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  • メルセデス最速、ホンダF1勢はノートラブル / F1バルセロナテスト 結果

    メルセデス最速、ホンダF1勢はノートラブル / F1バルセロナテスト 結果

    2020年のF1世界選手権に向けた3日間の第1回 F1バルセロナテストが終了。最終日はバルテリ・ボッタスが3日間の最速タイムを記録。チームメイトのルイス・ハイルトンも総合2番手タイムを記録し、メルセデスが新車W11のポテンシャルを示して締めくくった。

    テストは午前と午後の合計8時間のセッションが行われ、開始時刻の午前9時のカタロニア・サーキットは気温5度、路面温度8度とこれまでで最も低い気温でセッションはスタートした。

    2020年はプレシーズンテストの日数が8日間から6日間に短縮されており、この日は6チームが午前と午後でドライバーを交代して作業を分担して走行距離を重ねた。

    これまで比較的スムーズに進んでいたF1バルセロナテストだが、この日は4度の赤旗中断が入った。午前中にはフェラーリのセバスチャン・ベッテル、ウィリアムズのニコラス・ラティフィに相次いでエンジントラブルが発生。午後には開始30分の時点でケビン・マグヌッセンがターン8でバリアにクラッシュ、また、ルノーのダニエル・リカルドがストップして赤旗中断となった。

    3日目のトップタイムを記録したのはメルセデスのバルテリ・ボッタス。午前中に走行を担当したボッタスは65周を走行し、ピレリの最も柔らかいC5タイヤで1分15秒732をマーク。早くも昨年のF1スペインGPで自身が記録したコースレコードに0.326秒差に迫った。午後からはルイス・ハミルトンが走行を担当。73周を走行して、C5タイヤで初日に自信が記録したタイムを更新し、ボッタスから0.784秒差の総合2番手タイムと1分16秒516をマーク。メルセデスは合計で138周を走り込んだ。

    3番手タイムはルノーのエステバン・オコン。76周を走行したC4タイヤでトップから1.3秒遅れとなる1秒17秒102をマーク。午後から走行を担当したダニエル・リカルドはスピンを喫してターン9でストップして赤旗の原因となったが、最後の1時間でコースに復帰。93周を走行して7番手タイムとなる1分17秒574をマークした。トラブルがあったルノーだが、3日間でチームとして最多周回となる169周を走り切った。

    4番手タイムはレーシング・ポイントF1チームのランス・ストロール。“ビンク・メルセデス”と称されるRP20はこの日も印象的なペースを見せ、C4タイヤで1分17秒338をマーク。ストロールは116周を走り込んだ。

    5番手タイムはアルファタウリ・ホンダのダニール・クビアト。午前中に62周を走行したクビアトはC4タイヤで1分17秒427をマーク。午後からはピエール・ガスリーが走行し59周を走行して9番手タイムとなる1分17秒783をマークした。

    6番手タイムは、アルファロメオ・レーシングのアントニオ・ジョビナッツィが記録。この日の全ドライバー中最多となる152周を走行したアントニオ・ジョビナッツィはC5タイヤで1分17秒469をマーク。ちなみに前日にトップタイムを記録したキミ・ライコネンの1分17秒091は総合3番手タイムとなっている。

    8番手タイムはレッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンが記録。午前中に86周を走行したフェルスタッペンはC2タイヤで1分17秒636を記録。午後にはアレクサンダー・アルボンが走行を引き継ぎ83周を走行。C2タイヤで10番手タイムとなる1分18秒154をマークした。

    マクラーレンは午前中にカルロス・サインツが76周を走行して11番手タイムとなる1分18秒274をC2タイヤで記録。午後にはランド・ノリスが49周を走行してC3タイヤで14番手タイムとなる1分18秒454でセッションを終えた。

    フェラーリは、午前中のセッションでエンジントラブルによってストップ。午後のセッションにむけてエンジンを交換したが、セバスチャン・ベッテルが100周を走り込み、C3タイヤで13番手タイムとなる1分18秒384をマークした。

    ウィリアムズのニコラス・ラティフィも午前中にメルセデス製F1エンジンにトラブルが発生して午後に新しいパワーユニットに交換。72周を走行してC3タイヤで14番手タイムとなる1分19秒004をマーク。

