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  • マクラーレン、トラブル多発に「ルノーのF1エンジンが原因ではない」

    マクラーレン、トラブル多発に「ルノーのF1エンジンが原因ではない」

    マクラーレンは、2018年のF1プレシーズンテストでトラブルが続発しているが、レーシングディレクターを務めるエリック・ブーリエは、新しいエンジンサプライヤーであるルノーが原因ではないと主張する。

    初日にバッテリーとハイドロリックの問題が発生して38周しか走行できなかったマクラーレンは、2日目にもトラブルが発生。開始2時間でフェルナンド・アロンソがオイル漏れでストップ。赤旗の原因となった。

    それにより、マクラーレンはエンジン変更を強いられ、残り1時間でコースに復帰したものの、2日目も57周しか走行することができなかった。

    マクラーレンは、3年間にわたるホンダとのパートナーシップを解消して今年からルノーのF1パワーユニットを搭載。だが、そのホンダはトロロッソとの新しいパートナーシップで優れた信頼性を発揮しており、マクラーレンの決断は間違っていたのではないかという声も挙がっている。

    しかし、エリック・ブーリエは、ルノーにパワーユニットを変更したことが原因ではないと主張する。

    2日目のトラブルについてエリック・ブーリエは「エンジンに関連したものではない」とコメント。

    「小さなオイル漏れが発生し、残念ながらエンジンが死んでしまったでエンジンを交換しなければならない。彼らはもっと多くのマイレージを重ねる前にエンジンを点検することを望んでいる」

    「確かにクルマは故障に見舞われているが、それがテストだ。いくつか小さな問題が発生しており、修復しなければならないが、とにかくテストをしていくだけだ。これはプロセスの一部だ。我々はそれをうまく処理している」

    「ルノーとの新しいパートナーシップであり、クルマのパッケージングも完全に新しい。これはテストだ。我々に時間を与えてほしい」

    マクラーレンは、第1回目のテストからエンジンカバーに焦げ跡が確認されており、今回のテストではエンジンカバーに新たなスロットを追加している。

    現在の問題はリアエンドのパッケージをタイトにしすぎたことが原因なのではないかと質問されたエリック・ブーリエは「そこは関係ないと思っている」とコメント。

    「我々は最高のクルマを設計しようとしているし、マシンコンセプトについて確信を持たなければならない。クルマのコンセプトを新しくするたびにそれが機能するかどうかをコース上で証明しなければならない。いくつか調整しなければならない部分が出てくる」

    「我々は空力プラットフォームがより多くのものを届けてくれることを確実にするためにクルマから最大限を引き出そうとしている。見極めていくことになる。現在は微調整をしなければならないが、オイル漏れの問題はそれとは何も関係ない」

    プレシーズンテストは残り2日となったが、エリック・ブーリエは、マクラーレンは開幕戦のためにメルボルンに向かうまでに失った時間を補うことができると確信していると語る。

    「ガレージで失った時間はコース上で過ごせなかった時間だ。テストは8日間だ。数日間は雪の影響を受けた。我々は計画を立てているし、走行時間を失うたびに計画を見直して、他の優先事項をまとめなければならないので、テストしていないものもいくつかある。優先事項を大部分を確実にしておくことが重要であり、そこは問題ないはずだ」

    「私はチームに強い信念を持っている。雰囲気、仕事のやり方という点で我々ははるかに効率的でフレキシブルであり、はるかに協力的だ。いくつかの点でその仕事ぶりには感銘を受けている。結果は出るはずであり、コース上の結果でそれは報われるはずだ」

    関連:F1バルセロナテスト2日目 結果:ダニエル・リカルドが最速タイム

  • 【動画】 第2回 F1バルセロナ合同テスト 2日目 ダイジェスト

    【動画】 第2回 F1バルセロナ合同テスト 2日目 ダイジェスト

    2018年のF1世界選手権の第2回 F1バルセロナ合同テストが3月7日(水)にバルセロナのカタロニア・サーキットで2日目を迎え、ダニエル・リカルド(レッドブル)がトップタイムをマーク。トロロッソ・ホンダはブレンドン・ハートレーが5番手タイムを記録した。

    トップタイムを記録したのはレッドブル・レーシングのダニエル・リカルド。この日のドライバーでは最多の165周を走行したダニエル・リカルドはハイパーソフトタイヤで1分18秒047を記録。

