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  • ホンダF1が課題に挙げる“予選モード”の仕組みとは?

    ホンダF1が課題に挙げる“予選モード”の仕組みとは?

    ホンダF1は、2019年シーズンのF1パワーユニットの課題として“予選モード”の改善を課題に挙げている。

    F1オーストリアGPではレッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンが優勝。ホンダとして2015年のF1復帰以降初、通算では2006年8月のハンガリーグランプリ以来13年ぶりの優勝となった。

    しかし、まだ予選ではメルセデスやフェラーリに匹敵できておらず、数々のF1最年少記録を塗り替えてきたマックス・フェルスタッペンはまだF1でポールポジションを獲得できておらず、セバスチャン・ベッテルがトロロッソ時代の2008年のF1イタリアGPで21歳の72日で記録した最年少ポールポジション記録を更新することができなかった。

    ホンダF1のテクニカルディレクターを務める「他と比較して予選ではギャップは大きいと思っています。レースでもまだ遅れを取っていますが、予選ほどではありません。なので、我々が追いつく必要がある次のステップは予選モードということになります。しかし、それは容易なことではありません」と“予選モード”を課題に挙げている。

    予選モードは、ルイス・ハミルトンは、シーズン開幕前にメルセデスのF1エンジンの予選仕様のハイパフォーマンスなエンジンセティングを“パーティーモード”と呼んだことで、メルボルンでは大きな話題となった。

    昨年までホンダはこの“予選モード”を備えていなかったが、今年のパワーユニット「RA619H」には採用されており、これで全エンジンメーカーのパワーユニットに予選モードが供えられたことになる。

    メルセデスはレース週末にエンジンで“3つの基本的なモード”を使用していると説明している。

    「一つは主にフリープラクティスセッション用、一つは主に予選用、そして、一つは主にレース用のものだ。その3つ全ては様々状況のためにいろいろなサブセッティングを変更できる。それは1周にわたって電気エネルギーを展開するか、回収するか、もしくはバランスの取れた方法で使用するかどうかを制御する」

    「オーストラリアGPでは、ルイス・ハミルトンとバルテリ・ボッタスの二人は、トラフィックに引っかかった際や先行マシンの乱気流のなかにいる際に、エンジンを冷却し、オーバーヒートを避けるためにレースモードを低いパフォーマンスに切り替えていた。セーフティカーも類似したチャレンジだ。ドライバーはエネルギーとパワーユニットを節約したいので、負荷を軽減し、ハードウェアを冷却するエンジンモードにセットされている」

    「予選モードは各レース週末で数周だけ必要とされ、使用方法は競争状況に応じて異なる。予選を通して予選モードが使われるときもあれば、最終Q3セッションでのみ使用されることもある」

    2018年のF1レギュレーションでは、パワーユニットメーカーはカスタマーチームと同じ方法でエンジンを操作できるようにする必要があるが、メルセデスはそれをどのように管理しているかを説明した。

    「利用できる走行距離は、各レース週末で使用されるパワーユニットの限界を定義する“フェーズドキュメント”と呼ばれるものによって規定され、それはワークスカーとメルセデスのカスタマーチームとで同じだ」

    「パワーユニットモードは、最初のハードウエアのセットがブリックスワースでテストされた際に定義され、マイレージ制限はロングランプログラムの成功によって決定される。サーキット特有のものもあれば、より一般的なものもある。どちらのモードを使うかは、ドライバーの決定、もしくはエンジニアリングチームのアドバイスによって決まる。どのセッティングにアジャストし、どのモードに切り替えるかは無線でやり取りされる」

    パワーユニットのセッティングは、エンジンがどのように動作し、電気エネルギーをどのように格納および展開するかを変更する。

    「内燃機関のパフォーマンスは、例えば、燃焼室内に噴射される燃料の量を変えたり、点火のタイミングを変化させることによって変わる。パワーユニットのハイブリッド側に関しては、モードは120kW(最大)のMGU-Kの展開とMGU-KとMGU-Hの両方のリカバリーのための電気エネルギーの相互作用とスケジューリングを変更する」

    ホンダは、F1オーストリアGPで耐久性を犠牲にしてでもパフォーマンスを上げる『エンジンモード11、ポジション5』を使用し、高い信頼性を示した。F1イタリアGPで導入が予定されている“スペック4”エンジンで“予選モード”を向上させることができれば、再び勝利を狙うチャンスが訪れるかもしれない。