    ハースF1チームは午前中にロマン・グロージャンが48周を走行してC3タイヤで12番手タイムとなる1分18秒380を記録。午後から走行を担当したケビン・マグヌッセンは開始から30分でターン8でウォールにクラッシュして赤旗中だの原因を作った。ハースF1チームがその後コースに戻ることはなく、マグヌッセンは4周しか走行できなかった。

    第2回のF1バルセロナテストは2月26日(水)~28日(金)に行われる。

    2020年 F1バルセロナテスト 結果(3日目)

    Pos Driver Team Time Gap Tyre Lpas
    1 バルテリ・ボッタス メルセデス 1分15秒732 C5 65
    2 ルイス・ハミルトン メルセデス 1分16秒516 +0.784 C5 65
    3 エステバン・オコン ルノー 1分17秒102 +1.370 C4 76
    4 ランス・ストロール レーシング・ポイント 1分17秒338 +1.606 C4 52
    5 ダニール・クビアト アルファタウリ 1分17秒427 +1.695 C4 62
    6 アントニオ・ジョビナッツィ アルファロメオ 1分17秒469 +1.737 C5 65
    7 ダニエル・リカルド ルノー 1分17秒574 +1.842 C4 76
    8 マックス・フェルスタッペン レッドブル 1分17秒636 +1.904 C2 86
    9 アレクサンダー・アルボン レッドブル 1分18秒154 +2.051 C4 86
    10 ピエール・ガスリー アルファタウリ 1分18秒213 +2.422 C2 62
    11 カルロス・サインツ マクラーレン 1分18秒274 +2.542 C2 76
    12 ロマン・グロージャン ハース 1分18秒380 +2.648 C3 48
    13 セバスチャン・ベッテル フェラーリ 1分18秒384 +2.652 C3 40
    14 ランド・ノリス マクラーレン 1分18秒477 +2.722 C3 76
    15 ニコラス・ラティフィ ウィリアムズ 1分19秒004 +3.272 C3 44
    16 ケビン・マグヌッセン ハース 1分19秒709 +3.976 C2 48
  • ホンダF1、3日間で合計855周/3980kmを走破 / F1バルセロナテスト

    ホンダF1、3日間で合計855周/3980kmを走破 / F1バルセロナテスト

    ホンダF1のテクニカルディレクターを務める田辺豊治が、F1バルセロナテスト最終日の作業と3日間にわたる2020年のテスト1について振り返った。

    最終日はホンダがF1エンジンを供給するレッドブル・レーシング/アルファタウリ・ホンダともに午前と午後でドライバーを交代。レッドブル・レーシングは169周、アルファタウリ・ホンダは121周と2台合計で290周の走行距離を達成した。

    「2020年のプレシーズンテスト3日目の今日も、両チームとも大きな問題なく多くの周回を重ねることができました」と田辺豊治はコメント。

    「午前中はクビアト選手、午後はガスリー選手がドライバーしたスクデーリア・アルファタウリ・ホンダはトータル121周、同様にランチブレイクでドライバーを交代したアストンマーティン・レッドブル・レーシングは午前がフェルスタッペン選手、午後はアルボン選手が担当し、合計169周を周回しました」

    「今日はスクーデリア・アルファタウリがPUの最適化を継続、一方のレッドブル・レーシングはレースシミュレーションに取り組み、多くのデータを収集しています」

    「今日でテスト1が終了となり、これでオフシーズンに走行可能な6日のうち半分を終了しました。この3日間は天気もよく、赤旗による中断が比較的少なかったため、大きなトラブルもなく十分に走り込むことができました」

    「ホンダとしてトータルで855周、3980kmを走破し、我々にとって有意義なテスト前半になりました」

    「ここから来週水曜のテスト2の開始まで4日を挟みますが、日本、イギリス、スペインにいるエンジニアにとっては、さらなる改善にむけて膨大なデータを分析する多忙な日々が続きます」

  • ホンダF1 「SakuraのベンチテストでPUに関する懸念点が発生した」

    ホンダF1 「SakuraのベンチテストでPUに関する懸念点が発生した」

    ホンダF1の田辺豊治が、F1バルセロナテスト2日目のランチタイム前のトラブルについて説明した。

    F1バルセロナテスト2日目のランチタイム前、レッドブル・ホンダのガレージには衝立が立てられ、アレクサンダー・アルボンがドライブしたRB16はフロアが外されてメカニックたちが作業を行っていた。

