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  • F1メキシコGP 初日フリー走行:11番手以下ドライバーコメント

    F1メキシコGP 初日フリー走行:11番手以下ドライバーコメント

    2025年F1メキシコGP初日のフリー走行で11番手以下だったドライバーのコメント。10月24日(金)にエルマノス・ロドリゲス・サーキットで2025年のF1世界選手権 第20戦 メキシコグランプリのフリープラクティスが行われた。

    中団グループでは、リアム・ローソン(レーシングブルズ)が11番手につけ、チームメイトのアイザック・ハジャー(14番手)を上回った。マクラーレンのオスカー・ピアストリはセットアップに苦戦しながらも12番手を記録し、ハースのエステバン・オコンはアップデートの効果に手応えを語った。

    ザウバー勢は15番手と16番手に並び、両ドライバーがロングラン重視のプログラムを実施。アルピーヌのフランコ・コラピントとピエール・ガスリーは後方に沈み、ウィリアムズのアレクサンダー・アルボンは終盤に壁に接触しかける場面もあった。高地特有の難しいコンディションの中で、各チームは明日の予選に向けた改善に取り組んでいる。

    11番手:リアム・ローソン(レーシングブルズ)
    「標高が高く、滑りやすくてグリップの低いサーキットなので本当に難しかった。でもマシンの状態は悪くない。FP1を走っていないドライバーが多かったから、FP3でしっかり仕上げる必要がある。路面はさらに良くなるはずだし、予選までに最適なパッケージを見つけたい。」

    12番手:オスカー・ピアストリ(マクラーレン)
    「今日は悪くはなかったけど、FP2は少し乱れた。簡単に改善できる部分もあると思うので、明日に向けてしっかりまとめたい。いい予選にしたいね。」

    13番手:エステバン・オコン(ハース)
    「面白い一日だった。いろいろなことを試してクルマについて多くを学んだ。全体的には良い方向に進んでいる。戦略面で正しい判断を下し、予選で自信を持って臨みたい。アップデートは確実に正しい方向に進んでいると思う。」

    14番手:アイザック・ハジャー(レーシングブルズ)
    「今日は厳しい金曜日だった。タイヤ選択の判断自体は正しかったと思う。新品のソフトを明日に残しているのが鍵になるはずだ。ミッドフィールドは非常に僅差で、ショートランではまだ少し足りない。今夜チームとしっかり分析して明日に備える。」

    15番手:ガブリエル・ボルトレト(ザウバー)
    「メキシコで走るのは初めてだったけど、普段とは全く違うコンディションだった。特に序盤はグリップが低くて難しかったけど、挑戦としては楽しかった。FP2ではソフトでラップをまとめきれなかったけど、バランスに関する良い情報を得られた。マシンのポテンシャルはもっとある。ここからさらに積み上げていきたい。」

    メキシコグランプリ 2025年のF1世界選手権

    16番手:ニコ・ヒュルケンベルグ(ザウバー)
    「普通の金曜日だった。FP1は順調だったけどFP2は少し荒れていた。まだパフォーマンスを引き出す余地がある。今夜しっかり分析して最適化を進める。全体としては悪くない1日だったし、予選ではトップ10を狙えると思う。」

    17番手:オリバー・ベアマン(ハース)
    「FP1を走っていなかった分リズムをつかむのが難しかったけど、FP2では悪くなかった。特にロングランでは前進できた。ショートランはまだ改善が必要だ。前回ここで走った2023年と比べてマシンは良くなっている。アップデートの効果をさらに引き出せるよう今夜作業する。」

    18番手:フランコ・コラピント(アルピーヌ)
    「このユニークなサーキットで走るのは楽しかった。悪くない金曜日だったと思う。いくつかの縁石やバンプで不安定さを感じたが、全体的には良い方向に進んでいる。ロングランではいい感触を得たので、日曜に向けて役立つはずだ。」

    19番手:アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ)
    「今日はセットアップに少し苦戦した。路面がとても滑りやすくて、スピードを上げるまでに時間がかかった。ソフトでのアタックで壁に接触しかけたが、大事には至らなかった。今夜しっかり見直して、明日はもう少し良い位置に行きたい。」

    20番手:ピエール・ガスリー(アルピーヌ)
    「今日はFP1をポールが走った。彼は良い仕事をしてくれたし、有益なデータを持ち帰ってくれた。FP2ではマシンの感触が普段と違って、かなり苦戦した。グリップがまったくなく、シーズンの中でも特に難しいセッションだった。理想的なスタートではないが、チームで改善して明日に備えたい。」

  • F1メキシコGP フリー走行3回目 展開:角田裕毅9番手 ノリスが首位奪還

    F1メキシコGP フリー走行3回目 展開:角田裕毅9番手 ノリスが首位奪還

    2025年F1メキシコGP フリー走行3回目ではマクラーレンのランド・ノリスがトップタイムを記録。2番手のルイス・ハミルトンに0.345秒差をつけ、コンストラクターズ王者としての意地を見せた。

    選手権首位のオスカー・ピアストリは5番手に留まり、チーム内の勢いはノリス側に傾いている。トップ6には4チームが入り、上位勢の僅差バトルが予選への期待を高めた。

    マクラーレン勢の明暗:ノリスが圧巻のラップで首位、ピアストリは後退
    ノリスは中盤セクターで2度の紫セクターを刻み、最終コーナーまで完璧なラップをまとめて1分16秒633を記録。これが最終的なFP3最速となった。一方、ピアストリは1分17秒232で5番手。チームメイトとの差は約0.6秒に広がり、「ソフトでのアタックを決め切れなかった」と無線で悔しさを滲ませた。週末序盤の勢いを取り戻せず、予選に向けて修正が急務だ。

    フェラーリ&メルセデスが上位に割り込み タイトル争いに緊張感
    ハミルトン(フェラーリ)が2番手、ラッセル(メルセデス)が3番手で続き、両陣営がマクラーレンとレッドブルの間に割って入る。シャルル・ルクレールも4番手と健闘し、赤いマシンはショートランでの速さを取り戻した。アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)は7番手につけ、安定したペースを維持。「週末ベストの金曜日だった」との言葉どおり、チーム全体の仕上がりは上向いている。

    レッドブルは苦戦 フェルスタッペン6番手、角田裕毅9番手
    フェルスタッペンはFP2最速から一転、FP3では1分17秒242で6番手。中盤セクターは依然として速いが、最終セクターでロスしてトップとの差は0.6秒。チームメイトの角田裕毅も9番手に留まり、両者は異なるリアウイング仕様を比較テスト。高速ストレートでの安定性と低速域でのグリップをどう両立させるかが課題となった。ローラン・メキース代表のもと、2台の空力アプローチが予選セットアップの鍵を握る。

    ハジャーが再び上位、レーシングブルズが中団をリード
    アイザック・ハジャー(レーシングブルズ)は1分17秒396で8番手を獲得。序盤はトラフィックに阻まれたが、2回目のアタックでセクター1・2を紫に染める力走を披露。チームメイトのリアム・ローソンは11番手と僅差で続き、2台揃って中団上位を確保。前日のロングランでも安定感があり、土曜午後のQ2進出は現実的な目標圏内にある。

    アルボンとサインツJr.がミス多発、ウィリアムズは不安定な挙動
    カルロス・サインツJr.とアレクサンダー・アルボンはいずれもターン4でロックアップを喫し、芝生エリアへコースオフ。アルボンは「パワーが出ない」と無線で訴え、設定変更で回復したものの、2度のアタックを中断。チームはセットアップ変更により、マシン挙動が「非常にナーバス」になったと説明。高速コーナーでのグリップ不足が明確となった。

    アストンマーティンはアロンソにトラブル発生
    フェルナンド・アロンソはフロント右の不具合でピットに留まり、ソフトタイヤでのアタックを実施できず。チームは「修復を試みたが再出走は難しい」と発表。ランス・ストロールは13番手につけたが、マシンバランスの改善には至らず。週末を通じてグリップ不足に苦しむ状況が続いている。

