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  • アウディ、ル・マン24時間レース決勝に向けた万全の準備を終える

    アウディ、ル・マン24時間レース決勝に向けた万全の準備を終える

    非常に多忙な木曜日を乗り切り、アウディスポーツ チームヨーストは、2015年のモータースポーツシーズン最大の山場となる、ル・マン24時間レース(日本時間6月13日22時スタート)に向け、万全の準備を整えた。

    アウディスポーツ チームヨーストのメカニック達は、水曜日に行われた予選1日目が終了すると、3台のAudi R18 e-tron quattroすべてに全面的な改修を加え、レース仕様のセッティングに変更した。

    過酷な作業ではあったものの、3台のマシンは19:00から行われた2回目のセッションまでに、すべての作業を終了した。

    アウディスポーツLMPプロジェクトリーダーのクリス・レインケは「このやり方は、我々にとっては何年も前から採用し、これまでに優れた実績を残している手法なのですが、熟練したテクニックや高度に組み上げられた作業手順など、まさに”アウディトップサービス”と呼べる卓越したメカニック達だからこそ実現出来るものです。彼らには、とても感謝しています」とコメント。

    アウディスポーツ チームヨーストは、木曜日に設けられた予選セッションで、3台すべてのAudi R18 e-tron quattroの決勝に向けたセットアップ、特にタイヤの最終仕様判断を行った。本日も何度かの走行中断に見舞われたにも関わらず、マシンの状態はこれまで以上に良好になった。

    アウディモータースポーツ代表のDr. ヴォルフガング・ウルリッヒは「本日も、決勝レースへの準備を進めていました。その結果、3台のマシンはすべて、ドライバー達が快適にレースを闘える状況が整ったと確信しています。ドライバーが快適に走れるというポイントは、ここル・マンでは非常に重要な要素です。それがあってこそ、非常に重要な要素であるタイヤへの負担を最小限にすることが可能となります。この点で、我々は非常に優れた状態になっていると考えています」とコメント。

    今年で83回目を数える世界に名だたる耐久レースに臨み、アウディスポーツ チームヨーストは、今やAUDI AGが生産する市販モデルすべてに採用されている、高効率テクノロジー”Audi ultra”を最大限に活用している。リヤアクスルをTDIエンジンで、フロントアクスルを電気で駆動し、一新されたエアロダイナミクスを採用した最新モデルのAudi R18 e-tron quattroは、世界中でもっとも低燃費で走行するレーシングカーだが、ル・マンのユーノディエールでの最高速は340km/hにも達する。

    3台のAudi R18 e-tron quattroは、前方のポルシェ勢3台、後方にトヨタ勢2台を従えてのスタートとなる。ルーカス・ディ・グラッシ(ブラジル) / ロイック・デュバル(フランス) / オーリバー・ジャービス(イギリス)のトリオが駆るAudi R18 e-tron quattroのゼッケン8号車は、2列目からのスタートとなる。3列目は、アンドレ・ロッテラー(ドイツ) / マルセル・ファスラー(スイス) / ブノワ・トレルイエ(フランス)トリオのゼッケン7号車と、フィリップ・アルバカーキー(ポルトガル) / マルコ・ボナノミ(イタリア) / レネ・ラスト(ドイツ) のゼッケン9号車という、2台のAudi R18 e-tron quattroが控えている。

    ゼッケン8号車のトップタイムは、水曜日のセッションで平均速度245.5km/hのラップタイムを出したロイック・デュバルが記録した。ゼッケン7号車は、アンドレ・ロッテラーのタイムにより、それまでの6番手から5番手に浮上。ゼッケン9号車のトップタイムは、フィリップ・アルバカーキーが記録した。

    ル・マン24時間レースの模様は、audi-motorsport.comが、参戦する3台のAudi R18 e-tron quattroのコクピット映像を配信する。さらに公式ツイッターアカウント@Audi_Sportでは、レース期間中に最新の情報を配信し続ける。

  • 日産、110%タイムに到達せず最後尾スタート / ル・マン24時間レース

    日産、110%タイムに到達せず最後尾スタート / ル・マン24時間レース

    3台のNissan GT-R LM NISMOは、110%の最低予選タイムに到達することができず、ル・マン24時間レースをプロトタイプ集団のほぼ最後尾からスタートすることになった。

    2台のNissan GT-R LM NISMOは、LMP2クラスのトップよりも前の12番手と13番手で予選を終えることができたが、3台目はオレカ 05の後塵を拝して15番手だった。

    しかし、3台のNissan GT-R LM NISMOは110%タイムに達しなかったことでグリッドペナルティが科せられ、30番手、31位番手、32番手からレースをスタートすることになった。

