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  • フェルナンド・アロンソ 「マクラーレンは2018年に表彰台に戻る」

    フェルナンド・アロンソ 「マクラーレンは2018年に表彰台に戻る」

    フェルナンド・アロンソは、2018年にマクラーレンがルノーのF1パワーユニットを搭載することで、定期的に表彰台で“シャンパンを味わえる”ポジションにいられるだろうと自信をみせる。

    過去3年間、ホンダのF1パワーユニットの信頼性とパフォーマンス不足に悩まされたマクラーレンだが、昨年末でホンダとのパートナーシップを解消し、今シーズンからはルノーのF1パワーユニットを搭載して名門復活に期待を寄せている。

    マクラーレンが最後に表彰台にあがったのは2014年のオーストラリアGP、優勝となれば2012年のブラジルGPまで遡る。

    2018年シーズンへの期待について質問されたフェルナンド・アロンソは「結果に関しては予想するのは常に難しい」とコメント。

    「これはF1だし、事前にわかっている数字はない。何が起こるかはわからない。チャンピオンで優勝候補のメルセデスでさえ、2018年に最速であることは保証されていない」

    「でも、僕たちはかなり楽観的だし、レッドブルがルノーのパワーユニットでやってきたことはわかっている。彼らは予選では最速ではなかったかもしれないけど、レースではかなり速かった。彼らは何度か表彰台に上がり、2~3勝を挙げた。そのような結果を出せれば、僕たちはとても満足すると思う。僕たちが戦うことができ、再びシャンパンを味わうことができればね」

    2017年にマクラーレンが獲得した30ポイント中17ポイントを獲得したフェルナンド・アロンソは、過去3年間の厳しい経験によってチームの全員が強くなったと語り、昨年3勝を挙げたルノーのエンジンを搭載することで、マクラーレンは2018年に勝利の道に戻る準備が整ったと感じている。

    「この3年間でチームの全員が変わったと思う。僕たち全員が厳しい時期を過ごしてきた。僕たちは学んできたし、厳しいレッスンもあった。痛みをともなうリタイアもあった。チームは今、最高のパフォーマンスを発揮する準備ができている」

    「僕たちが過去3年間で学んだ最大のことはチームのスピードだ。彼らは決して諦めなかったし、とても団結していて、生産的だった。たとえ16位を争っていたとしても、次のレースでコンマ5秒をもたらすために全力で仕事をしてきた。チーム内のそのスピリットは驚きべきものだった。そこは長期的に保たれていくことだと思う」

  • マクラーレン 「アロンソは3度目のチャンピオンを獲得できる」

    マクラーレン 「アロンソは3度目のチャンピオンを獲得できる」

    マクラーレンのエグゼクティブディレクターを務めるザク・ブラウンは、フェルナンド・アロンソは3度目のワールドチャンピオンを獲得できると確信しているが、それにはマクラーレンが彼にそのチャンスを掴めるクルマを与える必要があると認識していると語る。

    フェルナンド・アロンソは、2005年と2006年にルノーのF1ワールドチャンピオンを獲得。しかし、その後、フェラーリで3度ドライバーズ選手権2位になったものの、タイトルからは遠ざかっている。

    2015年には希望をもってマクラーレン・ホンダに加入したアロンソだったが、ホンダのF1パワーユニットの性能により、成功にはほど遠い3シーズンを過ごすことになった。

    今年、マクラーレンはルノーのF1パワーユニットを搭載。ザク・ブラウンは今年のマクラーレンは大幅に結果を改善させる道を進んでいると考えている。

    「我々は良いシーズンを過ごすことになると思っている。後方からフィールドの上位に戻って、表彰台を争えることを期待している」とザク・ブラウンは AS にコメント。

    フェルナンド・アロンソは3度目のワールドチャンピオンを獲得できるかと質問されたザク・ブラウンは「そうだね。我々が彼がチャンスを掴めるクルマを与えられれば、彼がワールドチャンピオンを獲得する能力がドライバーであるドライバーであることは確かだ。彼はこれまで同じくらい良い走りをしている」