    次への焦点:上位勢6台が0.6秒以内、予選は大混戦必至
    マクラーレンが主導権を握った一方で、メルセデスとフェラーリも十分な手応えを得ており、上位6台がわずか0.6秒差に収まる接戦。気温の高いメキシコシティでは、タイヤの二周目アタックも可能と判明しており、Q1からの戦略が鍵を握る。レッドブルが巻き返せるか、それともマクラーレンがタイトル争いの流れを再び引き寄せるか──予選は波乱の幕開けとなりそうだ。

    F1 アメリカGP フリー走行3回目 結果・ラップタイム

    1.ランド・ノリス(マクラーレン) – 1分16秒633
    2.ルイス・ハミルトン(フェラーリ) – 1分16秒978
    3.ジョージ・ラッセル(メルセデス) – 1分17秒145
    4.シャルル・ルクレール(フェラーリ) – 1分17秒199
    5.オスカー・ピアストリ(マクラーレン) – 1分17秒232
    6.マックス・フェルスタッペン(レッドブル) – 1分17秒242
    7.アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス) – 1分17秒253
    8.アイザック・ハジャー(レーシングブルズ) – 1分17秒396
    9.角田裕毅(レッドブル) – 1分17秒415
    10.ガブリエル・ボルトレト(ザウバー) – 1分17秒526
    11.リアム・ローソン(レーシングブルズ) – 1分17秒552
    12.エステバン・オコン(ハース) – 1分17秒574
    13.ランス・ストロール(アストンマーティン) – 1分17秒598
    14.ニコ・ヒュルケンベルグ(ザウバー) – 1分17秒664
    15.カルロス・サインツJr.(ウィリアムズ) – 1分17秒801
    16.アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ) – 1分17秒994
    17.オリバー・ベアマン(ハース) – 1分18秒046
    18.ピエール・ガスリー(アルピーヌ) – 1分18秒412
    19.フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン) – 1分18秒581
    20.フランコ・コラピント(アルピーヌ) – 1分18秒611

  • F1メキシコGP FP2 ハイライト動画:フェルスタッペン最速 角田裕毅7番手

    F1メキシコGP FP2 ハイライト動画:フェルスタッペン最速 角田裕毅7番手

    2025年F1 メキシコGP フリー走行2回目のハイライト動画。10月24日(金)に エルマノス・ロドリゲス・サーキットで2025年のF1世界選手権 第20戦 メキシコグランプリのフリープラクティスが行われ、マックス・フェルスタッペンが最速タイムを記録し、金曜日を首位で終えた。

    FP1を欠場したフェルスタッペンは、午後のセッションでトップタイムを叩き出した。

    フェルスタッペンは、FP1でルーキーのアービッド・リンドブラッドにシートを譲っていた9人のドライバーのひとりだったが、午後のセッションでステアリングを握り、1分17秒392を記録して最速となった。

    2番手にはシャルル・ルクレール(フェラーリ)、3番手にはアンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)が続いた。マクラーレン勢ではランド・ノリスが4番手につけた一方で、ドライバーズ選手権首位のオスカー・ピアストリはフェルスタッペンのレッドブルに0.840秒遅れの12番手に終わった。

    角田裕毅(レッドブル)は、午前のFP1から引き続き走行し、堅実なプログラムをこなしながらマシンのバランスを確認。チームメイトのフェルスタッペンがトップに立つ中、データ収集とロングランでの安定性に重点を置いた一日となった。

    動画の公開は終了しました
  • ランド・ノリス F1メキシコGP初日「バランスがめちゃくちゃだった」

    ランド・ノリス F1メキシコGP初日「バランスがめちゃくちゃだった」

    マクラーレンのランド・ノリスは、F1メキシコGP初日のフリー走行を終えて「マシンのバランスが少しめちゃくちゃだった」と語り、トップのマックス・フェルスタッペンに0.25秒以上離されたことを認めた。

    ノリスはフリー走行2回目(FP2)で4番手。フェルスタッペン(レッドブル)、シャルル・ルクレール(フェラーリ)、キミ・アントネッリ(メルセデス)に次ぐ順位で初日を終えた。

    FP1ではルーキードライバーのパト・オワードにシートを譲っており、自身の走行はFP2からスタート。しかしセッション中盤に発生したパワーサージの問題もあり、レッドブル勢のペースに迫ることはできなかった。

    「マシンのバランスがちょっと全体的にめちゃくちゃなんだ」とノリスはFP2後に語った。「ここ数戦と同じで、今は1周の速さに苦労している。僕たちは懸命に取り組んでいるし、できる限りのことを試している。今夜何が見つかるか見てみようと思う」。

    ノリスはFP2でフェルスタッペンには及ばなかったものの、チームメイトのオスカー・ピアストリを大きく上回り、彼は12番手に終わった。ピアストリとの差は0.840秒と明確だった。

    ドライバーズ選手権では、ノリスはピアストリに14ポイント差で追う立場だが、初日は優位な滑り出しを見せた。

    「全体的には悪くなかったと思う。かなり早くスピードをつかめたし、最初のラップは良くて、2回目のラップではさらに一歩前進できた」とノリスは続けた。

    「すぐに限界を見つけた感じだったけど、その限界が僕たちを少し止めている感じだ。悪い日というわけではないけどね。普段は金曜日がとても良くて、土曜日にみんなが追いついてくるんだけど、今回はすでに少し後れを取っている。だから今夜はやるべきことがたくさんある」。

    ランド・ノリス(マクラーレン) F1 メキシコグランプリ

    マクラーレンの課題:単発ペースの再構築が急務
    マクラーレンはここ数戦、単発ペースの不安定さが続いている。特にローダウンフォース仕様でのバランス維持が難しく、FP2でもノリスはフロントエンドの不安定さを訴えた。
    FP1を欠いたことでセットアップ調整の時間も限られたが、それでもレースペース自体は悪くない兆しを見せており、決勝では再び上位争いが期待できる。

    メキシコ特有の高地環境で空力効率が落ちる中、マクラーレンがどこまでリアの安定性を取り戻し、フェルスタッペンに迫るかが土曜の焦点となる。

  • F1メキシコGP ピレリ初日総括:フェルスタッペン首位も路面進化に注目

    F1メキシコGP ピレリ初日総括:フェルスタッペン首位も路面進化に注目

    マックス・フェルスタッペンは週末に向けた決意を明確に示し、メキシコシティGP初日のプラクティスを終えた時点で、アウトドローモ・エルマノス・ロドリゲスで最速タイムを記録した。

    レッドブル・レーシングのフェルスタッペンは、1分17秒392というベストタイムを叩き出し、初回セッションで最速だったフェラーリのシャルル・ルクレールが0秒153差の2番手。メルセデスのキミ・アントネッリが0秒174差の3番手で続いた。

    ドライバーズタイトルを争う2人のライバル、マクラーレンのランド・ノリスとオスカー・ピアストリは、それぞれ4番手と12番手で初日を終えた。

    この日のサーキットでの動き
    記録的な9名のルーキードライバーがFP1に参加した。フレデリック・ベスティ(メルセデス)、パトリシオ・オワード(マクラーレン)、岩佐歩夢(レーシングブルズ)、アントニオ・フオコ(フェラーリ)、ルーク・ブラウニング(ウィリアムズ)、ポール・アロン(アルピーヌ)、平川亮(ハース)、ジャック・クロフォード(アストンマーティン)、そしてアービッド・リンドブラッド(レッドブル・レーシング)であり、このうちリンドブラッドが6番手と最も速かった。唯一ザウバーのみが通常のレースドライバー2名で最初の1時間を走行した。

    彼らと経験豊富なドライバーたちは、標高による独特な課題に直面した。低ダウンフォース、汚れた路面による低グリップ、そして昨年のFP1より6度高い路面温度などである。

