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  • レッドブル・ホンダ | 2019年 F1イギリスGP 決勝レポート

    レッドブル・ホンダ | 2019年 F1イギリスGP 決勝レポート

    レッドブル・ホンダチームは、2019年のF1イギリスGPの決勝レースで、ピエール・ガスリーが4位、マックス・フェルスタッペンが5位でレースを終えた。

    クリスチャン・ホーナー(チーム代表)
    「レース前半は本当にエキサイティングだった。マックスはルクレールとホイール・トゥ・ホイールのバトルを演じ、彼ら二人の間で素晴らしいレースが展開された」

    「素早いピットストップでマックスは前に出たが、残念ながら、アストラップでそのポジションを一時することができなかった。その後、セーフティカーが導入されるまでの残りのスティントで彼らは戦っていた。マックスを再びピットに入れるチャンスが得られ、彼はレースの最後まで走り切ることができたし、ボッタスのピットストップの範囲内にいることはわかっていたので、そこからはマックスとセバスチャンの一騎打ちとなった。マックスはストウでアウトサイドから追い抜きに成功したが、セブはブレーキングの判断を誤り、マックスのマシンに追突した。大きなヒットだったが、マックスはグラベルから続行して完走することができた。今日は表彰台のチャンスがあったので彼にとってフラストレーションの溜まるレースとなった。ピエールのレースは非常に力強い週末の続きとなった。フェラーリと激しく戦い、シーズンのベストフィニッシュを達成するためにレースの最後までハードタイヤで非常に長いスティントを走った。彼にとって大きな自信となり、次のレースで勢いをつけるためにこのレースを生かしてくれることを期待している」

    ピエール・ガスリー(4位)
    「このレースウイークは初日から今日まで常に力強い走りができ、僕にとって今年一番のレースとなった。本来僕たちがいるべき上位の中でバトルし、4位という結果でレースを終えることができて、とても喜ばしく思う。もちろん、表彰台まであと一歩であるポジションは“悔しくない”はずがないが、このレースウイークでチームとして正しい方向への大きな一歩を踏み出すことができた。ベッテルやルクレールとのバトルなど、レースを通してたくさん見応えのあるアクションを見せられたと思う。表彰台に立つためにまだ改善すべき点は残っているが、そう遠い現実ではないと感じているので、引き続き全力を尽くす。今日のようなレースが毎回できれば、さらに盛り上がるシーズンとなるはずだ」

    マックス・フェルスタッペン(5位)
    「マシンの調子はとてもよく、速さも見せられていたレースウイークであっただけに、表彰台を逃してしまったことはとても残念だ。ルクレールとのバトルは手強いものではあったが、とてもフェアであり、彼も上手にブロックして応戦したと思う。まだレースの先は長かったので、あまりリスクを負うような無理はせずにいた。明らかに僕たちのほうが速かったため、仕掛ける正しいタイミングを探りながらのバトルはとても楽しかった。ハードタイヤに交換するためにチームが下した2回目のピットストップのタイミングの判断は正しく、ルクレールに対してアドバンテージを得ることに成功した。それからはベッテルに追いつくのに十分なペースで走行することができたが、彼をオーバーテイクした後、ブロックをしたターン17で、ブレーキのタイミングが遅れたベッテルに後方から追突されてしまった。その結果、縁石とグラベルを飛び越えてしまい、その瞬間『レースは終了してしまった』と思ったほどだった。パワステに違和感があり、フロアもダメージを負ったような感覚の中、自分がどうやって最後まで走らせることができたのか正直分からない。そんな状況の中、5番手でポイントを獲得してレースを終えることができたので、この結果に十分満足している。これはレーシングアクシデントであり、ベッテルの故意で起きたことではないので、怒っているわけではないが非常に残念だ。マシンから降りた直後に、ベッテル選手は謝罪に来てくれた。ファンの皆さんに『モータースポーツは面白い』と改めて感じてもらえるシーンを見せられたのではないだろうか」

  • トロロッソ・ホンダ | 2019年 F1イギリスGP 決勝レポート

    トロロッソ・ホンダ | 2019年 F1イギリスGP 決勝レポート

    トロロッソ・ホンダチームは、2019年のF1イギリスGPの決勝レースで、ダニール・クビアトが9位、アレクサンダー・アルボンが12位でレースを終えた。

    ジョディ・エギントン(テクニカルディレクター)
    「今日のレースはかなり波乱含みで、ポイントを獲得できたとはいえ、もっとうまくやれたのではないかという疑問を投げかけている。アレックスは素晴らしい走りを披露した。様々な点でピット戦略の選択肢が制限され、レースをとしてマシンのあらゆるトラブルに対処しなければならなかったので特にそう思う」

