った。華麗な走行を見せたポルシェ ヤングプロフェッショナルのマット・キャンベル(オーストラリア)/クリスティアン・リード(ドイツ)/ポルシェ ジュニアのジュリアン・アンロエア(フランス)組は、ポルシェに107回目のクラス優勝をもたらした。弱冠18歳のジュリアン・アンルエアはル・マンにおける最年少のクラス優勝者となった。

    デンプシー・プロトン・レーシングの911 RSR #88は、サスペンションの損傷によってリタイア。#99は僅差で表彰台を逃して4位を獲得した。911 RSR #80(エビモータース)と#56(チーム・プロジェクト1)は6位と7位だった。ガルフレーシングの#86は、ライバルの事故に巻き込まれ、レース序盤で後退を余技なくされた。その後、チームは全力を尽くし10位まで挽回してゴールしている。

    Dr.ヴォルフガング・ポルシェ (ポルシェAG監査役会会長)
    「ポルシェにとっては、完璧な週末になりました。70周年にこれ以上を望むことはできません。計画通りにいくことではありませんが、実現した時は言葉では表現できない素晴しい感動があります。このような成功を可能にしたドライバー、チーム、そして全従業員の皆さんを非常に誇りに感じています。おめでとうございます。」

    オリバー・ブルーメ (ポルシェAG社長)
    「このレースのために綿密な準備をして何ヶ月間も努力し、チーム全体が完璧な仕事をしました。GTE-ProクラスとGTE- Amクラスのダブル優勝を本当にうれしく思います。これは当社の従業員の皆さんによる素晴しい功績です。ポルシェはル・マンの一部であり、ル・マンはポルシェの一部といえます。」

    ミヒャエル・シュタイナー (ポルシェAG研究開発)
    「ポルシェ911は世界最高のスポーツカーかつ真のレーシングカーであり続けています。70周年に際してGTE-ProクラスとGTE-Amクラスで優勝を飾ること以上に素晴しいことはありません。ポルシェはトップランナーに返り咲きました。ここが我々の居るべき場所です。」

    フランク=シュテッフェン・バリサー博士 (モータースポーツ/GTカー担当副社長)
    「感動しました。素晴しい戦いで、チームの仕事は完璧でした。最終的に優勝を飾り、信じ難い偉業を達成しました。GTEカテゴリーの完全制覇は、ポルシェの70周年にとって最高のギフトです。世界選手権でも大きなポイントを稼ぐことができ、不安は喜びに変わりました。」

    パスカル・ズールランデン (GTファクトリーモータースポーツ ディレクター)
    「予選、そして今日の決勝も完璧でした。GTE-ProクラスとGTE-Amクラスの勝利は、ワークスとカスタマーの両カテゴリーにおいてポルシェが完璧であることを明確に示しました。我々はマニュファクチャラーズとドライバーズの両選手権でもリードを広げています。全てが完璧なレースでした。」

    ケヴィン・エストル(ポルシェ911 RSR #92)
    「まだ信じられません。何と表現してよいのかわかりません。今日は人生で最高の日です。世界で最もタフで、そして素晴しいレースで優勝を飾ることができました。本当に言葉で表わすことができません。」

    ミカエル・クリステンセン(ポルシェ911 RSR #92)
    「言うべき言葉が見つからないほど素晴しいレースでした。クルマはスタートから速く、セーフティカーの発動時も幸運を得て後続との差を開けることができました。この時点からリードを保つことに焦点を合わせました。終盤の3分の1はリスクを避けることを心がけました。これが功を奏しました。」

    ローレンス・ヴァンスール(ポルシェ911 RSR #92)
    「最も素晴しい日を超えて僕のキャリアで最高の日です。そうです、ル・マンで優勝を飾りました。何と言えばよいのか。本当にまだ信じられません。ケヴィン、ミカエルと私は完璧に補い合いました。今日はチーム全員が素晴しい仕事をしました。」

