タグ: マクラーレン

  • マクラーレン 「2017年は“チーム史上最悪”のシーズンだった」

    マクラーレン 「2017年は“チーム史上最悪”のシーズンだった」

    マクラーレンのエグゼクティブディレクターを務めるザク・ブラウンは、2017年シーズンは“チーム史上最悪”の一年だったとし、ルノーにサプライヤーを変更する今年は再びワールドチャンピオンに勝てるチームに生まれ変わると決意を新たにしている。

    2018年のF1世界選手権の開幕まで2ヵ月を切ったが、新たにスポンサー契約を結んだCNBCの番組に出演したザク・ブラウンは「オーストラリアでは我々が集団の先頭に飛び出るのをお見せできると思う」と興奮気味に述べた。

    2015年、マクラーレンはF1復帰したホンダとタッグを組み、新生“マクラーレン・ホンダ”として新たな船出を切ったが、3年間で2度コンストラクターズ選手権で9位に転落。昨年でホンダとのパートナーシップを解消した。

    ザク・ブラウンは、2017年が“マクラーレン史上、最悪の一年”だったと認める。

    「過去3年間は非常に苦痛だった」と語るザク・ブラウンは、マクラーレンがコース上で成功するにはまず財政的に戦える状態に立て直す必要があると語る。

    「高価なスポーツだ。我々は財政的にトップ2チームと戦くことができてない。それでも我々はトップ4チームのひとつだ。できるだけ多くのリソースをレースチームに投入するためにそこを改善し続ける必要がある。我々はすべてを適切に得ることができれば、グリッドを大幅に上げていくことになるだろう」

    マクラーレンは、エンジンサプライヤーをルノーに変更するだけでなく、会議室の経営陣も大きく変更を遂げた。過去40年マクラーレンのトップを務めたロン・デニスは、法廷論争のあとチームを後にしている。

    過去数年、マクラーレンは激動のシーズンを過ごしてきたが、ザク・ブラウンは楽観的になれる理由はあると考えている。そのひとつとして、F1のベストドライバーの一人に数えられるフェルナンド・アロンソの存在を上げた。

    「フェルナンドは非常に勤勉で集中力があり、自分自身とチームに非常に厳しく要求sている。フェルナンドがガレージに入ってくると、全員の背筋が少し伸びるのがわかる」

    最後に成功に必要なことは何かと質問されたザク・ブラウンは以下のように締めくくった。

    「ミスをしたときに、それらのミスから学び、二度と同じミスをしないことだ」

  • マクラーレン、CNBCとのスポンサー契約を発表

    マクラーレン、CNBCとのスポンサー契約を発表

    マクラーレンは、CNBCと複数年のパートナーシップ契約を結んだことを発表した。

    CNBCは、ニュース通信社ダウ・ジョーンズとアメリカの大手テレビネットワークのNBCが共同設立したニュース専門放送局。同社のコンテンツは世界中で毎月3億1000万人以上が閲覧しているとされる。

    マクラーレンは23日(火)、ダボスでCNBCとのパートナーシップを発表。ビジネスリーダーや投資家といったネットワークのポテンシャルを生かしていきたいと語った。

    「CNBCは業界をリードするワールドクラスのブランドであり、マクラーレンに見事にフィットする」とマクラーレンのエグゼクティブディレクターを務めるザク・ブラウンはコメント。

    「このパートナーシップは、CNBCとマクラーレンの両社が共有する属性や価値観を強調しながら、世界的なビジネス目的のオーディエンスにリーチする能力を大幅に強化するだろう」

    「F1は複数レベルで刺激的な変化を遂げているスポーツであり、そのストーリーをグローバルビジネスにもたらすことで、マクラーレンとCNBCだけでなく、F1のスポーツをも向上させることに役立つだろう」

