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  • ホンダF1 「マクラーレン・ホンダにとってベストな予選」

    ホンダF1 「マクラーレン・ホンダにとってベストな予選」

    ホンダのF1プロジェクト総責任者を務める長谷川祐介が、マクラーレン・ホンダのF1ハンガリーGP 予選を振り返った。

    ハンガロリンクは、スロットル全開率55%、運動エネルギー回生を行えるブレーキングポイントが少ないためERSの影響も中程度とパワーユニットの性能差が出にくいサーキットであり、マクラーレン・ホンダはポイント獲得のチャンスと捉えている。

    予選では、今シーズン初めて2台揃ってQ3に進出。フェルナンド・アロンソが8番手、ストフェル・バンドーンが9番手となり、ニコ・ヒュルケンベルグ(ルノー)にグリッド降格ペナルティが科せられるため、明日の決勝はトップ3チームの後ろの4列目からのスタートとなる。

    「今日は2台そろってQ3に進出し、決勝はトップ3チームのすぐ後ろからスタートできるということで、マクラーレン・ホンダとして今シーズンのベストな予選になりました」と長谷川祐介はコメント。

    「このサーキットが我々のマシンと相性がいいことは事前から分かっていましたが、チームの予選での戦略もすばらしかったですし、この結果は我々にとってポジティブなものになったと思います」

    「昨日からフェルナンドもストフェルもマシンに対していい手応えを得ていましたが、今日の午前でさらにセッティングを煮詰め、午後の予選もすばらしい走りを見せてくれました」

    「また今回は、彼らのすばらしいドライビングに加えて、チームが持ち込んだエアロのアップデートや、我々がレースのたびに少しずつ入れている改良が具体的な結果につながったと思っています」

    「後半戦に向けて、サマーブレイク前の最後となる明日のレースで、いい流れを作っていければと考えています」

    「上位とはまだ差がありますが、このサーキットで我々のマシンは一定の競争力がありますし、抜きにくいコース特性ですので、明日はスタート次第ではさらに順位を上げるチャンスがあります。ここハンガリーで、今シーズンベストなレースを見せたいと思います」

    マクラーレン・ホンダのレーシングディレクターを務めるエリック・ブーリエは「このコースでは、我々が競争力を発揮できる可能性が高いことはわかっていた。従って、トップ3チーム以外では事実上ベストとなる7番手および8番手のポジションを獲得できたことは、マシンの本来のペースを明確に表すものだ」とコメント。

    「ただ、それ以上に、週末を通していいペースの走りを維持できていることに満足しており、明日はスターティンググリッドのポジションを守りきるかたちで、入賞圏内でゴールできるのではないかと思っている」

    「これまでの全セッションで両ドライバーのラップタイムはほぼ同等だし、今我々はチームとして一つになれていると感じている。明日はし烈で見応えがあり、かつ実りの多いレースになると思っており、レースのスタートをチームの全員が楽しみにしている」

    関連:F1ハンガリーGP 予選:セバスチャン・ベッテルがポールポジション

  • マクラーレン・ホンダ:F1ハンガリーGP 金曜フリー走行レポート

    マクラーレン・ホンダ:F1ハンガリーGP 金曜フリー走行レポート

    マクラーレン・ホンダは、F1ハンガリーGP 金曜フリー走行で、フェルナンド・アロンソが8番手タイム、ストフェル・バンドーンが10番手タイムだった。

    各セッションで赤旗によるたび重なる中断があったものの、マクラーレン・ホンダは一日を通して多くの新しいパーツの評価を行った。チームは明日の予選に向けて、マシンのバランスとセットアップを分析し、明日の朝までにさらなる改善を実施していく。

    フェルナンド・アロンソ (8番手)

    「今日はいい一日だった。金曜日の結果のみで自分たちのポジションを把握するのは難しいものだが、それでもほぼ思い通りの場所にいるのではないかと思う。新しいエアロパーツについていいテストを実施できたと思うので、今日集めたデータから、僕たちがどの部分で前進できたのかをこれから分析する。このサーキットでは、ここ数レースよりも少し競争力があると思っている。予選でQ3、そしてレースでは入賞を目指して戦える可能性があることはいいモチベーションになる。結果を出すために全ての事柄の細かい部分まで入念に確認していく必要があると思う」

    ストフェル・バンドーン (10番手)