    プライムタイヤをしっかりと管理したものの、レース終了から2周で終わってしまい、ヒュルケンベルグを抑えきれなかった。ダニーのレースはそこまで波乱は少なく、セーフティカー中にベースタイヤに交換するチャンスを生かし、レースの残り3分の1で攻撃できる状態に持ち込めたが、残念ながら、キミを追い抜くには時間が足りなかった。ここでは期待していた以上にマシンからパフォーマンスのレベルを引き出せていたので、その点についてはポジティブだが、ミッドフィールドが僅差であることを考えれば、ミスを犯す余地はないし、積極的に開発を続けていかなければならない」

    ダニール・クビアト(9位)
    「今日のレースにはとても満足している。正直、後方グリッドからのスタートだったため、あまり期待はしていなかった。このレースウイークを通して思ったようにリズムがつかめず、マシンのバランスにも苦戦をしていたが、今日は必要なときにマシンのポテンシャルをすべて引き出すことができた。昨日セットアップの方向性を見出すことができたおかげで、マシンの感触が著しく改善した。レース後半は、ライコネン選と8番手争いのバトルを楽しむことができた。残念ながら残り周回数が足りず、仕掛けるチャンスがあまりないまま終わってしまった。ここ最近悔しいレースが続いていたので、この大会で2ポイントを獲得できたことはとてもいい結果となった」

    アレクサンダー・アルボン(12位)
    「タイヤのマネージメントが難しい一戦だった。あのセーフティカーのタイミングがラッキーに働いたドライバーもいれば、そうでなかったドライバーもいた。マシンに問題を抱えており、ピットインもできなければマシンにも触れず、他チームがタイヤ交換をする中で走行を続けなくてはならない状況だった。フラストレーションのたまるレースだったが、そういうときもあるのだと自分に言い聞かせて、次戦に向けて気持ちを切り替えたいと思う」

  • フェラーリ 「レッドブル・ホンダにセカンドベストの座を奪われかねない」

    フェラーリ 「レッドブル・ホンダにセカンドベストの座を奪われかねない」

    フェラーリのF1チーム代表を務めるマッティア・ビノットは、2019年シーズン中にレッドブル・ホンダにセカンドベストのチームとしての座を奪われないように改善しなければならないと語る。

    結果的にセバスチャン・ベッテルの追突によってマックス・フェルスタッペンは表彰台争いから離脱することになったが、レース序盤、シャルル・ルクレールとマックス・フェルスタッペンは表彰台をかけてスリリングなバトルを繰り広げた。

    実際、マックス・フェルスタッペンは、レースの大部分でフェラーリよりも速く、37周目に追突される前にはセバスチャン・ベッテルをオーバーテイクしている。

    レッドブル・ホンダは2番目に最速のチームになったのではないかと質問されたマッティア・ビノットは「彼らが改善しているのは確かだ。過去2レースを見れば、実際に彼らはオーストリアで優勝しているし、レースでは非常に競争力がある」とコメント。

    「我々のパッケージと彼らのパッケージは非常に拮抗していると思うし、過去2レースでそれが示されたと思う。彼らが2番手か?我々が2番手? 我々はかなり拮抗していると思う」

    「最終的にそれは我々にさらなる後押しを与えてくれると思う。我々はさらなる改善が必要であり、どのサーキットでもすべてのレースで1位を争える実力が必要だ。ここではそうではなかったし、その点では失望しているのは確かだ」

    「予選後は今日はもっと良い結果を期待ていたが、ペースは十分に良くなかったし、改善しなければならない部分はたくさんある」

  • レッドブル・ホンダ、F1最速ピットストップ“1.91秒”を記録 / イギリスGP

    レッドブル・ホンダ、F1最速ピットストップ“1.91秒”を記録 / イギリスGP

    レッドブル・ホンダは、2019年 F1イギリスGPの決勝レースでF1最速ピットストップ記録を更新する“1.91秒”で作業を完了させた。

    レッドブル・ホンダは、マックス・フェルスタッペンでの1回目のピットストップで同時にピットインしたシャルル・ルクレール(フェラーリ)の前に送り出すことに成功。しかし、その後、冷えたタイヤでコース上でルクレールに順位を取り戻されている。

