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  • マクラーレン 「MCL33に設定したパフォーマンス目標が低すぎた」

    マクラーレン 「MCL33に設定したパフォーマンス目標が低すぎた」

    マクラーレンのレーシングディレクターを務めるエリック・ブーリエは、2018年F1マシンに設定したパフォーマンス目標が十分に野心的ではなかったかもしれないと認める。

    ホンダからルノーにF1パワーユニットを変更した今年、マクラーレンは開幕2戦でダブル入賞を果たしているが、予選ではまだQ3進出を果たしておらず、F1中国GPでもフェルナンド・アロンソとストフェル・バンドーンは7列目からスタートする。

    エリック・ブーリエは、マクラーレンの2018年F1マシン『MCL33』はCFDと風洞での目標値は満たしていると語った。

    「クルマはターゲットにマッチしている。つまり、ターゲットが正しくなかったということになるかもしれない」とエリック・ブーリエはコメント。

    「我々は達成する必要のある野心について見直す必要がある」

    また、エリック・ブーリエは、ホンダ時代にもマクラーレンのシャシーの根本的な問題は隠されていなかったと語る。

    「ドライバーの声を聞けば、彼らはマシンのバランスには満足している。もう少しアンダーステア、アンダーステアを少なく、オーバーステア気味に、ここでコンマ秒、ここでコンマ1秒遅くなど、どのようなセットアップを試してもクルマはそれに応じている」

    「なので、我々はクルマは十分に理解していると思う。デザインに関してクルマに不快感はない」

    「とにかくコーナーとストレートでクルマを速くする必要がある」

    エリック・ブーリエは、過去3年とは異なり同じルノー製エンジンを搭載するベンチマークとなる2チームがいるため、どこにも隠れることはできなくなったと認める。

    「我々はルノーとレッドブルと同じエンジンを搭載しているが、遅れをとっている。事実以外に隠すものはない」とエリック・ブーリエは語る。

    「我々はなぜ予選で遅く、レースの方が優れているのか、なぜ他のルノーチームに遅れをとっているのかを理解する必要がある」

    「バーレーンでいくつか質問されたことでも明らかだが、まだ進行中のプロセスがある。我々はそこに対処しなければならないし、取り組んでいく。それが重要だ」

    マクラーレンはF1中国GPの予選でドライバーがお互いにスリップストリームを与えていたが、その戦略は空力効率の根本的な問題を示唆しているかと質問されたエリック・ブーリエは「もちろん、それも問題のひとつだ。我々のトップスピートは最高のものではない。我々はランキングの最下位だからね。だが、それだけが理由ではない」とエリック・ブーリエはコメント。

    「シンプルにクルマのドラッグだけの問題であれば、修正するのは簡単だ。我々は自分たちがどこ位置にいるべきかを知るためにクルマのすべての側面に取り組まなければならない」

    マクラーレンは、来月バルセロナで開催されるF1スペインGPにむけて大幅なアップグレードパッケージの導入を目指している。

    「以前にも言ったように我々はオーストラリアでは望んでいたクルマに仕上げることができなかった。いくつかの理由で遅れが生じていた」とエリック・ブーリエはコメント。

    「多くのパーツ、多くのアップグレードが進行している。物流的な理由でそれはバルセロナになる可能性が高い」

    「その時点から我々がパフォーマンスでどの位置にいるか見極められるだろう」

  • フェルナンド・アロンソ 「マクラーレンはストレートで遅い」

    フェルナンド・アロンソ 「マクラーレンはストレートで遅い」

    マクラーレンのフェルナンド・アロンソは、F1中国GPでの予選13番手はマクラーレンにとって期待できた“最大限”の結果だと述べた。

    フェルナンド・アロンソは、金曜日にもQ3進出は難しいだろうと認めていおり、ただ、自由にタイヤを選択できる11位を目指したいと語っていた。

    フェルナンド・アロンソは、ウルトラソフトでスタートすれば、レースですぐに苦労することになっていただろうと予想するが、それでもマクラーレンにはもっと多くのスピードが必要だと語る。

    「僕たちは11番手を目指していた。タイヤを選択できるQ3外の一番手からスタートすることが理想だったけど、それは可能ではなかった。13番手が最大限だった」とフェルナンド・アロソは予選後にコメント。

