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  • ホンダF1 特集 | 鈴鹿サーキットでのF1日本GPを終えて

    ホンダF1 特集 | 鈴鹿サーキットでのF1日本GPを終えて

    ホンダF1のマネージングディレクターを務める山本雅史が、ホームレースとなった鈴鹿サーキットでのF1日本GPを振り返った。

    F1日本GPに向けて、レッドブル・ホンダは、ホンダの“スペック4”エンジンに最適化されたエクソンモービルの新燃料を搭載。チーム一丸となった“鈴鹿スペシャル”体制でレースに臨んだが、しかし、結果はアレクサンダー・アルボンの4位入賞が最高位。マックス・フェルスタッペンは1周目の接触が原因でリタイアした。

    「今回は『日本GPを終えて』というテーマでお話しさせていただきたいと思います。ただ、まずその前に、先週末に東海・中部・関東・東北などに上陸し、猛威を振るった台風19号の被害によりお亡くなりになられた皆さまに哀悼の意を示すとともに、被災された皆さまに対してお見舞いを申し上げます。被害の報道などを見る度に心を痛めていますが、被災地の少しでも早い復興を心よりお祈りしています」

    「そして、この台風で土曜のプログラムがキャンセルになり、新幹線などの交通網にも大きな混乱が起こる中でも、日曜の決勝レースに足を運んでくださった皆さま、また、TVなどを通してご声援を送っていただいた皆さまにも感謝を申し上げます。今回は昨年の倍以上となる12000席のホンダ応援席をご用意しましたが、早いタイミングでの完売となりました。日曜に青と白で染まったスタンドを見たときには、私自身、こみ上げるものがありました」

    ―素敵なグランプリを作ってくださったことに感謝
    「これはホンダのメンバーだけでなく、トロロソ、レッドブルのメンバーも同じことを話していましたが、両チームにこのような熱烈な声援を送っていただけるのは、世界中のレースの中でも日本をほかにしてありません。様々なオリジナル応援グッズを手作りで用意してくれることも日本でしか見られないことで、皆さまからは、毎年たくさんパワーをいただいています」

    「ほかのチームも同様ですが、温かいもてなしで迎えてくれるファンがいて、ドライバー/エンジニアにとって非常にチャレンジングな鈴鹿サーキットでレースができる日本GPを、例年みんなとても楽しみにしているんです。皆さん、素敵なグランプリを作っていただき、本当にありがとうございます」

    ―レースは悔しい展開に
    「それだけに、日曜のレースでは、多くのファンが見ている2コーナーでRed Bullのフェルスタッペン選手がスタート直後に接触し、実質的にレースを終えることになってしまったことは非常に残念でした」

    「一方で、アルボン選手が力強い走りとともに多くのオーバーテイクを見せて自身のベストとなる4位、昨年は入賞を間近で逃したトロロッソのガスリー選手も、サスペンションの不調に苦しみながら戦い抜いて8位入賞。クビアト選手もスタートで順位を落としながらもべストを尽くし、12位まで順位を上げました。

    「ここまで、ホンダF1は、ファクトリーやサーキットのエンジニア/メカニックの血のにじむような努力と献身により、非常に大きな進歩を遂げてきました。実際の数値にもそれは現れていますし、ホンダ F1の一員として彼らの努力を誇りに思っています。でも、我々のライバルたちは非常に強力で、黙ってその進化を眺めてくれていたわけではありませんでした。かなり近づいてはいるものの、私たちが目指す場所に到達するためにはまだまだ実力が足りていません。ここからさらなる努力と進化が求められていると感じています」

    「今回は、このような結果になってしまったこと本当に申し訳なく思っています。一方で、ここからさらなる進歩を遂げるための道のりを、また皆さんと一緒に歩んでいけたらとも思っています」