    ハジャー、オコン、ヒュルケンベルグはミディアムタイヤで走行を開始し、他のドライバーはハードタイヤを選択した。最初のセッションでは、トラックがまだ“グリーン”(ラバーが乗っていない)状態であったため、各チームはより柔らかいコンパウンドの使用を避け、主にC2タイヤが使われた。一方、1日の終わりには、ミディアムのC4タイヤが全ドライバーの総周回数の37%を占め、ロングランペースの評価に使用された。

    全ドライバーがベストタイムを記録するために使用したソフトタイヤは総周回数の34%を占め、残りはC2が担った。例年どおり、このイベントでは今後2日間でトラックがラバーで覆われていくにつれてラップタイムが大きく改善されると見られており、昨年フェラーリのカルロス・サインツが記録した1分15秒946のポールタイムには、まだ差がある。

    メキシコグランプリ 2025年のF1世界選手権

    シモーネ・ベッラ(ピレリ チーフエンジニア)のコメント
    「このサーキットのグリップレベルはシーズン全体の中でも最も低い部類に入る。今日のセッションでは、週末に向けて事前に収集したデータがほぼ確認された。年間を通してほとんど使用されないサーキットであるため、路面は非常に埃っぽく、今後2日間で大きなトラックエボリューション(路面の改善)が見込まれる。サポートレースの開催と、雨の予報がないこともそれを後押しするだろう。

    ハードコンパウンドはFP1で多く使用され、トラックコンディションの影響を最も受けたものの、依然として効果的であることが確認された。2種類の柔らかいコンパウンドは、日中の早い時間からその優位性を示しており、気温が35℃まで下がったFP2ではさらに性能を発揮した。

    それでも、第2セッションでも多くのドライバーが無線でグリップ不足を訴えており、その主な原因はアスファルトの状態にある。これはラップタイムにも表れており、第2セッションでは約1秒の改善が見られたとはいえ、依然として昨年のサインツのポールタイムには遠く及ばない。

    今年のタイヤのメカニカルな耐久性の向上は、メキシコシティでこれまで頻繁に見られたグレイニング(ささくれ状の摩耗)が発生しなかったことからも確認できる。タイヤのデグラデーション(劣化)はすでに管理しやすく、決勝日までにさらに改善される見込みだ。

    グランプリに関して言えば、現時点では1ストップ戦略が最も現実的だ。ミディアムタイヤが主軸となり、残る2種のいずれかと組み合わせることになる。ハードかソフトのどちらを選ぶかは、イエローバンドのミディアムで最初のスティントをどれだけ引き延ばせるか、そして路面温度やトラックエボリューションの進行状況によって決まるだろう。」

  • アイザック・ハジャー F1メキシコGP初日「新品のソフトを明日に残している」

    アイザック・ハジャー F1メキシコGP初日「新品のソフトを明日に残している」

    レーシングブルズのアイザック・ハジャーは、2025年F1メキシコGP初日のフリー走行で14番手につけた。

    メキシコ・シティの高地コンディションの中、ローダウンフォース仕様で走行しながら、データ収集とセットアップ確認に注力した。

    「今日は厳しい金曜日だった。タイヤ選択の判断自体は正しかったと思う」とハジャーはコメント。

    「新品のソフトを明日に残しているのが鍵になるはずだ。ミッドフィールドは非常に僅差で、ショートランではまだ少し足りない。今夜チームとしっかり分析して明日に備える。」

    チームはFP1で岩佐歩夢が走行し、2台分のデータを比較検証。ハジャーはロングランでの安定性を確保しながら、明日の予選に向けて「上位に迫るための余地はある」と語った。

    アイザック・ハジャー(ビザ・キャッシュアップ・RB・フォーミュラワン・チーム) メキシコグランプリ

  • 角田裕毅 F1メキシコGP初日に充実感「マシンの強みを伸ばせる」

    角田裕毅 F1メキシコGP初日に充実感「マシンの強みを伸ばせる」

    レッドブル・レーシングの角田裕毅は、2025年F1メキシコGP初日のフリー走行を終えて「全体としてとてもいい一日だった」と手応えを語った。

    FP1では8番手、続くFP2では7番手につけ、2セッションを通して安定した走りを披露した角田裕毅は「この金曜日にはかなり満足しています」とコメント。

    「FP1とFP2を通してこれほど一貫した感触があったのは久しぶりなので、全体的にとてもいい一日でした」

    「もちろん、ロングランとショートランの両方で改善できる部分はありますが、土曜日に向けていい位置につけていると思いますし、これまでの金曜日よりも良い状態にいると感じています」

    「明日はさらにパフォーマンスを引き出すために最適化すべき点をいくつか見直しますが、全体としてバランスは悪くありませんでした。ただ、いくつかの面では苦戦しましたが、このサーキットでは想定の範囲内です。その間のバランスをうまく取ることができれば、予選と日曜日に向けてマシンの強みを確実に伸ばせると思います」

    チームはマックス・フェルスタッペンのマシンに改良型フロアを投入し、角田裕毅のマシンにも新仕様のフロントウイングを導入。角田は高地特有のコンディションに対応しながらも、確かな進化を感じ取っており、週末に向けてさらなる上位進出を狙う。

    角田裕毅 メキシコGP F1

  • F1メキシコGP初日 ルーキー9名がFP1出走 各ドライバーが課題と手応え語る

    F1メキシコGP初日 ルーキー9名がFP1出走 各ドライバーが課題と手応え語る

    2025年F1メキシコGPのフリー走行1回目(FP1)では、9名のルーキードライバーが出走義務消化セッションとしてステアリングを握った。アービッド・リンドブラッド(レッドブル)が6番手と最上位につけ、母国で走行したパト・オワード(マクラーレン)やフレデリック・ベスティ(メルセデス)らが続いた。

    それぞれが短い1時間の走行で限られた時間の中、チームのテストプログラム消化とデータ収集を担当。初走行となるメキシコの高地コンディションに苦戦しながらも、今後のF1キャリアに向けた貴重な経験を得た1日となった。

    アービッド・リンドブラッド(レッドブル)
    アービッド・リンドブラッド(レッドブル) メキシコグランプリ
    1:18.997 / 6番手
    「今日はかなり良かったと思う。簡単ではなかったし、序盤はハードタイヤで走ったときにかなりダスティで氷の上を走っているような感じだった。できるだけミスを減らすようにして、マシンを無事に戻せて良かった。僕としてはいい走行だったと思うし、チームに良いフィードバックをすることを意識していた。いくつかセットアップを試していて、走行プランも裕毅のものとあまり変わらなかった。同じタイミングでソフトタイヤを履いたけど、僕は黄旗で少し乱れたからもう1回走った。今日は特に緊張していた。マックスがチャンピオン争いをしている状況だから、絶対にミスをしてはいけなかった。でも一度バイザーを下げて走り出したら大丈夫だった。マシンは速かったけど、もっと良くできたといつも思う。全体的に満足しているし、チームのためにデータを集めて正しい方向に導けるように努力した。それができたと思う。マックスのマシンを走らせることができて本当に光栄だったし、彼がいい週末を過ごせることを願っている。」

    パト・オワード(マクラーレン)
    パト・オワード(マクラーレン) メキシコグランプリ
    1:19.680 / 13番手
    「母国のメキシコで再び走ることができて本当に特別だった。ファンの情熱と熱気がすごくて、まるでホームに帰ってきたような気分だった。チームのみんなに感謝したい。今日予定していたプログラムをすべてこなせたし、ランドとオスカーのタイトル争いをサポートできてうれしかった。この経験を心から楽しんだ。週末をいい形で締めくくってくれると信じている。」

    フレデリック・ベスティ(メルセデス)
    フレデリック・ベスティ(メルセデスAMG・ペトロナス・モータースポーツ) メキシコグランプリ
    1:19.689 / 14番手
    「今日は再びW16のステアリングを握れて最高だった。ジョージ、キミ、バルテリと一緒にシミュレーターで何千時間も作業してきたので、こうして実車を走らせる機会は本当に貴重だった。バーレーンに続いて2度目のFP1走行を経験できて素晴らしかった。周回は安定していて、チームとして予定していたプログラムをすべて完了できた。もちろんもっと多くの周回を走ってタイムを出したかったけれど、自分の仕事にはとても満足している。今日得たものを使って、残りのシーズンでチームを支えていきたい。」