    だが、そのマックス・フェルスタッペンのピットストップは週末の最速ではなかった。ピエール・ガスリーがピットインした際にレッドブル・ホンダは1.91秒で4本すべてのタイヤを交換して送り出した。

    これは2016年のアゼルバイジャンGPでウィリアムズがフェリペ・マッサのピットストップで記録していた1.92秒を0.01秒上回り、F1最速=世界最速のピットストップ記録となった。

    ※追記
    DHLファステスト・ピッストップ・アワードで発表されていたピエール・ガスリーの1.90秒だったが、F1公式サイトはその後1.91秒と発表。記事内のタイムも訂正しています。

    DHLファステスト・ピッストップ・アワード

  • ホンダ | 2019年 F1イギリスGP 決勝レポート

    ホンダ | 2019年 F1イギリスGP 決勝レポート

    F1イギリスGP決勝は、ホンダのパワーユニットを使用する4台のうち、3台がポイントを獲得。レッドブル・ホンダは表彰台争いを繰り広げたが、マックス・フェルスタッペンがフェラーリのセバスチャン・ベッテルに追突されるアクシデントの影響を受けて後退を余儀なくされた。

    マックス・フェルスタッペンとピエール・ガスリーは、序盤からトップ6のポジションでレースを進める。

    マックス・フェルスタッペンは前を行くシャルル・ルクレール(フェラーリ)をパスしようと仕掛ける間に、ピエール・ガスリーはターン3でベッテルをオーバーテイクして5番手に浮上。その後、1度目のピットストップでは、レッドブルのメカニックが見事な作業によって、ルクレールより前の3番手でフェルスタッペンを送り出す。

    コース上でルクレールに再度先行されたものの、その後数周でセーフティカー(SC)が出動。このタイミングでフェルスタッペン、さらにその後ルクレールが2度目のピットインを行ったため、ベッテルが3番手、ガスリーが4番手に浮上し、フェルスタッペン、ルクレールというオーダーとなる。

    ガスリーの前に出たフェルスタッペンは、ベッテルにも迫り、残り15周となった37周目にターン15のストウコーナーでアウトサイドからオーバーテイク。しかし、その次のコーナーのブレーキング時にベッテルに後方から追突されてコースアウトを喫した。大きなクラッシュだったがそのまま走行を継続。5番手までポジションを下げる結果となった。チームとして表彰台は逃したものの、ガスリー、フェルスタッペンともに競争力を発揮してトップ3争いを展開。ガスリーは、F1での自己ベストリザルトに並ぶ4位でフィニッシュした。

    ポイント圏内にいたトロロッソ・のアレクサンダー・アルボンは、SC導入時点でスタート時のソフトタイヤからミディアムタイヤに交換を済ませていたが、戦略的にはもう1度タイヤ交換が必要だった。しかし、不運にもパワーユニットの高圧電力系に問題が発生し、安全面を考慮して2度目のピットストップを行うことができなかった。それにもかかわらず、アルボンは最終ラップにパスされるまでポジションをキープし、あと一歩でポイント獲得という健闘を見せた。

    チームメートのダニール・クビアトは、後方グリッドから着実に順位を上げ、力強いレース運びを披露した。序盤でミディアムタイヤに交換した後、SC導入のタイミングでハードに履き替え、そこからポイント圏内までポジションアップ。9位でチェッカーフラッグを受けた。

    田辺豊治 (ホンダF1 テクニカルディレクター)
    「今日の決勝ではフェルスタッペン選手が素晴らしい走りを見せ、2戦連続の表彰台が間近だっただけに、あのようなクラッシュでポジションを失ったことは非常に残念です。一方で、ガスリー選手が今季最高かつ自身のベストに並ぶ4位というリザルトを獲得したことはポジティブに捉えています。これをきっかけにさらなる上位争いに絡んでいってほしいと思います。Toro Rossoについてはクビアト選手が粘り強い走りとチームの的確な戦略により、17番グリッドからの入賞を果たしました。アルボン選手についてはレース中にPUの高圧電力系に問題が発生し、安全面のリスクを考慮したために2度目のピットストップを行えず、2台同時入賞を逃す形になってしまいました。ここから早急に問題の分析を進めていきます。我々としては残念な部分もありましたが、今日はオーストリアに続き、ファンにとっては見応えのあるレースになりました。この先のレースでもいい戦いを続けられるよう、懸命にプッシュを続けていきます」

