タグ: ル・マン24時間レース

  • ポルシェ、2016年もニコ・ヒュルケンベルグにル・マンのシートをオファー

    ポルシェ、2016年もニコ・ヒュルケンベルグにル・マンのシートをオファー

    ポルシェは、2016年のル・マン24時間レースで、今年優勝を成し遂げたニコ・ヒュルケンベルグ、ニック・タンディ、アール・バンバの起用することを目財している。

    LMP1チーム監督のアンドレア・ザイドルは、今年もル・マンで“間違いなく3台のクルマを走らせる”と語り、ニコ・ヒュルケンベルグと交渉中であることを認めた。

    「理想的には、3台目のクルマに同じ3人のドライバーを乗せたい。だが、まずはニコのF1状況について見守らなければならない」とアンドレア・ザイドルはコメント。

    ニコ・ヒュルケンベルグは、2017年までフォース・インディアに残留する契約を結んだが、その発表前にニュルブルクリンクで開催されたWECで、ル・マン復帰はF1契約次第だと述べていた。

    「是非やりたいし、ル・マンに戻りたい」とニコ・ヒュルケンベルグは述べた。

    「全ては僕のF1キャリアがどうなるか、どこでレースをすることになるか次第だ」

    フォース・インディアは、交渉の一部として、今年と同じようにニコ・ヒュルケンベルグが、ル・マンやWECのスパラウンドに参戦できることを契約に盛り込んでいると考えられている。

    アンドレア・ザイドルは「ニックとアールは2016年にル・マンでP1でレースをすることがほぼ決まっている」としており、それが「GTにも利益になる」と付け加えた。

    アンドレア・ザイドルは、2016年も2台のフルタイムのエントリーに加えて3台目を走らせるという決定は簡単なことだったと説明した。

    「ル・マンまでにたいだい同じマイレージを9名のドライバーに与えることによって各3台のマシンに勝つための同じチャンスを与えられれば、そのコンセプトが正しいことが証明された」

    ル・マンで優勝したマシンを担当したクルーは、現在、ポルシェ専用のテストチームとなっている。

    「レースまでに彼らはあらゆるテストをお子kなってきた。それは全員にとってタフだった」

  • ニコ・ヒュルケンベルグのル・マン優勝は「F1のクオリティを示した」

    ニコ・ヒュルケンベルグのル・マン優勝は「F1のクオリティを示した」

    フォース・インディアの副チーム代表ボブ・ファーンリーは、ニコ・ヒュルケンベルグのル・マン24時間レースでの勝利が、F1ドライバーのクオリティを証明したと考えている。

    ニコ・ヒュルケンベルグは、2週間前のル・マン24時間レースにポルシェから参戦し、初挑戦にして勝利を掴み取った。

    その後、F1に戻ったニコ・ヒュルケンベルグは、F1オーストリアGPで今季最高位となる6位でフィニッシュしている。

    ボブ・ファーンリーは、ニコ・ヒュルケンベルグの成功は、彼自身、そしてF1に利益をもたらしたと考えている。

    「F1ドライバーのクオリティを示した。ル・マンへ行って、ショーのスターのひとりになることができるというね」

    「ル・マンの勝利は、彼がいるべき場所に彼を戻したというのがニコの見解だ」

    「彼自身に再び自身を与えた。それは非常に重要なことだ」

    「我々は一分たりとも彼の能力を疑ったことはない」

    「ル・マンは、彼にとってチェックボックスとなり、彼はそれにチェックを入れ、再び走っている」

    「我々はシルバーストンで彼に才能を示すことができるクルマを与えられることを願っている。私は、そのコンビネーションが非常に強いものだと思っている」

  • F1ドライバー、ル・マン24時間レース参戦への思いが増大?

    F1ドライバー、ル・マン24時間レース参戦への思いが増大?

    ニコ・ヒュルケンベルグのル・マン24時間レース優勝を目の当たりにして、F1ドライバーたちは、今後ル・マン24時間レース挑戦の野望を抱いているようだ。

    フォース・インディアのレギュラードライバーを務めるニコ・ヒュルケンベルグは、今季チームの許可を得てWEC世界耐久選手権の2レースに参戦。アール・バンバー、ニック・タンディと共にポルシェを駆り、ル・マン24時間レースで初挑戦ながら優勝を成し遂げた。

    現役F1ドライバーがル・マンを制したのは、1991年にマツダで優勝したジョニー・ハーバートとベルトラン・ガショー以来となる。

    ル・マン24時間レースの熱戦から4日後、オーストリアで開かれたFIA公式記者会見では、他のドライバーたちが中央に陣取ったヒュルケンベルグに続くかどうかで持ちきりだった。

    フェルナンド・アロンソは、ニコ・ヒュルケンベルグと共にポルシェ919ハイブリッドをドライブする契約をまとめつつあったものの、土壇場でホンダの反対に合ってご破算になったと言われている。

    2016年のル・マン24時間レース参戦の可能性を認めるフェルナンド・アロンソは「将来、ル・マンでレースすることを考えたことがある。その将来がいつになるか? どうだろうね。今年はかなりいけそうだったので、もしかしたら来年かな。わからないけどね」とコメント。

