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  • ダニエル・リカルド 「レッドブル・ホンダの苦戦など望んでいない」

    ダニエル・リカルド 「レッドブル・ホンダの苦戦など望んでいない」

    ダニエル・リカルドは、ホンダとの新しいパートナーシップを開始するレッドブル・レーシングが2019年に苦戦を強いられることを望んでなどいないと語る。

    ダニエル・リカルドは、5シーズンで7勝を挙げたレッドブル・レーシングを離れ、今年からルノーで新たな章を迎える。ダニエル・リカルドがレッドブル・レーシングを離れることを決断した背景には、チームが今年からルノーに代えてホンダのF1パワーユニットを搭載することを決定したことも一因としてあると言われている。

    しかし、ダニエル・リカルドは、レッドブル・ホンダが苦戦することを期待してなどいないとし、ルノーでの仕事に集中していると語る。

    「レッドブルはホンダからより多くのパワーを得ることになると僕に言っていたし、僕はそれに期待している。どれくらいパワーを得るのか見てみるつもりだ」とダニエル・リカルドは RaceFans にコメント。

    「彼らが苦戦することなど望んでない。『彼らがうまく行かないことを願っている』なんて考えるのは好きじゃない」

    「僕にとってはルノーがうまくいくことの方が重要だし、他チームのことは関係ない」

  • トロロッソ・ホンダ STR14は“規約の許す限り”レッドブルのパーツを流用

    トロロッソ・ホンダ STR14は“規約の許す限り”レッドブルのパーツを流用

    レッドブルのモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、トロロッソ・ホンダの2019年F1マシン『STR14』にはレッドブルの2018年マシン『RB14』のパーツが“規約の許す限り”流用されることになると語る。

    F1規則では、チームは一定数のコンポーネントを独自に製造する責任が定められているが、厳密な空力テスト制限が遵守されている限りは、競技規約への“掲載部品”以外を競合他社から調達可能となっている。

    レッドブル・レーシングは、2019年からトロロッソとともにホンダのF1エンジンを搭載。両チームのパーツはレッドブル・テクノロジーズが製造しており、姉妹チームであるトロロッソは、レッドブルが設計したリアエンドやフロントサスペンションのパーツなどが流用されることになる。

    だが、レッドブル・レーシングは、シーズン開幕のギリギリまでコンポーネントの設計を推し進めることで有名であるため、トロロッソの2019年F1マシンははレッドブルの2018年F1マシン『RB14』のパーツをベースに開発が進められることになる。

    ヘルムート・マルコは、プレシーズンの準備を妥協することなく、レッドブルが4台のための十分なパーツを製造することは論理的に不可能だと説明。トロロッソは昨年をランキング9位で終えたいたが、2019年の目標はコンストラクターズ選手権で“5位もしくは6位”だと述べた。

    「コンセプトはもはや秘密ではない。トロロッソはトラック3台分のパーツを受け取っており、レギュレーションの許す限りのレッドブル・レーシングの2018年マシンの多くのパーツが引き継がれる」とヘルムート・マルコはコメント。

    「全体的なことは、エンジン全体の問題によって容易になった。リアエンドは完全に我々からのものだ。レギュレーションに従って許可されているすべてだ」

    「これにより、コスト面で小さなアドバンテージが得られる」

    ハースが2016年にF1参戦して以降、掲載/非掲載パーツのルールからアドバンテージを得てきたハースのフェラーリとの技術パートナーシップは何度も批判されてきた。

    ヘルムート・マルコは、ハース/フェラーリのモデルは“空力面で限界、あるいは度を超えた”ではるものの、レッドブルによっては“良いモデル”だと付け加えた。

    このようなレッドブルとトロロッソとのパーツの流用の度合いが大きくなったことで、これまでトロロッソでテクニカルディレクターを務めてきたジェームス・キーは、マクラーレンへの移籍を決断した。

