メルセデスのモータースポーツ責任者を務めるトト・ヴォルフは、F1オーストラリアGPでのニコ・ロズベルグの優勝をスキー事故で昏睡状態にあるミハエル・シューマッハに捧げた。
2014年シーズン開幕戦での優勝後、トト・ヴォルフは「この優勝は我々にとっても非常に特別な意味がある。この優勝を今週末我々全員が思いを寄せていたミハエルに捧げたい」と述べた。
「彼は彼らしく戦い続けるだろう。今日は我々の力を全て彼に送っている」

メルセデスのモータースポーツ責任者を務めるトト・ヴォルフは、F1オーストラリアGPでのニコ・ロズベルグの優勝をスキー事故で昏睡状態にあるミハエル・シューマッハに捧げた。
2014年シーズン開幕戦での優勝後、トト・ヴォルフは「この優勝は我々にとっても非常に特別な意味がある。この優勝を今週末我々全員が思いを寄せていたミハエルに捧げたい」と述べた。
「彼は彼らしく戦い続けるだろう。今日は我々の力を全て彼に送っている」

メルセデスが、F1オーストラリアGPの決勝レースで、ニコ・ロズベルグが優勝。メルセデスエンジンとして100勝目を達成した。ルイス・ハミルトンはマシントラブルでリタイアした。
ニコ・ロズベルグ (優勝)
「僕たちにとって素晴らしい1日だった。優勝でシーズンをスタートできたなんて信じられない。冬の間、クルマの製造に関わった全員に心からありがとうと言いたい。このような強いシルバーアローに乗ることをずっと夢見てきたけど、実現したようだね」
「レースでは全てが僕にとって完璧に進んだ。スタートは素晴らしかったし、最後まで攻めることができた。燃料消費も十分に管理できた。でも、今日は成功したが、まだすらなければならない仕事があるのはわかっている。週末の間、信頼性がまだ心配だったし、2台とも完走することができなかった。それを改善するために2週間ある。マレーシアをとても楽しみにしているし、明日またレースをしてもいいくらいだ!」
ルイス・ハミルトン (リタイア)
「今日のスタートはあまりいい感じではなかったし、パワーがかなり少なかった。だから、すぐに何か問題があることがわかった。5本のシリンダーしか点火していなかったようだ。僕はレースを続けたかったけど、安全策をとり、エンジンを守らなければならなかった。不運だったけど、これがレーシングだし、ここから巻き返せるだろう。僕たちには素晴らしいマシンとエンジンがあるし、ニコがはっきりと証明したように、今日のペースは本当に強かった。優勝した彼とチームにおめでとうと言いたい。僕たちにとって素晴らしい結果だ。もちろん、自分のレースにはがっかりしているけど、ファクトリーでこなした仕事量を考えると、大きな問題が起きたのはつらいことだ。でも、優勝、とかなり競争力があるという素晴らしい結果を出した。ここから学んで巻き返すつもりだ。今シーズンはまだとても長い」

メルセデスは、F1オーストラリアGPの予選で、ルイス・ハミルトンが1番手、ニコ・ロズベルグが3番手だった。
ルイス・ハミルトン (1番手)
「メルボルンのここまでは面白い週末になっている。トリッキーなコンディションによって予選は全員にとってかなり難しかったし、今日は本物のチャレンジだった。タイヤはギリギリだったし、どっちで走るべきかをわからないときもあった」
「ウェットで限界までクルマを走らせるのは初めてだったけど、素晴らしい感覚だったし、チームが行った仕事に本当に満足している。今日、ここでポールにいることは僕たちにとって素晴らしい結果だ。本当に楽しかったし、明日のレースを本当に楽しみにしている。メルセデス・ベンツにとってのF1での100回目のポールポジションを記録できたことをとても誇りに思う。2007年にデビューして以来、僕はメルセデスのエンジンとしか走ったことがない。メルセデスチーム全体が新しい規約のチャレンジに立ち向かうために驚くべき仕事をした。イギリス人ドライバーとして、ナイジェル(マンセル)のポールポジション記録に並べたこともスペシャルなことだ。僕のキャリアを通して一緒に働いてきた素晴らしい人々のおかげだ」
ニコ・ロズベルグ (3番手)
「本当にトリッキーな予選セッションだった。3番グリッドからのスタートは最善ではないけど、僕にとってはOKだ。良いレースカーがあるのはわかっているし、かなり自信がある。良いスタートをすれば、力強い結果を勝ち取る素晴らしいチャンスがあるはずだ。燃費とタイヤ摩耗はギリギリだろうし、とても面白いレースになるだろう」