    さらにダニエル・リカルドとセバスチャン・ベッテルもいずれ挑戦してみたいとの思いをほのめかしている。

    「そうだね、おもしろそうだよね」とダニエル・リカルドはコメント。

    「実際、僕はかなり長い間見ていたよ。18時間くらいかな! 物凄くファンになったね! カッコ良かったよ」

    「僕たちがやっているのはレーシングだ。おもしろいけど、週末にオフがあるといいなと思ったりもする。ただ、正直、見ている側になると、『ああ僕も今週末レースがあったらいいのに』と思うものだ」

    「昔のようにうまく調整できるなら、カテゴリーを超えてドライビングできるかもしれない。ありがたいことに、ニコ(ヒュルケンベルグ)がやってくれたおかげで、僕たち全員が問題がなさそうなことがわかった。彼が僕たちの可能性を広げてくれたかもしれない。もしかしたら、将来、思い切って挑戦してみたら僕たちのチームから称賛を得られるかもしれないね」

    セバスチャン・ベッテルは「ちょっとダニエルと似ているけど、見るには最高だと思う。誰もが24時間レースへの思いを持っているし、かなり長いレースなのでとても多くのことが起きるし、全員が気楽に取り組もうとしている」とコメント。

    「でも、基本的にドライバーたちは1周目からずっとレースを通して全開で行くので、見ていて本当におもしろい。レーシングドライバーとして、僕たちが欲しいものだよね。全ラップでプッシュし続けられれば、かなりおもしろい。確かに将来のことは考えるし、ニコが成し遂げたことにはかなり興味をそそられる」

    ウィリアムズのメディアセッションではフェリペ・マッサも今後ル・マンに挑戦するチャンスがあれば話に乗ってみたいと明かした。

    「ル・マンでレースするか? そうだね、そうだといいね」とフェリペ・マッサはコメント。

    「F1の次にベストなマシンと言えば彼らが使っているマシンだ。正直、LMP1はホイールとコックピットが覆われたF1みたいだ。凄いと思う。F1から離れるとしても、まだ最高かつ最もテクノロジカルなマシンをドライブして楽しみたい。だから、たぶん、あのマシンやレースのおもしろさを考えば、ル・マンに行くことを考えるかもしれない」

    F1のルーキードライバーでさえ、ル・マン挑戦を狙っている。報道陣から「あなたはル・マン挑戦とは程遠いですよね」と冗談交じりに質問されたカルロス・サインツは「なんでだよ! 別にいいんじゃないの?」とコメント。

    「チャンスがあるなら、掴まない手はないでしょう。ル・マンはモータースポーツで最も名声のあるレースのひとつだし、F1に参戦しながらル・マンにも挑戦できるなんて、凄いことだ」

    「僕はオープンだよ。というか、それ以上かもしれない。タイヤが4輪あって、ステアリングホイールがついていて、エンジンが載っているものならなんだってドライブしたい」

    ル・マンではポルシェがアウディを破っており、同じドイツの自動車メーカーであるメルセデスに所属するドライバーたちはあまり主義を貫こうとしなかった。

    ルイス・ハミルトンは「見ていない」とコメント。

    「正直、ル・マンを見たことはない気がする。あまり興味をひかれないんだ。もちろん、僕はクルマが好きだ。でも、自分がやりたいと思うことではないので、参加する予定もない」

    ニコ・ロズベルグは「今は別に参戦したいとは思わない。僕は今年の戦いに集中しているし、考えたことすらない」と述べた。

  • 日産、ル・マンで24時間の戦いを終える / ル・マン24時間レース

    日産、ル・マンで24時間の戦いを終える / ル・マン24時間レース

    日産が送り出すル・マン参戦車両、Nissan GT-R LM NISMOが、ル・マン24時間でのデビューを果たし、ハリー・ティンクネル/ミハエル・クルム/アレックス・バンコムの#22 Nissan GT-R LM NISMOが世界で最も名誉あるレースを戦い抜き、日曜日午後の15時にチェッカーフラッグを受けた。

    レースがスタートしてからの10時間、3台のNissan GT-R LM NISMOは走行を続け、全車が13.629kmのル・マンサーキットを100周以上走行。

    #22 Nissan GT-R LM NISMOは通常起こり得るようなトラブルに対応する程度だったが、最大の危機は、レースがスタートしてちょうど9時間を迎えた頃に訪れた。

    ハリー・ティンクネルが、時速340kmでインディアナポリス・コーナーに進入していく際にコース上の大きな散乱物を引っかけてしまった。

    「きっちりラインに沿って走っている時に、大きな何かにヒットするとは思ってもいませんでした。その時はマシンのフィーリングもよかったので、ダメージを受けてタイムをロスするようなことになってしまい、本当に残念です。私たちはレース序盤は少し苦戦していましたが、その後はマシンを無事にフィニッシュまで辿り着かせることに専念しました」とハリー・ティンクネルは述べた。