    ―日本人F1ドライバー誕生という夢
    「あと一つ、山本尚貴選手が金曜のFP1にトロロッソから出走したことについて話をさせて下さい。ホンダとしてF1の舞台に日本人ドライバーを乗せることは悲願であり、そのために一歩前に進むことができたという事実はもちろんですが、応援してくれている皆さまと一緒に、私自身も『日本人がF1に乗る姿』を見られたことがとても嬉しかったんです。尚貴選手に『夢を見せてくれて、ありがとう』と伝えたいですね」

    「昨年までのモータースポーツ部長の仕事を通して、彼がどれだけの想いを持って、ここまで努力を重ねてきたかを見ています。それだけに、トロロッソのスーツを身にまとい、あこがれのセナをオマージュしたヘルメットをかぶった彼がマシンに乗り込む姿を見たときには、胸が熱くなりました。セッションでは、プラクティス担当のドライバーとして、きっちり仕事をしてくれましたね。メディアセンターにいた多くの海外メディアはその走りに驚いていたと聞いていますが、わずか90分間の中で『日本人でも戦える』ということを見せてくれたのではないでしょうか」

    「もちろん、この場所を目指して奮闘を続ける日本人ドライバーは山本選手だけではありません。現状でF1ドライバーに必要なスーパーライセンスを保持するのは彼だけですが、それに次ぐ若い才能が数多く育ちつつあります。今回の山本選手の走りは、そんな彼らに向けても大きな刺激になったと考えていますし、『夢の舞台』ではなく『次なる目標』として捉え、前進を続けてほしいと思っています。もちろん、ホンダとしても引き続き、それをサポートとし、実現するための努力を続けます」

    「長くなってしまいましたが、今年の日本GPを通して感じたことを書かせてもらいました。総じていえば、悔しい想いとともに終えたレースでしたが、随所にうれしいこともあり、また何よりも、改めて皆さまにパワーをいただいた週末でもありました」

    「改めまして、応援いただいている皆さまに、ホンダを代表して心からの感謝を申し上げます。そして、いただいたパワーをさらなる進化につなげられるよう、ホンダ F1一同、より一層の努力を続けていく次第です」

  • ホンダF1 山本雅史 「目標に到達するためにはまだ実力が足りていない」

    ホンダF1 山本雅史 「目標に到達するためにはまだ実力が足りていない」

    ホンダF1のマネージングディレクターを務める山本雅史が、F1日本GPを振り返った。

    F1日本GPに向けて、レッドブル・ホンダは、ホンダの“スペック4”エンジンに最適化されたエクソンモービルの新燃料を搭載。チーム一丸となった“鈴鹿スペシャル”体制でレースに臨んだ。

    しかし、結果はアレクサンダー・アルボンの4位入賞が最高位。マックス・フェルスタッペンは1周目の接触が原因でリタイアしている。

    「日曜のレースでは、多くのファンが見ている2コーナーでレッドブルのフェルスタッペン選手がスタート直後に接触し、実質的にレースを終えることになってしまったことは非常に残念でした」と山本雅史は Honda Racig F1 の公式サイトでコメント。

    「一方で、アルボン選手が力強い走りとともに多くのオーバーテイクを見せて自身のベストとなる4位、昨年は入賞を間近で逃したトロロッソのガスリー選手も、サスペンションの不調に苦しみながら戦い抜いて8位入賞。クビアト選手もスタートで順位を落としながらもべストを尽くし、12位まで順位を上げました」

    「ここまで、ホンダF1は、ファクトリーやサーキットのエンジニア/メカニックの血のにじむような努力と献身により、非常に大きな進歩を遂げてきました。実際の数値にもそれは現れていますし、ホンダF1の一員として彼らの努力を誇りに思っています」

    「でも、我々のライバルたちは非常に強力で、黙ってその進化を眺めてくれていたわけではありませんでした。かなり近づいてはいるものの、私たちが目指す場所に到達するためにはまだまだ実力が足りていません。ここからさらなる努力と進化が求められていると感じています」

    「今回は、このような結果になってしまったこと本当に申し訳なく思っています。一方で、ここからさらなる進歩を遂げるための道のりを、また皆さんと一緒に歩んでいけたらとも思っています」