    フレデリック・マコヴィエッキ(ポルシェ911 RSR #91)
    「我々のクルマは非常に速かったのですが、見事な安定を見せた#92に追い付くことはできませんでした。1時間以上にわたってライバルと2番手のポジションを激しく競い合いました。これはレーシングドライバーにとっては本当に楽しいことです。しかし、この段階でも先頭との差を縮めることはできませんでした。ル・マンの2位をチームとともに喜びたいと思います。来年は優勝を狙います。」

    ジャンマリア・ブルーニ(ポルシェ911 RSR #91)
    「このワン・ツーフィニッシュは、ポルシェにとって、そして私達のチームにとってすばらしいものです。良いレースでしたし、#92の911 RSRともすばらしい戦いができました。私達はできることはすべてしましたが、チームメイトの#92はまったくミスを犯しませんでした。彼らの走りは勝利に値します。」

    リヒャルト・リーツ(ポルシェ911 RSR #91)
    「今日は、ポルシェにとって記念すべき日となりました。このワン・ツーフィニッシュは、70周年のすばらしい贈り物です。良いレースができました。1位と2位以上を望むことはできません。これは、未来のGTレースを予見させる結果であり、私達はそれに投資する必要があります。」

    ニック・タンディ(ポルシェ911 RSR #93)
    「優勝できなかったのはもちろん残念です。しかし、そんな残念さはあっても、良いレースであったことは認めなければなりません。私達の車両が良いペースで走行し、トップを走るグループに引けを取らなかったのは、見ていて気分が良かったです。残念ながら、テクニカルトラブルで大幅に遅れました。今年は運がなかったということです。」

    アール・バンバー(ポルシェ911 RSR #93)
    「残念なことに、オルタネーターの交換で失った貴重な時間を取り戻すことができませんでした。しかし、私はIMSAウェザーテックで911RSRをシェアしているローレンス・ヴァンスールの活躍を嬉しく思います。2週間後、2名のル・マン勝者がワトキンスグレンでコックピットに乗り込みます。」

    パトリック・ピレ(ポルシェ911 RSR #93)
    「難しいレースでした。何度かは、先頭グループと競るなどクルマも速かったのですが、テクニカルトラブルで大きく後退してしまいました。私達はレースを走り切ることを優先し、辛くも11位でフィニッシュしました。しかし、それがル・マンというものです。私達は来年また挑戦します。」

    イェルク・ベルクマイスター(ポルシェ911 RSR #56)
    「幸運と不運が入り交じったレースでした。一時は、2位にも手が届くポジションで走行し期待を持ちましたが、終盤にブレーキのトラブルに見舞われ、後退しました。しかし、チームは必ず将来に役立つ多くの貴重な経験を蓄積することができました。」

    ジュリアン・アンロエア(ポルシェ911 RSR #77)
    「私は18歳にして初めてル・マンに参戦する機会を与えてもらい、優勝しました。私は、チーム全員を非常に誇りに思っています。優勝はまだ信じられない気持ちです。私は史上最年少ル・マン勝者になりました。素晴らしことです。」

    クリスティーナ・ニールセン(ポルシェ911 RSR #80)
    「ル・マン初参戦の我々にとって、6位は非常に良い結果です。私達は懸命に努力し、ミスも非常に少なかったです。チーム全員を非常に誇りに思います。私達は向上するための努力を続け、来年も参戦できるよう願っています。」

    ベン・バーカー(ポルシェ911 RSR #86)
    「24時間が終わった後、残念ながら私達は目指した結果を出すことができませんでした。アクシデントの後も含め、私達のクルマは非常に速かったです。チームはめざましい仕事をしてくれましたし、まったくミスもありませんでした。最初のアクシデントは、運が悪かっただけです。」

    マッテオ・カイローリ(ポルシェ911 RSR #88)
    「リタイアという結果は非常に残念です。サスペンションが破損し、私はクルマを救うことができませんでした。しかしアクシデントがハイスピード区間で起きなかったのは、不幸中の幸いでした。そうだったら、最悪の結果になっていたかも知れません。」

