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  • マックス・フェルスタッペン 「レッドブルとホンダとの提携は良い動き」

    マックス・フェルスタッペン 「レッドブルとホンダとの提携は良い動き」

    マックス・フェルスタッペンは、レッドブル・レーシングがルノーとの契約を解消してホンダに切り替えるのは悪い動きではないと語る。

    マクラーレンと厳しい3年間を過ごしたホンダは、今年トロロッソとのパートナーシップで改善を示しており、2019年からレッドブル・レーシングにもF1パワーユニットを供給することが決定。

    だが、最近トロロッソ・ホンダのピエール・ガスリーは、ホンダのパワー不足を口にしている。

    「僕たちはシャシーは優れてるけど、エンジンによってあまりに多くのタイムを失っている」とピエール・ガスリーはコメント。

    「現時点では、ノーマルなコンディションでは僕たちには戦えるパッケージとスピードがない」

    しかし、マックス・フェルスタッペンは、ホンダのパフォーマンスについて心配はしていないと語る。

    「まだ半年残っているし、その期間でホンダは懸命に仕事をしていくと思う」とマックス・フェルスタッペンはコメント。

    「来年よりも今問題があった方がいい。でも、彼らはパフォーマンス面で大きな前進を果たしていると思う。彼らはもはやルノーより遅いというわけではない」

    また、マックス・フェルスタッペンは、ホンダのワークスステータスを得られることもレッドブル・レーシングにとって大きな後押しになると考えている。

    「そうだね。いつだってその方がいい」とマックス・フェルスタッペンはコメント。

    「全てのレースでアップデートを得ることができる。ルノーでは全てがまず最初にファクトリーチームに行くし、僕たちが1~2レース後に始めて何かを得ることができる。残念だけど、理解はできることだ」

    トロロッソのチーム代表フランツ・トストは、ホンダが2019年からレッドブル・レーシングにパワーユニットを供給することに懸念は抱いていないと語る。

    「ホンダとはまったく問題ない」とフランツ・トストは ORF にコメント。

    「マクラーレンがどのようなことを経験したのかはわからないが、エンジンは聞いていたほど悪くはない」

    「エンッジンは十分に優れているし、我々はエンジンを改善するために彼らと一緒に取り組んでいる」

  • レッドブル 「2019年のレギュレーション調整はエンジン依存度が強まる」

    レッドブル 「2019年のレギュレーション調整はエンジン依存度が強まる」

    レッドブル・レーシングのクリスチャン・ホーナーは、2019年に実施されるレギュレーションの微調整はレッドブルがメルセデスやフェラーリとの差を縮めるための助けにはならないと主張する。

    F1は、2019年のF1世界選手権でオーバーテイクを促進させるためにフロントウイング、リアウイング、バージボードを含めた空力パッケージのF1レギュレーションに変更が加えられる。

    フロントウイングは幅が1800mmから2000mmに拡大し、デザインを単純化。エンドプレートもシンプルなものになり、上部フラップは廃止される。バージボードも低くなり、リアウイングはDRSの効きを強めるために、開口部が65mmから85mmに拡大され、ウイングの幅と高さも増加する。また、空力だけでなく、燃料制限も増加される。

    レッドブル・レーシングは、空力に優れたシャシーが特徴だが、クリスチャン・ホーナーは、上記のレギュレーション変更によってエンジンパワーへの依存度がさらに高くなると危惧している。

    2019年のレギュレーション変更はレッドブルにとって助けになるかと質問されたクリスチャン・ホーナーは「まったくだ」とコメント。

    「エンジンに依存することになるだろう。誰もが全てが収束し始める良いラインに達したと考えていると思うが、私はまったくそうは思っていない」

    レッドブル・レーシングは、2019年からホンダのF1パワーユニットを搭載することが決定している。

    関連:【F1】 2019年F1マシンの変更点を動画で解説

  • トロロッソ 「マクラーレンがホンダと良い仕事ができなかっただけ」

    トロロッソ 「マクラーレンがホンダと良い仕事ができなかっただけ」

    トロロッソのチーム代表を務めるフランツ・トストは、ホンダと仕事を開始した当初からホンダのF1パワーユニットは言われていたほど悪くはなかったと語り、マクラーレン・ホンダが崩壊したのは、マクラーレンがホンダと良い仕事ができなかっただけだったのはないかと指摘する。