    「クルマでの彼の才能は他の誰にも劣らない。だが、本当の違いは、彼の準備、献身、準熱、そして、レースカー外での集中だと思っている。これまで見た他のどのドライバーとも違っている」

    「私はミハエル・シューマッハの周りにいたことはないが、私が聞いた話では、彼の振る舞いはミハエルやアイルトン・セナと同じレベルの献身だ。長い間、あのような集中と情熱を保つことができないドライバーもいる。彼はそういった点で非常に特別なドライバーだ」

  • マクラーレン 「ルノーのF1エンジンはメルセデスに近づいている」

    マクラーレン 「ルノーのF1エンジンはメルセデスに近づいている」

    マクラーレンのエグゼクティブディレクターを務めるザク・ブラウンは、ルノーのF1エンジンはメルセデスに近づいていると述べ、今年フェルナンド・アロンソがタイトル争いをする可能性はあると語る。

    マクラーレンは、昨シーズン限りで3年間にわたるホンダとのパートナーシップを解消。2018年は新たにルノーのF1パワーユニットを確保し、表彰台や優勝を争えるポジションに返り咲くことを目指している。

    「ルノーのエンジンはメルセデスに近づいていると思う」とザク・ブラウンは Marca にコメント。

    「去年3勝を挙げたエンジンだ。人々は3番目のエンジンだと思っているかもしれないが、全てが互いにとても拮抗していると思う」

    フェルナンド・アロンソはワールドチャンピオンになれるかと質問されたザク・ブラウンは「今年? 可能性はある。様子を見てみよう」とコメント。

    「将来、彼は再びチャンピオンになるだろう。彼はこれまでよりも優れた走りをしているし、彼にチャンスを与えられるかは我々の責任だ」

    マクラーレンに加入して以降、ザク・ブラウンはフェルナンド・アロンソと強い関係を築いており、昨年はインディ500、そして、今年はル・マン24時間レースでレースをすることを許可している。

    「アロンソは他のドライバーが勇敢に挑戦しないことをやっている。私はそれを称賛している」とザク・ブラウンはコメント。

    「以前に彼のことは知らなかったし、もちろん、彼と仕事をするのは難しいとの評判があったのは知っている。だが、彼と仕事をするのは素晴らしいことであることがわかった」

    F1ではリバティメディアによる改革が進められているが、ザク・ブラウンはフェラーリとリバティメディアが対立するのは“必然的”なことだと語る。

    リバティメディアは、F1の分配金システムをより公平なものにしようとしており、他チームより多くのボーナスを受け取っているフェラーリは、F1撤退も辞さない強硬な姿勢をとっている。

    「フェラーリとリバティの対立は避けられないことだ」とザク・ブラウンはコメント。

    「フェラーリは彼らが受け取ってきたお金を守りたがっている。彼らは不均等な金額を受け取っているからね。我々全員がチームとしてフェラーリが他よりも多くの価値をスポーツにもたらしていることを知っているし、それに応じた報酬を受けるべきだとは思う」

    「だが、あまりバランスはとれていないと思うし、リバティはスポーツにとってベストなことをしたいと思っているだけだ」

  • ランド・ノリス 「マクラーレンF1での将来はアロンソの去就次第」

    ランド・ノリス 「マクラーレンF1での将来はアロンソの去就次第」

    マクラーレンの育成ドライバーであるランド・ノリスは、自分がマクラーレンでF1デビューを果たすチャンスは、フェルナンド・アロンソがどれくらい長くチームに残るかどうかにかかっていると語った。

    昨年ヨーロッパF3選手権でチャンピオンを獲得し、今年、マクラーレンでF1リザーブドライバーを務めるランド・ノリスは、F1での役割と並行して、カーリンからF2選手権に参戦することが決定している。