  • ホンダF1 「目標は常にチャンピオンシップを勝ち取ること」

    ホンダF1 「目標は常にチャンピオンシップを勝ち取ること」

    ホンダF1のテクニカルディレクターを務める田辺豊治が、ここまでのシーズン、そして、来年以降のF1について語った。

    F1オーストリアGPではホンダのF1エンジンを搭載するレッドブルのマックス・フェルスタッペンが優勝。ホンダにとって2015年のF1復帰以降初、通算では2006年8月のハンガリーグランプリ以来13年ぶりの優勝となった。

    ホンダF1のテクニカルディレクターを務める田辺豊治は、ホンダがF11に参加する理由について RacingNews365 のインタビューで語った。

    今シーズンの進歩に満足していますか?
    「全体的にイエスです。ですが、状況はそこまで改善されていはいません。レッドブルとトロロッソと一緒にパフォーマンスを向上させ続けています。我々はプッシュし続けています。」

    2チームで作業することの利点は?
    「もちろん、サーキットから得られるデータ量は2倍になります。PUの使い方、週末のレースの作り方、チームの代表の違いもあります。特にサーキットでは大きな利点です」

    現時点でF1でのホンダのアプローチの特徴は何ですか?
    「私たちの目標は、それがどれほど難しいかを知っていても、常にチャンピオンシップを勝ち取ることです。だからこそ、それらの点でより良くなるために遭遇するすべての問題から学んでいます。パワーユニットのエレメントに関しては、主に内燃とエネルギーマネジメントです。エンジン開発やサーキットでの作業方法の面で私たちは常により良いものできるよう努力しています」

    ホンダはすでに1960年代にレースに勝利し、1980年代と1990年代に選手権に勝利しました。それらはまだ刺激を与えますか?
    「成功を収めた素晴らしい歴史があります。でも、それは過去のことです。当時、私たちがレースやチャンピオンシップを勝ち取った理由はわかっています。それが刺激になっていますし、私たちが今再び参加している理由です」

    来年以降もホンダがF1に残るために最も重要なことは何ですか?
    「技術的なレギュレーションはまだ決まっていませんが、最も重要な詳細はすでにわかっています。MGU-HとMGU-Kはそのままで、エンジンの基本構成も同じです。安定性が保証されています。効率性は重要な考慮事項ですし、我々はまだライバルを追いかけているところです。エンジン規制の大きな変化は我々にとってマイナスになります。今、我々はトップとのギャップを縮める最も良い機会を持っています」

  • アレクサンダー・アルボン 「F1イギリスGPでは中団と戦えることを期待」

    アレクサンダー・アルボン 「F1イギリスGPでは中団と戦えることを期待」

    トロロッソ・ホンダのアレクサンダー・アルボンが、2019年のF1世界選手権 第10戦 イギリスGPへの意気込みとシルバーストン・サーキットの印象について語った。

    随所に好パフォーマンスを発揮しているアレクサンダー・アルボンだが、過去3戦ではノーポイントが続いている。特に前戦オーストリアGPではPU交換によるペナルティで厳しいレース週末を過ごした。

    過去2戦のデータを分析し、F1イギリスGPではミッドフィールドと戦えることを期待しているとアレクサンダー・アルボンは語る。

    「僕はイギリスを拠点にしているので、この次のレースに向けてのそれほど長い移動はない。僕たち過去2ラウンドで厳しい時間を過ごした。そして、オーストリアではPU変更のペナルティのためにグリッドの後方からスタートすることがわかっていたので、少し違った方法でプラクティスに取り組んだ。フランスではマシンが望んでいたようには機能していなかったのでマシンをもう少し理解しようとした」とアレクサンダー・アルボンはコメント。

    「オーストリアではマシンのポテンシャルを開放しようとしたけど、それほどではないとしてもポール・リカールと同様の問題があった。イギリスGPではペナルティは計画されていないし、僕たちは実際の予選ポジションからレースをスタートする。そして、過去2レースからのたくさんのデータを分析したことで、タイトなミッドフィールドでうまく戦えることを願っている」