    このダニエル・リカルドのタイムは、昨年のF1スペインGPでルイスハミルトンが記録したポールタイムの1分19秒149を上回り、カタロニア・サーキットのトラックレコードを更新した。

    2番手には0.353秒差でルイス・ハミルトン、3番手には0.513秒差でバルテリ・ボッタスとメルセデス勢がウルトラソフトでタイムを記録。4番手タイムはフェラーリのセバスチャン・ベッテル。体調不良のキミ・ライコネンに代わって午前中の走行を担当したセバスチャン・ベッテルはトップから1.494秒差の1分19秒541を記録した。

    5番手タイムはトロロッソ・ホンダのブレンドン・ハートレー。前日はブレーキシステムのトラブルによって午後の走行時間を失ったトロロッソ・ホンダだったが、この日はトータルで119周を走行。ハイパーソフトで1分19秒823を記録し、前日に続いてトップ3チームに次ぐ“ベスト・オブ・ザ・レスト”の位置につけた。

    対照的にトラブルに見舞われたのはマクラーレン。1分19秒856を記録して好調なスタートを切ったかに見えたマクラーレンだったが、2時間が経過した頃にオイル漏れでコース上にストップ。終了間際になんとかコースに復帰してオイルシステムのチェックを行い、57周で2日目の走行を終えた。

  • フェルナンド・アロンソ 「マクラーレンはもうレースができる状態にある」

    フェルナンド・アロンソ 「マクラーレンはもうレースができる状態にある」

    フェルナンド・アロンソは、マクラーレンはF1バルセロナ合同テストでトラブルが続発しているにも関わらず、チームは“明日にでもレースをする準備は整っている”と主張。“テスト最終日は必要ないくらい”だと語った。

    チームメイトのストフェル・バンドーンが走行した前日のテスト初日では、電気系トラブルとハイドロリック系のトラブルでわずか38周の走行に留まったマクラーレン。走行距離不足に陥ったなか、2日目にもトラブルが発生した。

    フェルナンド・アロンソが47周を走行中にMCL33にトラブルが発生。エンジン交換を余儀なくされ、6時間以上をガレージで過ごすことになった。最終的に残り13分でコースに復帰して10周のシステムチェックを追加しただけで2日目の走行を終了した。

    フェルナンド・アロンソは、最終日の金曜日にも走行を予定しているが、マクラーレンはすでにクルマに必要な答えをすべて終えており、ここまで問題に“ストレスを感じていない”と主張した。

    「もちろん、今日はもっと多くのラップを走れたら良かったけどね」とフェルナンド・アロンソはコメント。

    「プログラムは50周より多かったけど、最終的には僕たちはいろいろと発見できた。これもテストの一部だし、メルボルンの10周目にこのようなことが起こらないことを願っている。ある意味、クルマをどんどん強くできているので満足している」

    「午前中にプログラムの重要な部分は完了することができた。残りの日はロングランをして、もっと情報が必要ではないラップを刻む予定だったので、今日失ったラップについてはそれほどストレスを感じてはない」

    「おそらく最終日には状況をさらにチェックするために、もう少しラップを重ねて、ロングランを走る必要があるかもしれないけど、冬季テストで必要な根本的な答えという点ではすでに大丈夫だし、全てが揃っている」

    「最終日は必要ないくらいだ。クルマに乗るし、走るけどね。クルマで新しいことを発見していけることを期待している」

    フェルナンド・アロンソは、新車MCL33に根本的な問題はなく、チームがここまで見舞われたトラブルはすべて小さなものだと主張した。

    「クルマで根本的に間違っている部分はないし、全ての問題はコントロールできている。残念ながら、毎日新しい問題が起こってしまっているけど、オーストラリアでは強力なポジションにいられると思う」

    フェルナンド・アロンソ マクラーレン・ルノー

  • ルノーF1、マクラーレンとレッドブルのバッテリー問題を説明

    ルノーF1、マクラーレンとレッドブルのバッテリー問題を説明

    マクラーレンとレッドブル・レーシングにF1パワーユニットを供給するルノーは、F1バルセロナ合同テスト初日に両チームが見舞われたバッテリーは不具合のあるバッチであったことを明らかにした。