    ヘルムート・マルコは、レッドブルとトロロッソの緊密な関係によって、トロロッソにはジェームス・キーの後任としてテクニカルディレクターを雇うことはなくなったと語る。

    「人数という点でミルトンキーンズ(レッドブルのファクトリー)とほぼ同じテクニカルチームをファエンツァ(トロロッソの拠点)に置くことはできない」とヘルムート・マルコはコメント。

    「コンセプトは練り上げられた。これらのコンセプト(トロロッソがレッドブルにより依存する)は現在のところまだ完全には実装されていなかった。1つの要因は、ジェームス・キーがそれにあまり満足できなかったからだ」

    「最終的に我々が望んでいたソリューションが完成した。そして、それはジェームス・キーがいない方が簡単だった」

    「そのポジションが埋められることはないだろう。この意味でのテクニカルディレクターはもはや必要ではない。クルマのコンセプトはレッドブルから来ているのだからね」

    この結果、レッドブルテクノロジーズのチーフテクニカルオフィサーを務めるエイドリアン・ニューウェイが、レッドブル・レーシングとトロロッソの両方の技術面を統括していくことになる。

    トロロッソ・ホンダは、2019年にダニール・クビアトとアレクサンダー・アルボンという新しいドライバーラインナップを採用。トロロッソの2019年F1マシン『STR14』の発表について、フランツ・トストは「第7週(2月中旬)の発表を計画している。現在、発表に関する様々なシナリオが議論させている」と語っている。

  • マックス・フェルスタッペン、F1の“キーボード戦士”たちに不快感

    マックス・フェルスタッペン、F1の“キーボード戦士”たちに不快感

    レッドブル・レーシングのマックス・フェルスタッペンは、ネット上で正体を隠して挑発的な投稿を繰り返す“キーボード戦士”たちに不快感を露わにしている。

    マックス・フェルスタッペンは、2018年をコンストラクーズ選手権4位で終える力強いパフォーマンスを見せたが、一連のミスに対して批判の的にもなった。

    「自分は絶対的により成熟したと思っている。でも、何年もやっていれば、それは論理的なことだ」とマックス・フェルスタッペンは De Telegraaf にコメント。

    「確かに2018年の序盤はうまくいってはいなかった。そして、僕はそこから学んだ。突然、誰もが僕にたてついてきた。僕は今と同じアプローチを続けていくつもりだけどね」

    マックス・フェルスタッペンは、F1であまり多くの批判家たちが幅を利かせていることに不快感を露わにしている。

    「僕に同意しないとよく言われているし、記事されているよね」とマックス・フェルスタッペンはコメント。

    「ドライバーに共感できる人々とは無関係な人々だ。彼らは自分たちでそれを経験していないからね。限界まで走っていれば、ミスをするときもある」

    「僕もフットボールについて意見を言うことはできるけど、結局それについては何も知らない。テレビの前に座っているときでもそう思っている」

    「でも、僕がフットボールについて何か考えているかなんて誰が気にする? マネージャーが『マックスがこう言っているからそこを変更するつもりだ!』なんて考えることはないよね」

    「特にソーシャルメディアでは、まったく知らない誰かについて意見を述べるのはとても簡単だ。通常、彼らは同じように挑発的なことを言われても気にしないだろう」

    「彼らのことを僕はキーボードウォーリアーと呼んでいるよ」

  • ロス・ブラウン、ホンダとF1で成功するための秘訣をレッドブルに伝授

    ロス・ブラウン、ホンダとF1で成功するための秘訣をレッドブルに伝授

    かつてホンダのワークスF1チームのチームプリンシパルを務めたロス・ブラウンは、ホンダがF1で再び成功を収めるためには、レッドブル・レーシングがホンダにF1の現実を理解させることが優先事項だと語る。

    今年、ホンダはレッドブルの姉妹チームであるトロロッソと評判を再構築。レッドブル・レーシングに2019年からホンダのF1パワーユニットを使用することを納得させた。

    F1にV6ターボハイブリッドエンジンが導入されたことで、ホンダは2015年にマクラーレンのパートナーとしてF1に復帰したが、信頼性とパフォーマンスの低さがその復活の妨げになっていた。2018年にホンダはパフォーマンスと信頼性を向上させたが、それでもまだ表彰台には手が届いていない。