メルセデスは、F1オーストラリアGP初日のフリー走行で、ルイス・ハミルトンがトップタイム、ニコ・ロズベルグが2番手タイムだった。
ルイス・ハミルトン (1番手)
「今日は本当に2つの半分ずつの一日だった。午前中にまったく走行時間を得られなかったのは残念だったけど、新車ではこのような躓きはあるものだし、それに慣れていかなければならない」
「遅れをとってしまったように感じたけど、P2ではかなり素早くペースを上げることができたし、比較的速いバランスを見つけることができた。クルマをかなり快適に感じているし、全体的にポジティブなスタートだったけど、これからデータを見て、僕たちがどの位置にいるか理解する必要がある。今日の2回目のセッションでは週末に向けて素晴らしい基盤を築くことができたと思うので、明日の午後のP3ではそれを基にできて、予選で僕たちがどの位置にいるか確認したい」
ニコ・ロズベルグ (2番手)
「今日クルマに戻ることができて本当に嬉しいし、僕たちが果たした進歩にとても満足している。いつもの金曜日のようにまだペース面で僕たちがどの位置にいるかはそれほどわからないし、他のみんなが僕たちのプログラムと比較してどれくらいの燃料で走っていたかもわからない。予想通り、ここは燃料が非常にタフになりそうだ。僕のステアリングホイールのスクリーンは各ラップの燃料ターゲットを示しているし、レースでもきとんと守らなければならない。全体的に僕たちにとってかなり良いスタートだったし、残りの週末を楽しみにしている」
関連:
・F1オーストラリアGP フリー走行2回目:ルイス・ハミルトンがトップタイム
・F1オーストラリアGP フリー走行1回目:フェルナンド・アロンソがトップタイム

レッドブルのチーム代表クリスチャン・ホーナーは、2014年のタイトルはメルセデス勢の戦いになると考えており、なかでもワークスチームのメルセデスは、メルボルンで2周差をつけて勝つかもしれないと予想する。
「ニコとルイスの二人が優勝候補だ。昨シーズン、彼らは平等なペアだったし、序盤を予測すれば彼らの間での戦いになるだろう」とクリスチャン・ホーナーはコメント。
「彼らは他のメルセデスを搭載したチームにバトルを仕掛けられるだろうし、それらが鎮まることはないだろう」
「メルセデスのレースシミュレーションを見れば、彼らがメルボルンで全員に2周差をつけてフィニッシュしても驚きではないだろう。彼らには大きなアドバンテージがある」
「ルイスについて我々が知っているのは、彼は非常に優秀で持って生まれた速さがあるということだ。彼は良いチームにいるし、彼はおそらくシーズンで優勝候補になっていくだろう」
「メルセデスを搭載するチームも良い状態にあると思う。我々は、どうだろうね」とクリスチャン・ホーナーは笑いながら述べた。
「去年よりも高いレベルの優勢を見ることになるかもしれない」
クリスチャン・ホーナーは、奮闘しているルノーのパワーユニットを搭載するRB10でのレッドブルの可能性を確信してはいないように聞こえるが、レッドブルは今シーズンを捨ててはいない。
「人々が我々を切り捨てたとしてお、それは彼らのチョイスだ」
クリスチャン・ホーナーは、2014年に“かなり急な山”を登ることになるが“挑戦していく”と主張。だが、現時点でのレッドブルのポジションは良くないと認めた。
危機的な状況の責任の多くはルノーに向けられているが、デザイナーを務めるエイドリアン・ニューウェイは、レッドブルはもっと賢くやれたかもしれないと認める。
「振り返れば、序盤に新車に全てのパワーを集中した方が賢かっただろう。8月の時点では誰も我々が2013年末までにあれほどリードしているとは思えなかった」
だが、レッドブルの優勢が終わることについて安堵の声も聞かれる。
ルイス・ハミルトンは「いろんな国で『昔はF1を観ていたけど、もう観ていない』と言う異なる国に会っていたよ」と述べた。
マクラーレンのジェンソン・バトンは、レッドブルの苦戦はF1にとって良いことだと同意する。
「そのように考えるのは悲しいことだけど、そうなっている。彼らはあまりに強すぎた」とジェンソン・バトンは述べた。
だが、クリスチャン・ホーナーは、メルセデスのアドバンテージによって、2014年は退屈になるだろうと考えている。
「プレシーズンテストで見たものを基に考えれば、彼らがメルボルンでライバルに2周差をつけてフィニッシュしても驚きではないだろう。
「彼らはより多く投資をし、より早くに投資をしていた。彼らは自分自身で良いポジションを得た」
クリスチャン・ホーナーは、2014年は“パワーユニット”が非常に重要だと主張。レッドブルは、ライバルのメルセデスやフェラーリと比較してわずかに不利だと述べた。
「シャシーとエンジンを分けて考えれば、我々のチームはメルセデスやフェラーリとは明らかにことなる」
レッドブルのオーナーであるディートリッヒ・マテシッツでさえ、2014年に順位表で上位勢の顔ぶれが変わるのは、F1に歓迎されると考えている。
「私の中に二つの心臓が動いている」とディートリッヒ・マテシッツは DPA通信 にコメント。
「ファンとしては再びよりエキサイティングになるのは嬉しいことだ。おそらく我々の優勢は終わった」
ディートリッヒ・マテシッツは、セバスチャン・ベッテルが、グリッドの新しいポジションに対処できると考えている。
「彼が現在の状況への対処に問題を抱えているとは思わない。全チームと同じように彼はチャレンジを受け入れている」
セバスチャン・ベッテルも「近年、僕たちは大きな成功を収めたし、多くのものを達成した。でも、それがそうは続かないことは常にわかっていた」

