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  • ストフェル・バンドーン、F1アメリカGPで5グリッド降格が確定

    ストフェル・バンドーン、F1アメリカGPで5グリッド降格が確定

    マクラーレン・ホンダのストフェル・バンドーンは、F1アメリカGPの週末を前にICE(内燃エンジン)を交換。5グリッド降格ペナルティを受けることが確定した。

    ストフェル・バンドーンは、前戦日本グランプリ終了時点で、ICEとMGU-Kが7基目、MGU-Hとターボチャージャが10基目、エネルギーストアとコントロールエレクトロニクスが6基目に達していた。

    だが、ストフェル・バンドーンのホンダエンジンはすでにかなりの走行距離を走っており、8基目のエンジン交換を余儀なくされた。現時点でそれ以外のコンポーネントは変更されていない。

    フェルナンド・アロンソは、2週間前の鈴鹿でレースをしたエンジンを搭載する予定となっている。

    サーキット・オブ・ジ・アメリカズはエンジンパワーの影響度が少なく、ホンダは残り4戦の中でもポイント獲得のチャンスが大きいレースだと考えている。

    関連:2017 F1アメリカGP テレビ放送時間&タイムスケジュール

  • ホンダF1 「F1開発部門の再編成が信頼性の向上に繋がった」

    ホンダF1 「F1開発部門の再編成が信頼性の向上に繋がった」

    ホンダは、F1開発部門の再編成とスタッフの増強が信頼性の向上に繋がったと考えている。

    2015年にマクラーレンのパートナーとしてF1に復帰して以来、ホンダはパフォーマンスと信頼性不足という問題に苦しんでいる。

    今シーズンに向けて、ホンダはF1エンジンのコンセプトを一新したが、プレシーズンテストでさらにトラブルが多発。しかし、夏休み後には状況は改善に向かっている

    ホンダのF1プロジェクト総責任者を務める長谷川祐介は、F1開発部門の人員を増強して以降、その成果が表れてきていると述べた。

    「信頼性ははるかに良くなっています」と長谷川祐介は Autosport にコメント。

    「これはシーズン開幕で組織を変更するという決定から来ています。我々は多くの問題を抱えていました。それで我々はエンジニアを増やし、何名かエンジニアを入れ替え、開発部門の再編を行いました」

    「改善は自然なことです。我々はシーズン前に開発をスタートしましたし、パフォーマンス向上は8か月の作業か来ています」

    長谷川祐介は、シーズン前の組織変更の後、4月と5月にさくらでさらに小さな変更があったと付け加えた。

    「我々は量産部門から開発にエンジニアを連れてきました。加入してすぐに機能しないことはわかっていましたし、時間がかかると思っていました」

    マクラーレン・ホンダは、前戦日本グランプリでポイントを獲得することはできなかった。しかし、フェルナンド・アロンソは最後尾の20番グリッドから11位でレースをフィニッシュ。長谷川祐介は“まともなパフォーマンス”と“中団でレースをできたこと”に励まされたと述べた。

    「我々はウィリアムズ、ハース、ルノーとレースをしています。ある段階では彼らよりも速かったです」と語る長谷川祐介は、今週末のオースティンでのレースでも“鈴鹿と同等レベルのパフォーマンス”を発揮できると予想している。

  • トロ・ロッソ 「ホンダとの契約は大きなチャンス」

    トロ・ロッソ 「ホンダとの契約は大きなチャンス」

    トロ・ロッソのテクニカルディレクターを務めるジェームス・キーは、ホンダとの新しいパートナーシップはF1での野心を達成するための“解放”を与えてくれると述べた。

    ホンダは、マクラーレンとのパートナーシップを解消。マクラーレンのためにルノーのカスタマー枠を開けることになったトロ・ロッソは、2018年からホンダのF1パワーユニットを搭載することになった。