    「今日は両マシンがトップ10に入り、僕たちにとっては比較的ポジティブな一日だった。すべてが期待通りに進んだと思う。いつもながら、中団のラップタイムは非常に拮抗している。従って、僕たちが少しでもポジションを上げるには、明日に向けて小さなことでも前進を図ることがとても重要だと思っている。セッション終盤にMGU-Hの不具合が発生したが、それほど問題ではなかった。僕が使っていた金曜日用のパワーユニットはすでに寿命を迎えていたし、明日はもともと別のエンジンを搭載する予定だった。幸いにもペナルティーを受けることはない。まだ完ぺきではないものの、マシンに対しては手応えを感じている。明日、僕たちがもう一歩前進できることを確信している」

    エリック・ブーリエ (マクラーレン・ホンダ レーシングディレクター)

    「2台のマシンが両セッションでトップ10に入ったかたちで一日を終えられることをうれしく思う。両セッションともたび重なる赤旗中断でなかなか思うように進まなかったものの、フェルナンドとストフェルは何周にもわたって拮抗したラップタイムで走行し、安定した走りを見せてくれた。今日は、ストフェルが特にすばらしい走りをみせてくれた。そのパフォーマンスは、ここ数戦の間に彼がひそかに遂げた着実な進化を裏付けるものだ。MGU-Hの不具合によって彼の午後のセッションが予定より早く終了してしまったことは残念だった。ただ、寿命間近の古いパワーユニットだったし、もともと明日以降は使用するつもりはなかった。従って、土日への影響はない。今回のグランプリに向けて前向きなスタートを切ることができたものの、今週末にマシンの実力を最大限に発揮するには、まだやらなければいけないことが多く残っている」

    長谷川祐介 (ホンダ F1プロジェクト総責任者)

    「我々のマシンと相性がいいこのハンガロリンクには、ポイントを獲得できるという期待とともに臨み、いいかたちで初日を終えることができたと思います。今日のセッションでは、フェルナンドは新たに導入したエアロパーツを装着し、最適なバランスを見つけるための試行錯誤を繰り返していました。ここ数戦、いい走りを見せているストフェルは、今日もフェルナンドに近いペースでコンスタントな走りを見せてくれていました。FP2終盤でマイレージの限界が近かった金曜日用PUのMGU-Hに問題が発生し、マシンを止めなければいけないことは残念でしたが、当初からFP3以降はPU交換を行い臨む予定だったので、明日以降への影響は大きくないと考えています。加えて、今晩行うPU交換でもペナルティーを受けることはありません。厳しい暑さによりタフなセッションが続きますが、ここハンガリーでは、両ドライバーQ3 を狙えるだけのポテンシャルが十分にあると考えているので、明日も全力で臨むつもりです」

    関連:
    ・F1ハンガリーGP フリー走行2回目:ダニエル・リカルドが最速タイム
    ・F1ハンガリーGP フリー走行1回目:ダニエル・リカルドが最速タイム

  • ホンダF1 「両方のドライバーがQ3に進出するポテンシャルがある」

    ホンダF1 「両方のドライバーがQ3に進出するポテンシャルがある」

    ホンダのF1プロジェクト総責任者を務める長谷川祐介が、マクラーレン・ホンダのF1ハンガリーGP初日のフリー走行を振り返った。

    他のサーキットと比較してパワーの影響が少ないハンガロリンクでポイント獲得を目指して乗り込んだマクラーレン・ホンダは両方のドライバーが2つのセッションをトップ10圏内で終える上々のスタートを切った。

    フリー走行2回目にはストフェル・バンドーンのMGU-Hに問題が発生したが、tチームは交換を予定していた古いパワーユニットであり、残りの週末に影響を及ぼすことはないとしている。

    「我々のマシンと相性がいいこのハンガロリンクには、ポイントを獲得できるという期待とともに臨み、いいかたちで初日を終えることができたと思います」と長谷川祐介はコメント。

    「今日のセッションでは、フェルナンドは新たに導入したエアロパーツを装着し、最適なバランスを見つけるための試行錯誤を繰り返していました」

    「ここ数戦、いい走りを見せているストフェルは、今日もフェルナンドに近いペースでコンスタントな走りを見せてくれていました。FP2終盤でマイレージの限界が近かった金曜日用PUのMGU-Hに問題が発生し、マシンを止めなければいけないことは残念でしたが、当初からFP3以降はPU交換を行い臨む予定だったので、明日以降への影響は大きくないと考えています。加えて、今晩行うPU交換でもペナルティーを受けることはありません」