    ル・マン24時間はどんなマニュファクチャラーにとっても壮大なチャレンジだが、ル・マンにデビューを果たすためには、はかり知れない努力が求められる。日産/ニスモチームは、2014年に初めてNissan GT-R LM NISMOをコースに登場させて以来、止まることなく開発を続けてきた。そしてこの週末はチームがマシンの走行を続けさせるために奮闘する中で、数え切れないほどの経験を積むことができた。

    最初の深刻なトラブルが出たのは10時間後。#21 Nissan GT-R LM NISMOがタイヤを失ってしまった。松田次生が全力を尽くしたが、ピットに戻ることはできなかった。この21号車は、松田のチームメイト、ルーカス・オルドネスがスタートを務め、マーク・シュルツイスキーに交替。その後を松田次生が受け継いだ。

    「私たちにとって厳しいル・マン24時間となりました」とルーカス・オルドネスは述べた。

    「レースのスタートはうまく行きました。最初はクリーンないいスティントになりましたが、夜になるとトラブルを抱えるようになり、その後、ツギオ(松田)の時にタイヤの一本にトラブルが発生し、ピットに戻ることができなくなりました。FFのマシンでフロントのタイヤがなくなるのは、理想的なことではありません。本当に不運でしたが、この数週間、数ヶ月、並々ならぬ努力を費やしてきてくれたチームに感謝しています。今後も経験を積んでいき、将来のために向上して開発を続けていきます」

    松田次生は「コースにもかなり慣れて予選タイムを上回るペースで順調に走行していたのですが、第1シケインの先で右フロントタイヤが外れてしまいました。マシンを仕上げてくれたクルーみんなの思いを胸に完走したいと思っていたので、何としてでもピットに戻ろうとしたのですが、オイル漏れもあり途中でマシンを止めることになってしまいました。リタイヤは本当に残念ですが、実戦で8時間走れたことはとても大きな収穫ですし、僕自身も初めてのル・マンで多くを学びました。日本からパブリックビューイングやテレビを通じて応援してくれたファンの皆さん、どうもありがとうございました」と述べた。

    #23 Nissan GT-R LM NISMOはサスペンションのトラブルで残り1時間でリタイアと、最も辛い形でレースを終えたと言えるかもしれない。ヤン・マーデンボローとチームメイトのマックス・チルトン、オリビエ・プラ(フランス)は、クラッチのトラブルでスタートが遅れたが、その後流れに乗り、フィニッシュも目前というところだった。マーデンボローは、あと1時間でレースのフィニッシュを迎えるという時に、コースを去ることを余儀なくされた。

    「スタートが遅れたということは、それに伴う危険も避けられたということです」とヤン・マーデンボローは述べた。

    「開幕周はとてもいい内容となり、タイヤはトリプルスティントまで持たせ、とにかくマシンに走行を続けさせることに専念し続けました。あと1時間でフィニッシュというところで、マシンをリタイアさせなくてはならなかったのです。何とか走行を続けられるように全力を尽くしましたが、#23 Nissan GT-R LM NISMOはそこで終わってしまいました。レースが進んでいく中でもさらに前進を続けていたので、マシンはスタートの時点よりも格段によくなっていたのに、そのマシンのレースを終えなくてはならなかったのです。これまでがんばってくれた、特にこの数週間は必死で取り組んできてくれたクルーには感謝しています」

    日産のダレン・コックスは「今は、チームのことを心から誇りに思う気持ちでいっぱいです」と述べた。

    「もちろんトラブルもありましたが、革新的な技術を採用していく中では起こり得ることです。私たちのエンジンは強く、他のトラブルも迅速に対処することができました。ル・マンでは計り知れないほど多くのことを学びましたし、私たちのバトルとは、自分自身が強くなることなのです」

    Nissan GT-R LM NISMOが次に挑むレースは、8月30日に開催されるFIA世界耐久選手権第4戦ニュルブルクリンク6時間となる。

  • Nissan GT-R LM NISMO、ハイブリッドなしでル・マン24時間レースを走行

    Nissan GT-R LM NISMO、ハイブリッドなしでル・マン24時間レースを走行

    日産は、先週末のル・マン24時間レースでNissan GT-R LM NISMOがハイブリッドシステムなしで走行していたことを認めた。

    日産のモータースポーツ責任者を務めるダレン・コックスは、トップから18秒の遅れをとっていたNissan GT-R LM NISMOが、ハイブリッドパワーからの利益を得ていなかったとの報道を認めた。

    「いいえ、我々はそれを走らせようとはしませんでした」とダレン・コックスはコメント。

    「信頼性の理由で、我々はハイブリッドシステムを連動させませんでした」

    ダレン・コックスは、その決定は、レース2週間前のル・マン・テスト後になされたと述べた。

    日産モータスポーツのテクニカルディレクター兼チームプリンシパルのベン・ボウルビーは、トロトラック社によって開発させたメカニカルシステムが、テストで信頼面でパワーを減らして作動させるべきことが判明していたことを示唆した。

    Nissan GT-R LM NISMOは、8メガジュールのパワーを許可されらクラスで走行すると考えられていた。

    だが、フロントアスクルからリアホイールに回生されたパワーを送るよう設計されているトランスミッション装置は、ダイナモで信頼性のないことが判明し、まだクルマでは動いていないという。