    マクラーレン F1 CNBC

  • マクラーレン 「性能改善が原因であればルノーの信頼性問題も許容」

    マクラーレン 「性能改善が原因であればルノーの信頼性問題も許容」

    マクラーレンは、2018年もルノーのF1パワーユニットに信頼性問題が発生することは考えているが、それがパフォーマンスを追求するための代償であるならば許容する意思があると語る。

    3年間の大部分で信頼性とパワー不足に苦しんだホンダとのパートナーシップを終え、マクラーレンはルノーのF1パワーユニットに切り替えて、2018年に表彰台へ復帰を目指している。

    ルノーは2017年シーズンの特に後半にむけて多くの信頼性を抱えていたが、マクラーレンのエグゼクティブディレクターを務めるザク・ブラウンは、それらの弱点はパフォーマンスとのトレードオフによって生じたものであるため心配はしてないと語る。

    「全てのレースシーズンに多くの懸念はつきものだと思う」とザク・ブラウンは Marshall Pruett Podcast でコメント。

    「最終的に我々はとても自信を持っている。彼らにはパワーがあるし、彼らはパワーを持ていることを実証してきた。彼らはパワーをひねり出したときにいくつか信頼性問題が発生していた。メキシコでそれを目にしたと思うし、誰かが私に彼らのエンジンの4基がブローしたと話してきた。だが、彼らはレースを支配していた」

    「我々はフィールドのトップに返り咲きたいと思っている。我々はモーターレーシングをわかっている。パフォーマンスが信頼性問題を引き起こす可能性はある。彼らはそれを解決すると思っているし、問題を特定していると思う。今年のどこかの時点でエンジンに問題が発生することになるとは思うが、それがレースだ。あまり多く発生しないことを願っているし、フィールドのトップに返り咲けるエンジンであることを期待している」

    「大きな改善となるだろう。これから我々は立ち直らなければならないし、期待値を設定する必要がある。我々はチャンピオンシップに挑戦するつもりだ。そして、F1チームはパワーユニットのみではなくそれ以上のものだ」

    「未知のシーズンのスタートで誰もが抱くであろう以上の懸念はない。だが、彼らは自分たちがやっていることを知っている。彼らは過去13年で6回のワールドチャンピオンを獲得しているし、非常に近づいている」

  • フォース・インディア 「マクラーレンとルノーは大きな脅威」

    フォース・インディア 「マクラーレンとルノーは大きな脅威」

    フォース・インディアは、マクラーレンとルノーが2018年のF1コンストラクターズ選手権争いで“大きな脅威”になると考えている。

    フォース・インディアは、2年連続でコンストラクターズ選手権4位を確保。2017年は5位のウィリアムズに104ポイント差をつけて中団グループに大きな差をつけた。

    しかし、フォース・インディアの副チーム代表を務めるボブ・ファーンリーは、最終戦アブダビGPでニコ・ヒュルケンベルグが自身のドライバー陣よりも上位でフィニッシュして逆転でコンストラクターズ選手権6位を獲得したルノーは上昇気流に乗っていると警戒する。

    また、今年ホンダからルノーにパワーユニットを変更し、ルノーと同様にフォース・インディアよりも豊富な予算をもっているマクラーレンも昨シーズンから順位を上げてくることと予想する。

    「ルノーとマクラーレンの両方はかなり近くにいるように思う」とボブ・ファーンリーは Autosport にコメント。

    「彼らは大きな脅威であり、我々はそれを真剣に受け止める必要がある。我々はそのを受け入れてかなり努力をしていく必要がある」

    「その3台には大きな差はないだろう。3チームが大規模なバトルを繰り広げることになると思う」

    フォース・インディアは、F1グリッドで最初規模の予算のチームのひとつ。ルノーが1億5000万ポンド(約230万円)、マクラーレンが1億8500万ポンド(約284億円)の予算を費やしているのに対し、フォース・インディアは9000万ポンド(約138億5700万円)の予算でしかない。

    「大きな予算のチームと戦くのは常に難しいことだが、そうは言っても、我々は2年連続でそれを成し遂げてきた。3年目もそれができない理由はない」とボブ・ファーンリーはコメント。

