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  • マクラーレン 「ルノーとのパートナーシップはホンダほど複雑ではない」

    マクラーレン 「ルノーとのパートナーシップはホンダほど複雑ではない」

    マクラーレンは、言葉の壁だけでなく、共通の文化のおかげで、ルノーとのパートナーシップはホンダよりも複雑ではないと認める。

    マクラーレンは2015年からF1に復帰したホンダとパートナーシップを結んだが、ホンダのF1パワーユニットの信頼性とパフォーマンス不足と相まって期待した結果を出すことができず、マクラーレン・ホンダは3年間で終止符を打つことになった。

    マクラーレン・ホンダが機能しなかった原因のひとつとして、イギリスのマクラーレンと日本のホンダとの“文化”の違いが挙げられている。

    マクラーレンのレーシングディレクターを務めるエリック・ブーリエは「ホンダとは、異なる言語だけでなく、異なる文化に関連したコミュニケーションの難しさについて学んだ」とコメント。

    「それは考えを伝えるためにメッセージを翻訳するときだけではない。特に日本人とは、何を言われているのか、そして、いつそれを言われているのかも重要だ」

    「ルノーとの最初の技術ミーティングでは、全てをコントロールするのではなく、彼らが何かを理解していない場合には助けるために私はそこにいると主張した。氷を解かす必要があったし、今では両社の全員が満足していると思う」

    ホンダとのパートナーシップを解消してルノーに切り替えるという決定が遅れたことで、マクラーレンはMCL33の設計と製造に3週間の遅れをとることになったが、エリック・ブーリエは、2018年F1マシン『MCL33』の設計プロセスの遅れは完全に取り戻したと語る。

    「ホンダからルノーの変更は負担にはならなかった」とエリック・ブーリエは L’Equipe にコメント。

    「しかし、ルノーのエンジンは構成が異なるため、異なるアプロートが必要だった。それによってクルマの一部を再設計する必要があった」

    「ルノーのエンジンのターボは単一のコンポーネントだが、ホンダはユニットの両側に要素を配置していた。それは重量配分に影響を与える」

    ルノーは、昨シーズン末に多数の信頼性問題に見舞われており、パワーユニットの耐久性を向上させるためにかなりの作業を強いられている。

    「ルノーにとって信頼性を最大限に引き出すことは当然のことだ。特に今年は新たに3基のエンジン制限が導入される。それには信頼性が必要だ」とエリック・ブーリエは語る。

    「過去3年間でマクラーレンはタイヤデグレデーション、ブレーキの冷却、燃費に関するデータを欠いていた」

    「今後は失われた慣習を取り戻すことができる。例えば、我々は再びピットストップ練習を行っている。それはエンジンの作業のために一時的に廃止していたことだ」

    ルノーのエンジンを獲得したことでマクラーレンは再び表彰台にたどり着くことはできるかと質問されたエリック・ブーリエは「それについて話すのはまだ早い」とコメント。

    「ライバルが冬の間に何をやってくるかはわからない。バルセロナで何が起こるか見てみよう」

  • マクラーレンとホンダの崩壊を赤裸々に記録したドキュメンタリーが完成

    マクラーレンとホンダの崩壊を赤裸々に記録したドキュメンタリーが完成

    マクラーレン・ホンダの2017年の舞台裏を追いかけたドキュメンタリー「GRAND PRIX Driver」では、2017年のF1プレシーズンテストでのフェルナンド・アロンソ離脱の危機やマクラーレンが崩壊寸前の状況であったことが赤裸々に伝えられている。

    マイケル・ダグラスがナレーションを務め、BAFTAの受賞者であるマニシュ・パンディが制作を手掛けた「GRAND PRIX Driver」はAmazon Primeビデオで2018年2月9日から配信開始される。

    全4回にわたるドキュメンタリーでは、マクラーレン・ホンダの2017年の厳しいシーズンが克明に記録され、特にホンダのF1パワーユニットにトラブルが多発したバルセロナのプレシーズンテストでの危機的な状況が伝えられている。