    「厳しい暑さによりタフなセッションが続きますが、ここハンガリーでは、両ドライバーQ3 を狙えるだけのポテンシャルが十分にあると考えているので、明日も全力で臨むつもりです」

    マクラーレン・ホンダのレーシングディレクターを務めるエリック・ブーリエは「2台のマシンが両セッションでトップ10に入ったかたちで一日を終えられることをうれしく思う」とコメント。

    「両セッションともたび重なる赤旗中断でなかなか思うように進まなかったものの、フェルナンドとストフェルは何周にもわたって拮抗したラップタイムで走行し、安定した走りを見せてくれた」

    「今日は、ストフェルが特にすばらしい走りをみせてくれた。そのパフォーマンスは、ここ数戦の間に彼がひそかに遂げた着実な進化を裏付けるものだ。MGU-Hの不具合によって彼の午後のセッションが予定より早く終了してしまったことは残念だった。ただ、寿命間近の古いパワーユニットだったし、もともと明日以降は使用するつもりはなかった。従って、土日への影響はない」

    「今回のグランプリに向けて前向きなスタートを切ることができたものの、今週末にマシンの実力を最大限に発揮するには、まだやらなければいけないことが多く残っている」

    関連:
    ・F1ハンガリーGP フリー走行2回目:ダニエル・リカルドが最速タイム
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  • フェルナンド・アロンソ 「ハンガリーは今季最大ポイント獲得のチャンス」

    フェルナンド・アロンソ 「ハンガリーは今季最大ポイント獲得のチャンス」

    フェルナンド・アロンソは、F1ハンガリーGPが今季最大のポイント獲得のチャンスだと考えており、マクラーレン・ホンダの戦略が成果を挙げることを願っている。

    ハンガロリンクのタイトでツイスティなサーキット特性は、F1カレンダーの他のサーキット比較してエンジンの影響が少ない。マクラーレンは、ハンガリー用にパワーユニットコンポーネントをプールするためにシルバーストンで重いエンジンペナティを受けることを選んでいる。

    フェルナンド・アロンソは、いくつらサーキット特性がチームの長所に適しているからとしって今週末マクラーレン・ホンダがトップ3チームに割って入るチャンスはないとしつつも、パフォーマンスを最大化できれば、コンストラクターズ選手権最下位を抜け出すために必要な大量ポイント獲得のチャンスはあると考えている。

    「モナコは特性という点で僕たちにとって非常に好ましいトラックだった。僕はそこにいなかったので、僕にとっては競争的であることを期待を持って感じられる初めての機会だ」とフェルナンド・アロンソはコメント。

    「Q3に進出する可能性はあるし、僕たちの前で何かが起これば、ポイント的に、現時点で僕たちが戦える最大の7~8位よりも結果さえ得られるかもしれない」

    「なので、僕たちにとっては間違いなく重要な週末だ。この2戦でよりエンジンチョイスと多くのものをポケットにいれてここに着くために多くのペナルティを受けた」

    マクラーレン・ホンダは、F1アゼルバイジャンGPでフェルナンド・アロンソが9位入賞を果たして獲得した2ポイントが今シーズン唯一のポイントとなったおり、9位のザウバーに3ポイント差をつけられてコンストラクターズ選手権で最下位に沈んでいる。

  • ホンダF1、パフォーマンス改善に手応え

    ホンダF1、パフォーマンス改善に手応え

    ホンダのF1プロジェクト総責任者を務める長谷川祐介は、最近のレースでマクラーレンに進歩を示すことができたと考えている。

    F1カナダGPで導入を予定していたアップグレードを持ち込むことができなかったことで、マクラーレンはホンダへのプレッシャーを強め、早急な改善を声高に求めた。

    マクラーレンのエグゼクティブディレクターを務めるザク・ブラウは、ホンダの姿勢には満足しているものの、パフォーマンス面で結果を出すことを求めた。

    ホンダは、最新の“スペック3”パワーユニットで前進を果たし、シルバーストンではストフェル・バンドーンがQ3進出を果たしている。

    「もちろん、技術的な見解から、我々は技術開発の能力を示すう必要がありましたし、その点では良くなったと思います」と長谷川祐介はコメント。

    「ですが、シルバーストンでも問題は発生していましたし、それはあまり良いことではありません」

    「ペース自体はウィリアムズやフォース・インディアと非常に類似していましたし、(バンドーンが)ポイントを獲得するチャンスがあったのは確かです。シルバーストンのパフォーマンスは、“スペック3”パワーユニットだけでなく、シャシ面でも前進を示していますし、我々は改善のレベルを示すことができたと思います」

