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  • ピエール・ガスリー 「ホンダはマクラーレンとの失敗で尻込みしていた」

    ピエール・ガスリー 「ホンダはマクラーレンとの失敗で尻込みしていた」

    ピエール・ガスリーは、今年トロロッソとレッドブルとのパートナーシップを開始したホンダは、以前のマクラーレンとの関係によって悪影響を受けていたが、2018年シーズンを通して心を開いて活発に仕事ができるようになっていったと語る。

    ホンダは、マクラレーンのワークスパートナーとしてF1に復帰したが、マクラーレン側が提示したデザインコンセプトとの折り合いの問題もあり、パフォーマンスと信頼性は低迷。3年間でパートナーシップは崩壊し、ランキング9位という結果で決別した。

    今年、トロロッソはマクラーレンが放棄したホンダのF1パワーユニットを引き受けた。結果はマクラーレンの前年と同じコンストラクターズ選手権9位だったが、ホンダはシーズンを通してパフォーマンスと信頼性において大きな進歩を果たした。

    ピエール・ガスリーは第2戦バーレーンGPで4位を達成。ホンダのアップデートによる進歩にライバル勢は警戒心を強め、2019年にレッドブル・レーシングにパワーユニットのスイッチを納得させた。

    「自信を深めるためにリスペクトと信頼を示す必要がある人々もいる」とピエール・ガスリーはコメント。

    「最初に彼らと仕事を開始するときは、常に少し冷えているものだし、お互いを知る必要がある」

    「明らかにシーズンを通して彼らの側が心を開いていくのを見ることができたし、僕たちは同じ目標のために一緒に働くための信頼を彼らに与えることができた」

    「彼らは前年のマクラーレンとのかなり難しい状況から来ていたので、序盤の彼らは少し尻込みしていた」

    「彼らはシーズンを通して良くなっていたし、今は彼らとの関係に本当に満足している」

    2017年にスーパーフォーミュラでホンダと一緒に仕事をしていたピエール・ガスリーは、ホンダとの経験が2019年に利益になると考えている。

    「信頼、自信という部分が大きいし、チームと一緒に仕事をしていたことで、彼らは僕からどのようなフィードバックが出てくるかをわかっている」とピエール・ガスリーはコメント。

    「僕たちが特定の問題や状況に直面したときに僕は彼らに改善したいと伝える。コミニュケーションという点がチームにとって有益になる主なポイントだ」

    「ドライビングに関しては、3周を終えただけで、エンジンのトルク伝達、ドライバビリティという点で、F1のレベルで完全に期待通りの速さがあると何度も言ってきた」

    「だから、それが大きく変わることはないだろう。でも、日本人との仕事といういう部分の方が大きいし、それは間違いなく良いことだ」

    実際、マクラーレンとレッドブルとでは仕事のやり方も異なる。マクラーレンは、ホンダに細かいことまで指示するアプローチを採っていたが、レッドブル・レーシングのチーム代表クリスチャン・ホーナーはその反対のアプローチを採っていると語る。

    「我々はマクラーレンとは反対のことをやってきた」とクリスチャン・ホーナーは Sky F1 にコメント。

    「我々は『最高のエンジンを作って、望んでいるラジエーターのサイズなどを教えてくれたら、我々がそれに合わせる』と言ってきた」

    「我々はホンダがパッケージに力を入れられることを望んでいる」

    ホンダは、2019年からトロロッソに加えてレッドブル・レーシングにもF1パワーユニットを供給。ピエール・ガスリーはマックス・フェルスタッペンとともにレッドブル・ホンダのドライバーとして好成績を目指す。

  • ランド・ノリス 「バレンティーノ・ロッシの“46”を真似るのは避けた」

    ランド・ノリス 「バレンティーノ・ロッシの“46”を真似るのは避けた」

    ランド・ノリスは、バレンティーノ・ロッシは自分のヒーローではあるが、彼の真似をしたくはなかったのでF1の固定ナンバーとして彼のカーナンバー“46”を選択することはあえて避けたと語った。

    2019年にマクラーレンでF1デビューするランド・ノリス(19歳)は、子供のことからMotoGPのレジェンドであるバレンティーノ・ロッシのファンであり、F1のカーナンバーとしてロッシがつけている有名な“46”を検討を選択すると考えられていた。

    しかし、ランド・ノリスは、最終的に数字の見え方やSNSのハッシュタグで #L4ndo を使えることなどを念頭に置いて“カーナンバー4”を選択した。

    「#4の背景にはストーリーがある。でも、そのストーリーというのはそこにストーリーがないということだ」とランド・ノリスは、スマートフォン“OnePlus 6T McLaren special edition”の発表会で語った。