    だが、アレクサンダー・アルボンは午後から順調に走行を進め、最終的に134周を走行している。

    田辺豊治は「バルセロナテスト2日目となる今日も、昨日同様に基本的な機能確認のプログラムを進めるとともに、昨晩の走行データを解析した結果をフィードバックしてパワーユニット(PU)のセッティングの最適化を進めました」と田辺豊治はコメント。

    アレクサンダー・アルボンのトラブルについては「ランチタイム前にSakuraのベンチテストにてPUに関する懸念が発生したことから、万全を期す目的でアルボン選手のPUをマシンから切り離し、別のPUに乗せ換えました」と説明

    「確認の結果、特に問題は見られなかったため、今日の午前に使用したPUは明日のセッションからも使用を再開します」

    「この作業によりいくらかの走行時間を失ったものの、最終的にはアルボン選手が134周、ガスリー選手が147周を走行し、今日も多くのデータを得られた一日になりました」

  • 【動画】 アルファタウリ・ホンダF1、AT01のシェイクダウンを実施

    【動画】 アルファタウリ・ホンダF1、AT01のシェイクダウンを実施

    アルファタウリ・ホンダが2月15日(土)、2020年F1マシン『AT01』のシェイクダウンを実施した。

    昨年までスクーデリア・トロ・ロッソとしてF1に参戦していたファエンツァのチームは、今年からスクーデリア・アルファタウリ・ホンダにブランド変更され、2月14日(金)にオーストリアでホワイト×ネイビーの新たなカラーリングが施された2020年F1マシン『AT01』を発表した。

    発表イベント後、すぐにチームはザルツブルグからイタリアに移動。ミサノ・サーキットで『AT01』のシェイクダウンを実施した。

    アルファタウリ・ホナ AT01の記念すべき初走行はダニール・クビアトが担当。ホンダの2020年F1パワーユニット『RA602』のサウンドをサーキットに轟かせた。

  • ピエール・ガスリー 「ホンダF1の2020年にむけての開発はとても有望」

    ピエール・ガスリー 「ホンダF1の2020年にむけての開発はとても有望」

    ピエール・ガスリーが、新生アルファタウリのF1ドライバーとして迎える2020年のF1世界選手権への意気込みを語った。

    昨年、ピエール・ガスリーはレッドブルのドライバーとしてシーズンをスタートしたが、期待された成績を残せずにトロロッソに降格。しかし、ブラジルGPで2位表彰台を獲得するなど素晴らしい復活を遂げ、最高の形でシーズンを締めくくった。

    「2019年はプロレベルでも個人レベルでも多くのことが起こった興味深い一年だった。多くのことを学び、成長ように感じている」とピエール・ガスリーは昨シーズンを振り返る。

    「ブラジルでの2位を獲得したことは、トロロッソのF1での14年間で2番目のベストリザルトだし、最高の方法でシーズンを締めくくることができた。僕たちの仕事のやり方や物事の進め方にとても満足しているし、今はこの新しいシーズンに興奮している。 2019年を終了したときと同じ方法でスタートしたい」

    新生アルファタウリ・ホンダとしてチームはその勢いを前進させることができるだろうか?

    「間違いなくそう思う。チームは以前とほぼ同じであり、会社全体に本当に良いダイナミクスがあって、全員がとても意欲的で集中している。ファクトリーでそれを感じることができる。誰もが2020のマシンに非常に興奮しているし、 2019年よりもさらに良くなりたいと思っている」

    昨年、チームはシーズンを通してクルマの開発を本当に続けることができただ。重要な要因は何だったのか?

    「シーズン途中にチームに加わったので、完全な進化を評価するのは少し難しいけど、全体的に見てダニールと僕の間でシーズン後半に定期的にポイントを獲得したことは事実だ」とピエール・ガスリーは語る。

    「チームの2018年から19年にかけてマシンの開発方法は大幅に改善された。作業方法とレース週末へのアプローチは明らかに前進しているし、彼らと一緒に作業することは本当に喜びだった。 2020年に向けて正しい道を歩んでいるけど、プレシーズンテストがどのように行われるかを待つ必要がある。そうは言っても、昨年のパフォーマンスは僕たちの働き方に大きく依存していたので、このダイナミックな方法で続けることができると信じている」

    ピエール・ガスリー個人としてはどうだろう?