    フォース・インディやザウバーで手腕を発揮してきたジェームス・キーは、ホンダとの契約はトロ・ロッソにとって大きなチャンスだと述べた。

    「非常にエキサイティングな気分だ」とジェームス・キーは Autosport にコメント。

    「実際、解放のようなものだ。チームと次のステップを踏み出すために常に望んでいるようなことであり、これまでは可能ではなかったことだ」

    「大きなチャレンジだし、企業にとって大きな責任でもある。サプライヤーではなく、パートナーを持つのは素晴らしいことだ」

    「実際、プロジェクト全体について話すことができるし、全体的にベストなソリューションが何かを練り上げていくことができる」

    マクラーレン・ホンダのパートナーシップでは、英国のチームと日本のメーカーとのしばしばコミュニケーションの質が取り沙汰されてきた。

    「コミュニケーションの流れは、本当にいいと言わなければならない。彼らは要求や質問に素早く対応することができる」

    「彼らは利用できる多くの情報を持っているように思う。手元にあるものそうだし、特定のデータが必要な場合にはかなり素早く見つけることができる」

    「技術面で多くの議論を行っている。彼らはそれを支持しているし、コミュニケーションはとてもうまくいっている」

    トロ・ロッソとホンダの契約は、チームが2018年のシャシーの作業を開始した後にまとまったが、ジェームス・キーは、2015年後半に1年落ちのフェラーリの契約がまとまった際よりもはるかに良い状況だと語る。

    「我々は、遅い決定や方向性の変化に対処するためにチーム内で柔軟性や回復力を高めてきた。予想できたときもあれば、そうではないときもあった」

    「これまで何もそのようなことを経験してきたので、我々はプランニングで非常に先を見越しているし、できる限り多くを事前に計画している。もし何かが起こるようであれば、舞台裏でシナリオについてすぐに話を始めていく」

    「2015年のフェラーリとの状況よりは数カ月早い。やらなければならない作業はたくさんあるが、対処するのははるかに簡単だ」

  • マクラーレン・ホンダ:F1アメリカグランプリ プレビュー

    マクラーレン・ホンダ:F1アメリカグランプリ プレビュー

    マクラーレン・ホンダは、F1アメリカGPをポイント獲得のチャンスが大きいレースだと想定している。

    サーキット・オブ・ジ・アメリカズは、スタートから1コーナーにかけてが特徴的。序盤のアップヒルを抜けると、ポールポジションから3~4台が並んでコーナーに飛び込むことも珍しくない。さまざまなライン取りが可能なレイアウトでオーバーテイクのチャンスも多く、高速でテクニカルなレースが繰り広げられる。

    フェルナンド・アロンソ

    「僕たちのパッケージが本来持っているペースを発揮できず、フラストレーションのたまる2戦だったが、米国へ向かうのは楽しみにしている。米国のファンはとても情熱的かつ熱狂的で、今年のインディ500参戦の際は素晴らしい時間を過ごしたし、オースティンでの雰囲気も楽しみだ。サーキット・オブ・ジ・アメリカズは本当に楽しいコースで、すべてのセクターが異なる性質を持っているし、時間とともに変化する路面コンディションに合わせ、セットアップを変更していくという点で、ユニークなチャレンジになる。さらに、他よりもコース幅が広く、オーバーテイクのチャンスもあると思うので、日曜にそれができればと願っている。米国では楽しい時間を過ごし、いい思い出がたくさんある。オースティンでは、結果が出ない中でも続けてきた努力が実を結び、勢いが加速すればうれしいし、持てる力をすべて出しきればポイント獲得が可能だと思う。さまざまな要素を考慮しなければならないし、オースティンではここ数年トラック内外でかなり多くのドラマが生まれている。何が起こるかは分からないが、チャンスを逃さずに取り組めばいい結果が出ると前向きに考えている」

    ストフェル・バンドーン

    「米国・メキシコの2連戦で、未経験のコースを走れるのをとても楽しみにしている。多くのドライバーからサーキット・オブ・ジ・アメリカズはさまざまな要素を持った人気のコースだという評判を聞いている。また、オースティンへはここ数年リザーブドライバーとして訪れているが、とてもいい都市で、中心部のロケーションや、地元のレストランは素晴らしい。未経験のコースに行くのは、たしかに経験済みの場所で走るのとは違うが、必要以上にナーバスになることはない。どのグランプリでも、いつもと同じようにエンジニアと準備に取り組んでいるし、現実の世界で走ったことはなくとも、シミュレーターでは十分に走りこんでいる。だから、金曜にはすぐセットアップに取り組めるし、できるだけ早くコースへ出たいと思う。僕にとっては、マレーシア、シンガポールとポジティブなレースが続いていたが、日本ではスタートの不運により順位を下げてしまい、残念な結果になった。今回のオースティンは、エンジンパワーの影響度から見ると、僕たちにとっては相性がよさそうだが、広い幅のコーナーはやっかいだし、カギは一周を通じてバランスを保てるセットアップを見つけることだと思う。オーバーテイクのチャンスも多くありそうだし、いい結果が得られればと思う」