    ピエール・ガスリー (レッドブル・ホンダ)
    「このレースウイークは初日から今日まで常に力強い走りができ、僕にとって今年一番のレースとなりました。本来僕たちがいるべき上位の中でバトルし、4位という結果でレースを終えることができて、とても喜ばしく思います。もちろん、表彰台まであと一歩であるポジションは“悔しくない”はずがありませんが、このレースウイークでチームとして正しい方向への大きな一歩を踏み出すことができました。ベッテル選手やルクレール選手とのバトルなど、レースを通してたくさん見応えのあるアクションを見せられたと思います。表彰台に立つためにまだ改善すべき点は残っているのですが、そう遠い現実ではないと感じているので、引き続き全力を尽くします。今日のようなレースが毎回できれば、さらに盛り上がるシーズンとなるはずです」

    マックス・フェルスタッペン (レッドブル・ホンダ)
    「マシンの調子はとてもよく、速さも見せられていたレースウイークであっただけに、表彰台を逃してしまったことはとても残念です。ルクレール選手とのバトルは手強いものではありましたが、とてもフェアであり、彼も上手にブロックして応戦したと思います。まだレースの先は長かったので、あまりリスクを負うような無理はせずにいました。明らかに僕たちのほうが速かったため、仕掛ける正しいタイミングを探りながらのバトルはとても楽しかったです。ハードタイヤに交換するためにチームが下した2回目のピットストップのタイミングの判断は正しく、ルクレール選手に対してアドバンテージを得ることに成功しました。それからはベッテル選手に追いつくのに十分なペースで走行することができたのですが、彼をオーバーテイクした後、ブロックをしたターン17で、ブレーキのタイミングが遅れたベッテル選手に後方から追突されてしまいました。その結果、縁石とグラベルを飛び越えてしまい、その瞬間『レースは終了してしまった』と思ったほどでした。パワステに違和感があり、フロアもダメージを負ったような感覚の中、自分がどうやって最後まで走らせることができたのか正直分かりません。そんな状況の中、5番手でポイントを獲得してレースを終えることができたので、この結果に十分満足しています。これはレーシングアクシデントであり、ベッテル選手の故意で起きたことではないので、怒っているわけではありませんが非常に残念です。マシンから降りた直後に、ベッテル選手は謝罪に来てくれました。ファンの皆さんに『モータースポーツは面白い』と改めて感じてもらえるシーンを見せられたのではないでしょうか」

    ダニール・クビアト (トロロッソ・ホンダ)
    「今日のレースにはとても満足しています。正直、後方グリッドからのスタートだったため、あまり期待はしていませんでした。このレースウイークを通して思ったようにリズムがつかめず、マシンのバランスにも苦戦をしていましたが、今日は必要なときにマシンのポテンシャルをすべて引き出すことができました。昨日セットアップの方向性を見出すことができたおかげで、マシンの感触が著しく改善しました。レース後半は、ライコネン選手と8番手争いのバトルを楽しむことができました。残念ながら残り周回数が足りず、仕掛けるチャンスがあまりないまま終わってしまいました。ここ最近悔しいレースが続いていたので、この大会で2ポイントを獲得できたことはとてもいい結果となりました」

    アレクサンダー・アルボン (トロロッソ・ホンダ)
    「タイヤのマネージメントが難しい一戦でした。あのセーフティカーのタイミングがラッキーに働いたドライバーもいれば、そうでなかったドライバーもいました。マシンに問題を抱えており、ピットインもできなければマシンにも触れず、他チームがタイヤ交換をする中で走行を続けなくてはならない状況でした。フラストレーションのたまるレースでしたが、そういうときもあるのだと自分に言い聞かせて、次戦に向けて気持ちを切り替えたいと思います」

  • トロロッソ・ホンダ 「期待以上にマシンからパフォーマンスを引き出せた」

    トロロッソ・ホンダ 「期待以上にマシンからパフォーマンスを引き出せた」

    トロロッソ・ホンダのテクニカルディレクターを務めるジョディ・エギントンが、F1イギリスGPの決勝レースを振り返った。

    ポイント圏内にいたアレクサンダー・アルボンは、セーフティカー導入時点でスタート時のソフトタイヤからミディアムタイヤに交換を済ませていたが、戦略的にはもう1度タイヤ交換が必要だった。