    ポール・アロン(アルピーヌ)
    ポール・アロン(アルピーヌF1チーム) メルセデスAMG・ペトロナス・モータースポーツ
    1:19.862 / 15番手
    「まず、FP1で走らせてもらったチームに心から感謝したい。メキシコシティは標高が高くて本当に難しいサーキットだけど、そうした環境でこのマシンを体験できて貴重だった。グリップが低く、周回を重ねるごとに自信をつけていく必要があった。交通量も多くてラップが影響を受けたけれど、それは予想通りだった。目的はチームを助け、いくつかのセットアップ項目を試し、良いフィードバックを提供することだった。その点では成功だったし、自分の成長にもつながるセッションになった。」

    平川亮(ハースF1チーム)
    平川亮(ハースF1チーム) メキシコグランプリ
    1:20.073 / 16番手
    「いつも通り、この機会をいただいたMoneyGram Haas F1 TeamとTOYOTA GAZOO Racingに感謝しています。ここメキシコは20台が走る短いサーキットで渋滞が多く、セッションはかなり忙しかったです。オートドロモ・エルマノス・ロドリゲスを走るのは初めてでしたが、計画していたプログラムを問題なく完了できて満足しています。チームが進もうとしている方向性は理解できていますし、私もそれに合わせられていると感じています。次にアブダビでまた走るのが今から楽しみです。」

    岩佐歩夢(レーシングブルズ)
    岩佐歩夢(ビザ・キャッシュアップ・RB・フォーミュラワン・チーム) メキシコグランプリ
    1:20.153 / 17番手
    「今日は良いプログラムとセットアップで臨めて、セッションを通して多くの周回を走ることができましたので、私にとってもチームにとっても良い走行だったと思います。このサーキットは交通が多くて難しいのですが、ここを走るのも今年のマシンを走らせるのも初めてで、新しい経験をたくさん得られました。チームやエンジニアの皆さんから多くのサポートをいただき、シミュレーターとの違いも実感できました。今日の経験は今後のシミュレーター作業にも必ず役立つはずです。次の機会があれば、さらに良い走りをお見せできるように頑張ります。」

    ルーク・ブラウニング(ウィリアムズ)
    ルーク・ブラウニング(ウィリアムズ・レーシング) メキシコグランプリ
    1:20.310 / 18番手
    「FW47を再び走らせることができて本当に楽しかった。このサーキットは初めてだったので、周回を重ねながら少しずつ学んでいった。ハードタイヤではルーキー勢の中で最も速かったので良かったと思う。ミディアムでは少し苦戦して、残念ながらソフトでは走れなかったけど、ロングランは良い感触だった。これが日曜のレースにもつながると思う。今は残り2戦のF2に集中して、アブダビでタイトルを決めたい。」

    ジャック・クロフォード(アストンマーティン)
    ジャック・クロフォード(アストンマーティン・コグニザント・フォーミュラワンチーム) メキシコグランプリ
    1:20.371 / 19番手
    「初めての正式なF1セッションをすごく楽しめた。1時間の走行で予定していたプログラムをすべて完了できた。いくつかの新しいアイテムを試し、シミュレーターとの整合を確認するのが主な目的だった。多くの周回をこなしてすぐにスピードにも慣れたと思う。今はF2が2か月の休みに入っているので、このタイミングでF1マシンに戻れたのはとても良い経験になった。」

    アントニオ・フオコ(フェラーリ)
    アントニオ・フオコ(スクーデリア・フェラーリ) メキシコグランプリ
    1:20.854 / 20番手
    「今日は本当に特別な日だった。イタリア人として、フィジケラが最後にフェラーリを走らせてから16年後にこのステアリングを握ることができて、とても誇りに思う。チーム全員に心から感謝したい。1周1周、すべての瞬間を楽しんだ。ラップタイムを追うのではなく、できるだけ多くのデータを収集して、シミュレーター作業の良い基準点を得ることが目的だった。サポートと情熱を見せてくれたチームのみんなに心から感謝する。きっとこのメキシコでの一日は一生忘れない。」

  • F1メキシコGP:木曜会見 Part.2 – サインツ、アントネッリ、ヒュルケンベルグ

    F1メキシコGP:木曜会見 Part.2 – サインツ、アントネッリ、ヒュルケンベルグ

    メルセデスのキミ・アントネッリ、ウィリアムズのカルロス・サインツJr.、そしてキック・ザウバーのニコ・ヒュルケンベルグが、2025年F1メキシコGP木曜会見の第2部に登場した。

    アメリカGPでのクラッシュを巡る議論から、中団勢のコンストラクターズ争い、そして来季に向けた抱負まで、3人が率直な言葉で語り合った。タイトル争いが白熱する中、経験豊富なヒュルケンベルグと若手アントネッリ、移籍後に好調を続けるサインツの見解が交錯した。

    Q:ヒュルケンベルグ、まずはアメリカGPについて伺います。スプリントでは不運もありましたが、全体的にとても強い週末でした。どのようにしてあのパフォーマンスを引き出したのか教えてください。

    ニコ・ヒュルケンベルグ: ああ、そういう週末ってあるんだよね。最初のフリー走行の1周目からマシンがすごくいい状態にあって、すべてがかみ合った感じだった。こういうことはたまに起きるけど、起きたときは気持ちいいよ。もちろんすごく満足しているし、日曜に結果を持ち帰れたのも嬉しい。土曜のターン1の連鎖的な接触は残念だったけど、全体的にはポイントを取れてハッピーだ。今週も同じようにうまくいけばいいけど、どうなるかはわからない。

    Q:その自信は今週にもつながりますか?高地メキシコでマシンはうまく機能すると思いますか?

    ヒュルケンベルグ: 正直、わからないね。先週の良い流れがあるのは確かだけど、それがここで保証になるわけじゃない。結局はもう一度マシンとリズムを合わせ、タイヤとセットアップの正しいウインドウを見つけなければならない。明日コースに出て、最初の数周を走ってからだね。

    Q:コンストラクターズ選手権でアストンマーティンとは10ポイント差です。残りのレースでその戦いをどう見ていますか?

    ヒュルケンベルグ: どちらが優位ということはないと思う。中団は本当に接戦で、週末やサーキットによって微妙に変わる。予選の1周やその日の調子で結果が決まることも多い。でもまだ十分チャンスはある。僕たちにも他のチームにもね。大事なのはクリーンでいい週末を過ごして、チャンスを最大限に生かすことだ。

    Q:ありがとうございます。カルロスとキミ、あなたたちもようこそ。まず、先週末の件はもう問題ないですか?

    カルロス・サインツJr.: ああ、もちろん。僕にとってはサーキットで起きたことはサーキットで終わりだ。ただ、スチュワードが僕に科した5グリッド降格のペナルティは、正直、出来事そのものに対して不釣り合いだと思う。ルールの不完全さを示しているようにも感じるね。でも仕方ない。受け入れるしかない。自分の責任の一部はあるし、2人ともレースを続けられたらよかった。でもデータやオンボードをすべて確認した後でも、ここで5グリッド降格という判断が下されたのは理解しがたい。まあ、仕方ないよ。受け止めるしかない。

    Q:キミは?

    キミ・アントネッリ: 残念だったよ。2人ともいいポジションにいたのに、接触で2人ともレースを終えることになった。僕とカルロスでは見方が違うけど、もう終わったことだ。次に進むだけだね。

    Q:結果としては悔しい週末でしたが、オースティンから得たポジティブな点はありますか?