  • ホンダF1 特集:PU開発責任者 浅木泰昭が語るF1エンジン開発の最前線

    ホンダF1 特集:PU開発責任者 浅木泰昭が語るF1エンジン開発の最前線

    ホンダのPU開発責任者を務める浅木泰昭が、F1エンジン開発の最前線について語った。

    現在、ホンダはテクニカルディレクターの田辺豊治、マネージングディレクターの山本雅史、そして、本田技術研究所 HRD Sakura センター長 兼 F1プロジェクト LPLの浅木泰昭の三頭体制でプロジェクトを進めている。

    第2期ホンダF1での成功を収めたホンダエンジンの第一人者でもある浅木泰昭が、F1日本GPの週末、現在のF1エンジンの開発について語った。

    「今シーズンの開発目標はメルセデスに追いつくというところにあった。なんとか今年中にメルセデスに追いつこうというターゲットで始めた」と浅木泰昭はコメント。

    「F1のパワーユニットにおける信頼性とには2つの種類がある。1つはサーキットで走っている時に粉々にならない信頼性、もう1つは年間3基までという制限のペナルティを受けない信頼性だ。前者の信頼性という意味では、コース上でパワーを出したいのでギリギリを攻めている。ペナルティに関しては開発との兼ね合いでもらってしまうことになるだろうというのは計画の段階であったが、残念ながら、この間クビアト選手のパワーユニットが壊れてしまったが、それを除けばコース上での信頼性という意味では良いところにきている」

    「シーズン前にメルセデスの伸び率を考えてターゲットを設定したが、他社の伸びもある。特に最近のレースではフェラーリが伸びているので、2チームともに追いついたというところまでではない。だが、なんとかそれに近い所まではきている」

    「もうひとつ、オールホンダとしての取り組みを行なっており、今回はその一環として本田技術研究所の先端技術研究所が協力してエクソンモービルが開発した新しい燃料を投入した。私がSakuraに着任したあたりから、Sakuraだけでなく、オール研究所体制としての治験を全部集めて必要な人材も呼んで戦おうとしている」

    「以前も話したが、ホンダジェットの部門がパワーユニットの開発に協力してたのと同じような形で、先端技術研究所のジェット機用燃料などを含めて未来の燃料を研究している部署、協力してもらい開発した。F1に使える燃料としては既存のガソリンに成分として含まれているものを使って開発する必要があり、ホンダ側である程度あたりをつけて『こんなものがいい』という話をエクソンと話しながら、パワーユニットのマッチングを行なっていった」

    「正直に言えば、F1に協力してほしいというと最初はあまりいい顔をされない場合もあった。だが、最近では勝つと一緒に喜び、逆に負けると一緒に悔しがってもらえる仲間になってきている。そうした一体感をもららす効果のようなこともある」

    「ジェットエンジンにしろ、1つのエンジンを作るのに10年という単位がかかり、先進部門の研究所は、研究している成果も世に出るのかわからない。それがしっかりと世に出て、オーストリアのように勝ったりすると、やはり担当者としてはうれしい。他にも協力してもらっている部分があり、例えば、軸受けは1年前にやってもらっている。空力はフランスGPで良い結果は出なかったが、オーストリアで勝って『よかった』という我々と同じような心の動きがある。仲間になってくれている」

    「10年間やっても結果が出るかわからない先進研究をしている人達とF1が融合することで、一緒に上下し、一緒に楽しみ、一緒に悲しむというところが、研究者としてはやってよかったと言ってくれていると思う」

    新燃料について具体的に質問された浅木泰昭は「ノッキングに代表されるように、エンジンにダメージを与えるような燃焼を抑えながら、いかに熱効率、同じ燃料量からピストンを押し下げる力を強くするか、気筒内の圧力を上げていくかということだ。それを両立させることが燃料開発。異常燃焼を避け、爆発圧力を高めるということだ」とコメント。

    「今そういうことは簡単だが、私が40数年前に大学で習った内燃機関工学とはちょっと違うような現象を扱おうとしているので、そう単純ではなかったりする。そういうことを一緒に最先端な所をやっていく面白さがある」