    ホンダが2008年にF1を撤退した際にホンダのチームプリンシパルを務めていたロス・ブラウンは、レッドブル・レーシングにホンダと成功を収めるための秘訣を伝授した。

    「ホンダと成功する秘訣は、エンジニアをF1のチャレンジに結び付けることだ」とロス・ブラウンは Autosport にコメント。

    「私がホンダに到着したとき、エンジニアたちは必要とされる現実から少し離れていた。私の仕事はエンジンを結び付け、彼らが正しいことに取り組み、優先順位を立て、情報を得て、何が起こっているかについての真の姿を確認させることだった」

    「私が到着したとき、ホンダのエンジンは最高のエンジンのひとつだという見解があった。だが、私はフェラーリに精通していたので、それが最高のエンジンではないことは明らかだった」

    「そのため、ホンダの人々を現実の状況と結び付け、優先事項が何であるかを理解させ、どこに焦点を当てるべきかを理解させる手助けをすることが重要な要素のひとつだった」

    「レッドブルは、ホンダが何に焦点を当てるべきかを明確にするという点で非常に優れていると思う」

    ホンダが、レッドブルにルノーから切り替えることを納得させた要因のひとつは、ホンダのF1体制の変化にあった。それまでホンダはF1プロジェクト総責任者というポジションを置いてすべてを監督させていたが、2018年からは田辺豊治がテクニカルディレクターとして現場側のオペレーションを担当し、HRD Sakuraでは浅木泰昭がパワーユニットの研究開発を統括するという体制にシフトした。

    このF1体制の変更によって、ホンダは優先順位の調整を改善させるだけでなく、計画をよりスムーズに実行することに役立った。
    ホンダは、マクラーレンでの3年間でコミュニケーションに苦しんだが、トロロッソとのパートナーシップではその部分を改善。レッドブル・レーシングとの新たなパートナーシップではより意見を主張していくと固く誓っている。

    ロス・ブラウンは「弱点が何であるか、強みが何であるかを正確に知り、正しいことに集中していくことが重要だ。それが達成されれば、彼らは間違いなく力強いポジションにいることになるだろう」と語る。

    「今年、ホンダは多くの進歩を遂げたように思える。マクラーレンとのパートナーシップは崩壊していたし、次に進むことは彼らにとって正しいことだった」

    「レッドブルは素晴らしいレーシングカンパニーであり、彼らは素晴らしいクルマを製造している。ホンダにとってそれは成功するための特別なチャンスだ」

    「レッドブルがレースに勝ち続けることを期待している。パートナーシップの初年度にチャンピオンシップに勝つために十分かどうかはまだわからない。彼らがそれを達成すれば、それはかなり特別だろう。だが、来年はワールドチャンピオンをもたらすための新しいパートナーシップの始まりになると思う」

  • マックス・フェルスタッペン 「ホンダの姿勢はルノーとはまったく異なる」

    マックス・フェルスタッペン 「ホンダの姿勢はルノーとはまったく異なる」

    マックス・フェルスタッペンは、新たにレッドブルのワークスパートナーとなったホンダとの仕事は、ルノーのカスタマー時代とは全く異なるものだと語る。

    レッドブルは、ルノーとの12年間のパートナーシップを終了し、今年からホンダのF1パワーユニットを搭載する。レッドブルにとって自動車メーカーのワークスパートナーになることは初めてであり、チームにとって新たな時代の幕開けとなる。

    「ホンダの全体的な姿勢と彼らが持っている計画は、僕たちがルノーで慣れていたもの比較してまったく異なる」とマックス・フェルスタッペンはコメント。

    「ルノーでは僕たちが常にプッシュしなければならなかった。常に僕たちから出さなければならなかったし、通常、それは無視されていた。今は逆だし、僕たちがパーツを供給することをプッシュされている」

