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  • ストフェル・バンドーン、F1ベルギーGPで35グリッド降格ペナルティ

    ストフェル・バンドーン、F1ベルギーGPで35グリッド降格ペナルティ

    ストフェル・バンドーンは、F1ベルギーGPでパワーユニット交換により35グリッド降格ペナルティを受けることになるようだ。

    マクラーレンとの2018年の契約を確保し、F1ドライバーとして初の母国グランプリに挑むストフェル・バンドーン。しかし、残念ながら、後方からの戦いを余儀なくされることになりそうだ。

    ホンダは、アップグレードさせた最新のスペック3ユニットを1台のみスパ・フランコルシャンに準備。マクラーレンは、それをストフェル・バンドーンに搭載することを決定。フェルナド・アロンソは、ハンガリーで搭載したエンジンを走らせるという。

    これにより、ストフェル・バンドーンは35グリッド降格ペナルティが課せられることになり、最後尾グリッドからスタートすることはほぼ間違いないと思われる。

    ホームの後押しを受けるストフェル・バンドーンが、アップグレード版エンジンの恩恵を受けて、予選でチームメイトのフェルナンド・アロンソに対してどのような走りを見せるかは興味深い。

    また、スパ・フランコルシャンのレイアウトは複数のオーバーテイクの機会があり、地元のヒーローが決勝でどのような活躍をみせるか注目だ。

  • フェルナンド・アロンソ 「まずはF1で勝つための全ての可能性を検討する」

    フェルナンド・アロンソ 「まずはF1で勝つための全ての可能性を検討する」

    フェルナンド・アロンソは、2018年にむけてまずはF1で勝つために全ての可能性を検討していくとし、他のシリーズに目を向けるのはその後だと述べた。

    マクラーレンとフェルナンド・アロンソとの契約は今シーズン末で終了することになっている。来季については、9月までにグランプリで勝利できるのであれば、マクラーレン・ホンダに残留すると語っていたが、いまだ表彰台にすら上がれていない。

    マクラーレンもホンダの信頼性とパワー不足に不満を抱いているのは明らかであり、フェルナンド・アロンソの忍耐も限界に近づいてきている。

    夏休み後に決断を下すと語ってきたフェルナンド・アロンソだが、まずはF1で再び勝ている可能性のある全てのオプションを検討し、それがなくなった後、他のシリーズへの転向にも目を向けていくと述べた。

    「最初に考えるのは他チームへの移籍だ。今も僕の人生とプライオリティはF1だし、ワールドチャンピオンシップに勝つことが僕の望みだ」とフェルナンド・アロンソは CNN にコメント。

    「もう一度、勝利のために戦えるような明確なプロジェクトが見つからなければ、F1以外にも目を向けるだろう。でも、それを決断するのは11月や12月になってからだ。その前に全ての可能性にトライしたい」

    だが、フェルナンド・アロンソに残された2018年のオプションは限られている。F1の上位3チームであるメルセデス、フェラーリ、レッドブルは、フェルナンド・アロンソとの契約に関心を示しておらず、ワークスチームで空席ができる可能性があるチームはルノーしか残っていない。

    マクラーレンに残留するために必要な条件は何かと質問されたフェルナンド・アロンソは「競争力次第だ」とコメント。

    「コンペティティブになるために何が必要かについてはそれぞれの意見があるだろうし、僕にもある」

    「ここでそれを共有するつもりはないけど、僕自身にも考えはある。それが満たされれば、ここに残り、マクラーレンと勝つことを考えるだろう」

    今年、フェルナンド・アロンソはインディ500に参戦し、終盤にエンジントラブルでリタイアするまで優勝争いに絡むレースを展開した。

    フェルナンド・アロンソは、将来、世界3大レース(F1モナコGP、ル・マン24時間レース、インディ500)で3冠を達成することが夢だと語っているが、F1で3度目のタイトルを獲得することの方が優先度は高いと語る。

