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  • フェルナンド・アロンソ 「F1キャリアにおける決断に後悔はない」

    フェルナンド・アロンソ 「F1キャリアにおける決断に後悔はない」

    フェルナンド・アロンソは、2015年にマクラーレン・ホンダに移籍することを決断したことに後悔はないと改めて主張。当時、移籍はF1パドックの大部分から素晴らしい決断”として受け止められていたと述べた。

    フェルナンド・アロンソは、2014年末に5シーズンを過ごしたフェラーリを離れ、“新生マクラーレン・ホンダ”として大きな期待を掛けられていたプロジェクトに参加した。

    しかし、フェルナンド・アロンソは、ワールドチャンピオンや勝利はおろか、表彰台にすら手が届くことなく、3年でマクラーレンとホンダのパートナーシップは解消となった。

    マクラーレンは、ルノーにF1パワーユニット変更しても競争力を取り戻すことはできず、フェルナンド・アロンソは昨年末でF1キャリアにピリオドを打つという決断をしている。

    2度のF1ワールドチャンピオンであるフェルナンド・アロンソだが、彼のキャリアは“間違ったタイミングで間違ったチームにいた”と語られることが多い。

    しかし、マクラーレンとの不遇の4シーズンについて、フェルナンド・アロンソは、2014年に自分と同じ立場にあったが、大部分のドライバーは、フェラーリを離れて今よりも良い環境だと感じていたチームに移籍するという同じロジックに従ったと考えている。

    「F1では常にウィナーは一人だし、他の全員は勝つことはできない」とフェルナンド・アロンソはコメント。

    「いくつかのレースでは不運だったけど、水晶玉でもなければ決断するのは難しい。自分のチャプターを閉じたあとに言うのは簡単なことだ。でも、2010年にフェラーリに加入したときも10人中10人のドライバーがその方向に進んだと思う」

    「2015年にマクラーレン・ホンダに加入したとき、2014年にはずっとそれがとても良い決断だと言われていた。フェラーリのターボエンジンはあまり良くなかったからね」

    「ホンダは2014年にレースをしていなかったので、マクラーレンとホンダは1年間自由に開発することができたし、それは素晴らしい決断だった。良い状況を聞いていたし、10人中9人のドライバーがその方向に進んだと思う」

    フェルナンド・アロンソは、過去について後悔することを断固として拒否し、彼の同僚の何人かもコース上での実績は彼らのキャリアの本当のストーリーを語っているわけではないと指摘する。

    まだF1へのドアを完全には閉めていないフェルナンド・アロンソは「僕は多くのことを後悔はしていないと思う。決断には満足している」とコメント。

    「ここで満足しているのはルイス・ハミルトンただ一人だけだ。2位になるのも、7位や12位になるのも同じことだ」

    「僕は2回ワールドチャンピオンを獲得し、97回表彰台を記録した。表彰台がゼロのニコ・ヒュルケンベルグのような多くの才能を持った仲間がいる。セバスチャン・ベッテルももう何年もタイトルを獲得していない。マックス・フェルスタッペンもタイトルはゼロだ。ダニエル・リカルドも素晴らしい才能を持っているけど、タイトルはゼロだ」

    「たぶん、彼ら全員が不運だ。でも、それがスポーツであり、F1というものだ。スペイン北部出身のゴーカートをしていた男がそのようなすべてのことのなかで2回ワールドチャンピオンを獲得した。何も後悔はしていない」

  • レッドブル・ホンダ 「ピエール・ガスリーは“ナンバー2”ではない」

    レッドブル・ホンダ 「ピエール・ガスリーは“ナンバー2”ではない」

    レッドブルのモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、2019年にレッドブル・レーシングに加入するピエール・ガスリーが“ナンバー2ドライバー”として扱われることはないと主張する。

    昨年、トロロッソ・ホンダで初のF1フル参戦を果たしたピエール・ガスリーは、バーレーンGPで4位入賞を果たすなど印象的なパフォーマンスを発揮し、ダニエル・リカルドの後任としてレッドブル・レーシングに昇格することが決定した。