    2015年に復帰されてから5年の進化については「具体的な数字は言えないが、私がSakuraにきた2年前のメルセデスとの差を数字で見て、同じ内燃機関でこんなに差が付くのかと思ったと言えば、具体的な説明になるだろうか」とコメント。

    「どうしたらこんな差が付くのだろうかと、正直、その時点では何をやっていいか分からないほどだった。だが、やれることは何でもやれというすごく苦しい状況だったと思う」

    2020年のパワーユニット開発については「現時点ではパワーユニットの概念はそんなに変わらないと聞いている。その意味では変わるであろう箇所は先行していろいろやるが、全体としては現在の路線を継続していくことになる」とコメント。

    「昨年はメルセデスがトップに見えたのでターゲットにした。まだ後半戦があるのでそこをよく見極めながら来年のターゲットを決めていきたい」

  • ホンダF1 山本雅史 「後半戦はまだまだという展開。前進していきたい」

    ホンダF1 山本雅史 「後半戦はまだまだという展開。前進していきたい」

    ホンダF1のマネージングディレクターを務める山本雅史が、ここまでのシーズンを総合的に振り返った。

    今年からトロロッソに加えてレッドブルにもF1エンジンの供給を拡大したホンダは、シーズン前半戦にマックス・フェルスタッペンが2勝を挙げ、ハンガリーGPではF1復帰後初となるポールポジションも獲得。後半戦に期待がかかった。

    しかし、夏休み後、シンガポールGPでフェルスタッペンが3位表彰台を獲得したものの、大幅にパフォーマンスを向上させたフェラーリに遅れをとり、大きな期待がかかった日本GPでも目標としていた表彰台には届かなかった。

    F1日本GPの決勝前、山本雅史がここまでのシーズンを振り返った。

    「今シーズンは2チーム/4台体制になり、オーストラリアでは練習走行からいい流れで表彰台を獲得しました」と山本雅史はコメント。

    「パワーユニットの信頼性とパワーが向上し、私もモナコまでに勝ちたい、平成が終わるまでになんとか1勝と言ってきました。それはレッドブルの車体の優位性を考えて、パワーユニットの伸びしろと総合的に発揮できればと思っていました、スペインを含めて厳しいレースが続き、モナコまでには勝てなかった」

    「だが、オーストリアから大きな進化があって、マックス・フェルスタッペンが見事優勝してくれた。それから2勝して、1ポールという成績を収めた。特にハンガリーでのポールポジションはエンジニアの総合力で獲ったもので、前半戦はかなりイケイケでした」

    「後半戦もその勢いでと思っていたが、モンツアで苦戦して、シンガポールで切り返せるかと思っていたが、フェラーリが速くなっており、そうはならなかった」

    「今シーズンを総体的に振り返ると、前半戦はいいレースが続いたが、後半戦はまだまだという展開です。これから1歩、2歩と前進していきたいと思います」

  • ホンダF1、今後の山本尚貴のF1活動については「何も決めていない」

    ホンダF1、今後の山本尚貴のF1活動については「何も決めていない」

    ホンダF1のマネージングディレクターを務める山本雅史が、F1日本GPでトロロッソ・ホンダからフリー走行1回目に出走した山本尚貴に言及。今後のF1活動については何も決まっていないと語った。

    ホンダが支援するSUPER GTとスーパーフォーミュラの現役チャンピオンである山本尚貴は、鈴鹿サーキットでピエール・ガスリーに代わってトロロッソ・ホンダ STR14をドライブ。F1日本GPでの日本人ドライバーの走行は2014年の小林可夢偉(ケータハム)以来となった。

    30周を走行した山本尚貴は、トップから3.2秒差、チームメイトのダニール・クビアトとは異なるプログラムではあるものの0.098秒差の17番手タイムでセッションを終えた。

    山本尚貴の走行について「彼とも話をしましたが、これまで彼はF1のシミュレータに2回乗っただけで、初めてのF1の実走行を公式セッションで行なうという難しい状況の中、非常によい仕事をしたと思います」と山本雅史はコメント。

