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  • ホンダF1 「メキシコの標高はPUに異なるアプローチが必要になる」

    ホンダF1 「メキシコの標高はPUに異なるアプローチが必要になる」

    ホンダのF1プロジェクト総責任者を務めるエリック・ブーリエ、マクラーレンのレーシングディレクターを務めるエリック・ブーリエがF1メキシコグランプリへの展望を語った。

    前戦F1アメリカグランプリの週末は優れたパフォーマンスを発揮していたマクラーレン・ホンダだが、決勝日にはホンダのパワーユニットにトラブルが多発。

    フェルナンド・アロンソはポイント圏内を走行中にMGU-Hの故障でリタイア。ストフェル・バンドーンは、パワーユニット交換による大幅なグリッドペナルティによって最後尾のスタートを余儀なくされてポイントに手が届かなかった。

    F1メキシコグランプリでは、フェルナンド・アロンソのパワーユニット一式を交換することで後方からのスタートとなり、ストフェル・バンドーンにもトラブル発生の懸念があるため、厳しい週末が予想されている。

    ホンダF1の長谷川祐介は「アメリカでの非常に期待外れな週末を終え、我々は今、国境を越えてメキシコにいます」とコメント。

    メキシコでは9月にマグニチュード7.1の大地震が発生。300名以上の死者が出た。長谷川祐介は「まず、震災で命を落とした人々に哀悼の意を表するとともに、被災者全員に心からお見舞い申し上げたいと思います」とコメント。

    「F1カレンダーにメキシコGPが復帰してから3年が経ちました。我々はいつも素晴らしいメキシコのファンの前で明るいラテンの雰囲気でレースをすることを楽しんでいます。ホンダ・デ・メキシコの同僚からの温かいサポートにも感謝しています」

    「アウトドローモ・エルマノス・ロドリゲスは、標高2,300に位置する非常に独特な場所です。空気が薄いため、パワーユニットからパワーを抽出するには他のサーキットとは非常に異なアプローチが必要になります。加えて、ロングストレートがあるので厳しいチャレンジに直面することになると思います」

    「しかし、厳しい状況は他のチームも同じですし、過去2年間に収集したデータを利用して、ベストなレース戦略を練っていきます」

    「メキシコの人々にとって非常に厳しい状況でのレースであることは明らかであり、彼らのために良いショーをお見せできることを願っています」

    マクラーレンのエリック・ブーリエは「まず、私自身とチーム全体を代表して、9月にメキシコで発生した恐ろしい地震によって被害を受けて数百人の人々に哀悼の意を表したい」とコメント。

    「メキシコシティは我々がすぐに訪れることを愛する場所になった。毎年、我々が訪れるたびにメキシコの友人たちから受ける寛大なおもてなしを認識しており、今週末は犠牲者に対する我々の連帯感とサポートを示せることを願っている」

    「勝利は約束できないが、オースティンでそうしたように、もちろん、我々は難しい環境でやれるすべてを出し切って戦っていく」

    「フェルナンドは先週末に直面したパワーユニットの問題によってペナルティを受けなければならない可能性が高く、彼は後方グリッドから勇ましい戦いのためにすでに準備を進めている。ストフェルの週末がどのように展開するかはまだわからないが、彼にとって多くの週末のなかで2つ目の新しいトラックで最高のチャンスを与えていくつもりだ」

    「コンディションも全チームにとって厳しい。メキシコシティの暑さと湿度の高さ、そして、標高が相まって、通常よりも冷却とエンジンパフォーマンスはさらにチャレンジとなる。我々はレースをした過去2年間からそれらの特性について多くのことを学んでおり、来週末はそれをうまく生かせることを期待している」

    「今週末はポイントテーブルで大きな前進を果たせるとは思わないが、我々は決して諦めないし、このチャレンジングなダブルヘッダーで出来る限りベストな結果を残すために全力を尽くしていく」

