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  • マクラーレン、ルノーのF1エンジンへの要望が通るのは2020年以降?

    マクラーレン、ルノーのF1エンジンへの要望が通るのは2020年以降?

    ルノーは、新たにカスタマーに加わったマクラーレンの要望をF1エンジンの設計に取り入れることにオープンな姿勢を見せているが、実際にその要望が叶えられるのはまだ先のようだ。

    マクラーレンは、昨シーズン限りでホンダとのパートナーシップを解消し、今年からルノーからF1パワーユニットの供給を受ける。契約は現在のF1エンジンルールが終了する2020年末までの3年契約となっている。

    昨年までマクラーレンはホンダのワークスパートナーとして、パワーユニットの特定の電気部品の設計に協力したり、HPDさくらに人員を派遣するなど、ホンダのF1エンジンの設計とパッケージングに影響力を持っていた。

    しかし、今年からマクラーレンはカスタマーのステータスとなり、ルノーが供給するプロダクトに合わせてシャシーを調整していかなければならない。

    マクラーレンは、ルノーとの新しいパートナーシップが発展するにつれて、ホンダ時代と同様にルノーのエンジンに影響を及ぼしたいと考えているが、ルノーF1のマネージングディレクターを務めるシリル・アビテブールは、2018年のマクラーレンとの契約の合意は、エンジンの設計やパッケージングへの要望を取り入れるには遅すぎたと語った。

    「それは少し複雑な事情がある」とシリル・アビテブールは Autosport にコメント。

    「まず何より、我々はマクラーレンと仕事をする前に完全にパワーユニットを開発していた」

    「マクラーレンに依存していたホンダとは異なる。我々はパワーユニットのすべてのパラメーターに責任を持っている」

    「段階的にそれを取り入れていくことになる。我々は実用的でありたいと思っている。エンジンのハードウェアにマクラーレンが影響を与えるには2018年、さらに言えば2019年に関しても非常に遅い」

    「そうは言っても、我々は謙虚でありたいと思っている。我々のプロダクトを改善できることは受け入れるし、我々はプロダクトを改善していかなければならない。彼らの提案を受けることにはオープンだ」

    「中長期的にはもっと多くのことがあるだろうが、我々はそれが新しい関係であることを受け入れなければならないし、どのように進化していくかを見極めなければならない。だが、うまくいき、成果を挙げられるポジティブな関係であれば、このレギュレーションのサイクル内でもそれを進めない理由はない」

    「だが、私の意見では2020年まではないだろう」

    ホンダのF1パワーユニットはメルセデスに近い構造をしており、エンジンの前方にコンプレッサー、後方にタービンがあり、Vバンク内にMGU-Hを配置している。一方、ルノーのF1パワーユニットはフェラーリと類似した構造となっており、エンジンの後方にコンプレーサー、その後ろにMGU-H、さらに後ろにタービンが配置されている。

    マクラーレンは、2018年F1マシン『MCL33』を2月23日(金)に発表。また、8日(木)にはDELLテクノロジーズ社との大型スポンサー契約が発表されると報じられている。

  • ルノーF1 「3基のF1エンジン制限は変更される可能性もある」

    ルノーF1 「3基のF1エンジン制限は変更される可能性もある」

    ルノーF1のマネージングディレクターを務めるシリル・アビテブールは、年間3基のエンジンに制限するという2018年の新しいF1ルールはチームに“頭痛”をもたらすとし、シーズン後半に変更される可能性もあると考えている。

    2018年からはF1カレンダーが21戦に拡大されるにも関わらず、ドライバーが年間に使用できるF1エンジン、ターボチャージャー、MGU-Hは3基までとなり、MGU-K、コントロールエレクトロニクス、エネルギーストアは年間2基に削減される。

    レッドブル・レーシングのチーム代表クリスチャン・ホーナーは、2017年にいくつかのエンジンメーカーが4基でも苦戦していたにも関わらず、パワーユニットの使用数を削減するのは“頭がいかれている”と語っている。

    シリル・アビテブールは、シーズン後半にルール変更がチームやF1上層部との間で合意に至る可能性は残されていると語る。

    「頭痛ではあるが、わかっていた頭痛だ」とシリル・アビテブールは Sky Sports News にコメント。

    「我々はそうなることをわかっていたし、それに応じて計画や戦略を練ってきた。現段階ではそれをやり通すことができないと示すものは何もない」

    「そうは言っても、私はまだそれがF1にとって正しいことだとは思わないし、チーム、FIIAとFOMとの今後も変更について議論が行われるだろう。誰にとっても理にかなっているとは思わない」