    パトリック・ロング(ポルシェ911 RSR #99)
    「ル・マンで走ることができ、すごく愉しかったです。特に、夜間のスティントが面白かったです。ニュー911 RSRのライトは優れた進化を遂げています。私達は、GTE-Proクラスでの911 RSRの優勝をとても嬉しく思っています。」

    パトリック・デンプシー (デンプシー・プロトン・レーシング共同オーナー)
    「言葉が見つかりません。全員がすばらしい仕事をしました。この勝利はチーム全員のものです。レースは信じられないほどすばらしく、私達はひとつもミスをせず、私達の仕事は、この偉大な成功という形で報われました。私がどれほどポルシェを誇らしく思っているか、ポルシェのために喜んでいるかを言葉で伝え切ることはできません。」

    レース結果
    GTE-Proクラス
    1. クリステンセン/エストル/ヴァンスール(デンマーク/フランス/ベルギー)組、ポルシェ911 RSR、344周
    2. リーツ/ブルーニ/マコヴィエッキ組(オーストリア/イタリア/フランス)組、ポルシェ911 RSR、343周
    3. ハンド/ミューラー/ボーデ(米国/ドイツ/フランス)組、フォードGT、343周
    11. ピレ/タンディ/バンバー(フランス/英国/ニュージーランド)組、ポルシェ911 RSR、338周

    GTE-Amクラス
    1. リード/アンロエア/キャンベル(ドイツ/フ?ëンス/オーストラリア)組、ポルシェ911 RSR、335周
    2. フロー/カステラッチ/フィジケラ(スイス/イタリア/イタリア)組、フェラーリ488 GTE、335周
    3. キーティング/ブリークモラン/ストルツ(米国/オランダ/ドイツ)組、フェラーリ488 GTE、334周
    4. ロング/パパス/パンペリー(米国/米国/米国)組、ポルシェ911 RSR、334周
    6. バビーニ/ニールセン/マリス(イタリア/デンマーク/フランス)組、ポルシェ911 RSR、332周
    7. ベルクマイスター/リンゼイ/ペルフェッティ(ドイツ/米国/ノルウェー)組、ポルシェ911 RSR、332周
    10. ウェインライト/バーカー/デビンソン(英国/英国/オーストラリア)組、ポルシェ911 RSR、324周

  • フェルナンド・アロンソ、ル・マン制覇で2冠達成「人生で最も重要な勝利」

    フェルナンド・アロンソ、ル・マン制覇で2冠達成「人生で最も重要な勝利」

    フェルナンド・アロンソは、ル・マン24時間レースで優勝し、世界3大レースでの“2冠”を達成。トヨタ・TS050 HYBRID 8号車のチームメイトである中嶋一貴、セバスチャン・ブエミとともにル・マン24時間レースの表彰台の頂点でトロフィーを掲げた。

    2度のF1ワールドチャンピオンであるフェルナンド・アロンソは、世界3大レース(F1モナコGP、ル・マン24時間レース、インディ500)での“3冠”をキャリアの目標に掲げており、昨年はマクラーレン・ホンダとのF1モナコGPを欠場してインディ500に挑戦。惜しくもリタイアに終わっていた。

    今年はトヨタからル・マン24時間レースに挑戦。中嶋一貴、セバスチャン・ブエミとチームを組み、トヨタ・TS050 HYBRID 8号車を走らせた。FIA 世界耐久選手権(WEC)でのわずか2戦目だったが、F1ワールドチャンピオンらしい素晴らしいパフォーマンスをみせてトヨタ悲願のル・マン初制覇に貢献した。

    「人生で最も重要な勝利のひとつだ」 レースを終えたフェルナンド・アロンソはスペインの記者団に語った。

    「重要な一日だ。マルク・ジェネ、アンドニオ・ガルシアと一緒にそこにいることは歴史的にも重要なことかもしれない。表彰台にスペインの国旗を掲げることは重要なことだし、インディ500などの歴史的なレースに挑戦した僕にとっても特別なことだ」

