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  • マクラーレン・ホンダ 「毎年インディ500に参戦したい」

    マクラーレン・ホンダ 「毎年インディ500に参戦したい」

    マクラーレンのエグゼクティブディレクターを務めるザク・ブラウンは、今年のフェルナンド・アロンソ参戦をきっかけに、マクラーレン・ホンダが“毎年インディ500で戦う”のを見たいと語った。

    フェルナンド・アロンソは、F1モナコGPを欠場し、ホンダ製エンジンを搭載するアンドレッティとタッグを組んだマクラーレンとともに来月のインディ500に参戦する。

    マクラーレンにとっては、過去に3勝を挙げたインディ500への復活を意味し、株主のマンスール・オジェはインディカーでの活動を広げる可能性を示唆している。

    フェルナンド・アロンソとともにバーバー・モータスポーツ・パークを訪問したザク・ブラウンは「マクラーレン・ホンダが毎年インディアナポリスで競争するのを見たい」とコメント。

    「当初は2018年に追及する可能性があるアイデアだと考えていた。現在のF1での我々の環境、フェルナンドの願望、我々の願望、ホンダの願望を考え、我々が飛び込むこの非常に小さなウィンドウが生まれた」

    「マクラーレンは、インディカーの大ファンだ。我々は素晴らしいモータースポーツだと思っているし、個人的にも生涯でその周りにいたので、ここにいることに個人レベルでも非常に興奮している」

    「より定期的にマクラーレンがここにいるのを見たいと思っている」

    「またフェルナンドとそうするか? そうだね。我々がチャンピオンシップを争っていて、モナコとインディが同じ週末に開催されることが問題になることを期待している」

    「2018年に実現するか? 様子を見てみなければならない。我々はフェルナンドとストフェル(バンドーン)に今よりももっと競争的なF1カーを与えるために非常に懸命に仕事をしているからね」

    フェルナンド・アロンソのインディ500は、マイケル・アンドレッティが戦略の指揮をとり、2003年のインディ500ウィナーであるジル・ド・フェランがインディカー習得のためのアシストを担当する。

  • マクラーレン、アロンソのインディ500に小規模サポートチームを派遣

    マクラーレン、アロンソのインディ500に小規模サポートチームを派遣

    マクラーレンのザク・ブラウンは、フェルナンド・アロンソが来月のインディ500に参戦する際にアンドレッティ・オートスポーツと協力して戦う小規模のサポートチームを送り込むことを明らかにした。

    マクラーレンがインディ500に直接関与することで、フェルナンド・アロンソは、マクラーレン、ホンダ、アンドレッティが共同で運営するマシンを走らせることになる。

    「アンドレッティ・オートスポーツが指揮を執ることになる」とザク・ブラウンは NBCSN にコメント。

    「マイケルがレースを指揮する。ウォールには彼のチームがいる。我々はサポートする小規模のクルーを派遣する」

    「我々が開発しているテクノロジーが利益を生むエリアがいくつかある。クルマの技術から人材までのあらゆる点でね」

    「何人か素晴らしいインディカーの経験を有している人材がいる。だが、我々のF1へのいかなる努力も怠ることはできない。関与した経験のあるファクトリーの人材になる」

    ザク・ブラウンは、いつかマクラーレンが独自にインディカーに参戦することが長期的なゴールであることを確認した。

    「インディ500がマクラーレンの年次レース活動の一部となってほしい」とザク・ブラウンはコメント。

    「我々は競争的にそれをやれることを確認しなければならない。商業的にも成り立ち、ブランドに合ったものでなければならない。インディカーとインディ500は、マクラーレンにそのような全てのものを提供してくれると感じている」

    「マクラーンのフルシーズンプログラムは無理な注文であり、まだ完全には検討していないが、数年後はあるだろう」

    関連:フェルナンド・アロンソ、5月3日にインディカーを初テスト

  • マクラーレン・ホンダ:2017年 F1バーレーン公式テスト 2日目レポート

    マクラーレン・ホンダ:2017年 F1バーレーン公式テスト 2日目レポート

    マクラーレン・ホンダにとってバーレーン・インターナショナル・サーキットで行われたシーズン中の公式テスト最終日は、昨日よりも実りの多い一日となった。

    今日は先週末のレースに続き、ストフェル・バンドーンがドライブを担当した。午前9時のテスト開始とともに、チームはすぐに本日のプログラムを開始。一日を通してコンスタントにテスト走行を行った。