    2015年、ホンダはマクラーレンのパートナーとしてF1復帰。かつて黄金時間を築いた“マクラーレン・ホンダ”という名前の復活には大きな期待がかけられた。

    しかし、ホンダのF1パワーユニットには信頼性問題が多発。ライバルに対してパフォーマンス面でも劣っており、マクラーレンに三下り半を突きつけられるかたちでマクラーレンとホンダのパートナーシップはわずか3年で終了することになった。

    ホンダとのパートナーシップ解消後、マクラーレンのレーシングディレクターを務めていたエリック・ブーリエは「ホンダからルノーにエンジンを変えるだけで1秒はアップする」と豪語していたが、蓋を開けてみれば、同じルノーのF1パワーユニットでレースに勝利しているレッドブル・レーシングのレベルにはまったく到達できていない。

    そのため逆にパフォーマンスが不足していたのはホンダのF1エンジンのせいではなく、マクラーレンのシャシー側にあったことが露わになったと考えられており、また信頼性に関しても当初からマクラーレンのパッケージングによる冷却面の脆弱性とシャシー側の振動からくる共振が原因だったとも言われていた。

    トロロッソのチーム代表フランツ・トストは、ホンダとの仕事を開始した際、マクラーレンが指摘していたほどホンダのF1パワーユニットは悪いものではなかったと語る。

    「ホンダのエンジンは彼ら(マクラーレン)が指摘していたほど悪くはなかったと言わなければならない」とフランツ・トストは ORF にコメント。

    「すでに堅実なベースがあったし、我々は主に信頼性に取り組んだ。もちろん、パフォーマンスにもね」

    また、マクラーレンは、ホンダとの関係がうまくいかなかった理由として日本の仕事理念とホンダがF1の文化を理解していないことを挙げていた。

    しかし、フランツ・トストは、マクラーレンが指摘していたようなコミュニケーションの問題はトロロッソとホンダとの間には存在しないと語る。

    「我々には決してそのような問題はない。重要なのは両社が協力したいかどうかだ。マクラーレンはそうではなかったのかもしれない」とフランツ・トストは説明した。

    2019年からホンダはレッドブル・レーシングへのF1パワーユニットの供給を開始。レッドブル・テクノロジーを中心としたレッドブル、トロロッソ、ホンダの新たな連合が形成されることになる。

    フランツ・トストは、レッドブルがホンダと契約を結ぶことは、トロロッソにとってもクルマを進化させるためのデータを得られるという点でさらなる前進になると語る。

    「レッドブルとホンダとのコラボレーションを統合されることが重要だ。本当に堅実なパッケージになると信じているし、トロロッソは自動的にそこから利益を得ることになるだろう」

    一方、マクラーレンは、今年4月に直前にレーシングディレクターのエリック・ブーリエが辞任。いずれも事実上の更迭とみられている。特にバーレーンGPでマクラーレンの株主の面前でトロロッソ・ホンダのピエール・ガスリーが4位入賞を果たして惨敗を喫したことが大きな要因だったとみられている。

    これまで不振の原因をホンダのF1パワーユニットのせいにしてきたマクラーレンだが、言い訳ができなくなった今、原因はマネジメント体制にあったという方向に舵を切っている。

    マクラーレンのCEOを務めるザク・ブラウンは、マネジメント体制の再編は、ホンダとのパートナーシップがどのように管理されていたかについての社内的な考察から生じたものではないと主張する。

    「いいや、我々はホンダとの関係についてまったく議論はしてなかった。我々は現在の我々自身に目を向けている。我々が犯したミスを認識し、それらのミスから学び、それを再現しないことを確実にしようとしている。だが、我々は『こうすることができた、こうすべきだった、違ったことができたのではないか?』などと後ろを振り返ってはいない」とザク・ブラウンは主張。

    「この組織は、私が望んでいるような特定の個人が起業家精神にあふれた仕事をすることを許していない。十分に迅速な意思決定ができていないと思う。委員会によって決定することが適切なときもあれば、個人によって決定すべきときもある。時には我々の決定プロセスとそのスピードは決定に渋滞を引き起こしていた。それを変える必要があるし、我々の最大の問題は構造と組織にあると思っている」