    しかし、不運にもパワーユニットの高圧電力系に問題が発生し、安全面を考慮して2度目のピットストップを行うことができなかった。それにもかかわらず、アルボンは最終ラップにパスされるまでポジションをキープし、11位フィニッシュというあと一歩でポイント獲得という健闘を見せた。

    「今日のレースはかなり波乱含みで、ポイントを獲得できたとはいえ、もっとうまくやれたのではないかという疑問を投げかけている」とジェディ・エギントンはコメント。

    「アレックスは素晴らしい走りを披露した。様々な点でピット戦略の選択肢が制限され、レースをとしてマシンのあらゆるトラブルに対処しなければならなかったので特にそう思う。プライムタイヤをしっかりと管理したものの、レース終了から2周で終わってしまい、ヒュルケンベルグを抑えきれなかった」

    チームメートのダニール・クビアトは、後方グリッドから着実に順位を上げ、力強いレース運びを披露した。序盤でミディアムタイヤに交換した後、セーフティカー導入のタイミングでハードに履き替え、そこからポイント圏内までポジションアップ。9位でチェッカーフラッグを受けた。

    「ダニーのレースはそこまで波乱は少なく、セーフティカー中にベースタイヤに交換するチャンスを生かし、レースの残り3分の1で攻撃できる状態に持ち込めたが、残念ながら、キミを追い抜くには時間が足りなかった」

    「ここでは期待していた以上にマシンからパフォーマンスのレベルを引き出せていたので、その点についてはポジティブだが、ミッドフィールドが僅差であることを考えれば、ミスを犯す余地はないし、積極的に開発を続けていかなければならない」

  • マックス・フェルスタッペン 「怒っているわけではないが非常に残念」

    マックス・フェルスタッペン 「怒っているわけではないが非常に残念」

    レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンは、F1イギリスGPの決勝レースを5位で終えた。

    4番グリッドからスタートしたマックス・フェルスタッペンは、序盤からトップ6のポジションでレースを進める。1度目のピットストップではメカニックの見事な作業によって、ルクレールより前の3番手でフェルスタッペンを送り出す。

    コース上でルクレールに再度先行されたものの、その後数周でセーフティカー(SC)が出動。このタイミングでフェルスタッペン、さらにその後ルクレールが2度目のピットインを行ったため、ベッテルが3番手、ガスリーが4番手に浮上し、フェルスタッペン、ルクレールというオーダーとなる。

    ガスリーの前に出たフェルスタッペンは、ベッテルにも迫り、残り15周となった37周目にターン15のストウコーナーでアウトサイドからオーバーテイク。しかし、その次のコーナーのブレーキング時にベッテルに後方から追突されてコースアウトを喫した。大きなクラッシュだったがそのまま走行を継続。5番手までポジションを下げる結果となった。

    「マシンの調子はとてもよく、速さも見せられていたレースウイークであっただけに、表彰台を逃してしまったことはとても残念だ」とマックス・フェルスタッペンはコメント。

    「ルクレールとのバトルは手強いものではあったが、とてもフェアであり、彼も上手にブロックして応戦したと思う。まだレースの先は長かったので、あまりリスクを負うような無理はせずにいた。明らかに僕たちのほうが速かったため、仕掛ける正しいタイミングを探りながらのバトルはとても楽しかった」

    「ハードタイヤに交換するためにチームが下した2回目のピットストップのタイミングの判断は正しく、ルクレールに対してアドバンテージを得ることに成功した。それからはベッテルに追いつくのに十分なペースで走行することができたが、彼をオーバーテイクした後、ブロックをしたターン17で、ブレーキのタイミングが遅れたベッテルに後方から追突されてしまった。その結果、縁石とグラベルを飛び越えてしまい、その瞬間『レースは終了してしまった』と思ったほどだった。パワステに違和感があり、フロアもダメージを負ったような感覚の中、自分がどうやって最後まで走らせることができたのか正直分からない」

    「そんな状況の中、5番手でポイントを獲得してレースを終えることができたので、この結果に十分満足している。これはレーシングアクシデントであり、ベッテルの故意で起きたことではないので、怒っているわけではないが非常に残念だ。マシンから降りた直後に、ベッテルは謝罪に来てくれた。ファンの皆さんに『モータースポーツは面白い』と改めて感じてもらえるシーンを見せられたのではないだろうか」

  • レッドブル・ホンダ 「今回のレースがガスリーの自信となることを期待」

    レッドブル・ホンダ 「今回のレースがガスリーの自信となることを期待」

    レッドブル・ホンダのF1チーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーが、F1イギリスGPの決勝レースを振り返った。