    これにより、日産はフロントホイールによって回生・展開することで2MJディビジョンに格下げせざるを得なかったという。

    ダレン・コックスは、日産のシミュレーションによって8MJではル・マンで1周あたり4秒の価値があることが示されていると述べた。

  • ポルシェ、ル・マン24時間レースでワン・ツー・フィニッシュを飾る

    ポルシェ、ル・マン24時間レースでワン・ツー・フィニッシュを飾る

    ポルシェの919ハイブリッドを駆るアール・バンバー/ニコ・ヒュルケンベルグ/ニック・タンディ組は、FIA世界耐久選手権(WEC)第3戦として開催された第83回ル・マン24時間レースにおいて、ポルシェが初めてル・マンで総合優勝してから45年後の今年、見事ワン・ツーフィニッシュを達成した。

    ティモ・ベルンハルト/ブレンドン・ハートレー/マーク・ウェバー組は2位、ロマン・デュマ/ニール・ジャニ/マルク・リーブ組は5位を獲得している。

    他のどのブランドよりも密接にル・マンと結びついているポルシェの優勝はアラン・マクニッシュ、ローレン・アイエロ、ステファン・オルテリが1998年に911 GT1 でワン・ツーフィニッシュを達成して以来のことで、歴代最多となる17回目の優勝を果たした。

    マティアス・ミューラーは「ワン・ツーフィニッシュで優勝できるとは想像もしていませんでした。これはチーム全員のすばらしい努力による賜物です」と語った。

    ヴゥイザッハ研究開発所の責任者であるヴォルフガング・ハッツは「参戦2年目でのワン・ツーフィニッシュは、919ハイブリッドの開発を続けてきた230人のエンジニアによる努力があってこそです」とコメント。

    ポルシェは昨年、WECのLMP1クラスにおける新しいレギュレーションが導入されたのに伴い、耐久レースのトップカテゴリーに復帰した。ヴァイザッハで開発された中でもっとも革新的なレーシングカーである919ハイブリッドは、トレンドであるダウンサイジングターボと2つのエネルギー回生システムを採用し、合計出力は1,000馬力以上を誇る。ポルシェは未来におけるスポーツカーに必要不可欠な最大限の効率を、レースの現場において追及している。

    この複雑なレーシングカーの極限状態におけるテストが今年のル・マン24時間において行われた。919ハイブリッドとアウディのプロトタイプカーによる激しい戦いは予選さながらの状況で繰り広げられた。ポルシェは予選において、1位から3位を獲得しただけでなく、13.629kmのコースにおけるラップタイムのレコードを塗り替えた。ピットクルーは3台で90回以上にも及ぶピットストップを、ライバルよりも早く的確な作業でこなした。

    6月13日(土)の午後3時にスタートした世界でもっとも厳しい耐久レースとして知られるル・マン24時間レースにおいて、ポルシェのLMP1プロトタイプカー、919ハイブリッドは日曜日の朝より4スティントごとにドライバーを交代する作戦を実行し、すべてのドライバーがミスなくこの戦略をこなし、チームによるピット作業も完璧なものだった。

    カーナンバー#19の919ハイブリッドを駆るアール・バンバー/ニコ・ヒュルケンベルグ/ニック・タンディ組は一時、8位まで後退したが、土曜夜からトップに立ち続け、そのままトップでチェッカーを受けた。現役F1ドライバーであるニコ・ヒュルケンベルグは初めてのル・マンで栄誉あるスタートドライバーを務めた。アール・バンバーにとってもル・マン参戦は初めてのことだったが、ニック・タンディはGTクラスにおいて2度ル・マンを経験していた。このトリオは24時間レース中、終始力強いパフォーマンスとミスのないドライビングで勝利を呼び寄せた。

    序盤からレースをリードしていた#17のティモ・ベルンハルト/ブレンドン・ハートレー/マーク・ウェバー組は、土曜午後に受けた1分間のピットストップペナルティでペースを乱され、4位まで順位を落としたが見事に復活し、2位を獲得した。

    木曜日の予選でトップタイムを記録しポールポジションからスタートした#18は、スタート直後にニール・ジャニが#17のベルンハルトにパスされトップを交代した。#18のドライバーたちはブレーキのスタビリティに違和感を覚えながらのレースを強いられたが、粘り強い走りを見せ、5位を獲得した。

    フリッツ・エンツィンガー (LMP1担当副社長)
    「ポルシェが復帰してわずか2回目の挑戦でル・マン優勝を飾るというのは信じ難い結果です。3年半のあいだに成長したこのすばらしいチームに感謝します。当初からポルシェ取締役会が私達を100%バックアップしてくれました。達成したことが実感できるまで数日かかると思います。大勢の人々がこの夢を実現するために頑張り、最高の献身によってそれが達成できました。」

