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  • ホンダF1 「アップデートしたPUで一定の進歩を確認できた」

    ホンダF1 「アップデートしたPUで一定の進歩を確認できた」

    ホンダのF1プロジェクト総責任者を務める長谷川祐介が、マクラーレン・ホンダのF1ベルギーGP初日のフリー走行を振り返った。

    ホンダは、F1ベルギーGPにアップデート版パワーユニットを持ち込んでおり、ストフェル・バンドーンが“スペック3.6”、フェルナンド・アロンソが“スペック3.5”と呼ばれるバージョンを搭載している。

    「今日は両方のマシンともに、アップデートしたPUを搭載しFP1とFP2を走行しましたが、FP2の終盤を除くほとんどのセッションをドライコンディションで走行し、特に大きな問題を抱えることなく一日を終了できました」

    「パフォーマンスの面で一定の進歩を確認でき、前向きな一日になったと思います。ここスパは高速サーキットということで、事前から楽な週末にはならないと思っていた中で、まだ金曜とは言え、10番手前後のポジションでセッションを終えられたこともよかったと思います」

    「ストフェルについては、F1での初めてホームレースでペナルティーを受けざるを得ないことをとても残念に思いますが、できる限り早いタイミングでアップデートを入れるために、チームとして決断をしました。そしてそのような状況でも、ここ数戦と同様、今日も彼はいい走りを みせてくました」

    「フェルナンドもFP2ではタイムを上げてきましたし、両ドライバーともに明日の予選を悪くないかたちで迎えられます」

    「スパは天候が荒れることでよく知られていますし、タフな状況の中でも両ドライバーがポイント獲得できるよう、予選に向けてさらにセッティングを煮詰めていきたいと思います」

    マクラーレンのレーシングディレクターを務めるエリック・ブーリエは「雨による中断を挟んだものの、今日は比較的収穫の多い一日だった」とコメント。

    「また、空力やハンドリングといった有意義な車体側の評価を多数実施することができた。スパはマシンにとっては厳しいサーキットなので、できる限り準備した状態で土日に臨みたいと考えている」

    「今日は両セッションで、信頼性の問題もなく走行し、明日の非常に重要な予選に向けて有効な情報を入手することができた。フェルナンドに関しては、ペナルティーを受けることはない。なので、日曜日に着実な結果を出すには、明日の予選でいいグリッドポジションを獲得することが重要だ」

    「一方、ストフェルについては、残念ながら決勝を最後尾からスタートすることになるが、それでも彼の母国グランプリのためにできる限りベストなレーシングカーを提供することに焦点を当てている。ストフェルは今日、母国の観衆の前で着実なパフォーマンスを披露していたと思う」

    「ご存知のとおり、ここスパはいつも変わりやすい天候で、コンディションが急速に変化することがある。我々はあらゆる可能性に備えてセットアップを最適なものにするために準備をしている。土曜日に少し雨が降れば、予選ではポジションが大きく入れ替わる可能性もあるし、そうなれば日曜日にはどんなことも起こり得ると思っている」

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  • ホンダ、F1ベルギーGPに“スペック3.6”パワーユニットを投入

    ホンダ、F1ベルギーGPに“スペック3.6”パワーユニットを投入

    ホンダは、F1ベルギーGPに2台揃ってアップグレード版エンジンを投入。マクラーレン・ホンダは、ストフェル・バンドーンが“スペック3.6”、フェルナンド・アロンソが“スペック3.5”と呼ばれるパワーユニットを走らせる。

    ホンダは、F1アゼルバイジャンGPで“スペック3”パワーユニットを導入。その後もパフォーマンス改善のための開発は続けられており、同じスペック3でも改良版が存在する。

    ホンダは、F1ベルギーGPで2台にスペック3の改良版を持ち込んでおり、このアップデートでホンダは多少のパワー向上を期待している。

    フェルナンド・アロンソに関しては、すでに前回のパワーユニット交換でアップグレードを投入しているため、“スペック3.5”にアップデートする際に完全に新しいコンポーネントを入れることなく新パーツが導入でき、グリッドペナルティは科されないという。