    「スペシャリストなドライバーたちと一緒に競争力を発揮できたことはとても誇らしい気持ちだし、クルマに適応するための自分の能力を生かすことができたと思っている。スパでもそうしたように、このトロフィーと一緒に寝るつもりだ」と前戦スパ・フランコルシャン6時間レースに次ぐ2連勝となったフェルナンド・アロンソは語った。

    「心から感謝している。トヨタチーム全体にありがとうと言いたい。準備と献身は信じられないくらい素晴らしいものだった。とても難しいレースだった。ファンのみんな、ありがとう。とても特別な1週間だった」

    「このタイトルを獲得するための準備、僕たちが成し遂げた仕事を誇りに思う。でも、今日の勝利は6人、いや7人のドライバーでの仕事だ。アラゴンで一緒に36時間のテストを実施し、協力して、一緒に食事をして、一緒に勝った・・・7号車と8号車のどっちがレースに勝つかは運命次第だった」

    今年、トヨタはグリッドで唯一のワークスチームであることから、ル・マン24時間レースを支配することは予想されていた。しかし、その巨大なプレッシャーのなか、20回目の挑戦でようやく念願の初勝利を手にした。

    「僕たちがかなりの準備をしてきたのは事実だし、その意味では大きな驚きはなかった」とフェルナンド・アロンソは語る。

    「第1スティントは適応して、ミスをしないことが重要だったし、夜に起きて、2分の差がついているときを見たとき、レースに勝ちたければ全力で頑張らなければならないことがわかった」

    「勝っても勝てなくでも僕はトライするし、絶対に諦めたりしない。1月以降、僕はこのレースにむけて準備してきた。何日もシミュレーターに乗り、何時間もチームと一緒に仕事をして、何日もテストをしてきた」

    「今では簡単だったと思われるかもしれないけど、僕たちのチームが他よりも優れていたのは偶然ではなかったんだ」

    目標の3冠まであとはインディ500だけとなった。その件について質問されたフェルナンド・アロンソは「3冠達成というのは魅力的な目標だ。達成するのは本当に難しいことだけらね」とフェルナンド・アロンソはコメントした。

    「インディ500、モナコGP、ル・マンという世界3大レースでは、それぞれ異なるスタイル、ドライビングテクニックが必要になるので本当に難しい。すべての分野においてベストになるには、完成度の高いドライバーになる必要がある」

    「僕は単に優れたドライバーになりたいわけではない。完成されたドライバー、世界一のドライバーになりたいんだ」

    「ル・マン24時間はインディ500、F1モナコGPと並ぶ世界最高のレースだし、歴史もある。ドライバーにとってこの3つを制することには大きな意味がある。ル・マンで勝った今、3冠達成に向けて残りはあとひとつということになる」

    インディ500への再挑戦について質問されたフェルナンド・アロンソは「まだ何も決まっていないけど、いずれまたインディで走るつもりだ」とコメント。

    「でも今日はル・マンでの成功を喜びたい。自分がやるべき仕事を果たせたと思っている。耐久レースでそれが重要なことだ。強い決意を持ってプロフェッショナルな仕事をしたチームの全員を称えたい」

    「すべてがとてもうまくいった。夜間の走行は本当に楽しかった。本当に特別なレースだ。参加できたことを誇りに思っている。また来年戻って来るよ!」

    今週、フェルナンド・アロンソはフランスに残り、週末にポール・リカールで開催されるF1フランスGPに参戦する。過去3年間、マクラーレンではル・マンで味わったような勝利は手にできていない。

    まだ2019年以降の去就を発表していないフェルナンド・アロンソは、今季限りでF1を引退して、3冠達成の残りひとつのレースとなるインディ500を制覇するためにインディカーに転向することも噂されている。

    関連:ル・マン24時間レース 結果:トヨタが悲願の初制覇!8号車が優勝!