    アンドレア・ザイドル (チーム監督)
    「このような偉業が達成できたことがまだ信じられず、言葉が見つかりません。チームがこの3年半にわたりヴァイザッハとサーキットで行ってきたタフな仕事に対するすばらしい報酬だと思います。私達は、昨年を上回る確実な準備を行ったことはわかっていましたが、この結果は想像以上です。すべて完璧だったわけではありませんが、ガレージのメカニックや戦略を立てるエンジニアなどあらゆる点で優勝レベルにありました。ピットストップは見事でした。ドライバーたちは素晴しかった。3名のドライバー、おめでとう。」

    アレクサンダー・ヒッツィンガー (LMP1テクニカル・ディレクター)
    「非常にうれしいです。ル・マンで優勝を飾れたことが信じられません。言葉が出ません。プロジェクトのために大きな情熱を注ぎ過酷な仕事を行ってきたチームには本当に満足しています。2年でこのような素晴しい開発を行うことができて、ワン・ツーフィニッシュの結果はその報酬です。」

    ティモ・ベルンハルト(17号車)
    「19号車のチームメイトが達成した偉業には頭が下がります。すばらしいレースでした。私達も頑張りましたが、ペナルティーによる遅れを取り戻すことはできませんでした。グラベルに入ってしまったことについては、遅い車両が突然ライン変更してきました。接触を避けるために道を逸れてグラベルを走らなければなりませんでした。大事には至りませんでしたが、大きな事故につながる可能性がありました。しかしこれがレースですね。次回もあります。」

    ブレンドン・ハートレー(17号車)
    「最終ラップで、目から涙が出ました。この結果のために一生懸命努力してきました。表彰台は夢でした。信じられません。2台のポルシェがワン・ツーフィニッシュしたことを誇りに思います。皆さん全員に感謝します。」

    マーク・ウェバー(17号車)
    「19号車は見事でした。3名全員が抜群のレースをしました。特に夜間は、19号車が速かったです。ポルシェにとって最高の日になりました。私達も滑らかなレース運びでしたが、終盤の速さが十分ではありませんでした。ブレンドンとティモは見事でした。ポルシェを誇りに思います。私達は優勝できなかったですが、チームメイトが達成してくれました。」

    ロマン・デュマ(18号車)
    「ポルシェにとって見事な成功となりました。残念ながら私達はトラブルのために最高のレースを行うことができませんでした。しかし最も重要なことはポルシェが優勝できることを証明したことです。それが主な目標でした。確かに私達車両にとってそれは容易なことではなかったですが、それがレースです。この成功は2012年末から私達が行ってきたあらゆる努力に対する大きな報酬となりました。」

    ニール・ジャニ(18号車)
    「18号車のクルーにとっては良いレース結果とはなりませんでした。しかしゴールできたので選手権ポイントは稼ぐことができました。ポルシェにとって、このワン・ツーフィニッシュは本当にすばらしいです。」

    マーク・リーブ(18号車)
    「チーム全体とポルシェにとって本当にすばらしい日となりました。私はその一員となれたことを誇りに思います。19号車と17号車の皆さんおめでとうございます。ポルシェのワン・ツーフィニッシュは本当に快挙です。私達も優勝できれば良かったのですが、残念でした。しかし今夜は私達も大いに楽しみます。」

    アール・バンバー(19号車)
    「信じられません。すべてのスティントを楽しみました。夜から朝へと長いレースでした。少ししか休めませんでしたが、疲れはまったくありません。アドレナリンがほとばしっています。車内に異音が聞こえたような気がしましたが、ル・マンの優勝に向かっているときは、あらゆる種類の音が聞こえるのに違いありません。」

    ニコ・ヒュルケンベルク(19号車)
    「あらゆる瞬間を楽しみました。この車は走るのが楽しくて、このように大きなサーキットを走ることも同様です。耐久レースにしてはペースが本当に速かったです。特に夜間に、温度が少し下がったときの車の走りはすばらしかったです。この非常にタフなレースに、実際に参加できるとは思っていませんでした。でもやりました。チームのおかげです。」

    ニック・タンディ(19号車)
    「今日はすばらしい日になりました。ポルシェでル・マンの覇者になったことをまだ実感できません。」

  • アウディ、ル・マン24時間レース最速記録を樹立も不運に見舞われる

    アウディ、ル・マン24時間レース最速記録を樹立も不運に見舞われる

    アウディ、ル・マン24時間レース14回目の優勝は逃したものの3位、4位、7位。表彰台獲得連続記録を更新した。

    アウディは、今年も素晴らしいレースを展開した。出場した全マシンが完走し、そのうち1台は表彰台を獲得。表彰台を獲得したのは、昨年の優勝トリオ、アンドレ・ロッテラー(ドイツ) / マルセル・ファスラー(スイス) / ブノワ・トレルイエ(フランス)組。

    彼らは2台のポルシェに続き3位を獲得。また、ロッテラーが3m17.475sというコースレコードも記録した。

    AUDI AG取締役会会長Prof. ルパート・シュタートラーはチェッカーフラッグが振られると真っ先にポルシェピットを訪れ、彼らの優勝を称え「今回のレースは、モータースポーツの最高峰と賞すべきものでした。会場に押し寄せた観客は、アウディとポルシェという同じグループのブランドでありながら、お互いに手を緩めることなくスリリングなバトルが繰り返され、非常に素晴らしい耐久レースを堪能されたことと思います。ル・マンで優勝することが、どれほど難しいかを知り尽くしている我々は、ポルシェの優勝を称えることに何の躊躇もありません」とコメントした。

