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  • フェルナンド・アロンソ 「マクラーレン・ルノーでタイトルを争いたい」

    フェルナンド・アロンソ 「マクラーレン・ルノーでタイトルを争いたい」

    ホンダと戦うグランプリはまだ2レース残っているが、フェルナンド・アロンソはすでに来年のプレシーズンテストを見据えている。

    フェルナンド・アロンソは、マクラーレン・ホンダ時代がやうやく終わることに安堵しており、メキシコでルイス・ハミルトンとポジションを争ったことで、2018年にマクラーレン・ルノーが十分に戦えるという可能性を実感したと スペインのラジオ Cadena Ser に述べた。

    「彼と戦い続けたかったし、彼を倒したい」とフェルナンド・アロンソはコメント。

    「ハミルトンとベッテルの4度のワールチャンピオンに匹敵できるか? トライしてみるよ」

    「対等にやり合えることを期待している」

    「2006年から僕がタイトルを獲得していないのは事実だけど、今年のものも含めて4~5回はタイトルを獲得できていた可能性があると思う」

    フェルナンド・アロンソは、マクラーレンがホンダと決別し、ルノーにエンジンを変更すると決めて以降、突然、楽観的に語るようになった。

    「すでにルノーエンジンをテストすることを楽しみにしている」とフェルナンド・アロンソはコメント。

    「とてもフラストレーションが溜まっていたし、多くの忍耐が必要だった。でも、来年はとても競争力があると思う」

    「メキシコではフェルスタッペンがルノーエンジンで素晴らしいレースができることを僕たちは目にした」

    マクラーレンがルノーのパワーユニットを搭載することで、レッドブルと対等に戦えるようになるかと質問されたフェルナンド・アロンソは「僕たちは比較するものがないから難しい。でも、フィーリングはいい」とコメント。

    「外から見る限りでは、エンジンはとても良さそうだ。過去数戦で僕たちは空力パーツを導入して、それらはうまく機能している。僕たちには来年に競争力をつけるためのあらゆる要素が揃っている」

    「来年はハミルトンとタイトルを争えることを願っている」

  • ホンダ 「MotoGPやインディカーと同じようにF1で成功を収めたい」

    ホンダ 「MotoGPやインディカーと同じようにF1で成功を収めたい」

    ホンダは、MotoGPやインディカーと同じようにF1で成功することを究極の目標に掲げている。

    F1は世界で最大の人気を誇るモータースポーツであり、ホンダの動向にも大きな注目が集まっている。ホンダはF1以外にも様々なモータースポーツカテゴリーに参戦しているが、昨今のF1におけるホンダの苦戦は、他のカテゴリーでの成功が霞んでしまうことにもつながりかねない。

    ホンダのモータースポーツ部長である山本雅史は「確かに、F1以外のレースでの成功が霞んでしまうかもしれません。でも、多くの人がF1で戦うHondaを見て、話題にしてくれていますし、それがメディアなどへの露出につながっていることも事実です。確かに、現時点ではHonda F1に関するニュースで前向きなものはあまり多くありませんが、すべてのお客様とよりよいコミニュケーションを取るという点では意味があると思っています。もちろん、もっともっとよくしていかなくてはなりませんが」とHonda Racing F1のサイトでコメント。

    山本雅史はF1以外のカテゴリーにも携わり、ホンダは二輪・四輪ともに大きな成果を挙げている。

    「Hondaは世界最大の二輪車メーカーですから、マルク・マルケスがタイトル連覇を果たしたMotoGPをはじめ、WSB(スーパーバイク世界選手権)やAMAスーパークロス(米国)といったカテゴリーはとても重要です。さらには、トライアル世界選手権で11連覇という偉業を成し遂げた、トニー・ボウというライダーもいますし、二輪カテゴリーでも多岐に渡るレース活動をしているんです」

    「Hondaを魅力的なブランドであると思ってもらえることが大切なので、さまざまなカテゴリーを通じて二輪車ユーザーの皆さまへアピールをしていかなければなりません。Moto2クラスでのワンメイクエンジン供給なんていうこともやっているんですよ」

    「四輪カテゴリーでは、SUPER GT、スーパーフォーミュラ、インディカー、WTCC(世界ツーリングカー選手権)に参戦しています。Hondaは日本の会社ですから、国内のファンの皆さんへHondaのメッセージをお届けするためにも、国内シリーズへの参戦はとても重要です」

    「今季タイトル争いをしているSUPER GTとWTCCは、市販車ベースのマシンで戦うカテゴリーなので、お客さまは実際に売られているHondaのクルマがレースをする姿を見ることができます。これはフォーミュラカーのレースと大きく異なる点ですね。もちろん、フォーミュラでもHondaは長い歴史があり、参戦する意義は大きいと考えていますし、エンジニアとドライバーの能力を磨く実験室という意味合いもあります」

    今年、日本でスーパーフォーミュラに参戦したピエール・ガスリーは「スーパーフォーミュラは、Hondaとトヨタによる激しい戦いの舞台です。Hondaは大企業ですばらしい施設を持っていますが、なによりもエキサイティングなのは、働くみんなが情熱を持って取り組んでいるのを感じられる点です」とコメント。

    「彼らのモチベーションはとても高く、トップに立ちたいと本気で考えています。そういう大きな目標を持つ人々と仕事ができるのはうれしいことです」

    ピエール・ガスリーが「ダウンフォースについてはF1に最も近いマシン」と語るスーパーフォーミュラ。そこでマニュファクチャラーとともに働く経験が、彼のキャリアの中でも大きな成長につながったようだ。