    「そのハッシュタグは素晴らしい。でも、シリーズ全体を通してずっと使っていたナンバーではない。これまで#31や#11、カートでは#33や#46を使っていたけど、そのどれも僕にとってそれほど意味はなかった。見た目が一番いい番号を選んだだけだ。それが一番の理由だ!」

    「#46もありだったけど、真似はしたくなかったし、自分のものになる番号を選んだ。新しいものだし、僕のロゴに完全にフィットしているよね」

    とは言うものの、F1でカーナンバー4はマックス・チルトンが使用している。チルトンもハッシュタグ #M4X とAを4に置き換えて使用していた。

    また、カーナンバー46もF1で一度だけ使用されたことがある。2014年のF1アブダビGPでケータハムで1戦だけ参戦したウィル・スティーブンスが使用している。

    バレンティーノ・ロッシのファンことで、ランド・ノリスはカート時代にカーナンバー46でレースをしていたアレクサンダー・アルボンのキャリアを意識するようになったという。

    アレクサンダー・アルボンは、2019年にトロロッソ・ホンダでF1デビューを果たすことが決定している。

    「若い頃はアレックスにとても憧れていた。彼はロッシが好きで#46を使っていたし、カラーなどいろんなことをロッシと同じにしていたので彼のことが好きだった」とランド・ノリスはコメント。

    「だから、本当に若い時にアレックスのことを応援していたんだ。ちょっと変だとは思うけど、彼はバレンティーノ・ロッシ以外で僕の唯一のヒーローだったかもしれない」

    「でも、彼はいつもクールだったし、下位カテゴリーから今まで全てのレースで彼を見ていた。アレックスもグリッドにいるのは素晴らしいことだ」

    アレクサンダー・アルボンはまだどのカーナンバーを使用しておらず、ランド・ノリスとは違って憧れのバレンティーノ・ロッシの46番の選択する可能性もある。また、#41bon で41と予想しているファンもいる。

  • カルロス・サインツ 「マクラーレンはレッドブルをコピーしていない」

    カルロス・サインツ 「マクラーレンはレッドブルをコピーしていない」

    カルロス・サインツは、マクラーレンが2019年F1マシン『MCL34』でレッドブルのシャシーコンセプトを“コピー”しているとの報道を否定した。

    レッドブル・レーシングが2019年にルノーからホンダに移行することで、マクラーレンは、レッドブルのカスタマーエンジンで非常に効果的なパフォーマンスを発揮したレッドブルの重要な原則を真似するだろうと推測されている。

    しかし、2019年からマクラーレンのドライバーとなるカルロス・サインツは「チームがシャシーをコピーしていると言うのはとても簡単だと思う」とコメント。

    「マクラーレンは全てのチームのアイデアに目を向けていると思うけど、それはF1や僕がレースをしてきた全てのカテゴリーで起こっていることだ」

    だが、ワークスルノーからマクラーレンに移籍するカルロス・サインツは、マクラーレンにはルノーのカスタマーエンジンを輝かせる同じチャンスがあると考えている。

    「エンジンは同じだし、クルマをテストしたときにエンジンがルノーと同じであることが実感できた。だから、それが僕を悩ますことはない」

    「ルノーはマクラーレンに彼らのクルマと同じ武器を与えると確信している。来年、僕たちが良いエキップメントを得られないという心配はしていない」

    カルロス・サインツは、マクラーレンは、2018年マシンの“ミスから多くのことを学んだ”と語る。

    「来年、全員が来年結果を出すことを非常に辛抱強く待っている」

    だが、カルロス・サインツは、マクラーレンは2019年に完全に競争力のあるクルマを造ることを期待しているわけではないと語る。

    「競争力のあるクルマ? 何を競争力と呼ぶか次第だ」とカルロス・サインツはコメント。

    「ワールドチャンピオンを争うことを競争力と呼ぶなら、今日のF1では表彰台さえとても早いと思う」

    「でも、競争力のあるクルマがミッドフィールドをリードしようとするという意味なのであれば、そこがマクラーレンが設定した目標だと思う。来年、僕たちがそうなるという意味ではないけど、それがゴールだし、現実的な目標だと思う。そこからあまり離されないようにしたい」

  • マクラーレン、バーレーン・メリダと提携して自転車レースに参入

    マクラーレン、バーレーン・メリダと提携して自転車レースに参入

    マクラーレンは、UCI(国際自転車競技連合)ワールドツアーに参戦する自転車チーム『バーレーン・メリダ(Bahrain Merida)』の50%の共同事業パートナーになることを発表した。

    マクラーレン・グループのマクラーレン・アプライド・テクノロジーズは、以前にカルフォルニアの自転車メーカーであるスペシャライズド(Specialized)と提携してレース用自転車を作成した実績があり、2012年のオリンピックではイギリス代表チームと協力している。

