マクラーレンは、開幕戦オーストラリアGPでKERSを使用することを明らかにした。
メルセデス・ベンツのノルベルト・ハウグは「我々は間違いなく両方のマシンにKERSを搭載してシーズンをスタートするつもりだ」と語る。
これまでルノーとフェラーリがKERSを使用することを明らかにしており、マクラーレンはKERS搭載を明言した3番目のチームとなった。
BMWザウバーもレースでKERSを使用する準備ができているとしているが、いつ、どの会場で使うかはまだ決定していない。
関連:KERS

マクラーレンは、開幕戦オーストラリアGPでKERSを使用することを明らかにした。
メルセデス・ベンツのノルベルト・ハウグは「我々は間違いなく両方のマシンにKERSを搭載してシーズンをスタートするつもりだ」と語る。
これまでルノーとフェラーリがKERSを使用することを明らかにしており、マクラーレンはKERS搭載を明言した3番目のチームとなった。
BMWザウバーもレースでKERSを使用する準備ができているとしているが、いつ、どの会場で使うかはまだ決定していない。
関連:KERS

ヘレスでの最終テストでペースを改善させたマクラーレンだが、チーム代表であるマーティン・ウィットマーシュは、開幕戦オーストラリアGPでの可能性には否定的だ。
マクラーレンはMP4-24のスピード不足を公然と認めており、今週のヘレステストではペースを改善させたようにも見えたが、ウィットマーシュはチームの問題はまだ未解決であり、オーストラリアGPでの目標は現実的であると語る。
「我々は2009年シーズンのスタートに向けて、ドライバーが上位で戦えるような技術的なパッケージを持っていないことを完全に認識している」
「F1には隠れる場所はない。それがF1を非常に要求の多いものにしているし、果てしなく魅力的なものにしている」
「レースに勝ち、ワールドチャンピオンに挑戦することを期待してグランプリレースを行うチームとして、我々は現実的な予想を持ってメルボルンへ向かう」
「それでも我々は再び上位で自己主張をするために大きな決意を持ってシーズンを始めるし、それを達成するまで決して休むことはないだろう。最も重要なことは、我々が勝つ方法を忘れていないということだ」
開催日程:オーストラリアGP

ルイス・ハミルトンが2009年F1シーズン開幕戦オーストラリアGPへの意気込みを語った。チャンピオンとしてカーナンバー1をつけて2009年を迎えるハミルトンだが、現時点でマクラーレンの実力がトップにいないことは感じている。
ルイス・ハミルトン (マクラーレン)
「オーストラリアよりF1世界選手権を始めるにふさわしい場所はないよね。天気は良いし、施設も素晴らしい。そして、メルボルンの人々は、みんな僕たちをとても歓迎してくれていると感じさせてくれる。最も重要なのは、誰もが熱狂と期待をもって到着するということだ」
「何週間にもわたる冬のテストにも関わらず、まだ誰がベストなパッケージを持っていているかを正確に知るのは難しいし、アルバートパークの週末で発見することは常に魅力的だ。たぶんボーダフォン・マクラーレン・メルセデスは、2007年と2008年に経験したような上位に挑戦できる見通しでメルボルンに行かないかもしれないけど、チーム全体がトップに戻るために根気強く取り組んでいるよ」
開催日程:オーストラリアGP

マクラーレンのヘイキ・コバライネンが2009年F1シーズン開幕戦オーストラリアGPへの意気込みを語った。
ヘイキ・コバライネン (マクラーレン)
「昨年は僕のボーダフォン・マクラーレン・メルセデスのデビュー戦となったメルボルンで素晴らしいレースができた。好きなトラックだね。マシンからベストを引き出せれるなら、本当に熱心にアタックしなければならないサーキットだね。サーキットの後ろの高速S字はたぶん最も大変なコーナーかもしれない。うまくできた時はとても満足した気持ちになるんだ」
「他では、新しいシーズンの“新学期”のような感覚が好きだね。みんなと会って、冬の間の話を共有して、再び素晴らしいシーズンになることを楽しみにする。チームの全員のモティベーションは本当に高いし、僕たちはたぶん優勝候補としてシーズンをスタートしないだろうけど、そこに戻るために24時間働くつもりだ」
開催日程:オーストラリアGP