    「彼らは、僕たちからギアボックスなどを必要としているし、実際、それを作るのは簡単なことではない。でも、ホンダはとにかくテストすることを望んでいる。彼らはサーキットで僕が走るよりも多くを走らせている」

    マックス・フェルスタッペンは、2019年への期待を抑えてはいるが、今年、レッドブル・ホンダはメルセデスとフェラーリに“より近づける”と考えている。

    「すべてのサーキットで競うには十分ではないかもしれない。でも、僕たちはシーズン中にステップを果たさなければならない。2020年の初めから確実にタイトルを争うことができるようにね」

    マックス・フェルスタッペンは、レッドブルがルノーのカスタマーからホンダのワークスパートナーになることを決断した転換期にダニエル・リカルドがチームを去るのは間違ったタイミングだと考えている。

    ダニエル・リカルドは、昨シーズン限りで10年間を過ごしたレッドブルを離れてルノーへの移籍を決断。F1関係者だけでなく、レッドブル首脳陣をも驚かせた。

    マックス・フェルスタッペンは、2019年にダニエル・リカルドがチームメイトではないことを寂しく思うことはないと語る。

    「個人的に彼がいないことは寂しく思うことはないだろう」とマックス・フェルスタッペンは Algemeen Dagblad にコメント。

    「でも、彼がチームメイトであることは、楽しかったし、喜びだった。そんなことは頻繁にあることではないし、再び起こることはないかもしれない」

    「でも、彼のことを寂しく思うか? ダニエルはここで得たいたものを寂しく思うだろうね」

  • ピエール・ガスリー 「ホンダとの経験はフェルスタッペンに対しては無効」

    ピエール・ガスリー 「ホンダとの経験はフェルスタッペンに対しては無効」

    ピエール・ガスリーは、今年から加入するレッドブル・レーシングでこれまでのホンダとの経験がマックス・フェルスタッペンに対してそれほど大きなアドバンテージをもたらすとは考えてないと語る。

    ホンダは2018年にトロロッソに単独でF1パワーユニットを供給していたが、今年からレッドブル・レーシングもそこに加わり、2チームへと供給を拡大する。そして、ピエール・ガスリーはルノーに移籍するダニエル・リカルドの後任としてレッドブル・レーシングに加入する。

    ピエール・ガスリーは、スーパーフォーミュラ、そして、トロロッソ・ホンダでのシーズンを通してホンダと仕事をしてきた経験があるが、それらの利点はクルマに乗っているときではなく、コース外で感じることになるだろうと語る。

    「経験がどれくらいのものをもたらすかを正確に言うのはいつだって難しい。信頼、自信という点が大きいと思うし、チームと仕事をしたことで、彼らはフィードバックという点で僕からどのよなものを期待できるかわかっている。僕が意味することは、特定の問題や状況に直面したときに、僕はそれらの改善を望むということだ。だから、コミュニケーションという点でそれがチームにとって明らかに有益な主なポイントだと思う」とピエール・ガスリーはコメント。

    「ドライビングという点では、何度も言ってきたように、F1のレベルでは3周もすればマックスはトルク配分、エンジンのドライバビリティなどを完全に把握すると思う。だから、大きく変わることはないだろう。でも、日本人との仕事の仕方という部分の方が大きいし、明らかにそれは良いことだ」

    トロロッソとホンダのパートナーシップは大部分が成功だと見なされているが、ピエール・ガスリーは、両者がお互いに多くのことを学び、新しいペアが本当にうまく機能するには時間がかかったと認める。

    「本当に信頼を築くためにはリスペクトと信頼を示す必要がある人々もいる。最初に彼らと仕事をし始めるときは常に少しよそよそしい感じがするものだし、お互いを知る必要がある。

    「明らかにシーズンを通して彼らの側が心を開いていくのを見ることができたし、僕たちは同じ目標のために一緒に働くための信頼を彼らに与えることができた」

    「彼らは前年のマクラーレンとのかなり難しい状況から来ていたので、序盤の彼らは少し尻込みしていた。彼らはシーズンを通して良くなっていたし、今は彼らとの関係に本当に満足している」