    「一番のプライオリティはF1だ。3度目のタイトルを取獲得することだ。でも、3冠にも挑みたい」

    「実現できるかもしれない。インディ500にもまた戻りたいと思っているけど、近い将来ではないかもしれない」

  • フェルナンド・アロンソ 「個人的にはファンタスティックなシーズン」

    フェルナンド・アロンソ 「個人的にはファンタスティックなシーズン」

    マクラーレン・ホンダは非常にチャレンジングな2017年シーズンを過ごしているが、フェルナンド・アロンソは、個人的には“ファンタスティック”な一年だと語る。

    2015年にマクラーレン・ホンダに加入して以降、2度のワールドチャンピオンであるフェルナンド・アロンソは表彰台に手が届いてさえいない。

    今シーズンは、プレシーズンテストからホンダが導入した新型F1パワーユニットに信頼性トラブルが多発。パフォーマンス面でもライバルに大きく遅れを取った。

    しかし、ホンダの最新アップグレードは進歩を示し、F1ハンガリーGPではフェルナンド・アロンソがレースのファステストラップを記録して6位入賞。今季初のダブル入賞を果たして合計ポイントを11ポイントに伸ばし、ザウバーを6ポイント差を上回ってコンストラクターズ選手権9位に浮上している。

    フェルナンド・アロンソは、競争力のないマシンでも印象的なパフォーマンスを披露。そして、今年5月にはF1モナコGPを欠場して、マクラーレン、ホンダ、アンドレッティ・オートスポーツがタッグを組んだ“マクラーレン・ホンダ・アンドレッティ”のマシンでインディ500に初挑戦。最終的にリタイアに終わったものの、予選と決勝で素晴らしいパフォーマンスをみせた。

    「チームとして、僕たちはここまでのシーズンに満足することはできない」とフェルナンド・アロンソはコメント。

    「去年、僕たちは普通にQ3に進出していたし、9番手か10番手が僕たちの平均的なポジションだったけど、今年は少し苦しんでいる」

    「個人的には、僕にとってはとっても良いシーズンだった」

    「2017年マシンでは、再び自分のドライビングスタイルを取り戻して走ることができるし、自分はこれまでの年よりもはるかに競争的だと感じている。トラック上で競争力を感じている」

    「インディ500は素晴らしい経験だった。僕のゴーカートサーキットも順調だし、ファンタスティックだ」

    「なので、素晴らしいシーズン前半だったと思う」

    フェルナンド・アロンソとマクラーレンの契約は今シーズン末で期限を迎える。アロンソは夏休み中に2018について考えるとしているが、現状では優勝争いができるトップチームに空きはなく、マクラーレンに残留するか、ルノーに復帰するか限られているようにみえる。

    マクラーレンはフェルナンド・アロンソのの慰留に全力を尽くしてるが、フェルナンド・アロンソは判断の決め手は今年後半のホンダのパフォーマンスだと述べている。

    ホンダのF1プロジェクト総責任者を務める長谷川祐介も、2018年まで大きな進展を待つことはできないと実感している。

    「このようなポジションで祝うことなどできません」と長谷川祐介はコメント。

    「シーズン後半は何としてもリカバリーする必要があります」

    マクラーレンは、ホンダの信頼性とパフォーマンス不足に妨げられてきたが、最近のレースでホンダは改善を示しており、近々、次のアップグレードとなる“スペック4”を導入するべく作業を進めている。
    マクラーレンのレーシングディレクターを務めるエリック・ブーリエは「信頼性とパフォーマンスの状況には満足できない」とコメント。

    「シーズン前半を終えた我々の位置について言わなければならないとすれば、我々は少なくとも去年のパフォーマンスと戦闘力を取り戻すために懸命に仕事をしているところだ」

    「野心として、我々は今年もっと良い仕事をしていく必要がある。これは我々がいるべきだ場所でも、いたい場所でもない」

    F1ハンガリーGPでシーズン初ポイントを獲得したストフェル・バンドーンは、6月のアゼルバイジャンGP以降、安定した進歩を果たしている。

    「僕たちが示した改善はとても励みになった」とストフェル・バンドーンはコメント。

    「レース毎にクルマをより快適に感じているし、シャシーは間違いなく進歩している。過去数レースでのパフォーマンスはとても良かった」

    「詳細がとても重要だ。セットアップの小さな調整が快適に感じる助けになっている」

  • マクラーレン・ホンダ:2017年 ハンガリー公式テスト 2日目レポート

    マクラーレン・ホンダ:2017年 ハンガリー公式テスト 2日目レポート

    マクラーレン・ホンダにとって、ハンガロリンクで行われたシーズン中で最後となる公式テストの最終日は非常に収穫の多い一日となった。また、今日初めてMCL32のマシンに乗り込んだランド・ノリス(チームのテストドライバー兼シミュレータードライバー)にとっても、ポジティブな一日だった。