マクラーレンのテストドライバーであるペドロ・デ・ラ・ロサは、レースに出走できないなら2009年末にF1を離れるだろうと語った。
最年長F1ドライバーを務めるデ・ラ・ロサは、新しいテスト制限により、フルタイムのテストドライバーの役割は受け入れ難いと述べた。
デ・ラ・ロサとマクラーレンの契約は2009年末に終了するとみられており、マクラーレンとフォース・インディアは協力関係にあるが、2010年のレースシートを獲得するチャンスは「わずか」しかないと認めている。
「レースもできない上に、テストすらできないのであれば、別のカテゴリーに行くだろう。F1で人生を終えるわけではない」
デ・ラ・ロサは、今年1年間でのテストが「数日間」だけであることを明らかにした。

マクラーレンのマーティン・ウィットマーシュは、現段階でMP4-24がチームが望んでいたほど競争力がないことを認めた。
マクラーレンは、これまでのテストで、ルイス・ハミルトン、ヘイキ・コバライネンの両ドライバーともにタイムシートのトップに近づくことができておらず、強い印象を与えることができていない。そのためチームが新車に問題を抱えていると見方が強まっている。
金曜日、マーティン・ウィットマーシュは、それが事実であることを認め、チームはパフォーマンス不足に気づいており、調整するために懸命に作業していることを明らかにした。
「今週のバルセロナで走ったマシンは計画通りにエアロパッケージがアップデートされた。パフォーマンス不足は確認されており、我々は今、解決するために懸命に作業している」
マシンは現時点で十分に速いかという質問にウィットマーシュは答える。
「現時点ではそうではない。我々のチームはそれほど高い水準ではないのは確かだ」
「しかし、ルイスは前回のワールドチャンピオンだし、彼は我々のマシンの1台でワールドチャンピオンになった。だから、そのレベルの成功を下回っていれば、当然、我々、我々のパートナー、メディア、ファンは満足しないだろう」
「マクラーレンは648戦目のグランプリを開始した。我々はそれらの162戦を勝っているし、431回の表彰台を記録している。我々の記録に誇りに思っているし、MP4-24をその記録を増すポジションに持っていくために懸命に働く我々のエンジニアの能力を信頼している。彼らはすでに正確にそれを成し遂げることに従事している」
メルセデス・ベンツのノルベルト・ハウグは、問題を解決するには時間が必要だと語る。
「間違いなく、我々が望んでいた場所にはいない。我々は来週ヘレスでさらに4日間のテストプログラムを続ける。しかし、それには時間がかかるだろう」
ウィットマーシュは、チームが状況を修正するために全力をあげて作業しており、問題が解決されることを確信していると語る。
「要因の組み合わせだ。昨年みたように、我々のメルセデス・エンジンは強い。だからMP4-24のパフォーマンス不足がシャシーが中心であることは明らかだ」
「21世紀のF1では、必然的にマシンの空力面が全体的なパフォーマンスパッケージに大きなプラスとマイナスを与える。それがMP4-24に見られる問題だ。しかし、F1のエンジニアは、プレッシャーに置かれたとき素晴らしいことを成し遂げることができる」
「今日、彼らと話して、MP4-24のレコードタイムの問題に注ぐ彼らの断固とした決意を感じた。事実、それは断固とした決意であり、専門的知識と極めて高いテクノロジー技術の経験、プレッシャー下での正確な作業能力が合体して、F1を素晴らしいスポーツにしており、素晴らしいエンジニアリング面での挑戦を作り出している」
「F1の歴史の多くで、成功したチームは彼らが望んだほどではないマシンでスタートしている。そして、それらの成功のチームの多くは、見事なほど敏速にグリッドの最前列に戻ってきている。それが我々がしようとしていることだ。実際、我々はそれをすでに行っている」

マクラーレンとタイトルスポンサーであるボーダフォンによるF1動画。
この動画は、ルイス・ハミルトンが携帯電話「ブラックベリーストリーム」でMP4-24を遠隔操作しているというもの。
この映像が本物かデジタル処理によるものなのかがネット上で話題となっている。
マクラーレンの広報部門のトップであるマット・ビショップは「ブラックベリーストリームでは驚くべきことができる。私が言えるのはそれだけだ」とコメントしている。