    2017年、フォース・インディアは安定した着実なスタートを切って中団を引き離し、印象的な開発レートでトップ3チームの後ろでフィニッシュしている。

    マクラーレンとルノーの脅威が増加したことで、フォース・インディアは今シーズンへのアプローチを変更するかと質問されたボブ・ファーンリーは「そうは思っていない」とコメント。

    「ハードな戦いだったシーズン序盤を見れば、我々には期待通りのクルマはなかった。我々はレース戦略、信頼性、優れたドライバーを生かさなければならなかった」

    「その場所に留まらなければならないが、それに加えて、しっかりとしたパフォーマンスを発揮できることを願っている」

  • マクラーレン 「当時はホンダと組むことが正しい決断だった」

    マクラーレン 「当時はホンダと組むことが正しい決断だった」

    マクラーレンは、ホンダのF1パワーユニットで不遇の3シーズンを過ごしてきたが、ルノーにパワーユニットを変更したことで状況は好転すると楽観視している。

    マクラーレンは、2014年の開幕戦オーストラリアGPでケビン・マグヌッセンとジェンソン・バトンが2位と3位を獲得して以降、表彰台から遠ざかっている。

    マクラーレンのエグゼクティブディレクターを務めるザク・ブラウンは、上位争いに戻ることが最優先事項だと語る。

    「我々は上位争いに返り咲くつもりでいるし、どれくらい距離を縮められるか見てみるつもりだ」とザク・ブラウンはオートスポーツ・インターナショナル・ショーでコメント。

    「もちろん、ホンダとの関係が良くなることを望んでいたが、それがレースだ。リスクは付き物だ。我々の歴史の一章だった。今はその章を閉じて、2018年について考えている」

    最近のシーズンでは、成績を残せないことでマクラーレンは大きな犠牲を払うことになった。スポンサーはマクラーレンから離れ、獲得できる賞金も減少した。

    ザク・ブラウンは、ホンダとのパートナーシップによってどれくらいの犠牲を払ったかについて具体的な数字を提示することは拒否したが、当時はホンダと契約を結ぶことが正しい判断だったと主張する。

    「パフォーマンス不足の代償として賞金が挙げられる」とザク・ブラウンはコメント。

    「当時は正しい決断だったと思う。うまくいくときもあれば、うまくいかないときもある。間違った決断だっというのはアンフェアだと思う。当時は正しい決断だった」

    パワーユニットのサプライヤーをルノーに変更することで、マクラーレンは信頼性の向上に期待している。

    しかし、ルノーにも解決しなければならない信頼性問題は山積みとなっている。昨年のF1メキシコGPでは、ルノーのF1パワーユニットを搭載するレッドブルのマックス・フェルスタッペンが圧倒的な勝利を収めたが、他の5台のルノー搭載勢はエンジントラブルでリタイアしている」

    「もちろん、できる限り優勢なエンジンであることを望んでいるが、我々は自信を持っている」とザク・ブラウンは語る。

    「彼らがさらにもう少し馬力を解放しようとしているのはわかっていたし、それによって信頼性問題が発生する可能性はあるものだ。シーズンにむけてそこまで懸念はしていない」

    来週末、マクラーレンのドライバーを務めるフェルナンド・アロンソはデイトナ24時間レースに参戦する。

    ザク・ブラウンは、フェルナンド・アロンソの気持ちはまだF1にあると考えているが、彼にマクラーレンへのアロンソのコミットメントが揺らいだとしても、マクラーレンにはランド・ノリスという優れたリザーブドライバーがいると語る。