    ランド・ノリスは、貴重なテスト走行を行いながら、マシンのステアリングホイールの制御やシステム操作に慣れるため、コース上での時間を最大限に活用した。

    午前中は、セットアップ変更を何度か行いながらシングルラップを走行し、多くの空力データを収集。その後、セッションが進むにつれて、少し長めの走行に切り替えた。今日も昨日と同様に、空力相関作業に加えて、ハンドリング、バランスおよびスタビリティーの評価に焦点を当てた。

    今日はランド・ノリスにとっても、マシンのハンドリング特性を理解し、エンジニアとともに仕事をするいい機会になった。充実した内容となった午前中のセッションでは、昼食時間までに58周を走行。その後、ノリスがコース上で小さなスピンを喫したことから、チームはマシンをガレージまで牽引し、念のために確認を行った。幸いにもマシンに損傷はなく、問題は検出されなかった。その結果、チームは午後のセッションに備えて、予定していたセットアップ変更を昼食時間を挟んで実施することができた。

    午後のセッションでは、素早いラップを走行する合間にセットアップの調整を重点的に行い、その後、燃料を多く搭載した状態でロングランを実施した。ランド・ノリスは2番手のラップタイムを出し、今日のセッションの大半でそのポジションを維持。最終的に、合計91周を走行しした。

    ランド・ノリス

    「僕にとっては、とてもエキサイティングな一日だった。今日という日をずいぶん長い間、楽しみにしていた。本当にいい一日で、我々全員にとって非常に収穫の多い日だった。チームに指示されたテストをすべて実施することができ、すべてがうまく進んだ。最初はマシンに慣れるのに少し苦労したものの、セッションの終わりまでには、十分に適応することができた。マシンで多くの周回を重ね、その経験を心から楽しむことができた。最後になったが、このチャンスを与えてくれたチームに本当に感謝している。今後も多くのチャンスに恵まれることを願っている!」

    エリック・ブーリエ (マクラーレン・ホンダ レーシングディレクター)

    「マクラーレン・ホンダとランド・ノリスにとって、非常に実りある、有意義な一日になったことをうれしく思う。大きな問題もなく周回を重ねるとともに、テストプログラムを順調に進めることができた。いい結果に終わったブダペストでのグランプリ週末に続いて、2日間のポジティブなテストを実施できたことは、これから夏休みを迎えるチーム全員が士気を高める結果となった。今回収集したデータは、次戦のスパやそれ以降のレース用にマシンの開発を進める上で、非常に重要になる。ランドの落ち着いた走りとプロ意識の高さ、そして彼がもって生まれた速さには感心させられた。今日初めてMCL32をドライブしたにもかかわらず、すぐにマシンを理解しし、エンジニアへのフィードバックも貴重かつ正確だった。我々のテストドライバーのラインアップの中でも、彼の才能が特別であることは間違いなく、将来有望なスターとなることは疑いようがない。最後に、マクラーレン・ホンダのメンバー全員に対して感謝の意を述べたいと思う。チーム全体にとって困難な状況にあったここ数ヵ月の間、それぞれが揺るぎない決意を持って本当に精力的に仕事をこなしてくれた。夏休み中は、皆さんが家族や友人とともに、ゆっくりと楽しい時間を過ごされることを願っている。そして夏休み明けには、充電を経てフレッシュな気持ちで仕事に戻り、非常に重要となる今季の後半戦を迎えるにあたって、引き続き進化を遂げる構えだ」

    中村聡 (ホンダ R&Dチーフエンジニア)

    「今日のテスト2日目もHondaはパフォーマンスやドライバビリティーの改善に向けたテストを継続しました。途中、車体側のパーツ交換により多少マシンを止めることもありましたが、それでも今日初めてMCL32をドライブしたランド・ノリス選手と91周を完了することができ、昨日に続き、信頼性とパフォーマンス向上のための貴重なデータを収集できたと思います。チームはこれから、つかの間のサマーブレイクに入ります。厳しかった前半戦を終え、少しの間だけサーキットから離れてリフレッシュした後に、後半戦に向かうことになります。充実したハンガリーでのレースとテストを終え、後半戦開始となるスパ・フランコルシャンでいいレースをお見せできるよう、今回収集したデータを十分に解析して望みたいと思います」