    2017年はエンジンに関連する740グリッドの降格ペナルティがあり、その大部分がホンダとルノーを搭載するマシンによるものだった。

    しかし、F1は昨シーズンのシナリオを避けるためにルールを簡素化し、15以上のグリッド降格ペナルティを科せられたドライバーは最後尾からスタートし、2名以上が該当した場合はペナルティが発生した順にグリッドの最後に配置するというルールを導入する。

    また、2018年には過去2年間のコース上での評価に基づいて、コックピット保護デバイス『Halo』が導入される。

    ルノーは2月20日に2018年F1マシン『R.S.18』を発表するが、シリル・アビテブールはまだHaloを組み込むためのベストな方法を決定する過程にあると述べた。

    「ヘビーで美学的にもあまり良いものではないが、我々はそれについて話し合ってきた。決定されていることであり、安全性の観点では必要なことだ。進化する必要のあることだ」

    「より洗練されたやり方でそれを実現するための多くの試みがなされていくことになると思っている。だが、我々は当面は可能な限りベストな方法でそれを統合しようとしている」

  • 「マクラーレンはルノーとの仕事に満足している」とジョー・ラミレス

    「マクラーレンはルノーとの仕事に満足している」とジョー・ラミレス

    1980年~90年代にマクラーレンのチーム・コーディネーターを務めていたジョー・ラミレスは、マクラーレンは新たなパートナーであるルノーとの仕事に非常に満足していると語る。

    2001年に引退して17年経つジョー・ラミレスだが、マクラーレンの内部情報に精通しており、昨年はマクラーレン内に政治的な争いが勃発していることを示唆。その後、実際にロン・デニスがチームを離れ、新たなマネジメントがチームを運営することになった。

    現在のマクラーレンの状況についてジョー・ラミレスは「彼らはチームにより満足している。彼らにはトンネルの出口が見えている」とコメント。

    「彼らはルノーのエンジンと非常にうまく仕事を進めている。ヨーロッパの人々は(ホンダと比べて)よりオープンだからね。状況はとてもいい方向に変化しており、現時点で彼らはそれを楽しんでいる。彼らはあらゆることに多くの情熱をもって取り組んでいる。ようやく結果を出せるようになったことをわかっているからね」

    ジョー・ラミレスは、ルノーのF1パワーユニットが勝利を狙えることはレッドブルが証明していると語る。

    「彼らはこのエンジンで表彰台と優勝を成し遂げた。マクラーレンも同じことをしなければならない」

    「ルノーとアラン・プロストが言っていることに注意を払えば、エンジンは十分にメルセデスのレベルに到達できるだろう」

    「ルノーは素晴らしいエンジンを造るかもしれないし、メルセデスは苦労するかもしれない・・・決してどうなるかはわからないが、期待を持たなければならない」

    また、ジョー・ラミレスは、フェルナンド・アロンソに他のカテゴリーでレースをすることを許可しているエグゼクティブディレクターのザク・ブラウンの自由放任主義を高く評価している。

    「ブラウンはフェルナンドの手助けをしている。それが彼が望むことであり、かつてF1ドライバーが他のカテゴリーで毎週末レースをしていたのと同じことだ。レースカーで過ごす時間が長いほど、向上することができるものだ。私にとって、それは美しいことであり、フェルナンドがそうするのを見るのを楽しんでいる」

    「フェルナンドは大きく変わった。彼はより表に出るようになった。以前はそうではなかった。彼は勝つことも負けることも知っている。人々はドライバーにも感情があることを知っており、彼のようなドライバーを好きになるんだ」

  • フェルナンド・アロンソ 「マクラーレンは2018年に表彰台に戻る」

    フェルナンド・アロンソ 「マクラーレンは2018年に表彰台に戻る」

    フェルナンド・アロンソは、2018年にマクラーレンがルノーのF1パワーユニットを搭載することで、定期的に表彰台で“シャンパンを味わえる”ポジションにいられるだろうと自信をみせる。