    また、日本のファンについても質問されたピエール・ガスリーは「すごく熱狂的なんですよ!」と笑顔で語る

    「日本のファンはみんな本当に情熱的で、Hondaには特に大きな声援を送ってくれます。日本に来るまでこんなに人気だとは知りませんでした。どのレースウイークでも、人々の熱気を感じることができるんです」

    日本のファンから人気を集めるドライバーといえば、ジェンソン・バトンがいる。彼は、8月に行われた鈴鹿1000㎞でSUPER GTに初参戦。2009年のF1チャンピオンからしても厳しいレースだったそうだが、その経験をさらに深めたいと感じているようだ。

    「SUPER GTは僕にとってとても特別なカテゴリーでした。ここ数年ずっと注目してきましたし、3メーカーによる戦いが大好きなんです。マシンの見た目が違うので忘れがちですが、モノコックなど主要部品は共通化されています」とジェンソン・バトンは語る。

    「その中で、Hondaだけが、ミッドシップエンジンを採用しています。車両規定が同じDTM(ドイツツーリングカー選手権)のメルセデスやBMW、アウディはみんなフロントエンジンですし、日本でも日産とトヨタは同様です。だから、Hondaは適合させるためにかなりの労力を割かなければなりませんでしたし、ミッドシップが有利だとしてハンディウエイトも科せられています。でも、マシンは速くて、まるで“ビースト(野獣)”のようです」

    「Hondaチームと働いたのもいい経験になりました。参戦するのは5台ですが、ミーティングにはみんなが集まって情報を共有し、議論するんです。そして、3つのメーカーがしのぎを削って争う姿は最高ですね。ドイツのDTMのように大人気で、日本ではF1とほぼ同じくらい重要度の高いレースになっていると思います。だから、その一員になれたのは本当によかったです」

    過去3年間、マクラーレン・ホンダのドライバーとしても活動してきたバトンは、どちらもさくらに拠点を置くF1プログラムとSUPER GTチームには、共通点が多くあると語る。

    「F1以外で参戦してみたいと思うカテゴリーは少ないのですが、SUPER GTは間違いなくその一つです。マシンだけでなく、メーカーの力の入れ具合も魅力ですし、ファンの作り出す雰囲気がすばらしいのも理由です」

    「富士スピードウェイや鈴鹿で開催されるレースには、10万人ものファンが集まります。それ以外のレースでも各地から観客がやって来るんです。新幹線に乗れば移動は容易なので、どの大会にも多くのファンが訪れます」

    2017年、スーパーフォーミュラでは惜しくもタイトルを逃し、SUPER GTはホンダ勢が2勝を挙げて最終戦を控えている。その一方で、国際格式のレースで今季最大の成果と言えるのが、佐藤琢磨によるインディ500の優勝だ。

    「信じられないほどの結果を残しました」と佐藤琢磨はインディ500を振り返る。

    HondaエンジンユーザーのAndretti Autosportでインディ500を制覇した佐藤琢磨。フェルナンド・アロンソもチームメートとして参戦した。

    「インディ500は、勝つのが一番難しいレースかもしれません。理由はたくさんありますが、とにかくすべてが完璧に進まなければ成し得ないことなんです」

    「長いレースですが、間違いなく人生で最高の瞬間でした。インディ500の優勝で夢がかないました。参戦するだれもが勝利を夢見るレースですから」

    佐藤琢磨のレースキャリアは、ホンダが設立した「鈴鹿サーキットレーシングスクール(SRS)」から始まった。SRSは数々のトップドライバーを輩出しており、Hondaヤングドライバーズプログラム傘下の、松下信治(F2)や福住仁嶺(GP3)も同スクールの出身。佐藤琢磨のレース界で成功したいという熱意はF1だけにとどまらず、ついには日本のモータースポーツ史上最大の栄誉とも言える成果を手にした。

    山本雅史は「琢磨選手のケースは、我々にとっていいお手本です。苦しんだ時期もありましたが、勝利によって状況が一変しました」と評している。

    「私たちも、F1で同じことをしたいと思っています。2018年はトロ・ロッソとともに技術開発を続けていき、究極の目標は、MotoGPやインディカーと同じようにF1で成功することなんです」

  • マクラーレン・ホンダ、2017年F1シーズンの残り2戦でも結果を追求

    マクラーレン・ホンダ、2017年F1シーズンの残り2戦でも結果を追求

    今年でパートナーシップを解消することが決定しているマクラーレンとホンダだが、2017年F1シーズンの残りのレースでも結果を追い求めていくと強調する。

    過去3年間、ホンダのパワーユニットのパフォーマンス不足と信頼性問題に苦しめられたマクラーレンは、今年もシーズン開幕前からホンダのパワーユニットの度重なる故障に見舞われ、2レースを残してコンストラクターズ選手権で9位と低迷している。

    F1シンガポールGPの週末、マクラーレンは、今シーズン限りでホンダとのパートナーシップを解消し、2018年から3年契約を結んでルノーのパワーユニットを搭載することを発表。一方、ホンダは2018年からトロ・ロッソにパワーユニットを供給。マクラーレンとトロ・ロッソの実力差は大きいが、名目上はライバルとなる。