    唯一、日産の後ろとなるプロトタイプカーは、ドライバーの一人が必要条件を満たせなかった Ibanez ORECA だけとなる。

    ポールポジションを獲得したポルシェ 919ハイブリッドの#18号車のタイムは3分16秒887。それに対し、NISSAN GT-R LM NISMOの最速マシンのタイムは3分36秒995だった。

  • フォード、2016年のル・マン24時間レース復帰を正式発表

    フォード、2016年のル・マン24時間レース復帰を正式発表

    フォードは、2016年に新しいGTプログラムとともにル・マン24時間レースに復帰することを正式発表した。

    フォードは2016年、世界耐久選手権(WEC)とユナイテッド・スポーツカー選手権(USC)の両方にフル参戦する。

    新しいGTプログラムは、USCプロトタイプでフォード製エンジンを使用していたチップ・ガナッシ・レーシングが運営する。

    車両には、フォードのフラッグシップカーであるGTが使用され、USCで使われていた3.5リッター V6ツインターボエンジンを搭載する。

    フォード GTのレースカーは、来年1月のデイトナ24時間レースでデビューを飾る予定となっている。

    タイヤはミシュランが供給。ドライバーは発表されていないが、ガナッシのUSCドライバーであるスコット・ブルーイットが記者会見に参加した。

    フォードのビル・フォード会長は「我々は帰ってきます」とコメント。「我々はスーパーカーでル・マンに復帰します」

    チーム代表のチップ・ガナッシは「我々はレースとチャンピオンシップに勝ってきましたが、これまでル・マンを走ったことはありません」とコメント。

    「世界最大のスポーツカーのステージ、そして、レース史で最もも名高い勝利の50周年に新型フォード GTでレースをする機会を示されたとき、どんあレースチームでもその一員になることを望まないことはできるでしょうか?」

    「挑戦か? まったくその通りです。ですが、フォード以上に良いパートナーはいません」

    2016年は、フォードが1966年にGT40でル・マンの表彰台を独占してから50周年となる。

    Ford GT Lemans24hフォードGT ル・マン Ford GT

  • ポルシェ、919ハイブリッドが予選で1-2-3位を獲得/ル・マン24時間レース

    ポルシェ、919ハイブリッドが予選で1-2-3位を獲得/ル・マン24時間レース

    ポルシェの3台のポルシェ919ハイブリッドは、土曜日の午後3時(現地時間)から開催される第83回ル・マン24時間レースを1-2-3番手グリッドからスタートする。

    ル・マンでのポールポジションからのスタートは、ポルシェにとって17回目となり、前回のポールポジション獲得は1997年だった。さらに、これは1968年に3台のポルシェ レーシングカーがル・マン24時間レースで初めて1-2-3番手グリッドを独占して以来、9回目の快挙。前回は1988年だった。

    スイス人ドライバーのニール・ジャニが、水曜日夜の最初の予選セッションで最速ラップタイムを叩き出し、木曜日の2回の予選セッションがドライコンディションであったにもかかわらず、この記録は破られなかった。彼の3分16秒887のラップタイムは、サーキットの全長が現在の13.629 kmになって以来、プジョーが2008年に打ち立てたポールポジションタイムの3分18秒513を上回る予選新記録となった。

    ティモ・ベルンハルト(ドイツ)が水曜日に2位の3分17秒767を記録し、彼も以前の記録を破った。3台目のポルシェLMP1をドライブするニック・タンディ(イギリス)は、木曜日の予選第2セッションでタイムを上げ、3分18秒862をマークして3番手グリッドを獲得した。

    ブラックのボディカラーを与えられたカーナンバー18のポルシェ919ハイブリッドをニール・ジャニとともにドライブするのは、ロマン・デュマ(フランス)およびマルク・リーブ(ドイツ)。ティモ・ベルンハルトのパートナーは、ブレンドン・ハートレー(ニュージーランド)とマーク・ウェバー(オーストラリア)で、彼らはレッドのカーナンバー17の車両で参戦する。ホワイトのカーナンバー19に乗るニック・タンディのチームメイトは、アール・バンバー(ニュージーランド)およびF1ドライバーのニコ・ヒュルケンベルグ(ドイツ)。

    土曜日のスターティングドライバーを務めるのは、ティモ・ベルンハルト、ニール・ジャニおよびニコ・ヒュルケンベルグ。

    3台のポルシェ919ハイブリッドは、参戦車両56台の中でも最も革新的であり、ポルシェのロードゴーイングカーの未来のテクノロジーを搭載している。ル・マン・プロトタイプのクラス1(LMP1)に課せられた効率に重点を置く革命的なレギュレーションが動機となり、ポルシェは昨年モータースポーツのトップカテゴリーへの復帰を果たした。2リッターV4ターボガソリンエンジンと2つのエネルギー回生システム(ブレーキエネルギーおよび排気エネルギー)の組み合わせで、約1000 PSのシステム総出力を発揮する。