    実際、バルセロナのプレシーズンテストが、マクラーレンがホンダとの決別を決意した瞬間であることが後に語られている。

    テスト後、マクラーレンのレーシングディレクターを務めるエリック・ブーリエとCOOのジョナサン・ニールとの会話は、マクラーレンの状況がいかに危機的だったかを物語っている。

    エリック・ブーリエは、夕食の場でフェルナンド・アロンソが離脱を宣言していると語った。

    「彼は『じゃあね』と言うだろう。彼は残らない。彼は残らないと100%確信している。テストを終えフェルナンドはかなり怒っている」とエリック・ブーリエは語っている。

    「彼はレースに対する自分の立場を再考していえると明言している。このような1年をもう一年過ごすつもりはないとね」

    「現時点での私の一番の懸念はチームが崩壊することではない。F1チームを作っていくには数年かかるが、6ヵ月で死ぬことができる」

    ジョナサン・ニールは、チームスタッフのブリーフィングで、初テストでのホンダのパフォーマンスを“ショック”だと語っている。

    「一戦を越えてしまった。我々は終わった。何が起こるかを信じるという実験は終わった」

    「我々は新しい道、新しいプランを見つける必要がある。マクラーレンは今シーズンにうまくいくことはない」

    「本当に酷い(s***)エンジンだ」

    カメラは、マクラーレンのウォーキングのファクトリーにも潜入。マシン開発の遅れや、ホンダのエンジンの搭載がMCL32にとっていかに厄介なものであるかなど、直面していた課題が強調されている」

    フェルナンド・アロンソがホンダのエンジンをいかに受け入れがたいと思っているかはバルセロナテストでの無線やチームとの会話で明らかになっている。

    「このような走行はあまりに危険だ。リアのバランスは酷い。ドライバビリティはまったく駄目だ。このようなテストはやっていけない」

    「本当に酷いエンジンだ。酷いパワーユニットだ」

    マニシュ・パンディは、事態が悪化するマクラーレンにアクセスできたことは特権だったと語る。

    「マクラーレンの歴史で最も難しいシーズンだったことは秘密ではない。彼らが我々にドアを閉めることは簡単なことだったはずだ」とマニシュ・パンディはコメント。

    「だが、チームはPrimeのメンバーが、現在のF1の驚異的な複雑さ、全ての競技者が陥ることであることを理解してくれると信頼していた。偉大なチャンピオンだけが再び立ち上がり、戦い、勝つということ、そして、マクラーレンとホンダが偉大なチャンピオンであるということをね」

  • トロロッソ・ホンダ 「2018年の目標はF1コンストラクターズ選手権4位」

    トロロッソ・ホンダ 「2018年の目標はF1コンストラクターズ選手権4位」

    トロ・ロッソのチーム代表フランツ・トストは、ホンダのワークスエンジンを搭載する2018年にトロロッソ・ホンダにはコンストラクターズ選手権4位を争う力があると考えている。

    過去数シーズン、トロ・ロッソはコンストラクターズ選手権でトップ5フィニッシュを目標に掲げてきたが、2016年はフェラーリの1年落ちのパワーユニット、昨年はルノーのパワーユニットの信頼性不足によってその努力は妨げられてきた。

    ホンダとのワークスパートナーシップにむけて、フランツ・トストは、過去に手が届かなかったのはメルセデス、フェラーリ、レッドブルだけであり、2018年も目標は同じでなければならないと主張した。

    まだホンダのF1パワーユニットで走行してはいないこともあり、2018年のトロロッソ・ホンダの目標について質問されたフランツ・トストは「それに答えるのは難しい」と RACER にコメント。

    「我々はもう一度トップ5以内でフィニッシュしなければならない。それは2017年と同じストーリーだ。上位3位はないし、それは忘れよう。別のリーグであり、別世界だ。彼らには良い大きな財政リソースがあり、はるかに大きなチームだ。だが、4位以降のポジションは全てが可能だ。フォース・インディアは我々と似たような予算で運営している。ウィリアムズもそうだ」