    エリック・ブーリエ (マクラーレン・ホンダ レーシングディレクター)

    「アメリカグランプリは2012年にサーキット・オブ・ジ・アメリカズで開催されるようになって以来、とても評判が良く、今やF1カレンダーの中でも代表的なイベントになりつつある。オースティンはすばらしい街で、ファンもチームも楽しめる要素がたくさんあるし、人々は素晴らしい雰囲気で迎えてくれる。ドライバーにとっては、素晴らしいコースでの戦いが待っており、私も多くのファンと同様に新型マシンがロングストレートやコーナーセクションでどのような走りを見せるのか、楽しみで仕方ない。上り坂を駆け上がって1コーナーへ向かっていくマシンの姿は、アメリカグランプリを象徴する光景の一つと言える。さまざまな要素を持つこのサーキットではいつも素晴らしいレースを見られるし、変わりやすい天候もレースを面白いものにしてくれると思う。F1の主催者は米国の会社なので、その“ホーム”で彼らがどんな企画を用意しているのか楽しみだし、エキサイティングで素晴らしい週末になると期待している。米国のF1ファンは毎年増えているようにも感じる。オースティンの雰囲気はいつも最高で、温かく迎えてくれるので、どのチームも米国に来るのを楽しみにしている。ファンにも、ドライバーにとっても、サーキット・オブ・ジ・アメリカズはレースをするのに最高の場所だろう」

    長谷川祐介 (ホンダ F1プロジェクト総責任者)

    「アジアでの連戦を終えたシーズンはここから終盤戦を迎えますが、次は南北アメリカ大陸での連戦に向かいます。マクラーレン・ホンダとして最後のホームグランプリとなった鈴鹿は、我々にとってはほろ苦い結果になりました。週末を通してそれなりの速さを見せられていただけに、ストフェルの第2コーナーでの接触等の不運により、最終的にホームのファンの前でポイント獲得に至らなかったことは残念でした。ただ、フェルナンドが見せた最後まで諦めない走りは、先々のレースに向けてチーム全員に勇気を与えるものでした。今週末のアメリカグランプリが行われるサーキット・オブ・ジ・アメリカズは、2012年に作られた比較的新しいサーキットで、大きな高低差の中に、低速・中速・高速と、バリエーションに富んだコーナーを持つテクニカルなレイアウトです。特に第1セクターは、坂を駆け上がった先の第1コーナーの後に、シルバーストンや鈴鹿に似たS字の高速コーナーが配されており、エキサイティングな展開が予想されるレースの中でも、見所の一つになると思います。パワーユニットとしては、コーナーが連続する箇所が多いので、特にドライバビリティーのセッティングが重要になってくると考えています。今回のレースは、我々のマシン特性を考慮すると残り4戦の中でも、特に我々にとってポイント獲得のチャンスが大きいレースだと想定しており、高いモチベーションで臨みます」

    関連:2017 F1アメリカGP テレビ放送時間&タイムスケジュール

  • ピエール・ガスリー 「ホンダとの経験は2018年のF1で役立つはず」

    ピエール・ガスリー 「ホンダとの経験は2018年のF1で役立つはず」

    ピエール・ガスリーは、スーパーフォーミュラでホンダと仕事をしてきた経験が2018年のF1で役に立つと考えている。

    今年のF1マレーシアGPでトロ・ロッソでF1デビューを果たしたピエール・ガスリーは、今週末のF1アメリカGPを欠場して、日本でスーパーフォーミュラに参戦し、タイトル獲得を目指す。