    「明日、僕たちはポイントを目指す。僕たちは良いポジションにいると思う。Q3の最後の2~3台は苦しむことになるだろう。彼らはウルトラソフトで早めにピットインしなければならないからね」

    「それでもバーレーンでも言ったように僕たちはもっと多くのスピードを見い出す必要がある。同条件で13番手なので、改善しなければならない。それは明らかだ」

    今年からルノーのパワーユニットを搭載したマクラーレンだが、フェルナンド・アロンソはストレートスピードという問題は変わっていないと語る。

    「3レースを終えて、だいたいの問題は特定できた。僕たちはライバルと比較してストレートで少し遅れているようだ」とフェルナンド・アロンソはコメント。

    「その方向にクルマを開発して、ラップライムを縮めるポテンシャルはあると思う。結果を見てみよう」

    フェルナンド・アロンソとストフェル・バンドーンは、トップスピードを高めるためにお互いにトウを与えていた。

    「Q1で僕たちが誰がトウを与えるかを決定した。僕の方が前でQ1を終えたので、最初に僕がストフェルにトウを与えて、その後、彼が僕に与えるという決定をした」

    「僕が彼にトウを与えていたときはテレビに映っていなかったかもしれないけど、彼が僕に与えていたときは映っていたね」

    「僕たちはコンマ数秒を稼ごうとしていたけど、それでも道のりは長いようだ」

    「バーレーンから数日しかないことはわかっていたし、次のレースで通常の状況でQ3に進めるかどうか見てみよう」

    フェルナンド・アロンソは、決勝ではタイヤデグラデーションの問題があると予想しつつも、1ストップ戦略を選ぶつもりであることを示唆いした。

    「1ストップと2ストップのぎりぎりのところだ。ウルトラソフトでQ3に進出したドライバーは全員が2ストップだと思うし、それ以外は1ストップを選べるというアドバンテージがあるかもしれない」

    「でも、明日はタイヤが問題になるだろうし、タイヤを出来る限りベストな状態に管理するレースになると思う」

    関連:F1中国GP 予選:セバスチャン・ベッテルが2戦連続ポールポジション!

  • マクラーレン:F1中国GP 予選レポート

    マクラーレン:F1中国GP 予選レポート

    マクラーレンは、F1中国GPの予選で、フェルナンド・アロンソが13番手、ストフェル・バンドーンが14番手だった。

    フェルナンド・アロンソ (13番手)
    「今日の僕たちにはQ3に進めるペースはなかった。Q1を9番手で終えた後は少し楽観的だったし、トップ10入りできるかもしれないと考えたが、Q2では十分な速さがなかった。僕たちはオーストラリアで11番手、バーレーンとここで13番手だし、それが現時点での僕たちの位置だ」

    「十分ではないことはわかっているし、僕たちはストレートで遅いように思うけど、そこを改善できるポテンシャルはある。いずれにしろ、Q3に進出すれば、明日のレースをウルトラソフトでスタートしなければならなかった。明日の天気予報は晴れだし、熱い路面ではデグラデーションがかなり早まると思う。だから、最終的に13番手でタイヤを自由に選べることに満足している。レースペースの方が予選ペースよりも少しいいので、タイヤをうまく労わり、良いスタートを切って、良い戦略を実行できれば、ポイントはまだ十分に可能だと思う」

    ストフェル・バンドーン (14番手)
    「今日の結果にはもちろん少しフラストレーションを感じているけど、だいたい予想していたポジションだ。シーズンをスタートして以降、僕たちは予選でこれくらいの位置にいたし、現時点ではこんなものだ。まだパフォーマンスを改善するために作業していかなければならないことがある。ポジティブな面は、金曜日のプラクティスでのロングランのペースはとても有望そうなことだ。明日勝負できる部分だ。それに僕たちは自由にタイヤを選択できる。ここでもそれはかなり重要なことだし、違いを生みだろう。明日はもっと気温が上がると予想されているし、僕たちの前の大半がウルトラソフトでスタートするので、タイヤデグラデーションと言う点で有利に働くだろう」