    「フェルナンドは素晴らしい走りをしていると思うし、彼がどれくらい長くそれをしたいかにかかってくるだろう」

    「彼がF1にいることを選択すれば、あと数年はF1にいるのは間違いないだろう。そして、我々に最速の新進気鋭のドライバーがいる。それは素晴らしことだ」

  • マクラーレン、セバスチャン・コーをビジネス諮問委員に任命

    マクラーレン、セバスチャン・コーをビジネス諮問委員に任命

    マクラーレンは、同社の将来を形成するビジネス諮問委員会の12人メンバーに国際陸上競技連盟会長のセバスチャン・コーが加入したことを発表した。

    オリンピック陸上種目の金メダリストであるセバスチャン・コーは、国際オリンピック委員会(IOC)の調整委員にも選ばれている人材。

    マクラーレンは、昨年のロン・デニスの離脱、ホンダとのエンジンパートナーの失敗の後、F1での状況を好転させることを目指している。

    新しいビジネス諮問グループは、マクラーレンのシニアマネジメントに助言を提供。マクラーレンの成長戦略を見直し、幅広い関係とネットアークを通じた業務への商業的価値の付加、セクター専門家による洞察と専門知識の提供、スタッフとのエンゲージメントと組織のリーダーシップのサポートという4つの主要分野に焦点を当てていく。

    マクラーレンのエグゼクティブディレクターを務めるザク・ブラウンは「この経験豊富なビジネスリ-ダーを引きつけ、任命できたことを大変光栄に思う」とコメント。

    「我々が選んだのは幅広い業界のワールドクラスの人材であり、選ばれた分野で際立った業績をあげてきた。彼らはリーダーシップの才能、創造的な思考への熱意、スポーツとテクノロジーへの積極的なパワーへの情熱を共有している」

  • 「マクラーレンは2018年に大きなプレッシャーに直面する」とバンドーン

    「マクラーレンは2018年に大きなプレッシャーに直面する」とバンドーン

    ストフェル・バンドーンは、マクラーレンは2018年に優れたパフォーマンスを発揮しなければならないという大きなプレッシャーに直面することになると語る。

    昨年、マクラーレンは、シャシー性能は優れているものの、ホンダのF1エンジンの脆弱さのせいでパフォーマンスを発揮できなかったと繰り返し主張していたが、2018年からは昨年3勝を挙げているレッドブルと同じエンジンを搭載するため、言い訳はできなくなる。

    数日前、マクラーレンのレーシングディレクターを務めるエリック・ブーエリは「我々は余計なプレシャーは感じていない」と述べていた。

    「それどころか、レッドブルとルノーという2つの強力なライバルがいることにモチベーションを高めている」

    しかし、ストフェル・バンドーンは「2018年にチームが抱えているプレッシャーは大きい。僕たちの横には結構な比較対象がいるからね」と RTBF にコメント。

    「レッドブルは昨年レースに勝っているし、ルノーも好調だった。それはプレッシャーだ。でも、ポジティブな部分でもあるし、僕たちは進歩する必要がある」

    昨年、フェルナンド・アロンソのチームメイトとして厳しいF1キャリアをスタートしたストフェル・バンドーンは、個人的にも重要なシーズンになると語る。

    「クルマの理解を深めて、週末にクルマを仕上げるためにはまだやらなければならない仕事がある」とストフェル・バンドーンはコメント。

    「全ての要素をまとめることができれば、スピードは向上するはずだ」

    「僕たちはシーズンの目標は定めていない。僕としても自分自身に焦点を当ててはいるけど、フェルナンドというリファレンスがいる。去年の結果は期待したものではなかったけど、来年にむけて僕はずっと強くなっている」

    「自分のチーム、エンジニア、サーキットを詳しく知ることができたし、フェルナンドという優れたチームメイトから、必ずしも効率的ではないクルマへの対処方法やシーズン中に問題を管理していく方法などを学んだ」