    バーレーン・メリダは、2016年にバーレーン政府から強いサオートを得て設立。現時点で4回のグランドツールウィナーであるヴィンチェンツォ・ニバリが所属している。

    マクラーレンのチーフマーケティングオフィサーを務めるジョン・アラートは「レーシング、テクノロジー、ヒューマンパフォーマンスは、マクラーレンで我々が行っているすべての中心にある」とコメント。

    「サイクリングは過去に我々が関わってきたことであり、しばらく参入を検討していた。我々のスキルと野心は、将来に向けた適切なビジョンとアプローチを持っているチーム・バーレーン・メリアとの完璧なパートナーシップに自然にフィットしている」

    「我々はプロサイクリングの世界にはスポーツ界の最高のアスリートと競争力のあるチームが存在することをわかっているので、今後数カ月間、休むことなく努力していく」

    「チーム・バーレーン・マリダが立ち上げから2年足らずで達成したことは驚異的なことだ。この活動でチームと一緒に働くことは非常にエキサイティグな見通しだ」

    Team Bahrain Merida

  • マクラーレン 「ホンダからルノーに変更するという決断に満足している」

    マクラーレン 「ホンダからルノーに変更するという決断に満足している」

    マクラーレンは、ホンダからルノーにF1パワーユニットを変更したことに満足していると語る。

    今年、ホンダからルノーにF1エンジンを変更して挑んだマクラーレンは、プレシーズンでは表彰台も争えると期待していたが、いざシーズンが始まってみるとMCL33は平均してグリッドで2番目に遅いマシンだあり、シャシー側に問題があったことが浮き彫りになった。

    フェルナンド・アロンソとストフェル・バンドーンは、開幕4戦で3回のダブル入賞を果たすなど好スタートを切ったが、シーズン終盤の9戦では10ポイントしか獲得できず、マクラーレンはコンストラクターズ選手権6位でシーズンを終えている

    マクラーレンのCEOを務めるザク・ブラウンは、2018年が不甲斐ないシーズンであったことを認めつつも、2019年の開発計画は順調に進んでおり、マクラーレンは正しい道に戻ると信じていると語る。

    「マクラーレンのスタッフと話をしていくと、我々は回復の正しい道を歩んでいると思う。フィーリングは良く、今後は良くなっていくだろう」とザク・ブラウンはF1公式サイトにコメント。

    「現在、彼らは素晴らしい仕事をしている。コース上でレースカーを見てなければならないがね。だが、マクラーレンの内の感触はいいと思う」

    「開発は順調に進んでいるし、チームワーク、コラボレーション、コミュニケーション、責任など、我々に不足していたすべてのことが今は順調に進んでいる」

    「だが、レースカーがトラックを走ることが究極の測定となる。その時こそが冬の間にどのような改善を果たしたかを目にすることができる時だ」

    「今年は最下点だったと確信している。この時代はマクラーレン史上における最下点であり、今は回復の道を歩んでいくために懸命に仕事をしている。だが、それには時間がかかるものだ」

    マクラーレンの2018年F1マシン『MCL33』は、マクラーレンの52年の歴史のなかで初めてルノー製のF1エンジンを搭載した。

    マクラーレンは、同じルノーエンジンを搭載するレッドブル・レーシングとワークスルノーの後ろでシーズンを終えたが、ザク・ブラウンは、レッドブル・レーシングがホンダにF1パワーユニットを変更するという決断によってマクラーレンは恩恵を受けることになると考えている。

    「我々はルノーに非常に満足している」とザク・ブラウンはコメント。

    「我々は彼らと非常に良い関係を築いている。アブダビで来年のパワーユニットがどのように進んでいるかの報告書を受け取ったが、非常に励みになるものだ」

    「今年、彼らは我々に信頼性の高いエンジンを与えてくれた。我々が下した決断に満足している。我々はルノーに非常に満足しているし、来年、グリッドで2チームへの供給になることから恩恵を受けることになると思っている。彼らは我々と彼ら自身にだけ集中できるからね。彼らとの長期的な将来に興奮している」

    マクラーレンは、2019年にカルロス・サインツとルーキーのランド・ノリスを起用し、ドライバーラインナップを一新させる。また、元トロロッソのテクニカルディレクターを務めたジェームス・キーがチームに加わることになる。

    ザク・ブラウンは、ジェームス・キーが加入する正確な日付については明かしておらず、2019年F1マシン『MCL34』に影響を与えることはないと語る。

    「来年、ジェームスは我々と一緒ににいるだろう。もちろん、今、我々のために働いてくれればいいが、そうではない」

    「我々はそうなることをわかっていいた。もちろん、我々は彼に非常に才能があると考えて彼を雇った。仕事を開始することに興奮しているが、彼は2019年マシンに関連したインプットやコミュニケーションを行うことはない」