    マクラーレンは初日に2つの電気系トラブルでストップ。インスタレーションラップ後にピットレーンで電源が落ち、続いてストフェル・バンドーンはメインストレートで同じ問題によってストップして赤旗の原因となった。

    午後にはレッドブル・レーシングのマックス・フェルスタッペンが同じトラブルでコース上にストップして赤旗が提示。両チームは走行時間を失うこといなった。

    しかし、ルノーは上記3回のストップの原因となったバッテリーの問題は大きなものではないと語った。

    ルノーの最高技術責任者を務めるボブ・ベルは「我々はバッテリーの取り付けとはまったく関係のないものだと思っている」とコメント。

    「我々(ワークスチーム)は何も問題は発生しなかった。だが、我々がメルボルンに向けてやっているのは、全てのバッテリーシステムを試し、レースをする全ての在庫が良好な状態にあることを確認することだ」

    「それが我々がここでテストをしている理由だ。我々はメルボルンにむけてテストするためにカスタマーチームと我々自身でそれらの全てを回している。なので、問題が見つかることは珍しいことではない」

    ボブ・ベルは、マクラーレンとレッドブル・レーシングにはワークスルノーと全く同じ仕様のパワーユニットを供給しており、在庫から問題のあるユニットを取り除くことができるという意味では問題をポジティブに捉えていると語る。

    「このような問題は3チームすべてに影響を与える可能性があることだ。もちろん、それは我々の問題だが、メルボルンに行く前に今回のテストでそれらのコンポーネントをテストしている理由は問題を見つけるためだ」

    「これは正常なことであり、目的に合っていないものを見つけられることは素晴らしいことだ」

    「レギュレーションによって、各ドライバーは年間2基のユニットを使用するので、それに合わせて設計されている。かなりヘビーなサイクルであり、完全に故障がないことを確実にすることが重要だ。そのためにメルボルンに先駆けてテストをしている」

  • マクラーレン、白煙を上げてストップ … テスト2日目もトラブル

    マクラーレン、白煙を上げてストップ … テスト2日目もトラブル

    マクラーレンは、F1バルセロナ合同テスト2日目にもトラブルに見舞われている。

    ストフェル・バンドーンが走行を担当した初日、2回の電気系トラブルとハイドロ系のトラブルによって37周しか走行できなかったマクラーレン。2日目はフェルナンド・アロンソが走行を担当し、1分19秒856を記録するなど、順調な滑り出しをみせていた。

    しかし、セッション開始から2時間が経過したこと、フェルナンド・アロンソのマシンはインテークとリアのボディワークから白煙を上げてターン7でストップ。コース上にはオイルが飛び散り、セッションは赤旗中断となった。

    2018年 F1バルセロナ合同テスト 2日目 2時間経過

    順位 ドライバー チーム ベストタイム タイヤ 周回
    1 ルイス・ハミルトン メルセデス 1分18秒945   47
    2 セバスチャン・ベッテル フェラーリ 1分19秒381 +0.596 34
    3 ダニエル・リカルド レッドブル 1分19秒541 +0.782 45
    4 フェルナンド・アロンソ マクラーレン 1分19秒856 +0.911 47
    5 カルロス・サインツ ルノー 1分20秒202 +1.257 50
    6 ロマン・グロージャン ハース 1分20秒237 +1.292 33
    7 エステバン・オコン フォース・インディア 1分20秒805 +1.860 27
    8 ブレンドン・ハートレー トロ・ロッソ 1分20秒834 +1.899 36
    9 シャルル・ルクレール ザウバー 1分21秒196 +2.251 36
    10 ランス・ストロール ウィリアムズ 1分21秒683 +2.886 14
  • マクラーレン、フェルナンド・アロンソが1分19秒台で順調なスタート

    マクラーレン、フェルナンド・アロンソが1分19秒台で順調なスタート

    F1バルセロナ合同テスト2日目が7日(水)にカタロニア・サーキットでスタート。前日3度の故障に見舞われたマクラーレンはフェルナンド・アロンソが走行を担当。今のところトラブルはなく、ハイパーソフトで1分19秒856をマークしている。

    2日目のバルセロナも天候は晴れ。気温8℃、路面温度20℃でセッションは開始された。初日を終えてマクラーレンの信頼性はすでにネタ化。Sky Sportはピットから出ていく動画を投稿したマクラーレンについて「まだアラームは鳴っていないようだ…」と紹介している。