    過去3年間、ホンダのF1パワーユニットの信頼性とパフォーマンス不足に悩まされたマクラーレンだが、昨年末でホンダとのパートナーシップを解消し、今シーズンからはルノーのF1パワーユニットを搭載して名門復活に期待を寄せている。

    マクラーレンが最後に表彰台にあがったのは2014年のオーストラリアGP、優勝となれば2012年のブラジルGPまで遡る。

    2018年シーズンへの期待について質問されたフェルナンド・アロンソは「結果に関しては予想するのは常に難しい」とコメント。

    「これはF1だし、事前にわかっている数字はない。何が起こるかはわからない。チャンピオンで優勝候補のメルセデスでさえ、2018年に最速であることは保証されていない」

    「でも、僕たちはかなり楽観的だし、レッドブルがルノーのパワーユニットでやってきたことはわかっている。彼らは予選では最速ではなかったかもしれないけど、レースではかなり速かった。彼らは何度か表彰台に上がり、2~3勝を挙げた。そのような結果を出せれば、僕たちはとても満足すると思う。僕たちが戦うことができ、再びシャンパンを味わうことができればね」

    2017年にマクラーレンが獲得した30ポイント中17ポイントを獲得したフェルナンド・アロンソは、過去3年間の厳しい経験によってチームの全員が強くなったと語り、昨年3勝を挙げたルノーのエンジンを搭載することで、マクラーレンは2018年に勝利の道に戻る準備が整ったと感じている。

    「この3年間でチームの全員が変わったと思う。僕たち全員が厳しい時期を過ごしてきた。僕たちは学んできたし、厳しいレッスンもあった。痛みをともなうリタイアもあった。チームは今、最高のパフォーマンスを発揮する準備ができている」

    「僕たちが過去3年間で学んだ最大のことはチームのスピードだ。彼らは決して諦めなかったし、とても団結していて、生産的だった。たとえ16位を争っていたとしても、次のレースでコンマ5秒をもたらすために全力で仕事をしてきた。チーム内のそのスピリットは驚きべきものだった。そこは長期的に保たれていくことだと思う」

  • マクラーレン 「ルノーのF1エンジンはメルセデスに近づいている」

    マクラーレン 「ルノーのF1エンジンはメルセデスに近づいている」

    マクラーレンのエグゼクティブディレクターを務めるザク・ブラウンは、ルノーのF1エンジンはメルセデスに近づいていると述べ、今年フェルナンド・アロンソがタイトル争いをする可能性はあると語る。

    マクラーレンは、昨シーズン限りで3年間にわたるホンダとのパートナーシップを解消。2018年は新たにルノーのF1パワーユニットを確保し、表彰台や優勝を争えるポジションに返り咲くことを目指している。

    「ルノーのエンジンはメルセデスに近づいていると思う」とザク・ブラウンは Marca にコメント。

    「去年3勝を挙げたエンジンだ。人々は3番目のエンジンだと思っているかもしれないが、全てが互いにとても拮抗していると思う」

    フェルナンド・アロンソはワールドチャンピオンになれるかと質問されたザク・ブラウンは「今年? 可能性はある。様子を見てみよう」とコメント。

    「将来、彼は再びチャンピオンになるだろう。彼はこれまでよりも優れた走りをしているし、彼にチャンスを与えられるかは我々の責任だ」

    マクラーレンに加入して以降、ザク・ブラウンはフェルナンド・アロンソと強い関係を築いており、昨年はインディ500、そして、今年はル・マン24時間レースでレースをすることを許可している。

    「アロンソは他のドライバーが勇敢に挑戦しないことをやっている。私はそれを称賛している」とザク・ブラウンはコメント。

    「以前に彼のことは知らなかったし、もちろん、彼と仕事をするのは難しいとの評判があったのは知っている。だが、彼と仕事をするのは素晴らしいことであることがわかった」

    F1ではリバティメディアによる改革が進められているが、ザク・ブラウンはフェラーリとリバティメディアが対立するのは“必然的”なことだと語る。

    リバティメディアは、F1の分配金システムをより公平なものにしようとしており、他チームより多くのボーナスを受け取っているフェラーリは、F1撤退も辞さない強硬な姿勢をとっている。

    「フェラーリとリバティの対立は避けられないことだ」とザク・ブラウンはコメント。

    「フェラーリは彼らが受け取ってきたお金を守りたがっている。彼らは不均等な金額を受け取っているからね。我々全員がチームとしてフェラーリが他よりも多くの価値をスポーツにもたらしていることを知っているし、それに応じた報酬を受けるべきだとは思う」