    マクラーレンのレーシングディレクターを務めるエリック・ブーリエは、シーズン終了までベストな結果を追い求めるためにやれる限りことをしていくと強調する。

    「我々は今、自分たちにできる最高の仕事をすることに集中している」とエリック・ブーリエはコメント。

    「我々にはまだ2レース残っている。我々は来年のマシンに取り組み、改善させるために絶えず努力をしている」

    「来年、何が起こったとしても、我々はすでに長い間それに取り組んできたし、来年ベストな状態になれるように準備を進めている」

    2018年もマクラーレンに残留することが決定しているフェルナンド・アロンソも、出来る限り多くのポイントを獲得するために頑張っており、それは2018年のマクラーレンにとって有益なことだと語る。

    「もちろん、残りのグランプリは、ポイントを獲得し、チームを助けることが重要だ。エリックが言ったように、彼らにもクルマを改善させ、クルマについてできるだけ多くのことを学んで、改善させるためにはサーキットでの時間が重要だ」

    「来年は去年ほど大きなレギュレーション変更はない。タイヤも同じだ。全てが新しくなったり、タイヤの幅が広くなるようなこともない。なので、今入手できるすべての情報が役に立つ」

    「シーズン後半を楽しんでいる。いろいろなペナルティによってポイントを獲得できていないにしても、クルマの進歩を垣間見れている。それが僕がシーズンを楽しんでいる一部でもある」

    「メルセデスは残り4戦でコンストラクターズチャンピオンを決めたし、ハミルトンは残り3戦でドライバーズチャンピオンを獲得した。マクラーレン・ルノーが、彼らにとってのこの簡単な時間を変えられることを願っている」

    フェルナンド・アロンソは、F1メキシコGPのレース終盤に9位をかけてルイス・ハミルトンとバトルを演じた

    「彼は分っていると思う。マクラーレンがコーナーでいかに強いかもね。今日もそれを目にしたはずだ。来年は僕たちが彼をもう少し手こずらせることができることを願っている」

    ホンダのF1プロジェクト総責任者を務める長谷川祐介は「我々は残りのシーズンで最高の結果を出すことにとにかく集中しています。それは間違いありません」とコメント。

    「マクラーレン・ホンダとしては残すところあと2戦になりましたが、今日のような熱いレースが披露できるよう最後まで全力で臨みます」

  • マクラーレン・ホンダ:F1メキシコGP 決勝レポート

    マクラーレン・ホンダ:F1メキシコGP 決勝レポート

    マクラーレン・ホンダは、F1メキシコグランプリの決勝で、フェルナンド・アロンソが10位入賞。ストフェル・バンドーンは12位でレースを完走した。

    メキシコGPでは、グリッド最後尾からスタートしたマクラーレン・ホンダの両ドライバーが難しい状況下だばらしい走りをみせ、厳しいレースの中で激しいバトルを展開した。

    19番グリッドのストフェル・バンドーンは見事なスタートを切り、1周目の最後には13番手に浮上。一方、18番グリッドからスタートしたフェルナンド・アロンソは、2周目の最後にはバンドーンのすぐ後ろの14番手につけた。5周目までにバンドーンは10番手、アロンソはロマン・グロージャン(ハース)の後方の12番手までポジションを上げた。アロンソとグロージャンは力強いバトルを展開。その中でグロージャンは、コースオフした際にアドバンテージを得たことからあとにペナルティーを受けたものの、アロンソはグロージャンをオーバーテイクし、チームメートのすぐ後ろの11番手に浮上した。

    その後、バンドーンとアロンソはマーカス・エリクソン(ザウバー)の後方で数周引っかかり、ストレートに続くコーナーで追い抜くチャンスを狙いながらも、エリクソンのマシンに十分に近づくことができなかった。18周目にはアロンソがバンドーンの前に出て、エリクソンを追い抜こうとしたものの、オーバーテイクが難しいことで知られるサーキットでは、アロンソも苦戦を強いられた。

    30周目にブレンドン・ハートレー(トロ・ロッソ)がリタイアし、バーチャルセーフティカーが導入されたものの、そのタイミングが少し遅かったために、マクラーレン・ホンダのピットでコミュニケーションのミスが発生。バンドーンへのピットストップの指示が遅れ、ピット作業でも遅れが生じたため、そこで5秒以上の時間をロスし、バンドーンはコース上でフェリペ・マッサ(ウィリアムズ)にポジションを明け渡す結果となった。11番手に下がったバンドーンは、52周目にはチャンピオンシップをかけて戦っていたルイス・ハミルトン(メルセデス)と短いバトルをしたのち、12番手までポジションを落とした。レース終盤には15周と長きにわたってマッサとの接近戦を繰り広げたものの、オーバーテイクをするには至らず、バンドーンは12位で完走した。

    一方、フェルナンド・アロンソはセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)と果敢なバトルを展開。最終的にはベッテルにポジションを奪われたものの、バンドーンよりも1周あとの32周目でピットストップした際には8番手につけた。ピットストップの際に、さらに1つだけポジションを失ったが、その後、アロンソは前方のケビン・マグヌッセン(ハース)を追いかけ、8秒以上あったタイム差を短縮。マグヌッセンのすぐ後ろで長い間走行した。2人は34周にわたってバトルを展開したものの、最終的にアロンソはマグヌッセンを追い抜くことができなかった。レース終盤にはハミルトンとの接近戦を繰り広げ、残り4周の時点でポジションを譲るまでは、グランドスタンドで観戦するファンを魅了した。最終的にアロンソは10位入賞となり、見事な走りに報いる1ポイントを獲得した。