    レッドブルは、2018年のトロ・ロッソの新しいエンジンパートナーであるホンダの要請を受け入れ、ピエール・ガスリーをリリースすることに同意した。

    「ホンダがトロ・ロッソに到着したときには、すでにホンダと仕事をしている僕には明らかにプラスになるだろう」とピエール・ガスリーはコメント。

    「彼らの文化は明らかにとても異なるものし、コミュニケーションや作業方法も異なる」

    「今シーズン、彼らとの仕事を仕方をうまく理解するにはしばらく時間がかかったけど、今ではコミニュケーションの取り方をはるかにわかるようになっている」

    「彼らはあまりハードでダイレクトなコミニュケーションには慣れていない」

    「日本人は、責任を負うことなく建設的なやり方でコミニュケーションをとることを好む。彼らは合意に至っていなくてもすべてにイエスと言う傾向がある。だから、同じ考え方をしているかを確かめるために10回くらい確認をとらなければならないこともある」

    「この経験を生かして、2018年にF1で彼らと進化する機会を得られることを願っている」

    ピエール・ガスリーは、ホンダのような日本の企業は決断を下しのに時間がかかるとも述べた。

    「彼らはヒエラルキー(階層組織)を非常に重要視している。上司がゴーサインを出さない限り、何も動かすことができない。意思決定が僕たちほど速くはない」

    「日本で彼らと本当に良い一年を過ごせた。彼らとレースに勝ち、僕たちの関係をうまく発展させることができた。今では彼らから大きなサポートを得られているし、大きな喜びを与えてもらっている。シーズン序盤は必ずしもそうではなかった」

    ピエール・ガスリーは、マクラーレンとの厳しい3年間を終えるホンダが、トロ・ロッソとの新しいプロジェクトを成功に導いてくれると信じている。

    「そうだね、僕はこのプロジェクトを信じている。彼らはプロフェッショナルだし、成功する能力があることを示すことを望んでいる」

    「マクラーレンと厳しいパートナーシップを経験したことは、おそらく彼らにとって名誉の問題だ。過去2年間と比較してこの6ヵ月で彼らは著しい進歩を遂げている」

    「もちろん、他のエンジンメーカーとのギャップは一晩で縮まるものではないし、2018年の序盤にはトロ・ロッソとホンダがどの位置にいるか見てみるつもりだ。時間がかかることだ」

    「でも、彼らは多くの投資をしている。僕はエンジニアではないし、メルセデスの秘密もわからないけど、ホンダは魔法のレシピを見つけるために懸命に仕事をしなければならない」

    「僕にできることは、僕たちが持っているものを最大限に生かし、パッケージを最適化して、建設的なままでベストな関係を維持していくことだけだ」

  • マクラーレン 「ホンダとの決別は正しい決断だった」

    マクラーレン 「ホンダとの決別は正しい決断だった」

    マクラーレンの共同オーナーであるマンスール・オジェは、マクラーレンとホンダの決別は両当事者にとって正しい決断だったと考えている。

    2015年に新生マクラーレン・ホンダとしてパートナーシップを開始されたが、過去3年間の結果は期待に届くものではなかった。

    マクラーレンは、今シーズン限りでホンダとの契約を解消し、2018年からルノーにパワーユニットを変更する。

    マンスール・オジェは、マクラーレンとホンダのパートナシップを“妥協できない相違”のある結婚に例え、ホンダと決別するという決断は正しい決断だったと考えている。

    また、ホンダはこの3年間でマクラーレンの素晴らしいパートナーになれるあらゆる手を尽くしてくれたと考えており、2018年にトロ・ロッソのサプライヤーとしてF1に残ることを嬉しく思っていると述べた。

    「厳しかったことを説明する必要はないと思う」とマンスール・オジェは GP Gazette にコメント。

    「彼らにとっても厳しいことだった。努力が不足していたわけでも、我々の努力が不足してわけでもないと思う。とにかく、うまくはいかなかった」

    「彼らにとって良いことではないのは明らかだし、我々にとっても良いことではない。あのようなケースでは、それぞれに別のことにトライしなければならない。彼らにとってうまくいくことを願ってるし、我々にとってもうまくいくことを願っている」

    「彼らが偉大なコンペティターになるかもしれないことを忘れてはならない。彼らがスポーツに留まることを嬉しく思っている。だが、パートナー間で状況がうまくいかないときもある」

    「結婚などの妥協できない相違のようなものだ。我々が別々の道に進むことは正しい決断だと思う。だが、チームとして我々は変化を楽しみにしている」

    「彼らはできるだけのことをやってくれた。そして、我々もできる限りのことをした。そして、うまくいかなかった。彼らにとっても、我々にとっても、結果として起こった。我々は同じ苦境に陥っている」