    だが、ストフェル・バンドーンに関しては、エンジンが交換のタイミングを迎えており、マクラーレン・ホンダはこの機会にパワーユニットの6つのエレメントをすべて交換することに決定。これにより、ストフェルン・バンドーンは信頼性を強化する細かいアップデートも追加された“スペック3.6”のコンポーネントを使用できるが、35グリッド降格のペナルティを科される。

    ホンダのF1プロジェクト総責任者を務める長谷川祐介は「今週末、フェルナンドとストフェルは二人ともアップグレードされたパワーユニットを走らせることになります」とコメント。

    「残念ながら、ストフェルはホームグランプリでグリッドペナルティを受けることになってしまいますが、我々としては、アップデートの準備ができ次第導入することが重要だと思っています」

    「これだけ早くこの次のステップを導入できたのはポジティブなことですし、残りのシーズンでもアップデートの導入を続けていきます」

    今年、完全に新しいコンセプトのパワーユニットを導入したホンダは、パフォーマンスと信頼性に苦しんできたが、F1ハンガリーGPで今シーズン初めて2台揃って入賞を果たしており、コンストラクターズ選手権で最下位を脱している。

    夏休み前、ホンダはシーズン終了までに数回のアップデートを計画していると語っており、“スペック4”と呼ばれる新たなアップデートがシーズン後半のどこかのタイミングで投入されるとみられている。

    また、ホンダは、今年のパワーユニットが2018年のベースになると述べており、2018年も現在のコンセプトを発展させていくとしている。

    ストフェル・バンドーンは、今回のエレメント交換でICE(内燃エンジン)とMGU-Kが5基目、MGU-Hとターボチャージャーが8基目、エネルギーストアとコントロールエレクトロニクスが6基目となる。

    関連:2017 F1ベルギーGP テレビ放送時間&タイムスケジュール

  • フェルナンド・アロンソ 「ホンダが勝てるエンジンを供給できるかは不明」

    フェルナンド・アロンソ 「ホンダが勝てるエンジンを供給できるかは不明」

    フェルナンド・アロンソは、ホンダが問題を解決するため懸命に取り組んでいるのは疑いのないことだとしつつも、来シーズンが始まるまでに勝てるエンジンを供給できるかどうかを予想するのは難しいと語った。

    今年でマクラーレン・ホンダでの3シーズン目を迎えているフェルナンド・アロンソだが、ホンダのF1エンジンは上位を争うパフォーマンスは発揮できておらず、シーズン前半を終えてアロンソはまだ10ポイントしか獲得できていない。

    フェルナンド・アロンソとマクラーレンの契約は今シーズン末で期限を迎え、アロンソは来月にも今後について決断を下すとされている。

    今もホンダのプロジェクトを信頼しているかと質問されたフェルナンド・アロンソは「そこはみんなに示してきたはずだ」とベルギーでコメント。

    「心から信頼しているし、難しい状況でも3年ここにいる。初年度は問題が多くて本当に難しかったけど、2年目は良い進歩を遂げられたと思っているし、大部分のレースを中団グループで戦っていたと思う」

    「今年もかなり難しい状況でスタートしたけど、今は再び中団グループにいると思う。どんなとき僕は常にこのプロジェクトを信じてきたし、常にポジティブに考えて、楽観的であろうとしている。チームと一緒に24時間、毎日、密接に頑張っている」

    「このプロジェクトに対する信頼度が高いことに驚かれることもある。ロズベルグはフェルナンドのようにはできないと言っていたし、ウェバーはどうしてフェルナンドは怒り狂わないんだと驚いていたよ」

    「僕は常に冷静だ。仕事に取り組んでいるし、みんなの仕事を信じている」

    「別に悪いことをと思ってしているわけではない。全員が100%を尽くしている。それができるときもあれば、できないときもある。特に短期的や中期的ではね。でも、僕はずっとチームを助けていくつもりだ」