    フェルナンド・アロンソ (10位)

    「グリッド後方からスタートしたことを考えると、全体的にはいいレースだったし、ポイント圏内で完走することができた。今週末は、マシンに対して非常にいい手応えを感じており、コーナーでは力強さがあった。レース全体を通して、ハンドリングとバランスもよかった。ストレートでアタックを仕掛けたり、ディフェンスをしたりする際のスピードが少し不足しているので、レースの半分はザウバーのマシンの後ろで引っかかり、その後も何周にもわたってマグヌッセンを追い抜くことができなかった。マグヌッセンの後方でDRSの作動範囲から外れると、すぐに無防備な状態になった。だから、ハミルトンを後方に抑えることはできなかったと思っている。懸命に戦い、ブレーキを毎回少し遅いタイミングで踏み、自分のポジションを守ろうとしたものの、9番手のポジションを死守できず、1ポイントを失った。いいバトルだったが、(ハミルトンと)同じマシンではないので、難しかった。次はブラジル戦だ。次戦でもまたポイントを獲得したいと思う」

    ストフェル・バンドーン (14位)

    「今日はすばらしいスタートを切り、1周目の最後には13番手に浮上した。ただ、ストレートでのスピード不足を思い知らされた。ザウバーのマシンを後方に留めることさえできず、その後もほとんどオーバーテイクができず、劣勢だった。それでも前方にマシンがいないときのペースは非常によかったし、マシンに対する感触も良好だった。今日は最後尾からスタートしたので、厳しいレースになることは分かっていた。レース終盤には数台のマシンが接近した状態で走行していたので、とてもエキサイティングだった。ただストレートでのスピードは、やはり不十分だったし、難しいレースだった。今日は入賞の可能性があったと思うが、スピード不足に加えて、バーチャルセーフティカーの導入が遅れたことによるピットストップでの時間のロスがあり、思うような展開にはならなかった。ポジティブな点は、とても力強いペースがあり、完走したことだ。ただ、ストレートでは今もかなりのスピードが不足している。今日、チャンピオンに輝いたハミルトンに対して、お祝いの言葉を述べたいと思う。今季は力強い戦いを繰り広げていたし、偉大な功績だ」

    エリック・ブーリエ (マクラーレン・ホンダ レーシングディレクター)

    「今日は、両ドライバーにとって非常に厳しいレースだった。それでも、難易度が高いことで知られ、パワーの差が浮き彫りになる複雑なコースレイアウト、オーバーテイクはほぼ不可能とされているサーキットで、さまざまな制約がありながらも、2人のドライバーが見事な走りをしてくれた。フェルナンドもストフェルも力強いペースをみせ、何度も惜しいオーバーテイクを試みたものの、懸命な努力に対する報いを得ることはほとんどなかった。ただマシンのポテンシャルがあること確かだ。両ドライバーは、18番および19番グリッドからすばらしいスタートを切った。結局、10位と12位という結果から1ポイントしか獲得できず、マシンのポテンシャルを十分に示せなかったことは、フラストレーションが溜まる。両ドライバーは毎戦困難な状況に立ち向かっているが、2人とも今日のコース上での自分たちのパフォーマンスを誇りに思うべきだ。我々よりもパワーのあるライバルチームのマシンに対して戦いを挑む姿をみて、うれしく思った。今回のメキシコ戦で得たポジティブな点は、標高が高いことに起因する技術的な難しさや冷却の問題があったにもかかわらず、2台揃ってレースを完走したことだ。我々はここから次戦が開催されるブラジルに向かう。次戦のサーキットは、今回よりも自分たちのマシンに適しているはずだ。来年に向けて開発を継続する中で、車体をさらに改善するために懸命にプッシュしていく。また、今日4度目のチャンピオンに輝いた、元チームメートのハミルトンに対して、お祝いの言葉を述べたいと思う。今日のようなレースを今後さらにF1で展開できればと思うし、来年ハミルトンとコース上でエキサイティングなバトルを繰り広げるのを楽しみにしている」

    長谷川祐介 (ホンダ F1プロジェクト総責任者)

    「今日は2台ともに最後尾からのスタートだったにもかかわらず、苦戦が予想されたここメキシコでポイント獲得に至ったことはすばらしかったと思います。フェルナンド、ストフェルともにすばらしいスタートを決めて、終始入賞圏内に近いところでの戦いを続けてくれました。特に初日からマシンにいい感触を得ていたフェルナンドは、最後まで熱いレースをみせてくれました。18番手からスタートしての10位という成績は賞賛に値します。ストフェルもスタートから大きくポジションを上げましたが、惜しくも12位と、ポイント獲得には至りませんでした。我々のPUについては、薄い空気や高気温に苦しんだ部分はありましたが、このタフなコンディションで問題を起こすことなく完走できたこと、そして長いストレートがある中でもポイントを争うだけのスピードをみせられたことは前向きに捉えています。チームの的確なタイヤ戦略も奏功していましたし、今日はチームの全員がすばらしいレースをしました。マクラーレン・ホンダとしては残すところあと2戦になりましたが、今日のような熱いレースが披露できるよう最後まで全力で臨みます」

