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  • レッドブル 「ホンダF1はメルセデスとフェラーリとの差を縮めている」

    レッドブル 「ホンダF1はメルセデスとフェラーリとの差を縮めている」

    レッドブル・ホンダにとってF1イギリスGPでのパフォーマンスは“非常に励みになる”ものであり、2019年シーズンの後半戦にむけてチームは自信を高めているとチーム代表のクリスチャン・ホーナーは語る。

    レッドブル・ホンダは、パワーセンシティブなシルバーストン・サーキットで苦戦を強いられると予想されていたが、マックス・フェルスタッペンは予選でポールポジションを獲得したメルセデスのバルテリ・ボッタスの0.183秒以内につけた。

    決勝でもマックス・フェルスタッペンは、フェラーリのシャルル・ルクレールと表彰台争いを展開。セバスチャン・ベッテルに追突されることがなければ、バルテリ・ボッタスと2位表彰台を争っていたと考えられている。最終的にフェルスタッペンは5位でのフィニッシュとなったが、チームメイトのピエール・ガスリーはシーズンのベストリザルトとなる4位フィニッシュを果たした。

    「このタイプのトラックでメルセデスにここまで近づけたことは本当に励みになる」とクリスチャン・ホーナーはコメント。

    「パワーセンシティブなサーキットであることをわかっているが、我々はマゴッツ、ベケッツ、コプスでもフェラーリを追いかけることができたし、マックスはそこでフェラーリの後ろで本当に勢いのある走りをしていた。それは通常、マシンがかなりまともである兆候だ」

    「我々は確実にマシンのポテンシャルを解放することができていると思う。マシンはシルバーストンの高速でも低速でも非常にうまく機能していたし、我々は競争力があった」

    「それにマックスに関してはポールタイムに近づいていた。エンジンに躊躇することがなければ、さらに近づいていただろう。それにレースでは99%をフェラーリの後ろにいたので本来のペースは示すことができなかった」

    「シルバーストンのパフォーマンスを受け、我は自信をもってホッケンハイムに臨める」

    「ここはモンツァについてカレンダーで最もパワーセンシティブなサーキットのひとつであり、ラップのほぼ全体で全開で走行する。ホッケンハイムのようなここよりもパワーセンシティブではないトラックでは確実に我々にとって心強いことだ」

    「ハンガリーは我々が常に好パフォーマンスを発揮してきたトラックだ。そこでも強力なマシンであることを期待している」

    クリスチャン・ホーナーは、ホンダがベルギーGPもしくはイタリアGPで導入するとされる次のアップグレード – スペック4 – でさらなる進歩を期待しており、ホンダは今年すでにライバルのフェラーリとメルセデスに対してのギャップを縮めていると主張する。

    「まだ見い出すことができるタイムはあると思っているが、彼らは良い仕事をしているし、間違いなくギャップを縮めている」とクリスチャン・ホーナーは語る。

    「その時点でたどり着くには多くのレースをしなければならない。新しいエンジンが導入されるとすれば、それはスパとモンツァの前後になるだろう。モンツァは歴史的にエンジンペナルティを受けるのに適した場所だ」

  • セバスチャン・ブエミ、レッドブルとのF1タイヤテストで大クラッシュ

    セバスチャン・ブエミ、レッドブルとのF1タイヤテストで大クラッシュ

    レッドブルF1チームのリザーブドライバーを務めるセバスチャン・ブエミは、シルバーストンで行われたピレリのF1タイヤテストでクラッシュを喫した。

    元トロロッソのF1ドライバーであるセバスタン・ブエミは、2013年にF1離れて以降もレッドブルのF1開発をサポートしており、様々なシミュレーター作業やトラックでのテスト業務を実行している。

    今週、ピレリは2020年F1タイヤの開発テストを実施。テストは火曜日と水曜日の2日間にわたってシルバーストンで行われ、レッドブル・ホンダとウィリアムズが担当。レッドブル・ホンダはピエール・ガスリーとセバスチャン・ブエミ、ウィリアムズはジョージ・ラッセルとロバート・クビサがマシンを走らせた。

    2日目のテストを担当したセバスチャン・ブエミは、午後に全開のターン1でRB15で大クラッシュ。メディカルセンターで診断を受けたが、幸いにも怪我はしておらず、リリースされたという。