    アウディスポーツ チームヨーストのガレージでレースを見守ったAUDI AG技術開発担当取締役のProf. Dr. ウルリッヒ・ハッケンベルクは「まったく異なるコンセプトで産み出されたアウディとポルシェのハイブリッド レーシングカーが、レース全体を通じて互角の闘いを繰り広げたことに、非常に大きな驚きと感動を得ました。両ブランドが採用したコンセプトは、いずれもトヨタのマシンを凌駕する速さを示した。これこそが我々がWECやル・マンで明らかにしたいものなのです」と述べた。

    トップが激しく入れ替わる展開が続き、アウディとポルシェの2者によって争われた第83回ル・マンの勝利者は日曜日の朝になり、ようやく雌雄が決せられた。

    3台のAudi R18 e-tron quattroは、いずれも卓越した速さを見せていたが、数々の不運に見舞われた。レース序盤のパンクにも関わらず、激しい優勝争いを繰り広げていたアンドレ・ロッテラー / マルセル・ファスラー / ブノワ・トレルイエ組は、日曜日の午前7時前にエンジンフードが大きく外れるトラブルに見舞われ、ダメージを負ってしまった。ピットにおける修復作業はわずか6分56秒で終わったが、これにより失われた2ラップを取り戻すことは叶わなかった。

    ルーカス・ディ・グラッシ(ブラジル) / ロイック・デュバル(フランス) / オリバー・・ジャービス(イギリス)組も、滅多に起きないアクシデントに遭遇した。レース開始からおよそ3時間が経過し、インディアナポリスに差し掛かったロイック デュバルが複数の遅いマシンをパスしている際に、GTEクラスのマシンに追突され、それが原因でガードレールに激しく衝突。彼らのAudi R18 e-tron quattroは、わずか4分ほどの修復でレースに復帰、最終的に4位でゴールした。

    幾度もトップに立ち、それ以外の時もトップと僅差を維持して走り続けていたフィリップ・アルバカーキー(ポルトガル) / マルコ・ボナノミ(イタリア) / レネ・ラスト(ドイツ)トリオが駆るAudi R18 e-tron quattroは、優勝候補の最右翼と目されていたが、日曜日の朝にハイブリッドシステムの不具合に見舞われ、3番手となった。その後、レース終了わずか3時間前に、同じ不具合に起因する左フロントのドライブシャフトの交換を余儀なくされる。この作業に17分を要したため、彼らは総合7位となった。

    アウディモータースポーツ代表のDr. ヴォルフガング・ウルリッヒは「Audi R18 e-tron quattroは、3台とも優勝を獲得するに充分な速さを持っていたことは紛れもない事実です。しかし、不幸にもそれぞれのマシンに深刻な事態が発生してしまいました。ポルシェの様な強力なライバルを相手に闘っている時は、予定外のピットインによる遅れを取り戻すことは非常に困難です。確かに望んだ結果を得られなかったことは残念ですが、スポーツの世界では負けることもあります。今回は我々の実力を存分に発揮することは叶いませんでした。レースウイークだけでなく、それまでの数ヶ月間に渡ってハードワークをこなしてくれた全てのスタッフにとても感謝しています」とコメント。

    FIA世界耐久選手権(WEC)の年間ポイントでは、依然としてアンドレ・ロッテラー / マルセル・ファスラー / ブノワ・トレルイエ組がドライバーズ ランキングのトップを維持している。ル・マンでの雪辱を果たす機会は、8月30日にニュルブルクリンク(ドイツ)で開催されるWEC第4戦となる。

  • ニコ・ヒュルケンベルグ、ル・マン優勝は「キャリア最大の偉業」

    ニコ・ヒュルケンベルグ、ル・マン優勝は「キャリア最大の偉業」

    F1ドライバーのニコ・ヒュルケンベルグは、ル・マン24時間レースでの優勝は自身のキャリアで最大の偉業だと考えている。

    ニコ・ヒュルケンベルグ、アール・バンバー、ニック・タンディが駆ったポルシェ 919ハイブリッド 19豪奢は、2015年のル・マン24時間レースをコントロール。同じポルシェやアウディを引き離し、ポルシェに1998年以来となるル・マン24時間レース制覇をもたらした。