    「もちろん、我々は現在のポジションに満足していません。いくらか進歩を示すことができたのは良いことですが、われwれはまだ開発関してベストを尽くしていく必要があります」

    “スペック3”パワーユニットは、アゼルバイジャンまで導入が遅れ、オーストリアで初めてレースで使用されたが、長谷川祐介は、開発作業を継続されており、その遅れが次回の大幅なアップグレードに連鎖反応することはないと述べた。

    「まだフィックスしていないので、正確なプランをお伝えすることはできません。ですが、我々は常に新たなアップグレードを導入するためにプッシュしています。準備でき次第、導入していきます」

  • マクラーレン・ホンダ:2017 F1 第11戦 ハンガリーGP プレビュー

    マクラーレン・ホンダ:2017 F1 第11戦 ハンガリーGP プレビュー

    マクラーレン・ホンダは、F1 第11戦 ハンガリーGPを大きなチャンスだと捉えている。

    “スペック3”パワーユニット導入以降、競争力を上げているマクラーレン・ホンダだが、それをポイントというかたちで生かすことができていない。

    タイトでツィスティなハンガロリンクは、それほどパワーが重視されるサーキットではないため、マクラーレン・ホンダにとってはF1ハンガリーGPはポイント獲得の大きなチャンスがあるグランプリといえる。

    フェルナンド・アロンソ

    「シミュレーション上では、今回のハンガロリンクが、僕たちにとって今年一番のチャンスがあるサーキットのはずだ。距離が短く、コーナーの多いツイスティなコースなので、そこまでパワーが必要ではなく、シャシー性能で勝負できるからだ。ブダペストでのレースは、毎年楽しみにしている。美しい川を眺められる街の中心部に宿泊し、まるで自分が街の一部になったかのような気分で過ごせる。気温が高いので、チームにもドライバーにも厳しい週末になると思うけど、サマーブレイク前最後のレースで良い結果が出せれば、全員にとって休み前の大きな後押しになるだろう。何よりも重要なのは信頼性だ。ハンガリーで僕たちのマシンが良いパフォーマンスを見せられたとしても、そのチャンスを最大限に活かすためにもトラブルなしで過ごすことが必要だ。このレースに向けて、シルバーストンではグリッドペナルティーを受けるという大きな決断をしたので、それが報われるようにできるだけ上位でポイントを獲得したいと思う」

    ストフェル・バンドーン

    「ハンガロリンクが大好きだ。スピードは低いかもしれないけど、テクニカルなレイアウトで一周を通じて100%の集中が要求されるコースだ。速いコーナリングがたくさんあり、ツイスティなコースでラップタイムを向上させるには、ラインをきっちりトレースしなければならない。このレイアウトに高い気温が加わり、マシンにとっては厳しい環境となる。連続するコーナーを鋭く切り返し、うまく抜けていくためにも、強く安定したシャシーが必要だ。ストレートは短いので、コーナリングのためにできるだけ多くのダウンフォースをつけたセットアップとなる。GP2時代にハンガリーで優勝したこともあり、このコースでのドライビングを楽しめている。ここまで不運なレースが続いているけど、レースを重ねるごとに成長し、安定したパフォーマンスを発揮できていると思う。これまでエンジニアと懸命に取り組み、自信もついてきた。前半戦は毎週のように進化を見せてきた。僕たちは辛抱強く頑張っていかなければなりません。僕たちの努力が報われることを願っている」

    エリック・ブーリエ (マクラーレン・ホンダ レーシングディレクター)

    「サマーブレイク前最後の戦いとなるハンガリーへ向かっている。難しいチャレンジを強いられているが、開幕前からこれまで休みなく取り組んでくれたマクラーレン・ホンダの仲間全員へ、心から“ありがとう”を伝えたいと思う。もうすぐ家族と過ごせる夏休みがやってくるが、その前にブダペストでは良い結果を持ち帰らなければならない。パワーサーキットでは困難な戦いになると思っていたが、シルバーストンでのペースは想定を上回っていた。ハンガリーは全く異なる特性で、我々の強みを発揮してライバルたちと良い戦いができる見込みだ。グリッドペナルティーを避けるためにも、ホンダとともに信頼性の向上に取り組んでいる。特に、我々のマシンが力を発揮できるこのコースではポイントを大量に獲得できる可能性があるし、そうするために全員モチベーションを高く持っている。ピレリとのタイヤテストもうまくいったので、この勢いをブダペストでの好結果につなげるとともに、後半戦に向けてさらなる開発を進めるためにも、レース後のインシーズンテストで走行距離を稼げればと思っている」