    レッドブル・ホンダは、事故の原因を調査中であり、ピレリも事故についてまだコメントしていない。

    2日間のテストでレッドブル・ホンダとウィリアムズは合わせて2000km以上を走破している。

  • ホンダF1 「メルセデスとフェラーリとの差は縮まっている」

    ホンダF1 「メルセデスとフェラーリとの差は縮まっている」

    ホンダF1のテクニカルディレクターを務める田辺豊治は、メルセデスとフェラーリに対するギャップは縮まっていると感じているが、過去2戦で示したほど近づいているかは“簡単に答えを出すことはできない”と語る。

    レッドブル・ホンダは、先月のF1オーストリアGPでマックス・フェルスタッペンがパートナーシップに初勝利をもたらしている。

    先週末のF1イギリスGPでも表彰台は確実と思われたが、セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)に追突されてことでそのチャンスは潰えた。また、2位でフィニッシュしたモナコGPではピットレーンでの接触事故によるタイム加算ペナルティによってトップ3フィニッシュを逃しており、10戦を終えてまだ表彰台は50%に満たない。

    メルセデスはここまでの全戦、フェラーリも10戦中8戦で表彰台を獲得しているが、マックス・フェルスタッペンはより定期的に上位2チームの脅威になりつつある。

    また、レッドブル・ホンダは予選でのパフォーマンスも改善しており、マックス・フェルスタッペンはシルバーストンでターボラグの問題がなければポールポジションを争えたと語っている。

    ホンダF1のテクニカルディレクターを務める田辺豊治は、シルバーストンでメルセデスとフェラーリのペースに近づけたことに驚いてはいるが、レッドブル・ホンダのパッケージはメルセデスからそこまで離されてはいないことを示唆している可能性があると述べた。

    「そうかもしれません。ですが、どのコーナーやストレートでもっと良いラップタイムやスピードを発揮できたかを理解する必要があります」と田辺豊治は Autosport にコメント。

    「そうすれば、ここで何が良かったのか、何が悪かったのか、過去7~8戦でどの部分が遅れをとっていたのかを分析できるかもしれません」

    「簡単に語れることではありません。これまでのレースと比較してギャップは縮まっているように見えます。レースだけでなく、予選でもそうです。ですが、まだ簡単に答えは出せていません」

    レッドブルとホンダは、シャシーとエンジンでそれぞれ改善を果たしている。

    レッドブルはF1オーストリアGPで改良版のフロントウイングを投入。これによってRB15の全体的なグリップとバランスが改選され、マックス・フェルスタッペンはよりアグレッシブなドライビングができるようになった。F1イギリスGPで発生したターボラグの問題は、マシンの改善によるスロットルの使用方法に起因すると考えられている。

    レッドブルのF1チーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーは「我々は間違いなくクルマのポテンシャルを解放している」とコメント。

    「クルマはこのサーキット(シルバストーン)で非常にうまく機能していた。高速と低速は競争力があった」

    「マックスはポールタイムに近づいた。ラグの問題がなければ、彼はさらに近づいただろう」

    「それにレースでは彼は99%をフェラーリの後ろで身動きが取れずに走行していたので、本来のペースを示せなかった」

    ホンダもF1エンジンで進歩を遂げており、F1フランスGPで投入されたスペック3エンジンはわずかではあるがパワー増加を示している。

    「昨年の初レースと比較して新スペックの出発点はそれほど悪くありませんでした」と田辺豊治はコメント。

    「それは昨年から多くのことを学んだこと、そして、最初の走行からキャリブレーションの質が向上したことを意味しています。まだレース後にコース上で学ぶべるエリアがあります」

    「プラクティスでの状況や実際のレース状況で、パフォーマンスを向上させることができる小さなこと学ぶことができました。フランス、オーストリア、イギリスで、我々は改善を果たしています」

  • ホンダF1 「マックス・フェルスタッペンのターボラグは重要な問題」

    ホンダF1 「マックス・フェルスタッペンのターボラグは重要な問題」

    ホンダF1のテクニカルディレクターを務める田辺豊治は、F1イギリスGPでマックス・フェルスタッペンが抱えていたターボラグの問題は根本的な問題ではないものの、ホンダとして重要な問題だと捉えていると語る。

    ホンダは、F1フランスGPで“スペック3”エンジンを投入。レッドブルもシャシー側を改善し、オーストリアGPでは今季初優勝。続く、イギリスGPでもフェラーリを上回り、表彰台に挑戦するペースをみせた。