    「僕はイギリスでの生活の大部分を過ごしてきたので、シルバーストンはある意味ホームレースだ。でも、僕はタイ人ドライバーとしてレースをしているし、それは自分自身を考えさせてくれる。オーストリア以来、僕はイギリスでほとんどの時間を過ごしてきた。シミュレータで作業し、グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードにも行ってきた。そこで、僕はホンダの最新の電気自動車を丘の上まで運転した。また、ミルトンキーンズにあるホンダのF1施設を訪問する時間も取ることができた」

    「シルバーストンの前の水曜日に、レッドブル・ドライバーの全員がクリスチャン・ホーナーからWings for Lifeのためのクレイ射撃イベントに参加するよう招待されている。とても良い日になると確信している。レース週末の前にとても楽しめるはずだ」

    「実際には、シルバーストンは最も走っていないトラックの1つだ。4回しかそこでレースをしていないと思う。本当に好きなトラックだし、昨年のF2のフィーチャーレースで優勝したことのは良い思い出だ。実はGP3のレースでポールからスタートして優勝したことをほとんど忘れていた」

    「全てのドライバーがシルバーストンを愛していると思う。僕はまだF1カーでその場所で運転したことはないけど、高速コーナーでダウンフォースを目一杯使ってこれらの素晴らしいマシンが本当に活気づくようなトラックだと確信している。マゴッツとベケッツは本当にクールだし、F1カーではジェットコースターのようにな感じると確信している。すべてのコーナーが互いに流れ込んでいるので良いリズムに掴むことができる。本当に楽しい」

    「ダウンフォースが非常に重要なパワーセンシティブなトラックだし、今週末にどうなるかというアイデアを掴むには金曜日がどうなるかを見てみなければならないだろう。とても楽しみにしている」

    「トラックはミルトンキーンズの僕の家から車でわずか25分のところにある。そこからのトラフィックははるかに簡単なはずだけど、実際には僕はチームホテルに滞在する。僕の家族全員もそこにいることになる。特別なレースだし、イギリスのファンはモータースポーツに夢中だ」

  • ダニール・クビアト 「過去数戦の問題の原因を突き止めようとしている」

    ダニール・クビアト 「過去数戦の問題の原因を突き止めようとしている」

    トロロッソ・ホンダのダニール・クビアトが、2019年のF1世界選手権 第10戦 イギリスGPへの意気込みとシルバーストン・サーキットの印象について語った。

    ここ数戦では苦戦を強いられているトロロッソ・ホンダ。ダニール・クビアトは問題の真相を解明するべく、今週末にむけてシミュレーターでの作業に励んできた。

    また、ダニール・クビアトにとってシルバーストンは2013年にトロロッソで初めてF1カーを走らせた特別なサーキットであり、クラシックな雰囲気が大好きだと語る。

    「今週末のイギリスGPに先立ち、僕たちはフランス、そしてその直後のオーストリアで難しいレース週末を経験したと言っても過言ではない。僕たちはこれら2つの非常に異なる種類のトラックでマシンの総合的なペースに苦労した。それらのサーキットは僕たちにあまりよく合っていなかったし、僕たちはその理由を突き止めるために問題の真相を探ろうとしている」とダニール・クビアトあコメント。

    「今年は、僕たちだけではなく、一部のトラックが他のトラックよりも特定にトラックに適していることがある。それ以外にも、グリッド内の一部のチームは良い進歩を遂げているけど、我々は挽回するために一生懸命に取り組んでいるし、今後もレース毎に取り組んでいく」

    「オーストリアの後、過去のレースでもっとうまくやれた部分や夏のシャットダウン前の数レースでどこを改善できるかを理解するためにシミュレーターに乗っていた。もっと強くなることを期待している」

    「ほとんどのドライバーと同じようにシルバーストンはかなり好きだ。本当に最大までF1カーのドライビングを楽しむことができるクラシックでクールなトラックだ。高速コーナーですべてのダウンフォースを利用できるのは素晴らしい経験だ。全般的に今年はスピードが速くなっているので、シルバーストンはかなり特別なものになるだろう。首の筋肉のトレーニングのすべてが役に立つトラックの1つだね!」

    「理論的にはこのトラックは身体的にかなり要求が厳しい場合があるけど、少なくともイギリスの気温は決して高すぎるということはない。未知の要因の1つは、トラック全体が再び全面的に再舗装されたことだ。金曜日にトラックの違いと新しいターマックがどんな感じかを知るのは興味深いだろう。ここはすべての高速コーナーでタイヤにかかる横方向の荷重が非常に大きいので重要な要素となる」