    初日にマシンに焦げ跡がついて冷却系のトラブルが疑われているマクラーレンはエンジンカバーに新たなスロットを追加している。

    マクラーレン スロット

    1時間が経過した時点でフェルナンド・アロンソは現在21周を走行中。ピレリの最も柔らかいハイパーソフトで1分19秒856をマーク。

    現在のトップタイムはアロンソよりも4段階柔らかいミディアムタイヤでルイス・ハミルトン(メルセデス)が記録した1分19秒404。

    昨日ブレーキトラブルで午後の走行時間を失ったトロロッソ・ホンダも順調にセッションを開始しており、18周を走行中。フェラーリは体調不良のキミ・ライコネンに代わってセバスチャン・ベッテルが走行を担当している。

    2日目は全体で昼休みを取ることなくセッションが行われる。

    2018年 F1バルセロナ合同テスト 2日目 1時間経過

    順位 ドライバー チーム ベストタイム タイヤ 周回
    1 ルイス・ハミルトン メルセデス 1分19秒404   24
    2 フェルナンド・アロンソ マクラーレン 1分19秒856 +0.452 21
    3 カルロス・サインツ ルノー 1分19秒955 +0.551 23
    4 ダニエル・リカルド レッドブル 1分20秒202 +0.798 24
    5 セバスチャン・ベッテル フェラーリ 1分20秒273 +0.886 15
    6 エステバン・オコン フォース・インディア 1分21秒319 +1.195 12
    8 ブレンドン・ハートレー トロ・ロッソ 1分20秒364 +1.960 18
    7 ロマン・グロージャン ハース 1分21秒612 +2.208 14
    10 シャルル・ルクレール ザウバー 1分25秒496 +4..658 10
    9 ランス・ストロール ウィリアムズ 1分29秒271 +9.867 10

    ※続報・・・エステバン・オコン(フォース・インディア)でこれまでの合同テストの最速タイムとなる1分19秒067を記録。←シケインカットにより抹消。

  • マクラーレン、マシンに焦げ跡も冷却系は「致命的な問題ではない」

    マクラーレン、マシンに焦げ跡も冷却系は「致命的な問題ではない」

    マクラーレンは、F1プレシーズンテストで2018年F1マシン『MCL33』のリアエンドに焦げ跡がつくトラブルが発生しており、内部の冷却システムの改良を強いられている。

    今週スタートした2回目のF1バルセロナ合同テストにむけて、マクラーレンはMCL33のエンジカバー部分に3つの冷却スロットを追加して走行している。

    先週のテスト、そして、6日(火)の短い走行時間でマクラーレン MCL33のボディワークには焦げ跡がついており、エンジンカバーのその部分はおそらくエキゾーストもしくはターボが配置されていると見られ、冷却系に深刻な問題を抱えていることが予想される。

    走行中のエキゾーストの温度は400~800℃に上昇し、断熱材で包まれている。温度の制御ができていないとすれば、その付近にあるシステムに悪影響を及ぼす。

    マクラーレンのレーシングディレクターを務めるエリック・ブーリエは、異なるルノーのF1パワーユニットに対応するための“応急処置”だと語った。

    「我々は他らしいエンジンパートナーと新しいパッケージに取り組んでおり、熱を吸収するポケットを検出する必要がある」とエリック・ブーリエは Autosport にコメント。

    「我々はクルマの内部の冷却を再設計するっための方法をいくつか見つけているが、今は非常に応急処置的なものを使用している」

    「実際、それを継続することになるかもしれないが、まだわからない」

    「どこかにダクトを再設計する必要があるかもしれない。だが、それは正常なことだ。エンジンだけでなく、クルマ自体も新しいからね」

    エリック・ブーリエは、エンジンカバーの焦げ跡は“致命的な問題ではない”と語り、マイナーな改良で解決できると語る。

    「重要なことではないし、どこかで保護を増やさなければならないというだけのことだ。致命的な問題ではない」

    昨年までマクラーレンはワークスチームとしてホンダの施設にアクセスすることが可能だったが、今年はルノーのカスタマーにステータスを落とした。今回の問題はその違いも原因になっているようだ。