    しかし、マックス・フェルスタッペンはF1イギリスGPの週末に頻繁にターボラグの問題を訴えており、予選ではそれによって0.15~0.2秒を失ってポールポジション争いを逃したと感じていると語っていた。

    問題はスロットルを介したマックス・フェルスタッペンの供給がエンジンと合致していないことによる小さなキャリブレーションの問題だと考えられている。

    通常であれば、ステアリングのエンジン設定の調整によってすぐに解決できる問題であるはずだが、シルバーストンでは解決しなかった。今週、ホンダは徹底的に調査しており、次戦ドイツGPまでに対応できることを目指している。

    ホンダF1のテクニカルディレクターを務める田辺豊治は、今週HDR Sakuraと現場で分析を継続しており、“どのキャリブレーションを変更する必要があるか、フィーリングや問題を修正するためにどれくらいの変更が必要か”を検討していると語る。

    「我々はマックスとこの問題について、どのRPM、どこでスロットルを踏み、それがどのように適用され、いつラグを感じたのかなど、詳細について話し合いました」と田辺豊治はコメント。

    「それから正確な場所を調べました」

    この問題は信頼性問題のような根本的な問題ではないが、田辺豊治はホンダとして、ドライバー、チームにとっての“技術的、パフォーマンス面、そしてエンジニアリングの面で大きな問題”だと考えていると語った。

    「故障などの問題ではありません。別の種類の問題です」と田辺豊治はコメント。

    「ですが、我々は重要な問題だと理解しています」

    レッドブルのF1チームを務めるクリスチャン・ホーナーは、この問題はシャシー側の改善の結果であり、マックス・フェルスタッペンは以前の“クルマの許容範囲”とは異なる方法でスロットルを適用しているためだと考えている。

    「マックスがスロットルを適用するスピードの問題にすぎないと思っている」とクリスチャン・ホーナーはコメント。

    「これまで見たことがないものだ。なので、ダイナモ上で片付けられることができる種類の問題だ」

    「ホンダの問題だと思うが、彼らはそれについてかなり自信があるようだ」

  • レッドブル・ホンダ 「F1イギリスGPではフェラーリよりも速かった」

    レッドブル・ホンダ 「F1イギリスGPではフェラーリよりも速かった」

    レッドブルのF1チーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーは、F1イギリスGPでマックス・フェルスタッペンには2位表彰台を獲得する可能性があったとし、セバスチャン・ベッテルによる追突に“非常にフラストレーションを感じている”と語る。

    マックス・フェルスタッペンは、ストウでセバスチャン・ベッテルを抜いて3番手に浮上したが、やや膨らんだことでベッテルは次のコーナーで反撃を試みた。

    しかし、セバスチャン・ベッテルはブレーキをロックさせてマックス・フェルスタッペンに追突。2台はグラベルへと飛び出し、シャルル・ルクレールが3位でフィニッシュ。マックス・フェルスタッペンは5位まで挽回した一方で、セバスチャン・ベッテルは10秒加算ペナルティが科せられ16位でレースを終えている。

    「もちろん、我々観点からすると、マックスは保証されていた表彰台を奪われたので、非常にフラストレーションを感じている」とクリスチャン・ホーナーはコメント。

    「バルテリ・ボッタスは2度目のピットストップを行ったので、彼は確実に2位だっただろう。バルテリが彼を捕えられるかどうかは様子をみなければならなかったがね。非常にフラストレーションを感じている」

    「彼のクルマがバラバラにならなかったのは驚くべきことだった。ダメージを受けたクルマで続行できたのはかなり信じられないことだった。少なくとも彼はレースを完走し、ポイントを獲得することができた。非常にフラストレーションを感じている。彼はセブを見事に追い抜いた。セブがロックして彼にぶつかってきたのは完全なミスジャッチだったとしか想像できない」

    「ベッテルのの何が悪いかを言うのは不可能だ。残念ながら、彼はミスを犯し、我々はそれによって不利益を被った。だが、彼は私たちと同じくらいフラストレーションを感じていると確信している」

    マックス・フェルスタッペンは、シャルル・ルクレールと大分部で戦っていたため、本来の潜在的なペースは見せられなかったが、クリスチャン・ホーナーはメルセデスの方がレッドブル・ホンダよりも有利だったと考えており、レース終盤はエキサイティングなものになっていたはずだと語る。