    関連:F1メキシコGP 結果:フェルスタッペンが優勝、ハミルトンが王座獲得

  • ホンダF1 「1ポイント獲得できたことは素晴らしい結果」 / F1メキシコGP

    ホンダF1 「1ポイント獲得できたことは素晴らしい結果」 / F1メキシコGP

    ホンダのF1プロジェクト総責任者を務める長谷川祐介と、マクラーレンのレーシングディレクターを務めるエリック・ブーリエが、マクラーレン・ホンダのF1メキシコグランプリ決勝での戦いを振り返った。

    パワーユニット交換により、フェルナンド・アロンソは20グリッド、ストフェル・バンドーンは35グリッドの降格ペナルティを科せられ、決勝ではそれぞれ18番手グリッドと19番グリッドに並んだ。

    それでも、二人は素晴らしいスタートを切って順位を上げ、ルノー勢にパワーユニット故障が続発したものの、フェルナンド・アロンソは最終的に10位でレースをフィニッシュして1ポイントを獲得。ストフェル・バンドーンは惜しくもポイントに届かず12位でレースを終えた。

    ホンダF1の長谷川祐介は「今日は2台ともに最後尾からのスタートだったにもかかわらず、苦戦が予想されたここメキシコでポイント獲得に至ったことはすばらしかったと思います」とコメント。

    「フェルナンド、ストフェルともにすばらしいスタートを決めて、終始入賞圏内に近いところでの戦いを続けてくれました。特に初日からマシンにいい感触を得ていたフェルナンドは、最後まで熱いレースをみせてくれました。18番手からスタートしての10位という成績は賞賛に値します」

    「ストフェルもスタートから大きくポジションを上げましたが、惜しくも12位と、ポイント獲得には至りませんでした」

    「我々のパワーユニットについては、薄い空気や高気温に苦しんだ部分はありましたが、このタフなコンディションで問題を起こすことなく完走できたこと、そして長いストレートがある中でもポイントを争うだけのスピードをみせられたことは前向きに捉えています。チームの的確なタイヤ戦略も奏功していましたし、今日はチームの全員がすばらしいレースをしました」

    「マクラーレン・ホンダとしては残すところあと2戦になりましたが、今日のような熱いレースが披露できるよう最後まで全力で臨みます」

    「最後に、世界選手権の優勝を果たしたルイスとメルセデスにお祝いを申し上げます。ルイスもチームも今シーズンは本当に素晴らしい仕事を果たしたと思います」

    マクラーレンのレーシングディレクターを務めるエリック・ブーリエは「今日は、両ドライバーにとって非常に厳しいレースだった。それでも、難易度が高いことで知られ、パワーの差が浮き彫りになる複雑なコースレイアウト、オーバーテイクはほぼ不可能とされているサーキットで、さまざまな制約がありながらも、2人のドライバーが見事な走りをしてくれた」とコメント。

    「フェルナンドもストフェルも力強いペースをみせ、何度も惜しいオーバーテイクを試みたものの、懸命な努力に対する報いを得ることはほとんどなかった。ただマシンのポテンシャルがあること確かだ。両ドライバーは、18番および19番グリッドからすばらしいスタートを切った。結局、10位と12位という結果から1ポイントしか獲得できず、マシンのポテンシャルを十分に示せなかったことは、フラストレーションが溜まる。両ドライバーは毎戦困難な状況に立ち向かっているが、2人とも今日のコース上での自分たちのパフォーマンスを誇りに思うべきだ。我々よりもパワーのあるライバルチームのマシンに対して戦いを挑む姿をみて、うれしく思った。」

    「今回のメキシコ戦で得たポジティブな点は、標高が高いことに起因する技術的な難しさや冷却の問題があったにもかかわらず、2台揃ってレースを完走したことだ。我々はここから次戦が開催されるブラジルに向かう。次戦のサーキットは、今回よりも自分たちのマシンに適しているはずだ。来年に向けて開発を継続する中で、車体をさらに改善するために懸命にプッシュしていく」

    「また、今日4度目のチャンピオンに輝いた、元チームメートのハミルトンに対して、お祝いの言葉を述べたいと思う。今日のようなレースを今後さらにF1で展開できればと思うし、来年ハミルトンとコース上でエキサイティングなバトルを繰り広げるのを楽しみにしている」

    関連:F1メキシコGP 結果:フェルスタッペンが優勝、ハミルトンが王座獲得

  • フェルナンド・アロンソが10位入賞 「状況を考えれば良いレース」

    フェルナンド・アロンソが10位入賞 「状況を考えれば良いレース」

    マクラーレン・ホンダのフェルナンド・アロンソは、F1メキシコグランプリの決勝を10位でフィニッシュ。1ポイントを獲得した。

    パワーユニット交換によるペナルティで18番グリッドからスタートしたフェルナンド・アロンソは、序盤に順位をあげてポイント圏内を走行。直線スピード不足によって徐々に後退したものの、なんとか10位でフィニッシュしてポイントを獲得した。

    「グリッド後方からスタートしたことを考えると、全体的にはいいレースだったし、ポイント圏内で完走することができた」とフェルナンド・アロンソはコメント。

    「今週末は、マシンに対して非常にいい手応えを感じており、コーナーでは力強さがあった。レース全体を通して、ハンドリングとバランスもよかった。ストレートでアタックを仕掛けたり、ディフェンスをしたりする際のスピードが少し不足しているので、レースの半分はザウバーのマシンの後ろで引っかかり、その後も何周にもわたってマグヌッセンを追い抜くことができなかった。マグヌッセンの後方でDRSの作動範囲から外れると、すぐに無防備な状態になった。だから、ハミルトンを後方に抑えることはできなかったと思っている」