    「ピットレーンのいくつかのチームは、フルスケールのダイナモがあり、彼らは完全なクルマを走らせることができるのでそれを検出できる」

    「他のいくつかのチームにはそれができないし、問題を検出するためには走行しなければならない」

    マクラーレンは、6日のテスト初日に2つの赤旗の原因となった。ひとつは電気系のシャットダウンによるもので現在も調査が進められている。もうひとつのトラブルはハイドロリック系の問題だった。

    しかし、エリック・ブーリエはここまでの進捗に満足しており、クルマは目標を達成していると主張する。

    「毎年、新しい目標を設定しているが、これまでのところ、それらは達成されており、今後もコース上でそれらを達成することができることはわかっている」とエリック・ブーリエはコメント。

    「全員が少し手の内を隠していると思うので、前にいるチームに対して十分かどうかはわからないがね」

    「だが、クルマは良い状態にあるし、コース上では堅実に見える」

    マクラーレン MCL33

  • 【動画】 第2回 F1バルセロナ合同テスト1日目 ダイジェスト

    【動画】 第2回 F1バルセロナ合同テスト1日目 ダイジェスト

    2018年のF1世界選手権のシーズン開幕前最後のプレシーズンテストが3月6日(火)にバルセロナのカタロニア・サーキットでスタート。初日はセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)がトップタイムを記録。トロロッソ・ホンダは5番手タイムにつけた。

    先週の1回目のテストは悪天候に見舞われたが、今週は良好なコンディションでセッションはスタート。各チームが開幕戦オーストラリアGPにむけて最後の調整を開始した。

    順調な滑り出しを見せたのがフェラーリ、メルセデス、レッドブル・レーシングのトップ3チーム。多くの周回数を重ねて約0.25秒差以内の僅差のラップタイムを記録した。

    フェラーリはセバスチャン・ベッテルが171周を走行してミディアムタイヤで1分20秒362をマーク。

    メルセデスは二人のドライバー走行が合わせて177周を走行し、バルテリ・ボッタスがソフトタイヤでトップから0.2秒差につけた。

    レッドブル・レーシングは、バッテリーのトラブルでコース上でストップするトラブルはあったものの、マックス・フェルスタッペンが130周を走行してトップから0.253秒差となる1分20秒649をミディアムタイヤで記録。

    一方、トロロッソ・ホンダとマクラーレンはトラブルに見舞われる一日となった。

    先週のテストではほぼノートラブルで全チーム最多の229周を走破していたトロロッソ・ホンダは、この日ブレーキシステムにトラブルが発生。午後にまったく走行することができる54周の走行に留まった。しかし、ホンダのF1パワーユニットにトラブルは見られず、タイム的には0.557秒差とパフォーマンス的にも有望な初日となった。

    マクラーレンは出だしからトラブルが発生。午前中にはバッテリーの問題、午後にはハイドロリック系の問題に見舞われて全チームで最少となる38周の走行に留まった。マシンには焦げ跡が確認されており、冷却系にも問題を抱えているようだ。過去3年間、ホンダF1に信頼性トラブルの責任を向けていたマクラーレンだが、早くもマクラーレン自身に疑いの目が向けられ始めている。

    トロロッソが「ホンダとドライバーに申し訳ない」とコメントしているのに対し、マクラーレンは「騒ぐほどの問題ではない」と強気であり、チームの姿勢も対照的だ。

    関連:F1バルセロナテスト1日目 結果:セバスチャン・ベッテルがトップタイム

  • マクラーレン、初日からトラブル続発も「騒ぐほどのことではない」

    マクラーレン、初日からトラブル続発も「騒ぐほどのことではない」

    マクラーレンは、F1バルセロナ合同テストの初日に信頼性トラブルが続発。しかし、レーシングディレクターを務めるエリック・ブーリエは「騒ぐほどのことではない」と語った。

    先週の1回目のプレシーズンテストでは、初日にホイールナット、2日目にエキゾーストの問題が発生して走行距離が制限されていたマクラーレン。シーズン開幕前最後の4日間のテストではマイレージを稼ぐ必要があったが、初日から信頼性トラブルに見舞われることになった。

    初日はストフェル・バンドーンが走行を担当。しかし、インスタレーションラップ後に電気系のトラブルが発生してピットレーンでストップ。1時間の修復作業を経てコースに復帰するも、再び同じトラブルが発生してコース上でストップ。この日最初の赤旗の原因となった。