    アントネッリ: 難しいトラックだったけど、思ったより早くスピードを上げられた。Q3は少し残念だった。1周目の段差でDRSボタンが反応してしまって開かなかったんだ。そのせいでいくつかポジションを失った。少しがっかりしたけど、レースのスタートは悪くなかったし、ペースも良かった。特に接触の後、フリーエアで走っていた時のラップはかなり強かった。ポジティブな面は多いよ。望んだ結果ではなかったけど、また今週末チャンスがある。

    Q:Q3のDRSの件について触れましたが、予選全体の重要性についてはどうですか?今年はマシンの差が非常に小さいですが、予選はこれまで以上に重要だと思いますか?

    アントネッリ: もちろんそうだ。今年はトラックポジションが本当にすべてだ。スタートの1周目でも、どこにいるかで結果が大きく変わる。スタートで何台か抜ければ、そのまま順位を維持できる確率が高い。クリーンエアは本当に強力で、走りやすさが全然違う。今年は差が非常に小さいから、予選でミスをすると大きく罰せられる。僕自身、まだQ3では伸びしろがあると思っている。特に最後の段階で全てをまとめきること。そこを理解してうまくやれれば、結果も違ってくるはずだ。

    Q:カルロス、5グリッド降格を受けましたが、今週末のアプローチにどんな影響がありますか?

    サインツ: 特に変わらない。できるだけ前で予選を終えることに変わりはない。ペナルティがあるなら、少しでも前からスタートして、ポイント圏に戻るチャンスを作るしかない。今シーズンは本当にいい流れに乗っている。すべてがようやく噛み合ってきた感覚だ。土曜も速く、日曜もとても速い。クリーンな週末を過ごしたいね。シンガポールでは19番手から追い上げたから、今回も上位からスタートできればまたポイントを狙えると思う。

    Q:今とてもいい流れに乗っていますが、残り5戦では毎戦ポイント争いができると考えていますか?

    サインツ: サーキット次第だね。メキシコはオースティンに近い感じで、少し強く出られると思っている。ラスベガスもポイントを稼ぎたいサーキットのひとつだ。オースティンの表彰台は、正直ボーナスのようなものだった。バクーの表彰台も嬉しかったけど、あのあと「残りは安定してポイントを取っていこう」と決めたんだ。そんな中で再び表彰台に立てて、しかもペースも良かった。それがすごく励みになった。残りはあと……4戦?5戦?まあ5戦だ。モチベーションは高いよ。

    メキシコグランプリ

    QUESTIONS FROM THE FLOOR

    Q:キミ、あなたのルーキーイヤーは本当に多彩なシーズンになりました。来季の契約も決まり、ここ数戦で明らかに調子が上がっています。中盤戦で結果が出なかった時期をどう乗り越えたのですか?メンタル面やトレーニングなど、どんな点を変えたのでしょう?

    アントネッリ: アプローチを大きく変えたんだ。ヨーロッパラウンドでは本当に長く暗い時期があって、結果が出ない状態が続いていたから、フラストレーションがどんどん溜まっていった。気づいたら、目標や基本、プロセスそのものに集中できていなかった。結果ばかり見ていて、結果が出ないとさらにイライラしてしまう悪循環だったんだ。モンツァのあとにチームと話し合って「何かを変えなきゃいけない」と決めた。それからはアプローチを一新した。今は、まず“しっかり走ること”、つまり自分の仕事を正しくやることに集中している。それができれば結果は自然に付いてくるとわかったんだ。

    Q:3人に伺います。ジョージ・ラッセルが「予選とターン1がすべて」と発言していました。今週末もオーバーテイクは難しいと考えていますか?

    ヒュルケンベルグ: 彼の言う通りだと思う。トラックポジション、クリーンエアがすべてなんだ。正直、昔のようなレースには戻ってきていない。むしろ2022年から年を追うごとに、前を追うのがどんどん難しくなってる。いまは本当に静的なレースになることも多い。だから予選が超重要で、まさにターン1までの戦いになる。でも同時に、ターン1と1周目を生き残らなきゃ意味がない。これが今のエアロマシンの副作用だよ。後ろを走るのは正直、全然楽しくない。

    サインツ: 同感だね。いくつかの要素が重なってる。2022年の初期は、後ろを走っても簡単に抜けた。DRSで前を捕まえやすく、ジェッダやバーレーンでは本当にバトルが多かった。でも今はマシンがどんどん発達して、また抜けないマシンになってきた。同時にタイヤが丈夫になりすぎてデグラデーションが減ってるから、差が生まれにくい。両方の傾向が重なると、結局はワンストップで退屈なレースになってしまう。F1としては、そうなる前に予測して対策を立てるべきだと思う。ピレリやチームと連携して、タイヤの差を生む方法を探すとか、ルール変更やDRSゾーンの延長を検討してもいい。正直、F1はいつも“起きた後に対処する”側になってる。もっと先手を打たないといけないね。

    アントネッリ: 過去の年はわからないけど、今はクリーンエアとダーティエアの差を本当に強く感じる。ピレリが改良したタイヤは耐久性が上がって、ロングランができる分、デグラデーションが少なくなった。だから前のマシンとの差を生むのがすごく難しい。仮に0.2〜0.3秒速くても、抜くのは大変なんだ。シンガポールではルクレールにトラブルがあって僕の方が速かったけど、40周以上後ろに詰まったままだった。あそこは抜きにくいけど、それでもあれだけ差があっても難しい。だからやっぱり予選と1周目がものすごく重要なんだ。

    Q:カルロス、あなたに質問です。ウィリアムズでの初シーズンも終盤に入っています。シーズン前の目標は“適応”だったと思いますが、今はどんな目標を持っていますか?

    サインツ: 今の目標は“勢いを維持すること”だね。バクー以降、結果が出てから調子が上がってきて、今はすごくいい流れを感じている。ペース自体はシーズンを通して悪くなかったけど、結果をまとめて出すのが課題だった。それがようやく噛み合ってきた。ときにはシンガポールのように10位が限界のときもあるし、他のレースではトップ3やトップ5を狙えるチャンスもある。そういうチャンスを確実にモノにして、リズムを保つことが大事だ。チームも来年に向けてマシンを改良しているし、僕もシミュレーターでできる限り準備している。2026年を見据えて、しっかり基盤を築きたい。

    Q:3人に質問です。マックスがオースティンで勝利してから、ザントフォールト時点で100ポイント以上あった差を消しました。彼が今季タイトルを獲る可能性はあると思いますか?

    アントネッリ: もし今の調子を維持できるなら、間違いなくチャンスはあると思う。彼らはクルマをどんどん改善してるし、マックス自身も違いを生み出してる。失うものがない立場だからこそ強い。そういう状況のマックスは本当に怖い存在だよ。僕なら絶対に「ない」とは言わない。十分可能性はあると思う。

    サインツ: そうだね。「失うものがない」という立場はすごく強い。プレッシャーがなくなるから、思い切って攻められる。マックスはいままさにそういう状態だ。メキシコはスタート直後のターン1がカオスになりやすいし、ラスベガスもオーバーテイクや1コーナーが鍵になる。タイトル争いはまだ開かれてると思う。ただし、1戦でも大きな失敗をするとすぐに水の泡になる。だから残り全部を完璧に走る必要があるね。

    ヒュルケンベルグ: 僕も同意見だ。彼を侮ることは絶対にできない。もちろんマクラーレンがどう走るかにもよるけど、理論的には十分可能だと思う。

    Q:カルロス、あなたにもう1つ。フェラーリ最後の勝利となったこのメキシコでの優勝を、今どう振り返りますか?

    サインツ: 僕にとっては特別な勝利だったよ。フェラーリにとって最後の勝利だったかどうかは関係ない。彼らはまた勝つチャンスがあるチームだしね。僕にとって大きかったのは、ウィリアムズに移籍する前に「勝てる最後のチャンスかもしれない」と思っていたことだ。あの週末に結果を出せたのは、自信と自己信頼を大きく高めてくれた。家族も友人もみんな現地にいて、みんなでその瞬間を共有できた。メキシコのファンもそれ以来ずっと僕を応援してくれている。それが本当に嬉しいんだ。

    Q:3人に伺います。先週のオースティンでは、レッドブルのスタッフがマクラーレンのグリッド位置に貼られたテープを取り除こうとして罰金を受けました。皆さんはスタート時の位置合わせをどうしていますか?