    関連:2017 F1メキシコGP テレビ放送時間&タイムスケジュール

  • フェルナンド・アロンソ 「メキシコは後方グリッドから厳しい戦いになる」

    フェルナンド・アロンソ 「メキシコは後方グリッドから厳しい戦いになる」

    マクラーレン・ホンダのフェルナンド・アロンソが、F1メキシコグランプリへの意気込みを語った。

    前戦アメリカグランプリの決勝でMGU-H故障によってリタイアしたことで、フェルナンド・アロンソはホンダのアップデート版エンジンを搭載するためにパワーユニット一式を交換する予定であり、すでに後方からのスタートが確実視されている。

    メキシコでは9月にマグニチュード7.1の大地震が発生。300名以上の死者が出た。フェルナンド・アロンソは「「先日地震で被害を受けたメキシコに向かい、難しい状況に置かれている皆さんへできる限りのサポートをお見せするのは、とても大切なことだ」とコメント。

    「メキシコシティのファンの皆さんは、コース上の至るところで温かい声援を送ってくれ、特にアリーナセクションでは信じられないほどの歓声を浴びるなど、そのサポートは世界で一番だ。僕にとっては母国語であるスペイン語でコミュニケーションが取れるのもうれしい。メキシコという国も、そこで暮らす人々も大好きなので、喜んでもらえる戦いを披露したいと思う」

    「オースティンで起きた問題によってグリッド後方からのスタートになる可能性があり、厳しいレースウイークになるかもしれません。コースはオーバーテイクが難しく、トラフィックに悩まされることも多くある。ただ、ポジティブな面もあり、米国でのフリー走行で多くの部品をテストして、いい評価が得られたので、それをメキシコで実戦投入できればと願っている」

    関連:2017 F1メキシコGP テレビ放送時間&タイムスケジュール

  • フェルナンド・アロンソ、F1メキシコGPでホンダの最新エンジンを使用

    フェルナンド・アロンソ、F1メキシコGPでホンダの最新エンジンを使用

    マクラーレン・ホンダのフェルナンド・アロンソは、今週末のF1メキシコGPでホンダの最新エンジンを使用することになるようだ。

    先週末のF1アメリカGPで、フェルナンド・アロンソは、トップ10圏内を走行していた25周目にMGU-Hが発生し、ピットに戻ってリタイアを強いられた。

    ホンダは、F1アメリカGPにアップデート版エンジンを持ち込んでいたが、エンジンの走行距離が寿命を迎えて交換が必要だったストフェル・バンドーンにのみ新型エンジンを搭載。

    その結果、ストフェル・バンドーンは、5グリッド降格を科せられ、その後、決勝前にMGU-Hに問題が発生してパワーユニット一式を交換したことでグリッド降格が30グリッドに増加し、最後尾グリッドからスタート。12位でレースを終えた。

    フェルナンド・アロンソに関しては、ホンダはグリッド降格ペナルティを避けるために、現在のパワーユニットをシーズン最終戦まで走らせることを望んでおり、アップデート版エンジンをアロンソには搭載しないことを予定していた。

    しかし、ホンダのF1プロジェクト総責任者を務める長谷川祐介は、F1アメリカGPでのMGU-Hの故障により、いずれにしろ交換によるグリッドペナルティが科せられることで、F1メキシコGPでフェルナンド・アロンソにも最新エンジンを搭載することになると述べた。

    「そうですね。ペナルティを科せられることになると思いますので、メキシコで新しいエンジンを投入したほうがよいでしょう」と Autosport にコメント。

    ホンダは、フェルナンド・アロンソのMGU-Hの問題は、決勝レース前にストフェル・バンドーンに検知したものと類似したものだと考えている。

    過去数戦ではホンダのパワーユニットの信頼性は比較的安定していたが、今シーズンはMGU-Hの故障が多発している。

    ここ最近では比較的安定していたパワーユニットの信頼性の問題が、この週末に複数発生してしまったことを非常に残念に思っています」と長谷川祐介はコメント。

    「次のレースが来週末に迫っていることもあるので、HRDさくらと一緒になり、早急に原因の分析を進めます」

    「(バンドーンとアロンソは)類似した問題のように見えますが、正確には分っていません。回転系の問題のように見えます」

    「ストフェルのMGU-Hの方が走行距離が多く、今回のイベントの最後で寿命を迎えるだろうことはわかっていました。ですが、故障するとは予想していませんでした」

    「フェルナンドのものは鈴鹿で導入したばかりであるため、非常に走行距離は低いです」
    長谷川祐介は、フェルナンド・アロンソの故障と、ストフェル・バンドーンのグリッド降格ペナルティがなければ、F1アメリカGPでポイントを獲得できていたはずだと感じている。