    「パット・フライとアンドレア・ステラ、そして、デザインチーム全体が本当にうまく仕事をしている。これは再建の旅の一部であり、適切な人材を獲得してはいるが、一夜にして実現することではない」

  • ランド・ノリス 「マクラーレンは僕に成長する時間を与えてくれる」

    ランド・ノリス 「マクラーレンは僕に成長する時間を与えてくれる」

    2019年にマクラーレンでF1デビューを果たすランド・ノリスだが、すぐに結果を出さなければならないというプレッシャーは感じてないと語る。

    今年のF2をランキング2位で終えたランド・ノリスは、2019年にストフェル・バンドーンに代わってマクラーレンでF1デビュー。来季のグリッドの最年少ドライバーとなる。

    ランド・ノリスは、マクラーレンで新たにチームメイトとなるカルロス・サインツから多くのことを学ぶことができると語る。

    「僕自身、チームにとって新しいチャレンジだ。ドライバーは二人とも新しくなる。僕はカルロスから多くのことを学ぶことができる。彼は非常に経験方法だ。彼はとても良いドライバーだと評価している。だから、彼から多くのことを学べるはずだとランド・ノリスはコメント。

    「焦って何かをする必要はないと思っているし、時間をかけていくことができると思っている。マクラーレンはあらゆる分野に取り組んでいる。若いドライバー、新しいドライバー、僕自身、そして、もちろん、来年のクルマにもね。だから、あまり多くのプレッシャーがあるとはおっ持っていない。もちろん、プレッシャーはないわけではないし、ミスをせずにうまくやる必要がある。でも、初レースからワールドチャンピオンを獲得できる実力を示す必要はないと思っている」

    「僕には成長するための時間がある。彼らは成長して、もっと良いドライバーになるために時間をかけることを可能にしてくれるし、そうするために助けてくれるはずだ。もちろん、理想的な状況ではないかもしれないし、来ねのクルマがどうなるかは誰にもわからない。素晴らしいかもしれないし、良くないものになるかもしれない。それは誰にもわからない。でも、もちろん、その“素晴らしい”側面になるように取り組んでいるし、良くしようとしている。プレシーズンテストでわかるだろう」

  • 元ポルシェLMP1チーム代表アンドレアス・ザイドル、マクラーレン加入へ

    元ポルシェLMP1チーム代表アンドレアス・ザイドル、マクラーレン加入へ

    元ポルシェLMP1のチーム代表アンドレアス・ザイドルが、近い将来、マクラーレンに幹部として加入すると Crash.net が報じている。

    アンドレアス・ザイドルは、ポルシェが911ハイブリッドでFIA 世界耐久選手権(WEC)のLMP1クラスに復帰した2014年にチーム代表に就任し、2015年から2017年までル・マン24時間レースとタイトルを3連覇した。

    ポルシェは、2019年から参戦予定のフォーミュラEに専念するために2017年末にLMP1クラスから撤退。アンドレアス・ザイドルは、ポルシェのフォーミュラEプログラムを統括する役割を与えられていた。

    しかし、先月、アンドレアス・ザイドルは突然にポルシェを離脱。2019年にF1チームへ移籍すると噂されていた。

    報道によると、アンドレアス・ザイドルは近い将来マクラーレンに加入し、F1イギリスGP前にチームを離れたエリック・ブーリエが就いていたレーシングディレクターのポジションを務めることになるという。

    現在、マクラーレンはザク・ブラウンはCEOを務め、ジル・ド・フェランがスポーティングディレクターに就任。ジェームス・キーが2019年にテクニカルディレクターとして加入する予定だが、レーシングディレクターの座は空席となっていた。

    マクラーレンの広報担当は「失礼ながら、推測にはコメントしないというのが我々のポリシーです」と語っている。

    アンドレアス・ザイドルは、2006年から2009年にBMWザウバーで働いてF1を経験している。BMWがF1から撤退した後、2012年にBMWのDTM(ドイツツーリングカー選手権)の責任者を就任し、ブルーノ・スペングラーのタイトル獲得に貢献した。

    ポルシェ時代にアンドレアス・ザイドルの元で2度のタイトル獲得と1度のル・マン24時間レースを制したブレンドン・ハートレーは、サイドルのF1への移籍の推測についてアブダビGPのレース週末に以下のように語っている。