    「懸命に戦い、ブレーキを毎回少し遅いタイミングで踏み、自分のポジションを守ろうとしたものの、9番手のポジションを死守できず、1ポイントを失った。いいバトルだったが、(ハミルトンと)同じマシンではないので、難しかった」

    「次はブラジル戦だ。次戦でもまたポイントを獲得したいと思う」

    関連:F1メキシコGP 結果:フェルスタッペンが優勝、ハミルトンが王座獲得

  • ストフェル・バンドーン 「スピード不足でザウバーすら抑えられなかった」

    ストフェル・バンドーン 「スピード不足でザウバーすら抑えられなかった」

    マクラーレン・ホンダのストフェル・バンドーンは、F1メキシコグランプリの決勝を12位で終えた。

    パワーユニット降格ペナルティによって19番グリッドからスタートしたストフェル・バンドーンは、オープニグラップで13番手まで順位を上げる。しかし、その後は直線スピード不足に苦しむ展開。バーチャルセーフティカーが出た際にもピットストップの判断が遅れ、最終的に12位でレースをフィニッシュした。

    「今日はすばらしいスタートを切り、1周目の最後には13番手に浮上した。ただ、ストレートでのスピード不足を思い知らされた。ザウバーのマシンを後方に留めることさえできず、その後もほとんどオーバーテイクができず、劣勢だった」とストフェル・バンドーンはコメント。

    「それでも前方にマシンがいないときのペースは非常によかったし、マシンに対する感触も良好だった。今日は最後尾からスタートしたので、厳しいレースになることは分かっていた」

    「レース終盤には数台のマシンが接近した状態で走行していたので、とてもエキサイティングだった。ただストレートでのスピードは、やはり不十分だったし、難しいレースだった。今日は入賞の可能性があったと思うが、スピード不足に加えて、バーチャルセーフティカーの導入が遅れたことによるピットストップでの時間のロスがあり、思うような展開にはならなかった。ポジティブな点は、とても力強いペースがあり、完走したことだ。ただ、ストレートでは今もかなりのスピードが不足している」

    「今日、チャンピオンに輝いたハミルトンに対して、お祝いの言葉を述べたいと思う。今季は力強い戦いを繰り広げていたし、偉大な功績だ」

    関連:F1メキシコGP 結果:フェルスタッペンが優勝、ハミルトンが王座獲得

  • フェルナンド・アロンソ、マクラーレンのシャシー性能を絶賛

    フェルナンド・アロンソ、マクラーレンのシャシー性能を絶賛

    フェルナンド・アロンソは、マクラーレンのシャシー性能を絶賛。今週のF1メキシコグランプリの競争力はホンダのエンジンではなくシャシーから来ているものだと述べ、マクラーレンのマシンはF1で最も優れたデザインだという考えは正しかったと繰り返していた。

    今週末、パワーユニット交換によって大量のグリッド降格ペナルティを受けることが決まっているフェルナンド・アロンソとチームメイトのストフェル・バンドーンは、レースを見据えて予選はQ1だけで走行を終えた。

    フェルナンド・アロンソは、予選Q1でセッションのトップタイムだったルイス・ハミルトン(メルセデス)に0.2秒差まで迫り、セクター2では最速タイムをマーク。仮にQ2で同じタイムが出せていたと仮定すれば7番手に相当する速さを見せた。

    フェルナンド・アロンソは、このような有望なペースは全てマクラーレンのシャシーから来ていると捉えていることを示唆した。

    予選後に取材に応じたフェルナンド・アロンソは「今日、僕たちが使ってたエンジンは古いバージョンだ」とコメント。

    「新しいものは金曜日だけ使用して、ブラジルとアブダビまでフレッシュな状態で置いておくことになっている。僕たちが使ったのは一番古いバージョンだし、全ての改善は空力とサスペンションから来ているものだ。それがどれくらい優れているかは、今日のコース上で僕たちがベストなクルマだったことから分かると思う」

    フェルナンド・アロンソが、マクラーレン MCL32のシャシーを褒めるのはこれが初めてではない。過去にもエンジンがホンダでなければ、ポールポジションや表彰台を争えるマシンだと述べている。

    マクラーレンは、今シーズン限りでホンダとのパートナーシップを解消し、2018年からルノーパワーに切り替えることがすでに決まっている。そして、先週にはフェルナンド・アロンソの残留が発表されている。

    フェルナンド・アロンソは、マクラーレンが最近のレースでいかにホンダのエンジンに足を引っ張られていたかを指摘した。

    「過去数戦、そして、来年のマシン開発のためにチームが注いできた努力がいくらか報われたようでうれしく思っている」とフェルナンド・アロンソはコメント。

    「この数戦、僕たちはペナルティに苦しめられているからね。スパでもペナルティ、モンツァでもペナルティ、日本でもペナルティ、ここでもペナルティだ。過去7戦で5回ぐらいはペナルティを受けている」

    「僕たちはQ1でトップタイムと0.2秒差だった。僕はQ1で2回走り、どちらも同じタイムだった。自分たちがどこで失い、どこでゲインしているかは分かっている。メルセデスと0.2秒差ということは、パワーの差がなければ彼らよりはるか前にいるってことだ」