    「マクラーレンもかなり競争力をつけてくると思うし、ルノーも前進を果たすだろう。だが、4位以降のポジションはすべてが可能だ。我々はもう一度良いマシン、競争力のあるマシンを造らなければならない。我々には成功したポジションを争うための材料は揃っている」

    フランツ・トストは、マクラーレンとルノーの競争力は測るのは難しいが、過去数年のチームのリソースを元に考えれば、トロ・ロッソにはウィリアムズやフォース・インディアの前に出るために大きく欠けているものはないと語る。

    「この段階でウィリアムズとフォース・インディアが、この冬でどれくらいのことを達成してくるかはわからない。彼らは突然1億ポンド(約153億円)のスポンサーシップを見つけてくるかもしれない」とフランツ・トストはコメント。

    「だが、我々は同じようなレベルで仕事をしているし、我々が彼らに近づけないという言い訳はできない。彼らを倒すことはもうひとつの課題だが、そのレベルに到達しなければならない」

    トロロッソ・ホンダは、2018年にピエール・ガスリーとブレンドン・ハートレーという二人合わせて9戦のグランプリ経験しかない経験の浅いドライバーラインナップで戦う。だが、ライバルに見据えるウィリアムズもルーキーのセルゲイ・シロトキン(22歳)とランス・ストロール(19歳)という最年少ラインナップを起用する。

    トロロッソ・ホンダは、プレシーズンテスト初日となる2月26日(月)にカタロニア・サーキットのピットレーンで201年F1マシン『STR13』を披露。報道では、その5日前の2月21日にフィルミングデーを利用してイタリアのミサノ・サーキットでホンダのF1パワーユニットを搭載したマシンのシェイクダウンを実施するとされている。

  • トロ・ロッソ、新カラーリングのロゴを公開

    トロ・ロッソ、新カラーリングのロゴを公開

    トロ・ロッソは、新しいカラーリングのロゴを公開。ソーシャルメディアのプロフィール画像などを更新している。

    トロ・ロッソは、2015年にレッドブルがミナルディを買収して設立。レッドブルの若手ドライバーを育成するジュニアチームとして誕生した。チーム名のスクーデリア・トロ・ロッソ(Scuderia Toro Rosso)は、Scuderiaがチーム、Toroが雄牛、Rossoが赤を意味し、英語に訳すとTeam Red Bullとなる。

    2016年までネイビー、レッド、ゴールドのロゴを採用してきたトロ・ロッソだが、昨年からマシンカラーをレッドブル缶をイメージしたカラーリングに変更。トロ・ロッソ STR12は、トロ・ロッソが今季マシンの“ベストドレッサー賞”と自信をみせるほど人気のあるカラーリングとなった。

    トロ・ロッソは、今年からホンダをワークスパートナーに迎え、さらに親会社のレッドブルの名前を掲げ「レッドブル・トロロッソ・ホンダ(RED BULL TORO ROSSO HONDA)」のチーム名で参戦。シャシー名はスクーデリア・トロロッソを継続する。

    新しいカラーリングのロゴについて、ホンダF1も「いい感じですね。我々は特に赤が好きです」とTwitterでリプライ。

    新生トロロッソ・ホンダは、プレシーズンテストが開始する2月26日の朝にバルセロナのカタロニア・サーキットで2018年F1マシン『STR13』を披露。すでにSTR13はFIAの義務的なクラッシュテストに合格しており、発表に先駆けて2月21日にイタリアのミサノ・サーキットでフィルミングデーを利用してSTR13のシェイクダウンを実施するとされている。

  • トロロッソ・ホンダ、2018年F1マシン『STR13』を2月26日に正式発表

    トロロッソ・ホンダ、2018年F1マシン『STR13』を2月26日に正式発表

    トロロッソ・ホンダは、2018年F1マシン『STR13』を2月26日(月)にバルセロナのカタロニア・サーキットのピットレーンでお披露目することを正式発表した。

    ホンダのF1パワーユニットを搭載することで注目を集めているトロ・ロッソは、これまで2月25日(日)にSTR13を発表すると報じられていたが、トロ・ロッソはソーシャルメディアを通じて正式な発表日を報告。