    予選第3セッション後のコメント

    ヴォルフガング・ハッツ (ポルシェAG研究開発担当役員)
    「1位、2位、3位は、望むべき最高の予選結果です。今日、私達は決勝に向けて多くの作業をこなし、新品ではないタイヤでも長距離走行で非常に良い結果を得ました。私は、ライバルを意識するのではなく、我々の環境を最大限に活かすことに集中するよう全員に指示しました。メカニック、エンジニア、ドライバー。チーム全体が同じ方向に一丸となって努力し、すばらしい仕事をしました。この結果は心の底から満足できるもので、私はチームを誇りに思います。決勝が本当に楽しみです」

    フリッツ・エンツィンガー (LMP1担当副社長)
    「わずか2回目の挑戦となる今回のル・マン予選での1-2-3フィニッシュは、見事な結果です。サーキットとヴァイザッハのチームに大変感謝しています。私達はまだ非常に若いチームであり、小さな成功のひとつひとつが重要です。この結果によって、私達は自信を持って決勝のスタートを切ることができます。強豪相手の厳しいレースとなりますが、私達は楽しみにしています」

    アレクサンダー・ヒッツィンガー (LMP1テクニカル・ディレクター)
    「非常に嬉しい気持ちで一杯です。このチームに賛辞を贈りたいと思います。この予選結果は、3年におよぶ多大な努力に対するご褒美です。これから、私達は速いだけでなく、信頼性の高いクルマを創ったことを証明しなければなりません。また、決勝でも予選と同じように大きなタイム差をつけられると考えるのは間違いかもしれません。ライバル達を過小評価することはできません」

    アンドレア・ザイドル (チーム監督)
    「このすばらしい予選結果は、私達の成功への大切な一部です。しかし、決勝に臨む上でさらに重要なことは、今日、私達は生産的に準備作業を進めることができたことです。一貫してドライコンディションに恵まれ、計画通り私達のタイヤプログラムを進めることができました。各車両に決勝用のコンポーネントを取り付けることもできました。チーム、ドライバーともに最高の仕事をしてくれました」

  • 日産、ル・マンでさらなる進歩 / ル・マン24時間レース

    日産、ル・マンでさらなる進歩 / ル・マン24時間レース

    日産は、ル・マン24時間レースは3回の予選セッションを終え、3台のNissan GT-R LM NISMOはLM P1クラスで12、13、14番のポジションを得た。

    #22 GT-R LM NISMOは、ハリー・ティンクネル(英)がアタックし、12番手、続いて僅差で、ヤン・マーデンボロー(英)がドライブする#23 GT-R LM NISMOが13番手につけた。

    3台は予選セッションで、合わせて2000キロ以上の距離を走行し、貴重なデータの収集を行うとともに、ラップごとに向上をみせた。

    「走行を重ねる度に良くなっています。途中レッドフラッグが出たり、スローゾーンがあったり、天気もよく変わるめまぐるしいセッションでしたが、セッションごとにマシンが速くなっているのを感じます。今日はドライでたくさんの周回数をこなせましたが、これは我々にとって大きく味方したことでしょう。ル・マンに向けてチューニングすると同時に、マシンを進化させることを忘れてはいけません。3台が無事に予選を終え、多くのデータを得られたことに満足しています」と日産LM P1チーム代表であり、テクニカルディレクターのベン・ボウルビーはコメント。

    ティンクネルは、夜間のファイナルセッションでベストラップを刻んでいたが、イエローフラッグのために車速を落とさざるを得なかった。

    ハリー・ティンクネルは、昨日まであった多くのトラブルは解決したと喜んでいる。

    「今日は、昨日より良いと思います」とハリー・ティンクネルはコメント。

    「5秒くらい速くなったと思います。僕たちがやってきたことは正しかったことがわかりました。メカニックたちの働きは素晴らしく、普段は1時間もかかるようなクラッチ交換を30分以内終えました。日産勢の中で一番速いタイムを出せたのは僕にとって最高なことですし、ファイナルセッションで速さを示せたことからも、僕たちは正しい方向を向いて進んでいます。まだ道のりは長いですが、進歩していることが嬉しいです」

    チームは、走行セッションのない明日1日を使って決勝レースへ向けての準備を行う。2015年のル・マン24時間レースは、6月13日土曜日15時(日本時間22時)のスタートをむかえる。