    エリック・ブーリエ (マクラーレン レーシングディレクター)
    「バーレーンと中国が連続した週末に開催されることを考えれば、1戦だけでパフォーマンスの大幅な変化を期待できないことはわかっていた。もちろん、バーレーン以降、予選へのアプローチを適応させるために対策を施してきたが、直接的な改善は今後のレースのために進行している長期的な開発計画の一部だ。それでも、チームは今週末の全てのセッションでバーレーンで学んだことやここで収集したデータを生かして準備に細心の注意を払ってきた。一晩で奇跡を起こせるとは思っていないが、引き続きレースペースの方がはより我々の真のパフォーマンスを表していると思う。ご存じのようにどのグランプリ週末でも重要な結果のすべてはレースで得られるし、我々の焦点はそこに置かれている。タイヤ戦略が鍵になるだろうし、自由に選択できることは我々より前のクルマに対して確かな利点だ。我々の目標は過去2レースでの勢いを維持して、明日の午後により多くの貴重なポイントをもたらすことだ」

    関連:F1中国GP 予選:セバスチャン・ベッテルが2戦連続ポールポジション!

  • マクラーレン:F1中国GP 金曜フリー走行レポート

    マクラーレン:F1中国GP 金曜フリー走行レポート

    マクラーレンは、F1中国GPの2回のフリー走行で、フェルナンド・アロンソが12番手/10番手タイム、ストフェル・バンドーンが18番手/14番手タイムだった。

    フェルナンド・アロンソ (12番手/10番手)
    「今日の1回目のセッションは主にクルマに搭載された新しいパーツのテストに費やした。2回目のセッションではタイヤに焦点を当てた。ここでは特にフロントタイヤのデグラデーションがかなり高いので両方のコンパウンドをテストしてくことがストフェルと僕にとって重要だった」

    「またセッション終了間際の数分間だけだけど、インターでウエットコンディションでのクルマもチェックすることができた。ウェットでの異なるエンジンマッピングのアイデアなどを持っていることは常に良いことだ。僕たちはレースでは良い天候を予想している。ドライで太陽が出ていて風が異なる方向に吹くことになるだろう。したがって、今日とはあまり似たコンディションにはならないということだし、日曜日に改善する必要があるだろう。僕たちはプログラムの全ての項目を完了させたし、これから全てのデータを調べて、明日にむけてパフォーマンスを見つけ出す必要がある」

    ストフェル・バンドーン (18番手/14番手)
    「僕たちにとってスムーズな金曜日ではなかった。FP1でいくつか問題が発生したし、FP2もピットストップの問題があって完璧ではなかった。でも、午後はクルマにより多くの自信を感じることができた。全体的にまた多くのことを学んだし、FP2ははるかに良いセッションだった。今日の最もポジティブなことは、過去数週間で学んできたように、僕たちのレースペースが有望そうなことだ。レースの準備に多くの努力が費やされている。予選パフォーマンスはまだもう少し取り組まなければならないし、いくつか理解しなければならないことがあるけど、全体的には問題ないと感じている。ここでは多くのことが役割を果たす。明日は天候が少しトリッキーになるかもしれないし、タイヤの割り当てに関していくつか異なる可能性がある。でも、僕たちには必要なすべてが揃っていると思う。プライムとオプションの間にはかなり大きな違いがある。挙動がかなり異なるので、状況をかなり面白くするかもしれない。僕たちは準備ができているし、レースのために何を望めばいいかをわかっているので、力強いポジションにいられるはずだ。今日は風もかなり強かったし、全員がその影響を受けていたと思う。でも、全体的には大きな門だはなかった。ピットストップの後、ボックスを離れてすぐには何もおかいいとは感じなかった。ターン3の左に曲がったとことで初めて何かが起こっていると感じて、ミラーを見たら、右リアホイールがぐらついているのが見えたので、安全対策としてすぐにクルマを停止させた。現時点ではまだ調査中なので、何が原因だったかを言うには時期尚早だ。ピットストップはF1の一部だし、常に何らかの方法があると思う。もちろん、バーレーンで目にしたような事故は見たくない。何台か停止しなければならないクルマがいたし、それは間違いなく僕たちが望んでいることではない。でも、時々起ってしまうことだ」