  • マクラレーン 「アロンソの将来の計画はまもなく明らかになる」

    マクラレーン 「アロンソの将来の計画はまもなく明らかになる」

    マクラーレンのエグゼクティブディレクターを務めるザク・ブラウンは、フェルナンド・アロンソの将来の計画はまもなく明らかになるとし、F1へのコミットメントが許す限りは、フェルナンド・アロンソが他のシリーズでレースをすることが可能になることを示唆した。

    F1アメリカグランプリに先立ち、ザク・ブラウンは「我々は新しいパワーユニットパートナーとの契約が完了している」とコメント。

    「我々はここでフェルナンドとともにポジティブな結論を得られ、あまり長くならないことを期待している」

    「彼は木曜日に(サーキット・オブ・ジ・アメリカズで)FIA記者会見に出席するが、何かを発表する前に契約を完了させなければならない」

    フェルナンド・アロンソは、マクラーレンが2018年からホンダからルノーにパワーユニットを切り替えることを発表した直後にマクラーレン残留を発表すると期待されていたが、シンガポール、マレーシア、日本でのレースでは交渉が後回しにされたようだった。

    両当事者間で契約の微調整を行っていることも示唆されていたが、マクラーレンは問題を解決し、フェルナンド・アロンソの野心を叶えられるプラットフォームを提供したいと考えているようだ。

    「我々全員が知っているように、フェルナンドは3冠を達成したいという願望を持っている。彼は毎週末レースをしたいと思うような純粋なレーサーであり、他のレースに挑戦したいという願望を持っている」

    「時期、場所が適切であれば、我々は彼とやっていくことにオープンであるのは確かだ。また、そのシナリオが彼のF1への取り組みを補完し、F1プログラムに害を及ぼすものでなければ、非常に限られた基準で他のレースで競争することを彼に許可することにもオープンだ」

    フェルナンド・アロンソは、今年のインディ500に参戦し、エンジン故障でリタイアするまでは素晴らしいパフォーマンスを見せていた。また、アメリカで過ごした5月には多くのメディアやファンを獲得している。

    「我々が許可しないのは、複数のレースシリーズで走ることだ。だが、インディのように、1回限りの機会の場合は、基本ケース・バイ・ケースで参戦を許可するだろう」

    一方、ザク・ブラウンは、2019年にもマクラーレンがインディカーにフル参戦するとの報道を否定。そのようなプロジェクトのための3つの基準を打ち出した。

    「我々がF1プログラム以外の活動に関与するときは、F1への取り組むを損なわないようにする必要がある」とザク・ブラウンはコメント。

    「第2に我々は競争力がなければならない。そして、第3に商業的に実行可能でなければならない」

    「現在、我々がやっている全てのことと一緒に、インディカーについて考えることに多くの時間を費やすことは、我々のF1への取り組みを損なうことになる。インディカーチームを築いていくには何年もかかると言っておきたい」