    「アンドレアスのことは心から尊敬しているし、彼らからはたくさんのことを学んだ」とブレンドン・ハートレーはコメント。

    「彼は間違いなく僕がこれまで仕事をした最高のチームプリンシパルだし、LMPプログラムの不可欠な一員あった。彼と仕事をするのは本当に楽しかった」

    「彼の今後のことは僕にはわからないけど、彼の活躍を本当に願っているし、何をしても完全にそれに値するだろう」

  • マクラーレン、「720S スパイダー」を発表

    マクラーレン、「720S スパイダー」を発表

    マクラーレン・オートモーティブは、コンバーチブルのスーパーカー「720S スパイダー」を発表。2019年3月より納車が開始され、日本市場における希望小売価格は37,888,000円からとなる。

    2018年12月8日にオンラインで公開後、直ちに注文受付が開始された720S スパイダーは、従来のコンバーチブルタイプのスーパーカーにはないオープンエア・ドライビングの爽快感と日常での使いやすさが融合されている。

    マクラーレン・オートモーティブ 最高経営責任者のマイク・フルーウィットは「新型McLaren 720S スパイダーは、圧倒的な性能、クラフトマンシップが生み出す豪華さ、ドライバーとマシンとの一体感や日常での使いやすさが、比類なきかたちで融合しており、さらに必要な際はいつでもオープンエア・ドライビングの爽快感をもたらします。史上最も完成度の高いコンバーチブルである新型スパイダーは多彩な能力を備えていますが、そのどれもがハイレベルであるだけでなく、車両重量は720S クーペよりわずか49kg重いだけのクラス最軽量となっており、軽量化の競争において当社のリードは更に広がっています」と語る。

    新たなマクラーレン 720S スパイダーの基本デザインは、2017年に720S クーペで導入された、シームレスでオーガニックなデザイン。ダウンフォースの最大化、ドラッグの最小化、パワートレインの冷却性の向上、さらにはエアロダイナミクス性能の最適化のために、全体的なエクステリアは、車体の上下左右、そして中を通る空気の流れによって、未来的な彫刻のようなスタイリングとなっている。電動式の新たなリトラクタブル・ハード・トップ(RHT)は、新形状のバットレスと同様に、エクステリアデザインにシームレスに一体化している。

    カーボン・ファイバーの骨格がもたらす強度と軽量性全てのマクラーレンのマシンと同じように、新たな720S スパイダーの骨格はカーボン・ファイバー構造となっており、今回採用された構造はモノケージII-Sと名付けられている。マクラーレン・モノケージの強度と剛性、軽量性は、マクラーレンの特徴として知られている優れたダイナミック性能の基礎となっている。モノケージII-Sは、720S クーペのモノゲージIIを発展させたものでありながら、キャビンの上部をフロントからリアに伸びる、中央の「スパイン(脊椎)」は取り除かれている。上部構造の最後部は、リトラクタブル・ハード・トップを収納するスパイダーならではの形状であり、ウィンドウスクリーンの上部を通るヘッダー・レールも、中央のラッチ機構と一体化するように変更されている。

    カーボン・ファイバー固有の強度と剛性によって実証された、マクラーレンのエンジニアリング上の独創性は、固定式のルーフがないスパイダーであっても、追加補強により強度を高める必要がなかったという事実にも現れている。実際720S スパイダーにおいても、720S クーペで初採用された、極めてスリムでありながらも圧倒的な強度を持つウィンドウスクリーンのAピラーがそのまま採用されている。横転の際にドライバーの保護性能をさらに強化するために、固定式のカーボン・ファイバー製構造用支持材がモノケージII-Sのリア部分に組み込まれており、ルーフ・システムとシートベルトのアンカー・ポイントの役割を果たしている。第1世代のスーパーシリーズでは、スチール製の支持材が採用されていたが、カーボン・ファイバーへ切り替えられた、720S スパイダーでは、ロールオーバー・プロテクション構造(ROPS)が650Sに比べて6.8kg軽量化されている。

    全体的には、新型720S スパイダーは、720S クーペに比べて、重量増をわずか49kg(=従来比で約4%弱)以内に抑えています。この重量増は、主にRHTとトノー・システムに起因する。最も軽い乾燥重量が1,332kgである720S スパイダーは、クラス最軽量であり、最も近い競合モデルの乾燥重量1,420kgより88kg軽くなっている。

    特徴的なガラス張りのフライング・バットレスが、後方の視界を広げ優れた視覚的ドラマを演出キャノピーのような720S クーペのデザインは、360度の視界を得られることが特徴。キャビンには光が溢れ、見通しのよさにおける新しい基準となる。これまでにない広い視界を確保するというこの思想は第2世代スーパーシリーズの核となるもので、ドライバーの視界を更に広げると共にクルマに視覚的なドラマをもたらすユニークなガラス張りのフライング・バットレスによって新型720S スパイダーにおいてもこの点が継承されている。