    ストフェル・バンドーンはお昼の休憩を迎える前に56周を走行。その後、チームは昼食時間を利用して、時間を要するマシンのセットアップ変更を予定どおり行い、午後4時ごろにコースに復帰した。

    本日のテストでは、車体のセットアップとハンドリング設定の組み合わせのテスト、空力データのシュミレーションとの整合を確認するテスト、パワーユニットのドライバビリティと信頼性に関するテストに、大半の時間を費やした。 今日はトラブルのない、収穫の多い一日となり、午後6時にセッションが終了。バンドーンは合計81周を走行した。

    ストフェル・バンドーン

    「今日は、おそらく今シーズンで最もいい一日でした。大きな問題もなく、プログラムを消化できたのは、今日が初めてです。 予定していたことをすべて完了することができましたし、バルセロナで行われた冬季テストではできなかったセットアップ作業をいろいろと実施することができました。 今日は非常に実りある一日でしたし、多くの周回を重ねられたことにとても満足しています。特に先週末も昨日もあまりいい状況ではなかったので、うれしく思っています。今回はグランプリ週末に続いて公式テストがあり、テストでは多くの問題が発生したので、チームにとっては大変な一週間でした。それでもチームのメンバーは、懸命に作業を続け、毎回マシンをコースに戻すためにとてもいい仕事をしてくれました。 今日は本当にいい一日でしたが、毎日このぐらいいい一日になるようにしなければいけないと思います。次の週末も今日のような一日になるという保証はありませんが、だからこそ今日できたことからよく学ぶ必要がありますし、このよい状態を次のグランプリまで維持し、状況を改善できることを願っています。今日はさまざまなセットアップを試すことができたので、私とチームの両方にとって、とてもよかったと思います。(かなり基本的な要素ではあるものの)新しいパーツをいくつかマシンに搭載し、いろいろと試したり、学んだりすることができました。どのようにパフォーマンスを向上できるのかを確認できたことは本当に有意義でしたし、とても生産的な内容でした。 今日、それから週末を通して、マシンにはかなりの手ごたえを感じていました。車体の動きはいいですし、次の数戦のうちに新しいパーツをさらにマシンに導入する予定です。大事なのは、グランプリ週末にすべてをスムーズに行うことです。まだそれができていませんが、それができれば、我々が前進しつつあることを示すことができるのではないかと思っています。これからも精力的に仕事を続け、すべてが一つにまとまるのを待つのみです」

    エリック・ブーリエ (マクラーレン・ホンダ レーシングディレクター)

    「今日は、信頼性の面で、すべてのものが完ぺきに機能しました。また、セッティングに関しては、予定よりも多くの作業を実施することができました。今日はあるべき形でテストを行うことができ、コース上での時間を最大限に活用することができました。すべて予定どおりにテストスケジュールを消化し、連続走行も行いました。今日のテスト内容には、とても満足しています。 今日はなんの問題もなく走行できたので、ここ数日の間に発生した不具合について理解するのは簡単ではありません。ただ、ホンダは原因がどこにあるのかを見つけるために、懸命な仕事を続けています。今日はこれまでよりもさらにアグレッシブなセットアップで走行することができ、膨大な情報を収集しながら、解決策についても数多くテストしました。従って、データおよび結果の両面で、非常に前向きな一日となりました。 ここ2週間は、マクラーレン・ホンダの全員にとって試練のときでした。自宅を離れて久しいというのに、長時間にわたって懸命に仕事をし、信じられないほどの努力を重ねてくれたチームのメンバーには、感謝してもしきれません。オリバーとストフェルも、すばらしい仕事をしてくれました。特にストフェルは、連戦となったここ2週間は困難な状況に直面していたため、今日のテストで多くの周回を重ねられたことは、本当に貴重でした。 今回はいいタイミングで、最終日にかなりの距離を走行することができました。私たちは、引き続き前進するために今まで以上にやる気に満ちた気持ちで、これからファクトリーに戻ります。データを解析しますが、ソチで開催される次戦に向けて準備する時間はあまりありません。次のロシアGPも難しい週末になると思いますが、我々はいつもどおり困難に立ち向かう準備はできています」

    中村聡 (ホンダR&Dチーフエンジニア)