    「学ぶべきことは常にある」とピエール・ガスリーは語る。

    「今年はF1での僕の3シーズン目だ。もう少し経験を積んでいるので、昨年よりも良い準備ができている。シーズン終盤に向けて、チーム内と人々とお互いに必要なものを理解し、パッケージを最大限に活用する方法を本当に発見した。僕たちはプッシュし続けなければならないし、シーズンを通して一貫して得点することが重要だ。昨年と同じようにあらゆる機会をつかむ必要がある」

    レッドブルフ・ァミリーの4人のドライバーのうち、ピエール・ガスリーはホンダと最も長い歴史を持つドライバーだ。去年、ホンダF1との関係はどのように進化しましたか、そして今シーズンのホンダF1に何を期待しているのか?
    「2015年にF1に復帰してからの初勝利に始まり、昨年ホンダが成し遂げたことは本当に印象的だった」とピエール・ガスリーは語る。

    「過去数年間の彼らのハードワークが報われたことを証明している。僕にとっては、ミッドフィールドチームとして彼らと表彰台を獲得できたことは、ホンダがそのような機会を掴むために本当に助けになったことを示している。彼らは僕たちにさらにパワーをもたらすために非常に懸命に働き続けており、とても有望だ。彼らと一緒に仕事をするのは素晴らしいことであり、僕たちは最大限の努力するという同じ目標を共有している」

    F1の歴史の中で最も長いシーズンに取り組んでいる。それについてどう思うか?

    「レースが大好きだし、それが僕を幸せにしてくれるので、今年は本当にエキサイティングな一年になりそうだ。とても忙しいシーズンになることは確かだけど、良い結果を得るための追加の機会だと思っている。今すぐ開始したいくらいだ。待ち切れないよ!」

    アルファタウリという新しい名前についてピエール・ガスリーはどう考えているのか?

    「ミラノに引っ越すことにした多くの理由の1つはファッションが大好きだからだ。チームがアルファタウリと提携できることをとても嬉しく思う」とピエール・ガスリーは語る。

    「新しいチームキットを見て、着るのが待ち遠しい。品質、フィット感、快適性の大きな一歩になると確信している。ブランドと彼らの活動へのアプローチを知っているので、とても興奮している。チームにとって、新しいストーリーはまだ始まったばかりだし、最初から参加することは喜びだ。チームは変わらないし、アルファタウリに良いスタートを与えることが重要だ。僕たちの前にあるものを見るのはエキサイティングだ」

  • アルファタウリ 「AT01の風洞数値は良好」「ホンダF1エンジンも進歩」

    アルファタウリ 「AT01の風洞数値は良好」「ホンダF1エンジンも進歩」

    アルファタウリのF1チーム代表を務めるフランツ・トストは、2020年に新たにリブランドしたチームは“コンストラクターズ選手権5位以内にいなければならない”と抱負を語った。

    昨年までスクーデリア・トロ・ロッソとしてF1に参戦していたファエンツァのチームは、今年からスクーデリア・アルファタウリ・ホンダにブランド変更され、2月14日(金)にオーストリアで2020年F1マシン『AT01』を発表した。

    注目のカラーリングは、ネイビー×ホワイトでカラーリングは艶消し塗装で処理されている。赤で掲載されるHondaのロゴもワンポインとして目立っている。ピエール・ガスリーとダニール・クビアトが着用するレーシングスーツもマシンカラーに合わせてホワイトをベースにスポンサーロゴなどをネイビーで統一された。

    発表イベントでスピーチしたフランツ・トストは、AT01が風洞で“非常に良い結果”を示しており、2020年のF1世界選手権にむけて“非常に楽観的”だと語った。

    「我々はこの新シーズンにむけて非常に楽観的だと言わなければならない」とフランツ・トストはコメント。

    「まず、マシンは風洞で非常に良い結果を示している。第二にホンダは冬の間にパフォーマンス面から信頼性面まで大きな進歩を遂げた。第三に我々には二人の優れたドライバーがいる。彼らは昨年それをすでに指名ている」

    「我々は本当に楽観的であり、チームはうまく機能するにちがいない。アルファタウリとは本当に強力なパートナーシップを結んでおり、アルファタウリが成功したシーズンを過ごせると本当に確信している」