    長谷川祐介 (ホンダ F1プロジェクト総責任者)

    「善戦するもポイントにつながらず厳しいシーズンが続いていますが、ここ数戦ではパフォーマンスが向上している手ごたえはあり、期待を持ってサマーブレイク前の戦いとなるハンガリーに向かいます。
    ハンガロリンクは、ワインディングとアップダウンが多いクラシックなトラックレイアウトです。パワーサーキットではありませんが、正確なパワーマネジメントが求められますし、オーバーテイクが難しいため、予選でのポジションが非常に重要になります。我々のマシンとの相性がいいサーキットだと考えており、ある程度の速さを見せられると思っていますし、2台のマシンともに確実にQ3に進出し、ポイント獲得を狙います。ここはフェルナンドがF1での初勝利を飾り、ストフェルが2014年のGP2で優勝しているコースであり、ドライバーにとって得意なサーキットでもあるので、好結果を期待しています。前半戦最後の戦いになりますが、ここでいい結果を残せればベルギー以降の後半戦に向けていい流れを作れると思います。みなさんにいいレースを見せられることを楽しみにしています」

    関連:2017 F1ハンガリーGP テレビ放送時間&タイムスケジュール

  • マクラーレン・ホンダ、ランド・ノリスをF1ハンガリーテストに起用

    マクラーレン・ホンダ、ランド・ノリスをF1ハンガリーテストに起用

    マクラーレン・ホンダは、ランド・ノリスをF1ハンガリーGP後にハンガロリンクで開催されるインシーズンテストに起用することを発表した。

    英国 ブリストル出身のランド・ノリス(17歳)は、今年、マクラーレンの育成プログラムに加入。今シーズンはカーリンからヨーロッパF3に参戦し、現在、ルーキーランキングで首位、全体的なドライバーズ選手権で3位につけている。

    ランド・ノリスは、今週末にスパ・フランコルシャンでのヨーロッパF3の第6戦に参戦した後、ハンガリーへの移動し、テスト2日目となる2日(水)にマクラーレン・ホンダ MCL32で初のF1テストを実施する。初日はストフェル・バンドーンがテストを担当する。

    2016シーズンにユーロカップ・フォーミュラ・ルノー 2.0シリーズとフォーミュラ・ルノー 2.0 NECのダブルタイトルを獲得したランド・ノリスは、2016年のMcLaren Autosport BRDC ヤングドライバー賞を受賞。副賞としてマクラーレンで1年間のシミュレーション・ドライバーの座が与えられている。

    ランド・ノリスは、すでに2011年のマクラーレンのF1マシンをテストしているが、今回のテストが2017年型F1マシンでの初走行となる。

  • ホンダF1 「2017年は“リセット”の年になる」

    ホンダF1 「2017年は“リセット”の年になる」

    ホンダが、F1パワーユニットの開発について語った。

    2014年にV6エンジンとハイブリッドシステムを組み合わせたパワーユニットが導入されて以来、F1界では“アップグレード”という言葉が一番のトレンドワードとなった。

    新技術が組み込まれた2014年からの新型ハイブリッドエンジン、いわゆる「パワーユニット」には開発の余地が多くあり、エンジニアはその限界を押し上げるべく日々の進化に挑んでいる。

    ホンダは、2015年から再び参戦を開始したため、実際のレースでのパワーユニットの使用が他メーカーよりも1年後れを取った形になった。しかし、F1プロジェクト総責任者の長谷川祐介は、2017年が“リセット”の年になると考えている。

    「今季、我々は新しいパワーユニットのコンセプトを取り入れました。これは“2度目の1年目”と呼べるほどの変更です。でも、目的はこのコンセプトを進化させて2018年にも通用させること、それが2019年でも使えればなお良いですね。だから、パワーユニットの重量、重心位置、燃焼方法など、すべて他の3メーカーと同じような方向性のものになっています」

    「ライバルに追いつくためにスペックを変更しましたが、この決断は、間違っていなかったと思います。昨年のコンセプトは今年とは全く異なるものでしたが、それを継続してもライバルと同じだけのパフォーマンスを出すことは出来ないと分析していました。だからこそ、エンジンコンセプトを刷新する必要があったのです」