    「昨日のテスト初日は、MGU-H周辺の問題によりあまり周回を重ねられませんでしたが、今日はスケジュールどおりにプログラムを消化できました。トータルで81周を走行し、昨日の遅れをほぼ取り戻すことができたと思います。先日のバーレーングランプリでMGU-Hの問題が発生して以降、短い時間ではありましたが懸命に分析を行い、今回のテストで一連の問題に対して、暫定的な対策を施しています。今日の走行で対策の方向性をある程度確認できたことは大きな収穫でしたし、今日はそれ以外にもセッティングの調整によりドライバビリティや振動の問題に進歩が見られました。バーレーングランプリの前から昼夜を問わずに作業を続け、今日の結果につなげてくれたチームスタッフ全員に、感謝をしたいと思います。パフォーマンス面で言えば、まだ目標としている部分にまで到達できていませんが、いま我々が向かっている方向は正しいと感じています。我々のPUにはまだポテンシャルがあると思っていますし、今回得られた貴重なデータを元に今後も改善を続け、できるだけ早くライバルにキャッチアップできるよう、努力を続けます。ロシアグランプリはもう10日後に迫っていますし、我々にとってはまた厳しい週末になることを予想しています。ただ、どのような状況でも前進することを目指し、マクラーレンとチーム一丸となり、努力を続けていきます。」

  • マクラーレン・ホンダ:2017年 F1バーレーン公式テスト 1日目レポート

    マクラーレン・ホンダ:2017年 F1バーレーン公式テスト 1日目レポート

    バーレーンで行われたシーズン中の公式テスト初日は、マクラーレン・ホンダにとって難しい一日となった。

    テスト兼開発ドライバーのオリバー・ターベイ(マクラーレン・ホンダのシミュレーター担当)がコース上で初めてMCL32のハンドルを握ったが、インスタレーションラップを走行した直後に、エンジニアがERSシステムの水漏れを検知。この問題の分析のために、パワーユニット交換を決断した。

    チームは、マシンをコース上に戻すために懸命に作業を続け、ターベイは17:00すぎに再びマシンに乗り込み、2回目のインスタレーションラップを行った。チェッカーフラッグが振られるまでに、2度のタイム計測を実施。合計17周を走行し、一日を終了した。

    本日のテストでは走行距離は短かったものの、チームは空力およびパワーユニットに関する有効なデータを収集することができた。このデータを解析した上で、明日のテスト最終日の走行プログラムを決定する。明日のテストでは、ストフェル・バンドーンがドライブを担当する。

    オリバー・ターベイ

    「F1マシンに乗ることを楽しみにしていました。前回テストしたのは2年前なので、ここバーレーンで走行するチャンスをくれたマクラーレン・ホンダに心から感謝しています。今朝、問題が発生したために、コース上での走行時間をかなり失ったことは、残念でした。ただ私にとっては、F1マシンで走る一周一周が有益ですし、再びドライブできてよかったです。今日の最後に走行した際には、マシンの感触を十分につかむことができました。これからMTC(マクラーレン・テクノロジー・センター)に戻り、マシンとシミュレーターを同期させる作業に取り掛かりますが、ファクトリーでの開発に役立てることができればと思います。私はシミュレーター業務を数多く担当するので、シミュレーターと実際のサーキットでの走行を同期させることが非常に重要となります。今日は限られた走行となったものの、得られたものはあったと感じています。チームのメンバーは、ガレージで本当に懸命に仕事をしてくれました。私をまたコースに戻れるようにしてくれたことに、感謝しています。自分にとっての今日のポイントは、マシンとタイヤのパッケージ全体がどのように機能するのかという感触をつかむことでした。チームのテストドライバーの役目を担うのは今年で8年目ですが、前回ドライブした2015年のマシンと、今のマシンでははまったく異なるように思いますし、自分がマシンに乗って走行して得られる知識はチームに有益なものになると感じています。明日、ストフェルの走行プログラムを見ることも非常に役に立つと思うので、明日のテストも帯同する予定です。今回のテストの準備として、ここ3ヵ月間は精力的にトレーニングをしてきました。新しいマシンは前回のマシンよりもドライブが難しくなったことはわかっていましたが、マシンに乗る準備は十分にできていたと感じていました。高速コーナーは非常に速く、ダウンフォースのレベルは以前のマシンよりもずいぶん高いように感じました。今年のマシンは、ドライブするのがさらに楽しいクルマであることは確実です」

    エリック・ブーリエ (マクラーレン・ホンダ レーシングディレクター)