    エリック・ブーリエ (レーシングディレクター)
    「今日は週末にむけてのマシンのセットアップという点では有益な一日だった。充実した作業を完了し、様々なコンポーネント、コンパウンド、故王政をテストすることができた。これから明日にむけてデータの分析に集中していく。週末の雨の恐れはピットレーンの全チームにとってセットアップに疑問を投げかけているが、我々は自分たちが持っているデータを使って何らかの事態が発生した場合のために準備し、出来る限りうまくを読めるよう懸命に作業している。セッションの最後にインターで1周できたので、少なくとも上海でのそのようなコンディションでの情報とクルマの挙動のフィーリングを得ることができた。まだストフェルのピットストップ練習での問題の原因はわかっていない。右リアホイールがしっかりと装着されていなかったようだが、まだ調査中だ」

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  • マクラーレン、アンセーフリリースで66万円の罰金 / F1中国GP

    マクラーレン、アンセーフリリースで66万円の罰金 / F1中国GP

    マクラーレンは、F1中国GPのフリー走行2回目でストフェル・バンドーンのタイヤがしっかりと装着されていない安全性に欠ける状態でリリースしたとして、FIAから5000ユーロ(約66万円)の罰金を科せられた。

    マクラーレンは、フリー走行2回目にストフェル・バンドーンのマシンでピットストップ練習を行った際、右リアタイヤが完全に装着される前にマシンを発進。その後、コース上で異変に気付いたストフェル・バンドーンがコース脇にマシンを止めている。

    スチュワードは、マクラーレンの行為が“アンセーフリリース”にあたるとしてチームに5000ユーロ(約66万円)の罰金を科した。

    「スチュワードは15時14分に撮影されたカーナンバー2(バンドーン)の映像と音声を見直し、チーム代表者からも話を聞いた。マシンが発進した際にホイールが適切に装着されていなかったことから、スチュワードは当該マシンが安全性に欠ける状態でリリースされたと判断し、第18条18項(b)に違反したと判断した」

    「当該ドライバー(バンドーン)は上記の事実を把握し、すぐに安全な方法でマシンを停止させている。最初の機会にドライバーが適切な行動を取ったことから、スチュワードは同様のケースに下した前例に従い、上述の規約に定められたグリッドペナルティに該当しないと判断した。従って、スチュワードはチームに5000ユーロの罰金を科す」

    ストフェル・バンドーンは「ピットストップの後、ボックスを離れてすぐには何もおかしいとは感じなかった」とコメント。

    「ターン3の左に曲がったとことで初めて何かが起こっていると感じて、ミラーを見たら、右リアホイールがぐらついているのが見えたので、安全対策としてすぐにクルマを停止させた。現時点ではまだ調査中なので、何が原因だったかを言うには時期尚早だ」

    「ピットストップはF1の一部だし、常に何らかの方法があると思う。もちろん、バーレーンで目にしたような事故は見たくない。何台か停止しなければならないクルマがいたし、それは間違いなく僕たちが望んでいることではない。でも、時々起ってしまうことだ」

    マクラーレンのチーム代表エリック・ブーリエは「まだストフェルのピットストップ練習での問題の原因はわかっていない。右リアホイールがしっかりと装着されていなかったようだが、まだ調査中だ」と述べた。

    今シーズンはこの“アンセーフリリース”という言葉が頻繁に聞かれるシーズンとなっている。開幕戦オーストラリアGPの決勝ではハースの2台が立て続けにタイヤ交換に失敗してダブルリタイア。続く先週末のバーレーンGPでは、キミ・ライコネンがフリー走行と決勝で同じミスを犯し、決勝ではマシンに轢かれたメカニックの一人がキミ・ライコネンが発進させたマシンに轢かれて足を骨折する怪我を負っている。フェラーリは、この違反でFIAから5万ユーロ(約660万円)の罰金を科せられている。

  • フェルナンド・アロンソ 「今日は新しいパーツとタイヤに焦点を当てた」

    フェルナンド・アロンソ 「今日は新しいパーツとタイヤに焦点を当てた」

    マクラーレンのフェルナンド・アロンソは、F1中国GP初日の2回のセッションで12番手/10番手タイムで終えた。

    「今日の1回目のセッションは主にクルマに搭載された新しいパーツのテストに費やした。2回目のセッションではタイヤに焦点を当てた。ここでは特にフロントタイヤのデグラデーションがかなり高いので両方のコンパウンドをテストしてくことがストフェルと僕にとって重要だった」とフェルナンド・アロンソはコメント。