    ダイナモで何度もテストを行ったが、結果的に2017シーズンは序盤から信頼性の問題に悩まされることになった。シーズンオフの期間に新コンセプトのパワーユニットを導入するには、膨大な量の作業が必要であり、日本の拠点であるさくらのチームはプレシーズンテストまで時間との戦いを強いられた。

    「ざっくり言うと、新型パワーユニットを設計するのにはほぼ1年かかります。だから、2017年向けの開発を昨年の5月に始めました」

    「そして、今季型のパワーユニットが完成したのが昨年末です。並行して、単気筒でのテストや他のエンジンでの実験的な取り組みも行っていました。しかし、完成したパワーユニットを最初に回したときには、期待通りの耐久性やパフォーマンスを得られませんでした。それだけでなく、たくさんのマイナートラブルも見つかってしまったため、細かい部分を改良していく必要がありました」

    「それらの改良を行い、今年の初めにフルコンセプトのテストを始めました。この最初の個体を“スペック0”と呼んでいますが、バルセロナで行われた1回目のウインターテストの前に、研究所のダイナモという設備を使用してテストを行いました。ただ、それでも目標としていた出力には届きませんでした。さらに、実際のマシンを使用して行ったウインターテストでは、オイルタンクやシャシーへの組み付けなど、さらなる問題が見つかりました。パワーユニットそのものの問題とはいえないものの、これらもシーズンオフの開発に影響を及ぼします」

    ファンが一番知りたいのは“なぜそうした問題を事前に見つけられないのか?”ということ。ホンダは、その答えは、ダイナモテストと実車を使用したテストの違いにあると考えている。

    「ダイナモ上ではテストできるパーツは多くないので、実際のマシンを使って確かめる必要があります。オイルタンクは重要なパーツの一つなので、専用のテスト機を用意していましたが、実車のGフォースや環境までは再現できませんでした。もちろん、理論値に基づいて実車の環境を考慮しながらデザインはしますが、それが正しいとは限りません。こうした事情で、最初のテストでタンクに問題が出てしまいました」

    「その次に出たのは振動の問題です。ダイナモでは、PUは剛性が高く重い状態なので、共振は起こりませんでした。しかし、実車でギアボックスとタイヤが組み合わさった状態では、イナーシャ(慣性モーメント)のレベルがかなり低くなりました。イナーシャが低くても必ず振動が起こるというわけではありませんが、ダイナモでの状態と違っていたので、実車で共振が発生してしまいました」

    エンジニアが問題解決に奔走する一方で、ライバルに追いつくためにはシーズン中の開発も進め、彼らよりも大きく進歩しなければならない。しかし、長谷川祐介が言うように、それは一朝一夕に果たせるものではない。

    「どの部分を開発するかにもよりますが、例えば燃焼システムなどはテストと検証に時間がかかります。したがって、たとえば2週間後の導入を目標として開発することはできず、アップグレードには半年近くかかってしまいます。しかし、信頼性問題の解決だけでなく、こういった開発も重要で、その成果の一つとして、オーストリアで実戦投入されたスペック3のパワーユニットがあると思います。今回は3カ月以上前の今年の3月にスペック3の開発を始めました」

    今季導入されたICE(パワーユニットの中で、ガソリンの燃焼によりパワーを発生させる箇所。いわゆる通常の「ガソリンエンジン」部分)の仕様は、プレシーズンテストで使用したスペック0、開幕戦オーストラリアGPのものがスペック1、第5戦スペインGPでフェルナンド・アロンソがQ3進出を果たしたものがスペック2となる。そして、第8戦のアゼルバイジャンのフリー走行で使用され、その次のオーストリアで実戦投入、翌週のシルバーストンではストフェル・バンドーンがQ3に進出したものがスペック3だ。

    それぞれのスペックで、上位陣との差を少しずつ縮められており、矢継ぎ早にアップグレードが投入されている。

    「スペック2はバルセロナで投入しましたが、その時には既にスペック3の開発の真っ最中でした。その時点で良い感触を得ていた部品もあったのですが、スペック2の投入時には間に合わなかったため、それらを投入するためにさらに数ヶ月待たなければなりませんでした」