  • トヨタ、グリッド4列目から決勝レースへ / ル・マン24時間レース

    トヨタ、グリッド4列目から決勝レースへ / ル・マン24時間レース

    トヨタの2台のTS040 HYBRIDは、6月13日(土)の午後3時(日本時間午後10時)にスタートを切る第83回ル・マン24時間レースをグリッド4列目からスタートする。#2号車が7番手、#1号車が8番手グリッドからのスタート。

    今年のル・マン24時間レースは、トヨタが初めてル・マンに参戦してから30年目にあたり、その間に出走したトヨタ車は42台を数えることになった。

    10日(水)に行われた第1回の公式予選同様、11日(木)に行われた2時間ずつ2回、計4時間に及ぶ予選でも、2台のTS040 HYBRIDはレースに向けてのセットアップとタイヤ選択を中心にプログラムをこなした。

    ル・マンのスターティンググリッドは3回の公式予選における最速ラップタイムによって決まるが、アレックス・ブルツ、ステファン・サラザン、マイク・コンウェイの乗るTS040 HYBRID #2号車は、水曜日の予選で記録した3分23秒543で7番手グリッドを獲得した。一方のアンソニー・デビッドソン、セバスチャン・ブエミ、中嶋一貴が操る#1号車は、同じく水曜日の予選で中嶋一貴の記録した3分23秒767のタイムでグリッド8番手が決定した。このタイムはチームメイトの#2号車から0秒224遅れだった。

    大雨が予想された今日の予選2日目だったが、実際には雨は降らず、暑く湿気の多い中で走行が始まった。2週間前に行われた公式テストデー、そして昨日の予選1日目が共に雨に祟られたこともあり、今日の好天はドライ・コンディションでの走行の機会を得たという大切な意味があった。しかし、最初の予選セッションはGTクラス車両のアクシデントで予定より早く赤旗終了となり、その対策として主催者は最後のセッションの開始時間を30分早めた。

    最後となる公式予選3回目は夕暮れから夜にかけて行われた。天候が安定していたために走行条件は良かったが、黄旗が多く出されたこともあり、LMP1クラスはいずれもタイムアップを図ることは出来なかった。セッション中には赤旗中断もあったが、2台のTS040 HYBRIDはレースに向けてのプログラムを全てこなせたことで自信を持って決勝レースに臨むこととなった。

    佐藤俊男 (チーム代表)
    はじめに、ポルシェの見事なポールポジション獲得に敬意を表します。彼らは非常に速いペースで予選を席巻しました。我々は着実にTS040 HYBRIDの最適化を進め、いくつかのセッティング変更を試すと共に、タイヤの特性について詳細な点まで評価を進めました。決勝レースでのライバルとのギャップは、予選ほどは大きくないと考えています。チームは懸命な努力でル・マンへの準備を進めて来ており、最後の準備を行う時間はもう僅かですが、TS040 HYBRIDをこの週末へ向けてベストなコンディションに仕上げられたことは間違いありません。接近した、エキサイティングなレースになると思います。

    TS040 HYBRID #1号車
    (アンソニー・デビッドソン、セバスチャン・ブエミ、中嶋一貴)
    公式予選1回目(水曜日): 8番手(3分23秒767)25周
    公式予選2回目(木曜日): 7番手(3分25秒233)20周
    公式予選3回目(木曜日): 8番手(3分24秒562)30周
    スターティンググリッド8番手

    アンソニー・デビッドソン
    もし我々が本当に予選に集中していれば、もっと接近したタイムが出せたと思います。しかし、それは我々の目標ではありません。我々は、レースウィークを通してバランス向上に集中して来ましたが、決勝レースに向け、達成出来たと思っています。チームも、ドライバーも、予定していた全てをやり遂げました。決勝レースへ向けて気合いは充分ですし、あとはどうなるのか見守るだけです。

    セバスチャン・ブエミ
    我々は予選でのタイムアタックを狙いませんでした。決勝レースでのスティント走行に集中し、上手く仕上げられたと思っています。あとは最終的な準備をするだけであり、決勝レースでは、良い戦いが出来ると思います。確かに我々はペースで若干の後れを取っていますが、決勝レースでは逆に、接近戦になるだろうと思っています。TS040 HYBRIDの感触は非常に良く、決勝レースがスタートする土曜日が楽しみです。素晴らしい仕事でポールポジションを獲得したポルシェには祝福を送ります。

    中嶋一貴
    今日は私にとっては、ちょっとトリッキーな一日でした。私がドライブしている時の路面は、土や埃が出ているという悪条件で、感触もあまり良くありませんでした。それだけに、アンソニーから、最後は満足いく仕上がりになったと聞いて喜んでいます。それは決勝レースへ向けて良い兆候です。あとはチーム一丸となって、ミスを犯さず、信頼性のトラブルにも見舞われることなくプッシュし続ければ、結果はついてくるでしょう。