    「今週末は全体を通して僕たちはかなり競争力があった。僕たちはクルマを改善し続けているし、このレースではアップデートを持ち込んで、そのすべてが期待通りの成果を挙げている。それは本当に嬉しいことだ。今日のクルマは最高だった。とてもポジティブな兆候だ」

    関連:F1メキシコGP 予選:セバスチャン・ベッテルがポールポジション

  • マクラーレン・ホンダ:F1メキシコグランプリ 予選レポート

    マクラーレン・ホンダ:F1メキシコグランプリ 予選レポート

    マクラーレン・ホンダは、F1メキシコグランプリの予選で、フェルナンド・アロンソが14番手、ストフェル・バンドーンが15番手だった。

    昨日のフリー走行は、2人のドライバーにとって明暗が分かれる内容となったものの、今朝のFP3はマクラーレン・ホンダにとって順調な滑り出しとなった。両ドライバーは予定していた走行プランを問題なく完了し、マシンのバランスとハンドリングの向上のために昨夜行った作業がいい効果を発揮しているという感触を得ている。

    フェルナンド・アロンソとストフェル・バンドーンは、それぞれ3回の走行を実施。予選のペースではなくレース用のセットアップに焦点を当てるとともに、セッション後半にはスタートとピットストップの練習も行った。フェルナンド・アロンソは22周を走行して16番手、ストフェル・バンドーンは25周を走行して19番手だった。

    今週末は両ドライバーがパワーユニットの交換によるグリッドペナルティーを受けるため(ストフェル・バンドーンは35グリッド降格、フェルナンド・アロンソは20グリッド降格)、チームは予選のパフォーマンスよりもレース用の準備を優先することにした(※予選結果にかかわらず、決勝は最後尾からのスタートとなる)。金曜日に十分な走行ができなかったストフェル・バンドーンは、レース用のデータをさらに収集するために、Q1では燃料を多く積んだ状態で走行。それでも堅実なラップタイムを刻み13番手となり、余裕を持ってQ2に進出した。

    一方、フェルナンド・アロンソは少し異なる戦略を採用し、Q1ではストフェル・バンドーンよりも少ない燃料を搭載して走行を実施。見事な最終ラップを走行したフェルナンド・アロンソは、5番手のラップタイムを叩き出した。

    Q2では両マシンがコース上に出たものの、いずれのドライバーもタイム計測を行わなかった。両ドライバーに加えてピエール・ガスリー(トロ・ロッソ))もペナルティーを受けるため、日曜日の決勝はフェルナンド・アロンソが18番手、ストフェル・バンドーンは19番手からスタートする。

    フェルナンド・アロンソ (14番手)

    「今のところ、今週末はマシンのパフォーマンスにとても満足している。コーナーでは高いグリップがあり、昨日も今日も非常にいい感触を得ている。また、高速区間での感触も良好だ。Q1では、このコースでの僕たちのマシンの力強さを証明することができた。最速タイムからわずか0.2秒差だったことが、マクラーレンがどれだけすばらしい仕事をしているのかを物語っている。今日は全チームの中で自分たちのマシンが一番いいと感じたし、楽しかった! 当然のことながら、今日の主な優先事項は、Q2でタイヤをセーブすることだった。僕たちのマシンはストレートでのスピードが不足しているので、明日の決勝でオーバーテイクをするのは難しいと思うが、それが僕たちにとってはカギとなる。最後尾からスタートするということは、レース全体を通してトラフィックの後方で走行することになるので、ペナルティーを受けることは非常に大きな痛手となる。それでも明日は攻撃的な走りをして、前方でアクシデントが発生した際にチャンスを活かせるようにしたい」

    ストフェル・バンドーン (15番手)

    「今週末はペナルティーを受けるため、今日は予選ではなく、レースの準備に焦点を当てた。従ってQ1でも、レース用の準備とマシンのバランスの微調整を行うために燃料を多く積んだ状態で走行した。昨日のFP1とFP2ではパワーユニットの不具合に悩まされ、非常に難しく複雑な一日になった。それに対して今日は、FP3の最初からマシンに対して昨日よりもずいぶんいい感触を得た。実際に僕たちのマシンは力強さを増しつつあり、ここではまずまずの競争力があるようだ。今日は僕にとって昨日よりもずいぶんポジティブな一日だったし、大きな一歩を踏み出すことができた。明日のレースに向けて、まずまずの状態にあるように思う。最後尾からのスタートとなるので、厳しいレースになるし、結果を予想するのは容易ではない。ストレートでオーバーテイクするのは難しいので、積極的でありながら、注意深く、野心溢れる走りをしなければならない。力強いレースができるよう願っている。今日の予選は、僕たちにとって重要ではなかった。明日の決勝を楽しみにしている」

    エリック・ブーリエ (マクラーレン・ホンダ レーシングディレクター)