    昨年までは“トークンシステム”によって開発には制限がかけられていた。各メーカーには一定数の“トークン”数が割り振られており、アップデートをする箇所に応じてトークンを消費することになっていたため、トークンが許す以上の開発は認められなかった。2017年からこのシステムが廃止されたことにより、さくらでの開発もさらに進めやすくなった。

    「もしトークンシステムが残っていれば、今季使用するパワーユニットのコンセプトを刷新することはなかったですし、現時点でスペック2、3を導入もできていなかったと思います。トークン数を計算していないので細かな数字は出ませんが、昨年のシステムではトークンが足りずに今のスペック3を導入できていなかったのではないかと思います」

    トークンシステムは廃止されたものの、パワーユニットの交換数制限は定められている。ICE、ターボチャージャー、MGU-K、MGU-H、電子制御装置、エナジーストア(バッテリー)といった部品は“PUコンポーネント”と呼ばれ、交換数がFIAによって厳格に管理されている。各コンポーネントが年間の使用上限である4基を超えるとグリッドペナルティーが科さるシステム。

    大きなアップグレードばかりが話題になりがちだが、このような制限がある中で、ホンダはライバルとの差を埋めるためにどんな頻度で開発をしているのだろうか?

    「ペナルティーの対象にならない部分はほとんど毎戦です。軽量化についてもあらゆる部分で取り組んでいます。ただ、耐久性や信頼性の対策をするだけのときもあるので、毎回をアップグレードとは呼んでいません」

    「たとえば、昨年は吸気システムをアルミ製からカーボン製に変更しました。こうした変更は比較的短期間でできますが、パフォーマンスは大きく変わりません。こうした素材の変更などは、アップグレードとはまた違ったものだと思っています」

    こうした改善は、軽量化や強度向上などの効果を生み出し、わずかながらも上位陣との差を縮めることにつながりる。

    「ポイント獲得の期待値は上がりますから、アップグレードを導入するときには気持ちが高ぶります。ただ、メルセデスやフェラーリのレベルに追いつくためにはさらなる進化が必要です」

    「上位陣との差は縮まっていると分析していて、その点では我々の開発スピードは悪くないと思います。ただ、我々は追いかける立場ですし、目標値は既にライバルが達成済みで我々にも実現可能なものであるべきなので、この状況は当然だとも思っています」

    スペック4の準備と同時に、2018年型の開発も進んでいる。長谷川祐介は、現在のパワーユニットコンセプトの継続により来期はより競争力を発揮できると考えています。

    「我々は開発の手を止めませんし、常にアップデートしていかなければなりません。もちろん、いいパフォーマンスの発揮とレースの結果が最も重要ですが、同時に、今後に向けた学習の場であることも事実です。我々は昨年から今年にかけてはエンジンのコンセプトを変更しましたが、来期は今のものを継続していきます」

    「コンセプトを継続すれば、今季の開発が来期にも直結するので、アドバンテージがあると思っています。だからこそ、現在の開発を絶え間なく継続せねばならず、その意味では来季のパワーユニットのデザインはすでに始まっているとも言えるでしょう」

  • ホンダF1 「ハンガリーGPでの目標はQ3進出とポイント獲得」

    ホンダF1 「ハンガリーGPでの目標はQ3進出とポイント獲得」

    ホンダのF1プロジェクト総責任者を務める長谷川祐介が、F1ハンガリーGPへの意気込みを語った。

    “スペック3”パワーユニット導入以降、競争力を上げているマクラーレン・ホンダだが、それをポイントというかたちで生かすことができていない。

    「過去数戦では競争力の改善を示してはいますが、まだそれをコース上での結果に結びつけることができていません」と長谷川祐介はコメント。

    「そうは言っても、我々は現在の開発に満足しており、これからレース週末についてよりポジティブな気持ちでハンガリーに向かいます」

    タイトでツィスティなハンガロリンクは、それほどパワーが重視されるサーキットではないため、マクラーレン・ホンダにとってはポイント獲得の大きなチャンスがあるグランプリとなる。

    「ハンガロリンクは独特なツイスティなサーキットですし、今シーズンで最高の機会を我々に与えてくれるはずです。パワー重視のトラックではありませんが、それでもレースの全ラップを通して、正確なエネルギーマネジメントが求められます。オーバーテイクがかなり難しいトラックでもありますので、予選が非常に重要になります」