    ヒュルケンベルグ: クルマによって全然違う。サイドの構造や視界の位置で見え方が変わる。今のマシンはどれも視界が悪いから、僕はテープを使っていない。直前にラインを見て、自分の感覚で合わせてる。うまくいくときもあればそうでないときもある。でもまだオーバーしたことはないよ。確かに難しいね。

    サインツ: 僕のクルマにはちょうどいい基準線があって、それを頼りにしてる。でも以前はそんなラインがないクルマにも乗ってた。そういうときは壁に貼ったテープを基準にするしかなかった。つまり、クルマによって違うんだ。まあ、もし自分がレッドブルの立場なら……いや、これ以上は言わないけどね(笑)。

    アントネッリ: 僕はビジュアルで合わせてる。プラクティスのときに目印を覚えておいて、グリッドについたときにその感覚で位置を決める感じだね。

    Q:ランドの件は必要なことだと思いますか?それとも駆け引きの一種でしょうか?

    サインツ: 僕はランドに必要なことだったと思う。彼にとってはそのテープが基準だったんだろうし、それを外そうとした側には何かしらの意図があったんだと思う。でもこれ以上は言わないよ。スポーツの価値観の話になるからね。僕なら違う行動をとるけど、これ以上は言わない。

    Q:ニコ、あなたのチームはシーズン後半に入ってパッケージがより競争力を増しているように見えます。アウディ体制への移行を控える中で、来季に向けて準備や期待は変わりましたか?

    ヒュルケンベルグ: うーん、完全には同意しないね。今季はアップダウンが激しかったと思う。夏前まではすごくいい流れだったけど、夏の間はガビ(ボルトレト)が好調で、僕は少し苦戦していた。そして最近のオースティンではまた復調できた。だから結果は状況次第なんだ。要因もいくつもある。ただ、僕たちは他のチームと同じように短期的にも中長期的にも成長を続けていて、アウディに向けた体制づくりの途中にいる。プロジェクト全体としてはそのプロセスの中だね。

    Q:ニコ、最近の予選パフォーマンスについてですが、いまはマシンを完全に把握できていると感じますか?それとも単に全体のバランスが合ってきたのでしょうか?

    ヒュルケンベルグ: それは土曜になればわかるよ。

    Q:では感触としてはいかがですか?1周での感覚は変わりましたか?

    ヒュルケンベルグ: ここ数戦は確かに良くなってきているね。でもさっきも言ったけど、いいフィーリングは保証されてるわけじゃない。毎回努力して作り上げなきゃいけない。とはいえ今はマシンをしっかりコントロールできていると感じてる。この状態をシーズン最後まで維持したい。

    Q:カルロス、最初におっしゃっていたオースティンでのペナルティについてですが、“罪に対して罰が重すぎる”という考えを持っていますね。今後、ドライバーズブリーフィングなどで議題にする予定はありますか?また、あなたのクルマにある基準線についても教えてください。

    サインツ: まず基準線の方から答えると、サイドポッドの取り付け部の形状がちょうど黄線と一致してるんだ。それを目印に合わせてる。特別なエアロパーツじゃないし、もし他の人が知りたいなら教えるよ(笑)。競争上のアドバンテージなんてないし、これはただフェアにスタートするための基本的な要素だからね。

    ペナルティの件に関しては、ブリーフィングで話すようなことじゃない。そういう場で変えられるものじゃないから。ただ、次回のカタールで予定されている「ドライビングガイドライン」全体の議論の中で触れたいとは思ってる。“ガイドライン”はあくまで参考であって“ルール”ではないんだ。でも最近はそれがすべての判断基準みたいに使われていて、それが少しおかしいと感じてる。スチュワードが毎回の事例をどう判断するかに一貫性がなくなっているからね。

    Q:もうひとつ、カルロスに。来年でフェルナンドの最後のタイトルから20年になります。彼がその後もう一度タイトルを取れなかったことに驚きますか?

    サインツ: そうだね、20年前の5月、僕は10歳だった。初めてフェルナンドに会ったのは2005年のスペインGPで、彼を見てF1ドライバーを目指そうと思った。それから20年経った今でも、彼はまだF1にいて、毎週のようにトップレベルの走りをしてる。それを見ていると「時間はあっという間に過ぎる」って感じるし、与えられた機会を最大限に生かさなきゃいけないと思うよ。僕もエネルギーを保ち続けられる限り、長くF1で走りたいと思ってる。彼は本当に手本だね。

  • F1メキシコGP:木曜会見 Part.1 – 角田裕毅、ローソン、ピアストリ

    F1メキシコGP:木曜会見 Part.1 – 角田裕毅、ローソン、ピアストリ

    レッドブル・レーシングの角田裕毅、マクラーレンのオスカー・ピアストリ、そしてレーシングブルズのリアム・ローソンが、2025年F1メキシコGP開幕前の木曜会見に登壇。タイトル争い、チームメイトとの関係、そして来季の去就について率直に語った。

    角田裕毅はチームの改善を支える自信とマックス・フェルスタッペンへのサポート姿勢を示し、ピアストリは首位争いへの冷静なアプローチを強調。ローソンは自らの成長とレーシングブルズ残留への意欲を明かした。

    Q:オスカー、会えてうれしいです。あなたはいま首位に立っていますが、その差が縮まってきています。あなたたち3人はいま40ポイント以内に収まっています。ランドとマックスの存在が迫ってきていることは、あなたのアプローチにどんな影響を与えていますか?

    オスカー・ピアストリ: 正直に言えば、特に変わっていない。確かにここ数戦で差が少し縮まったけど、僕にとって大事なのは、常に全力で走って、毎週末から最大限を引き出すこと。それができた週末もあれば、間違いなくそうでなかった週末もあった。だから、僕の集中は常にそこにある。それを毎週確実にできれば、ポイント状況がどうであろうとあまり関係ないんだ。

    Q:追う側と追われる側、どちらの方が好きですか?

    ピアストリ: どちらにも良いところと悪いところがあるね。誰だってアンダードッグの物語は好きだし、追いかける立場のほうが楽に感じることもある。でも、僕はやっぱりチャンピオンシップのリードを持っている方がいい。そうであるということは、何かを正しくやっているという証だから。シーズンを通して多くのことをうまくやってきたし、まだ改善できる部分もある。

    Q:すべてのレースでポイントを獲ることが大事です。オースティンのようなスプリントの混乱はもう避けたいところですが、土曜に起きた出来事を振り返って、あなたやランドに影響はありましたか?

    ピアストリ: もう一度見直したよ。僕たちはどんな週末でも振り返りを行うけど、スプリントに関しては自分にも責任の一部があると思っている。今週末は僕たち2人とも白紙の状態でスタートする。だからただレースをして、どちらが上に行けるか見てみるだけさ。

    Q:2人の間に影響はなかったとのことですが、パフォーマンス面ではどうですか?レッドブルとあなたたちマクラーレンの差は僅かでしょうか?それとも、この高地ではマクラーレンの方が優位だと思いますか?

    ピアストリ: 予想するのは難しいね。ここ数戦を見ても、どのサーキットで自分たちが強いと思っていたか、あるいは他チームが強いと予想したか――その通りになるとは限らなかった。この世代のマシンではよくあることだ。でも明らかなのは、ここ数戦のレッドブルとマックスがとても安定していること。以前もそういう速さを見せた場面はあったけど、最近はそれが毎回続いている。だから、今週末も彼らは脅威になるだろう。僕たちは自分たちのクルマから最大限を引き出して、どこまでいけるか試すだけだ。

    Q:ありがとう、オスカー。後でもう少し質問があると思います。では、リアムに移りましょう。オースティンでは悔しい結果でしたね。2レースともポイント目前まで迫りましたが、どんなポジティブな要素を見出せますか?