    関連:F1ハンガリーテスト 2日目 結果:セバスチャン・ベッテルが最速タイム

  • ランド・ノリス、フェルナンド・アロンソのタイムを上回る衝撃デビュー

    ランド・ノリス、フェルナンド・アロンソのタイムを上回る衝撃デビュー

    ランド・ノリスは、F1ハンガリーテスト2日目にマクラーレン・ホンダ MCL32を走らせ、2番手タイムとなる1分17秒385を記録。センセーショナルなデビューを果たした。

    マクラーレンの育成ドライバーであり、現在ヨーロッパF3選手権で2位につけている17歳のランド・ノリスは、トップのセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)から0.261秒差の1分17秒385をマーク。テストとは言え、先週末のF1ハンガリーGPでフェルナンド・アロンソが予選Q3で記録したタイム(1分17秒549)を0.164秒上回る走りをみせた。

    2016 McLaren Autosport BRDC Awardを受賞したランド・ノリスは、ブリティスMSA F4、トヨタ・レーシング・シリーズ、フォーミュラ・ルノー2.0のユーロカップおよびNECとカーレースで4つのタイトルを獲得している将来有望なイギリス人ドライバーだ。

    「僕にとっては、とてもエキサイティングな一日だった。今日という日をずいぶん長い間、楽しみにしていた」とランド・ノリスはコメント。

    「本当にいい一日で、我々全員にとって非常に収穫の多い日だった。チームに指示されたテストをすべて実施することができ、すべてがうまく進んだ」

    「最初はマシンに慣れるのに少し苦労したものの、セッションの終わりまでには、十分に適応することができた。マシンで多くの周回を重ね、その経験を心から楽しむことができた」

    「最後になったが、このチャンスを与えてくれたチームに本当に感謝している。今後も多くのチャンスに恵まれることを願っているよ!」

    マクラーレンのレーシングディレクターを務めるエリック・ブーリエは「マクラーレン・ホンダとランド・ノリスにとって、非常に実りある、有意義な一日になったことをうれしく思う」とコメント。

    「大きな問題もなく周回を重ねるとともに、テストプログラムを順調に進めることができた」

    「ランドの落ち着いた走りとプロ意識の高さ、そして彼がもって生まれた速さには感心させられた。今日初めてMCL32をドライブしたにもかかわらず、すぐにマシンを理解しし、エンジニアへのフィードバックも貴重かつ正確だった。我々のテストドライバーのラインアップの中でも、彼の才能が特別であることは間違いなく、将来有望なスターとなることは疑いようがない」

    関連:F1ハンガリーテスト 2日目 結果:セバスチャン・ベッテルが最速タイム

  • マクラーレン・ホンダ:2017年 ハンガリー公式テスト 1日目レポート

    マクラーレン・ホンダ:2017年 ハンガリー公式テスト 1日目レポート

    マクラーレン・ホンダにとって、夏休み前に行われ、シーズン中で最後となる公式テストの初日は、変化に富んだ 一日となった。

    午前中のセッションでは、多数のショートランに焦点を当て、短時間で多くの評価ができるように、ラップの合間にセットアップ変更と空力相関テストを迅速に実施した。その後、ストフェル・バンドーンはロングランを開始し、シャシーのハンドリングおよびスタビリティーの評価を行った。

    ストフェル・バンドーンが35周を走行した後、昼食時間の直前に水漏れと思われる問題が発生。そこでチームは大事をとってマシンをコース上に止め、その結果、赤旗が出された。その後、シャシーとパワーユニットを徹底的にチェックしたところ、漏れはパワーユニット側で発生していることが判明。問題の発生箇所を突き止め、(確認のためにパワーユニットを取り外す必要があり)修正するには時間がかかったものの、深刻な不具合ではなく、バンドーンは午後4時すぎにはコースに復帰することができた。

    それ以降は、さまざまなタイヤと燃料搭載量でのショートランをそれぞれ実施しながら、バランス、ハンドリングおよびセットアップの変更をさらに行った。ストフェル・バンドーンは、一日を通していいペースで72周を走行。午前のセッション終盤には、タイムシートのトップに躍り出た。午後のセッションでは、終了間際に2番手に下がったものの、それまではセッションの大半でトップの座を維持した。