    新生トロロッソ・ホンダの第1弾マシンとなる『STR13』は、プレシーズンテスト初日となる2月26日(月)の朝にスペイン・バルセロナのカタロニア・サーキットのピットレーンでお披露目されることが決定した。

    すでにトロロッソ・ホンダ STR13は、FIAのクラッシュテストに合格しており、プレシーズンテストにむけて準備を進めている。報道では発表前の2月21日にフィルミングデーを利用してイタリアのミサノ・サーキットでシェイクダウンテストを実施するとされている。

    2018年のトロロッソ・ホンダのドライバーは、ピエールガスリーとブレンドン・ハートレーが務める。

    トロ・ロッソのチーム代表フランツ・トストは、ホンダとの作業の初期段階に満足していると語り、すでに独占契約によってトロ・ロッソは他のカスタマーの要求に対処することがないことのメリットに感じていると述べた。

    「ホンダと一緒に大きな変化を迎えることになるだろう。我々は昨シーズンの最後の月からミーティングを開始しているが、協力関係は本当にうまくいっていると言わなければならない。彼らは信頼性のある強力なエンジンを生み出してくれると確信している」

    「トロ・ロッソはこの提携から利益しか見い出せないと思っている。今年、我々はホンダからエンジンの供給を受ける唯一のチームなので、我々はお互いにだけ集中することができる」

    「エンジンを車に合わせるためのあらゆる設計をする必要が出た際にすでにそれを目の当たりにしている。他チームに妥協を要求する必要はなく、我々が望むようにそれを進めることができる。ホンダに関しては非常に楽観的だ」

    ホンダとの契約は、トロ・ロッソにとって初のワークスパートナーシップであり、フランツ・トストはチームにとってエキサイティングなマイルストーンだと語る。

    「トロ・ロッソにとって新しいことであり、特別なことだ。パフォーマンスを改善するためにこのチャンスを最高のカタチで生かせることを願っている」

    2018年 F1マシン 発表スケジュール
    2月15日(木):ウィリアムズ
    2月20日(火):ザウバー
    2月20日(火):ルノー
    2月22日(木):フェラーリ
    2月22日(木):メルセデス
    2月23日(金):マクラーレン
    2月26日(月):トロ・ロッソ

  • レッドブル 「ピエール・ガスリーはスーパーフォーミュラで成長を遂げた」

    レッドブル 「ピエール・ガスリーはスーパーフォーミュラで成長を遂げた」

    レッドブルのモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、ピエール・ガスリーがスーパーフォーミュラでドライバーとして成長を示したことで、F1シートに相応しいかどうかの疑問を払拭したと述べた。

    ピエール・ガスリーは2016年にGP2でチャンピオンを獲得したが、レッドブルの首脳陣はガスリーのポテンシャルを完全には確信できず、F1昇格を見送って日本でスーパーフォーミュラに参戦させる道を選んだ。

    ピエール・ガスリーは、初参戦したスーパーフォーミュラで2勝を挙げて、チャンピオンと0.5ポイント差の2位でシーズンを終了。シーズン途中にトロ・ロッソのF1レースシートに昇格し、シーズン後半の5戦に出場した。

    ピエール・ガスリーは、2018年にホンダのF1エンジンを搭載するトロ・ロッソにブレンドン・ハートレーとともに残留する。

    ピエール・ガスリーのシーズンを振り返ったヘルムート・マルコは、スーパーフォーミュラでの期間はF1のための準備を整えるためには不可欠だったとし、ミスをしがちがったガスリーに抱いていた当初の疑問を解消することに役立ったと語った。