    「マックスとルクレールのレースは素晴らしいものだったと思う。本当に素晴らしいレースだった。最初のスティントでいくつかの本当に良いホイール・トゥ・ホイールの戦いがあった。ルクレールは最初はソフトタイヤの恩恵を受けていた。しかし、マックスは温度を発生させた後は彼が激しくプッシュしていた。フェラーリはストレートで本当に速く、ここで抜き去るのはとても難しい。だが、彼は試みることを諦めなかった」

    「そのあとピットストップを行った。ルクレールが同時に入ってきて、スタッフはルクレールより少し先に完了させた。彼はモナコよりもここにはもっと広いスペースがあるという彼の教訓を学んだのだろう。ピットレーンを並んだ走りながらコース上でポジションを得たが、コールドタイヤで彼はターン3で膨らんだ。私はそうであったと考えている。それによってルクレールにポジションを奪いかえされてしまった。彼ら間にはいくつかの素晴らしいレースがあったし、我々の方が速いクルマを持っていると感じていた」

    「我々がメルセデスに匹敵するペースを持っていたかどうかはわからない。物事が進んでいたいれば、ボッタアスを倒せたかもしれない…彼がセバスチャンを追い抜いたときでさえ、彼はボッタス対してトラックポジションを持っていたであろう。ボッタスが最終パートで問題を管理していたかどうかはわからないが、彼は確かにトラックのポジションを持っていたはずであり、バルテリをパスしていたはずだ」

  • ホンダF1の“スペック4”エンジンは25馬力アップでメルセデスに匹敵?

    ホンダF1の“スペック4”エンジンは25馬力アップでメルセデスに匹敵?

    ホンダF1が投入を予定している“スペック4”エンジンは、25馬力アップを果たしてメルセデスに匹敵すると報じられている。

    レッドブル・ホンダはF1オーストリアGPでパートナーシップとして初勝利。レッドブルは、ホンダの“スペック4”エンジンをF1イタリアGPかF1ベルギーGP、もしくは最善のシナリオとして夏休み前のF1ハンガリーGPで利用可能になることを望んでいる。

    スペインの AS は、ホンダF1の“スペック4”エンジンが25馬力アップを果たし、メルセデスのパワーに匹敵することになると報じた。

    「その数値はホンダはブリックスワースで製造されたメルセデスのエンジンのパフォーマンスに到達するという最大の目標に合致するものになるだろう」

  • ピエール・ガスリー、スランプ脱出に手応え 「大きな前進を果たした」

    ピエール・ガスリー、スランプ脱出に手応え 「大きな前進を果たした」

    レッドブル・ホンダのピエール・ガスリーは、F1キャリアの立て直しに成功したと考えている。

    F1オーストリアGPを周回遅れの7位という不甲斐ない成績で終えたことでピエール・ガスリーの評価は急落。レッドブルのモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、ガスリーのパフォーマンスは“受け入れられるものではない”と批判していた。

    しかし、F1イギリスGPでピエール・ガスリーは挽回を見せ、週末を通してチームメイトのマックス・フェルスタッペンに匹敵するパフォーマンスを披露。レースではフェルスタッペンに接触があったものの、初めてチームメイトよりも上位フィニッシュとなる4位でレースを終えた。

    「オーストリアの後、何が起こっていたのかを理解するために多くのミーティングを行った」とピエール・ガスリーはコメント。

    「深刻なものではなかったけど、単純に小さなことがたくさん積み重なっていた。幸いなことに、僕たちはここで大きな前進を果たすことができた」

    「シーズンのベストリザルトを達成できたし、フェラーリとも良いバトルができた。表彰台にたどり着くにはまだ何か特別なものが必要ではあるけど、自分のレースには満足している」

    レッドブルのF1チーム代表っを務めるクリスチャン・ホーナーも、ピエール・ガスリーがシルバーストンで不振から脱却したと考えている。

    「彼は週末を通して完璧な仕事をした。オーストリアで起こったことっはオーストリアに捨ててきたようだね」とクリスチャン・ホーナーは微笑んだ。

    「シルバーストンに到着すると、かれはすぐにチームメイトのやってることを気にせずに自分の仕事に集中していた。そうだね、彼は良いパフォーマンスを発揮したと思う」

  • ピエール・ガスリー、F1イギリスGPでチームオーダーを無視

    ピエール・ガスリー、F1イギリスGPでチームオーダーを無視

    レッドブル・ホンダのピエール・ガスリーは、F1イギリスGPの決勝でマックス・フェルスタッペンを順位を譲れというチームオーダーを再三にわたって無視。最終的にチーム代表のクリスチャン・ホーナーが直々に指示するという事態が起こっていた。