    「だが、あまりバランスはとれていないと思うし、リバティはスポーツにとってベストなことをしたいと思っているだけだ」

  • ルノーF1、BP/カストロールとのパートナーシップを大幅に強化

    ルノーF1、BP/カストロールとのパートナーシップを大幅に強化

    ルノーF1は、BP/カストロールとのパートナーシップを大幅強化することを発表。BPは少なくとも今後5年間ルノーF1チームへのサポートを続けるとともに、ルノー・日産・三菱アライアンスとのグローバルな協力の機会を模索していく。

    ルノーは、昨シーズンからBP/カスロールとのパートナーシップを開始。ルノーの会長兼CEOのカルロス・ゴーンとBPグループの最高経営責任者ボブ・ダトリーは将来にビジョンを共有し、BP、カストロール、そして、ルノーF1チームとでトラック内外で提携を強化していくことを発表した。

    F1におけるBP/カストロールの燃料と潤滑油の供給に加え、両社のパートナーシップは先進的なモビリティソリューションと新しいテクノロジーを共同開発していく。

    BPとカストロールのロゴは、2月20日(火)に発表されるルノーの2018年F1マシン『R.S.18』に引き続き掲載される。

    ジェローム・ストール (ルノー・スポール・レーシング社長)
    「2017年に協力で安定した基盤を築いた後、我々はBP/カストロールとの関係を大幅に強化するという発表を大変誇りに思っている。BPとカストロールはそれぞれの分野で最先端におり、この範囲、期間のパートナーシップは、両社の意図と目標を際立たせるものだ」

    トゥファン・アージンビルジック (BPダウンストリーム CEO)
    「我々は、F1における継続的な関係性と、高度なモビリティソリューションおよび新たなテクノロジーの共同開発を含むルノー・日産・三菱アライアンスとのグローバルな協力関係に期待している。自動車業界を取り巻く環境はこれまでにない速さで変化しており、BPは燃料および潤滑油の開発、そしてマーケティングにおいてリーダーであり続けるべく尽力している。今回のパートナーシップによって、我々は急速に進化するこのマーケットで問題に取り組み、機会を最大化するために両組織を横断して卓越したスキルと知識を結びつけることが可能になる」

  • マクラーレン 「ホンダからルノーにPUを変更するだけで1秒速くなる」

    マクラーレン 「ホンダからルノーにPUを変更するだけで1秒速くなる」

    マクラーレンは、2018年にホンダからルノーにF1パワーユニットを変更するだけでラップタイムは1秒改善するとしている。

    マクラーレンは、昨シーズン限りでホンダとのパートナーシップを解消し、2018年からルノーのF1パワーユニットを搭載して表彰台、そして優勝を目指す。

    マクラーレンのレーシングディレクターを務めるエリック・ブーリエは、2018年F1マシン『MCL33』の開発はスケジュール通りに順調に進んでいると語っている。

    「ホンダとルノーのエンジンは構成が異なるためクルマのリア部分を再設計しなければならなかった。だが、我々は遅れを取り戻した」とエリック・ブーリエは L’Equipe にコメント。

    マクラーレン・ホンダが機能しなかった原因のひとつとして、イギリスのマクラーレンと日本のホンダとの“文化”の違いが挙げられている。

    マクラーレンのレーシングディレクターを務めるエリック・ブーリエは「ホンダとは、異なる言語だけでなく、異なる文化に関連したコミュニケーションの難しさについて学んだ」とコメント。

    「それは考えを伝えるためにメッセージを翻訳するときだけではない。特に日本人とは、何を言われているのか、そして、いつそれを言われているのかも重要だ」

    「ルノーとの最初の技術ミーティングでは、全てをコントロールするのではなく、彼らが何かを理解していない場合には助けるために私はそこにいると主張した。氷を解かす必要があったし、今では両社の全員が満足していると思う」

    エリック・ブーリエは、ホンダからルノーにF1パワーユニットを搭載することでラップタイムは1秒速くなるというシミュレーション結果が出ていると語る。

    ルノーのエンジンを獲得したことでマクラーレンは再び表彰台にたどり着くことはできるかと質問されたエリック・ブーリエは「適当には少し時間が必要だし、それについて話すのはまだ早い」とコメント。