    なぜ“怒り狂わない”のかと質問されたフェルナンド・アロンソは「そんなことをしても何も得しない。何のメリットもない」とコメント。

    「僕が爆発することでみんながもっと必死に頑張り、次のレースで1秒速くなるんだったらそうするつもりだ。でも、僕は精一杯の速さで走っている。みんなも力を限界まで出し尽くしているし、そこについては感謝しかない。ただ、もっと必要なだけだ」

    フェルナンド・アロンソのまだ今後についてははっきりしていないが、選択肢を「9月には考える」と明かしており、マクラーレンに残留するかどうかの鍵を握るのはパフォーマンスだと強調している。

    だが、フェルナンド・アロンソは、必要といているパフォーマンスをホンダが得られるかどうかを予想するにはまだ早いと述べた。

    「僕は専門家ではないし、彼らのようなアイデアもエンジンを開発する知識もない」とフェルナンド・アロンソはコメント。

    「僕にわかるのは、彼らがエンジンを改善しようと昼夜を問わず頑張っているということだけだ。ただ、6カ月後、7カ月後にどうなっているのか、どれくらい改善しているかを予想するのは難しい。彼らが最高の仕事を果たしてくれることは確信している。改善のために全力を尽くしてくれるはずだ」

  • マクラーレン・ホンダ:2017 F1 第12戦 ベルギーGP プレビュー

    マクラーレン・ホンダ:2017 F1 第12戦 ベルギーGP プレビュー

    マクラーレン・ホンダは、F1 第12戦 ベルギーGPに特別な気持ちで挑む。

    スパ・フランコルシャンでは、ベルギー出身のストフェル・バンドーンが、F1ドライバーとして初めてのホームレースを迎える。また、スパは、マクラーレンの創立者であるブルース・マクラーレンが1968年にグランプリ初勝利を飾った地でもあり、それに加えて翌週の8月30日がブルースの生誕80年という記念日にあたる。

    夏休み前のF1ハンガリーGPでは、フェルナンド・アロンソがレースのファステストラップを記録して6位入賞。ストフェル・バンドーンも10位でフィニッシュして今シーズン初のダブル入賞を果たしたマクラーレン・ホンダ。高速コーナーとロングストレートで構成されるスパではホンダのF1パワーユニットにとってチャレンジングとなるが、その勢いを生かしてポイント獲得を狙う。

    フェルナンド・アロンソ

    「サマーブレイクが明けるのを待ち遠しく思っていたよ! 休みでリフレッシュし、エネルギーを充電してから後半初戦に臨むのは、素晴らしい気分だ。家族や友人と充実した時間を過ごしつつ、トレーニングもしっかりと行ってきた。マシンに戻るのが本当に楽しみだ。スパはカレンダーの中でも素晴らしいサーキットの一つで、ドライバーの多くがお気に入りのコースに挙げている。数々の名場面が生まれ、その名声に値するサーキットだと思う。なかでも、“オー・ルージュ”は他には例がない特殊なコーナーだ。マシンからの視点は低いのに傾斜は急で、上っていくときには空しか見えない、信じられないような光景が広がる。シーズンが進むにつれて我々は競争力を増しているので、後半戦の開幕でもポイント圏内でフィニッシュできればと思っている。1ラップの4分の3でスロットルを開けるコースであり、マシンとドライバー双方に厳しいサーキットなので、エンジニア、メカニックらチーム全員に厳しいチャレンジが強いられる。ここで結果を出すためにはハードワークが必要なことはみんな分かっているが、全長が長くオーバーテイクポイントも多いコースなので、週末の間全力でプッシュしてチャンスをつかむつもりだ」