    マクラーレンのF1シートを獲得するためにフェルナンド・アロンソの引退を待っているかと質問されたランド・ノリスは「もちろん、その意味ではそう言えるけど、彼らが何を考えているかは僕には言えない」とランド・ノリスは Autosport にコメント。

    「フェルナンドが何をやりたいのかを待たなければならないと思う。彼らはストフェルに満足していると思うし、彼はまだキャリアの初期段階だ。もちろん、彼は2018年にドライバーとして大きく発展するだろうし、間違いなく改善するだろう。だから、彼らが何をやろうとしているのかを少し見守らなければならない。でも、アロンソがどうなるかはわからない。僕にとってはちょっと難しいことだ」

    ランド・ノリスは、マクラーレンに空席ができない場合にはF1グリッドの他の場所でチャンスを得ることを検討しなければならないだろうと認めるが、プライオリティはマクラーレンでF1を戦うことだと語る。

    「もちろん、僕の目標はマクラーレンで走ることだ」とランド・ノリスは語る。

    「ここでシートを得られなければ、他の機会を検討しなければならないだろう。もし、彼らに『3年間はシートは空かないだろう』と言われれば、他の場所に行かなければならないことは明らかだ」

    「でも、もしそれが1年だけだったら、マクラーレンから離れずに1年後に契約を結ぶと思う。マクラーレンと一緒にいることが僕の目標だ」

  • マクラーレン 「ホンダからルノーにPUを変更するだけで1秒速くなる」

    マクラーレン 「ホンダからルノーにPUを変更するだけで1秒速くなる」

    マクラーレンは、2018年にホンダからルノーにF1パワーユニットを変更するだけでラップタイムは1秒改善するとしている。

    マクラーレンは、昨シーズン限りでホンダとのパートナーシップを解消し、2018年からルノーのF1パワーユニットを搭載して表彰台、そして優勝を目指す。

    マクラーレンのレーシングディレクターを務めるエリック・ブーリエは、2018年F1マシン『MCL33』の開発はスケジュール通りに順調に進んでいると語っている。

    「ホンダとルノーのエンジンは構成が異なるためクルマのリア部分を再設計しなければならなかった。だが、我々は遅れを取り戻した」とエリック・ブーリエは L’Equipe にコメント。

    マクラーレン・ホンダが機能しなかった原因のひとつとして、イギリスのマクラーレンと日本のホンダとの“文化”の違いが挙げられている。

    マクラーレンのレーシングディレクターを務めるエリック・ブーリエは「ホンダとは、異なる言語だけでなく、異なる文化に関連したコミュニケーションの難しさについて学んだ」とコメント。

    「それは考えを伝えるためにメッセージを翻訳するときだけではない。特に日本人とは、何を言われているのか、そして、いつそれを言われているのかも重要だ」

    「ルノーとの最初の技術ミーティングでは、全てをコントロールするのではなく、彼らが何かを理解していない場合には助けるために私はそこにいると主張した。氷を解かす必要があったし、今では両社の全員が満足していると思う」

    エリック・ブーリエは、ホンダからルノーにF1パワーユニットを搭載することでラップタイムは1秒速くなるというシミュレーション結果が出ていると語る。

    ルノーのエンジンを獲得したことでマクラーレンは再び表彰台にたどり着くことはできるかと質問されたエリック・ブーリエは「適当には少し時間が必要だし、それについて話すのはまだ早い」とコメント。

    「我々は唯一のチームではないし、他チームが何をやってくるかはわからない」

    「だが、我々はシミュレーションにルノーのデータを導入して、エンジンを交換しただけで、多くのラップタイプを得られることがわかった」

    どれくらい速くなるのかと質問されたエリック・ブーリエは「1秒だ」と答えた。

    2017年末に実施されたGPS測定では、ルノーのF1パワーユニットは906馬力、ホンダに関しては860馬力と46馬力の差があったと報じられている。

    かつてブラウンGPは、撤退したホンダから購入したF1マシンにメルセデスのエンジンを搭載して圧倒的な強さでダブルタイトルを獲得。当時のホンダとメルセデスは50~70馬力の差があったとされている。