    ストフェル・バンドーン

    「今日はトラブルによる中断を挟んだにもかかわらず、実際にはとても収穫の多い一日だった。新しいパーツをマシンに装着し、その確認に一日を費やしたが、確かな効果を確認できた。今日はセッションが進むにつれて、確実にいい方向に向かった。新しいパーツをコースに持ち込み、期待通りの効果を得られて、マシンのパフォーマンスが改善することはうれしいものだ。もちろん、これはテストであり、特に大きな意味はない。それでも、自分たちの学びに役立つ有効なデータを入手することができる。この2日間は、多くの走行プログラムが予定されている。夏休み明けには、僕たちがさらに一歩前進したことを示し、残りのシーズンでさらに向上できればと思っている。レースが開催された週末のあとに行うテストは、毎回、チームにとって非常に貴重だ。週末にうまくいったことと、いかなかったことを確認し、週末のセッションで使用するにはリスクが高すぎる新しいパーツを導入するいい機会になる。ハンガリーではまずまずの一週間を過ごしており、トップ10圏内で安定した走りができていることはポジティブな結果だ。夏休みに入る前に、ランドを迎えて臨む明日のテストがうまく進み、有効なデータをさらに収集できることを願っている」

    エリック・ブーリエ (マクラーレン・ホンダ レーシングディレクター)

    「今日は、ショートランで実施した評価の種類と、いくつか発生した信頼性に関する不具合により、何度も中断を挟む一日となった。それでも我々は走行プランの大半を消化し、残りのシーズンに向けて引き続きマシンの開発を行う中で非常に価値のある、有効なデータを収集することができた。ストフェルはいつも通り自分の仕事を全うし、最終日となる明日のテストの走行プランを作るために必要な細かいフィードバックをたくさんしてくれた。今日の気温は35℃、そして路面温度は約54℃に達したため、マシンには特に厳しいコンディションだった。それでも、実施したさまざまなテストから貴重な学びがあった。明日は、MCL32のマシンを初めて体験するランド・ノリスを迎えて、予定しているテストプログラムを引き続き実施する」

    中村聡 (ホンダ R&Dチーフエンジニア)

    「今日のテスト初日では、車体側の新しいパーツなどのテストにあわせ、PU側も後半戦に向けたパフォーマンスと信頼性両面の向上の為にいくつかの新しいトライを行い、貴重なデータを収集できました。昼休み直前に発生したオイル漏れにより途中マシンを止めてしまったことは非常に残念でしたが、問題自体は深刻なものではありませんでしたし、後半戦が始まる前に、実走確認のなかでこのようなトラブルを発見できたことはむしろよかったと思います。また、先週末のレースでポイントを獲得したストフェルですが、今日も好調を維持し、テストとは言え全体の二番手のタイムを記録するなど、いい走りを見せていたと思います。明日もテストは続きますが、サマーブレイク前にできるだけのデータを収集できるよう、限られた時間を最大限活用できればと思います」

  • マクラーレン、ハンガリーでのダブル入賞は「ハーフタイム直前のゴール」

    マクラーレン、ハンガリーでのダブル入賞は「ハーフタイム直前のゴール」

    マクラーレン・ホンダのF1ハンガリーGPでのダブル入賞は、ハーフタイム直前にゴールを決めたようなものだとCOOを務めるジョザサン・ニールはサッカーに例え、後半戦へ気持ちを新たにした。

    フェルナンド・アロンソは、昨年のF1アメリカGPでの5位以来のベストリザルトとなる6位でフィニッシュ。レース終盤にはファステストラップも記録した。チームメイトのストフェル・バンドーンも10位入賞を果たし、マクラーレン・ホンダは今季初のダブル入賞を成し遂げた。