    「今週末は両ドライバーが大きなペナルティーを受けるので、レース用のセットアップに焦点を当てる方が合理的だと判断した。今回のレースは、統計上、我々にとって難易度の高いレースの一つなので、パワーユニットの走行距離と貴重なタイヤをセーブする必要があった。FP3を非常に効率よく、実りの多いかたちで実施し、予選を計画通りに完ぺきに実行したチームのメンバーに対して、称賛の意を述べたいと思う。今朝は予定していた作業を問題なくすべて完了し、両ドライバーはマシンをレース用に準備するために精力的に仕事をしてくれた。昨夜、チームのメンバーが明日のレース用のセットアップを改善するために懸命に仕事をしてくれたおかげで、フェルナンドもストフェルも、マシンに対する満足感と感触は今週末の中では今が最もいいと感じている。予選ではフェルナンドが見事なラップを走行し、Q1で5番手のラップタイムを叩き出した。彼のラップタイムはQ1の最速タイムからわずか0.2秒差であり、第2セクターは最速タイムだった。一方のストフェルは、金曜日に十分な走行ができなかったため、今日はレース用の準備をできる限り行う必要があった。通常よりも多くの燃料を搭載しながらも、彼は堅実な走りをし、この難しいサーキットでQ2に進出した。両ドライバーにとって、今日の目的はいい予選順位を獲得することではなかった。大事なのはレースが行われる明日であり、今日のペースは明日を迎えるにあたって励みになった」

    長谷川祐介 (ホンダ F1プロジェクト総責任者)

    「今日の予選は、パワーユニット交換のペナルティーにより、日曜のレースでの後方からのスタートがすでに2台とも決まっていることもあり、一日を通してロングランに重点を置いてセットアップを進めてきました。明日のレースで新しいタイヤを履いてスタートすることも考慮し、Q2進出までがチームとしての目標でしたが、2台ともに余裕を持ってそのターゲットに到達できたことはよかったです。パワーユニットの面では、トラブルなく一日を終えることができました。高地の影響によるエンジン出力の低下により、事前から苦しい戦いを想定していましたが、その影響を最小限にすべくHRDさくらで出力コントロールについて、さまざまな方法を検討し、有効な対策を打てたことが奏功したと考えており、この2日間で得ている感触も悪くありません。明日は2台ともに最後方からのスタートにはなってしまいますが、競争力はありますし、ポイント獲得に向けて最後まで諦めない走りをみせられればと考えています」

    関連:F1メキシコGP 予選:セバスチャン・ベッテルがポールポジション

  • ホンダF1 「Q2でセッションを終える予選戦略だった」 / F1メキシコGP

    ホンダF1 「Q2でセッションを終える予選戦略だった」 / F1メキシコGP

    ホンダのF1プロジェクト総責任者を務める長谷川祐介と、マクラーレンのレーシングディレクターを務めるエリック・ブーリエが、マクラーレン・ホンダのF1メキシコグランプリの予選での戦略について語った。

    今週末、マクラーレン・ホンダの両ドライバーはパワーユニットを交換しており、予選を前にフェルナンド・アロンソが20グリッド降格、ストフェル・バンドーンが35グリッド降格ペナルティを科せられることが確定していた。

    そのため、両ドライバーはQ2進出だけを目標に定め、Q2の走行ではレースにむけてタイヤとエンジンを温存するためにタイムを出すことなくマシンチェックに当てた。予選Q1では、フェルナンド・アロンソがトップから0.2秒差の5番手タイムで通過するパフォーマンスをみせた。

    ホンダF1の長谷川祐介は「今日の予選は、パワーユニット交換のペナルティーにより、日曜のレースでの後方からのスタートがすでに2台とも決まっていることもあり、一日を通してロングランに重点を置いてセットアップを進めてきました」とコメント。

    「明日のレースで新しいタイヤを履いてスタートすることも考慮し、Q2進出までがチームとしての目標でしたが、2台ともに余裕を持ってそのターゲットに到達できたことはよかったです」

    「パワーユニットの面では、トラブルなく一日を終えることができました。高地の影響によるエンジン出力の低下により、事前から苦しい戦いを想定していましたが、その影響を最小限にすべくHRDさくらで出力コントロールについて、さまざまな方法を検討し、有効な対策を打てたことが奏功したと考えており、この2日間で得ている感触も悪くありません」

    「明日は2台ともに最後方からのスタートにはなってしまいますが、競争力はありますし、ポイント獲得に向けて最後まで諦めない走りをみせられればと考えています」

    マクラーレンのエリック・ブーリエは「今日の走行は、すべて明日の準備のためだった」とコメント。

    「今週末は両ドライバーが大きなペナルティーを受けるので、レース用のセットアップに焦点を当てる方が合理的だと判断した」

    「今回のレースは、統計上、我々にとって難易度の高いレースの一つなので、パワーユニットの走行距離と貴重なタイヤをセーブする必要があった」

    「FP3を非常に効率よく、実りの多いかたちで実施し、予選を計画通りに完ぺきに実行したチームのメンバーに対して、称賛の意を述べたいと思う。今朝は予定していた作業を問題なくすべて完了し、両ドライバーはマシンをレース用に準備するために精力的に仕事をしてくれた。昨夜、チームのメンバーが明日のレース用のセットアップを改善するために懸命に仕事をしてくれたおかげで、フェルナンドもストフェルも、マシンに対する満足感と感触は今週末の中では今が最もいいと感じている」

    「予選ではフェルナンドが見事なラップを走行し、Q1で5番手のラップタイムを叩き出した。彼のラップタイムはQ1の最速タイムからわずか0.2秒差であり、第2セクターは最速タイムだった。一方のストフェルは、金曜日に十分な走行ができなかったため、今日はレース用の準備をできる限り行う必要があった。通常よりも多くの燃料を搭載しながらも、彼は堅実な走りをし、この難しいサーキットでQ2に進出した」

    「両ドライバーにとって、今日の目的はいい予選順位を獲得することではなかった。大事なのはレースが行われる明日であり、今日のペースは明日を迎えるにあたって励みになった」

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