    マックス・フェルスタッペンは、セーフティカー中に2回目のピットストップを行い、1ストップのピエール・ガスリーの後ろで合流。二人ともハードタイヤを装着し、最後まで走り切るという状態だった。

    ピエール・ガスリーのエンジニアはリスタート後、マックス・フェルスタッペンとは“戦略が異なる”ことを3度伝えたが、ガスリーはそれをチームオーダーとは受け取らずに順位を譲らなかった。

    チームメイトに前を抑えられる形となったマックス・フェルスタッペンは「僕はここで立ち往生している」と不満を訴えた。ピエール・ガスリーは前のセバスチャン・ベッテルから順位を取り戻そうとしており、マックス・フェルスタッペンは後ろのシャルル・ルクレールからのプレッシャーに遭っていた。

    最終的に無線にはチーム代表のクリスチャン・ホーナーが登場し、ピエール・ガスリーにマックス・フェルスタッペンに順位を譲るようはっきりと指示。ガスリーはハンガーストレートで減速してフェルスタッペンを前に出した。おそらくフェルスタッペンはそこで2秒を失っている。

    ピエール・ガスリーは「戦略が違っていたので、より全体像を考えろという意味だと思った」とピエール・ガスリーはコメント。

    「僕たちはそこで少しタイムを失ったかもしれない。ちょっとは違ったかもしれないけど、それほど大きくはなかった。僕たちは戦略が違っていた」

    ピエール・ガスリーのチームオーダー無視には前科がある。昨年のブラジルGPでチームメイトのブレンドン・ハートレーを前に出せという指示を数周にわたって無視している。

  • レッドブル、ホンダF1のスペック4導入は「モンツァもしくはスパ」

    レッドブル、ホンダF1のスペック4導入は「モンツァもしくはスパ」

    レッドブルのF1チーム代表クリスチャン・ホーナーは、ホンダF1が夏休み後のイタリアGPもしくはベルギーGPでアップグレード版“スペック4”エンジンを投入する予定であることを明らかにした。

    ホンダF1は、第4戦アゼルバイジャンGPで信頼性を高めてスペック2、そして、第8戦フランスGPでよりパフォーマンスに焦点を置いたスペック3エンジンを投入。第9戦オーストリアGPではF1復帰後初勝利を収めている。

    次のスペック4では、メルセデスのパワーに匹敵し、現在の弱点である“予選モード”が強化されると予想されている。

    すでにマックス・フェルスタッペンとピエール・ガスリーは年間のパワーユニットコンポーネント使用数の上限に達しているため、スペック4導入時にはグリッドペナルティを受けることになる。

    「モンツァ、もしくはスパでエンジンを交換することになるだろう。だが、それはホンダに依存する。伝統的に、モンツァはグリッドペナルティを受けてレースをスタートするのに最適な場所だ」とクリスチャン・ホーナーは Motorsport-total に冗談交じりに語った。

    「我々はおそらくモンツァかスパでエンジンを変えるでしょう、しかしそれは依存します。モンツァは常にグリッドペナルティから始めるのに適した場所だ、とホーナーはMotorsport-totalとの会話で冗談を言う。

    「私は彼らがまだより多くの性能を得ることができると思っているが、間違いなくギャップを埋めている」

    F1イギリスGPでは、表彰台こそ獲得できなかったが、ガスリーが4位、フェルスタッペンが5位でフィニッシュし、コンストラクターズ選手権での差を52ポイントまで縮めた。

  • レッドブル・ホンダ F1特集 | フェラーリと戦うことができたという収穫

    レッドブル・ホンダ F1特集 | フェラーリと戦うことができたという収穫

    レッドブル・ホンダは、F1イギリスGPで表彰台こそ獲得できなかったが、ライバルであるフェラーリと戦えるという手応えを掴んでシルバーストンを後にした。

    レッドブル・ホンダは、前戦オーストリアGPでマックス・フェルスタッペンが今季初優勝。勝利は勝利だが、それはレッドブル・リンクと異例の高温という特数な環境のなかで達成されたものだった。