    「我々のはそれなりに良いパフォーマンスを発揮していました。問題が発生しなければ、フェルナンドはポイントを獲得していたと思います。6位もしくは7位でフィニッシュできていたでしょう。ストフェルも14番グリッドからスタートしていれば、ポイントを狙えたと思います」

    ホンダの現在のパワーユニットは“スペック3.8”と呼ばれるもの。今シーズン、ホンダは”スペック4”とアップデートを計画してはいたものの、マクラーレンとのパートナーシップは今シーズン限りで終了することもあり導入される可能性は低い。スペック4の開発はトロ・ロッソに提供する2018年型のパワーユニットに生かされることになるだろう。

    関連:2017 F1メキシコGP テレビ放送時間&タイムスケジュール

  • ストフェル・バンドーン 「メキシコではペナルティを受けないことを願う」

    ストフェル・バンドーン 「メキシコではペナルティを受けないことを願う」

    マクラーレン・ホンダのストフェル・バンドーンが、F1メキシコグランプリへの意気込みを語った。

    メキシコでは9月にマグニチュード7.1の大地震が発生。300名以上の死者が出た。ストフェル・バンドーンは「大きな災害に遭った皆さんへお見舞いを申し上げるとともに、全力でサポートしていくことを思いながら、メキシコシティへ向かっている」とコメント。

    ストフェル・バンドーンは、F1アメリカグランプリの決勝の朝にMGU-Hに不具合が発覚し、パワーユニット交換による30グリッド降格ペナルティで最後尾グリッドからスタートすることになり、12位でレースを終えている。

    「ロングストレートがあり、標高も高いという特性が、マクラーレン・ホンダにとって厳しい戦いを強いることになるかもしれない。僕はオースティンで決勝前にパワーユニットを交換したので、メキシコではペナルティーがなければと願っているが、現在精査を行っているところで、なにが必要になるかは金曜まで分からない」

    「メキシコシティへは2年前に来たが、すべての体験がとてもよかった。街の中心部に滞在したが、本当にいい都市だったたし、コースにあふれるすばらしい雰囲気を覚えているので、再訪できるのを楽しみにしている。ファンの皆さんは最高で、特にスタジアムセクションは多くの人が詰めかけ、とてもクールな光景が見られる。今はエンジニアとシミュレーターを使って準備に励んでおり、金曜日にコースを初走行できることにワクワクしている」

    関連:2017 F1メキシコGP テレビ放送時間&タイムスケジュール

  • フェルナンド・アロンソ 「エンジンが壊れたときは信じられなかった」

    フェルナンド・アロンソ 「エンジンが壊れたときは信じられなかった」

    マクラーレン・ホンダのフェルナンド・アロンソは、F1アメリカグランプリでのパフォーマンスは“抜群”のものだったと考えており、ハワーユニットが故障するという自分の運のなさを信じられなかったと述べた。

    F1アメリカグランプリでフェルナンド・アロンソはQ3進出を果たして8番グリッドからレースをスタート。レース前半はエステバン・オコンとカルロス・サインツと6位を争っていたが、MGU-Hの故障によってリタイアを余儀なくされた。

    フェルナンド・アロンソが最後にポイントを獲得したのは第11戦ハンガリーGPであり、この6戦では4回のリタイアを喫している。

    フェルナンド・アロンソは、マクラーレンの最近の向上を考えれば、もっと多くのパフォーマンスを獲得できていたはずだと語る。

    「前にも言ったけど、シンガポールでの失われた機会、マレーシアでのエンジン問題、鈴鹿でのグリッドペナルティによる最後尾スタート、6ポイントを犠牲にした今回のリタイアがあり、そしてメキシコではエンジンを交換しなければならず最後尾スタートになるので、現実的に僕たちは25~30ポイントを失ったということになる」とフェルナンド・アロンソはコメント。