    「我々は唯一のチームではないし、他チームが何をやってくるかはわからない」

    「だが、我々はシミュレーションにルノーのデータを導入して、エンジンを交換しただけで、多くのラップタイプを得られることがわかった」

    どれくらい速くなるのかと質問されたエリック・ブーリエは「1秒だ」と答えた。

    2017年末に実施されたGPS測定では、ルノーのF1パワーユニットは906馬力、ホンダに関しては860馬力と46馬力の差があったと報じられている。

    かつてブラウンGPは、撤退したホンダから購入したF1マシンにメルセデスのエンジンを搭載して圧倒的な強さでダブルタイトルを獲得。当時のホンダとメルセデスは50~70馬力の差があったとされている。

  • マクラーレン 「ルノーとのパートナーシップはホンダほど複雑ではない」

    マクラーレン 「ルノーとのパートナーシップはホンダほど複雑ではない」

    マクラーレンは、言葉の壁だけでなく、共通の文化のおかげで、ルノーとのパートナーシップはホンダよりも複雑ではないと認める。

    マクラーレンは2015年からF1に復帰したホンダとパートナーシップを結んだが、ホンダのF1パワーユニットの信頼性とパフォーマンス不足と相まって期待した結果を出すことができず、マクラーレン・ホンダは3年間で終止符を打つことになった。

    マクラーレン・ホンダが機能しなかった原因のひとつとして、イギリスのマクラーレンと日本のホンダとの“文化”の違いが挙げられている。

    マクラーレンのレーシングディレクターを務めるエリック・ブーリエは「ホンダとは、異なる言語だけでなく、異なる文化に関連したコミュニケーションの難しさについて学んだ」とコメント。

    「それは考えを伝えるためにメッセージを翻訳するときだけではない。特に日本人とは、何を言われているのか、そして、いつそれを言われているのかも重要だ」

    「ルノーとの最初の技術ミーティングでは、全てをコントロールするのではなく、彼らが何かを理解していない場合には助けるために私はそこにいると主張した。氷を解かす必要があったし、今では両社の全員が満足していると思う」

    ホンダとのパートナーシップを解消してルノーに切り替えるという決定が遅れたことで、マクラーレンはMCL33の設計と製造に3週間の遅れをとることになったが、エリック・ブーリエは、2018年F1マシン『MCL33』の設計プロセスの遅れは完全に取り戻したと語る。

    「ホンダからルノーの変更は負担にはならなかった」とエリック・ブーリエは L’Equipe にコメント。

    「しかし、ルノーのエンジンは構成が異なるため、異なるアプロートが必要だった。それによってクルマの一部を再設計する必要があった」

    「ルノーのエンジンのターボは単一のコンポーネントだが、ホンダはユニットの両側に要素を配置していた。それは重量配分に影響を与える」

    ルノーは、昨シーズン末に多数の信頼性問題に見舞われており、パワーユニットの耐久性を向上させるためにかなりの作業を強いられている。

    「ルノーにとって信頼性を最大限に引き出すことは当然のことだ。特に今年は新たに3基のエンジン制限が導入される。それには信頼性が必要だ」とエリック・ブーリエは語る。

    「過去3年間でマクラーレンはタイヤデグレデーション、ブレーキの冷却、燃費に関するデータを欠いていた」

    「今後は失われた慣習を取り戻すことができる。例えば、我々は再びピットストップ練習を行っている。それはエンジンの作業のために一時的に廃止していたことだ」

    ルノーのエンジンを獲得したことでマクラーレンは再び表彰台にたどり着くことはできるかと質問されたエリック・ブーリエは「それについて話すのはまだ早い」とコメント。

    「ライバルが冬の間に何をやってくるかはわからない。バルセロナで何が起こるか見てみよう」

  • マクラーレン、ルノーのF1パワーユニットが示す数値に自信

    マクラーレン、ルノーのF1パワーユニットが示す数値に自信

    マクラーレンのフェルナンド・アロンソは、過去3年間とは異なり、2018年はルノーのF1パワーユニットが示している“数値”という事実に基づいてMCL33が優れたパフォーマンスを発揮していると述べ、それはマクラーレンチーム全体にも自信を与えていると語る。