    マクラーレンはバッテリーの交換を決断して昼休み前に走行を再開。しかし、セッション終盤に今後はハイドロリック系のトラブルが発生。調査と修復に時間がかかることで、全チームで最少となるわずか38周で初日の走行を切り上げることになった。

    マクラーレンのレーシングディレクターを務めるエリック・ブーリエは「望んでいた一日にはならなかったが、今日発生した問題についてはそれほど心配してはいない」とコメント。

    「予定していたような生産的な1日にならなかったのは確かだ。だが、バッテリーとハイドロリック漏れのトラブルは騒ぐほどのことではない」

    「シーズンに向けてしっかりと準備していく上で、テスト中にトラブルが発生することはある程度は織り込み済みだ。ここにはテストのために来ているし、今日のようなことはテストでは起こり得ることだ」

    「理想的ではないし、もっとコース上で過ごす時間がほしかったが、それでも我々は作業をして学んでいる。明日はもっと多くの情報を元にコースに戻る」

    走行を担当したストフェル・バンドーンは「今日は走行が中断された問題のせいでチャレンジングだった」とコメント。

    「コース上で何度か止まってしまったし、問題が起きる度に明日に向けてしっかりと準備できるように取り組んできた。このようなトラブルは特に深刻というわけではないけど、修復するには比較的長い時間がかかるものなので、予定していたほどは走れなかった」

    「午後のコンディションは風によってかなりトリッキーだったし、それほど典型的な走行ではなかった。明日は問題が解決されてもっと生産的な一日を過ごせることを願っている」

    7日(水)のテスト2日目はフェルナンド・アロンソが走行を担当する。

    関連:F1バルセロナテスト1日目 結果:セバスチャン・ベッテルがトップタイム

  • マクラーレン、数周でエンジンカバーに焦げ跡…冷却系に深刻な問題か

    マクラーレン、数周でエンジンカバーに焦げ跡…冷却系に深刻な問題か

    マクラーレンは、第2回目のF1バルセロナ合同テストの初日もトラブルでスタート。2度の電気的なシャットダウンに見舞われ、ストフェル・バンドーンはわずか7周しか走行できずにタイムシートの最下位に沈んでいる。

    先週の1回目のF1合同テストでは、初日にホイールナットの故障、2日目にエキゾーストブランケットの破損と脆弱性が露わになっていたマクラーレンだが、2周目もトラブルを抱えてのスタートとなった。

    セッション開始直後、ストフェル・バンドーンが走行するMCL33は、インスタレーションラップ後にルノーのF1パワーユニットがシャットダウン。ピットクルーによってガレージに戻された。

    マシンを修復してコースに復帰したマクラーレンだったが、4周目に同じ電気系のトラブルでコース上にストップ。セッションは赤旗となり、マクラーレンは原因を解明するためにガレージで多くの時間を過ごすことになった。

    ストフェル・バンドーンは昼休み直前にコースに復帰したが、システムチェックのみで、わずか7周で午前中のセッションを終えている。

    マクラーレンが見舞われた電気系のトラブルはバッテリーに関連したものだと考えられているが、問題がマクラーレンのシャシー側にあるのか、ルノーのF1パワーユニット側にあるのかはまだ明らかになっていない。だが、同じF1パワーユニットを搭載するワークスルノーは48周、レッドブルは85周を走行している。

    冷却系に深刻な問題か
    マクラーレンは1回目のテストでオーバーヒートの問題に悩まされていた。そのため、今回のテストに持ち込まれたマクラーレン MCL33には、クルマの冷却に役立てるためにリアのボディワークに妥協が施されているように見える。

    先週、エンジンカバーに焦げ跡がついていたマクラーレンは、新たに3つのスロットルを追加。しかし、わずか7周しか走行していないにも関わらず、エンジンカバーのその部分はおそらくエキゾーストもしくはターボが配置されていると見られ、冷却系に深刻な問題を抱えていることが予想される。

    走行中のエキゾーストの温度は400~800℃に上昇し、断熱材で包まれている。温度の制御ができないとすれば、その付近にあるものは脆弱となる。

    マクラーレンは、信頼性についてホンダに辛辣な批判を繰り返していたが、もはやマシンにホンダは積まれていない。

    マクラーレン・ルノー