    「ダニーとはプログラムが違う中で、鈴鹿マイスターという強さを見せることができたと思います」

    「本人に聞いたら『やばいです。加速がすごいです。シートが背中にめり込んでいる感覚』だと言ってました。1時間半本当によい仕事をしてくれて、ホンダにとっても、チームにとってもよい機会となった」

    「これから彼が数週間後にスーパーフォーミュラの最終戦でチャンピオンを戦うに当たって今回の経験が寄与するのではないかと思います」

    一回限りのドライブではなく、来季のF1デビューやリザーブドライバー契約など山本尚貴には様々な期待がかけられている。

    山本雅史は「現時点では何も話していませんし、決めていません」と語るにとどめた。

    山本尚貴も来年や再来年にF1を目指す可能性について「FP1を終えたばかりの今の時点で言えることは、まずはチームとFP1についてよく話をする必要があります。その後、ホンダや様々な関係者と議論していく必要があります」と語っている。

    しかし、レッドブル、特にトロロッソは若手ドライバーを育成することが目的であり、31歳の山本尚貴がそこに入る込むにはチームの方針とはズレが生じているかもしれない。

    レッドブルのF1チーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーは、山本尚貴の2020年のトロロッソ・ホンダのF1レースシート獲得への期待に厳しい評価を下している。

    「彼はここでのF1マシンでの初めてのセッションで非常に良い仕事をした」とクリスチャン・ホーナーは語った。

    「彼は非常にうまく義務を果たしたと思う。彼はここでのレースで非常に成功したキャリアを送っている。彼は現時点では基準に適合していないが、今日、彼を走らせて、観てみる価値があったのは確かだ」

    「トロロッソの走行計画の正確な詳細はわらないが、2台のマシンを標準セッティングで走らせるはごく普通のことだ。彼はかなりまともな仕事をした」

  • BSフジ、2019年 F1日本GP決勝を10月14日(月)に再放送

    BSフジ、2019年 F1日本GP決勝を10月14日(月)に再放送

    BSフジは、2019年のF1日本GP決勝を10月14日(月)に再放送する。

    現在、F1のテレビ放送は、フジテレビNEXTでのCS報道のみとなっているが、BSフジは視聴者の要望に応え、昨年に引き続きF1グランプリGPの決勝を放送することを決定した。

    放送日は決勝の翌日の10月14日(月)となり、録画での放送となるが、BSを視聴できる環境であれば、無料でF1日本グランプリを楽しみことができる。

    『F1 2019 ホンダ 日本GP』
    2019年10月14日(月) 17:00~19:00
    世界最高峰のレース、F1ことフォーミュラ1!ドライバーたちが繰り広げる熱いバトル、チームの駆け引きやタイヤ戦略など、見所盛り沢山!舞台は日本が世界に誇る、鈴鹿サーキット。高速かつテクニカルなコースとして知られ、走行スピードのバランスが戦略の鍵となるこのサーキットでドライバーたちはどのような走りを見せるのか?!2019の日本グランプリ・・・はたして栄冠は誰の手に!世界の走りに是非ご注目を!!

    <解説> 森脇基恭 浜島裕英
    <実況> 塩原恒夫(BSフジ)

  • ホンダF1:2019年 F1第17戦 日本GP 決勝レポート

    ホンダF1:2019年 F1第17戦 日本GP 決勝レポート

    ホンダF1にとって2019年のF1日本GPの決勝は、表彰台には届かず厳しい結果になったものの、レッドブル、トロロッソともにポイントを獲得して終えることができた。

    今大会は、台風の影響で土曜日のセッションがすべて中止となり、日曜日午前に予選、午後に決勝というスケジュールで行われた。予選では、レッドブルのマックス・フェルスタッペンが5番手、アレクサンダー・アルボンが6番手と3列目グリッドを獲得。トロロッソも、ピエール・ガスリーがQ3へ進出して9番手、ダニール・クビアトがQ2へ進出し14番手となった。