    「でも、自分の週末には満足している。今週末の僕たちのレベルは予選でもレースでも抜群だったし、ここ数週間もそうだったと思う。チャンピオンシップのポジションはそれを反映していない。僕にとっては12位か17位かに大きな違いはないけどね。功績を考えればはるかに上位だったはずだ」

    「問題がなんだったのかはわからない。パワー不足を感じて、レースを最後まで走れるかどうかわからなかった。結局、終えられなかったし、エンジンが壊れた。ブラジルとアブダビでフレッシュなエンジンを得るためにこれからメキシコにむけて新しいパワーユニットを積まなければならない。またレースを最後尾からスタートしなければならないし、ポイントを獲得するのはとても難しいだろう」

    「もちろん、今はすべての焦点を2018年に注いでいるけど、チームのチャンピオンシップでのポジションを改善するために残り3戦ではできるだけ多くのポイントを獲りたい。でも、僕たちはそのひとつを最後尾からスタートする。他でポイントを獲得できることを願おう」

    フェルナンド・アロンソは、リタイアするまでマクラーレン・ホンダがフォース・インディアとルノーと戦えたことに驚いたと認める。

    「スタートはロケットのようだったよ! すぐにカルロスを抜いて、オコンに接近したけど、1周目の残りではポジションを守ることに費やされてしまった。その後、ポジションは少し安定したし、僕たちは余裕でポイントを獲得できたと思う。予想よりも競争力のある週末だったし、それはポジティブなことだけど、ポイントを獲得できず残念だ」

    「エンジンがパワーを失ったと感じたときは、信じられなかったよ。鈴鹿では最後尾からスタートして15~16番手を走っていたけど、何も起こらなかったし、エンジンは完璧に走っていた。ここでは7番手を走っていてエンジンが故障した。自分の運が信じられないよ・・・」

  • マクラーレン・ホンダ:F1アメリカグランプリ 決勝レポート

    マクラーレン・ホンダ:F1アメリカグランプリ 決勝レポート

    マクラーレン・ホンダは、F1アメリカグランプリの決勝で、ストフェル・バンドーンが11位完走。フェルナンド・アロンソはMGU-Hの問題により、リタイアでレースを終えた。

    マクラーレン・ホンダは信頼性の問題に悩まされ、F1アメリカポイントをポイント圏外で完走するという残念な結果となった。

    今朝、ストフェル・バンドーンのMGU-Hに問題があることが発覚。ピットレーンが開く前にMGU-Hだけを交換する時間が十分になかったため、パワーユニット一式を交換することをチームとして決断した。このため、金曜日の朝に行ったICE(内燃機関)の交換に伴う元々の5グリッド降格ペナルティーに加えて、ストフェル・バンドーンのスタートポジションがさらに25グリッド下がる結果となった。

    ストフェル・バンドーンは最後尾からすばらしいスタートを切り、1周目に前を走る3台のマシンをオーバーテイクすると、徐々にポジションを上げ始めた。今回初めてレースに臨むコースで見事なバトルを繰り広げ、マーカス・エリクソン(ザウバー)、ケビン・マグヌッセン(ハース)およびランス・ストロール(ウィリアムズ)をオーバーテイクした(※ストロールには、その後、最終ラップで抜き返される)。最終的にはストフェル・バンドーンは果敢な走りをみせながらも、入賞を僅差で逃す12位で完走。今日のレースで彼の努力が報われることは、ほとんどなかった。

    一方、フェルナンド・アロンソは、レース開始前にペナルティーを受けることはなかったものの、彼も信頼性の問題に悩まされた。ストフェル・バンドーンと同様に力強いスタートを切ったフェルナンド・アロンソは、周辺のマシンとの差を維持し、1回目のピットストップを行うまでは堅実なペースをみせてした。ただ残念ながら、8番手(前方のフェリペ・マッサ(ウィリアムズ)がまだピットストップを行っていなかったため、実質7番手)で走行していた24周目にパワーを失い、マシンをリタイアせざるを得まなかった。この問題は、後にMGU-Hの不具合と診断された。