  • トヨタ:2018年 WEC 第2戦 ル・マン24時間レース 決勝レポート

    トヨタ:2018年 WEC 第2戦 ル・マン24時間レース 決勝レポート

    FIA 世界耐久選手権(WEC)2018-19スーパーシーズン第2戦 第86回ル・マン24時間レースは6月17日(日)午後3時ゴールを迎え、トヨタに悲願のル・マン初勝利が訪れた。TOYOTA GAZOO RacingのTS050 HYBRID 8号車(中嶋一貴/セバスチャン・ブエミ/フェルナンド・アロンソ)が優勝。2位にもTS050 HYBRID 7号車(小林可夢偉/マイク・コンウェイ/ホセ・マリア・ロペス)が入り、TOYOTA GAZOO Racingは最前列スタートから一度もトップ2を譲らない完璧なレース運びで、ル・マン24時間レース完全制覇を果たした。

    TS050 HYBRID 8号車はポールポジションからスタートを切り、全388周を走破してトップチェッカー。ポール・トゥ・ウインでル・マン24時間レースを制覇する快挙を果たした。8号車の3人のドライバーは、WECのシリーズランキングでも、更にリードを広げることとなった。

    7号車もレースでは度々トップを快走し、2位表彰台を獲得。サルト・サーキットに集まった256,900人のモータースポーツファンの皆様の前で、TOYOTA GAZOO Racingは完璧な勝利を飾った。

    トヨタからはこれまでに、延べ47台のレース車両がル・マン24時間レースに参戦。6度の表彰台を獲得してきたが、勝利には至っていなかった。通算20回目の挑戦となった今大会での勝利により、トヨタは日本メーカーとして2社目の、ル・マン24時間レース勝利を達成。また、中嶋一貴の勝利は、ル・マン史上初めての、日本人ドライバーと日本の自動車メーカーによる総合優勝となった。

    今日の圧勝は、トヨタ自動車東富士研究所とドイツ・ケルン市にベースを置くTMGの関係者の弛まぬ努力と熱意の集大成によるものとも言える。スタッフの絶え間ないハイブリッド電動技術の開発によって2012年の参戦時に対して35%もの燃料消費減を実現しながらも、TS050 HYBRIDを勝利に導いた。

    2台のTS050 HYBRIDは序盤から互いに順位を入れ替えながら通算5,286kmを走破する中で首位争いのドラマを繰り広げた。

    8号車は速度規制区間での速度違反でストップ&ゴーペナルティを受け一旦は7号車との差が広がったが、深夜走行時、アロンソが猛烈な追い上げを見せ、再び7号車と8号車の首位争いが繰り広げられることとなった。

    レース終盤まで8号車と7号車は僅差の同一周回で首位を争っていたが、終盤、7号車は燃料使用量の上限超過違反により後退。最終的に8号車の中嶋一貴が、2位の7号車に2周差、3位には12周差をつけて、彼自身にとっても念願のル・マンでのトップチェッカーを受けた。

    WECの次戦となる第3戦シルバーストン6時間レースは、9週間後の8月17日から19日にかけて行われる。TOYOTA GAZOO Racingは、ル・マン初勝利の勢いに乗り、次戦でも勝利を目指す。

    TS050 HYBRID 7号車 (小林可夢偉、マイク・コンウェイ、ホセ・マリア・ロペス):
    最終結果 : 2位、 386周(トップと2周差)

    TS050 HYBRID 8号車 (中嶋一貴、セバスチャン・ブエミ、フェルナンド・アロンソ):
    最終結果 : 1位、 388周

    村田久武 TOYOTA GAZOO Racing WECチーム代表:
    このチーム全員でル・マン優勝を遂げたことをとても誇らしく思います。ようやくトヨタにとって悲願だったル・マン24時間を制覇することが出来ました。これまでの関係者の厳しい努力の積み重ねと決して諦めない強い思いに心から感謝をしたいと思います。これまで経験して来た厳しく辛い結果を乗り越えてやっと掴んだ今日の表彰台の真ん中は本当に素晴らしい瞬間でした。