  • マクラーレン、2018年F1マシンは「ピーキーな特性を避けることに注力」

    マクラーレン、2018年F1マシンは「ピーキーな特性を避けることに注力」

    マクラーレンは、2018年F1マシン『MCL33』の設計はピーキーな特性は避け、フェルナンド・アロンソとストフェル・バンドーンにとって扱いやすいハンドリングに仕上げることに注力していると語る。

    2017年のチャンピオンチームであるメルセデスは“ディーバ”気質の2017年シャシーで一貫性のあるパフォーマンスを発揮することに苦しんだことを認めている。

    マクラーレンは、ホンダとの3年間のパートナーシップを終え、2018年からルノーのF1パワーユニットを搭載して5シーズンの未勝利記録にピリオドを打つことを期待している。

    2018年シーズンに先立ち、マクラーレンのテクニカルディレクターを務めるティム・ゴスは、チームはMCL33を従順な特性をもったクルマに仕上げることを優先事項に定めたと語った。

    「最近では素晴らしいクルマを製造している多くのチームはドライバーが活用することができるクルマを彼らに与えている」とティム・ゴスは Autosport にコメント。

    「ピーキーなパフォーマンスのクルマを与えることは重要ではなくなっている。我々がやろうとしていることは、幅広い動作領域でうまく機能するクルマをドライバーに与えることだ」

    ティム・ゴスは、昨年導入された新しい空力レギュレーションの最初の設計においてマクラーレンはそのアプローチをとっていたと語る。

    「当初、我々はクルマにどのレベルのパフォーマンスをもたらせるかについては心配していなかった」とティム・ゴスは説明する。

    「我々がやりたかったことは、流体物理学を理解し、ヨー/ステア/ロール、そして車高による動作領域全体にわたって良好でバランスのとれた空力を得ることだった。そして、満足できるバランスのとれた空力を得られて初めてパフォーマンスを構築していった」

    「最近の我々のアプローチは、ドライバーが信頼して仕事ができるものを与えることに重点を置いている。我々の見解では、ピーキーな負荷はドライバーのために速い空力パッケージを生んだり、車両ダイナミクスに変化を与える方法ではない」

    ティム・ゴスは、昨年のマクラーレンは、ホンダのストレートでのパフォーマンス不足をロードラックなデザインやセットアップで補うことはしないと決定したと語る。

    「クルマからダウンフォースを少し削ったり、ウイングレベルを低くしたとしても、直線でレースができる位置までクルマを到達させることはできなかった」とティム・ゴスは語る。

    「そのため、我々のアプローチは常に最速のラップタイムに向けられていたし、レース週末にむけての我々の戦略は、できるだけうまく予選を戦い、ラップタイムに基づいてそのポジションを守ることを目指すというものだった。いくつかのレースではそれはかなり難しかったがね」

    「我々はハンガリーGPでクルマをかなり改良し、ハンガリーでは素晴らしいレースができたが、ベルギーでは後退した。それはラップタイムによって後退したわけではなく、ストレートで防御できる能力がなかったので後退した」

    「ベルギー/イタリアの時期は非常にフラストレーションを感じた。なぜなら、クルマにパフォーマンスがあることはわかっていたが、守ることができなかったからだ」

    「我々はレースに勝ち、チャンピオンシップを獲得するためにここにいる。我々がクルマに採用するアプローチは成功のためのデザインだ」

    「パワー不足のエンジンに対処するために絆創膏を貼るのではなく、我々が本当にやりたいことはエンジンがパフォーマンスを発揮してくれると仮定して最高のクルマを開発することだ」