    2009年にGP2でタイトルを獲得し、2010年にF1でポールポジションを獲得しているニコ・ヒュルケンベルグは、ル・マン初挑戦は夢のようだったと語った。

    「今日は僕のキャリアで最大の偉業だ」とニコ・・ヒュルケンベルグはコメント。

    「優勝した直後なので、まだ飲み込むのは難しいけど、今後数日で実感がわいてくると思う」

    「F1環境から来て、ル・マンのようなレースができるのは驚くべき経験だ」

    「自分が成し遂げたことに本当に満足しているし、今、伝説となった二人と一緒に勝つことができたのはさらにハッピーだ」

    ニコ・ヒュルケンベルグは、彼のクルマの勝利の鍵となったのは、ポルシェと19号車のドライバーの両方がミスを犯さなかったことだと考えている。

    「僕たちにクルマにとって完璧なレースだった」とニコ・ヒュルケンベルグはコメント。

    「僕たちには素晴らしいペースがあったし、ミスもなく、素晴らしい流れとリズムがあった」

    「過去数ヶ月、寝る間も惜しんで頑張ってくれた全員にありがたおうと言いたい。今日はそれに対する見返りであり、ご褒美だ」

  • トヨタ、健闘虚しく雪辱を果たせず / ル・マン24時間レース

    トヨタ、健闘虚しく雪辱を果たせず / ル・マン24時間レース

    トヨタの2台のTS040 HYBRIDは、第83回ル・マン24時間レースを6位と8位で終え、過酷なレースを戦い抜く信頼性を証明すると共に、優れた高速性能を披露した。

    6位に入ったのはアレックス・ブルツ、ステファン・サラザン、マイク・コンウェイの#2号車。アンソニー・デビッドソン、セバスチャン・ブエミ、中嶋一貴の#1号車は8位だった。

    トヨタ自動車は「この厳しい24時間レースを勝ち抜いた1位、2位のポルシェ、3位のアウディに賞賛の拍手を送りたいと思います」とコメント。

    ル・マン24時間レースでの勝利を渇望していたトヨタは、この成績には不満を覚えているが、来年のル・マン24時間レース制覇に向けて、TS040 HYBRIDの全領域における改良を約束している。

    レースにおける2台のTS040 HYBRIDはコンスタントな走りが出来る性能を証明したが、ライバルのペースには届かなかった。2014年に比べ、1周のラップタイムが大きく向上した今年のレースでは、レースモードでのラップタイムを1秒短縮しただけでは戦いには不十分で、上位争いに加わることは出来なかった。

    レースが5時間目に入った頃、アンソニー・デビッドソンの操る#1号車が遭遇したアクシデントが、トヨタ唯一の躓きでした。GTカーと接触してフロントカウルを壊し、その後ハンドリングに問題が生じた。その結果、#1号車はガードレールに接触し、左後輪のサスペンションにダメージを負った。緊急ピットインで13分かけて前後のボディカウルと壊れたサスペンションを交換、5周遅れでレースに復帰した。

    このアクシデント以外では大きな問題は生じなかったが、先頭集団に追いつけなかったことが一番大きなフラストレーションになった。加えて、20時間に渡るドライコンディションでのレースは、奇を衒った作戦を許さず、コンスタントで高い信頼性、そしてミスのないピット作業が求められた。24時間の休みない戦いは、ピットクルーに大きな肉体的負担をかけたが、彼らはそれを見事に克服した。

    レースが21時間を過ぎた頃、サルト・サーキットは小雨に濡れたが、レース展開に影響を及ぼすほどのものではなかった。この時点では2台のTS040 HYBRIDは7位、8位を走行していましたが、終盤の#9アウディの後退で、#2号車が6位に上がることが出来た。チェッカーフラッグを受けたドライバーは、#2号車がブルツ、#1号車がブエミだった。成績は不満の残るものでしたが、2台共に以前のル・マンでトヨタ車が走破した距離を超えている。

    佐藤俊男 チーム代表
    最初に、素晴らしい戦闘力で見事に目標達成を果たしたポルシェを祝福したいと思います。結局、我々のTS040 HYBRIDは、今年のル・マンで表彰台を勝ち取るだけの十分な速さを示せませんでした。懸命に、予選でのライバルとのギャップを埋めて来ましたが、まだ互角に戦うまでに至らなかったのが残念です。この結果に満足することは到底出来ませんが、チームが一丸となったプロとしての働きぶりと献身的な頑張りには非常に感謝しています。厳しい道のりでしたが、我々は決して諦めませんでした。レース序盤の#1号車の接触はさておき、大きなミスも無く、TS040 HYBRIDも良く走ってくれました。さらに強くなったトヨタとして、2016年のル・マンに戻ってこられるよう、これから準備を始めます。

    TS040 HYBRID #1号車
    (アンソニー・デビッドソン、セバスチャン・ブエミ、中嶋一貴)
    17時間経過時点(セバスチャン・ブエミ): 8位 267周
    18時間経過時点(セバスチャン・ブエミ): 8位 283周
    19時間経過時点(アンソニー・デビッドソン): 8位 300周
    20時間経過時点(アンソニー・デビッドソン): 8位 316周
    21時間経過時点(中嶋一貴): 8位 333周
    22時間経過時点(中嶋一貴): 8位 353周
    23時間経過時点(セバスチャン・ブエミ): 8位 368周
    最終結果 8位(首位と9周差)、386周、ピットストップ29回、最速ラップ3分20秒896
    グリッド:8番手

    アンソニー・デビッドソン
    今年のル・マンで表彰台に登れなかったのは非常に残念です。とても強力なライバルに直面し、これまで以上に厳しい戦いになるだろうことは分かっていました。しかし、ライバルは想像以上に強力でした。我々は一丸となって強さを取り戻さなくてはなりません。今年のことは忘れて、我々はもう来年のル・マンについて考えています。