    過去3年間にわたり、信頼性とパフォーマンス不足のホンダのF1パワーユニットに悩まされてきたマクラーレンは、2018年からルノーのエンジンを搭載することを決断。2014年から遠ざかっている表彰台に返り咲くことを目指している。

    ホンダとパートナーシップを結んでいた時代も新シーズンには高い期待を持っていたが、プレシーズンテストでは信頼性トラブルが多発して満足な走行を重ねることができず、シーズン開幕前からライバルとの圧倒的なパフォーマンス差に落胆することになった。

    しかし、フェルナンド・アロンソは、2018年のF1世界選手権にむけてのマクラーレンのムードはこれまでとは格段に違うものだと語る。

    「とても自信を感じている。今年にむけてマクラーレンではいくつかの変更が行われた。その最たるもはもちろん、ルノーのパワーユニットを搭載することだ。今のチーム内のモチベーションはかなり高まっている」とフェルナンド・アロンソはコメント。

    「過去3年間と比較して僕たち全員のムードはかなり違っている。僕たちはいつもシーズンが僕たちにとって良いものになるという期待を抱いていた。でも、今年はこれまでの年よりもより事実に基づいていると思う。これまでは願望でしかなかった。今年はようやく実感できる数字が増えている」

    「僕たちは表彰台に上がることを望んでいる。チャンスが訪れれば、レースで優勝を争いたいと思っている。そして、今はチームはその準備が整っていると思う。苦しい3年間だったけど、懸命に学んだ3年間でもあったし、より準備はできていると思う」

    「3年間、もしくは1年間でも支配的なシーズンを過ごせば、その競争力がなかったり、アドバンテージをなくなって、結果を残せなくなることもあると思う」

    「僕たちがこの3年間で経験した苦労はチームをとても強くしたと思うし、戦う準備は完全に整ていると思う」

    マクラーレンのエグゼクティブディレクターを務めるザク・ブラウンは、新シーズンにむけて自身をみせている。マクラーレンは先週、2018年F1マシン『MCL33』がFIAの義務的なクラッシュテストに合格したことを明らかにしており、シミュレーターの数値でも有望なパフォーマンスが生み出されているとザク・ブラウンは語る。

    「マシンデザインに関してはすべてが本当に順調に進んでいる。我々には搭載するエンジンがあり、クラッシュテストにも合格したこところだ。全てが予定通りに進んでいる」とザク・ブラウンはコメント。

    「我々は2月23日にクルマを発表し、2月26日に初めてトラックで走行を行う」

    「シミュレーションで行っていることの全てが、昨年を通して我々が望んでいた位置まで来ている。シミュレーションで機能してもレースコースにでは機能しないこともあったが、昨年はより頻繁に機能してい。我々は強力なシーズンを迎えられると思っている」

  • 「マクラーレンは2018年に競争力を発揮する」とピレリのF1責任者

    「マクラーレンは2018年に競争力を発揮する」とピレリのF1責任者

    マクラーレンは、2018年に競争力のあるクルマを造り上げるはずだとピレリのF1責任者を務めるマリオ・イゾラは予想する。

    2015年にF1復帰したホンダとワークスパートナーシップを開始したマクラーレンだったが、初年度はコンストラクターズ選手権9位、2年目は6位、3年目は再び9位を表彰台争いに絡むことすらできず、昨年限りで契約を解消した。

    2018年、マクラーレンはルノーのカスタマーパワーユニットを搭載して上位争いへの返り咲きを目指す。

    F1にタイヤを単独供給するピレリのマリオ・オゾラは「今年の世界選手権は興味深いものになるだろう」と Marca にコメント。

    「昨年、フェラーリはメルセデスに非常に近づいていたし、レッドブルも多くの進歩を果たした。マクラーレンを含めた5~6チームが勝利を争うことを期待している」

    マリオ・イゾラは、マクラーレンの最大の資産のひとつがフェルナンド・アロンソの存在だと語る。

    「フェルナンドは間違いなく世界で最高のドライバーの一人だ。今年、彼は自分の実力を証明することができるだろう」

    「マクラーレンは多くの発展を遂げ、彼らに相応しい場所に戻ってくると確信している」

    マクラーレンは、2月23日(金)に2018年F1マシン『MCL33』をオンラインで発表。それ以前にフィルミングデーを利用してシェイクダウンを実施するとされている。