    「我々はこの種のトラックで良い結果を出せることをわかっていますし、我々の目標はQ3に進出して、レースでポイントを獲得するための良い位置につけることです。フェルナンドはハンガロリンクでF1勝利を挙げていますし、ストフェルは2014年にGP2で勝っていますので、我々のクルマは素晴らしいドライバーに委ねられています」

    「今回は、マクラーレン・ホンダ・チームの全員が仕事から離れて休みを得る夏のシャットダウン前の最後のレースです。その前にハンガリーで堅実な結果を残してシーズン後半にむけて良い勢いを作り出せることを願っています」

    マクラーレン・ホンダのレーシングディレクターを務めるエリック・ブーリエは「我々夏休み前の最後のレース週末に取り組む準備を整えてハンガリーに向かう」とコメント。

    「我々が共に直面した困難なチャレンジにも関わらず、冬とシーズンを通して疲れを知らずに働いてきたマクラーレン・ホンダの同僚全員に心から敬意を表し、『ありがとう』と伝えたい」

    「まもなく、彼らの家族との相応しい休みのための時間になるが、その前に我々はこの先の週末に完全に集中し、ポジティブな結果とともにブラペストを離れることを固く決意している。

    「シルバーストンでの我々のペースは、パワー重視のサーキットであり、伝統的に我々のマシンにとって適応がより難しいと考えていた当初の予想よりもわずかに良かった。ハンガリーは完全に異なる仕事であり、理論的に我々のクルマの強みを生かし、ライバルとより戦うことができると楽観主義を与えてくれるトラックだ」

    「我々はホンダとともに信頼性を改善し、グリッドペナルティを招くことを避けるために懸命に働いている、特に我々のクルマがより有利なパフォーマンスを発揮できる可能性があるこのトラックでは、我々の合計ポイントを増やすことが鍵となる。我々全員がそれを達成することを本当に固く決心している」

    「ピレリとの成功したタイヤテストに続き、ブダペストで良い結果を出してこの勢いを継続し、シーズン後半のさらなる開発のプラットフォームとしてレース後のインシーズンテストでも有益なマイレージを稼げることを願っている」

    関連:2017 F1ハンガリーGP テレビ放送時間&タイムスケジュール

  • メルセデスF1 「ホンダとマクラーレンの技術力を過小評価すべきではない」

    メルセデスF1 「ホンダとマクラーレンの技術力を過小評価すべきではない」

    メルセデスのエンジン責任者を務めるアンディ・コーウェルは、マクラーレンとホンダのパートナーシップを過小評価していないと語る。

    2015年にF1に復帰したホンダは最初の2年で苦戦を強いられ、今年は新型F1パワーユニットを投入。しかし、開幕前から信頼性トラブルが多発。第10戦を終えた時点で、マクラーレン・ホンダはわずか2ポイントしか獲得できておらず、コンストラクターズ選手権で最下位に沈んでいる。

    だが、ホンダのF1プロジェクト総責任者を務める長谷川祐介は、今年から開発を制限するトークンシステムが廃止されたことで、パワーユニット開発において正しい道を進んでいると語っている。

    「今年はトークンがないので、我々は望むだけの変更を加えることができます。準備できれば、すぐにそれを使うつもりです」と長谷川祐介は語っている。

    アンディ・コーウェルはトークンが撤廃されたことで、ホンダとマクラーレンが他チームに追いつくのは時間の問題だと考えている。

    「ホンダを含むマニュファクチャラーから『このクレイジーなトークンを撤廃してもらえないか? スポーツにとってよくないことだ』との要請が出た」とアンディ・コーウェルはコメント。

    「誰かが改善に向かうことができないのであれば、それは良くないことだ。それで、我々は『そうだね、撤廃しよう。スポーツにとってはそれが良いことだ』と合意した」

    「それにより、革新を行い、望んだものを何でも導入することができる」

    「ホンダ、そして、マクラーレンの技術力を過小評価するべきではない。私はこのコンビネーションがうまくいくことに賭けるし、あまり時間はかからないと思っている」

    マクラーレンは、メルセデスにパワーユニット供給、もしくは技術支援を打診したが、どちらも拒否されたとされている。

    マクラーレンのエグゼクティブディレクターを務めるザク・ブラウンは「我々は、レース、そしてチャンピオンシップでの勝ち方を知っているビッグチームだ。大分部のチームは我々の現状を見て残念に思っていると思うが、彼ら(メルセデスとフェラーリ)は我々の現状を見て喜んでいると思う。彼らが我々にあまり近づいてほしくないと考えるのは理解できる」と語っている。