    2019年、トロロッソ・ホンダとして、チームは85ポイントを獲得してコンストラクターズ選手権6位を獲得。チーム史上最強のシーズンとなる2回の表彰台を獲得した。

    2020年F1マシン『AT01』は、レッドブル・テクノロジーを介して、昨年マックス・フェルスタッペンが3勝を挙げたレッドブル・ホンダ RB15のパーツが多数流用された。

    2020年のF1世界選手権にむけてアルファタウリとしての期待について質問されたフランツ・トストは「コンストラクターズ選手権でトップ5位内にいなければならないというのが我々の期待だ」とコメント。

    「最大のライバルはルノー、マクラーレン、レーシング・ポイント、そして、ハースだと思っている」

    「我々はレッドブル・テクノロジーと非常に密接な関係にある。完全なリアサスペンション、ギアボックス、油圧装置、フロントサスペンションがある。それはメカニカル的にも非常に競争力があることを意味する」

    昨年、トロロッソでダニール・クビアトとピエール・ガスリーはそれぞれドイツとブラジルで表彰台を獲得。アルファタウリに名前を変える2020年も同じラインナップを継続する。

  • 「マクラーレンにはホンダF1との決別が必要だった」とロス・ブラウン

    「マクラーレンにはホンダF1との決別が必要だった」とロス・ブラウン

    F1のマネージングディレクターを務めるロス・ブラウンは、2017年にホンダと決別するというマクラーレンの決定は、彼ら自身の欠陥を見つけるためにも“必要”なことだったと語る。

    ホンダF1は、かつてのマクラーレン・ホンダとしての黄金時代を復活させるべく2015年にマクラーレンのワークスパートナーとしてF1に復帰を果たしたが、信頼性とパワー不足によってわずか3年で決別。マクラーレンは2018年からルノーのF1エンジンに切り替えた。

    2019年、マクラーレンは飛躍的な進歩を果たしてコンストラクターズ選手権4位でシーズンを終了。一方、ホンダF1もレッドブルとのパートナーシップでパフォーマンスを解放し、復帰後初となる勝利、表彰台、ポールポジションを獲得。ジュニアチームのトロロッソ(現アルファタウリ)も2回の表彰台を獲得した。

    ホンダF1は大きな改善を見せたが、ロス・ブラウンはマクラーレンにも同じことが起こっていたと考えている。マクラーレンはホンダF1との有害な関係から脱却し、自分自身の欠陥を見つけることができたためだ。

    「現在、マクラーレンは賢明な人々をチームに連れてきている。それを認識するのに時間がかかった」とロス・ブラウンは Motorsport-Total.com にコメント。

    「人々は、彼らがホンダを追い払ったことは大きなミスを犯したと言っている。だが、彼らがチームで何をする必要があるかを認識するために、それを行うことが必要だったことは面白いことだ」

    「彼らは常にホンダを非難していたが、今はそれは事実でなかったことを認識していると思う。それだけではなかった。そして、ホンダを追い払い、ベンチマークを終え、彼らはチームが何かをしなければならないことを認識した」

    「他の誰かがレースをしていて好成績を収めているエンジンをマシンに搭載しなければ、彼らがどうやってその結論に達したかわからない」

    「そうすることで、彼らはエンジン以外の大きな問題を抱えていることを認識し、いくつか変更を加える必要があった。そして、彼らはいくつかの非常に賢明な変更を行ったと思う」

    マクラーレンは、再びレースに勝利する目標として2023年を設定した。その時点では、すでに2021年から導入される新レギュレーションはF1で確実に定着しているはずだ。

    一部の中団チームがコスト管理をさらに厳しくしたいと考えているが、ロス・ブラウンはそれでもか彼らは予算上限から大きな恩恵を受けると考えている。

    「彼らは経済的に非常に困難だ。そこは問題の一部だ」とロス・ブラウンは語る。

    「一部のチームからは、コスト管理があまり低くならないという不満が少しあることを知っている。トップチームにとって管理しやすいレベルにそれらを配置する必要があったからだ」

    「しかし、それでも構造の変化などにおいてトップチームには劇的な変化がもたらされる。まさにそのプロセスが、F1の中団チームとトップチームとの間に平等性をもたらすと思う。だから、同じミッドフィールドのチームには明るい未来があると思う」