    決勝では、フェルスタッペンが好スタートを決め、ターン1で3番手のシャルル・ルクレール(フェラーリ)に、外側から並びかける。その先のターン2では半車身ほど先行したが、ルクレールがアンダーステアを出して接触。フェルスタッペンはスピンを喫してコースアウトしてしまう。

    その後、レースへ復帰したフェルスタッペンは、後方から追い上げに臨んだが、マシンへのダメージが大きく、15周目にリタイアとなった。なお、この接触については、レース後に審議が行われることになっている。

    アレクサンダー・アルボンはスタートで8番手までポジションを落とし、マクラーレン勢の後方でレースを進める。15周目にミディアムタイヤに履き替え、好ペースで4番手まで浮上。後続との差を引き離した34周目に再びピットインしてソフトタイヤに交換すると、そのまま4位のポジションを守りきり、自己ベストリザルトでフィニッシュした。

    9番グリッドからスタートしたピエール・ガスリーは、序盤にマクラーレン勢とバトルを展開。1ストップ戦略を採用し、18周目にミディアムタイヤに履き替える。ここからロングスティントとなり、タイヤを持たせながらの走行を強いられた。終盤にダニエル・リカルド(ルノー)にパスを許したものの、8位でチェッカーフラッグを受けた。

    ダニール・クビアトも1ストップ戦略を採り、27周目までソフトタイヤで走行する。そこからミディアムタイヤに交換し、力強いペースで追い上げる。タイトな中団の争いの中で、ガスリーと7秒差まで追い上げ、12位で完走した。

    田辺豊治 (ホンダF1 テクニカルディレクター)
    「今日は、昨日の台風の影響により、予選と決勝が同日に行われるという変則的なスケジュールになり、チームメンバーにとっては忙しい一日になりました。午前の予選では、ホンダ PU を搭載する4台のうち3台がトップ10に入り、午後の決勝に向けてまずまずの結果を得ることができました。しかし、決勝ではスタート直後の第2コーナーでフェルスタッペン選手が接触によりフロアに大きなダメージを負い、残念ながらリタイアすることとなりました。そのような中でも、アルボン選手が初めて走行するここ鈴鹿サーキットで素晴らしい走りを見せ、4番手のポジションを確保したこと、また、昨年あと一歩のところで最後に入賞を逃したガスリー選手が、後方から迫るライバルの猛追をしのぎ、8位入賞となったことはよかったと感じています。今日は例年よりもさらに多くの皆さまにサーキットに駆けつけていただきました。皆様からの温かいご声援は、いつも我々のパワーになっています。本当にありがとうございました。今年は我々が目指していたような結果を得ることはできませんでしたが、来年はもっと競争力をつけて戻って来られたらと思っています。これからも応援をよろしくお願いいたします」

    ピエール・ガスリー(トロロッソ・ホンダ/8位)
    「今日は本当に満足のいく一日でした。午前の予選はうまくいき、Q3へ進出。僕はFP1で走らず、FP3が中止になったので、準備できる時間が短かったですし、ここまでの成果は予想していませんでした。レース中は7~8位を走行していましたが、後方からルノーとレーシングポイントのマシンが猛プッシュしてきていたので、とても厳しい戦いでした。中盤からはサスペンションに問題を抱えており、ポジションを守るために全力を尽くしました。激しいバトルもありましたが、チームと、ホンダ、そして応援しに来てくれた日本のファンの皆さんのために、なんとか成果を出そうと頑張りました。チームにポイントをもたらすことができてうれしいですし、ここ日本で成し遂げたというのは、本当に特別な気持ちです!今日の成果を喜んでいますし、次のレースも待ちきれません」

    ダニール・クビアト(トロロッソ・ホンダ/12位)
    「午前中は、予選最後のラップ以外すべてうまくいっていました。ラストアタックでなぜ遅かったのか分かりません。金曜から大きくコンディションが変化し、マシンのフィーリングが少し異なっていました。ただ、それは全員同じだったと思います。14番手スタートと厳しい位置だったので、苦戦を覚悟していました。ただ、レースでは力強い走りができたと思います。スタートでいくつか順位を落としたものの、すぐに取り返すことができました。ペースは本当によかったので、ポイントを獲得できなかったのが残念です。予選での改善に向けて取り組まなければなりません」