    小林可夢偉(7号車):
    8号車のスタッフ、そしてチーム全員におめでとうと言いたいと思います。トヨタは何のトラブルの無いまま最後まで走り切れる車両を作り上げるという、素晴らしい仕事をしました。本当に素晴らしいことです。我々ももちろん勝利を望んでいましたが、8号車は本当に強かったです。このような耐久レースでは、リスクを冒すことなく車両をコントロールし、戦っていかなくてはなりません。そういう意味でも、2台が揃って無事に完走出来たのは良かったです。2位に入り、トヨタの1-2フィニッシュの一翼を担えたことにはとても満足しています。

    マイク・コンウェイ(7号車):
    僅差のバトルが長く続き、モニターを見ながらハラハラしていました。我々全員が、余計なリスクを犯さない範囲で、可能な限りのバトルを展開しました。長いレースの中で刻々と状況が変化していく中、トヨタの2台は常に素晴らしいレースカーであり、全員が全力で戦っていました。優勝した8号車には祝福を送ります。彼らにとって、素晴らしいレースウィークで、素晴らしいレースになったことでしょう。我々は僅かに及びませんでしたが、それでもチームに取っては最高の結果となりました。

    ホセ・マリア・ロペス(7号車):
    8号車のスタッフに祝福を送ります。そして可夢偉、マイクと共に、7号車の一員であることを本当に誇りに思います。我々は全力を尽くしました。ドライバーの6人が表彰台に上りましたが、多くのスタッフが全力で開発を続けてくれています。この勝利はトヨタにとって偉業ですし、最大の目標でもありました。我々2台はフェアな戦いを繰り広げ、そして2台揃ってトヨタにトロフィーをもたらすことが出来て最高です。

    中嶋一貴(8号車):
    ついに長い間待ち望んでいた優勝を手にすることが出来、言葉にならないほど嬉しいです。最高のチームメートと共に戦ったTS050 HYBRIDは、全くトラブルもなく素晴らしい性能を発揮してくれました。トヨタ自動車が1985年の参戦以来、待ち望んでいた“ル・マン”優勝を勝ち取ることが出来たのは、これまで携わった多くの方々の努力の結晶であり、とても誇りに思います。

    セバスチャン・ブエミ(8号車):
    今日の優勝は自分のレース人生の中で最高のものです。レースの終盤の数周は2016年の悪夢が思い出され、ゴールする瞬間までは半信半疑でした。ところがゴールした瞬間に、チーム全員の努力が実り、すごいことを成し遂げた実感が湧いてきました。クルー全員と共に喜びを分かち合いたいと思います。

    フェルナンド・アロンソ(8号車):
    世界3大レースと言われるル・マン24時間で、優勝という最高の結果が得られてとても幸せです。厳しい場面の連続で、それがずっと続く“ル・マン”は集中力を保ちながら、やるべき事を確実に実行することが求められます。今日のレースも23時間が過ぎた時点でTS050 HYBRID 2台が1分以内という厳しい状況でしたが、チームとして1-2フィニッシュという最高の結果も得られ大変満足しています。