    マクラーレンは、バルセロナテストの開始に先立ち、2月23日(金)に2018年F1マシン『MCL33』を披露することを発表している。

    ストフェル・バンドーンは、すでにシミュレーターでMCL33を体験している。

    「エンジニアと一緒にシミュレーターで初めて走っているし、新車について多くのことを話し合うことができた」

    「ルノーに変更する2018年マシンの第一印象は素晴らしい。全員がテストを開始して、コース上で自分たちに何が出来るかを確認することにモチベーションを高めている」

    「バルセロナではシーズンがどう展開するかもう少しわかるだろう」

  • マクラーレン 「ルノーのF1エンジンの信頼性は心配していない」

    マクラーレン 「ルノーのF1エンジンの信頼性は心配していない」

    マクラーレンは、新しいF1エンジンパートナーであるルノーが昨シーズンに見舞われていた信頼性問題を克服できると確信している。

    マクラーレンは、ホンダとの不遇の3年間のパートナーシップを終え、ルノーとの新たなシーズンに期待を寄せている。だが、昨年はルノーもMGU-Hに関連したパワーユニット故障が多発し、エンジンパートナーであるレッドブルの怒りを買っている。

    しかし、マクラーレンのレーシングディレクターを務めるエリック・ブーリエは、ルノーが冬の間に信頼性問題を解決したと信じている。

    ルノーのF1パワーユニットの信頼性を心配しているかと質問されたエリック・ブーリエは「まったく心配していない」とコメント。

    「ルノーは必要な対策を施し、そのエリアで進歩を果たすために多大な努力をしている」

    エリック・ブーリエは、マクラーレンもルノーのF1パワーユニットへの変更に対応するために冬の間に懸命に作業をしてきたと語る。

    「従業員は休暇中も自主的に仕事をしていた」とエリック・ブーリエはコメント。

    「全員がルノーへの移行のニュースを非常にポジティブに受け止めているし、我々はすでに新しいサプライヤーと完全にうまく仕事ができている」

    昨年、マクラーレンは、シャシー性能は優れているものの、ホンダのF1エンジンの脆弱さのせいでパフォーマンスを発揮できなかったと繰り返し主張していた。

    しかし、2018年からは昨年3勝を挙げているレッドブルと同じエンジンを搭載するため、言い訳はできなくなる。

    だが、エリック・ブーリエはまったくプレッシャーは感じていないと語る。

    「我々は余計なプレッシャーを感じてはいない。それどころか、レッドブルとルノーという2つの強力なライバルがいることにモチベーションを高めている」

    「マクラーレンは数合わせのためでなく、パフォーマンスを示すためにF1にいる」

    マクラーレンは、2月23日(金)にチーム史上初めてルノーのF1エンジンを搭載する2018年F1マシン『MCL33』を発表する。

  • ルノー 「マクラーレンへのエンジン供給はチームを強化する絶好の機会」

    ルノー 「マクラーレンへのエンジン供給はチームを強化する絶好の機会」

    ルノーF1のチーム代表シリル・アビテブールは、2018年のF1世界選手権がワールドチャンピオンに挑戦するという明確な目標のためにチームを作り上げていく最後のシーズンだとし、マクラーレンへのエンジン供給がそれをさらに後押しすると考えている。

    ルノーは、2016年の初めにロータスF1チームを買収してワークス参戦。F1ワールドチャンピオンを目標に掲げ、スタッフ数の増員やエンストンの本部や設備の近代化など、チーム全体の運営を再編し、開発プログラムを実施してきた。

    参戦当初は5年でタイトルを獲ると宣言したルノーだが、その後計画を3年に前倒し。2018年はその体制を整えるための最後のシーズンとなる。

    シリル・アビテブールは、その目標を改めて繰り返し、2018年は“トップチームを攻撃する”ための基盤を作るために2016年に開始した“建設フェーズ”の最終年度になることを切望していると語る。

    「2017年は進歩の一年だったし、2018年も同じように進歩しなければならない。もう一年、建設の年となる」とシリル・アビテブールはコメント。

    「年末までに2016年から2018年までの3年間のフェーズにおける建設フェーズは終わったと言いたい。次のフェースはトップチームを攻撃することだ」

    「我々は自分たちが至る所で完璧ではないことを受け入れる必要がある。物事には時間がかかるが、同時に我々は正しい軌道に乗っていることを示す必要がある」

    また、シリル・アビテブールは、マクラーレンとの新しいエンジン供給契約が、F1ワールドチャンピオンに挑戦するという最終目標にむけた努力の後押しになると感じている。

    「責任は大きいが、素晴らしい機会でもある。マクラーレンと比較されることになると思うが、マクラーレンを我々のマシンとドライバーのベンチマークにして、組織の進捗状況を評価する機会でもある」