    「現在の環境では開花できなかった素晴らしい才能を解放させる必要がある。それに組織をより迅速に形成することに寄与する他の経験を有する人材を外部からも集めていく。F1チームを率いる私の仕事は、最終的にそのペースを組織に取り入れ、方向性を示し、適切なリーダーシップを発揮し、全員がマクラーレンの本来の姿と認識していると思う位置に戻すことだ」

    意思決定プロセスという言葉を聞いて、思い出される言葉がある。マクラーレンとのパートナーシップ解消が決まった当時、ホンダのモータースポーツ部長を務める山本雅史はこんなことを述べていた。

    「マクラーレンと組んでみて分かりましたが、企業の規模が大きいと、とてもシステマチックになります。もちろん、それが大きな強みであることは間違いないのですが、同時に変化に適応していくことは難しくなります」と山本雅史はコメント。

    「その点、トロ・ロッソはまだ成長途上にある企業です。同じゴールを目指して一緒に歩んでいける関係であることが重要です。いいコミュニケーションをとりながら仕事ができることを、本当に楽しみにしています」

    「例として、両チームを別々の料理として比較すると、マクラーレンは非常に洗練されたフランス料理だとしましょう。トロロッソは、新しい食材を加えることができるような自家製の美味しいシチューのようなものです。我々はそれをすることに興奮しています」

    当時から、ホンダはマクラーレンのマネジメント体制に欠陥があることを把握していたようだ。

  • ピエール・ガスリー 「エンジンの差でこのままではザウバーに抜かれる」

    ピエール・ガスリー 「エンジンの差でこのままではザウバーに抜かれる」

    ピエール・ガスリーは、フェラーリのエンジンの“巨大な差”によってザウバーは復活を果たしており、コンストラクターズ選手権でトロロッソ・ホンダがザウバーに抜かれることを恐れていると語る。

    現在、ザウバーはコンストラクターズ選手権で9位に位置しているが、今シーズンの6レースでポイントを獲得しており、トロロッソ・オンダととの差は6ポイントまで縮まっている。F1イギリスGPでシャルル・ルクレールがポットストップのミスでリタイアしなければ順位は変わっていた可能性がある。

    2017年はコンストラクターズ選手権を最下位で終えたザウバーだが、新しいオーナーシップとフレデリック・バスールがチーム代表に就任。アルファロメオのスポンサーシップを通してフェラーリの“Bチーム”というステータスのもとで今シーズンは大きな飛躍を果たしている。

    ピエール・ガスリーは「ザウバーは本当に速いし、彼らには力強いパッケージがあるので、僕たちのペースでは彼らを抑えるのが本当に難しくなっている」とコメント。

    「シャシーという点では僕たちの方がまだ彼らの前にいるけど、彼らがフェラーリから得ているエンジンとパワーユニットのパッケージという点では、それだけで大きな違いがある」

    「今、彼らは一貫してポイント獲得を獲得できると思うし、彼らを抑えるのは本当に難しいだろうけど、僕たちは自分たちにできることをやっていくつもりだ」

    ピエール・ガスリーは、バーレーンで4位、モナコで7位に入賞。イギリスでも1ポイントを獲得したかに思えたが、ガスリー曰く“馬鹿げた”レース後のペナルティによってそれを逃すことになった。

    チームメイトのブレンドン・ハートレーはアゼルバイジャンGPの幸運な10位だけで、トロロッソ・ホンダのコンストラクターズポイントには1ポイントしか貢献できていない。

    「僕たちはバーレーンやモナコのようにポイントを獲得できるチャンスがあるときはそれを確実に獲っていく必要がある」とピエール・ガスリーはコメント。

    「現時点では、ノーマルなコンディションでは僕たちには戦えるパッケージとスピードがない」

    「ハースは本当に速いし、ザウバーもフェラーリ製エンジンにとって本当に速い。フォース・インディアもうまくやっているし、ルノーにはシャシーとパワーユニットの間で本当に強力なパッケージがある」