    「またセッション終了間際の数分間だけだけど、インターでウエットコンディションでのクルマもチェックすることができた。ウェットでの異なるエンジンマッピングのアイデアなどを持っていることは常に良いことだ」

    「僕たちはレースでは良い天候を予想している。ドライで太陽が出ていて風が異なる方向に吹くことになるだろう。したがって、今日とはあまり似たコンディションにはならないということだし、日曜日に改善する必要があるだろう」

    「僕たちはプログラムの全ての項目を完了させたし、これから全てのデータを調べて、明日にむけてパフォーマンスを見つけ出す必要がある」

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    ・F1中国GP フリー走行2回目:ルイス・ハミルトンがトップタイム
    ・F1中国GP フリー走行1回目:ルイス・ハミルトンがトップタイム

  • レッドブル 「マクラーレンがホンダを切ったのは戦略的ミス」

    レッドブル 「マクラーレンがホンダを切ったのは戦略的ミス」

    レッドブルのモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、マクラーレンの2018年F1マシンが“それほど良くない”のは明らかだと語る。

    マクラーレンは、打倒レッドブルを目標にバーレーンに乗り込んだが、最終的には元エンジンパートナーのホンダのF1パワーユニットを新たに搭載するトロロッソに完敗を喫することになった。

    「アロンソ氏はレッドブルを攻撃したかったみたいだが、彼はトロロッソの後ろにいたね」とヘルムート・マルコは Auto Motor und Sport にコメント。

    「マクラーレンはそれほど良くないようだ。ホンダのエンジンだけが彼らを遅くしていたわけではないようだね。ルノーを搭載してもまだストレートで遅いんだからね」

    レッドブル・レーシングは、2019年にルノーからホンダにF1パワーユニットを変更することを検討している。

    マクラーレンのファンは、マクラーレンのファンは、ホンダと決別したタイミングが正しかったのかどうかに疑問を持ち始めているが、ヘルムート・マルコもマクラーレンが昨年後半に戦略的なミスを犯したと考えている。

    「彼らはどんどん良くなっているエンジンを失っただけでなく、多くの資金も手放した」とヘルムート・マルコは語った。

    同じルノー製エンジンを搭載するチームとして、今年、マクラーレンとレッドブルにライバル関係が築かれるのは間違いないだろう。

    マクラーレンのドライバーを務めるストフェル・バンドーンは「クルマに搭載されているエンジンが何であれ、F1では常にプレッシャーにさらされるものだ」と Auto Hebdo にコメント。

    「僕たちはレッドブルを気重点として明確に認定しているし、彼らと比較するのは理にかなっている」

    「でも、まだシーズン序盤だ。勢力図で自分たちがどの位置にいるかを見極めるには新しいパーツが投入されるまで少し待たなければならない」

    関連:トロロッソ・ホンダの飛躍と浮き彫りになったマクラーレンのマシン特性

  • フェルナンド・アロンソ 「結果で見ればマクラーレンは好スタート」

    フェルナンド・アロンソ 「結果で見ればマクラーレンは好スタート」

    フェルナンド・アロンソは、結果を見ればマクラーレンは2018年のF1世界選手権で良いスタートを切っており、もっとうまくやれたはずだと考えるのは非現実的だと語る。

    マクラーレンは、不遇の3シーズンを耐えることになったホンダに見切りをつけ、今年からルノーにF1パワーユニットを切り替えた。

    マクラーレンは、開幕2戦でダブル入賞を果たしたものの、メルセデス、フェラーリ、そして同じルノーのF1エンジンを搭載するレッドブルに匹敵するために必要なペースは示せなかった。

    マクラーレンのレーシングディレクターを務めるエリック・ブーリエは、F1バーレーンGP後にシーズンのスタートが予想よりも厳しかったのは“間違いない”と語っていた。

    だが、フェルナンド・アロンソの考えはそうではなく、マクラーレンが過去3年間に耐え抜いてきた苦戦を考えれば、もっと強いパフォーマンスを期待するのは現実的なことではないと語る。