    「ドライバー、メカニック、ワーキングで働く全員のために本当に嬉しく思っている」とジョナサン・ニールは Autsport にコメント。

    「ハーフタイム直前にゴールを決めたような気分だ」

    「ポイントを獲得し、我々自身を前進させられることは常に嬉しいことだし、パッケージを確認できた」

    「我々はここに合理的なアップグレードパッケージを持ち込み、その全てが機能していた。短期的にも少し安心することがでいたし、そこも嬉しい」

    「だが、厳しいシーズン前半だったし、全員が夏休みを楽しみにしていると思う」

    ダブル入賞で9ポイントを獲得したことで、マクラーレン・ホンダはコンストラクターズ選手権で最下位を脱し、9位で夏休みに入る。

    この結果は、ホンダの信頼性とパフォーマンス不足にとってここまでの壊滅的なシーズンを送っていたマクラーレン・ホンダにとって嬉しい後押しとなる。

    「最下位から9位に浮上した」とジョナサン・ニールはコメント。

    「だが、我々はトップにいることを望むレースチームだ。現時点で我々は必ずしもトップにいるわけではない」

    「我々が前進していくと楽観的に捉える多くの理由がある。チーム内には多くのエネルギーがあるし、もちろん、フラストレーションもあるが、それが我々の前進を妨げることはない」

  • マクラーレン・ホンダ:F1ハンガリーGP 決勝レポート

    マクラーレン・ホンダ:F1ハンガリーGP 決勝レポート

    マクラーレン・ホンダは、F1ハンガリーGPの決勝で、フェルナンド・アロンソが6位入賞、ストフェル・バンドーンが10位入賞と今シーズンで最もいいパフォーマンスを披露し、ワールドチャンピオンシップポイント9点を獲得した。

    フェルナンド・アロンソは、見事なレースを展開し、6位で完走。2コーナーでカルロス・サインツを外側から果敢にオーバーテイクし、プライムタイヤで臨んだ第2スティントではすばらしい走りを披露。そして、69周目にはレースの最速ラップタイムを叩き出すというパフォーマンスを見せた。

    一方、ストフェル・バンドーンは、彼にとって今季ベストとなる10位で完走した。バンドーンは、ダニエル・リカルドの後方で、1周目のアクシデントに少し引っかかったものの、すぐにばん回し、トップ10圏内を走行。レース終盤には、フォース・インディアのエステバン・オコンと9番手の座をかけてバトルを展開し、オコンのわずか0.6秒あとにフィニッシュラインをまたいだ。

    フェルナンド・アロンソ (6位)

    「今日は7位か8位を目標にしていた。リカルドがリタイアしたことで6位に入賞できたが、この結果は週末を通して懸命に努力した結果だと思っている。いいかたちでフリー走行を実施し、力強い予選を経て、完ぺきなレースができた。シーズン中に、僕たちが競争力のあるパフォーマンスを披露できる可能性のあるレースは3回から4回ある。なので、それらのチャンスを最大限に利用し、自分たちのポテンシャルを十分に活かす必要があるが、今週末はまさにそれができたと思う。(今後グランプリが開催される)スパやモンツァは、僕たちにとっては難しいレースになる。ただ、まずは今日の結果をともに喜び、難しいレースについてはそのときがきたら考えたいと思う。サインツとのバトルは接戦だった。サインツと僕は、スタートとセーフティカー導入後の再スタートの際に、近いポジションにいた。同じタイミングでピットインし、一緒にコースに復帰したが、新品タイヤで本当にプッシュできるのは2周だけだということは分かっていた。最初の2周以降にプッシュするのは不可能だと思っていたので、神風のような動きでサインツにプレッシャーをかけ、最終的にはオーバーテイクに成功した。また、レース終盤で最速ラップタイムを出せたことには驚いた。プレゼントをもらったような気分だが、遠慮なくいただくよ! 今日は間違いなくいいレースだったし、笑顔で夏休みを迎えよう」

    ストフェル・バンドーン (10位)

    「僕にとっては、かなりポジティブな週末だった。ここでは競争力があると予想して現地入りし、実際に週末を通してトップ10圏内で走行することができた。このようなチャンスが訪れたときには、それをガッチリとつかまなければならない。そして、今日はそれができた。ピットストップの前には、後方のマシンとのタイム差を見ながら、オーバーカットを試みた。ただ、ピットストップの際に小さなミスをし、タイヤをロックアップさせてしまったので、予定よりも長いピットストップになり、結果的にはうまくいかなかった。それでも、今日のレースでのペースは今後への自信になった。ここではフォース・インディアよりも僕たちの方が確実に速かったものの、オーバーテイクをするのは非常に困難だった。でも最終的にはポイントを獲得できたので、チームにとってはいい週末だった」

    エリック・ブーリエ (マクラーレン・ホンダ レーシングディレクター)