ルイス・ハミルトンが、2014年のF1開幕戦オーストラリアGPへの意気込みを語った。
ルイス・ハミルトン (メルセデス)
「オーストラリアGPはいつもエキサイティングなレースだし、ファンも素晴らしい。彼らはモータースポーツを愛しているし、あらゆるドライバーが楽しみにしているイベントだ。ドライバーとしてだけでなく、ファンとしても新しいシーズンに興奮している」
「ファンとしてはフィールドのいろんなところでオーバーテイクを見たいものだし、異なるレースウィナー、最後の最後までチャンピオンシップ争いを見たいものだ。今年の変更によってそれが起こることを期待している。今年のF1は見るべきだね! スポーツ内のいろいろな変化とチーム内で続いているハードワークによって、今年は僕たちの実力を本当に示せる一年になると信じている。それで僕たちのライバルから何かを奪えるわけではないし、いつものように倒すのは信じられないくらいタフだろうけど、成功するために必要なツールが揃っているように感じている。スタートするのが待ち切れない」

ニコ・ロズベルグが、2014年のF1開幕戦オーストラリアGPへの意気込みを語った。
ニコ・ロズベルグ (メルセデス)
「いつもシーズン開幕戦を楽しみにしている。メルボルンは素晴らしい都市だし、オーストラリアは至る所が刺激的な国だ。シーズンをスタートするには素晴らしい都市だし、いつも多くのファンが来てくれる。ファンは信じられないくらいフレンドリーでリラックスしているけど、F1にとても熱心で夢中になっている。食べ物も本当に最高だ!」
「今年は、バーレーンの最終テスト後、シミュレーターでの最後の準備のためにブラックリーのファクトリーに戻り、そこからまっすぐメルボルンに来た。全体的に、僕たちの冬のテストプログラムは予想よりうまくいったと思う。そうは言っても、開幕戦が僕たちがライバルに対してどれくらい良いかを判断する本当の機会だ。プレシーズンは全てを物語るわけではない。特に今年は新しいレギュレーションがあるからね。シーズンが進むのを本当に楽しいにしているし、再びクルマに戻るのが待ち切れない」