    「レギュレーションが同じままの1シーズンに人々が何を期待していのかわからない」とフェルナンド・アロンソは中国でコメント。

    「去年は3チームが全員の前にいて、今年も彼らが全員の前にいる。去年の3レースで僕たちは0ポイントだった。去年、ストフェル(バンドーン)はバーレーンでスタートすらできなかった。彼はピットレーンにクルマを引っ張られていった。今年は2レースで4台がチェッカーフラッグを受けているし、コンストラクターズ選手権で3位にいる」

    「感情や希望や夢ではなく、事実に目を向ければ、これはとても良いスタートだ」

    マクラーレンはプレシーズンテストで信頼性トラブルに見舞われたが、開幕2戦でフェルナンド・アロンソとストフェル・バンドーンはライバルのトラブルから利益を得ており、その結果、マクラーレンはコンストラクターズ選手権3位に位置している。

    開幕戦で5位フィニッシュを果たしたフェルナンド・アロンソは、ここまでの落ち度のないシーズンを味わってるチームはマクラーレンだけだと語る。

    「僕たちに機械的な故障やオペレーションの失敗は起こっていないし、何も起こっていないのチームは僕たちだけだと思う」とフェルナンド・アロンソはコメント。

    「フェラーリとハースにはピットストップの問題があったし、レッドブルはリタイアしている・・・僕たちは2つの週末でまったく問題が発生しなかった唯一のチームだと思う。メルセデスでさえすでに数回ギアボックスを交換しているんだからね。マクラーレンだけだ」

    「この状況はかなり素早く変化するかもしれないけど、ここまでのシーズンのスタートはとてもポジティブだ」

    「でも、期待を満たして、潜在的にチャンピオンシップを争うことは常に難しいことだと理解している」

    フェルナンド・アロンソは、マクラーレンのすぐ前にいるのはハースだと考えており、ギャップを縮めるためにはやらなければならない仕事がたくさんあると語る。

    「予選のペースや総合的なペースなど、解決しなければならない問題はたくさんある」とフェルナンド・アロンソっは語る。

    「僕たちはトップ3チーム、同じパワーユニットを持つレッドブルともまだ大きく離れている。改善が必要なのは明らかだ。アップデートを持ち込んでスピードを見い出さなければならない。でも、同時に、そのようなペースが足りず、予選スピードがなかったとしても、僕たちはポイントを獲得している。それは今後に向けて自信を与えてくれる」

    「序列を知るのは難しい。トラックごとに変わるし、サーキット特性によっても変わる。中団グループの中ではまだハースにわずかなアドバンテージがあると思う。そこは僕たちがすぐにでも改善しなければならないことだ。できるだけ早く彼らを抜かなければならない」

    関連:2018年 F1中国GP テレビ放送時間&タイムスケジュール

  • トロロッソ・ホンダの飛躍と浮き彫りになったマクラーレンのマシン特性

    トロロッソ・ホンダの飛躍と浮き彫りになったマクラーレンのマシン特性

    F1バーレーンGPでは、トロロッソ・ホンダが大きな飛躍を遂げる一方で、マクラーレンのマシン特性が改めて浮き彫りになった。

    開幕戦オーストラリアGPでトロロッソ・ホンダは、予選Q1敗退、決勝では最下位とMGU-H故障にリタイアという非常に厳しいスタートを切った。一方のマクラーレンはダブル入賞と『トロロッソ・ホンダ vs マクラーレン』の直接対決としては大きな差がつくことになった。

    冬の間に信頼性に重点をおいてきたホンダだが、ピエール・ガスリーのMGU-HのトラブルはICEにもダメージが及ぶもので、2台とも年間3基というパワーユニットの使用上限に対して2戦目で2基目を投入しなければならないという厳しい事態ももたらした。

    そして、迎えた第2戦。舞台はストレートに低・中速コーナーが繋がるバーレーン・インターナショナル・サーキット。ここでトロロッソ・ホンダとマクラーレンのマシン特性が浮かび上がった。

    トロロッソ・ホンダは、開幕戦での導入を見送った新しい空力パッケージを導入。また、ホンダもエネルギー回生の最適化を実施したことでパワー不足を補った。両ドライバーの経験のないメルボルンでは実施できなかったパッケージ全体の最適化を実施したことでマシンは優れたバランスを見せることになる。