    バットレスの先端には、エアフローを導くエアロダイナミック・キャリアが取り付けられている。これにより気流が弱められるため、半透明のガラスを露出させる設計が可能となった。ガラスの採用とそのデザインにより、これまでのマクラーレン・スーパーシリーズのスパイダーに比べ、肩越しの視界が12%向上している。

    リトラクタブル・ハード・トップを収納するために、カーボン・ファイバー製モノケージII-Sの新たな上部構造は、エアチャージ・クーラー及びインテーク・プレナムから可能な限り近くに位置するように設計されている。これによって、ラゲッジ・スペースが最大化された。ルーフを上げた状態では、トノー・カバーの下に58リットルの容量が確保される。トノー・カバーも650S スパイダーより25mm低い位置にあり、視界が距離にして7.5m伸びている。

    720S クーペと同等の凄まじい加速力、ルーフを下ろした状態での最高速度は325km/h720S スパイダーに搭載されている4.0リッター・ツインターボのマクラーレンV8エンジンは720S クーペと同じもの。ミッドマウントにより比類なきハンドリングとレスポンスの鋭さを生み出すこのエンジンは、720PSの最高出力、770Nmの最大トルクを発生させる。720S スパイダーはクラス最軽量で、乾燥重量(最軽量時)のパワー・ウェイト・レシオは1.85Kg/PSと、その性能が圧倒的なものである事に驚きはない。

    加速力も驚異的であり、0-100km/h加速は2.9秒、0-200km/h加速はわずか7.9秒で、720S クーペとの差はわずか+0.1秒のみ。スタンディング・スタートから4分の1マイルに到達する時間は10.4秒、これも720S クーペに対しわずか0.1秒の差でしかない。コンディションが整えば、720S スパイダーはルーフを上げた状態で720S クーペに匹敵する最高速度341km/hまで加速を続けられる。ルーフを下げた状態でも、最高速度は325km/hという並外れた数字となっている。720S クーペとの性能の微妙な差は、異なるエアロダイナミクスと、スパイダーであるゆえの49kgの重量増が起因している。

    ロールオーバー・プロテクション技術は、サイズと重量の両方に恩恵をもたらしている。システム自体がコンパクトであるため、マクラーレンの設計・エンジニアリングのチームは、極めてスリムなトノー・バットレスを採用することができた。それにより、ドライバーの肩越しの視界が向上するため、スペース全体に比類なき感動をもたらしながら、空力的なダウンフォースを増加させることが可能となった。

    特許取得の一体型リトラクタブル・ハード・トップのルーフ開閉時間は、スーパーカー最速全く新しいデザインとなった720S スパイダーのリトラクタブル・ハード・トップ(RHT)は、カーボン・ファイバー製の一体型ルーフ・パネルが標準装備。ハード・トップは720S クーペの独特のシルエットと優れたエアロダイナミクス性能を維持しており、ルーフが閉じた状態では、上部の構造全体がカーボン・ファイバー製となる。

    マクラーレンの新しいRHTの開閉機構には、油圧式ではなく、電動式を採用する事でリトラクタブル・ハード・トップの開閉時間はスーパーカー・クラス最速のわずか11秒となっており、650S スパイダーより6秒も早くなっている。電動モーターとカーボン・ファイバー製RHTの強度と軽量性が組み合わされたことにより、ルーフの開閉が可能な走行スピードも最大化され、50km/hでの走行中にも開閉が可能となり、650Sの30km/hより大幅に向上している。この性能データを見れば、マクラーレンがルーフ・システムについて3つの世界特許を登録したのも当然のことと言える。

    新しいRHTは、第1世代のスーパーシリーズに比べて、開閉中の静粛性が2倍になっており、ルーフ開閉中に車内で感じる音は、静かな図書館で聞こえてくる周囲の音と同じ程度。この静かさは、全体に渡りこれまでにないレベルの改良が行われたことを示しており、ルーフを上げた状態でのスパイダーのキャビン内のノイズ・レベルも650S クーペを大幅に下回る。第2世代スーパーシリーズの開発全般にわたって追求されているエンジニアリング上の緻密さがここでも現れている。

    RHTが開いているとき、リアウインドウはキャビンに流れ込む空気を最小にする最適な位置になるよう、自動的に下がる。リアウインドウも独立した制御が可能で、ルーフが閉じているときには、任意で下げることができ、パワートレインのサウンドをキャビンで聞くことができる。バットレスは、いちばん高い位置でも650S スパイダーより25mm低いため、空気がキャビン上部を通り、乱気流が必要最小限に抑制されている。