    レッドブル・ホンダは、マックス・フェルスタッペンが表彰台をかけて戦っていたが、中盤にセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)に追突される不運があり、5位でレースをフィニッシュ。

    チームメイトのピエール・ガスリーは、力強いレース展開でF1での自己ベストリザルトに並ぶ4位でフィニッシュした。

    「レース前半は本当にエキサイティングだった。マックスはルクレールとホイール・トゥ・ホイールのバトルを演じ、彼ら二人の間で素晴らしいレースが展開された」とクリスチャン・ホーナーはコメント。

    「素早いピットストップでマックスは前に出たが、残念ながら、アストラップでそのポジションを一時することができなかった。その後、セーフティカーが導入されるまでの残りのスティントで彼らは戦っていた。マックスを再びピットに入れるチャンスが得られ、彼はレースの最後まで走り切ることができたし、ボッタスのピットストップの範囲内にいることはわかっていたので、そこからはマックスとセバスチャンの一騎打ちとなった」

    「マックスはストウでアウトサイドから追い抜きに成功したが、セブはブレーキングの判断を誤り、マックスのマシンに追突した。大きなヒットだったが、マックスはグラベルから続行して完走することができた。今日は表彰台のチャンスがあったので彼にとってフラストレーションの溜まるレースとなった」

    「ピエールのレースは非常に力強い週末の続きとなった。フェラーリと激しく戦い、シーズンのベストフィニッシュを達成するためにレースの最後までハードタイヤで非常に長いスティントを走った。彼にとって大きな自信となり、次のレースで勢いをつけるためにこのレースを生かしてくれることを期待している」

  • ダニール・クビアト、9位入賞 「正直、あまり期待はしていなかった」

    ダニール・クビアト、9位入賞 「正直、あまり期待はしていなかった」

    トロロッソ・ホンダのダニール・クビアトは、F1イギリスGPの決勝レースで9位入賞を果たした。

    17番グリッドからスタートしたダニール・クビアトは、着実に順位を上げ、力強いレース運びを披露した。序盤でミディアムタイヤに交換した後、セーフティカー導入のタイミングでハードに履き替え、そこからポイント圏内までポジションアップ。9位でチェッカーフラッグを受けた。

    「今日のレースにはとても満足している。正直、後方グリッドからのスタートだったため、あまり期待はしていなかった」とダニール・クビアトはコメント。

    「このレースウイークを通して思ったようにリズムがつかめず、マシンのバランスにも苦戦をしていたが、今日は必要なときにマシンのポテンシャルをすべて引き出すことができた。昨日セットアップの方向性を見出すことができたおかげで、マシンの感触が著しく改善した」

    「レース後半は、ライコネン選と8番手争いのバトルを楽しむことができた。残念ながら残り周回数が足りず、仕掛けるチャンスがあまりないまま終わってしまった。ここ最近悔しいレースが続いていたので、この大会で2ポイントを獲得できたことはとてもいい結果となった」

  • アレクサンダー・アルボン、PUにトラブル 「気持ちを切り替えたい」

    アレクサンダー・アルボン、PUにトラブル 「気持ちを切り替えたい」

    トロロッソ・ホンダのアレクサンダー・アルボンは、F1イギリスGPでパワーユニットの高圧電力系に問題が発生したことでピットインすることができず、最終ラップで追い抜かれて11位に後退して入賞を逃した。

    ポイント圏内を走行していたアレクサンダー・アルボンは、セーフティカー導入時点でスタート時のソフトタイヤからミディアムタイヤに交換を済ませていたが、戦略的にはもう1度タイヤ交換が必要だった。

    しかし、不運にもパワーユニットの高圧電力系に問題が発生し、安全面を考慮して2度目のピットストップを行うことができなかった。それにもかかわらず、アルボンは最終ラップにパスされるまでポジションをキープし、あと一歩でポイント獲得という健闘を見せた。

    アレクサンダー・アルボン (11位)
    「タイヤのマネージメントが難しい一戦だった。あのセーフティカーのタイミングがラッキーに働いたドライバーもいれば、そうでなかったドライバーもいた。マシンに問題を抱えており、ピットインもできなければマシンにも触れず、他チームがタイヤ交換をする中で走行を続けなくてはならない状況だった。フラストレーションのたまるレースだったが、そういうときもあるのだと自分に言い聞かせて、次戦に向けて気持ちを切り替えたいと思う」