    「今朝オリバーがインスタレーションラップを走行したあと、ERSの水漏れを発見し、パワーユニットを交換する必要がありました。この問題はバーレーンでのグランプリ週末に発生した不具合に関連するものではないかと思っていますが、先日とは少し状況が異なる部分もあったので、ホンダのエンジニアが十分な調査を行うまで、詳細はわからないと思います。マシンをコース上に戻そうと、パワーユニット交換のために、ガレージで一生懸命仕事をしてくれたメンバー全員を褒め称えたいと思います。自宅を離れてすでに2週間になりますし、たださえ難しい仕事がさらに困難に感じられたことでしょう。マシンが元どおりになり、走行できる状態になると、MCL32で初めてオリバーがコースに出られた際は、うれしく思いました。オリバーがここバーレーンで走行する姿が見られてよかったですし、彼のサポートに感謝しています。チームは、明日のテストに向けて車体とパワーユニットを準備するために、いつものごとく夜を徹して作業を続けます。明日は、今日よりもさらに実りある一日にできることを願っています」

    中村聡 (ホンダ R&Dチーフエンジニア)

    「今日は、先日のレースで抱えていた信頼性の問題に取り組むべくテストに臨みましたが、残念ながら朝のインスタレーションラップ完了後に、先日と同様の箇所に水漏れの問題が発生してしまいました。今日の問題が先日の問題と同じものかについて、また、これらの問題がバーレーンの気候やサーキットレイアウトに起因するものなのかは現在分析中ですが、次戦のロシアGPまでには解決策を施すべく、現在懸命に取り組んでいます。テスト初日で予定通りに周回を重ねられなかったことは、少しでも開発を前に進めなければならない我々にとって良いことではありませんし、担当ドライバーだったオリバーに対しても申し訳なく感じています。ただ、まだ我々には明日の1日も残されています。そこで少しでも多くの周回を走行し、信頼性とパフォーマンスの向上に向けて開発を前進したいと思っています」

  • フェルナンド・アロンソ、F1バーレーンGPを“自発的”にリタイア?

    フェルナンド・アロンソ、F1バーレーンGPを“自発的”にリタイア?

    フェルナンド・アロンソが、F1バーレーンGPを“自発的”にリタイアしたのではないかとの噂が広まった。

    フェルナンド・アロンソはF1バーレーンGPの決勝レースで「こんなパワー不足でレースをしたことはない!」と無線でホンダのエンジンへの怒りを露わにした後、残り2周で“エンジントラブル”を報告してリタイアした。

    だが、レース後にはポイント圏外だったため、フェルナンド・アロンソが問題のないクルマを“自発的”にリタイアさせたとの憶測が広まった。

    実際、マクラーレン・ホンダは、レース後のプレスリリースで「アロンソからマシンに違和感を感じたという無線が入り、今週末は信頼性の問題が頻発していたことから、大事を取ってマシンをリタイヤさせることをチームとして選択した」としている。

    だが、フェルナンド・アロンソに近い情報筋は、AS に対して、その噂を“強く否定”したという。

    フェルナンド・アロンソは、自身曰く“300~400m離していてもストレートで並ばれてしまう”マシンでルノーやトロ・ロッソをオーバーテイクする格の違う走りを見せていた。

    この3年間、2度のF1ワールドチャンピオンのプライドを傷つけられ続けてきたフェルナンド・アロンソ。“トラブル同然”のマシンで自らリタイアを選択したとしても誰も咎めることはないかもしれない。

  • マクラーレン・ホンダ、バーレーンテスト午前はトラブルで走行できず

    マクラーレン・ホンダ、バーレーンテスト午前はトラブルで走行できず

    マクラーレン・ホンダは、バーレーンテスト初日にホンダのパワーユニットに再びトラブルが発生。タイムを記録することなく午前中のセッションを終えた。

    18日(火)、F1バーレーンGPが開催されたバーレーン・インターナショナル・サーキットで今シーズン1回目のシーズン中の合同テストがスタート。

    マクラーレン・ホンダは、開発ドライバーのオリバー・ターベイがテストを担当し、インスタレーションラップを完了させた。

    だが、その後、ERSに水漏れが発覚。マクラーレン・ホンダはパワーユニットを交換することになった。

    4時間が経過してもマクラーレン・ホンダ MCL32をコース上で目にすることはなく、タイムを記録できないまま午前中のセッションを終えた。

  • マクラーレン・ホンダ:F1バーレーンGP 決勝レースレポート

    マクラーレン・ホンダ:F1バーレーンGP 決勝レースレポート

    F1バーレーンGPの決勝が16日(日)にバーレーン・インターナショナル・サーキットで行われ、マクラーレン・ホンダは、フェルナンド・アロンソが残り2周でエンジントラブルによりリタイア、ストフェル・バンドーンはスタート前にパワーユニットに問題が発生してレースをスタートすることすらできなかった。