    「僕たちはシャシーは優れてるけど、エンジンによってあまりに多くのタイムを失っている」

    「ブダペストはチャンスを掴める可能性のあるトラックだし、可能ならばポイントを獲得するためにすべてを完璧に行う必要がある」

    2017年には1年落ちのフェラーリ製エンジンを使っていたザウバーだが、今年は最新スペックのエンジンだけでなく、ヒンウィルのチームに大きな投資を行っている。

    シャルル・ルクレールは3戦で2度のQ3進出を果たしており、ルノーのカルロス・サインツは、今シーズンのザウバーの進歩は、フェラーリがカスタマーの“大幅な前進”を助けていることを証明している。

    「オーストラリアでザウバーがスタートした位置と今の彼らの位置を見れば、称賛に値する」とカルロス・サインツは語った。

    ザウバーのドライバーを務めるマーカス・エリクソンは、チームの現在のポジションは12ヶ月前とは“大違い”だと語る。

    「財政面のプラットフォームはとても強いし、すべてがそこから構築されている」とマーカス・エリクソンはコメント。

    「僕たちはチームに素晴らしい人材を獲得しているし、すでにいた人々もモチベーションをもって成長している」

    「僕たちは12ヶ月前と比較して完全に異なった世界にいる。チームとしての発展ぶりを見るのはとても印象的だと思う」

  • マクラーレン 「ホンダとの決別とマネジメント体制の再編は無関係」

    マクラーレン 「ホンダとの決別とマネジメント体制の再編は無関係」

    マクラーレンのCEOを務めるザク・ブラウンは、最近のマネジメント体制の再編とホンダとのパートナーシップ解消とはまったく関係のないことだと語る。

    マクラーレンは過去3年間の問題の根源はホンダのF1パワーユニットだと公然と批判してきたが、ルノーに変更した今年も引き続き苦戦を強いられていることで長年のファンからも非難されている。

    今年、マクラーレンは4月にテクニカルディレクターのティム・ゴス、F1イギリスGP直前にレーシングディレクターのエリック・ブーリエが辞任。いずれも事実上の更迭とみられている。

    だが、ザク・ブラウンは、マネジメント体制の再編は、ホンダとのパートナーシップがどのように管理されていたかについての社内的な考察から生じたものではないと主張する。

    「いいや、我々はホンダとの関係についてまったく議論はしてなかった」とザク・ブラウンは主張。

    「我々は現在の我々自身に目を向けている。我々が犯したミスを認識し、それらのミスから学び、それを再現しないことを確実にしようとしている」

    「だが、我々は『こうすることができた、こうすべきだった、違ったことができたのではないか?』などと後ろを振り返ってはいない」

    今後、エリック・ブーリエが担ってきた役割は、新設されたスポーティングディレクターに任命されたジル・ド・フェラン、パフォーマンスディレクターに昇格したアンドレア・ステラ、そして、COOであるサイモン・ロバーツの3人によって分担していく。

    ザク・ブラウンは、これまでのマネジメント体制では委員会にあまりに頼りすぎており、個人に重要な決定をする十分な裁量が与えられていなかったことで意思決定プロセスに“渋滞”が起きていたとし、今後は外部からの新たな採用を含めたより多くの変化が行われると示唆した。

    「この組織は、私が望んでいるような特定の個人が起業家精神にあふれた仕事をすることを許していない。十分に迅速な意思月定ができていないと思う」とザク・ブラウンはコメント。

    「委員会によって決定することが適切なときもあれば、個人によって決定すべきときもある。時には我々の決定プロセスとそのスピードは決定に渋滞を引き起こしていた。それを変える必要があるし、我々の最大の問題は構造と組織にあると思っている」

    「現在の環境では開花できなかった素晴らしい才能を解放させる必要がある。それに組織をより迅速に形成することに寄与する他の経験を有する人材を外部からも集めていく」

    「F1チームを率いる私の仕事は、最終的にそのペースを組織に取り入れ、方向性を示し、適切なリーダーシップを発揮し、全員がマクラーレンの本来の姿と認識していると思う位置に戻すことだ」

  • ダニエル・リカルド 「レッドブルがホンダに決めた理由が重要」

    ダニエル・リカルド 「レッドブルがホンダに決めた理由が重要」

    ダニエル・リカルドは、レッドブル・レーシングが2019年にホンダのF1パワーユニットに切り替えることを決断したのは、ルノーとの関係が悪化したことによる感情的なものではないことを理解することが重要だと語る。