    フェルナンド・アロンソ (リタイア)

    「今日は、ポイントを獲得するに値する走りをしたと思う。予選をいいかたちで進めたし、決勝では好スタートを切って、いいレースをしたものの、その努力が報われることはなかった。ただ僕たちとしては、すばらしいパフォーマンスが披露できたと思っている。ストレートを走行中に、パワーを失った。パワーユニット内で振動を感じたが、非常に奇妙なことが起こっていたように思う。本当に残念だ。ここ数戦でずいぶんポイントを失った。おそらく15~20ポイントぐらいだと思うが、それを獲得できていれば、チャンピオンシップ争いにおける自分自身とチームの順位も少しは上がっていたかもしれない。今日は7番手を走行しており、自分たちの手で勝ち取ったポジションだっただけに、とりわけ痛みを伴う結果だ。今季も残り3戦となった。ガレージのメンバーはマシンをちゃんと準備するために日夜仕事に励んでいるので、ドライバーである僕はいい仕事をしたいと切に願っている。今朝も彼らはストフェルのパワーユニットを交換しなければならず、マクラーレンとホンダのメンバーが一緒にその作業をしていた。その後、彼らはレースに向けて準備をし、完ぺきなピットストップを実施してくれた。今日は本当に惜しいチャンスを逃した」

    ストフェル・バンドー (12位)

    「実際、今日は僕にとってはかなりエキサイティングなレースだった! ポイント獲得には至らなかったものの、難しい予選と最後尾からのスタートという逆境に遭遇しながらも、非常にいいパフォーマンスを披露できたと思う。コーナーで何度もオーバーテイクをしたが、ストレートでのスピードが不十分であることを考えると、予想外のパフォーマンスだったのかもしれない。戦略はよかったし、コース上でいいバトルを展開することができた。自分のペースには満足しているし、今日は自分たちのポテンシャルを最大限に引き出すことができたと思う。ポイントを僅差で逃したことは残念だ。ただ、今日はペナルティーにより最後尾からスタートしたので、苦しいレースになることは分かっていた。コース上でオーバーテイクをし、自分たちの競争力がそこそこあるときには励みになるし、常に満足感が得られる。残りの数戦がどういう展開になるのかはそれぞれの状況次第だと思う。一部のコースは、ほかのコースよりも僕たちのマシンに合っていることは分かっている。とにかく、今回はポイントを獲得すべきコースだったと思う。メキシコでさらにペナルティーを受けることはないとは言いきれないが、どうなるのかみてみよう。そして、どんなチャンスも最大限に活かせるようにしたいと思う」

    エリック・ブーリエ (マクラーレン・ホンダ レーシングディレクター)

    「今日は、両ドライバーの才能をこの目で確認しながらも、それが結果に結びつかない残念なレースだった。フェルナンドは見事なスタートを切り、1回目のピットストップを行うまでの第1スティントは集団の中でいいペースを維持していた。彼には7位もしくは6位で完走し、チームにとって価値あるポイントを獲得する能力があった。それが、今週末を通してストフェルのマシンで直面した数々の問題に加えて、今度はフェルナンドのマシンにMGU-Hの不具合が生じたことによって、そのチャンスが奪われた。今年のアメリカGPでは大いにポテンシャルがありながらも、フェルナンドが幸運に見舞われることはなかったように思う。それは、我々全員にとって胸が張り裂ける結果だ。一方のストフェルは、MGU-Hに不具合があることが今朝発覚し、レースに間に合うように彼をコース上に送り出すにはパワーユニット一式を交換する必要があったことから、元々の5グリッド降格ペナルティーに加えて、さらに25グリッド降格ペナルティーを受けた。その結果、ストフェルは最後尾からのスタートとなり、入賞はほぼ不可能な状況だった。それでもストフェルは今回初めてレースをするサーキットで、テレビ画面には映し出されなかったものの、果敢なオーバーテイクを4回以上行うという見事な走りをした。今季残り数戦の内の1つが開催されたこのサーキットでは、もっと前向きな結果を期待していただけに、こういった問題によって力強い結果を出すチャンスが奪われたことは非常に残念だ。今日フェルナンドのマシンに不具合が発生したことで、次のメキシコ戦も厳しいレースとなるが、我々は戦い続ける」