    マクラーレン・ホンダは、ストフェル・バンドーンのマシンがグリッドに向かう途中に水圧の問題を検知。開始からフラストレーションの溜まるかたちとなった。

    その問題をスタート前に解決できず、チームは同マシンをグリッドからガレージに戻すことを決断。バンドーンはレースをスタートすることができなかった。

    一方、フェルナンド・アロンソは好スタートを切り、スタート時のポジションを維持。セーフティーカーが導入されたタイミングをうまく利用して、13周目でピットストップを実施した。徐々にポジションを上げたアロンソは、19周目までには11番手に浮上。周りにいた他チームのマシンとエキサイティングなバトルを繰り広げ、レースの残り3分の1は12番手を走行していた。しかし、残り2周の時点で、アロンソからマシンに違和感を感じたという無線が入り、今週末は信頼性の問題が頻発していたことから、大事を取ってマシンをリタイヤさせることをチームとして選択した。

    この問題については、現在、調査中となっている。

    フェルナンド・アロンソ (リタイア)

    「フラストレーションの溜まるレースだった。今日のストレートでのパワーとパフォーマンスは驚くほど不足していた。ストレートの最初の部分でミラーを見たときには、他のマシンが300m~400m後方にいたので、そのマシンのことは忘れて、ステアリングで設定を変えたりと自分のドライブに専念していた。ところが、ストレートの最後でブレーキを踏むころには、さっき後方にいたマシンがすぐ横にいる状況だった。入賞圏内に近い順位で走行していたものの、満足いくものではない。前戦のオーストラリアや中国で見せたスピードが今日はなく、最終的にはマシンに異常を感じたので、マシンをリタイヤさせることにした。今日の結果は、とても残念だ。スタート時点ではやる気に満ちていて、他のマシンとのバトルに挑んだが、ストレートでのスピードがあまりにも違い過ぎて、自分のポジションを守ることも難しい状態だった。どのドライバーともフェアなレースをしたが、バトルを楽しむことはできなかった。今週末も、チームの全員が日夜を問わずハードワークを重ねている。また、週末を通してたび重なる不運に見舞われ、今日はレースに出場することすらできなかったストフェルに対しては、気の毒に思っている。それでも、僕たちは努力を続け、状況の打開を図っていく」

    ストフェル・バンドーン (リタイア)

    「今日、レースをスタートすることすらできなかったのは、非常に残念だ。グリッドに向かう途中で、水圧の異常を検知した。ここバーレーンの地まで来たのに、レースに出場できないのは、当然のことながら残念な結果だ。シーズン開幕当初から、難しい状況になることは予想していた。ただ、僕はチームと非常にいい関係にあるし、いずれは一連の問題にうまく対処できると思っている。また、すべてが一つにちゃんとまとまれば、自分はいい仕事ができるという自信もある。今、僕たちは難しいときを過ごしており、それは楽しいものではない。ただ、それが現状であり、今日の結果はそれを示す形となった。さまざまな準備をし、多くの努力を重ねた上でレースに臨むので、当然フラストレーションは溜まる。僕たちドライバーはレースに備えて数々のトレーニングにより体を鍛え、サーキットに向っているが、肝心のレースをスタートすることすらできないのは残念だ。今回は、金曜日のFP1とFP2で2つの不具合があり、今日のレースでも問題が発生したので、僕にとっては非常に難しい週末だった。当然のことながら、とても残念に思っている。それでも僕は今後も全力でチームと懸命に仕事をするつもりだし、いずれは状況を改善できると確信している。いつ改善できるのかを具体的に説明することはできないが、必ず改善できると思っている。今回はほとんど走行できなかったので、もちろん理想的な状況ではないし、すこしでも早くプロジェクトを前に進める必要がある。次の数戦のうちに、良い方向に改善できることを願っている」

    エリック・ブーリエ (マクラーレン・ホンダ レーシングディレクター)