    ストフェル・バンドーン

    「F1ドライバーとしてベルギーGPを迎える日を、長い間待ちわびていた。どのドライバーにとっても、ホームGPは特別な週末だから、とてもワクワクしている。母国の大観衆を背に戦うのは最高だし、家族や友人も応援に来てくれる。多忙な前半戦を終えて休暇を楽しみにしていたが、数日でマシンに戻りたくなってしまったよ! それでも、つかの間の休息でこの数カ月を振り返り、よかったこと、悪かったことを分析できたのはよかった。ハードなトレーニングもしたので、スパにはより強くなって戻れると思っている。シーズン序盤は僕にとってもチームにとっても苦しい時期だった。完走を阻むような問題もいくつか起きたし、それによって僕自身もマシンを理解するのに時間がかかってしまったように思う。でも、ここ最近では、ファクトリーでチームやエンジニアとやってきたハードワークの成果が表れている。取り組んだことすべてがいいステップだし、それが明るい兆候として出ている。改善の余地はまだまだあるし、ここからさらによくなるはずだ。だから、今後数戦がいい結果になることを期待している」

    エリック・ブーリエ (マクラーレン・ホンダ レーシングディレクター)

    「サマーブレイクが明けてレースの世界に戻るのは、いつも気持ちがいいものだ。エネルギーを充電するとともに、大切な人との時間を過ごしたことで、再びレースへの意欲が満たされている。スパ・フランコルシャンでのレースは、チームにとっていつも特別だが、今年はそれがより強くなるだろう。まず、ベルギー出身のストフェルが、F1ドライバーとして初めてのホームレースを迎える。また、スパは、マクラーレンの創立者であるブルース・マクラーレンが1968年にグランプリ初勝利を飾った地でもあるが、それに加えて翌週の8月30日がブルースの生誕80年という記念日にあたり、特別な節目となる。日曜日、私たちは彼の偉業を称えるとともに、誇りに思うことだろう。前半戦は浮き沈みが激しく、苦労したことは確かだ。ただ、シーズン終了までの目標ははっきりしており、それに向けて水面下で努力を重ねてきた成果を披露する場は、まだ9戦も残されている。シーズンは長いので、全力でプッシュしてポイントを得るチャンスは多くある。続けてきた進化が実になり、熱狂的なベルギーのファンの皆さんに、楽しいレースウイークをお見せしたいと思っている」

    長谷川祐介 (ホンダ F1プロジェクト総責任者)

    「つかの間のサマーブレイクを経て、後半戦の開始であるベルギーに向かいます。長い伝統を持つスパ・フランコルシャンは、高速コーナーと長いストレート、激しいアップダウンを持つ、マシンに厳しいコースです。また、世界で最も難しいコーナーの一つと言われ、マシンからはまるで壁のように見える高速コーナー、“オー・ルージュ”を代表として、ドライバーにとっても高い技術と度胸を試されるサーキットでもあります。マクラーレン・ホンダは前戦のハンガリーGPで今季初のダブルポイント獲得を果たし、その後のインシーズンテストでも後半戦に向けて多くの貴重なデータを収集できるなど、前半戦をいい形で締めることができました。スパ・フランコルシャンは我々にとってタフなサーキットであるとは思っていますが、ハンガリーで得た勢いを維持し、後半戦をいい形でスタートきればと思っています」

    関連:2017 F1ベルギーGP テレビ放送時間&タイムスケジュール

  • マクラーレン、ホンダF1のイルモアとの成果で2018年の計画にジレンマ

    マクラーレン、ホンダF1のイルモアとの成果で2018年の計画にジレンマ

    マクラーレンは、ホンダがエンジン専門企業のイルモアの助けを借りてパフォーマンスを向上させていることで、2018年のF1エンジン契約についてジレンマに陥っていると Autosport が報じている。

    マクラーレンとホンダとの将来については数カ月間に及んで推測がなされてきたが、マクラーレンはホンダと継続するか、もしくはルノーを始めとする他のエンジンに乗り換えるかをまもなく決定しなければならない。

    数週間前、マクラーレンとホンダが継続する可能性はほぼないと見られていたが、最近、ホンダはイルモアの協力によって良い進歩を果たしていることが示唆されており、状況はより複雑になっている。