    「新しい商業契約はるかに公平だ。賞金はチーム間でより公平に分配される。なので、それらのチームの一部は賞金が大幅に増えることになるし、経済的により賢明なものになるだろう」

  • レッドブル 「ホンダのF1エンジンの進歩のおかげでシャシーに専念できる」

    レッドブル 「ホンダのF1エンジンの進歩のおかげでシャシーに専念できる」

    レッドブルのF1チーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーは、ホンダがF1エンジンで果たした進歩によって、レッドブルとして最高のシャシーを作ることに重点を置くことができるようになったと語る。

    レッドブルは、2019年からホンダのF1エンジンにスイッチ。マックス・フェルスタッペンが3勝を挙げ、シーズン後半にはメルセデスやフェラーリと勝利を争える立場へと競争力を高めた。

    シーズン後半の勢いを考えれば、レッドブル・ホンダは2020年のタイトル候補の一角として期待が高まっており、クリスチャン・ホーナーは、ホンダのF1エンジンがパワー面で果たした進歩によって、レッドブルとして最高のシャーシを作ることに専念できると語る。

    「我々にとってその挑戦を可能にする大きな要因はパワーユニットだと思う」とクリスチャン・ホーナーは語る。

    「ホンダは昨年にエンジン導入のたびに素晴らしい仕事をした。彼らはパフォーマンスとパワーを向上させ、メルセデスに非常に近づいているように感じている。したがって、適切なシャーシを生み出すためにチームのシャーシ側に重点を置いている

    「仕事を成し遂げるためのドライバーがいることはわかっている。今年に向けて、過去5年間よりも早くに優れた準備できていると感じる」

    レッドブルは、タイトルに挑戦するためには開幕戦から優勝争いに絡めることが必須だと繰り返している。かつてはエイドリアン・ニューウェイがぎりぎりまでデザインを詰めるために遅くに新車をローンチしていたレッドブルだが、近年はシーズン序盤の問題を開発によって後半戦にようやくカバーするという状況が続いている。

    そのため、今年は新車『RB16』を過去よりも早くにローンチすることを決定。2月12日にシルバーストンでシェイクダウンテストを実施し、2月19日にプレシーズンテストが開始するまでに1週間の問題を解決するための期間を設けた。

    「近年、エンジンの移行やフロントウイングの変更などの要因があったと思う」とクリスチャン・ホーナーは語っる。

    「今年、我々は哲学を変更し、今シーズンに向けて本当に早くに進めた。レギュレーションの安定性により、RB16はかなりの部分でRB15のアップグレードと進化であることは明らかだ。弱点に対処し、強みを強化することに重点を置いている」

    「そういった連続性を考えれば、チームは特にメルセデスと肩を並べられることを熱望している。近年ではチームワークが本当に重要だ。世界記録のピットストップ、戦略を正しくまとめること、そして、もちろん信頼性という点でね」

    「ホンダは彼らのダイナモで多くの走行距離を走らせている。我々は明らかに彼らと密接に連携しており、エンジンをシャーシに統合している。彼らとは競争のモチベーションと欲求を共有しているし、実際に昨年達成した3つの勝利とそれに付随する他のすべての成果を築き上げている」

    「彼らは次のステップを果たすことに非常に集中している。5年前から現在までの彼らの位置を考えれば、彼らが達成したターンアラウンドは驚くべきものだった。非常に印象的だ」

    だが、クリスチャン・ホーナーは、これまで圧倒的な支配を続けてきたメルセデスは、今年もタイトルの最有力候補であることは間違いないと語る。

    「メルセデスとフェラーリとの戦いに昨年の間に学んだすべての教訓を活用したいと考えている」とクリスチャン・コーナーは語った。

    「しかし、彼らが現役チャンピオンであることを忘れてはいけない。彼らは有所候補として非常にシーズンに入るだろう」

    「しかし、ドライバー、そして、技術スタッフ全体にわたるあらゆるエリアの安定によって、我々は昨年の後半に勢いをつけた。今シーズン、彼らと本当に戦うために非常に良い立場にいると思う」