    「言葉にするのは難しい一日だ。フェルナンドは完走できず、ストフェルはレースをスタートすることすらできなかった。マクラーレン・ホンダにとっては残念な一日でしたし、そうではなかったと見栄を張る意味はない。難しい形でスタートしたストフェルの週末は、今日の決勝でさらに状況が悪化してしまった。金曜日にMGU-Hに問題が発生していたが、今日のパレードのラップの際にも、パワーユニットに水圧の問題が発生した。その不具合のために、スタートを断念するしか選択肢がなかった。週末を台無しにする原因となった一連の問題にフラストレーションを抱え、精神的にも難しい状況だったと思う。そんな中でもストフェルはガレージでエンジニアに混ざってアドバイスをし、チームに貢献していた。一方、フェルナンドはいつもどおり果敢にレースに挑み、ストレートでのスピード不足があるにもかかわらず、55周目でマシンに異常を感じるまでは懸命の走りをしていた。今週末はすでにさまざまな問題が発生していたため、マシンをリタイヤさせることを選択した。その問題については、現在分析中だ。バーレーンGPの主催者のみなさんの前で、期待外れのパフォーマンスを見せる結果になったことを残念に思う。ただ、今回の母国グランプリも良い形で運営され、エキサイティングなレースになった」

    長谷川祐介 (ホンダ F1プロジェクト総責任者)

    「今日も非常に残念な1日となってしまいました。スタート直前にストフェルのパワーユニットで水圧の異常を感知し、急遽今日のレースに出走しないことを決めました。金曜に起こった問題と同じではないかと推測していますが、詳細については現在分析中です。このような難しいスタートとなった中でも、今日もフェルナンドが、いくつかのオーバーテイクも含めた素晴らしいパフォーマンスを見せてくれたことは、苦しい状況の中でも前向きな要素の一つだったと思います。ただ、レースの最終盤に、彼がマシンの異常を感知しなければいけなかったことは残念に思っています。この後、我々はここバーレーンで、今週の火曜と水曜にインシーズンテストを行います。いくつかの新しいパーツをテストしようと考えており、信頼性の向上がテストの目的の一つになります。もちろん、パフォーマンスについても改善を図りたいと考えています。このテストの中で、いくつかの前進を見せられたらと思っています」

    関連:F1バーレーンGP 結果:セバスチャン・ベッテルが今季2勝目

  • フェルナンド・アロンソ 「バンドーンは出れなくて幸運だったかも」

    フェルナンド・アロンソ 「バンドーンは出れなくて幸運だったかも」

    フェルナンド・アロンソは、マクラーレン・ホンダのライバルに対してのあまりのスピード不足を嘆き、エンジントラブルでレースに出ることができなかったストフェル・バンドーンは幸運だったと考えていることをほのめかした。

    フェルナンド・アロンソは、トップ10圏外ではあるものの、ストレートスピード不足に関わらず、ジョリオン・パーマー(ルノー)とダニール・クビアト(トロ・ロッソ)と懸命に戦っていた。

    だが、残り2周でエンジントラブルが発生。完走扱いにはなったものの、3戦連続でのリタイアとなった。一方、チームメイトのストフェル・バンドーンは、レース前におそらく同じトラブルが発生してスタートすることができなかった。

    フェルナンド・アロンソは、ストレートでのライバルに対してのスピード不足に“驚いた”とし、ホームストレートで400m前にいても、ターン1のブレーキングゾーンでは並ばれていたと嘆いた。

    「今日はストレートでのスピード不足に驚かされたよ」とフェルナンド・アロンソはコメント。

    「ストレートでミラーでクルマが300~400mくらい後ろにいるのを確認していて、完全にそのクルマのことは忘れてステアリングホイールでセッティングを変更して、ブレーキを踏むころには隣にいるんだからね!」

    「スピード不足には何度も驚かされた。僕たちはポイントに近づこうとしていた。僕たちは11~12番手だったので、ほぼそれを実現していたけど、十分ではなかった。僕たちは仕事を続ける必要がある」

    ストフェル・バンドーンは、スタート前にMGU-Hのトラブルが発生してレースに出場することができなかったが、フェルナンド・アロンソはバンドーンの欠場が“幸運だったのか不運だったのか”わからないと語る。

    「もちろん、グリーンライトが点けば、やる気に満ちていて、戦っていく。レースのスタートでストフェルのことを考えたりもした。彼にとって、幸運だったのか、不運だったのかはわからない。レースをしていると攻撃されやすいし、ストレートで遅くて、どうやっても防御することができないんだからね」