    TS040 HYBRID #2号車
    (アレックス・ブルツ、ステファン・サラザン、マイク・コンウェイ)
    公式予選1回目(水曜日): 7番手(3分23秒543)23周
    公式予選2回目(木曜日): 8番手(3分26秒380)15周
    公式予選3回目(木曜日): 7番手(3分23秒738)29周
    スターティンググリッド7番手

    アレックス・ブルツ
    ポルシェ#18号車のポールポジション獲得と素晴らしい仕事を称えたいと思います。我々は、最後の2回にわたる予選セッションを通して、計画通りの準備を進めました。 予定していた全てを終え、タイヤと空力についても学び、全力を発揮するためのセットアップを煮詰めることが出来ました。あくまで決勝レースを見据えています。

    ステファン・サラザン
    決勝レースへの準備は出来たと思います。我々は予選でのポールポジション狙いは行いませんでしたが、それはこの週末へと重要なことではありません。従って、決勝レースで最強の車を得るために全精力を注ぎました。ライバル達は本当に速かったですが、去年を思い返すと、このレースでは、速い車が全てではありません。私は決勝レースで数時間が経過してからの状況へと照準を合わせています。

    マイク・コンウェイ
    今日は夜間走行で更に得るものがあり、良かったと思っています。昨日よりも夜間での走行リズムが良く感じられました、準備は上手く進めています。セットアップを更に磨き込むためにやることはまだ少しありますが、予選セッション終了の頃にはやることは全て出来たので満足しています。

    関連:ル・マン24時間レース 2015:テレビ放送&ライブ配信スケジュール

  • トヨタ、予選初日は7番手と8番手 / ル・マン24時間レース

    トヨタ、予選初日は7番手と8番手 / ル・マン24時間レース

    トヨタは、2015年FIA世界耐久選手権(WEC)第3戦ル・マン24時間レースを前に、6月10日(水)に行われた公式練習と公式予選第1回目において、決勝レースに目標を定めたプログラムを設定し、予選タイムよりもセットアップとロングスティントにおけるタイヤの状態を見極める走行を繰り返した。

    その結果、アレックス・ブルツ、ステファン・サラザン、マイク・コンウェイが操るTS040 HYBRID #2号車は暫定予選7番手、アンソニー・デビッドソン、セバスチャン・ブエミ、中嶋一貴の#1号車は暫定8番手のタイムとなった。

    全参加台数56台のル・マン24時間レースにおいて、LMP1クラス参加車は14台。公式予選第1回目が始まる頃にはサーキットには夕暮れが迫ったが、誰もがポールポジションを狙って最速の1周に賭けるアタックを始めた。予選開始から1時間、セッションは赤旗で一時中断。セーフティバリアの整備で約30分の中断となった。そして残り15分となった頃、中嶋一貴とステファン・サラザンがドライブする2台のTS040 HYBRIDは、それぞれが記録していたタイムを短縮してチェッカーフラッグを受けた。

    予選を前に、公式練習が始まった午後4時にはコースは雨で濡れた状態だった。2台のTS040 HYBRIDはウェットタイヤを装着して練習走行を開始し、多くの貴重なデータを収集した。その後、コースが乾き始めるとウェットタイヤからインターミディエイトに、そしてドライタイヤへと変更。そして、ドライタイヤに交換して数周後にはセバスチャン・ブエミが2週間前のテストデーに記録したベストタイムを更新することに成功した。

    予選が始まって暫くして再び雨が降り始めると、またしてもアクシデントが発生、セッションは赤旗中断になった。このハプニングにもかかわらず、2台のTS040 HYBRIDは合計78周、1063kmの距離をトラブル無く走破した。

    公式予選2日目は、6月11日(木)に2時間のセッションが2度行われる(午後7時、午後10時:現地)。予選終了後の翌6月12日(金)の午後には、ル・マン市街中心部で恒例のドライバーパレードが行われ、世界中から集まった観衆とドライバーの交流が繰り広げられる。決勝レースは13日(土)午前9時(現地)から45分のウォームアップセッションを終了した後、午後3時(日本時間午後10時)にスタートを切り、24時間の長い戦いに突入する。

    TS040 HYBRID #1号車
    (アンソニー・デビッドソン、セバスチャン・ブエミ、中嶋一貴)
    公式練習:  7番手(3分24秒763)41周
    公式予選1回目: 8番手(3分23秒767)25周