    今年、ホンダはF1オペレーションの見直しの一環として、迅速な改善のために外部のコンサルタントからのインプットを活用している。

    ホンダは、実際に誰と協力しているかは明かしていないが、困難を乗り越えた協力先の一社がイルモアであることが情報源によって確認されている。

    マクラーレンは、パートナーシップを継続するにはホンダに前進を要求しているが、イルモアの徹底的な仕事がホンダのパワーユニットにあらゆる点で大きな利益をもたらしていることがダイナモで明らかになっているという。

    それらの進歩は、ホンダにとっては完璧なタイミングで訪れている。マクラーレンは、フェルナンド・アロンソと新契約の交渉を開始する前に、今後数週間で2018年のF1エンジン契約を決定する必要がある。

    マクラーレンの選択肢として、ルノーへの変更が残されているが、ルノーは、レッドブル、トロ・ロッソ、そして自身のワークスチームへエンジンを供給しており、4チームに供給を拡大する可能性は否定してはいないものの、消極的だとされている。

    だが、トロ・ロッソとホンダのF1供給に関する交渉は先週決裂したとみられているものの、実際にはまだトロ・ロッソがホンダに乗り換え、ルノーの供給枠を解放する可能性は残されているという。

    ホンダは、今シーズンここまで劇的な成果は上げていないが、舞台裏では多くの変化がみられている。

    シーズン前には元フェラーリのジル・シモンとのコンサルタント契約を解消し、その後、イルモアやメルセデスを含めた外部から幅広いインプットを得ている。

    イルモアに関する状況についてコメントを求められたホンダは、2018年に向けて懸命に作業を進めているという以外、特定の詳細について明らかにすることを拒否している。

    ホンダの広報担当は「外部コンサルタントと協力する可能性は否定しませんが、詳細について明かすつもりはありません」と述べた。

    「現在、我々は2018年のパワーユニットの開発に取り組んでいますが、現時点ではさらなる競争力強化のために非常に懸命に作業をしているという以外に具体的に述べることはできません」

    アウトソーシングとの仕事だけでなく、ホンダはエンジンの評価方法についても変更している。

    これまでダイナモとコース上での相関関係に問題を抱えていたホンダは、シリンダー単体でのテストから完全なV6エンジンでのパフォーマンス評価へとアプローチを変更している。

    夏休み前、ホンダのF1プロジェクト総責任者を務める長谷川祐介は、ホンダがダイナモの結果に依存しないように開発アプローチを変更したと語っている。

    イルモアを率いるマリオ・イリエンは、1990年代中盤にメルセデスとマクラーレンとともに成功を収めてきた。1998年と1999年にはミカ・ハッキネンとタイトルを2連覇している。イルモアのエンジンはF1で44勝を挙げ、43回のポールポジションを獲得している。

    イルモアは、2015年にルノーのF1パワーユニットに取り組んできた。イルモアによって提供されたシリンダーのプロトタイプを含めたプログラムはレッドブルの命令によるものだった。しかし、有望な結果が得られたにも関わらず、ルノーは独自の設計ソリューションの方がより大きな進歩のチャンスを提供すると感じ、イルモアとの仕事を中止している。

    イルモアは、最近のFIAのミーティングに出席し、将来のF1エンジンのフォーマットについての議論に参加している。

  • マクラーレン、ストフェル・バンドーンの2018年の残留を発表

    マクラーレン、ストフェル・バンドーンの2018年の残留を発表

    マクラーレンは、ストフェル・バンドーンが、2018年もチームに残留することを発表した。

    ストフェル・バンドーンは、2013年にマクラーレンのドライバープログラムに加入。2014年からマクラーレンのリザーブドライバーを務めながらGP2に参戦し、2015年にGP2チャンピオンを獲得。

    2016年はスーパーフォーミュラに参戦しつつ、第2戦バーレーンGPで負傷したフェルナンド・アロンソの代役としてF1デビュー。10位入賞を果たす。

    今年は、マクラーレン・ホンダからF1にフル参戦し、F1ハンガリーGPで10位入賞を果たしていた。

    「来年もチームとレースを続けることが正式に発表された嬉しく思う。ルーキーシーズンの後半戦は自分の仕事に完全に集中してアプローチできるからね」とストフェル・バンドーンはコメント。