    関連:F1バーレーンGP 結果:セバスチャン・ベッテルが今季2勝目

  • フェルナンド・アロンソ、エンジントラブルでリタイア

    フェルナンド・アロンソ、エンジントラブルでリタイア

    マクラーレン・ホンダのフェルナンド・アロンソは、F1バーレーンGPの決勝レースをエンジントラブルでリタイアした。

    ポイント圏外ながらもライバルと懸命に戦っていたフェルナンド・アロンソだが、残り2周でパワーユニットにトラブルが発生。リタイア(14位完走扱い)でレースを終えた。

    「フラストレーションの溜まるレースだった。今日のストレートでのパワーとパフォーマンスは驚くほど不足していた」とフェルナンド・アロンソはコメント。

    「ストレートの最初の部分でミラーを見たときには、他のマシンが300m~400m後方にいたので、そのマシンのことは忘れて、ステアリングで設定を変えたりと自分のドライブに専念していた。ところが、ストレートの最後でブレーキを踏むころには、さっき後方にいたマシンがすぐ横にいる状況だった。入賞圏内に近い順位で走行していたものの、満足いくものではない。前戦のオーストラリアや中国で見せたスピードが今日はなく、最終的にはマシンに異常を感じたので、マシンをリタイヤさせることにした」

    「今日の結果は、とても残念だ。スタート時点ではやる気に満ちていて、他のマシンとのバトルに挑んだが、ストレートでのスピードがあまりにも違い過ぎて、自分のポジションを守ることも難しい状態だった。どのドライバーともフェアなレースをしたが、バトルを楽しむことはできなかった」

    「今週末も、チームの全員が日夜を問わずハードワークを重ねている。また、週末を通してたび重なる不運に見舞われ、今日はレースに出場することすらできなかったストフェルに対しては、気の毒に思っている。それでも、僕たちは努力を続け、状況の打開を図っていく」

    関連:F1バーレーンGP 結果:セバスチャン・ベッテルが今季2勝目

  • マクラーレン・ホンダ:F1バーレーンGP 予選レポート

    マクラーレン・ホンダ:F1バーレーンGP 予選レポート

    F1バーレーンGPの予選が15日(土)にバーレーン・インターナショナル・サーキットで行われ、マクラーレン・ホンダは、フェルナンド・アロンソが15番手、ストフェル・バンドーンが17番手という結果に終わった。

    日中に行われたFP3は、最高気温35℃、路面温度40℃の中、マクラーレン・ホンダの両ドライバーはトラブルもなく、無事セッションを終了。さまざまなセットアップでの走行に加え、セッション半ばにはピットストップの練習も行った。

    FP3でフェルナンド・アロンソは10周を走行し、12番手のタイムをマーク。ストフェル・バンドーンは15周を走行し、15番手のタイムだった。

    予選では、両ドライバーともコースでの走行時間を十分に活かすことができなかった。金曜日のフリー走行で限られた周回しか走行できなかったストフェル・バンドーンは、日没後のコンディションでの走行がほとんどできておらず、Q1で17番手となった。一方のフェルナンド・アロンソはQ1で15番手となり、Q2に進出したものの、アタックラップの途中でMGU-Hに問題が発生。そのため、Q2ではラップタイムを記録できず、予選15番手となった。

    フェルナンド・アロンソ

    「Q2でよい走りができていたただけに残念だ。最終コーナーまでは、Q1の自分のラップタイムを0.5秒上回っていたのではないかと思う。そのあと、アクセルペダルを踏んだときに、パワーユニットに問題が発生した。本当に残念な結果だ。このトラブルがなければ、予選順位は2つぐらい上にいたと思うし、明日、完ぺきな設定や調整ができていない新品のパワーユニットを搭載しなければいけないことも、状況を難しくすると思う。このエンジンで最初に走行するのが、レース直前のフォーメーションラップとなるので、エンジンを暖気することも、チューニングのために事前に走行することもできない。おそらく事前に予想していたよりもさらに厳しいレースとなるだろう。ガレージにいるチームのメンバーは、マシンを準備するために日夜仕事をしており、パーツ交換を繰り返しながら、アップデートした部品のテストも継続的に実施している。毎週末、舞台裏では精力的に仕事に取り組んでいるにもかかわらず、今のパワーユニットには上位で戦えるほどの競争力がない。理想的な状況ではないが、現時点でパワーユニットの性能について現場にいる僕たちにできることはないので、明日は精一杯走るしかないと思っている」