  • フェルナンド・アロンソ 「F1キャリアにおける選択には後悔していない」

    フェルナンド・アロンソ 「F1キャリアにおける選択には後悔していない」

    4年間優勝から遠ざかっているフェルナンド・アロンソだが、F1キャリアにおける自分の選択に後悔はしていないと語る。

    元F1ワールドチャンピオンのニコ・ロズベルグは、フェルナンド・アロンソが2006年以降にタイトルを獲得できないのは自分自身の責任だと述べていた。

    しかし、フェルナンド・アロンソは、ニコ・ロズベルグとは異なる意見を持っており、当時のF1の環境を考れば正しい選択だったと主張する。

    「自分が下した決断にはまったく後悔はしていない」とフェルナンド・アロンソはコメント。

    「何度も言っているけど、毎回、僕はベストな選択、最も論理的な選択をしてきた。残念ながら、僕は水晶玉は持っていない」

    2度のワールドチャンピオンであるフェルナンド・アロンソは、自身の過去の決断と、他のドライバーがそれぞれのキャリアにおいて経験した決断を比較して説明した。

    「僕に起きたことは、うまくいかなかったメルセデス時代のミハエル・シューマッハに起きたことと同じだ」とフェルナンド・アロンソはコメント。

    「ルイス・ハミルトンでさえ、メルセデスに移籍した最初の年はあまりよくなかった」

    「僕は、ルノー、マクラーレン、フェラーリで走ったことを誇りに思う。これらのチームに移籍したとき、誰も僕の選択を批判する人や悪い決断だと言う人はいなかった」

    「振り返れば、違ったものなっているけど、自分が所属していたチームを誇りに思っている」

  • ホンダF1 「アロンソに良いエンジンを与えられず申し訳ない」

    ホンダF1 「アロンソに良いエンジンを与えられず申し訳ない」

    ホンダのF1プロジェクト総責任者を務める長谷川祐介は、フェルナンド・アロンソに良いエンジンを提供できなかったことを残念に思うとしながらも、ホンダ内にはアロンソの度重なる厳しい批判を快く思っていない人々もいたと明らかにした。

    2015年に新生“マクラーレン・ホンダ”として大きな期待を背負ってF1に復帰したホンダだが、信頼性とパフォーマンス不足を改善することができず、今シーズン限りでマクラーレンとのパートナーシップに終止符を打つ。

    マクラーレン・ホンダのスタードライバーであるフェルナンド・アロンソは、頻繁にホンダのF1エンジンへの不満を露わにしていた。

    長谷川祐介は「アロンソは常に私にプレッシャーをかけてきました。クルマが悪い場合、彼が満足していないことを私に伝えることについて気をとがめることはありませんでした」と El Confidencial にコメント。

    「彼はいい人ですし、おそらく本当は私を叱るようなことはしたくなかったかもしれません・・・ですが、彼はそうしなければなりませんでした。結局のところ、彼はすべてを適切にすることを望んでいましたし、それについては肩身が狭い思いです」

    パドックの多くは、フェルナンド・アロンソがあまりに政治的だと批判する声もあるが、長谷川祐介は「アロンソは満足していないので我々を批判したのであり、彼がそうするのはごく正しいことです」と異なる見解を示した。

    フェルナンド・アロンソは、ホンダのF1エンジンの競争力のなさに失望と怒りを募らせ、無線で怒りを露わにした。2015年のF1日本GPでは、ホンダのF1エンジンを「GP2のエンジンだ」と非難し、今年のF1ハンガリーGPでは「恥ずかしい、とても恥ずかしい」と漏らしていた。

    長谷川祐介は、ホンダ内にはそんなフェルナンド・アロンソを快く思っていない人もいたと明かした。

    「もちろん、ホンダにはアロンソの姿勢に不満を抱いている者もいました」と長谷川祐介は認める。

    「ですが、私に関してはそれは問題ではありませんでした。私は彼に良いエンジンを与えられなかったことに非常に失望しています。個人的にはとても申し訳なく思っていますし、恥ずかしく、腹立たしくも思っています。ですが、F1では全員がハッピーになるのは難しいことです」

    長谷川祐介は、フェルナンド・アロンソとホンダの間の緊張関係は悪化していったと説明する。

    「結果が出ないことは、内部の調和という点では良いことではありませんでした。プロフェッショナルな観点で多くの問題がありました。彼は決して満足しておらず、良い作業関係を確立するのはとても難しかったからです」

    「もちろん、それは個人的なことではありません。アロンソは彼の仕事をしていますし、プロとして優れています。結局のところ、ドライバーは非常に感情的な人々ですし、彼らがそのような行動をとることを理解しなければなりません。私が最高のクルマを与えていたら、アロンソは不満ではなかっただろうか? そうですね、我々が不満を言うことができないのはそれが理由です」

    2015年のマクラーレン・ホンダの復活には大きな期待が寄せられていた。1980年代後半から90年代初期にかけてマクラーレン・ホンダは、アイルトン・セナとアラン・プロストを擁して黄金時代を築いた。

    「ホンダについての期待がそこまで高かったことは・・・それは我々の大きなミスです」と長谷川祐介は認める。

    「マクラーレンのとのプロジェクトがうまくいかなかったからというわけではなく、とにかく我々が期待に応えられませんでした。我々はあまりに野心的でしたし、2015年にはあまり準備ができていませんでした。我々は改善しましたが、リーダーシップはこれを予想していませんでした」