    「僕はイギリスGPのようなクラシックなレースが好きだ、いつもたくさんの観客が素晴らしい雰囲気を作り出してくれる。それにシルバーストンは2013年に僕が初めてトロロッソでF1カーをテストした場所だ。僕の人生で最も特別な日の1つだった」

  • 【動画】佐藤琢磨、アイルトン・セナのマクラーレン・ホンダ MP4/4で走行

    【動画】佐藤琢磨、アイルトン・セナのマクラーレン・ホンダ MP4/4で走行

    佐藤琢磨は、グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード 2019で1988年にアイルトン・セナがF1チャンピオンに輝いたマシン『マクラーレン・ホンダ MP4/4』で走行を行った。

    ホンダの世界選手権参戦60周年記念イベントとして、マクラーレン・ホンダ MP4/4はグッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードのヒルクライムに参加するために日本から運ばれてきた。

    佐藤琢磨は「本当に素晴らしい体験です。セナのマシンを現代に運転できるなんて夢のようです」と感想を語った。

  • 佐藤万璃音、スポット参戦の松下信治を2戦とも倒して今季6勝目 / EFO

    佐藤万璃音、スポット参戦の松下信治を2戦とも倒して今季6勝目 / EFO

    佐藤万璃音が、ユーロフォーミュラ・オープン(EuroFormula Open)で第5大会ハンガロリンクで2連勝。チャンピオンシップ首位のリードをさらに拡大した。

    ユーロフォーミュラ・オープンは、ダラーラ製のF3シャシーを使用したシングルシーターシリーズ。F1が開催されているシルバーストン、モンツァ、スパ・フランコルシャンといったヨーロッパの9つのサーキットを転戦し、9チーム、21名のドライバーがチャンピオンシップを争う。

    佐藤万璃音(20歳)は、自動車メーカーのバックアップなしでイタリアF4、ヨーロッパF3と海外での経験を積み、今年はモトパークからユーロフォーミュラ・オープンに参戦している。

    7月8~7日にハンガリーのハンガロリンクで開催された第5大会にはホンダF1の育成ドライバーであり、今年F2に参戦する松下信治がスポット参戦。角田裕毅、名取鉄平と3名のホンダ育成ドライバーが顔を揃えた。

    第1レースでは2番グリッドからスタートした佐藤万璃音がターン1でリードを奪って快走。ポールポジションからスタートしたチームメイトのルーカス・ダナーが1秒以内で追いかけるも最後までリードを守った佐藤万璃音が0.403差をつけてトップでチェッカー。今季5勝目をマークした。日本人ドライバーでは角田裕毅が4位、名取鉄平が6位。松下信治はリタイアに終わった。

    8日に開催されたレース2では、松下信治がポールポジションを獲得。佐藤万璃音が3番グリッド、角田裕毅が4番グリッドと上位2列に3名の日本人ドライバーが並んだ。だが、スタートで角田裕毅は失速。佐藤万璃音が好きスタートを切って松下信治をターン1で抜いて独走状態に持ち込み、2連勝で今季6勝目を挙げた。2位には松下信治が入り、名取鉄平が6位、角田裕毅が11位でレースを終えた。

    2連勝で50ポイントを獲得した佐藤万璃音は、ランキング2位のルーカス・ダナーとのポイント差を81ポイントまで広げた。

    残りは4大会。次戦は7月13~14日にオーストリアのレッドブル・リンクで開催される。

  • レッドブルF1 「優勝後の“ホンダ”チャントは素晴らしい瞬間だった」

    レッドブルF1 「優勝後の“ホンダ”チャントは素晴らしい瞬間だった」

    レッドブルのモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、オランダのファンが生み出した雰囲気と振る舞いを称賛。彼らがホンダのF1エンジニアに送った“ホンダ”チャンスは素晴らしい瞬間だったと振り返った。

    F1オーストリアGPまでメルセデスが2019年シーズンを支配し、すべてのレースで優勝してきた。

    しかし、レッドブル・リンクではレッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンがフェラーリとメルセデスをコース上で華麗にオーバーテイクしてトップでチェッカーを受け、メルセデスの連勝にストップをかけた。