2014年のF1開幕戦を控え、F1パドックではメルセデスが圧倒的な優勝候補に挙げられている。
メルセデスのパワーユニットを搭載するフォース・インディアのニコ・ヒュルケンベルグは「メルセデスとウィリアムズはとても強そうだね」と Auto Motor und Sport にコメント。
「彼らは際立っている。マクラーレンも速いね」
「現時点では、メルセデスチームがちょっと前にいる」
メルセデスのカスタマーチームであるマクラーレン、ウィリアムズ、フォース・インディアは、V6ターボエンジンのF1新時代で明らかに大当たりしているようにみえる。
「現時点ではその通りだね」とニコ・ヒュルケンベルグも認める。
「でも、僕たち全員、F1シーズンがいかに長いかを知っている。様子をみてみよう」
「バーレーンの最終日ではフェラーリが力強いラップタイムを叩き出していたし、レッドブルの(ダニエル)リカルドも1分35秒台を出していた」
「レッドブルは遅かれ早かれ問題を解決してくると思っている」
昨年11位でシーズンを終えたウィリアムズだが、メルセデスエンジンに変更した今年はダークホースとして優勝候補に浮上している。
レッドブルのヘルムート・マルコは「メルセデスほどの速さはないが、ウィリアムズはテストで問題もなく、常に速かった」とコメント。
メルセデスの非常勤取締役を務めるニキ・ラウダは、メルセデスが同社のカスタマーチームによって苦しめられる可能性があると述べた。
「ウィリアムズがメルセデスを倒すこともあり得る」とニキ・ラウダはコメント。
「我々のカスタマーは、我々にとって非常に重要だ。彼らが我々を倒すことがあれば、良いモチベーションになるし、非常に建設的な競争でもある」
控えめな冬を過ごしたフェラーリのルカ・ディ・モンテゼーモロ会長は、メルボルンの結果を予想するのは早過ぎると述べた。
「何台が開幕戦を完走できるか見てみようではないか」と La Gazzetta dello Sport はジュネーブモーターショーで述べた。
実際、フェラーリは冬の間は信頼性に注力していており、実際のレースではまだ若干のパフォーマンスを残りしていると噂されている。
メルセデスのモータースポーツ責任者を務めるトト・ヴォルフは「我々は慎重だ」と APA通信 にコメント。
「クルマのポテンシャルを完全に明かしていないチームもいる」
「レッドブルとフェラーリが非常に強い競争相手であることは疑いのないことだ」
「フォース・インディアとウィリアムズにも十分にレースで勝てる速さがある」
「面白くなりそうだね!」

ヴィタリー・ペトロフが、2014年にメルセデスからDTMに参戦することが決定した。
2013年にF1シートを失ったヴィタリー・ペトロフは、1月にアルガルベでメルセデスのCクラスクーペをテストしていた。
「目の前に急な学習曲線があるのはわかっているけど、僕はチャレンジが大好きだし、快くそれを受け入れている」とヴィタリー・ペトロフはコメント。
「ポルティモアでの初テストでは、チームと初対面し、クルマの雰囲気を掴むことができた。僕にとって自分の生かせるようにするためには非常に重要なことだ」
メルセデスはまだどのチームでヴィタリー・ペトロフを走らせるかは発表していない。
2014年は、2010年のチャンピオンでかるポール・ディ・レスタがメルセデスに復帰。ゲイリー・パフェットとダニエル・ジュンカデラが残ることも決定している。
メルセデスのモータースポーツ責任者トト・ヴォルフは、DTMで初のロシア人ドライバーーとなるヴィタリー・ペトロフが、ロシアでのDTMの人気向上に役立つと考えている。
「彼は我々のチームの貴重なメンバーになると確信している」とトト・ヴォルフはコメント。
「ヴィタリーは、彼の国を代表する素晴らしいスポーツマンであり、とりわけF1で表彰台フィニッシュを飾るなど、すでにその実績で能力を示している」
「特にロシア市場において、彼はメルセデス・ベンツにとって素晴らしい強みでもある」

メルセデスは、2015年にホンダにパワーユニットを変更するマクラーレンに対して、今年はエンジンパートナーというよりも完全なライバルとしてみなすことになると警告した。
2014年のパワーユニットが初テストを終え、ジェンソン・バトンは、メルセデスのパワーユニットを搭載するチームに協力を続けるように求めているが、シーズンが進んでくればそのような状況は変わってくることになりそうだ。
メルセデスのエグゼクティブディレクターを務めるトトヴォルフは、現時点ではより大きな利益のためにマクラーレンと協力しているが、そのスタンスは変わっていくことをほのめかした。
「我々のライバルのひとつを阻止することは理像的な状況だとは思っていないのは確かだ」
「だが、このようなシーズン初期の段階では、我々全員がパワーユニットを信頼性を持たせ、パフォーマンスを発揮させるという共通の短期的な目標がある」
「我々全員が情報交換し、同じ短期的な目標を共有することは歓迎されることであり、パワーユニットを持続させ、速くさせる」
「シーズンがどのように展開していくかだ。その関係の日々の管理は明らかに変わっていくだろう」
メルセデスは、ホンダに技術的な知識が流出しないようにすでに処置をとっていると述べた。
メルセデスは、関与する必要のないエンジンのセンシティブな作業からマクラーレンのエンジニアを遠ざけている。
だが、トト・ヴォルフは関係はそれほど難しくなるとは考えておらず、マクラーレンの成功の望みを妨げるとは思っていない。
「結局のところ、我々はトラック上ではライバルだ」
「まだパワーユニットの開発において共有できるかなりの量の知識がある。だが、彼らはホンダにスイッチするので、情報交換したくない知識もかなりある」
「だが、今年彼らは強いと思っている」