    長谷川祐介 (ホンダ F1プロジェクト総責任者)

    「ポイント獲得を期待して迎えた今回のアメリカグランプリですが、信頼性の問題によりノーポイントと、非常に残念なかたちで終えることとなりました。ストフェルについては今日の午前にMGU-Hの問題が見つかったため、エンジン交換を行いました。そのペナルティーにより最後尾からのスタートとなりましたが、いくつものオーバーテイクを決めて12番手まで追い上げをみせてくれました。いいペースで走っていただけに、最終的にもう少しでポイント獲得に至らなかったことは悔しく感じています。フェルナンドは今日も素晴らしいスタートを決め、その後もライバルからポジションを守り続けましたが、こちらも途中でMGU-Hのトラブルが発生してしまい、レースを終えることとなりました。ここ最近では比較的安定していたパワーユニットの信頼性の問題が、この週末に複数発生してしまったことを非常に残念に思っています。次のレースが来週末に迫っていることもあるので、HRDさくらと一緒になり、早急に原因の分析を進めます」

    関連:F1アメリカグランプリ 結果:ルイス・ハミルトンが今季9勝目

  • ホンダF1 「我々のパワーユニットの信頼性問題が入賞を犠牲にした」

    ホンダF1 「我々のパワーユニットの信頼性問題が入賞を犠牲にした」

    ホンダのF1プロジェクト総責任者を務める長谷川祐介が、マクラーレン・ホンダのF1アメリカグランプリの決勝を振り返った。

    F1アメリカグランプリで両方のクルマのMGU-Hに問題が発生。レース前にはストフェル・バンドーンのMGU-Hにトラブルが見つかり、交換によるペナルティでバンドーンは最後尾からのスタートを強いられた。

    フェルナンド・アロンソは、スタートから素晴らしい走りを見せていたが、同じくMGU-Hに問題が発生したことでリタイアを強いられた。ストフェル・バンドーンは12位でレースをフィニッシュしている」

    「ポイント獲得を期待して迎えた今回のアメリカグランプリですが、信頼性の問題によりノーポイントと、非常に残念なかたちで終えることとなりました」と長谷川祐介はコメント。

    「ストフェルについては今日の午前にMGU-Hの問題が見つかったため、エンジン交換を行いました。そのペナルティーにより最後尾からのスタートとなりましたが、いくつものオーバーテイクを決めて12番手まで追い上げをみせてくれました。いいペースで走っていただけに、最終的にもう少しでポイント獲得に至らなかったことは悔しく感じています」

    「フェルナンドは今日も素晴らしいスタートを決め、その後もライバルからポジションを守り続けましたが、こちらも途中でMGU-Hのトラブルが発生してしまい、レースを終えることとなりました」

    「ここ最近では比較的安定していたパワーユニットの信頼性の問題が、この週末に複数発生してしまったことを非常に残念に思っています。次のレースが来週末に迫っていることもあるので、HRDさくらと一緒になり、早急に原因の分析を進めます」

    関連:F1アメリカグランプリ 結果:ルイス・ハミルトンが今季9勝目

  • ストフェル・バンドーン 「かなりエキサイティングなレースだった!」

    ストフェル・バンドーン 「かなりエキサイティングなレースだった!」

    マクラーレン・ホンダのストフェル・バンドーンは、F1アメリカグランプリの決勝レースを12位で終えた。

    午前中にMGU-Hに不具合が発覚したことで、交換により最後尾グリッドからのスタートとなったストフェル・バンドーンは、コース上で多くのオーバーテイクをみせて11位でフィニッシュ。惜しくもポイントには手が届かなかった。