    ストフェル・バンドーン

    「今日の予選については、可もなく不可もなくといった内容だった。2回目の走行ではブレーキの調整に苦戦し、タイヤを2回ロックアップさせてしまったので、少し自信を失いかけていた。ただ、走行についてはあれ以上できることはなかったと思うし、マシンの実力をほぼ出しきったと思っている。僕たちの結果は、ここ2戦とほぼ同じだし、今週末にチームがここで別の結果を期待していたとは思わない。予選になると、他のチームはエンジンの出力を上げ、ペースも少し速くなることはわかっていた。だから、僕たち々は完ぺきなラップを走行した上で、あとは結果を待つしかない。昨日のFP2でほとんど走行できなかったことは、少なからず痛手となった。コース上でのグリップの感触を理解したり、スーパーソフトタイヤの感覚をつかんだりする時間が取れなかったけど、最終的にはおおむね予想どおりだった。明日はいつも通りベストを尽くす。僕たちのレースペースが厳しいことはわかっているし、特にストレートでのスピードを考えるとなおさらのことだが、どのような結果になるかは、やってみないとわからない。夜のラップタイムは昼間よりもかなり速いものの、路面温度はまだ非常に高いので、タイヤマネジメントが難しい。明日のレースではそこがポイントになると思う。明日の決勝での目標は特に考えていない。トラブルに巻き込まれないように、いい仕事をして、いい結果が出せればいいと思うけど、精一杯やるのみだ。タフなレースになるだろうし、難しいコンディションでの走行になると思う。全員にとって厳しく、長いレースになるけど、自分なりの違いを見せて、いい結果につなげられれば思う。明日の目標は定めていない。とにかくトラブルを避け、良い仕事をする必要があるし、良いリザルトが得られることを願っている。トリッキーなレースになるだろう。難しいコンディションだし、誰にとってもタフで長いレースになる。それを生かして、違いを生み出せることを願っている」

    エリック・ブーリエ (マクラーレン・ホンダ レーシングディレクター)

    「Q1では、フェルナンドが我々の車体とパワーユニットのパッケージからできる限りの実力を引き出しましたし、Q2でもあのまま行けばいいラップタイムが出ていたことでしょう。ただ、MGU-Hの不具合が発生したために、現実のものにはなりませんでした。結果として、フェルナンドは明日のレースを15番グリッドからスタートすることになります。ストフェルも同じくMGU-Hの不具合によって、昨日はほとんど走行することができなかったものの、今日の予選ではうまくばん回しました。彼のQ1でのラップタイムは、フェルナンドの自己ベストからわずか0.2秒差でした。ストフェルは非常に競争心の強いレーサーなので、Q2に進出できなかったことに本人はがっかりしていましたが、今日ここで彼が見せたパフォーマンスにはとても感心させられました。昨日ほとんど走行できなかったことを考えると、実際、今日の彼は完ぺきな走りをしたと思っています。ストフェルは、明日のレースを17番グリッドからスタートします。2017年バーレーンGPは、両ドライバーにとって長くて暑い、難しいレースになりますが、これが我々にとっての現実です。そんな中でも、間違いなく2人はベストを尽くしてくれるものと思っています」

    長谷川祐介(ホンダ F1プロジェクト総責任者)

    「今日はとても残念な形で1日を終えることになりました。昼間に行われたFP3では、両ドライバーともにさまざまなタイヤを試しながら、予定通りにセッティングを煮詰めていくことができました。残念ながら予選では、Q2にてフェルナンドのPUにMGU-Hの問題を感知したため、セッションを途中で終えざるをえませんでした。昨日のストフェルのMGU-Hの問題と同じかどうかについては、現在分析中です。今日も2人のドライバーはマシンのポテンシャルを最大限引き出し、いいパフォーマンスを見せてくれました。フェルナンドは今日もQ2進出を果たしてくれましたし、ストフェルはフェルナンドからわずか0.2秒遅れというタイムで、昨日の難しい状況を考慮すると非常にいい仕事をしてくれたと思っています。昨日のストフェルのMGU-Hの問題発生のあと、チームは今日のセッションに間に合わせるために限られた時間を有効に使い、マクラーレンとともに無事に作業を完了させました。今日はもう一度、明日フェルナンドをトラックに送り出すためにチームが一丸となり、全力で作業を行います」

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