    アレクサンダー・アルボン(レッドブル・ホンダ/4位)
    「4位は僕のベストリザルトですし、今週末の僕は、このチームに来てから一番うまくいったのではないかと思います。FP1が始まってすぐにマシンのバランスがいいと感じました。鈴鹿のようなコースで自信を持って走るにはマシンバランスが重要ですし、僕は初めてのコースなのでなおさらでした。レースではさらに上位を目指して、スタートもうまくいったと思いましたが、ホイールスピンが多すぎて順位を落とし、マクラーレンの後方につけることになりました。彼らをパスしてポジションを取り返そうとしている間にトップ集団との差が開いてしまいました。5番手争いをしているときのランド(ノリス)とのバトルでは、彼がスペースを残してドアを開けてくれようとしましたが、少しタイトすぎましたね。その後、カルロス(サインツ)の前に出るためにアンダーカットする戦略はうまくいきましたが、4番手に浮上したあとは単独走行になりました。あとは、最後までタイヤマネージメントに気を付けながら走ることになりましたが、今日はマックスがリタイアしていたこともあり、チームのためにもポイントを獲得できてよかったと思いますし、4位は今日なし得る最高の結果でした。まだ改善すべき点はありますが、今日のペースには満足していますし、この週末で僕らは一歩前進できたと思います。ホンダのためにも、もう少しいい結果を目指していましたし、惜しいところまではいけたと思いますが、わずかにペースが足りませんでした。この課題にしっかりと取り組み、メキシコでは強さを取り戻せればと思っています」

    マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ/リタイア)
    「スタートはとてもよく、3番手まで浮上できたのはよかったです。ターン2ではアウト側にいましたが、シャルル(ルクレール)は僕のマシンの側面に当たってきました。シャルルはポジションを取り返そうとしたのだと思いますが、レースは長いので、序盤で過度なリスクを負うべきではありません。僕らはともに順位を落としましたが、彼はフロントウイングを交換して追い上げていきました。僕は最後方からレースへ復帰しましたが、マシンに厳しいダメージを受けて15周目でリタイアせざるを得ませんでした。あの場面で、僕のほうからできることは何もなかったのですが、そこは現在スチュワードによって審議されていると思います(その後ルクレール選手のペナルティが確定) 。好スタートを決めて表彰台争いができるチャンスがあったし、それを多くのホンダ ファンの前で果たせれば素晴らしい光景になっただけに、この結果にはフラストレーションがたまります。僕らはきちんと向上を果たし、上位との差は詰まっていますが、メキシコまでにまだすべきことは残っています」

  • ピエール・ガスリー 「日本でポイントを獲れて本当に特別な気持ち」

    ピエール・ガスリー 「日本でポイントを獲れて本当に特別な気持ち」

    トロロッソ・ホンダのピエール・ガスリーは、10月13日(日)に鈴鹿サーキットで開催されたF1日本GPの決勝レースを9位でフィニッシュ。ホンダと日本のファンのためにポイントを獲得できて特別な気持ちだと語った。

    9番グリッドからスタートしたピエール・ガスリーは、序盤にマクラーレン勢とバトルを展開。1ストップ戦略を採用し、18周目にミディアムタイヤに履き替える。

    ここからロングスティントとなり、タイヤを持たせながらの走行を強いられた。終盤にダニエル・リカルド(ルノー)にパスを許したものの、8位でチェッカーフラッグを受けた。

    「今日は本当に満足のいく一日だった。午前の予選はうまくいき、Q3へ進出。僕はFP1で走らず、FP3が中止になったので、準備できる時間が短かったし、ここまでの成果は予想していなかった」とピエール・ガスリーはコメント。