    豊田章男 トヨタ自動車株式会社 代表取締役社長:
    「思いっきり走ってくれて、ありがとう!」20回目の挑戦にして誰より長い距離を走ってくれたドライバー達みんなに向けてこの言葉を送ります。 同時に、388ラップ、5,300キロ余りを走りきったクルマ達にもこの言葉をかけてあげたいと思います。そして、「思いっきり走らせてくれて、ありがとう!」
    ずっと、この戦いを支えてくださったファンの皆さま
    共にクルマを作り上げてきたパーツメーカーの皆さま
    心ひとつに戦ってきてくださったパートナーの皆さま
    そして、現場で戦い続けたチームのみんなに今、伝えたい言葉です。 みんな本当にありがとう! 19回一度も勝てなかった我々は、ただひたすらライバル達の背中だけを見て、それより速く走るクルマを作れば勝てるだろうと新しい技術に挑み続けていました。しかし19回繰り返しても勝てない。 「クルマを速くするだけではル・マンには勝てないんだ!我々には“強さ”がない!強いチームにはなれていない!」昨年のレースの後、私は思わずチームに声を荒げました。 チームはゼロからのやり直しとなり“なぜ強さがなかったのか?”それを考えるところからの再出発となりました。 そして、チームが、考え、辿り着いたのがトヨタが大切にし続けている「改善」という考え方です。 クルマをつくるひとつひとつの作業…走らせる為のひとつひとつのオペレーション…それに向かう一人一人がどうしたらミスが起きないかを考え、それを徹底する。そうするとまた次にやるべきことが見つかっていく。 欠けていた「強さ」を身につけようと1年間ひたすらに改善を繰り返し、積み重ねてきました。 思えば、敵わなかったライバル“ポルシェ”は元よりそうした強さを身につけていたのだと思います。今年、直接、競い合うことはできていませんが、それに気づかせてくれたポルシェなど、偉大な過去のライバル達にも、改めて感謝いたします。 レースの前、チームの一員から私にメッセージが届きました。 「今年はドキドキが止まりません。ただひたすら改善を重ねてきましたが、それで分かったことは、改善に終わりはないということでした。それを知ったことがドキドキの原因だと思います。足りない部分が、まだどこかにあるはず…ゴールの瞬間まで仲間と、もがき続けます。モリゾウさん、見守っていてください」 これを読み、このチームは“強さ”を身につけ始めたと感じることができました。 ゼロから作り直してきたチームだからこそ今回はなんとしても結果を残して欲しい…。だから、今年は現場にいられずとも全力で見守ると決め、そして一緒に戦うことができました。 このレースで戦うクルマを今、我々は、将来の市販車にしていこうとしています。 「改善に終わりはない」というトヨタの現場では当たり前の言葉をモータースポーツの現場の彼らが身をもって理解し、勝利に結びつけたことでそれは実現に向けた大きな一歩を踏み出せたと思います。 悲願だったル・マン24時間レースでの勝利を、我々はようやく手にすることができました。 この瞬間を、諦めずにずっと待ち続けてくださったファンの皆さまと、今日は心からの笑顔で1日を過ごしたいと思います。 しかし、これは、また次の戦いの始まりであり、次なる改善が始まります。改善に終わりはありません。明日から、次の夢の実現に向け、また一緒に戦っていただければと思います。 また最高の笑顔で過ごせる日を目指して、引き続き、トヨタガズーレーシングを、よろしくお願いします。

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    トヨタが、念願、そして悲願のル・マン24時間レース初優勝を成し遂げた。初挑戦から33年、20回目の挑戦。これまで5回の2位、2016年にはトップ走行中の残り3分でリタイアという悲劇も体験した。

    トヨタはスタートから1度もリードを譲ることのない完全勝利。序盤には8号車のリアカウル交換。残り1時間37分には7号車の小林可夢偉が予定していた周回にピットに入れず、スローダウン。燃料をセーブするモードでの走行であり、マシントラブルではなかったが、燃料使用量と周回数を超過したことで2度の10秒ペナルティを科せられるというトラブルはあった。

    それでも最後は中嶋一貴と小林可夢偉という日本のトップドライバーの二人が揃ってチェッカー。8号車が優勝、7号車が2位と悲願のル・マン24時間レース初優勝を1-2フィニッシュで達成。ル・マンの表彰台に君が代が流れた。

    中嶋一貴にとっては2年前の残り3分での悲劇への雪辱を果たす勝利。日本車に乗った日本人ドライバーが優勝するのは史上初の偉業となる。

    また、世界3大レースでの“3冠”を目指してトヨタに加入した2度のF1ワールドチャンピオンのフェルナンド・アロンソにとっても目標を達成。F1モナコGP、ル・マン24時間レースを制し、残すはインディ5500だけとなった。

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