  • フェルナンド・アロンソ、ホンダF1批判を後悔も「エンジンは酷かった」

    フェルナンド・アロンソ、ホンダF1批判を後悔も「エンジンは酷かった」

    フェルナンド・アロンソは、“GP2エンジン”と評したマクラーレン・ホンダ時代のホンダのF1エンジンは“とても酷かった”とし、現在レッドブル・ホンダが勝利を挙げているものとは別物だったと弁明した。

    フェラーリに見切りをつけ、2015年にホンダをF1に復帰させた新生“マクラーレン・ホンダ”で3度目のF1ワールドチャンピオン獲得を目指したフェルナンド・アロンソだったが、初年度のホンダのF1エンジンに信頼性と競争力はなかった。

    ホンダの母国レースとなる2015年のF1日本GPは、マクラーレンとホンダの新しいパートナーシップを祝うグランプリになるはずだったが、3年間のパートナーシップで最も暗い時間のひとつとして刻まれることになった。

    フェルナンド・アロンソは、ホンダのF1エンジンの慢性的なペース不足と信頼性に対する不満について、エンジニアとの無線のなかでサポートレースとして開催される格下カテゴリーのGP2のエンジンと比較した。

    「GP2のようにストレートでカモにされている。こんなの恥ずかしい。とても恥ずかしい。ベストを尽くすけどね」と無線で語ったフェルナンド・アロンソは、その後、マックス・フェルスタッペンに成すすべなくパスされた際に再び不満を口にした。

    「GPエンジン、GP2!アーーーーーー!」

    フェルナンド・アロンソは気づいていなかったと主張するが、この“GP2エンジン”発言は国際映像にピックアップされ、全世界のファンが聞くことになった。何度も繰り返されたその無線は世界的にバズり、フェルナンド・アロンソへのホンダF1への怒りと両者の関係がこじれたエピソードとして語り継がれることになった。

    この出来事から4年半の月日が経ち、フェルナンド・アロンソは「エンジニアとのプライベートな会話のなかで話していたことだ。公開するつもりはなかった」と F1 Racing にコメント。

    「フラストレーションから出た言葉だ。僕は自分が考えていることや信じていることを話す。なぜなら、それらのことは真実だと信じているからだ」

    「エンジンはとても酷かった。ヘレスでの最初の年、4日間で7周をしかできなかった。2015年、私は常にQ1から抜け出すために戦い、575グリッドの降格ペナルティを受けた」

    「たぶん、僕はそれを言ってはいけなかった。でも、テレビペンや記者会見で言ったわけではない。今のトップドライバーが僕が経験したパフォーマンスを経験した場合、彼らが何を言うか想像でないくらいほどだった!」

    マクラーレンは、2017年末にホンダF1と決別。最終的にフェルナンド・アロンソはホンダのF1エンジンを一度も獲得できず、2018年末にF1を離れた。

    ホンダF1は代わりにトロロッソとのパートナーシップを開始した。2019年にはシニアチームのレッドブルにもF1エンジン供給を拡大し、マックス・フェルスタッペンは3勝を含めた9回の表彰台、3回の予選ベストタイムを記録。また、トロロッソのダニール・クビアトとピエール・ガスリーもそれぞれ表彰台を獲得した。

    現在のホンダF1を取り巻く状況は、マクラーレン時代の絶望的な日々とはかけ離れている。フェルナンド・アロンソは、ホンダのF1エンジンが成功を収めるたびに、当時の悪名高い怒りを思い出させられると認める。

    「今、ホンダがレースに勝つと『GP2エンジンが勝ちった。君にとって悲しい日であるに違いない』といった感じのメッセージをたくさん受け取る」と彼フェルナンド・アロンソはため息をつく。

    「でも、僕は(ホンダが勝つことを)うれしく思っている。当時、僕のマシンに搭載されていたエンジンは、レッドブルがブラジルで勝ったエンジンとは別物だ」

    間違ってしまうこともある。他人が書いている余計なことを読むことはないけど、自分が言ったことからたくさんのことが書かれている」

    F1を離れたフェルナンド・アロンソは、世界3大レースでの“3冠”を達成するためにインディ500とル・マン24時間レースに挑戦し、ル・マンでは2勝を挙げた。今年はダカール・ラリーに参戦したフェルナンド・アロンソは、2020年のインディ500にホンダのエンジンを搭載するアンドレッティ・オートスポーツから参戦することが濃厚とされている。