    「ガスリーは、2年目にGP2シリーズでチャンピオンを獲得した。彼は少し不運だったが、ミスもあった」とヘルムート・マルコは Autosport にコメント。

    「彼は日本で成熟した。それは本当に不可欠なことだった。彼は自分で自分の世話をすることを学ばなければならなかった。そこでは誰も彼の言葉を話す者がいなかった。彼は自分のやり方を身に着けなければならなかったし、実際にマネジメントしていた」

    「彼は(スーパーフォーミュラ最終戦が中止となった)台風によってチャンピオンシップに勝つことができなかったが、彼は自分のチームをトップに導くことができた。彼は完全にウィナーだった。彼に時間を与えたのは正しい決断だった」

    「ブレンドン・ハートレーも彼のキャラクターを改善させ、今では経験を積んでいる。我々には二人とも2018年に定期的にポイントを狙えると期待している」

    ピエール・ガスリーもヘルムート・マルコの意見に同意。日本の厳しい環境に身を置いたことで他では得ることのできない経験を積んだと語る。

    「ある意味、過去よりも精神的にかなり強くしてくれたし、全ての経験は僕にとって悪いものではなかった」とピエール・ガスリーはコメント。

    「常にそこから何かを学べるものだ。良いか悪いかに関わらず、常に得られることはある。長い旅だったけど、多くの良い経験を積むことができた。僕にとって有益なことだった」

    ヘルムート・マルコは、トロ・ロッソが2017年シーズン後半に信頼性問題に見舞われていたことで、ピエール・ガスリーとブレンドン・ハートレーが強い印象を与えることが難しかったと語る。

    「条件のせいで誰が良かったかを言うには不可能だ」とヘルムート・マルコはコメント。

    「トロ・ロッソはかなり多くのエンジン問題に見舞われていた。二人ともほとんど走ることができなかった。レース週末全体でガスリーはフリー走行を含めて30周も走れなかった。ハートレーも似たような状況だったが、彼にはWECとF1という二重の負担があった。彼は毎週異なるクルマを運転していた」

    「我々は2018年に初めて本来のポテンシャルを目にすることになるだろう」

  • レッドブル 「ホンダはマクラーレンのシャシー仕様で妥協を強いられた」

    レッドブル 「ホンダはマクラーレンのシャシー仕様で妥協を強いられた」

    レッドブルは、2019年にホンダのF1パワーユニットを搭載する可能性があることを認識しており、トロ・ロッソの新しいパートナーであるホンダのあらゆる動きを注目して見守っている。

    レッドブルのモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、これまでトロ・ロッソから受け取ったホンダに関する情報に満足している。

    だが、マクラーレンとのパートナーシップに失敗したことで、ホンダの信用とイメージが大きな打撃を受けたとし、それにはフェルナンド・アロンソの永続的な批判の影響も小さくないと語る。

    「ホンダは非常にアクティブであり、すでに何かを見つけている」とヘルムート・マルコは Auto, Motor und Sport にコメント。

    「彼らは第2のエンジンでルノーのレベルに並べるかもしれない。マクラーレンのシャシー仕様によってホンダは妥協しなければならなかった」

    「彼らは自由に開発することができなかったし、かなり限られていた。アロンソがするあらゆることもエンジンを悪く見せた」

    ヘルムート・マルコは、今シーズンもメルセデスがF1パワーユニットのベンチメークであり、特に予選ではメルセデスの特別なエンジンモードにライバルは匹敵できないだろうと語る。

    「最悪なのは彼らの予選モードだ。彼らは常に予選で先行しているし、大部分のトラックはオーバーテイクが難しい。レースで彼らはかなり少ない燃料しか使わなくてもいいときもある」

    「メルセデスの総合的なパッケージは、ドライバビリティ、パフォーマンス、燃費、エネルギーデプロイメントという点で明らかに先を行っている」

  • トロ・ロッソ 「ホンダとのこれまでの作業は非常にポジティブ」

    トロ・ロッソ 「ホンダとのこれまでの作業は非常にポジティブ」

    トロ・ロッソのテクニカルディレクターを務めるジェームス・キーは、ホンダとのパートナーシップの初年度となる今シーズン、トロロッソ・ホンダは“いくつかのサプライズをもたらす”と考えている。