    ダニエル・リカルドは、まだレッドブルとの新契約にサインしていないが、2019年にホンダのF1エンジンを搭載する新生“レッドブル・ホンダ”に残留することになると考えられている。

    レッドブル・レーシングがホンダのF1パワーユニットを搭載することに完全に納得しているかと質問されたダニエル・リカルドは「たぶんホンダを運転してみるまで100%は分らないと思う」と Autosport にコメント。

    「もちろん、チームからは何度も聞いているし、彼らはその理由を伝えてくれている」

    「僕にとって重要なことは、彼らがなぜそうしたのか、それがただの感情だけではないことを理解することだ。『ルノーとの関係はもう何をしてもダメだ。我々は変えたいから変える』といったようにね」

    「もちろん、彼らは宿題を終えたし、彼らはそれがただの感情的な決断ではなく、良いことだと強く信じている」

    「彼らはそれを実現させて僕に希望を与えるためにやれることをやってくれた」

    レッドブル・レーシングのチーム代表クリスチャン・ホーナーは、ダニエル・リカルドにホンダについて説得する必要はあまりなかったと語る。

    「我々は膝を突き合わせて話し合い、我々が行った変更の背景にある論理的な根拠について説明した」

    「変化のタイミングだというのが現実だ。我々は毎年同じことをやっているし、ホンダの本物の進化を目にしてきた。異なるルートに進んで進化するにはとにかく正しいタイミングだと感じている」

    レッドブルの姉妹チームであるトロロッソは今年からホンダのF1パワーユニットを搭載。そして、ホンダがF1カナダGPで導入した内燃エンジンのアップグレードが本家レッドブル・レーシングの契約へと繋がった。

    しかし、トロロッソ・ホンダのドライバーであるピエール・ガスリーは、先週末のF1イギリスGPで、ホンダのパワーユニットによってトロロッソは直線スピードで約1秒が犠牲になっていると語っている。

    ダニエル・リカルドは、ピエール・ガスリーの発言が2019年にむけたホンダへの信頼に影響することはないとし、F1イギリスGPの予選後に「まあ、僕たちもルノーで同じように失っているからね」と語っていた。

    レッドブル・レーシングでリカルドのチームメイトを務めるマックス・フェルスタッペンは、ルノーのF1エンジンのパワー不足におって1秒くらい失っていると何度も語っており、レースでのライバルとのパワー差は“悲劇的”だと述べている。

    ルノーは、2014年にF1がパワーユニット時代に突入して以来、フェラーリとメルセデスに匹敵することができず。レッドブル・レーシングとそのドライバーにとっては絶えずストレスとなってきた。

    ルノーは、F1オーストリアGPで新しいハイパワーモードを導入したが、ダニエル・リカルドはその影響を軽視している。

    「基本的には落ち着いたまだし、あまり興奮はしていない」とダニエル・リカルドはコメント。

    「優れたものになると考えていれば、失望しやすい。良くなればそれは良いことだし、僕たちは何かを得ることができる」

    F1でワールドチャンピオンを争えるパッケージを求めているダニエル・リカルドだが、他のオプションは狭まっており、レッドブルとの新契約にサインすることが濃厚だとされている。

    メルセデスとフェラーリは、ダニエル・リカルドの興味を持っていると噂されていたが、最近ではその熱はさめており、マクラーレンもリカルドの移籍候補に浮上している。

    「すべてのドアが閉じているわけではない」とダニエル・リカルドはコメント。

    「でも、他のトップチームはおそらくラインナップを継続する可能性がますます高まっている」

    「それに関する事実を把握しているわけではないけど、行間を読んだだけで、おそらく継続すると感じるものだ」

    「もちろん、レッドブルでなければ、彼らは最も魅力的な2つのオプションだし、それが可能でないければ、僕ににとって他のオプションがレッドブルよりも優れていると確信するのは難しい。とにかく、自分の判断が正しいことを確かめるだけだ」