    「率直に言えば、最高のチームと仕事をすることは、最高のチームになるための機会でもある」

  • マクラーレン、ホンダとルノーのF1パワーユニット構造の違いを説明

    マクラーレン、ホンダとルノーのF1パワーユニット構造の違いを説明

    マクラーレンのテクニカルディレクターを務めるティム・ゴスは、2018年F1マシン『MCL33』のシャシーデザインを妥協することなく、ルノーのエンジン構造に対応することができたと自信をみせている。

    マクラーレンは昨年9月のF1シンガポールGPの週末にマクラーレンとのパートナーシップを解消し、ルノーと新たに3年契約を締結。すでにホンダのエンジンを想定して設計に着手していたシャシーをルノーのエンジンに合わせるために変更する必要があった。

    ホンダからルノーのF1エンジンに変更することで、マクラーレンはこれまでよりも多くの馬力を得られるはずだが、ティム・ゴスはホンダとは異なるターボとエネルギー回生システムの異なるパッケージングへの調整には大きな課題があったことを明らかにした。

    「ルノーの構造は非常に異なる。2つの基本的なエンジン構造がある。メルセデス/ホンダのアプローチ、そして、フェラーリ/ルノーのアプローチだ」とティム・ゴスは Autosport にコメント。

    「本質的にターボチャージャーが配置される位置に違いがある。メルセデス/ホンダのアプローチはエンジンの前方にコンプレッサー、後方にタービンがあり、Vバンク内にMGU-Hが配置されている」

    「フェラーリ/ルノのアプローチは、エンジンの後方にコンプレーサーが配置してあり、その後ろにMGU-H、さらに後ろにタービンが配置されている」

    「それらはシャシーとギアボックスに対して非常に異なるアプローチが必要となる。現在、我々は両方の経験があるので、両方の良い点と悪い点を見極めることができる」

    「ルノーのアプローチにも気に入っている部分とやや不快感を感じる部分があるが、最終的に異なるエンジンへの移行するという決定がちょうど時間通りになされたことは幸運だった。後からではできないことだった」

    ティム・ゴスは、ルノーのF1パワーユニットをパッケージングするために燃料タンク、ギアボックス、リアサスペンションに影響が及んだと語る。

    「シャシー、冷却システムを再構成し、それに合わせてギアボックスを再構成する必要があった。だが、シャシーに大きな妥協をすることなく、時間内にそれを成し遂げることができた。かなり大きな変更だった」とティム・ゴスはコメント。

    「ルノーのエンジンはシャシーのさらに前方に配置される。ホンダの場合、エアインテークをエンジンの前に持ってくる必要があり、その容積は燃料セルから得ていた。結果として、シャシーは長くなっていた」

    「しかし、ターボチャージャーをエンジンの後ろに配置しなくてもよく、インボードサスペンションの途中に入れていた。それよってエンジンの後方ははるかに簡単な作業で終わっていた」

    「ルノーに移行すると、突然エンジンの前方がはるかシンプルになり、結果として相当量の燃料容量を取り戻すことできる。エンジンをさらに前に置くことができ、エンジンの空力ブロックとエキゾーストをシャシーの後方に動かせるのでかなり良好になっている」

    「しかし、ターボチャージャーがベルハウジング内に配置されているので、それに対応するためにリアサスペンションのインターナルを再設計して、ギアボックスの長くしなければならなかった」

    「だが、我々は素晴らしい仕事を成し遂げた。本当に素晴らしい仕事だ。非常に激しいものだった。我々はそれを並べかえるために2週間の努力を費やしてきたが、我々が何をする必要があるかはしっかりと把握していた」