    マックス・フェルスタッペンもホンダとのコミュニケーションについては心配していないと語る。

    「あまり必要だとは思っていない。彼らが非常に速いエンジンを届けてくれれば、残りは問題はないと確信している」とマックス・フェルスタッペンはコメント。

    「コミュニケーションという点では、もちろん、異なる文化だけど、サーキットにいるホンダの人々は全員が英語を完璧に話している。僕たちのチームにはそこを十分にケアできる人々がいると思う。改善できることは、スムーズに行かなそうなことがあれば、それを示さなければならないけど、もちろん、そこは英語で容易にコミュニケーションできる。そのために日本語で話す必要はないと思う」

  • レッドブル 「ダニール・クビアトは2019年にトロロッソの助けになる」

    レッドブル 「ダニール・クビアトは2019年にトロロッソの助けになる」

    レッドブルのモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、2017年にダニール・クビアトを解雇した理由、そして、2019年にトロロッソ・ホンダのドライバーとして3度目のチャンスを与えるに至った経緯を説明した。

    2015年にレッドブル・レーシングに昇格したダニール・クビアトは、チームメイトのダニエル・リカルドよりも速さを見せるレースもあったが、翌年は同じマシンに乗るリカルドよりも0.5秒遅いタイムを示すようになった。

    さらに多くのクラッシュを引き起こしたことで2016年シーズン序盤にマックス・フェルスタッペンにシートを奪われる形でトロロッソに降格。2017年もトロロッソから参戦したものの復調を示すことはなく、ピエール・ガスリーとブレンドン・ハートレーに明け渡す形でシートを喪失し、レッドブルのプログラムからも完全に離れることになった。

    しかし、2018年にフェラーリの開発ドライバーを務めていたダニール・クビアトは、2019年にピエール・ガスリーの後任としてトロロッソ・ホンダからF1復帰することが決定した。

    ダニール・クビアトについてヘルムート・マルコは「彼はトルストイを読み、クラシック音楽を聞くような男だ」と Motorsport-Total.com にコメント。

    「初年度の彼はダニエル・リカルドよりも速かったが、2016年は初テストからタイヤとブレーキにしか注意を払っていなかった。それに加えて、彼は不必要な事故も引き起こしていた」

    「多くのロシア人と同じく、彼は感情的な男だったし、外から見ればいつも興奮しているように思えたが、内面ではパフォーマンスが劣っていることに苦労していた」

    「彼のメンタルは壊れていたし、ある時点でそれがレースパフォーマンスにより現れるようになっていた。それが別々の道を歩む時間を与えた理由だ。競技面でのダニールの才能については疑いはなかった」

    2019年、トロロッソ・ホンダはダニール・クビアトのチームメイトとしてルーキーのアレクサンダー・アルボンを起用する。

    「来年のトロロッソにとって、少なくとも1人のドライバーはある程度の水準と経験を有したドライバーがいることが重要だった」

    「彼(クビアト)は正しいセットアップを見つける手助けができる」

    トロロッソのチーム代表フランツ・トストは、2018年にF1レースを離れてフェラーリのテストドライバーとして仕事をしてきたダニール・クビアトは、F1でもう一度レースドライバーとして挑戦するに相応しいと考えている。

    「クビアトはF1と真っ直ぐに向き合っている。彼は今もう一度チャンスを得ているし、彼がそれを掴み取ることを本当に期待している」とフランツ・トストはコメント。

    「彼はF1にいるに相応しいし、とても速い。この1年間のサバティカルが全てをまとめ、彼の本来の才能、能力、スピードを示すことに役立つことを期待している。我々はしっかりとしたクルマを彼に提供すれば、彼は良い結果をもたらしてくれると確信している」