  • トロロッソ 「ホンダとレッドブルの契約には多くの相乗効果がある」

    トロロッソ 「ホンダとレッドブルの契約には多くの相乗効果がある」

    トロロッソのチーム代表フランツ・トストは、ホンダがレッドブルにパワーユニットを供給することは、自分たちにもメリットがあると感じている。

    シーズンが中盤に差し掛かったところで2019年のレッドブルとホンダの契約が発表され、話題の中心となった。トロロッソがホンダのワークスとして1年の経験を積んだのち、レッドブルとトロロッソ、そしてホンダの新たな取り組みが始まる。

    トロロッソは影が薄くなったようにも見えるが、フランツ・トストはトロロッソにもメリットがあると語る。

    「多くの相乗効果が見られるはずだ」とフランツ・トストは語る。

    「今季は自前のギアボックスを使用しているが、来年はレッドブルと共通のリアエンドを採用できる。これによって資金とリソースをほかの部分に振り向けて、パフォーマンス向上に注力できる。楽しみでしょうがない」

    「ルノーエンジンのときにもこうした取り組みはあったが、その最中にマニュファクチャラーが変更になった。エンジンが違えば、シナジーを出すのは難しい。ギアボックスのフィッティングポイントや、排気のシステムなども異なるからね」

    フランツ・トストは、ワークスパートナーとして戦ったシーズン序盤、ホンダと良い関係を築けていると語る。

    「ホンダとは本当にいい関係でやれていて、初めから緊密に連携できている。昨年末の段階では数回しか会えなかったが、プログラムを開始してからは膝を突き合わせて話し合えている。ホンダも我々もかなりのハードワークをしてきた」

    「昨シーズンですら、ホンダは見た目の結果ほど悪くなかった。少なくとも私の目にはそれが明らかだった。だから、今年のパフォーマンスがいいのも驚きではない」

    「そして、来年さらに上のレベルにいけるようにハードワークを続けている。レッドブル・レーシングとも組むようになれば、レースで勝てると私は確信している。いずれ分かると思う」

    「ワークスパートナーになったことで、チームはすごく助けられている。我々にとっては全く新たな環境が手に入った。それまではパワーユニットと電装系の部品を受け取って、マニュファクチャラーに『はい、どうぞ。これを搭載してくださいね』と言われるだけだった」

    「それが今では、ホンダとトロロッソのデザイナーが突き詰めて議論し、すべてのパーツの配置でベストなバランスを探ることができる。重量配分、空力的な観点、信頼性、冷却など、さまざまな観点から検討している。本当にすばらしいし、重要な進歩だ。ここにレッドブル・レーシングも加われば、さらに大きくパフォーマンスを向上させられると思う」

    フランツ・トストの見通しが明るいのは、ホンダのこれまでの歩みが理由であるとも考えている。現行のV6エンジンレギュレーションが導入され、最後発のマニュファクチャラーであるにもかかわらず、ホンダは参入からここまでで一番大きな進化を見せ、それが将来も続いていくと期待している。

    「我々は、ほんの少しずつだけど、全体的に進歩できている。一部でなく、全体なんだ。これが、パワーユニットとシャシーを融合させる最善のかたちだと考えている。パワーユニットマネージメントについても、両者ともに大きく前進している。MGU-K、MGU-H、バッテリーにエンジン、それぞれの使い方を議論し、ベストなかたちで取り組めている」

    「もちろん、これはまだ途中経過にすぎないし、すべてのマニュファクチャラーがパフォーマンス向上を目指して懸命に取り組んでいる。特に、メルセデスは現行レギュレーションが導入される早い段階から開発に集中して、大きなアドバンテージがある。どのマニュファクチャラーもこの1年で追い付くのは難しいだろう。でも、フェラーリはそれができると示してくれたし、私はホンダにも可能だと思っている」

    フランツ・トストは、カナダで投入されたアップグレードにもかなりポジティブな手応えを得えてる。

    「大満足だ。彼らは『0.3秒向上できる』と見通しを話してくれて、それがそのまま実現した」とフランツ・トストは語る。

    「トロロッソの目標は、中団最上位だ。もちろん、それはドライバーの経験値に左右されることではある。ドライバーは重要なファクターなので、来年だれが乗るかを知る必要はあるし、チームの順位もそこで予想することができる」