    「つまり、自分のクルマ、エンジニア、僕の周りの全ての人からできるだけ多くを得ることができるということだ」

    「F1での初シーズンの前半で、エンジニア、メカニック、ザク(ブラウン)、ジョナサン(ニール)、それに素晴らしいドライバーである、素晴らしいチームメイトでもあるフェルナンド(アロンソ)からすでに本当に多くのことを学んできた」

    「最後にマクラーレンのパートナー、ファンの忠誠心と情熱に感謝を伝えたい」

    マクラーレンのレーシングディレクターを務めるエリック・ブーリエは「2016年末にストフェルが2017年のマクラーレン・ホンダのドライバーになると発表したとき、我々は彼が何年も我々のためにレースをすることを計画していた」とコメント。

    「その計画は分っていないし、彼が来シーズンも我々とレースを続けることを発表できたことをとても嬉しく思う」

    「全てのルーキーと同じように、彼は最初のシーズンの前半に多くのことを学ばなければならなかったが、我々は彼に大きな信頼を置いている。彼は常に良くなっている。彼のチームメイトは控えめに言ってもタフな相手だ。間違いなく彼は今日のスポーツで最高のドライバーだからね。だが、ストフェルの堅実な才能と大きな野心は、将来、彼ら我々と共に大きな成功を収めることを確実とするだろう」

    マクラーレンのエグゼクティブディレクターを務めるザク・ブラウンは「エリックの言葉の繰り返しになるので、私はストフェルが素晴らしい才能の持ち主であり、未来のF1ワールドチャンピオンだ見なしているとだけ付け加えたい」とコメント。

    「彼は何年にもわたって我々とレースをするべきだと断言してきたのはそれが理由だ」

    「契約期間についての質問を誰かにされる前に、機密内容について詳細を述べたくはないが、このように言い換えたい。我々がストフェルと契約したとき、我々は何年も彼が我々とレースをしていくつもりだった。それが我々のチームの確固たる意志だ」

    「我々全員がストフェルのポテンシャルをわかっているし、我々が再びグランプリに勝てるだけの速いパッケージを得るとき、ストフェルはF1で初勝利を挙げる正しい場所にいるだろう」

  • フェルナンド・アロンソ 「マクラーレン・ホンダは強くなっている」

    フェルナンド・アロンソ 「マクラーレン・ホンダは強くなっている」

    マクラーレン・ホンダのフェルナンド・アロンソが、F1ベルギーGPへの意気込みを語った。

    マクラーレンとの契約が今シーズン末で終了するフェルナンド・アロンソは、来季の去就が不透明となっている。以前は夏休み中に2018年の活動について決断を下すと述べていたが、最近ではF1以外への転向を含めて12月まで決断を延ばすことを示唆している。

    マクラーレンは、今月中に来季のエンジンパートナーを決断する意向を示しており、ホンダと継続するのか、もしくは噂されているルノーへ変更するかもアロンソの去就に影響を与えてくることになる。

    フェルナンド・アロンソは、夏休み前のF1ハンガリーGPで今季ベストリザルトとなる6位入賞。スパ・フランコルシャンはエンジンへの負担が高い高速サーキットだが、結果を残すために全力でプッシュすると語る。

    「サマーブレイクが明けるのを待ち遠しく思っていたよ! 休みでリフレッシュし、エネルギーを充電してから後半初戦に臨むのは、素晴らしい気分だ。家族や友人と充実した時間を過ごしつつ、トレーニングもしっかりと行ってきた。マシンに戻るのが本当に楽しみだ」とフェルナンド・アロンソはコメント。