    「レース中は7~8位を走行していたが、後方からルノーとレーシングポイントのマシンが猛プッシュしてきたので、とても厳しい戦いだった。中盤からはサスペンションに問題を抱えており、ポジションを守るために全力を尽くした。激しいバトルもあったが、チームと、ホンダ、そして応援しに来てくれた日本のファンの皆さんのために、なんとか成果を出そうと頑張った」

    「チームにポイントをもたらすことができてうれしいし、ここ日本で成し遂げたというのは、本当に特別な気持ちだ! 今日の成果を喜んでいるし、次のレ ースも待ちきれない」

  • アレクサンダー・アルボン 「レッドブル加入後で一番うまくいった」

    アレクサンダー・アルボン 「レッドブル加入後で一番うまくいった」

    レッドブル・ホンダのアレクサンダー・アルボンは、10月13日(日)に鈴鹿サーキットで開催されたF1日本GPの決勝レースで4位入賞を果たした。

    アレクサンダー・アルボンはスタートで8番手までポジションを落とし、マクラーレン勢の後方でレースを進める。15周目にミディアムタイヤに履き替え、好ペースで4番手まで浮上。後続との差を引き離した34周目に再びピットインしてソフトタイヤに交換すると、そのまま4位のポジションを守りきり、自己ベストリザルトとなる4位でフィニッシュした。

    「4位は僕のベストリザルトだし、今週末の僕は、このチームに来てから一番うまくいったのではないかと思う」とアレクサンダー・アルボンはコメント。

    「FP1が始まってすぐにマシンのバランスがいいと感じた。鈴鹿のようなコースで自信を持って走るにはマシンバランスが重要だし、僕は初めてのコースなのでなおさらだった。レースではさらに上位を目指して、スタートもうまくいったと思うけど、ホイールスピンが多すぎて順位を落とし、マクラーレンの後方につけることになった。彼らをパスしてポジションを取り返そうとしている間にトップ集団との差が開いてしまった」

    「5番手争いをしているときのランド(ノリス)とのバトルでは、彼がスペースを残してドアを開けてくれようとしたけど、少しタイトすぎた。その後、カルロス(サインツ)の前に出るためにアンダーカットする戦略はうまくいったけど、4番手に浮上したあとは単独走行になった。あとは、最後までタイヤマネージメントに気を付けながら走ることになったが、今日はマックスがリタイアしていたこともあり、チームのためにもポイントを獲得できてよかったと思うし、4位は今日なし得る最高の結果だった」

    「まだ改善すべき点はあるけどが、今日のペースには満足しているし、この週末で僕たちは一歩前進できたと思います。ホンダのためにも、もう少しいい結果を目指していたし、惜しいところまではいけたと思うけど、わずかにペースが足りなかった。この課題にしっかりと取り組み、メキシコでは強さを取り戻せればと思っている」

  • ダニール・クビアト 「14番手スタートだったので苦戦を覚悟していた」

    ダニール・クビアト 「14番手スタートだったので苦戦を覚悟していた」

    トロロッソ・ホンダのダニール・クビアトは、10月13日(日)に鈴鹿サーキットで開催されたF1日本GPの決勝レースを12位で終えた。

    14番グリッドからスタートしたダニール・クビアトは1ストップ戦略を採り、27周目までソフトタイヤで走行する。そこからミディアムタイヤに交換し、力強いペースで追い上げる。タイトな中団の争いの中で、ガスリーと7秒差まで追い上げ、12位で完走した。

    「午前中は、予選最後のラップ以外すべてうまくいっていた。ラストアタックでなぜ遅かったのか分からない。金曜から大きくコンディションが変化し、マシンのフィーリングが少し異なっていた。ただ、それは全員同じだったと思う」とダニール・クビアトはコメント。

    「14番手スタートと厳しい位置だったので、苦戦を覚悟していた。ただ、レースでは力強い走りができたと思う。スタートでいくつか順位を落としたものの、すぐに取り返すことができた。ペースは本当によかったので、ポイントを獲得できなかったのが残念だ。予選での改善に向けて取り組まなければならない」