  • マクラーレン 「ルノーとのパートナーシップはホンダほど複雑ではない」

    マクラーレン 「ルノーとのパートナーシップはホンダほど複雑ではない」

    マクラーレンは、言葉の壁だけでなく、共通の文化のおかげで、ルノーとのパートナーシップはホンダよりも複雑ではないと認める。

    マクラーレンは2015年からF1に復帰したホンダとパートナーシップを結んだが、ホンダのF1パワーユニットの信頼性とパフォーマンス不足と相まって期待した結果を出すことができず、マクラーレン・ホンダは3年間で終止符を打つことになった。

    マクラーレン・ホンダが機能しなかった原因のひとつとして、イギリスのマクラーレンと日本のホンダとの“文化”の違いが挙げられている。

    マクラーレンのレーシングディレクターを務めるエリック・ブーリエは「ホンダとは、異なる言語だけでなく、異なる文化に関連したコミュニケーションの難しさについて学んだ」とコメント。

    「それは考えを伝えるためにメッセージを翻訳するときだけではない。特に日本人とは、何を言われているのか、そして、いつそれを言われているのかも重要だ」

    「ルノーとの最初の技術ミーティングでは、全てをコントロールするのではなく、彼らが何かを理解していない場合には助けるために私はそこにいると主張した。氷を解かす必要があったし、今では両社の全員が満足していると思う」

    ホンダとのパートナーシップを解消してルノーに切り替えるという決定が遅れたことで、マクラーレンはMCL33の設計と製造に3週間の遅れをとることになったが、エリック・ブーリエは、2018年F1マシン『MCL33』の設計プロセスの遅れは完全に取り戻したと語る。

    「ホンダからルノーの変更は負担にはならなかった」とエリック・ブーリエは L’Equipe にコメント。

    「しかし、ルノーのエンジンは構成が異なるため、異なるアプロートが必要だった。それによってクルマの一部を再設計する必要があった」

    「ルノーのエンジンのターボは単一のコンポーネントだが、ホンダはユニットの両側に要素を配置していた。それは重量配分に影響を与える」

    ルノーは、昨シーズン末に多数の信頼性問題に見舞われており、パワーユニットの耐久性を向上させるためにかなりの作業を強いられている。

    「ルノーにとって信頼性を最大限に引き出すことは当然のことだ。特に今年は新たに3基のエンジン制限が導入される。それには信頼性が必要だ」とエリック・ブーリエは語る。

    「過去3年間でマクラーレンはタイヤデグレデーション、ブレーキの冷却、燃費に関するデータを欠いていた」

    「今後は失われた慣習を取り戻すことができる。例えば、我々は再びピットストップ練習を行っている。それはエンジンの作業のために一時的に廃止していたことだ」

    ルノーのエンジンを獲得したことでマクラーレンは再び表彰台にたどり着くことはできるかと質問されたエリック・ブーリエは「それについて話すのはまだ早い」とコメント。

    「ライバルが冬の間に何をやってくるかはわからない。バルセロナで何が起こるか見てみよう」

  • マクラーレン、2018年F1シーズンのスローガンは“勇敢であれ”

    マクラーレン、2018年F1シーズンのスローガンは“勇敢であれ”

    マクラーレンは、2018年のF1世界選手権にむけて“Be Brave(勇敢であれ)”というスローガンを掲げた。

    ホンダとの3年間の不遇なシーズンを過ごしたマクラーレンは、ルノーを新たなエンジンパートナーに迎えて、名門チーム復活を目指す。

    2月23日(金)の2018年F1マシン『MCL33』の発表まで3週間を切り、マクラーレンはソーシャルメディアで“#BeBrave”というスローガンをハッシュダグにして短い動画を公開した。

    また、公式サイトでは、そのスローガンを具現化したページを設置している。

    「勇敢とは何を意味するか? 我々はそれを“リスクを冒すこと”“心に頭を支配させること”“着地点が確実ではなくとも飛び込むこと”だと考えている。それがレーサーのメンタリティだ。まずはコミットし、間違えは後で修正すればいい・・・」

    マクラーレンは、過去の大胆な決断の例として、アラン・プロストとアイルトン・セナ、フェルナンド・アロンソとルイス・ハミルトンのペアなどを例として取り上げている。

    チームの今年の勇敢さと大胆さはドライバー以外のことも示唆している。マクラーレンは伝統的なパパイヤカラーを復活させるのだろうか?