    「スパはカレンダーの中でも素晴らしいサーキットの一つで、ドライバーの多くがお気に入りのコースに挙げている。数々の名場面が生まれ、その名声に値するサーキットだと思う。なかでも、“オー・ルージュ”は他には例がない特殊なコーナーだ。マシンからの視点は低いのに傾斜は急で、上っていくときには空しか見えない、信じられないような光景が広がる」

    「シーズンが進むにつれて我々は競争力を増しているので、後半戦の開幕でもポイント圏内でフィニッシュできればと思っている。1ラップの4分の3でスロットルを開けるコースであり、マシンとドライバー双方に厳しいサーキットなので、エンジニア、メカニックらチーム全員に厳しいチャレンジが強いられる。ここで結果を出すためにはハードワークが必要なことはみんな分かっているが、全長が長くオーバーテイクポイントも多いコースなので、週末の間全力でプッシュしてチャンスをつかむつもりだ」

    関連:2017 F1ベルギーGP テレビ放送時間&タイムスケジュール

  • ホンダF1 「F1ベルギーGPでも勢いを維持できるようベストを尽くす」

    ホンダF1 「F1ベルギーGPでも勢いを維持できるようベストを尽くす」

    ホンダのF1プロジェクト総責任者を務める長谷川祐介が、スパ・フランコルシャンで開催されるF1ベルギーGPへの展望を語った。

    マクラーレンとのパートナーシップが3年目を迎得る今年、新型パワーユニットを投入したホンダだが、プレシーズンテストから信頼性とパフォーマンス不足が露呈。第7戦までノーポイントが続き、マクラーレンとの提携解消が噂された。

    だが、F1アゼルバイジャンGPで“スペック3”パワーユニットを投入して以降、徐々に信頼性とパフォーマンスを発揮できるようになり、高速のシルバーストンでもノーポイントに終わったものの速さを見せ、F1ハンガリーGPでは今季初のダブル入賞を果たしてコンストラクターズ選手権での最下位を脱出。ポジティブなムードで夏休みを迎えた。

    4週間のサマーブレイクが明け、後半戦の緒戦はF1ベルギーGP。高速サーキットのスパ・フランコルシャンでは苦戦が予想されるものの、ハンガリーでの勢いを維持するために全力を尽くすと長谷川祐介は述べた。

    「つかの間のサマーブレイクを経て、後半戦の開始であるベルギーに向かいます」と長谷川祐介はコメント。

    「長い伝統を持つスパ・フランコルシャンは、高速コーナーと長いストレート、激しいアップダウンを持つ、マシンに厳しいコースです。また、世界で最も難しいコーナーの一つと言われ、マシンからはまるで壁のように見える高速コーナー、“オー・ルージュ”を代表として、ドライバーにとっても高い技術と度胸を試されるサーキットでもあります」

    「マクラーレン・ホンダは前戦のハンガリーGPで今季初のダブルポイント獲得を果たし、その後のインシーズンテストでも後半戦に向けて多くの貴重なデータを収集できるなど、前半戦をいい形で締めることができました」

    「スパ・フランコルシャンは我々にとってタフなサーキットであるとは思っていますが、ハンガリーで得た勢いを維持し、後半戦をいい形でスタートきればと思っています」

    マクラーレンにとって、スパ・フランコルシャンはブルース・マクラーレンが勝利を挙げた場所。さらに8月30日はブルース・マクラーレンの生誕80年となる。

    エリック・ブーリエは、後半戦にむけてポイントを獲得するために努力を続けていくと語る。

    「サマーブレイクが明けてレースの世界に戻るのは、いつも気持ちがいいものだ。エネルギーを充電するとともに、大切な人との時間を過ごしたことで、再びレースへの意欲が満たされている。スパ・フランコルシャンでのレースは、チームにとっていつも特別だが、今年はそれがより強くなるだろう」とエリック・ブーリエはコメント。

    「まず、ベルギー出身のストフェルが、F1ドライバーとして初めてのホームレースを迎える。また、スパは、マクラーレンの創立者であるブルース・マクラーレンが1968年にグランプリ初勝利を飾った地でもあるが、それに加えて翌週の8月30日がブルースの生誕80年という記念日にあたり、特別な節目となる。日曜日、私たちは彼の偉業を称えるとともに、誇りに思うことだろう」