  • 「ホンダのF1エンジンが突然良くなるとは思えない」とヴィルヌーヴ

    「ホンダのF1エンジンが突然良くなるとは思えない」とヴィルヌーヴ

    元F1ワールドチャンピオンのジャック・ヴィルヌーヴは、2019年シーズンのホンダのF1パワーユニットに疑問を抱いており、レッドブル・レーシングがトップを争えるとは思っていないと語る。

    ホンダがトロロッソと大きな前進を示したことで、多くの人々は2018年にルノーの信頼性に苦しめられたレッドブル・レーシングが、今年、メルセデスやフェラーリとトップを争うことができると考えている。

    しかし、ジャック・ヴィルヌーブは、なぜ今年ホンダが突然良くなると考えられるのかと疑問を投げかける。

    「なぜホンダのエンジンが突然良くなると考えるのだろう? エンジンが外部の誰かに造られるのであれば可能かもしれないが、同じプロジェクトのままであるならば、なぜOKになるのか私にはわからない」とジャック・ヴィルヌーヴはコメント。

    マクラーレンは2017年にホンダと散々なシーズンを過ごしてルノーに変更。多くの人々はF1でのホンダの道は断たれると考えたが、トロロッソとの進歩はレッドブル・レーシングにリスクを冒すことを納得させた。

    「昨年、我々はトロロッソが少し多くのパワーを得ていたのを目にした。だが、そのエンジンは1レースだけで、7レースは持たないだろう」

  • ホンダ 「F1エンジンの信頼性は完全に異なるレベルに達した」

    ホンダ 「F1エンジンの信頼性は完全に異なるレベルに達した」

    ホンダは、2018年のF1エンジンの信頼性はマクラーレン時代とは“完全に異なるレベル”に達したと考えている。

    ホンダは、2018年からトロロッソとのパートナーシップを開始。マクラーレン・ホンダとしての3年間のうちの2シーズンよりも多くのポイントを獲得。第2戦バーレーンGPではピエール・ガスリーが4位入賞を果たし、2015年にF1復帰してからのベストリザルを達成。信頼性だけでなく、パフォーマンスのピークも向上させた。

    2017年、マクラーレンはホンダのF1エンジンに関連したリタイアは9回あったが、今シーズンにピエール・ガスリーとブレンドン・ハートレーがエンジンが原因でリタイアしたレースは3回だけだった。

    また、ブレンドン・ハートレーのF1イギリスGPでのリタイアは、フリー走行での大クラッシュによってマシンを大急ぎでリビルドし、エンジンをインストールしたことが要因だった。

    ホンダF1のテクニカルディレクターを務める田辺豊治は「今年はパートナーが新しかったため、今シーズンの序盤は期待を設定するのは非常に困難でした」と Autosport にコメント。

    「過去数年間は多くの故障で問題を抱えていました。今シーズンのパワーユニットの最優先事項は信頼性でした。そして、当然ながら、パフォーマンスも向上させなければなりませんでした」

    「PUの信頼性には満足しています。過去数年とは完全に異なるものでした」

    開幕戦では、ピエール・ガスリーのターボとMGU-Hに問題が発生し、その結果、エンジンにまでダメージが及んだ。しかし、これは既知の問題だった。ホンダはシーズンを2017年仕様のMGU-Hでスタートしており、2018年仕様のMGU-Hは次戦バーレーンGPになってから導入された。

    その後、ホンダのF1エンジンはシーズン最終戦までほぼトラブルフリーで走り、レッドブルが2019年にホンダのエンジンを使用するための信頼を稼いだ。

    ピエール・ガスリーは最終戦アブダビGPの予選とレースでエンジンの故障に見舞われ、ホンダが“スペック3”エンジンを導入して以降は、2台のクルマに多くのエンジン交換が行われた。

    アップグレード版エンジンは、導入当初に初期トラブルを抱えたが、レッドブルとトロロッソは2019年までにできるだけ多くのことを実験をして、問題を洗い出すことを求めていた。

    トロロッソのチーム代表フランツ・トストは「我々はダイナモで多くのテストをすることができる。だが、同じオシレーションを作り出すことはできないし、リアルなパワーユニットのドライバビリティを見つけ出すことはできない」とコメント。