    そのため、F1イギリスGPは高速特性のより従来型のシルバーストンでどれだけの速さを見せられるかレッドブル・ホンダの真価を問われるレースとなった。

    予選では、マックス・フェルスタッペンがポールポジションのバルテリ・ボッタス(メルセデス)から1.78秒、3番手のシャルル・ルクレール(フェラーリ)から約0.1秒差の4番手タイムを記録。ターボラグの問題さえなければ、ポールポジションを争えていたはずだと自信を語っていた。

    マックス・フェルスタッペンは、ホンダのF1エンジンが進歩を続け、マシンセットアップも洗練されていることで、ストレートでのスピードは低くなったと感じているとレース前に語っていた。

    「このコースのストレートに最適なウイング角を見つけられている」とマックス・フェルスタッペンはコメント。

    「今週末、コーナリングとストレートスピードの間で妥協点を見い出した。ウイングを見れば、今年はもう少し減らして走行している。だから、ストレートでそこまで離されていないし、それでも僕たちのクルマは高速コーナーで本当にうまく機能している。昨年、ウイングを減らしても、追加のストレートでのパフォーマンスは得られなかった」とマックス・フェルスタッペンはその理由を語っている。

    レース序盤は、シャルル・ルクレールの抜きあぐんでいたマックス・フェルスタッペンだが、「まだレースの先は長かったので、あまりリスクを負うような無理はせずにいた。明らかに僕たちのほうが速かったため、仕掛ける正しいタイミングを探りながらのバトルはとても楽しかった」と振り返る。

    セーフティカー後のリスタートでマックス・フェルスタッペンとセバスチャン・ベッテルとの差は約2秒あったが、その差を縮めてオーバーテイクに成功。結果としてベッテルの追突によって表彰台のチャンスは潰えたが、コース上でのバトルでフェラーリを捕えた。

    一方、チームメイトのピエール・ガスリーも今回のレースでは力強いパフォーマンスをみせる。スタートでこそセバスチャン・ベッテルに抜かれたガスリーだが、タイヤの違いはあったとは言え、12周目にポジションを奪い返すことに成功している。

    アンダーカットを誘ったピットインにフェラーリが応じなかったことでセーフティカー時にベッテルに前に出られてしまったガスリーだが、リスタートでは再びベッテルを捕えかけるパフォーマンスを披露。最終的に2ストップでタイヤが新しいシャルル・ルクレールに抜かれた1ストップのガスリーだったが、ルクレールから0.4秒差の4位でレースをフィニッシュしている。

    「ベッテルやルクレールとのバトルなど、レースを通してたくさん見応えのあるアクションを見せられたと思う。表彰台に立つためにまだ改善すべき点は残っているが、そう遠い現実ではないと感じている」とピエール・ガスリーは語った。

    これまでマックス・フェルスタッペンのパフォーマンスに匹敵できていなかったピエール・ガスリーだが、シルバーストンでは大きな前進を果たした。

    「物事が良くなっていると自信を持っている。チームと一緒に欠けていたパズルのピースと見つけることができた」とピエール・ガスリーはコメント。

    「リセットしたとは思わない。先週と比べて運転を大きく変えたとは思わない。より多くのことがまとまっていると思うし、それがうまく機能しているように思う。まだいくつか必要なものはあるけど、あるゆる点で今週末は前進したと思う」

    パワーとダウンフォースが必要となるシルバーストンでフェラーリと互角の戦いができたことはレッドブル・ホンダにとって大きな収穫となった。

    フェラーリのF1チーム代表を務めるマッティア・ビノットも、レッドブル・ホンダのパッケージはほぼ互角だと危機感を募らせている。

    「我々のパッケージと彼らのパッケージは非常に拮抗していると思うし、過去2レースでそれが示されたと思う。彼らが2番手か?我々が2番手? 我々はかなり拮抗していると思う」とマッティア・ビノットはコメント。

    「最終的にそれは我々にさらなる後押しを与えてくれると思う。我々はさらなる改善が必要であり、どのサーキットでもすべてのレースで1位を争える実力が必要だ。ここではそうではなかったし、その点では失望しているのは確かだ。予選後は今日はもっと良い結果を期待ていたが、ペースは十分に良くなかったし、改善しなければならない部分はたくさんある」

    ホンダF1は、今後のレースで“スペック4”エンジンの投入を予定しており、現状の課題である予選での改善を目指している。

    田辺豊治は「他と比較して予選ではギャップは大きいと思っています。レースでもまだ遅れを取っていますが、予選ほどではありません」とコメント。

    「なので、我々が追いつく必要がある次のステップは予選モードということになります」