    「今日は、これまで難しいシーズンを強いられているにもかかわらず、我々は心の中で情熱を持ったレーシングチームのままであることを再認識できたいい一日だった。9ポイントを獲得し、レースで最速ラップタイムを出せたことは、チャンスさえあれば、我々はそれを活かす準備ができていることを示せたと思う。今日のフェルナンドの走りは、本当に見事だとしか言いようがない。彼はコース上で常に攻めていたし、ピットストップをしてプライムタイヤに履き替えてからは、最後までペースを十分にコントロールすることができた。カルロス・サインツに対するオーバーテイクは、本当にすばらしかったです。タイヤがまだ新品なうちにオーバーテイクしなければならないことは分かっていて、それをやってのけた。そこから、フェルナンドはスピードに乗って、速いラップを何周にもわたって走行し、最終的に残り2周の時点でレースの最速ラップタイムを叩き出した。フェルナンドの今日の走りは、彼がなぜ並外れた才能を持つレーサーなのかを物語っていた。一方、ストフェルも非常に力強いレースをした。スタートではリカルドがストフェルのすぐ前でスローダウンしたため、気を抜く暇もなく、最後まで力強い走りをした。次回の母国グランプリを迎える前に、1ポイントを獲得できたことをストフェルは喜んでいるだろう。これは、ストフェルと彼のチームのひたむきな努力と懸命な取り組みのおかげだ。これから夏休みとシーズン後半に向けて準備をする中で、今日の結果は、我々が目的と決意を持って取り組んでいることをさらに実感できる機会になった」

    長谷川祐介 (ホンダ F1プロジェクト総責任者)

    「今日は今季初の2台そろってのポイント獲得となり、マクラーレン・ホンダにとってポジティブな一日になりました。昨日の予選結果から2台ともにポイント獲得は可能だと思っていましたが、酷暑の中でのレースとなり、簡単なコンディションではありませんでした。そんな中で、フェルナンドもストフェルも高い集中力を維持しながら、果敢にプッシュを続け、チームにポイントをもたらしてくれました。またフェルナンドのオーバーテイクにつながったチームのピット戦略もすばらしかったと思います。今日の結果については、チームがここまで積み上げてきた努力の結果ですし、懸命の努力を続けてくれているチームのメンバー全員に感謝したいと思います。いいかたちでサマーブレイクを迎えることになりますが、当然のことながら前半戦の結果については満足していません。我々の目標としている場所に少しでも近づけるよう、引き続き全力で開発を続けていきます。このいい流れを保ちながら、後半戦の開幕を告げるベルギーでも、いいレースを披露できればと思います」

    関連:【動画】 F1ハンガリーGP 決勝 ダイジェスト

  • マクラーレン・ホンダ、今季初のダブル入賞! / F1ハンガリーGP

    マクラーレン・ホンダ、今季初のダブル入賞! / F1ハンガリーGP

    マクラーレン・ホンダは、F1ハンガリーGPの決勝で、フェルナンド・アロンソが6位、ストフェル・バンドーンが10位でフィニッシュ。今シーズン初となるダブル入賞を成し遂げた。

    フェルナンド・アロンソは7番グリッド、ストフェル・バンドーンは8番グリッドとマクラーレン・ホンダは4列目からレースをスタート。オープニングラップではアロンソがカルロス・サインツ(トロ・ロッソ)に抜かれるも、ダニエル・リカルド(レッドブル)のリタイアがあり7番手をキープ。バンドーンは9番手に順位を落とす。

    36周目。カルロス・サインツとフェルナンド・アロンソは同時にピットイン。翌周、アロンソがサインツを攻略して6番手に浮上する。

    ストフェル・バンドーンは43周目にピットイン。しかし、しかし、大きくオーバーシュートしてタイヤ交換に手間取り大きくタイムロス。フォース・インディア勢の後ろでコースに復帰する。

    最終的にフェルナンド・アロンソが6位、ストフェル・バンドーンが10位でフィニッシュ。二人合わせて9ポイントを加算して合計11ポイントとなり、ザウバーを抜いてコンストラクターズ選手権9位に浮上した。バンドーンは待望の今シーズン初ポイント。