    「したがって、シーズン終盤に我々は新しい仕様を求めた。メキシコやアメリアでは必ずしもエンジンを交換する必要はなかったが、我々がそれを推し進めた」

    「ホンダは開発を行っており、我々は、新しい開発がどれくらい優れているか、クルマにどれくらいフィットするか、シフトアップとシフトダウン時のオシレーションはどうかなどを知りたかった」

    「エンジンの出力だけでなく、詳細に至るまで、パフォーマンス面でどの位置にいるかを実際に確認したかった」

  • トロロッソ・ホンダ、2018年にクラッシュによって約3億円を費やす

    トロロッソ・ホンダ、2018年にクラッシュによって約3億円を費やす

    トロロッソ・ホンダは、2018年のF1世界選手権でドライバーが喫したクラッシュによって230万ユーロ(約2億9000万円)以上を費やすことになった。

    ホンダをパートナーに迎えた初年度、トロロッソはピエール・ガスリーがベストリザルトとなる4位入賞を果たし、33ポイントを獲得してコンストラクターズ選手権を9位で終えた。

    トロロッソのチーム代表を務めるフランツ・トストは、好調なパフォーマンスとは裏腹に、スペインでのピエール・ガスリー、カナダでのブレンドン・ハートレーの1周目での事故を含めた数々のクラッシュによっ高価な代償を払ったことを明らかにした。

    「今シーズンはハイライトもあったが、それほど良くないレースもあった」とフランツ・トストは Autosport にコメント。

    「ハイライトはかなり明白だ。バーレーンでのガスリーの4位フィニッシュは力強いレースだったし、彼が6位でフィニッシュしたブダペスト、モナコ(7位)もとても良いレースだった」

    「スパは良いレースだった。ポイント圏内でフィニッシュできるとは思っていなかったが、9位でフィニッシュできたからね。それにメキシコでは10位でフィニッシュした」

    「それから我々は多くのクラッシュを起こした。今年はクラッシュのためだけに230万ユーロを費やした」

    「バルセロナではガスリーと1周目にスピンを喫したグロージャンとの間で激しいクラッシュがあった。ガスリーはどうすることもできなかったし、フランスではオコンと1周目にクラッシュした」

    「それにカナダではストロールとハートレーが激しくクラッシュし、シルバーストンでの状況もあった(ハートレーがFP3でサスペンション故障によって大クラッシュ)。モンツアでは、ブレンドンがストフェル・バンドーンとマーカス・エリクソンに当てられた。両方とも1コーナーに達することさえなかった。4つの側がほぼなくうなっていた。あまり良くはなかったね」

    トロロッソは、シーズン中盤にアップグレードに失敗してミッドフィールドバトルから後退したが、ピエール・ガスリーはチームのポイントはマイナス面を上回ったと考えている。ホンダのライバルと比較しての進歩によって、トロロッソはシーズン終了までライバルとの戦いを続けることができた。

    今年、トロロッソからレッドブル・レーシングに移籍するピエール・ガスリーは、トロロッソにはより多くの“一貫性”が必要だと考えている。

    「ルノーとはどうやっても戦うことができなかった。両方のドライバーが多くのポイントを獲得していた」とピエール・ガスリーはコメント。ガスリーは29ポイントを獲得したが、チームメイトのブレンドン・ハートレーは4ポイントしか獲得できなかった。

    「フォースインディアの方が優れていたし、僕たちは自分たちに見合ったポジションから遠くないところにいると思う。ミッドフィールドは非常に僅差なので、些細なことが本当に多くのゲインをもたらすことがある」

    「メンタリティは良いし、仕事も良い。ホンダが本当にタフな3シーズンを過ごしてきたこと、僕たちは去年彼らがマクラーレンと獲得したよりも多くのポイントを稼いだことを忘れてはならない」

    「それはパフォーマンスが向上したことを意味する。そこが僕たちが見ていくべきことであり、来年も続けていくべきことだ」