    リアム・ローソン: 予選ではかなり速かったと思う。決勝では少し苦戦したけど、今年はずっと接戦だったし、最近はさらに近づいていると感じる。だから、すべてを引き出して、週末を通してすべてをまとめることが重要なんだ。オースティンではそれを少し欠いた。それが、両レースともほんのわずかにポイントを逃した理由だと思う。でも大きく変える必要はない。マシン自体は速いし、オースティンでの1、2のミスを反省して、ここでは同じことを繰り返さないようにするだけ。

    Q:メキシコは標高が高いですが、それはあなたたちに有利に働くと思いますか?

    ローソン: 正直なところ、わからない。去年もそう思っていて、実際かなり競争力があったけど、やっぱり難しい。オスカーも言っていたように、過去の経験から「このサーキットは合う」と思っても、実際には違うことがある。オースティンでは自信を持って臨んだけど、実際には厳しい週末だった。だから、そういう予想はもう意味がない。今は、自分たちが考える最強のパッケージで臨んで、そこから進めるだけだ。

    Q:あなたとチームにとって今後数週間は重要な時期ですね。F1での将来も、チームのコンストラクターズ選手権の順位もかかっています。あなた個人としては、どうこの数週間を過ごしていくつもりですか?

    ローソン: もちろん、頭の片隅ではこの時期が重要だということはわかっている。でも正直なところ、シーズン序盤と何も変わらない。アプローチの仕方は同じだ。毎週末ベストを尽くすこと、それだけだ。すべての準備を整えて、ここメキシコも楽しみにしている。ドライブしていてすごく好きなサーキットなんだ。だから特別なことはせず、これまで通り臨む。

    Q:あなたは来年もレーシングブルズに残れるだけの結果を出していると思いますか?

    ローソン: 振り返ると、いつだって「こうすればよかった」と思うことはある。完璧な人間はいないし、僕だってそうだ。シーズンを通して学ぶことが多かった。でも重要なのは、ミスから学び、それを繰り返さないようにすること。その意味では、やるべきことはやってきたと思うし、これからも同じように全力を尽くす。

    Q:ありがとう、リアム。では角田裕毅選手、同じ話題に移りましょう。将来、そしてチームのコンストラクターズ選手権争いに向けて、この数週間をどう過ごす予定ですか?

    角田裕毅: こんにちは、皆さん。僕も同じです。オースティンの週末はミックスな結果でしたけど、2つのレースでいい走りができてポイントも取れました。確実にいい方向に向かっていると思いますし、いろんな部分を改善できています。今やっていることに自信がありますし、ポイントを取り続けられるようにプッシュしていきます。まだチームとしてコンストラクターズ選手権で2位になる可能性がありますし、マックスにもワールドチャンピオンを獲る可能性があります。だから、この2人の前に出て、できる限りチームを助けたいと思っています。

    Q:おっしゃる通り、パフォーマンスの向上は確かに見られます。来年もレッドブル・レーシングに残れるだけの走りをしてきたと思いますか?

    角田: はい。さっきも言いましたけど、自分がやってきたこと、置かれている状況には自信を持っています。とにかく自分を少しでも早く成長させて、ポイントを取るために全力を尽くしています。あとはチームの判断次第です。どういうドライバーラインナップにしたいかは彼らが決めることですけど、自分は多くの部分を改善できたと思っていますし、これからも向上し続けて、同じチームにふさわしい存在になれるよう努力します。

    Q:「改善」という言葉を何度も使われていますね。実際にその改善はどこから来ているのでしょうか?どのようにして新しいレベルのパフォーマンスを引き出せるようになったのですか? セットアップが関係していますか?

    角田: いろいろな要素があります。僕はこの環境に入って5年になりますが、チームごとにプレッシャーのかかり方や物事の進み方が違います。セットアップだけの話ではありません。特にシーズン序盤はロングランで苦戦していましたが、そこを大きく改善できました。まだ週末を通してすべてをまとめる部分には課題が残っていますが、そこに集中しています。いちばん大事なのは、チームから多くのサポートをもらっているということです。ローラン、そしてエンジニアたち――彼らがいなければ、ここまで改善できなかったと思います。チームが提供してくれたツールのおかげで正しい方向に進めたと思います。

    角田裕毅 メキシコGP F1

    QUESTIONS FROM THE FLOOR

    Q:オスカー、あなたはいま“追われる立場”ですが、メキシコのターン1までの長い距離を考えると、スタート位置に関係なく混乱が起きそうです。事前にどのように対処するつもりですか?どんなプランで、どうやってクリーンに抜けようと考えていますか?

    ピアストリ: メキシコは本当にスタートが難しいサーキットだと思う。直線がこれだけ長いからね。それでも、僕はやっぱりポールポジションからスタートしたい。できるだけいいスタートを切って、1コーナーをトップで通過できるチャンスを高めたいんだ。でも最終的には、瞬間の判断と本能に頼るしかない。外側がうまくいく時もあれば、内側や真ん中がうまくいくこともある。だから、目の前の状況を見極めて、その時々で最善を尽くすしかない。魔法のような解決策はないよ。

    Q:もう一つオスカーに。今の状況は、あなたがF3でチャンピオンを獲った年と似ている部分がありますか?あの時は最終戦までにポイントリードを失いましたが、当時の経験を今に活かしている部分はありますか?

    ピアストリ: いくつか似ている部分はあるね。でも今の僕はあの時よりも強いと感じている。状況は多少違うけれど、フォーミュラ・ルノーのタイトル争いにも似ているところがあるんだ。怖いくらいにね(笑)。でも良いのは、過去にそういう状況を乗り越えてきたという証拠があること。実際に2つのシリーズでタイトルを獲っているしね。だからそれを思い出すのは心強い。ただ、過去にできたからといって、今回も自動的にうまくいくとは限らない。でも、これまでどう対処してきたか、その経験と落ち着きを今に生かすことができる。結局やるべきことは同じだ。できるだけ速く走り、できるだけ上位でフィニッシュすること。実行は簡単じゃないけど、考え方はシンプルだよ。

    Q:オスカー、マックスがここ数戦でチャンピオン争いに戻ってきたことについてはどう感じていますか?それを意識したり、気にしたりしますか?

    ピアストリ: 特に気にしてはいないよ。彼が最近の週末でとても安定していて強いのは事実だ。でも僕にとっては、それを心配しても何のメリットもない。僕がタイトルを勝ち取るために必要なのは、自分自身、マシン、チームの力を最大限に引き出すこと。だから他のドライバーのことを気にしている暇はない。もちろん彼も戦いの中にいるけど、それで僕のアプローチが変わるわけじゃない。

    Q:オスカー、残り5戦あります。あなたに有利なサーキットと、マックスに有利なサーキットはどこだと思いますか?

    ピアストリ: それを予想するのは本当に難しい。誰がどこで速いのかを読み切るのは簡単じゃない。結局のところ、その週末にマシンの力をどこまで引き出せるかの方が重要なんだ。オースティンでは僕たちに有利だと思っていた部分もあったけど、そうでもなかった部分もあった。だから、本当にどのレースも接戦になると思う。

    Q:リアムと角田選手に質問です。あなたたちは2人とも来季の契約を待っている状況です。レッドブル系のチームに残る可能性が高いですが、今のうちに自分の将来を知りたいですか?それともアブダビまで待つ方がいいと思いますか?

    ローソン: 正直なところ、まだあまり考えていない。もしすでに決まっているなら、それを早く知る方がいいのかもしれない。でも、現状では僕たちはまだ何も知らないし、それでアプローチが変わるわけでもない。毎週末、全力で臨むだけ。まだシーズンは続いているし、目の前のレースに集中している。

    角田: いやあ、すごい質問ですね(笑)。僕はこのレッドブル・ファミリーに入ってもう5年になりますけど、ここがどういうやり方をするかはよくわかっています。毎年のように同じような状況でしたしね。だから僕にできることは、自分の力を証明して、与えられたチャンスを最大限に生かすことだけです。僕にとって一番大事なのは、この機会をもらえていることへの感謝の気持ちです。そのチャンスを最大限に使うこと、それだけに集中しています。

    Q:オスカー、マックスが「ザントフォールトの時点で自分がタイトル争いしているなんて信じられない」と言っていました。あの時点では、あなたもタイトル争いは自分とランドの2人だけだと思っていましたか?