    セバスチャン・ブエミ
    レース全体の内容と結果には本当に失望しています。我々には高い信頼性があり、技術的な問題は起こりませんでした。ピットクルーも、アクシデントの後に迅速にコースに戻してくれるなど、素晴らしい仕事をしてくれました。最終的に、我々の結果は私たちのペースに値するものだったと思います。勝利に値するレースを戦ったポルシェを祝福します。

    中嶋一貴
    TOYOTA GAZOO Racingにとって厳しいレースでした。容易いル・マンなど想像さえ出来ませんが、今日のポルシェを見ていると簡単だと勘違いさえするかもしれません。しかし、実際は非常に難しいレースです。我々の#1号車はセットアップが決まっており、我々なりに満足のいくレースが出来たと思います。ただ、スピードは足りませんでした。しかし、チームの結束力とやる気は非常に強く、レース終了までまったく手を抜くことなく戦いました。この気持ちは重要です。厳しかった今年のル・マンですが、来年に向けての再出発のスタート地点です。もう、やるしかありません。

    TS040 HYBRID #2号車
    (アレックス・ブルツ、ステファン・サラザン、マイク・コンウェイ)
    17時間経過時点(アレックス・ブルツ): 7位 269周
    18時間経過時点(アレックス・ブルツ): 7位 285周
    19時間経過時点(ステファン・サラザン): 7位 302周
    20時間経過時点(ステファン・サラザン): 7位 318周
    21時間経過時点(マイク・コンウェイ): 7位 335周
    22時間経過時点(マイク・コンウェイ): 6位 351周
    23時間経過時点(マイク・コンウェイ): 6位 370周
    最終結果 6位(首位と8周差)、387周、ピットストップ30回、最速ラップ3分22秒633
    グリッド:7番手

    アレックス・ブルツ
    我々がレース中にピットへ入ったのは燃料補給とタイヤ交換だけで、他にはまったく問題はありませんでした。しかし、優勝車から6周も遅れているのですから、性能は明らかに劣っていたということです。何をどう改良して行けば良いかは明確に分かっており、来年のル・マンまでには丸まる1年あります。レースの流れに関しては残念としか言いようがありませんが、我々は#2号車に関して出来ることに集中して仕事をし、その点に関しては完璧だったと思います。

    ステファン・サラザン
    我々チームの全員にとって、非常に難しいレースでした。何とかなるようなペースではありませんでした。我々はTS040 HYBRIDの強さを見せることが出来ました。2台とも何の問題もなく、チームクルーも本当に良く頑張ってくれたことが、次につながるポイントだと思います。ポルシェやアウディに対しては、彼らの素晴らしい働きと我々が来年トップを狙う際の大変なモチベーションを与えてくれたと思っています。

    マイク・コンウェイ
    今回は私にとって、トヨタと共にLMP1でのル・マン24時間レースを戦う初めての機会で、多くのことを学びました。我々はとにかくミスをせず、着実に走り続けました。本当に自分たちとの戦いでした。プッシュし続け、最後には追い上げて来た3台目のアウディとのバトルとなりました。充分なギャップを保つためにハードプッシュを続けなくてはならず、エキサイティングなレースでした。同じ時、中嶋は私の前方を走っており、ラップタイムで不思議なバトルをすることになりました。ポルシェの成し遂げた偉業を祝福します。

  • ル・マン24時間レース 結果:ポルシェが1998年以来の優勝

    ル・マン24時間レース 結果:ポルシェが1998年以来の優勝

    2015年 ル・マン24時間レースの決勝レースが行われ、ポルシェの19号車(ニコ・ヒュルケンベルグ/アール・バンバー/ニック・タンディ)が優勝。ポルシェが、1998年以来となるル・マン24時間レースを制覇した。

    レースは、終盤までポルシェ対アウディのドイツ勢の激しい戦いとなったが、最終的には信頼性が明暗を分けた。アウディ勢がピットでの作業を強いられたのに対し、トラブルフリーでレースを戦ったポルシェの19号車が見事に優勝。

    優勝ドライバーを務めたのは、フォース・インディアでF1を戦うニコ・ヒュルケンベルグだった。

    2位にもポルシェの17号車(ティモ・ベルンハルト/ブレンドン・ハートレー/マーク・ウェバー)が続き、ポルシェが1-2フィニッシュを達成。3位にはアウディの7号車(アンドレ・ロッテラー / マルセル・ファスラー / ブノワ・トレルイエ)が続いた。

    トヨタは、2号車((アレックス・ブルツ/ステファン・サラザン/マイク・コンウェイ)が6位、1号車(アンソニー・デビッドソン/セバスチャン・ブエミ/中嶋一貴)が8位という結果だった。

    今年、ル・マン24時間レースに復帰した日産は、22号車(ミハエル・クルム/ハリー・ティンクネル/アレックス・バンコム)が40位、23号車(マックス・チルトン/ヤン・マーデンボロー/オリヴィエ・プラ)、21号車(松田次生/ルーカス・オルドネス/マーク・シュルツイスキー)はリタイアに終わった。