    ガラス張りのリトラクタブル・ルーフ・パネルは透明・半透明の切替が可能なエレクトロクロミック・グラスの装着が可能ルーフを閉じた状態でも、720S スパイダーのオープンエア特性を体験したい場合には、カーボン・ファイバーのフレームが付いたガラス張りRHTのオプションを指定することで、キャビンにより多くの光が入るように設定できる。このガラスはエレクトロクロミック・グラスで、ワンタッチで、透明・半透明の状態をすばやく切り替えることが可能。イグニッション オフのときは、ガラスは半透明の状態に戻り、暑い日でも720S スパイダーの車内を涼しく保つ。このエレクトロクロミック技術にはメモリー機能が備わっており、マシンが次に始動したときには前回の設定が再現される。

    インテリアには、720S クーペと同様、快適なでラグジュアリーなスーパーカーの雰囲気が満ちている。RHTシステムを搭載するためにフレームレスデザインとなっているドアを開けると、非常に洗練された雰囲気が感じられ、上質な素材が使用された特別なスペースであることが分かる。720Sのプログラムでは、当初よりクーペとスパイダーの両方のボディー・スタイルが想定されていたため、新しいドア・ヒンジ・システムとガス・ストラットの位置にも支障はなかった。

    中央に取り付けられた、8インチの高解像度セントラル・インフォテインメント・スクリーンは、引き続き車両の機能をコントロールするための主要ハブの役割を果たす。インターフェースには、オーディオや、メディア、ナビゲーション、クライメート・コントロール、その他の便利な装備が表示され、重要なアプリケーションはすべて縦型のカルーセルに表示されるほか、すばやくアクセスできるスクリーン下の「ハード・キー」を通して利用することも可能。

    ボディー幅一杯のアクティブ・リア・スポイラーは、リトラクタブル・ハード・トップの位置に応じて作動アクティブ・リア・スポイラーは自動的に作動し、空気抵抗の低減や、ダウンフォースを増やすという働きだけでなく、急ブレーキの際にはエアブレーキとして車両のバランスも保つ。低速度のときには上昇させ、スパイダーとして高い位置をとることによって、ダウンフォースと車両のバランスを最適化し、720S クーペと同等の性能とドライバーとクルマとの一体感を実現する。クーペとスパイダーで同じ型のリア・スポイラーを採用している一方で、その作動マッピングはそれぞれのボディー・スタイルに最適化されている。又、空力設定はリトラクタブル・ハード・トップが上がっている時と下がっている時で異なり、車両の電子機器のコンディションは、自動的に識別されるようになっている。

    正確な車体のコントロールとリニアな乗り心地という相容れない要求を両立させるという、既成概念に挑戦した事で有名なマクラーレンのプロアクティブ・シャシー・コントロールII油圧式サスペンションは、他に類をみない正確さとフィードバックをもたらすことで広く知られている電子制御油圧式ステアリング・システムによって補完されている。クーペと同じように、スパイダーのドライバーも、「コンフォート」、「スポーツ」、「トラック」という3つの操作モードから1つを選択し、個人の好みやコンディションに応じて、異なったドライビング・エクスペリエンスを得ることができる。

    10本スポークの新しい軽量鍛造アロイホイールのデザインは、McLaren 720S スパイダー用に開発され、タイヤはPirelli P ZERが装着されるよりサーキット指向の強いPirelli P ZERO CORSAタイヤも追加費用なしで指定できるほか、Pirelli SOTTOZEROウィンター・タイヤおよびPirelli TROFEO R超高性能タイヤも、マクラーレン正規販売店にて入手可能となっている。

    3つのトリム、2つの新しいエクステリア・カラー、再登場の伝統的カラー新しいMcLaren 720S スパイダーは、クーペと同じ3つのトリム、「スタンダード」とその上に位置する、「パフォーマンス」および「ラグジュアリー」のトリムも選択可能。ベリーズ・ブルーとアズテック・ゴールドという2つの新しいエクステリア・カラーが、McLaren 720S スパイダー用に用意された23色に加えられ、そのうちの1色はエクステリア・カラーとして、McLaren 12Cローンチ時に初登場した伝統的なカラーである、スーパーノヴァ・シルバーも用意されている。

    McLaren 720S Spider ①McLaren 720S Spider ②McLaren 720S Spider ③McLaren 720S Spider ④

  • カルロス・サインツ 「アロンソの後任を務めるプレッシャーはない」

    カルロス・サインツ 「アロンソの後任を務めるプレッシャーはない」

    カルロス・サインツは、2度のF1ワールドチャンピオンであるフェルナンド・アロンソの後任として2019年にマクラーレンに加入することに余計なプレッシャーは感じていないと語る。