    アンソニー・デビッドソン
    ほとんどがウェットコンディションだった先日のテストデーの後、今日やっとドライコンディションを何周か経験出来たのが良かったです。TS040 HYBRIDは乗りやすく、特に問題も無いので、納得の行くスタートは切れたと思います。我々は、第2戦スパでの結果も踏まえ、レースモードでのパフォーマンス向上に100%集中しており、予選は狙っていません。しかし、まだまだ今週末への道のりは遠く、今年のル・マン24時間レースも、土曜・日曜が勝負であり、予選ではありませんので頑張りたいと思います。

    セバスチャン・ブエミ
    スパの結果を見る限り、我々はアウディやポルシェといったライバルとは異なり、今日は全てレース用のセットアップに費やしました。まずは、暫定ポール獲得のポルシェにおめでとうと言いたいと思います。可能な限りベストな状態にTS040 HYBRIDを持って行くべく、精一杯努力しています。今日もたくさんの仕事をこなし、多くの情報を得たので、更なる性能向上と、週末にベストなポジションにいられるよう、一生懸命頑張ります。

    中嶋一貴
    今日はTS040 HYBRIDのセットアップと、タイヤの走行距離等、レースの準備をしました。セットアップという点ではTS040 HYBRIDは非常に良く仕上がっていると思います。私のタイムアタックの終わりにトラフィックに引っかかったのはとても残念でしたが、予選は我々の最優先ではありません。不運は決勝で来るより、予選で来る方が良いと思います。

    TS040 HYBRID #2号車
    (アレックス・ブルツ、ステファン・サラザン、マイク・コンウェイ)
    公式練習: 8番手(3分25秒537)37周
    公式予選1回目: 7番手(3分23秒543)23周

    アレックス・ブルツ
    決勝レースへ向けたいくつかの作業を行い、TS040 HYBRIDのバランスに関しては良い方向に向かっています。1年ぶりのル・マンでの夜間走行でしたが、乱反射や他車のライトに慣れるのに、毎年数周を要します。レースウィークの走行を重ねる間に、夜間走行での必要な情報と、そうでないものを上手く見分けられるように学んでいくのが、いつものル・マンでのプロセスです。明日の天候も微妙ですが、全力を尽くします。

    ステファン・サラザン
    TS040 HYBRIDの感触は良く、決勝レースへ向けて非常に多くの作業をこなしました。バランスの面での改善を進められたと共に、タイヤについても更に理解を深めることが出来、タイムシートの結果はともかくとして、建設的な一日でした。ポルシェは非常に速く、暫定ポールポジション獲得を祝福します。我々は予選よりも、決勝レースへと全力を尽くします。明日も懸命な努力を続け、どこまで行けるか結果を待ちたいと思います。

    マイク・コンウェイ
    私にとって初体験となる、LMP1カーでのナイトセッションを走れて良かったです。しかし、不運なことに30分ほどの赤旗中断があり、望んでいただけの充分な周回は出来ませんでした。明日の夜こそは充分に走り込まなくてはなりません。ステファンは予選終盤に好タイムをマークしてくれましたが、我々は一発のタイムアタックを優先するのではなく、決勝レースを見据えています。

    関連:ル・マン24時間レース 2015:テレビ放送&ライブ配信スケジュール

  • 日産、Nissan GT-R LM NISMOで再びル・マンの舞台へ

    日産、Nissan GT-R LM NISMOで再びル・マンの舞台へ

    6月13日、日産は、Nissan GT-R LM NISMOの3台体制でル・マン24時間レースに戻ってくる。

    フロントエンジン・前輪駆動というレイアウトを持つNissan GT-R LM NISMOは、F1をはじめ、スポーツカーレースでの経験豊富なドライバーとともに、GTアカデミーの卒業生がドライバーを務める。

    #23 GT-R LM NISMOのドライバーは、F1経験者のマックス・チルトン、GTアカデミー勝者でGP3ドライバーであるヤン・マーデンボロー、多くのレース経歴を持つオリヴィエ・プラ。

    「前輪駆動のマシンでル・マンを走れるのは嬉しいです」とマックス・チルトンはコメント。

    「ファンは僕たちの挑戦を応援していると思いますし、いつものル・マンとは違ったものを見せられると思います。これまで様々なレーシングカーを走らせてきましたが、このマシンのトルクは抜群です。後輪駆動とは異なる運転をする必要はないと思いますが、ドライビングのさらに細かいところを考えなければならないでしょう」

    #22 GT-R LM NISMOは、長年日産/ニスモとともにレースを戦ってきたミハエル・クルム、LM P2クラスでル・マン優勝経験を持つハリー・ティンクネル、Nissan GTレーシングエースのアレックス・バンコム(英)の3人がドライバーを務める。