    マクラーレンとホンダとのパートナーシップ解消は、この冬、トロ・ロッソにルノーのカスマターパワーユニットからホンダへとワークスパワーユニットへの変更をもたらした。

    ホンダは、マクラーレンとの過去3年間で絶えず苦戦を強いられてきたが、現在のパワーユニットのコンセプトで2年目を迎える。

    ジェームス・キーは、トロ・ロッソの視点ではホンダとのワークスパートナーシップは多くのポジティブな変化を見い出していると語る。

    「ホンダとの作業、ワークスチームとしての作業は、我々にとってまったく異なる世界だった」とジェームス・キーは RACER にコメント。

    「パワーユニットサプライヤーとのこのような強力なコラボレーションはトロ・ロッソにとって新しいことだが、本当に歓迎すべき状況だ」

    「ホンダは一緒に仕事をすることは素晴らしいと言わざるを得ない。我々はかなり強い共通の目標を共有しているし、これまでは非常に良い作業関係を築いている。まったくこのままの状態が継続しない理由は見当たらない」

    ジェームス・キーは、最近の歴史を元にしてトロ・ロッソとホンダのパートナーシップが成功しないとの見方は間違っていると警告。トロ・ロッソもホンダも2017年の期待外れなシーズンから挽回できると信じて仕事をしていると語る。

    「我々の仕事の仕方で本当に良いと思っていることは、お互いに非常に透明であることだ。懸念や問題点があれば、我々は常にそこを強調している」とジェームス・キーは語る。

    「例えば、ホンダは昨年見舞われていた問題について非常に正直だし、それらがどのような状況にあるかを話してくれている。我々は同じことをやってきた。我々の目標を達成する方法について本当にオープンに議論してきたが、全てのデータやリソースはバックアップされている」

    「素晴らしい経験だったと思う。ホンダのような重要な大企業と仕事をする唯一のチームであり、それは大きな責任なので懸命に仕事をしている。だが、我々がやってきた方法、現時点で我々が取り組んでいる方法は非常にポジティブなものだと思う」

    「今年、我々はいくつかサプライズをもたらすだろうと考えている。もちろん、疑問な部分もたくさんあるし、トラックに出てみるまで決してわからない。だが、ホンダ側で彼らが本当にかなり懸命に仕事をしているのは確かだし、彼らはポジティブにスタートを切りたいと望んでいる」

  • ザウバー代表 「就任1時間後にホンダとのF1エンジン契約破棄を決断した」

    ザウバー代表 「就任1時間後にホンダとのF1エンジン契約破棄を決断した」

    ザウバーのチーム代表フレデリック・バスールは、昨年夏にチームでの仕事を開始した1時間後にはホンダとの2018年のF1エンジン契約の破棄を決断していたと明かした。

    ザウバーの前チーム代表のモニシャ・カルテンボーンは、2018年にホンダからF1パワーユニットの供給を受ける契約に合意していた。しかし、6月のF1アゼルバイジャンGP直前に突然チーム代表を退任している。

    後任としてチームの指揮を執ることになったフレデリック・バスールは、マクラーレンがホンダのF1パワーユニットに苦戦していることに懸念を抱き、代わりにフェラーリとの提携を強化することを望んでいたと語る。