    結果が出せないこと、そして、マクラーレンと決別が、ホンダにネガティブなイメージを与えたことは疑いないことだ。その傷をさらに深くするのは、ホンダがF1で2番目に成功したマクラーレンから、レッドブルのBチームであるホンダにパートナーを変更するという事実だ。

    「ホンダのアイデンティティは、常に戦うことであり、降伏することではありません。我々は降伏するつもりはありません。そうでなければ、F1から撤退していたでしょう」と長谷川祐介は語る。

    実際、ホンダは、2018年にトロ・ロッソとともにトップ3入りを目指していると語っている。長谷川祐介は、ホンダが抱えている問題を理解していると語る。

    「基本的に2つの問題です。ひとつは我々のエンジンにパワーがないこと。そして、二つ目は我々が引き出すことのできるパワーが、我々が望んでいる方法で届けられていないことです」

  • ホンダF1 「アメリカグランプリは残り4戦で一番のチャンス」

    ホンダF1 「アメリカグランプリは残り4戦で一番のチャンス」

    ホンダのF1プロジェクト総責任者を務める長谷川祐介とマクラーレンのレーシングディレクターを務めるエリック・ブーリエが、F1アメリカグランプリへの意気込みとサーキット・オブ・ジ・アメリカについて語った。

    「アジアでの連戦を終えたシーズンはここから終盤戦を迎えますが、次は南北アメリカ大陸での連戦に向かいます」とホンダのF1プロジェクト総責任者を務める長谷川祐介はコメント。

    「マクラーレン・ホンダとして最後のホームグランプリとなった鈴鹿は、我々にとってはほろ苦い結果になりました。週末を通してそれなりの速さを見せられていただけに、ストフェルの第2コーナーでの接触等の不運により、最終的にホームのファンの前でポイント獲得に至らなかったことは残念でした。ただ、フェルナンドが見せた最後まで諦めない走りは、先々のレースに向けてチーム全員に勇気を与えるものでした」

    「今週末のUSグランプリが行われるサーキット・オブ・ジ・アメリカズは、2012年に作られた比較的新しいサーキットで、大きな高低差の中に、低速・中速・高速と、バリエーションに富んだコーナーを持つテクニカルなレイアウトです。特に第1セクターは、坂を駆け上がった先の第1コーナーの後に、シルバーストンや鈴鹿に似たS字の高速コーナーが配されており、エキサイティングな展開が予想されるレースの中でも、見所の一つになると思います。パワーユニットとしては、コーナーが連続する箇所が多いので、特にドライバビリティーのセッティングが重要になってくると考えています」

    「今回のレースは、我々のマシン特性を考慮すると残り4戦の中でも、特に我々にとってポイント獲得のチャンスが大きいレースだと想定しており、高いモチベーションで臨みます」

    マクラーレンのエリック・ブーリエは「USグランプリは2012年にサーキット・オブ・ジ・アメリカズで開催されるようになって以来、とても評判が良く、今やF1カレンダーの中でも代表的なイベントになりつつある」とコメント。

    「オースティンはすばらしい街で、ファンもチームも楽しめる要素がたくさんあるし、人々は素晴らしい雰囲気で迎えてくれる」

    「ドライバーにとっては、素晴らしいコースでの戦いが待っており、私も多くのファンと同様に新型マシンがロングストレートやコーナーセクションでどのような走りを見せるのか、楽しみで仕方ない。上り坂を駆け上がって1コーナーへ向かっていくマシンの姿は、USグランプリを象徴する光景の一つと言える。さまざまな要素を持つこのサーキットではいつも素晴らしいレースを見られるし、変わりやすい天候もレースを面白いものにしてくれると思う」

    「F1の主催者は米国の会社なので、その“ホーム”で彼らがどんな企画を用意しているのか楽しみだし、エキサイティングで素晴らしい週末になると期待している。米国のF1ファンは毎年増えているようにも感じる。オースティンの雰囲気はいつも最高で、温かく迎えてくれるので、どのチームも米国に来るのを楽しみにしている。ファンにも、ドライバーにとっても、サーキット・オブ・ジ・アメリカズはレースをするのに最高の場所だろう」

    関連:2017 F1アメリカGP テレビ放送時間&タイムスケジュール