    「前半戦は浮き沈みが激しく、苦労したことは確かだ。ただ、シーズン終了までの目標ははっきりしており、それに向けて水面下で努力を重ねてきた成果を披露する場は、まだ9戦も残されている。シーズンは長いので、全力でプッシュしてポイントを得るチャンスは多くある。続けてきた進化が実になり、熱狂的なベルギーのファンの皆さんに、楽しいレースウイークをお見せしたいと思っている」

    関連:2017 F1ベルギーGP テレビ放送時間&タイムスケジュール

  • ストフェル・バンドーン 「F1ベルギーGPをずっと楽しみにしてきた」

    ストフェル・バンドーン 「F1ベルギーGPをずっと楽しみにしてきた」

    マクラーレン・ホンダのストフェル・バンドーンが、F1ベルギーGPへの意気込みを語った。

    序盤戦は苦戦を強いられたストフェル・バンドーンだが、改善するために行っていたチームとの努力が実り、F1ハンガリーGPでは今季初ポイントを獲得している。

    スパ・フランコルシャンでの今回のレースは、ベルギー出身のストフェル・バンドーンにとってF1ドライバーとしては初めての母国グランプリとなる。

    「F1ドライバーとしてベルギーGPを迎える日を、長い間待ちわびていた。どのドライバーにとっても、ホームGPは特別な週末だから、とてもワクワクしている。母国の大観衆を背に戦うのは最高だし、家族や友人も応援に来てくれる」とストフェル・バンドーンはコメント。

    「多忙な前半戦を終えて休暇を楽しみにしていたが、数日でマシンに戻りたくなってしまったよ! それでも、つかの間の休息でこの数カ月を振り返り、よかったこと、悪かったことを分析できたのはよかった。ハードなトレーニングもしたので、スパにはより強くなって戻れると思っている」

    「シーズン序盤は僕にとってもチームにとっても苦しい時期だった。完走を阻むような問題もいくつか起きたし、それによって僕自身もマシンを理解するのに時間がかかってしまったように思う。でも、ここ最近では、ファクトリーでチームやエンジニアとやってきたハードワークの成果が表れている。取り組んだことすべてがいいステップだし、それが明るい兆候として出ている。改善の余地はまだまだあるし、ここからさらによくなるはずだ。だから、今後数戦がいい結果になることを期待している」

    関連:2017 F1ベルギーGP テレビ放送時間&タイムスケジュール

  • ミカ・ハッキネン、マクラーレン M23でデモ走行

    ミカ・ハッキネン、マクラーレン M23でデモ走行

    2度のF1ワールドチャンピオンであるミカ・ハッキネンが、ロレックス・モンテレー・モータースポーツ・リユニオンで1974年にエマーソン・フィッティパルディがタイトルを獲得したマシン『マクラーレン M23』でデモ走行を行った。

    マクラーレンのアンバサダーを務めるミカ・ハッキネンは、同イベントが開催されたラグナ・セカでコスワース DFVエンジンを搭載したM23Bを走らせ、ファンイベントにも参加した。

    「倉庫から古いオーバーオールを引っ張り出さなければならなかったけど、ちょっとキツいと言わなければならないね」とミカ・ハッキネンは笑顔でコメント。

    「このトラックは楽しいと認めなければならない。本当に楽しい。このようなトラックでこのクルマを走らせるのは素晴らしいことだ。最高のフィーリングだ。アップダウンがあって、コーナーはキャンバーが多い」

    ミハ・ハッキネンは、ラグナセカは40年以上前のF1カーで攻めるのに完璧な場所だと述べた。

    「このような(1974年の)クルマはサスペンションがかなりソフトだ。なので、この種のキャンバー変化に乗るのは最高だ。最近のF1カーだったら、多くの時間を3輪で走ることになるだろう。サスペンションの動きがかなり小さいからね」