    レッドブルにとってF1オーストラリアGPはホームレースであり、大勢の“フェルスタッペン・マニア”たちがレッドブル・リンクに詰めかけ、マックス・フェルスタッペンのホームレースのような雰囲気を作り出していた。

    「オランダのファンの侵略は信じられないほどだった。平和であり、攻撃性もなかった。とにかくフットボールとはまったく異る熱狂ぶりだった」とヘルムート・マルコは Autosport に語った。

    「例えば、私はホンダの人たちと一緒にピットボックスの前にした。私が彼らを前にいくように勧めると、観客は『ホンダ、ホンダ』とチャントを歌った。それは素晴らしい瞬間だった」

    ホンダF1の広報を務めるも鈴木悠介その光景を振り返る。

    「表彰式の後、ガレージからフェンスを隔てたコース上はすごい盛り上がりでした。ストレートを埋め尽くす『オレンジ色のカーペット』たちにサッカーのような「ホンダチャント」を唄ってもらい、その声援に田辺さん、山本さんが応えていた姿には、鳥肌が立ちました」と鈴木悠介は振り返る。

    「もちろん、神がかった走りを見せたマックスとマシンをきっちり仕上げたチームには感謝してもしきれません。誰の目から見ても明らかな、トップドライバーとトップチームの仕事でした」

    マックス・フェルスタッペンは、スタートでアンチストールが起動して7番手まで転落。しかし、そこから素晴らしい挽回を見せた。フェルスタッペンの走りは近年のF1のなかでもベストのうちのひとつと称賛されている。

    ヘルムート・マルコは過去にこのような逆転劇をみせたドライバーたちを振り返りつつも、今年のF1オーストリアGPでのマックス・フェルスタッペンの走りは素晴らしかったと称賛する。

    「フェルスタッペンは以前にもこのようなレースを経験したことがある」とヘルムート・マルコはコメント。

    「2017のオースティンで、キミ(ライコネン)をインサイドから抜いて表彰台到達したときだ。2012年のブラジルでは(セバスチャン)ベッテルがブルーノ・セナに接触された後、素晴らしいカムバックを見せ、順位を上げた。その後、2台のメルセデスはドロップアウトした。当時の我々速かったが、それほど良くはなかった」

    「今年は我々はコース上でライバルに追いついた。最も驚くべきことは、スタートに失敗したということだ。マックスは1周目に7位だった。通常、レッドブル・リングのようなサーキットでそれを補うことは不可能だ」

    マックス・フェルスタッペンの優勝は、ホンダにとって2015年のF1復帰以降初、通算では2006年8月のハンガリーグランプリ以来13年ぶりの優勝となった。

  • 【動画】 アレクサンダー・アルボン、新型電気自動車『Honda e』で走行

    【動画】 アレクサンダー・アルボン、新型電気自動車『Honda e』で走行

    トロロッソ・ホンダのアレクサンダー・アルボンは、グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードで、ホンダの新型電気自動車「Honda e(ホンダ イー)」のプロトタイプモデルを走らせた。

    F1ドライバーの登場はグッドウッドのハイライトの1つ。今年はトロロッソ・ホンダのアレクサンダー・アルボンが訪れ、いつものF1マシンではなく、Honda eプロトタイプでヒルクライム走行を行った。

    「とてもクールな外観だし、電子ミラーやモニターなどもカッコいい」とアレクサンダー・アルボンはコメント。

    「アクセルを踏んだ瞬間にパワーが出てて電気自動車とは思えないくらい軽快だった」

    タイ国籍でロンドン出身、23歳のアルボンはカートでレーシングキャリアをスタートさせ、2010年にはKF3クラスのヨーロッパチャンピオンになった。2017年にはFIA-F2選手権、2018年にはフォーミュラEに移り、今年F1デビューを飾った。そして第2戦のバーレーンGPで9位入賞を果たし、F1初ポイントを獲得している。

    Honda eは、新開発のEV専用プラットフォームを採用し、コンパクトなボディーながらロングホイールベースと短いオーバーハングを実現。街中での取り回しの良さと優れた走行性能を両立している。さらに、力強いモーターと後輪駆動による走りの楽しさを実現しながら、EV走行距離は200km以上を達成。30分で80%まで充電が可能な急速充電にも対応している。