    関連:F1ハンガリーGP 結果:ベッテルが優勝&フェラーリが1-2フィニッシュ

  • マクラーレン・ホンダ:F1ハンガリーGP 予選レポート

    マクラーレン・ホンダ:F1ハンガリーGP 予選レポート

    マクラーレン・ホンダは、F1ハンガリーGPの予選で今季最高のポジションを獲得。フェルナンド・アロンソとストフェル・バンドーンは、明日の決勝(全70周)をそれぞれ7番手および8番手からスタートする。

    今日誕生日を迎えたフェルナンド・アロンソは、今季最高タイとなる7番グリッドを獲得(バルセロナ戦でも7番手からスタート)。一方、8番手からスタートするストフェル・バンドーンも、先日のイギリスGPに続いて今季最高のグリッドを獲得した。

    フェルナンド・アロンソ (8番手)

    「ここまでは、チームにとってポジティブな週末となっている。トップ3のチームは事実上、手が届かないところにいることはわかっていたので、7番手と8番手をかけて戦うことが今日狙える最大の目標だった。そして、まさにそのポジションから明日の決勝をスタートする。土曜日にポイントを獲得することはできないので、予選順位をレース結果に確実につなげて、少しでも多くのポイントを獲得できればと思う。ポイント獲得は、今、チームが最も必要としていることだ。僕たちのレースペースは、それなりにいいはずだ。ここは、オーバーテイクをするのが困難なサーキットだ。タイヤはとても安定しており、それほど摩耗しないので、明日、好スタートを切れば、自分たちのポジションを維持するチャンスは大いにあると思っている。それを実現することが明日の目標だ」
    ※ニコ・ヒュルケンベルグ(ルノー)がペナルティーを受けるため、決勝は7番手からスタート

    ストフェル・バンドーン (9番手)

    「今日は、マシンの実力をほぼ出しきることができた。今週末は常に力強いパフォーマンスをみせている。予選でも両マシンがQ3に進出し、自分たちのペースを維持できたのでよかった。マシンにはかなり力強い感触があり、コーナーでは比較的いい手応えがあった。今日は、マシンの実力を最大限に引き出せたと思う。ただ、明日のレースが最も重要だ。両マシンが入賞できることを願っている。今のところ常にトップ10圏内のペースで走っているし、僕たちには競争力がある」
    ※ニコ・ヒュルケンベルグ(ルノー)がペナルティーを受けるため、決勝は8番手からスタート

    エリック・ブーリエ (マクラーレン・ホンダ レーシングディレクター)

    「このコースでは、我々が競争力を発揮できる可能性が高いことはわかっていた。従って、トップ3チーム以外では事実上ベストとなる7番手および8番手のポジションを獲得できたことは、マシンの本来のペースを明確に表すものだ。ただ、それ以上に、週末を通していいペースの走りを維持できていることに満足しており、明日はスターティンググリッドのポジションを守りきるかたちで、入賞圏内でゴールできるのではないかと思っている。これまでの全セッションで両ドライバーのラップタイムはほぼ同等だし、今我々はチームとして一つになれていると感じている。明日はし烈で見応えがあり、かつ実りの多いレースになると思っており、レースのスタートをチームの全員が楽しみにしている」

    長谷川祐介 (ホンダ F1プロジェクト総責任者)

    「今日は2台そろってQ3に進出し、決勝はトップ3チームのすぐ後ろからスタートできるということで、マクラーレン・ホンダとして今シーズンのベストな予選になりました。このサーキットが我々のマシンと相性がいいことは事前から分かっていましたが、チームの予選での戦略もすばらしかったですし、この結果は我々にとってポジティブなものになったと思います。昨日からフェルナンドもストフェルもマシンに対していい手応えを得ていましたが、今日の午前でさらにセッティングを煮詰め、午後の予選もすばらしい走りを見せてくれました。また今回は、彼らのすばらしいドライビングに加えて、チームが持ち込んだエアロのアップデートや、我々がレースのたびに少しずつ入れている改良が具体的な結果につながったと思っています。後半戦に向けて、サマーブレイク前の最後となる明日のレースで、いい流れを作っていければと考えています。上位とはまだ差がありますが、このサーキットで我々のマシンは一定の競争力がありますし、抜きにくいコース特性ですので、明日はスタート次第ではさらに順位を上げるチャンスがあります。ここハンガリーで、今シーズンベストなレースを見せたいと思います」

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