    「すべてがうまくかみ合えば、ルノーやマクラーレンといったチームの上を行くことができるはずだ。簡単なことではないが、それは可能なんだ」

  • ホンダF1 「ルノー勢のパフォーマンス差がPUの評価を難しくしている」

    ホンダF1 「ルノー勢のパフォーマンス差がPUの評価を難しくしている」

    ホンダF1のテクニカルディレクターを務める田辺豊治は、ルノーのエンジンを搭載するチームのパフォーマンス差によって、コース上でホンダとルノーのF1パワーユニットのレベルのギャップを判断することは難しいと語る。

    ルノーとホンダはF1カナダGPでF1パワーユニットにアップグレードを導入。同時にフェラーリもアップグレードを施し、メルセデスも少し遅れて新スペックのパワーユニットを導入している。

    だが、各チームのマシン間での差は大きい。例えば、ルノー勢でいえば、パワーユニットの実力差が大きく出るF1イギリスGPの予選でレッドブルの2台が5番手と6番手に入ったのに対し、ルノーはニコ・ヒュルケンベルグが11番手、カルロス・サインツがQ1で敗退して16番手。マクラーレンはフェルナンド・アロンソが13番手、ストフェル・バンドーンはQ1で敗退して17番手で終えている。

    トロロッソ・ホンダはピエール・ガスリーが14番手であり、ルノーとマクラーレンの片方のマシンには負けている。

    「コース上でパワーユニットのパフォーマンスを分析したり、評価するのはちょっと難しいです」と田辺豊治は RACER にコメント。

    「例えば、ルノーは多くのチームに供給していますが、彼らの間には大きな差があります。ルノーのパワーユニットが全てのマシンに同じアウトプットを供給しているかどうかはわかりませんが、6台が同じパワーユニットのアウトプットであることが事実であるならば、彼らの際は非常に大きいです。ですので、理解するのは難しいですし、評価するのは難しいです」

    特にホンダは昨年までの3年間、マクラーレンからパフォーマンス不足の原因がエンジンであると刷り込まれていたため、マクラーレンの不振はさらに判断するのは難しいだろう。

    ホンダは、2019年からレッドブル・レーシングにパワーユニットを供給することが決定。すでにトロロッソとの作業を行っているホンダは、レッドブル・テクノロジーを通して、今後さらなる分析を進めていくことになる。

    レッドブル・レーシングのチーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーは、今季のフェラーリのF1エンジンはパフォーマンス面でメルセデスを上回っており、その差を埋めるためにも来季からホンダにスイッチするという決断は間違ってはいない語る。

    「現在ではフェラーリのエンジンがベンチマークに設定されていると思う。ハースとザウバーも好調をみせている」とクリスチャン・ホーナーはコメント。

    「変化のための時ということだ。ルノーに関しては毎年同じことの繰り返しだ。だが、ホンダはいい進歩を遂げている。私はこれが正しい選択だと考えている」

    「全員がどういうレベルにあるのか非常によくわかったと思うし、現時点ではホンダとルノーは似たような状況にあると私は思っている」

    「重要なのは潜在的な開発能力だ。今週末に我々が目にした統計を隠すことはできない。埋められるギャップではなかったが、ホンダとなら埋められることを期待している。ホンダが現在進めているものをかなり信じている」

  • トロロッソ・ホンダ 「調子の良し悪しでコンマ3秒ほどの差がある」

    トロロッソ・ホンダ 「調子の良し悪しでコンマ3秒ほどの差がある」

    トロロッソのテクニカルディレクターを務めるジェームス・キーは、トロロッソ・ホンダの今シーズンここまでの浮き沈みの激しい状況に満足していないと語る。

    トロロッソ・ホンダは、第2戦バーレーンGPでピエール・ガスリーが4位入賞。2015年にホンダがF1に復帰して以来のベストリザルトを記録した。

    そして、トロロッソのホンダとのパートナーシップにおける仕事は、本家レッドブル・レーシングに2019年からホンダのF1パワーユニットを搭載することを納得させた。

    しかし、ジョームス・キーは、今シーズンここまでの内容にはフラストレーションを感じていると語る。

    「今シーズンはまさにジェットコースターだ」とジェームス・キーはコメント。

    「現時点のポジションには満足していないが、その要因はさまざまだ。モナコやバーレーンでピエール(ガスリー)はいいペースで走れていたと思うが、一貫して力を出すことはできていない」