    ピアストリ: たぶんそう思ってたね。みんなそうだったと思う。モンツァ以降のマックスの流れは、正直少し驚きだった。シーズン序盤から速さの兆しはあったけど、波が大きかった。でも今はとても安定している。彼らはマシンにたくさんの改良を入れてきたし、そう考えれば驚きではないけど、それでも思ったより早くタイトル争いに戻ってきた印象がある。

    Q:リアムと角田選手に質問です。オースティンでは少し緊張感のある場面がありました。2人の間で話し合いはありましたか?今は関係はクリアですか?

    角田: 直接はまだ話していません。

    ローソン: 正直、オースティンで何が起きたのか、よくわかってないんだ。

    角田: チームには謝罪しました。特にメディアで言ったことは本当に不必要でした。あれは良くなかったと思っています。それで終わりです。

    ローソン: そうだね。シーズンも終盤で、とてもタフな時期だから、どの週末もすごく激しい戦いになる。特に予選ではすべてを出し切ろうとしているし、ちょっとした違いが結果に大きく影響するんだ。

    Q:オスカー、あなたはランドとの関係について「クリーンな状態」と言いましたが、シンガポール後にあった制裁はもうなくなったという意味ですか?そしてオースティンでの件では、あなたのカットバックの動きが行きすぎだったと判断されたのでしょうか?

    ピアストリ: そうだね。ランドへのペナルティは解除された。そしてオースティンの件については、最終的にそういう結論になった。いろいろな要素が絡んでいたけど、要するにそういう判断だったということ。

    Q:オスカー、ランドとの「レース時のルール」について以前話していましたが、それが3人によるタイトル争いにプレッシャーを加えることはありますか?

    ピアストリ: 特にないよ。僕たちの間ではルールは明確だ――お互いにぶつからないこと。それだけだ。チームメイト同士のレースでは当たり前のことだから、それでプレッシャーが増えることはない。

    Q:リアム、外から見ていると、あなたは来季も続投するのに十分な走りをしているように見えます。もしシーズン序盤のあの入れ替えを経験していなかったら、今より良くなっていたと思いますか?それともあの出来事がドライバーとしてあなたを強くしたと思いますか?

    ローソン: 正直、それはわからないね。でもシーズンを通して振り返れば、間違いなく多くの進歩があったし、改善につながる発見もたくさんあった。少なくとも今は、シーズン序盤に比べてずっと快適な状態にあると自信を持って言える。シーズン初期にスイッチした時は、正直キャッチアップに追われていた。でも時間が経つにつれてどんどん慣れてきたと思う。だから、結果的には成長できたと思う。数字的にも良くなっているし、個人的にも多くを学んだ。この経験を将来のレースにも生かしていきたい。

    Q:リアムと角田選手に質問です。報道では、来年マックスのチームメイトにアイザック・ハジャーが昇格し、アービッド・リンドブラッドがレーシングブルズに上がる可能性があるとされています。つまり、あなたたちのどちらか1人しか残れないということになります。ヘルムート、ローラン、アラン・パーメインたちは、今あなたたちにどんなことを求めていると思いますか?どんな要素が残留の決め手になると感じていますか?

    角田: そうですね、やっぱり結果だと思います。僕にとってはより明確です。チームとしても選手権の重要な局面にありますし、チームメイトを支えることも大切な役割です。コンストラクターズ選手権で2位を狙えるポテンシャルもあります。オースティンでポイントを取れたのは良い一歩でした。でも、まだもっとやらないといけません。毎レースで結果を出し続けること――ここ数年、レッドブル系のドライバーたちが苦戦してきた部分を改善する必要があります。僕はシーズン後半に入ってから良い流れをつかめていると思いますし、毎戦しっかりとパフォーマンスを見せられています。過去数年の中でも、自分が多くのことを証明できていると感じています。だから、やるべきことは明確です。

    ローソン: 僕はとにかく、マシンに乗るたびに全力で速く走るだけだと思ってる。やることはそれしかない。レッドブルの育成はずっと結果主義で、僕が16歳の時にプログラムに入ったときからずっとそうだった。結果を出せば昇格できるし、結果を出せなければ終わる。それだけなんだ。

    Q:オスカー、オースティンではスプリント中のクラッシュもありました。チームのアンドレア代表はマシンのチェックもすると言っていましたが、何か問題は見つかりましたか?それとも何も変える必要はなかった?

    ピアストリ: 何も変える必要はなかったよ。多少、理想的ではない部分もあったけど、マシン自体に重大な問題はなかった。週末全体の流れやレース展開の中で、予想と違う部分がいくつかあっただけさ。もしもう一度あの週末をやり直せるなら、多少違うやり方をしたかもしれないけど、大きく変えるようなことはないね。

    Q:角田選手とオスカーに質問です。オースティンでは、レッドブルがグリッド上で他チームの“テープ”を剥がそうとして話題になりました。これは駆け引き(ゲーム)だと思いますか?それともフェアじゃないと思いますか?

    ピアストリ: 僕から言えることはあまりないけど、ルールの範囲内ではあると思う。ただ、オースティンではタイミングが遅すぎた。それだけさ。ゲームの一種かもしれないけど、やるかどうかはそれぞれのチームの判断だね。

    角田: 今のマシン世代だと、あのオレンジラインが本当に見づらいんです。ほとんど見えないくらい。オスカーも同じだと思います。だからああいうことが起きたんだと思います。来年は視認性が改善されているといいですね。

    Q:オスカー、タイトル争いの上で、このメキシコGPはどれほど重要だと思いますか?そして、FP1ではメキシコ人ドライバーのパト・オワードが走りますが、彼の走りはあなたにとってどんな意味がありますか?

    ピアストリ: パトから学べることは間違いなくあると思う。彼の走りを通して、新しい視点を得られるからね。マシン開発にも役立つだろう。タイトル争いという意味では、メキシコは他の4戦と同じくらい重要だと思う。どのレースでもベストな週末にしたいけど、特別扱いするような一戦ではない。毎回全力で挑むだけだ。もちろん勝ちたいけど、やるべきことは同じ。最善を尽くすだけさ。

    Q:リアム、FP1で走らないことがパフォーマンスに影響すると思いますか?チームとその件について話しましたか?

    ローソン: 多くのチームがここメキシコで若手ドライバーを走らせるのは理にかなっていると思う。もちろん、ドライバーとしては自分のクルマに乗れないのは理想的ではないけど、このサーキットは週末を通して大きく路面が変化する。金曜の初めはとても滑りやすいし、グリップも低い。だから、もしどこかで交代しなければならないなら、ここが一番合理的だと思う。僕自身も去年このトラックで走っているし、フリー走行でも経験がある。だから完全に未知ではない。もちろん、僕としては毎回乗りたいけどね。ただ、歩夢(岩佐歩夢)はすでにこのクルマをよく理解しているし、チームにとっても有益なセッションになるはずだ。

    Q:角田選手、あなたは「マックスをサポートする」と何度か話していますが、実際にどんな形で助けられると考えていますか?戦略面でしょうか?それともセットアップなど開発的な部分でしょうか?

    角田: いろいろな面で助けられると思います。セットアップ面では、パッケージを最大限に引き出すために、異なる方向を試したり、新しいアプローチを見つけることができます。そういう情報をマックスやチームにフィードバックするのも役割のひとつです。それにポジション的にも、高い位置で走ることで戦略の幅が広がります。場合によってはスティントを延ばして、マックスが勝てる確率を高めたり、ライバルチームの戦略を崩すような動きもできます。僕はチャンピオン争いをしていませんが、チームメイトはしています。だから当然、できる限りサポートしたいと思っています。そのためにも、オースティンのスプリントのように、毎回安定して高いパフォーマンスを出すことが必要です。それをもっと増やしていきたいです。