    「2018年でさえ、ルノーとの新たなパートナーシップを結ぶという決断は勇敢なものだ。リスクでさえある」

    「それは我々がレースをするために存在するという根本的な新値に基づいて構築されてものであり、我々が勇敢であるときは我々はベストを尽くしているということだ。レースをしよう、勇敢でいよう」

    今年初め、マクラーレンのエグゼクティブディレクターを務めるザク・ブラウンは、いくつかの変革に言及している。

    「クルマは昨年と同じルックスにはならないだろう」とザク・ブラウンはコメント。

    「ブランド全体としてのマクラーレンの認知度は次のレベルへと向かう。エキサイティングなものになるだろう」

  • マクラーレン 「2018年の最大のチャレンジは“過度な期待”」

    マクラーレン 「2018年の最大のチャレンジは“過度な期待”」

    マクラーレンの上層部は、2018年F1シーズンの最大のチャレンジは“期待を抑える”ことだと語る。

    2018年、マクラーレンはホンダとの不遇の3年間のパートナーシップにピリオドを打ち、ルノーのF1パワーユニットに切り替える。昨年、レッドブルが勝利を収めたエンジンを搭載することで、マクラーレンは、表彰台、さらにはレース優勝に照準を合わせている。

    しかし、マクラーレンのレーシングディレクターを務めるエリック・ブーリエ、そして、エグゼクティブディレクターを務めるザク・ブラウンは、人々があまりに早くに多くの結果を期待するのではないかと懸念している。

    「それもゲームの一部だが、我々はそれをコントロールする必要がある」とエリック・ブーリエは Autosport にコメント。

    「我々は強気な発言をするのではなく、ひとつのラインを保つ必要がある。約束は控えめにして、結果は大きめにする。それが鍵だ」

    エリック・ブーリエは、2018年にむけて活気づいているマクラーレンのチームメンバーに冷静さを保たせることが重要だと語る。

    「感情的には激しい。そして、それを管理することが私の仕事の一部だ。たとえ私が英国人の同僚よりも少しラテン気質であったとしてもね。コントロールしなければならない」

    「特に3年間も暗闇のなかにいて、光が見えれば、極度に興奮してしまいがちだ。我々は今、プロジェッショナルでなければならない」

    ザク・ブラウンは、期待感が我を忘れされるリスクもあるとし、マクラーレンはルノーとのパートナーシップ初期に自分たちにあまりプレッシャーをかける可能性があると語る。

    「チームは世界選手権での戦いに慣れているし、誰もがそれを楽しみにしている。より多くのプレッシャーを伴うが、全員がうまく対処してくれるだろう」とザク・ブラウンはコメント。

    「我々がトップに立ってからしばらく経っているし、オーストラリアにむけて過度に期待しすぎないようにする必要がある」

    「オーストラリアでは、誰もが我々のポジションを見たがり、我々は最も注目されるチームのひとつになると思う。だから、自分たちにあまりにプレッシャーをかけすぎないようにする必要がある」

    ホンダと比較してルノーのエンジンはすぐに改善が見込まれているが、ザク・ブラウンはマクラーレン側にも改善する必要があることを認識していると語る。

    「ピットストップを見れば、必要な領域にはいない。そこはパワーユニットとは関係のない部分だ。我々は完璧ではない」とザク・ブラウンはコメント。

    「だが、プレッシャーは全員を強くする。それはフェルナンド(アロンソ)も同様だ。当然、彼はトップでレースをしているときはさらにコンマ1秒を見い出すだろう。私はそれが全員に起こると思っている」