    「16年間、日産/ニスモでレースをしてきました。チームがル・マンでトップクラスにいた1998、1999年はとても楽しい記憶です。そして今年、1999年にリタイヤしてしまった屈辱を晴らす機会が訪れました。ニューマシンの開発に携わり、レースに参加できることはとても名誉なことです。」とミハエル・クルムはコメント。

    「実際にシミュレーションを見て、監督のベン・ボウルビーとエンジニアのリカルド・ディヴィラから説明を受けるまで、チームがどんなマシンを考えているのか分かりませんでした。チームのマシンコンセプトを知った瞬間は、とても興奮しました。最も印象的だったことは、トラクションとエアロダイナミクスに優れる点です。このクルマは非常に低ドラッグで、高性能ターボエンジンはトルクも強大です。我々のマシンの速いところと遅いところは他のマシンとは異なるので、レースは面白くなるでしょう。前輪駆動のマシンは、もし雨が降れば、大きなアドバンテージになると思います」と前輪駆動マシンであるNissan GT-R LM NISMOの魅力を感じています。

    #21 GT-R LM NISMOは、ル・マンのみを走るマシンになる。そのデザインは25年前にポールポジションを獲得したNissan R90CKをイメージしたカラーリングが施される。#21 GT-R LM NISMOの赤、白、青、3色のカラーは、すでに多くのファンを魅了している。このマシンをドライブするのは、2014年SUPER GTチャンピオンの松田次生、GTアカデミー第1期生で、現在SUPER GT500クラスに参戦しているルーカス・オルドネス、GTアカデミーロシアのマーク・シュルツイスキー(ロシア)の3名。

    「日産がNissan GT-R LM NISMOを開発する際、他のチームとは違った方向性で開発を進めたことをすばらしく思います。ファンとモータースポーツにとって良いことです。このマシンの強力なエンジンとトップスピードは優れたものです。他のマシンと駆動が異なるので、このマシンを理解し、合わせていくのは大変ですが、ドライバーは皆、ベストを尽くせるように協力しています」とルーカス・オルドネスはコメント。

    Nissan GT-R LM NISMOが初めてサーキットを走行したのは2014年11月。その後、テストを重ねるごとにマシンは進歩し、チームは先週末に行われたル・マン公式テストまで開発の手を休めなかった。この公式テストは、日産のLM P1マシンの公式デビューとなり、3台のNissan GT-R LM NISMOはさらなる開発のために、合わせて1500?以上を走行し、貴重なデータを収集した。

    3台のNissan GT-R LM NISMOは、6月10日(水)16時(日本時間23時)に始まるフリープラクティスで再びル・マンを走行する。予選は水曜日と木曜日の夕方に3セッションで行われ、83回目のル・マン24時間は13日15時(日本時間22時)にスタートする。

    日産 ル・マン

    関連:ル・マン24時間レース 2015:テレビ放送&ライブ配信スケジュール

  • アウディ、通算14回目のル・マン総合優勝獲得に全力を尽くす

    アウディ、通算14回目のル・マン総合優勝獲得に全力を尽くす

    2015年シーズンは、FIA世界耐久選手権WECの史上はじめて、4大マニュファクチャラーが世界チャンピオンを目指してしのぎを削る展開となっている。

    アウディは、初戦シルバーストン、第二戦スパ・フランコルシャンと優勝を飾り、2012年、2013年に続き、3回目のシリーズ世界タイトル獲得に向けて邁進している。そして、シーズン最大のイベントとなる6月13日‐14日開催のル・マン24時間レースにむけて、アウディは2000年の初優勝以来、通算14回目となる総合優勝を獲得すべく、全力を尽くしている。

    アウディスポーツはさらなる進化を遂げたAudi R18 e-tron quattroでレースに臨む。

    アウディモータースポーツ代表のDr. ヴォルフガング・ウルリッヒは「私たちアウディは、2006年のディーゼルエンジン車における初めての総合優勝獲得を始め、ハイブリッドシステム搭載車による唯一の優勝経験ブランドであるなど、ル・マンにおいての技術革新を継続してきました。Audi R18 e-tron quattroは、2012年以来の無敗記録を更新し、この記録を伸ばすため、私たちはあらゆる準備を尽くし2015年のル・マンに臨みます」と述べた。

    Audi R18 e-tron quattroは、ハイブリッドシステムとエアロダイナミクスに加え、タイヤのマネージメントについても積極的な技術検討が行われ開発されている。エンジニアは、これまでの開発を経て、減速時に回収されるエネルギーの量を2倍に引き上げ、現在のル・マンでの2メガジュールから、4メガジュールとなった。フロントアクスルに搭載されるモーターの出力は、昨年比17%も向上し、200kW(272hp)となっている。