    「ペースを上げるカギのひとつがシャシーだ。一貫してペースを出せるようにアップグレードを行った。しかしペースを出すにはバランスが大切で、それがぴったりとハマったらうまくいくだろう」

    ジェームス・キーは、トロロッソ・ホンダが結果を出せていないのは中団争いがかなりタイトなことも影響していると型r。

    「今シーズン、調子の良し悪しでコンマ3秒ほどのラップタイムの差がある。つまり、それによって14番手以内に入るか、Q1で敗退するかの違いがでてくる」

    「調子のアップダウンが激しいように見えるが、ライバルとのラップタイム的にはかなり大混戦だ。したがって、さまざまな要因を除けば、中団のトップグループで戦える力を持っていると言える。状況を変えようと努めていることだ」

    「ホンダとトロロッソはパートナーシップの開始当初からパワーユニットとシャシー双方の改善に取り組んでいるし、いい結果を出すために努力を続けるという部分において両者は想いをともにしている」

    今シーズン前半、カナダでのアップグレード導入によるパワー改善にキーは勇気づけられたと言う。

    「不調があったとしてもとても小さなもので、パフォーマンスの改善などに集中することができたことはよかった。そして、その改善が実を結び始めている」

    「互いに非難し合うこともなく、オープンにコミュニケーションを取ることができている。パートナーシップがスタートした当初は、昨シーズンまでの難しい状況の影響により、ホンダが少しナーバスで自信をなくしているように見えた。それを彼ら自身の中で少しリセットし、いろいろと状況の整理をすることにより状況が改善できたと思う」

    「そして、彼らが自信を深めてきていることにも気づいた。一緒に働きはじめたときに比べ、よりリスクを取ってチャレンジしようとしている。この調子で続けていけば、いい方向に進んでいくと思っている」

  • マックス・フェルスタッペン 「ルノーはまるで“F2エンジン”」

    マックス・フェルスタッペン 「ルノーはまるで“F2エンジン”」

    レッドブルのマックス・フェルスタッペンは、先週末のF1イギリスGPの決勝では、まるでF2を走っているように感じたと嘆いた。

    マクラーレン・ホンダ時代、フェルナンド・アロンソが、ホンダのお膝元である鈴鹿サーキットで開催された2015年のF1日本GPで、ホンダの幹部が見守るなか、エンジンに非力さに無線で「GP2エンジンか!」と不満をぶちまけたのことが大きな話題となった。

    F1の下位カテゴリーだったGP2は、2017年からはF2に改名している。

    マックス・フェルスタッペンは、今ではフェルナンド・アロンソがそのときにどう感じていたかを理解することができると語った。

    「70~80馬力も劣っていれば、苦戦を強いられるのはわかり切ったことだ」とマックス・フェルスタッペンはコメント。

    「ストレートではまるで違うカテゴリーで走っているみたいだった」

    シルバーストンではまるでF2のように感じたということかと質問されたマックス・フェルスタッペンは「そうだね」と答えた。

    現在、レッドブル・レーシングはルノーのF1パワーユニットを搭載しているが、2019年からはかつてフェルナンド・アロンソが不満をぶちまけたホンダのF1パワーユニットに変更することが決定している。

    レッドブル・レーシングのチーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーは、来季からホンダにスイッチするという決断は間違ってはいない語る。

    「変化のための時ということだ」とクリスチャン・ホーナーはコメント。

    「全員がどういうレベルにあるのか非常によくわかったと思うし、現時点ではホンダとルノーは似たような状況にあると私は思っている」

    「だが、重要なのは潜在能力と開発だ。今週末に我々が目にした統計を隠すことはできない。埋められるギャップではなかったが、ホンダとなら埋められることを期待している。ホンダが現在進めているものをかなり信じている」

    「ルノーに関しては毎年同じことの繰り返しだ。だが、ホンダはいい進歩を遂げている。私は、これが正しい選択だと考えている」

    一方、本当にルノーのパワーはメルセデスやフェラーリより80馬力も劣っているのかと質問されたマックス・フェルスタッペンは「正確な数値はわからない」とコメント。

    「でも、ストレートで1秒以上も失っていれば、それが相当な差だということはわかるものだ」