    「我々全員がステップアップしていることを肌で感じ、無意識にさらに懸命に仕事をするだろう」

    エリック・ブーリエも、シーズン開幕戦の結果をあまり深読みしないようにしたいと語る。

    「私の夢はオーストラリアで勝つことだ。だが、実際には3位になった方がいいかもしれないね」とエリック・ブーリエは冗談を交えてコメント。

    「オーストラリアで勝ってしまえば、まずスポンサーや株主などと座って『やめよう、まだ1レースだけだ』と言わなければならないだろう」

    「チャンピオンシップに勝つことはまた別のストーリーだ。だが、そのような問題を抱えるのも嫌な気はしないがね!」

  • マクラーレンとホンダの崩壊を赤裸々に記録したドキュメンタリーが完成

    マクラーレンとホンダの崩壊を赤裸々に記録したドキュメンタリーが完成

    マクラーレン・ホンダの2017年の舞台裏を追いかけたドキュメンタリー「GRAND PRIX Driver」では、2017年のF1プレシーズンテストでのフェルナンド・アロンソ離脱の危機やマクラーレンが崩壊寸前の状況であったことが赤裸々に伝えられている。

    マイケル・ダグラスがナレーションを務め、BAFTAの受賞者であるマニシュ・パンディが制作を手掛けた「GRAND PRIX Driver」はAmazon Primeビデオで2018年2月9日から配信開始される。

    全4回にわたるドキュメンタリーでは、マクラーレン・ホンダの2017年の厳しいシーズンが克明に記録され、特にホンダのF1パワーユニットにトラブルが多発したバルセロナのプレシーズンテストでの危機的な状況が伝えられている。

    実際、バルセロナのプレシーズンテストが、マクラーレンがホンダとの決別を決意した瞬間であることが後に語られている。

    テスト後、マクラーレンのレーシングディレクターを務めるエリック・ブーリエとCOOのジョナサン・ニールとの会話は、マクラーレンの状況がいかに危機的だったかを物語っている。

    エリック・ブーリエは、夕食の場でフェルナンド・アロンソが離脱を宣言していると語った。

    「彼は『じゃあね』と言うだろう。彼は残らない。彼は残らないと100%確信している。テストを終えフェルナンドはかなり怒っている」とエリック・ブーリエは語っている。

    「彼はレースに対する自分の立場を再考していえると明言している。このような1年をもう一年過ごすつもりはないとね」

    「現時点での私の一番の懸念はチームが崩壊することではない。F1チームを作っていくには数年かかるが、6ヵ月で死ぬことができる」

    ジョナサン・ニールは、チームスタッフのブリーフィングで、初テストでのホンダのパフォーマンスを“ショック”だと語っている。

    「一戦を越えてしまった。我々は終わった。何が起こるかを信じるという実験は終わった」

    「我々は新しい道、新しいプランを見つける必要がある。マクラーレンは今シーズンにうまくいくことはない」

    「本当に酷い(s***)エンジンだ」

    カメラは、マクラーレンのウォーキングのファクトリーにも潜入。マシン開発の遅れや、ホンダのエンジンの搭載がMCL32にとっていかに厄介なものであるかなど、直面していた課題が強調されている」

    フェルナンド・アロンソがホンダのエンジンをいかに受け入れがたいと思っているかはバルセロナテストでの無線やチームとの会話で明らかになっている。

    「このような走行はあまりに危険だ。リアのバランスは酷い。ドライバビリティはまったく駄目だ。このようなテストはやっていけない」

    「本当に酷いエンジンだ。酷いパワーユニットだ」

    マニシュ・パンディは、事態が悪化するマクラーレンにアクセスできたことは特権だったと語る。

    「マクラーレンの歴史で最も難しいシーズンだったことは秘密ではない。彼らが我々にドアを閉めることは簡単なことだったはずだ」とマニシュ・パンディはコメント。

    「だが、チームはPrimeのメンバーが、現在のF1の驚異的な複雑さ、全ての競技者が陥ることであることを理解してくれると信頼していた。偉大なチャンピオンだけが再び立ち上がり、戦い、勝つということ、そして、マクラーレンとホンダが偉大なチャンピオンであるということをね」