ルイス・ハミルトンは、チャンピオンとしてシーズンをスタートするにあたり、これまで以上に打ち込んでいると語る。
昨年、F1の最年少チャンピオンとなったルイス・ハミルトンは、来月のオーストラリアでタイトルの防衛をスタートする。
ハミルトンは、チャンピオンシップを獲得したことをまだ実感できていないことを認めるが、もう一度タイトルを掴みとるために、これまでよりも懸命に働いていると主張する。
「ブラジルでワールドチャンピオンシップに勝ったのが、今はずいぶん昔のことのように思うよ。F1ではレーストラックにいないときでさえ、物事がとても速く動くからね」
「正直なところ、自分がまだワールドチャンピオンだとはあまり考えていない。開幕戦でメルボルンに着いたとき、やっと実感するだろうね。だから、特別なプレッシャーはないよ」
「チャンピオンになったことで肩の荷がおりたことは間違いない。でも、あまり細かくは考えていない。フィットネスを改善し、チームと作業し、マシンをテストして、2009年に集中することに全ての時間を費やしている。これまで以上に打ち込んでいるよ」
これまでマクラーレンのチーム代表を務めていたロン・デニスがシーズン前に退任し、後任としてマーティン・ウィットマーシュがレースの舵をとるが、ハミルトンはチームには大きな変化はなく、むしろチームにとって良い変化になると感じている。
「ロンとマーティンをよく知っている。チームトップの交代は、僕たちに利益だけをもたらすと確信している」
「ロンは退任することでグループ全体の運営に集中できるようになるし、マーティンもF1チームに完全に専念できるようになるだろう。でも、あまり大きな変化だとは思わない。結局、変えなければいけないことはそんなにないんだ」
「一旦僕たちがオーストラリアにつけば、多くの人々がマーティンを見ることはわかっているけど、彼は偉大な男だ。本当にプロフェッショナルだし、良く笑い、献身的だ。彼が素晴らしい仕事をすることはわかっているよ」

マクラーレンは、最近のテストでMP4-24に2008年仕様のリアウイングを装着して走行しているが、テストドライバーであるペドロ・デ・ラ・ロサは、その理由を「基準点」として利用していると説明した。
マクラーレンは、アルガルベでのデビュー、そして先週のヘレステストでMP4-24に昨年マシンMP4-23の低く広いウイングを搭載していた。
このウイングについては、様々な説明がなされている。
雨天のポルトガルのテストでは、2008年ウイングを装着した理由を「ダウンフォースを増加させる予防措置」とマクラーレンの広報は説明していた。
先週のヘレスでは天候は改善したが、「ハイダウンフォースの2009年仕様部品がない」ため2008年ウィングを使用したと述べていた。
その後チームは、ヘレスのウイングは「予想されるダウンフォース負荷をシミュレート」するための「ハイブリッド仕様」のウイングだったと説明した。そして「次回の冬期テストでは一連の新部品が登場する」とつけ加えた。
ペドロ・デ・ラ・ロサは、最近2008年ウイングが再登場したのは「今年のデータを昨年のデータと比較する基準点がほしかったからだ」と述べた。
「僕らはいつも適切な空力学的負荷を用いている。欺いたり、時間を無駄にしたりはしない」

元マクラーレン代表のテディ・メイヤーが73歳で亡くなった。
テディ・メイヤーは、マクラーレンF1チームの創始者であるブルース・マクラーレンが1970年に事故死した後、チームの運営を引き継ぎ、1980年代にロン・デニスがチーム代表に就くまで、約10年間にわたってマクラーレンの指揮をとった。
テディ・メイヤーが代表になったマクラーレンは、1974年にエマーソン・フィッティバルディが、1976年にはジェームス・ハントがワールドチャンピオンを制している。
しかし、1970年代後半にマルボロの支援でF2などで成功を収めていたロン・デニスが低迷したマジュラーレンのチーム運営に介入。テディ・メイヤーは1982年にロン・デニスに株式を売却し、マクラーレンを離れた。
その後、アメリカのチャンプカーに戦いの場を移し、1985年にはベアトリス・ハースでF1に復帰。しかし、成績は振るわず1年で撤退。その後は、再びアメリカに戻り、ペンスキーで2007年まで活動していた。