    アウディの新型ハイブリッドシステムは、大会レギュレーションに準じた低燃費のディーゼルエンジンと連動している。V6 TDIエンジンの燃費はこれまでより2.5%向上しているが、これによってデメリットを総合的に克服することで、出力を410kW (558hp)にまで引き上げ、ハイブリッドシステム全体での出力は610kW (830hp)にまで向上している。エアロダイナミクスも、入念に開発されている。アウディのエンジニアは、タイヤパートナーのミシュランと共同開発し、2015年モデルではタイヤへの負担の軽減、最適なラバーパフォーマンスの発揮、そして燃費への貢献を最大減に高めることに成功している。

    トータル9回という、ル・マン優勝最多記録を持つトム・クリステンセンの引退を受けて、アウディチームのドライバーラインアップも若干の変更が行われている。

    昨年のル・マン優勝および2012年の世界チャンピオントリオであるマルセル・ファスラー / アンドレ・ロッテラー / ブノワ・トレルイエ組は、6年連続で同じチームを組んで7号車で出場する。2013年の世界チャンピオンであるルーカス・ディ・グラッシとロイック・デュバルは今年、過去3度のアウディでのル・マン出場経験を持つオリバー・ジャービスとトリオを組んで8号車で出場する。

    アウディスポーツ チームヨーストは、前回のスパ・フランコルシャン6時間に続き、ル・マン24時間レースにも3台目のマシンを投入して闘う。この9号車は、昨年同様のフィリップ・アルバカーキとマルコ・ボナノミに加え、フォルクスワーゲングループの一員としてニュルブルクリンクとスパ・フランコルシャンの24時間レースで優勝し、アウディLMPプログラムに加入したレネ・ラストが今年から参加し、ドライブする。

    予選は、6月10日(水)11日(木)に実施、その結果によりスターティンググリッドが決定される。決勝は6月13日(土)の15時にスタート、24時間の過酷なレースが戦われる。

    なお、アウディ ジャパンでは「ル・マン24時間レース 2015」開催中、Audi Forum Tokyo 2F Audi Caféにてオールナイト観戦を実施する。詳細は以下。

    Audi Café 特別営業時間ならびにLIVE映像放映時間:
    6月13日(土)オープン 22:00 – 6月14日(日)17:00
    ※Caféエリアのみの運営となり1F / 2Fショールームはクローズとなります。
    ※営業時間が変更になる場合がございます。

    アウディ ル・マン

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    ル・マン24時間レース 2015:テレビ放送&ライブ配信スケジュール

    ル・マン24時間レースを2015年もJ SPORTSが放送。CSテレビ放送ではスタートからの8時間半とゴールまでの6時間半の計15時間のボリュームで生中継。また、スカパー!オンデマンド経由で見られるJ SPORTS LIVE+オンデマンドでは、スタートから表彰式までまるごとライブ配信する。

    世界3大レースのひとつ「ル・マン24時間レース」が6/13(土)〜6/14(日)に開催される。今年は、トヨタ、日産、アウディ、ポルシェ、日本・ドイツの4大メーカーが激突。

    ル・マン5連覇中のアウディに、最多優勝回数を誇るポルシェ、そして日本のトヨタ、日産が挑む。

    ■2015年 ル・マン24時間レース 放送予定

    <TVで視聴する場合>
    6月13日 (土) 午後9:30〜翌午前06:00
    FIA 世界耐久選手権 2015 第3戦【スタート】 J SPORTS 3

     解説:由良拓也、高橋二朗、福山英朗、荒聖治、井原慶子
     実況:中島秀之、ピエール北川

    6月14日 (日) 午後5:00〜午後11:30 (表彰式まで放送)
    FIA 世界耐久選手権 2014 第3戦【ゴール】 J SPORTS 3

     解説:長谷見昌弘、由良拓也、福山英朗、高橋二朗、伊藤大輔、荒聖治
     実況:サッシャ、中島秀之

    <オンデマンドで視聴する場合>
    6月13日 (土) 午後9:30〜14日(日)午後11:30
    ※オンデマンド限定部分には日本語の実況・解説はありません。
    ※一部配信サービスではTV生中継部分の配信のみとなります。詳細は各配信サービスでお確かめください。

    <スカパーオンデマンドに無料登録で予選レースが見られる!>
    スカパー!オンデマンドに新規ご登録(無料)頂くと、予選レースを無料でご覧頂けます(本戦をご覧頂くにはJ SPORTS LIVE+オンデマンドのご購入が必要となります)

    【予選1】 6月11日(木)午前4:45〜午前7:10
    【予選2】 6月11日(木)深夜1:45〜翌午前4:10
    【予選3】 6月12日(金)午前4:45〜午前7:10