    Honda eをベースとした電気自動車を、2019年後半に生産開始する予定となっている。

  • レッドブルF1代表 「マックス・フェルスタッペンは2021年まで去れない」

    レッドブルF1代表 「マックス・フェルスタッペンは2021年まで去れない」

    レッドブルのF1チーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーはマックス・フェルスタッペンの契約状況は2021年までレッドブルを去ることを許さないと主張する。

    最近、マックス・フェルスタッペンとレッドブルとの契約にはパフォーマンス条項が存在することが明らかになり、メルセデスからオファーがあった場合、フェルスタッペンは早期に契約を解消できるとの噂が加速している。

    しかし、クリスチャン・ホーナーは、マックス・フェルスタッペンがチームをカサル可能性は最短でも2021年になると主張。パフォーマンス条項は“憶測に過ぎない”と語った。

    「我々は彼にとても満足しているし、彼もチームに満足している。来年、大きな変化が訪れるとは思っていない」とクリスチャン・ホーナーは Sky Sport F1 にコメント。

    「2020年よりも彼らの全員が契約から解放される2021年の方が可能性が高い。私が来てるのは『彼はレースに勝たなければならない』ということだ。この時期は常に憶測はつきものだ」

    「ドライバーとチームの間の契約は常に機密のままですが、このピットレーンのすべての運転手がその契約に条項を持っていると言っても過言はない」

    「マックスの契約については憶測があるが、それは純粋に憶測だ。彼はチームに非常に満足している。彼はこのプロジェクトを信じており、今日のような日々はそれを支持するだけだ。マックスについては疑いようがない」

  • ホンダF1、“スペック4”エンジンの目標は「予選モードの改善」

    ホンダF1、“スペック4”エンジンの目標は「予選モードの改善」

    ホンダF1は、2019年シーズンにさらなるF1エンジンアップグレードを計画しており、“スペック4”では予選モードの改善を目標にしていると語る。

    F1オーストリアGPではレッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンが優勝。ホンダとして2015年のF1復帰以降初、通算では2006年8月のハンガリーグランプリ以来13年ぶり73度目のグランプリ制覇となった。

    レッドブル・ホンダのパッケージは、冷却に問題を抱えたメルセデスとストレートで優勢だがタイヤに問題を抱えるフェラーリを凌駕した。

    ホンダF1のテクニカルディレクターを務める田辺豊治、次のステップは予選モードの向上ではあることは“もちろん”だが、レーストリムにおいても進歩を遂げる必要があると考えている。

    「我々はできるだけエンジンを最大限に活用しようとしています。ですが、すぐにもっと高めるのは簡単なことではありません」と田辺豊治は Autosport にコメント。

    「しかし、我々は発展を続けています。おそらく次のスペックやアップデートになると思います。ですが、次のレースではありません!」

    ホンダはF1フランスGPで“スペック3”エンジンを投入。アップグレードされた内燃エンジンとターボチャージャーはわずかなパワー増加と改善された信頼性をもたらした。

    ホンダは、レースではメルセデスやフェラーリのレベルにかなり近づいているように見えるが、予選での差はどれくらいあるかと質問された田辺豊治は「そうですね、他と比較して予選ではギャップは大きいと思っています。レースでもまだ遅れを取っていますが、予選ほどではありません」とコメント。

    「なので、我々が追いつく必要がある次のステップは予選モードということになります。しかし、それは容易なことではありません。」

    ホンダは、今シーズン少なくとも4基のエンジンを使用することになると予想されていた。

    スペック3エンジンの早期の導入はさらなるアップグレードのための扉を開いた。それは3基のエンジンを使用するという従来の計画に固執しようとするライバルのフェラーリとメルセデスと比較してボーナスとなる。

    ホンダがF1フランスGPで3回目のアップグレードの投入を発表した後、ホンダF1のマネージングディレクターを務める山本雅史は「我々はパフォーマンスと信頼性のバランスを取りながら開発を続けていきます。レッドブルをサポートするために今後のアップグレードでもっと改善したいと思っています」とコメント。

    「もちろん、来年に向けての見通しも含まれていますが、準備ができたとき 、十分な信頼性とパフォーマンスが得られたと思ったときに使用したいです」

    レッドブルのモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、“スペック4”の導入がF1イタリアGP周辺になると語っている。