    「実際、今日は僕にとってはかなりエキサイティングなレースだった!」とストフェル・バンドーンはコメント。

    「ポイント獲得には至らなかったものの、難しい予選と最後尾からのスタートという逆境に遭遇しながらも、非常にいいパフォーマンスを披露できたと思う。コーナーで何度もオーバーテイクをしたが、ストレートでのスピードが不十分であることを考えると、予想外のパフォーマンスだったのかもしれない。戦略はよかったし、コース上でいいバトルを展開することができた。自分のペースには満足しているし、今日は自分たちのポテンシャルを最大限に引き出すことができたと思う。ポイントを僅差で逃したことは残念だ。ただ、今日はペナルティーにより最後尾からスタートしたので、苦しいレースになることは分かっていた」

    「コース上でオーバーテイクをし、自分たちの競争力がそこそこあるときには励みになるし、常に満足感が得られる。残りの数戦がどういう展開になるのかはそれぞれの状況次第だと思う。一部のコースは、ほかのコースよりも僕たちのマシンに合っていることは分かっている。とにかく、今回はポイントを獲得すべきコースだったと思う」

    「メキシコでさらにペナルティーを受けることはないとは言いきれないが、どうなるのかみてみよう。そして、どんなチャンスも最大限に活かせるようにしたいと思う」

    関連:F1アメリカグランプリ 結果:ルイス・ハミルトンが今季9勝目

  • フェルナンド・アロンソ 「今日は本当に惜しいチャンスを逃した」

    フェルナンド・アロンソ 「今日は本当に惜しいチャンスを逃した」

    フェルナンド・アロンソは、F1アメリカグランプリの決勝レースをパワーユニットのトラブルによりリタイアで終えた。

    8番グリッドからスタートしたフェルナンド・アロンソは、スタートで1つ順位を上げて入賞圏内を走行していた。しかし、レースが中盤に差し掛かるとしてた25周目、MGU-Hにトラブルが発生したことでリタイアを余儀なくされた。

    「今日は、ポイントを獲得するに値する走りをしたと思う。予選をいいかたちで進めたし、決勝では好スタートを切って、いいレースをしたものの、その努力が報われることはなかった」とフェルナンド・アロンソはコメント。

    「ただ僕たちとしては、すばらしいパフォーマンスが披露できたと思っている。ストレートを走行中に、パワーを失った。パワーユニット内で振動を感じたが、非常に奇妙なことが起こっていたように思う。本当に残念だ。ここ数戦でずいぶんポイントを失った。おそらく15~20ポイントぐらいだと思うが、それを獲得できていれば、チャンピオンシップ争いにおける自分自身とチームの順位も少しは上がっていたかもしれない。今日は7番手を走行しており、自分たちの手で勝ち取ったポジションだっただけに、とりわけ痛みを伴う結果だ」

    「今季も残り3戦となった。ガレージのメンバーはマシンをちゃんと準備するために日夜仕事に励んでいるので、ドライバーである僕はいい仕事をしたいと切に願っている。今朝も彼らはストフェルのパワーユニットを交換しなければならず、マクラーレンとホンダのメンバーが一緒にその作業をしていた。その後、彼らはレースに向けて準備をし、完ぺきなピットストップを実施してくれた」

    「今日は本当に惜しいチャンスを逃した」

    関連:F1アメリカグランプリ 結果:ルイス・ハミルトンが今季9勝目

  • フェルナンド・アロンソ、エンジントラブルでリタイア / F1アメリカGP

    フェルナンド・アロンソ、エンジントラブルでリタイア / F1アメリカGP

    マクラーレン・ホンダのフェルナンド・アロンソは、F1アメリカグランプリの決勝をエンジントラブルによりリタイアで終えた。

    8番グリッドからスタートしたフェルナンド・アロンソは、スタートで1つ順位をあげて7番手でレースを展開。その後、後方から追い上げてきたマックス・フェルスタッペン(レッドブル)に抜かれはしたものの、8番手をキープしてレースを展開していた。

    フェルナンド・アロンソのストレートでの速度は約280km/h、追いかけるセルジオ・ペレスは約300km/h。そのような状況で果敢な走りをみせていた。

    しかし、25周目にエンジンにトラブルが発生。レースをリタイアすることになった。「すべてが順調に進めばポイント獲得に向けて大きなチャンスがある」と語っていたフェルナンド・アロンソは無線で「6ポイントを失った」と悔しさを露わにした。