    カルロス・サインツにとってフェルナンド・アロノソは幼年時代のヒーローであり、F1を目指すきっかとなったドライバーでもある。

    フェルナンド・アロンソは、スペインで最初で唯一のF1ワールドチャンピオンであり、カルロス・サインツはアロンソの後任として2019年に唯一のスペイン人ドライバーとしてマクラーレンでF1を戦う。

    フェルナンド・アロンソの後を受け継ぐかたちでマクラーレンに加入するコトニプレッシャーを感じているかと質問されたカルロス・サインツは、ポジティブなこととしか捉えていないと答えた。

    「そういう意味でのプレッシャーはない。ドライバーとして、母国の観客や期待をプレッシャーとして感じることはないからね。それをポジティブだと感じるものだ」とカルロス・サインツはコメント。

    「実際、僕にとって、来年スペインのみんなが僕がF1でレースをするのを観てくれるのは素晴らしいことだ。楽しみにしていることだ」

    「それにクルマに乗っているときはそれについては考えない。とにかく勝ちたいとだけ考えている。いつかF1で勝ちたいし、すべて勝ちたくてやっていることだ。でも、それがプレッシャーになることはない。勝ちたいと思っている一番の人は僕だからね」

    「フェルナンドがいなくて寂しく思うだろう。彼が全てのカテゴリーで活躍することを祈っている。彼はどこに行っても世界で最高のドライバーのひとりとしてのパフォーマンスを発揮すると確信している」

    カルロス・サインツは、マクラーレンについてフェルナンド・アロンソとまだ話をしていないが、冬の間に一緒に時間を過ごすことになるだろうと語る。

    「そのチャンスは得られていない。おそらく彼は地球上で最も忙しい人だからね!」とカルロス・サインツはコメント。

    「でも、いつか彼とじっくりとマクラーレンについて話ができると思っている。彼に質問したり、友人としてもたくさんの話をしたいし、彼のどのような計画を立てているのかも聞いてみたい」

    「もちろん、それをみんなに話すことはないだろうけど、自分のためにそれを知っておきたい」

  • トロロッソ・ホンダ vs マクラーレン:試合に勝ったのはマクラーレン

    トロロッソ・ホンダ vs マクラーレン:試合に勝ったのはマクラーレン

    2018年のF1世界選手権は、ホンダに辛辣な批判を繰り返してパートナーシップを解消してルノーに乗り換えたマクラーレンと、友好的な雰囲気でホンダとのパートナーシップを構築しようとているトロロッソとの“ベビーフェイス vs ヒール”の構図での戦いがあった。

    マクラーレンは、ホンダからルノーにエンジンを交換したことで逆にシャシー側の問題が浮き彫りとなり、グリッドで2番目に遅いマシンと評された。

    一方、ホンダのF1パワーユニットはパフォーマンスと信頼性で大幅な進歩を果たし、シーズン中盤に導入した“スペック3”は馬力面でルノーを上回ったと評価されている。

    最高成績を見れば、トロロッソ・ホンダはバーレーンGPでピエール・ガスリーが4位、フェルンド・アロンソがオーストラリアGPで5位とトロロッソ・ホンダに軍配が上がる。

    さらに予選でもマクラーレンがQ3に進出したのは1回(スペインGP:アロンソ)だけなのに対し、トロロッソ・ホンダは6回(ガスリー4回、ハートレー2回)とトロロッソ・ホンダが上回っている。

    全体的な流れとしては、マクラーレンは失敗のシーズン、トロロッソ・ホンダは成功のシーズンという風潮がある。マクラーレンは苦悩し、ホンダは進歩を果たした。マクラーレンの首脳陣はシャシーの欠陥を認め、トロロッソの首脳陣はホンダの進歩を称賛している。

    しかし、結果だけを見ると、マクラーレンは62ポイント(前年は30ポイント)、トロロッソ・ホンダは33ポイント(前年は53ポイント)。ホンダが2019年の開発のためにグリッド降格覚悟でパワーユニットを交換し、フォースインディアが0ポイントから再スタートしたこともあるが、マクラーレンがコンストラクターズ選手権で6位だったのに対し、トロロッソ・ホンダはザウバーにも負けて9位でシーズンを終了。マクラーレンの勝利である。

    来年、ホンダはレッドブル・レーシングにF1パワーユニットを供給することが決定。姉妹チームのトロロッソ・ホンダの存在は薄れ、対決は“レッドブル・ホンダ vs ルノー”という新たな構図に移行することになるだろう。レッドブルとルノーの因縁は、マクラーレンとホンダのそれと同じくらい根深い。

    スポーツの世界では“試合に勝って勝負に負けた”言葉がある。結果はシャシー、エンジン、ドライバー、チームの総合力で決まるもの。マシンの速さという点ではトロロッソ・ホンダが勝っていたかもしれないが、それだけで満足してはいけないだろう。