    トロロッソの今季マシンは、基本的に昨年マシンの正常進化版。レッドブルの系譜を引き継ぐ低ドラッグの空力にテクニカルディレクターのジェームス・キーのスパイスが加わったサスペンションを始めとするメカニカル面が特徴的で、低速コーナーに強いマシン特性を持っている。

    一方のマクラーレンは、伝統的にドラッグが大きいマシン。主に高速コーナーを得意とするダウンフォースマシンだ。昨年、ストレートでのスピード不足を散々ホンダのF1パワーユニットのせいにしていたマクラーレンだが、ルノーのF1パワーユニットに切り替えた今年もストレートでのスピードが不足しており、原因がマクラーレンのシャシー側にあることが浮き彫りになった。

    その違いが予選に現れた。ピエール・ガスリーがQ3進出を果たして6番手、ブレンドン・ハートレーが11番手だったのに対し、マクラーレンはフェルナンド・アロンソが13番手、ストフェル・バンドーンが14番手とトロロッソ・ホンダに軍配が上がった。ピエール・ガスリーとフェルナンド・アロンソとの差は1.201秒の差がついた。予選でのスピードトラップでの最高速度はトロロッソ・ホンダが322.5km/hであるのに対し、マクラーレンは314.2km/hと10km/hの差がついた。スタートフィニッシュラインの通過速度でも同様の結果となっている。

    レースでも両マシンのメカニカル特性の違いが出た。ダウンフォース頼りのマクラーレンは低速コーナーでタイヤに厳しく、フェルナンド・アロンソはソフト-ミディアムの1ストップ戦略を成功できず、新品ミディアムを25周しかもたせることができず2ストップ戦略に切り替えている。一方、ピエール・ガスリーは第1スティントと第3スティントを中古のスーパーソフトで走行する2ストップ戦略でハースのケビン・マグヌッセンを抑えてみせた。

    しかし、レースペースでは、フェルナンド・アロンソが新品のスーパーソフトであるものの、1分34秒168のファステストラップを記録。トロロッソ・ホンダはブレンドン・ハートレーが1分34秒689、ピエール・ガスリーが1分34秒863と及ばなかった。マクラーレンのレースペースの良さ、そして、フェルナンド・アロンソの経験とスキルによる結果だ。

    開幕戦ではドライバーの経験の違いが大きな違いを生んだ。今後もその部分は変わらない。次戦F1中国GPが開催される上海インターナショナル・サーキットもストップ&ゴー型のレイアウト。そして、全長1.2kmほどの超ロングストレートを有する。バーレーンと異なり気温が低く、タイヤに厳しい。サーキットとの相性という点ではトロロッソ・ホンダに分がある。

    しかし、バーレーンで4位入賞を果たしたピエール・ガスリーは上海インターナショナル・サーキットは未経験。一方のブレンドン・ハートレーはWECでレースを経験している。

    マシン特性、ドライバーの経験によって中国でどのような差を生むことになるか非常に興味深いレースとなる。

    関連:2018年 F1中国GP テレビ放送時間&タイムスケジュール

  • フェルナンド・アロンソ 「予選のためにパッケージをまとめることが重要」

    フェルナンド・アロンソ 「予選のためにパッケージをまとめることが重要」

    マクラーレンのフェルナンド・アロンソが、F1中国GPへの意気込みを語った。

    フェルナンド・アロンソ
    「2つのポジティブな結果を得られた後、中国に向かうことに興奮している。上海のターン1はカレンダーでベストコーナーのひとつだし、ドライバーにとってレースをするには最高のトラックだ」

    「僕たちにとっては一貫性が鍵になる。ここまで僕たちはハードワークと幸運の両方が組み合わさって日曜日にすべてをまとめることができた。でも、土曜日にはベストなチャンスを得ることができていないし、パッケージ全体をまとめていくことが重要だ」

    「一夜にして実現できることではないけど、僕たちは問題がどこに潜んでいるのかを把握しているし、できるかぎり速やかにそれらを克服するためにハードワークをしていく必要があることをわかっている。その間も僕たちはいつものように中国でもハードにプッシュしていくし、中団の前を戦い続けていくつもりだ」

    関連:2018年 F1中国GP テレビ放送時間&タイムスケジュール