    現在、38歳になったフェルナンド・アロンソは、マクラーレンとの繋がりが経たれ、F1に復帰する可能性はますます低くなったと考えられている。だが、アロンソ自身はF1で2度と走らないとは決して言っていない。

    「僕はF1を終えてはいない」とフェルナンド・アロンソは語る。

    「2021年は良い機会であり、今は新鮮で準備ができていると感じている。F1は自分がトライしてみようと思っていることだ」

    「F1にはやり残した仕事がある。みんな、僕らには達成した以上の成果がふさわしかったと考えている。特に最後の数年はね。僕のミュージアムにはたくさんのトロフィーが詰まったキャビネットが並んでいるけど、最近のものが全然ないっていうのは奇妙な感じだ」

    フェルナンド・アロンソは2021年には39歳になるが、F1で戦うには年を取りすぎているとの見方を否定する。

    「そうは思わない。給油がない今のレースはそれほど厳しいものではない」とフェルナンド・アロンソは語る。

    「日曜日は土曜日よりも7~8秒遅くなる。新しい18インチタイヤは運転の仕方を変えることにもなるあろうし、誰もがそれを学ぶことになるだろう」

    多くの人々は、フェルナンド・アロンソはF1キャリアのなかで間違ったチーム選択をしてきたと考えている。アロンソも2021年にチームを選択するのは難しいだろうと認める。

    「新しいルールの唯一の問題は、一部のチームが他チームとは異なる解釈をする可能性ががあることだ」とフェルナンド・アロンソは語る。

    「現時点で勝っているチームに加入しても、彼らはルールに対して間違いを犯した場合、人々は僕がまた間違った決断をしたと言うだろうか?」

    フェルナンド・アロンソは、過去にレッドブルと“多くのミーティング”を行ったことを認めており、ルノーF1チームへの復帰や、メルセデスの潜在的なドライバー候補としても名前が挙がっている。

    「彼らは何年にもわたって支配してきたし、強力なチームを持っている。彼らがどうなるか様子を見てみるつもりだ」

    「ダカールのようなイベントを経験すると、違うフィロソフィーを持ついろんな人々と会える。僕はもっと強くなってF1に復帰できるし、正しい場所にいれば、勝てると思っている。自分にかなり自信を持っているし、すべてがうまくいければ、勝てるはずだ。人生で自分がうまくやれると思っているのはドライビングだけだ」

  • マックス・フェルスタッペン、2度目のPP獲得「クルマはとても速かった」

    マックス・フェルスタッペン、2度目のPP獲得「クルマはとても速かった」

    レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンは、F1ブラジルGPの予選で自身2度目となるポールポジションを獲得。“マシンはとても速かった”としてレッドブルとホンダF1を称賛した。

    今年、F1ハンガリーGPで自身初ポールポジションを獲得したマックス・フェルスタッペンは、F1メキシコGPでも予選でトップタイムを記録していたが、黄旗を無視したことによってペナルティを科せられ幻のポールポジションとなっていた。

    だが、F1ブラジルGPでは正真正銘のポールポジション獲得となった。予選のすべてのセッションでトップタイムをマークしたマックス・フェルスタッペンは、2番手のセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)に0.123秒差をつける1分07秒508をマーク。自身2度目、そして、ホンダF1にとって復帰後2回目となるポールポジションを獲得した。

    「クルマはとてもいい感じだった」とマックス・フェルスタッペンはコメント。

    「予選中、路面温度が少し変化したので対処しなければならなかったけど、僕たちはすでにQ1からとても速かった。このようなクルマをドライブするのはとても楽しかったし、今回のポールにとても満足している」

    Q3の最初の走行でトップタイムを記録していたマックス・フェルスタッペンだったが、すべてが完璧な走行ではなかった。

    「異なるラインを取ろうとしたんだけど、路面温度が少し上昇していたことでちょっと挙動を乱してしまった。少し膨らんでしまったけど、幸いなことに2回目の走行はよりうまく走れた」

    「ポールポジションにとても満足している! レッドブル・レーシングとホンダF1に心から感謝している。クルマは本当にいい感じだったし、運転していた楽しかった。明日、仕事を終わらせよう!」

    関連:F1ブラジルGP 予選 | マックス・フェルスタッペンが自身2度目のPP獲得!