    「7月17日の午前9時に加入し、ホンダについての会議は午前10時に行われた」とフレデリック・バスールは Autosport に語った。

    「私にとっては重要なことだった。最初にエンジンサプライヤーを変更するのは決して簡単なことではなかったが、ホンダはあまり良い状態ではなかった」

    「さらに、おそらく私にとって最も重要だったのはマクラーレンに関連したことだった。我々にはギアボックスを独自に開発するための内部リソースがまったくなかった」

    「マクラーレンとコンタクトをとった際、彼らがホンダと決別するために最善を尽くすだろうと確信していた。なので、そのような危険に晒す立場にいることはできなかった」

    「ホンダのギアボックスをマクラーレンに要求しなければならなかったとしたら今頃どうなっていただろう? 完全な悪夢だっただろうね」

    「我々の2018年マシンの作業を進行していたので、決断を延期することはできなかった」

    2017年は1年落ちのフェラーリ製エンジンを搭載していたザウバーだったが、その後、フェラーリから最新仕様のエンジン供給を受ける新たな契約を締結。さらに年末にはフェラーリの姉妹ブランドであるアルファロメオとタイトルスポンサー契約を締結。ホンダとの契約を破棄するという決断が、さらに大きな契約へと繋がった。

    フレデリック・バスールは、ザウバーのチーム代表に就任する数カ月前までワークスルノーでチーム代表を務めていたが、マネージングディレクターのシリル・アビテブールと長期的な戦略のビジョンが一致しないと感じて辞任した。

    フレデリック・バスールは、ルノーでの期間に後悔はしていないと主張。だが、下位カテゴリーでのASM/ARTグランプリのチーム代表として大きな成功を収めていたことを考えれば、F1ではやり残した仕事があると感じていたと認めた。

    「私は人生のこの27年間をトラックで過ごしてきたし、成功を収めたいと考えるものだ。このような形で終えるのは望ましいことではない」とフレデリック・バスールはコメント。

    「だが、復讐やそれに似た感情は一切ない。私は常にF1で自分にとって良いプロジェクトを探していたし、ザウバーーは私にとってパーフェクトだったと思う」

    「ルノーが良くなかったと言いたいわけではない。だが、そのシステムに合わせることにいくつかトラブルを抱えていたし、私にとっては離れた方が良かった。人生でいくつか他のプロジェウトがあったからね。それで私は辞めた」

    「6ヵ月の休暇は少し長かったが、休みをとれたのはとても嬉しいことだったよ! 私の妻は『これ以上家にいないで』と言って他のことを見つけるように急かしていただね」

    「そしてザウバーとの話し合いをスタートした。議論は良いものだったし、良いプロジェクトだった。私の期待やキャリアの序盤に行っていたプロジェクトにはるかにフィットしていた」

  • トロロッソ・ホンダ、新車STR13を2月21日にシェイクダウン

    トロロッソ・ホンダ、新車STR13を2月21日にシェイクダウン

    トロロッソ・ホンダは、2018年F1マシン『STR13』を2月21日(水)にフィルミングデーを利用してイタリアのミサノ・サーキットでシェイクダウンさせると報じられている。

    2018年からホンダのF1パワーユニットを搭載するトロ・ロッソは、先週、STR13のシャシーがFIAの義務的なクラッシュテストに合格したことを報告している。

    2018年のプレシーズンテストは2月26日(月)にバルセロナのカタロニア・サーキットでスタートするが、トロロッソ・ホンダは、2018年型のホンダ製パワーユニットを搭載するマシンのシステムチェックを行うためにフィルミングデーを利用して新車STR13のシェイクダウンテストを実施する。

    F1レギュレーションでは、シーズンにつき2日間のフィルミングデーが許されている。走行距離は100km以内となっており、タイヤはプロモーションタイヤが指定されている。

    ホンダは、マクラーレンとのパートナーシップを開始した2015年のプレシーズンテストで複数のトラブルに見舞われて最初の4日間のテストでは124周しか走行できなかった。

    すでに3年の経験を積んだホンダが2018年のプレシーズンテストでそのような失態を起こすことはないかもしれないが、事前にシステムのチェックができることは安心材料となる。

    また、ホンダの2018年F1パワーユニットは前年コンセプトの“進化版”であり、最新型に不具合が発生した場合は、2017年型を搭載するというバックアッププランがある。

    トロロッソ・ホンダは、シェイクダウンの4日後の2月25日(日)にSTR13をカタロニア・サーキットのピットレーンで披露。翌日からプレシーズンテストに望むことになる。