    しかし、レッドブル・レーシングには同社が将来のワールドチャンピオンとして期待を寄せるマックス・フェルスタッペンがチームでの4年目を迎えることもあり、ホンダを新たなF1エンジンパートナーとして迎えてタイトル奪還を目指す今年は、フェルスタッペンを中心にチームが回っていくことが示唆されていた。

    だが、ヘルムート・マルコはマックス・フェルスタッペンとピエール・ガスリーは、レッドブル・ホンダで対等に扱われると語る。

    「ガスリーがセカンドドライバーとして扱われることはない」と Auto Bild にコメント。

    「我々レッドブルはそのようなことはしない。それにダニエル・リカルドが気づいていたように、昨年マックスはさらに成長した。ガスリーがチームに慣れて、トップを争えるようになるには時間が必要だが、マックスはガスリーにそのための猶予を与えるだろう」

    「私個人としては、予選での速さという点でガスリーはリカルドよりもマックスに肉薄すると感じている」

    ピエール・ガスリーも、新しいチームに適応するには時間が必要だと認めているが、単純にフェルスタッペンのサポート役に回るつもりはないとしており、ホンダとの関係性がフェルスタッペンより有利な立場に導いてくれるだろうと考えている。

    「ホンダとのコミュニケーションの取り方や彼らの仕事の仕方を知っているのは重要なポイントだ。僕たちとホンダとでは文化が違うからね」とピエール・ガスリーはコメント。

    「日本の文化はヨーロッパの文化とはまったく異なる。ホンダのスタッフ達の仕事の仕方は僕たちが知っているものとは少し違っている。一緒に仕事をしていく上では慣れなければならない。その点に関しては僕の方がマックスより有利なのは間違いない」

    ピエール・ガスリーは、2019年からフェルスタッペンのレベルに達することを目指しており、強力なチームメイトがいることは自分を高めることにも繋がると考えている。

    「現在のベストドライバーの一人がチームメイトであることは僕にとって大きなチャレンジになるだろう」とピエール・ガスリーはコメント。

    「僕が競争力を発揮するには少し時間がかかるかもしれないけど、ここでナンバー2ドライバーになるつもりはない。そんなこと望んではないし、満足できるわけがない」

    「それらの作業には時間がかかるし、マックスはパドックで最速のドライバーのひとりだ。それは僕にとって本当にエキサイティングなことだ。自分をより高いレベルに引き上げてくれるからね。シーズンを通して自分が向上していくのは確かだ」

    ルノーからホンダにF1エンジンを変更するレッドブル・レーシングの2019年シーズンには大きな注目が集まっており、ピエール・ガスリーの野望の大部分はマシンのパフォーマンスによって決定することになるだろう。

    「勝てるクルマに乗れるならそうしたいけど、トップ5を十分に争える優れたクルマしか得られない場合はそれがゴールにになるだろう」

  • ホンダF1、2019年はエンジン勢力図で3番手からのスタートを目標

    ホンダF1、2019年はエンジン勢力図で3番手からのスタートを目標

    ホンダF1は、2019年のF1世界選手権の目標として、F1エンジンの序列でルノーを上回って3番手の地位を確立させ、シーズンを通してメルセデスとフェラーリを捕えることに定めている。

    現在のV6ターボハイブリッド時代に突入した1年後の2015年にF1復帰したホンダは、F1パワーユニットの勢力図で4番手に甘んじてきた。

    マクラーレンとの3年間では信頼性とパフォーマンスを向上させることに苦労したホンダだったが、昨年はトロロッソとのパートナーシップで強力な進歩を果たし、レッドブル・レーシングにルノーからホンダへと乗り換えさせることを決意させた。

    レッドブル・レーシングは、すでにホンダのF1パワーユニットがルノーの性能を上回っていると宣言している。

    ホンダのモータースポーツ部長を務める山本雅史は2018年の開発を踏まえ、2019年シーズンをどの位置からスタートできる考えているかと質問に対し、「我々は冬の間に多大な努力をしていきますし、もちろん、これまでもそうしてきました」と Autosport にコメント。

    「少なくともマニュファクチャラーの中で3番手からスタートしたいと思っています。そして、シーズンを通してフロントランナーに追いつきたいです」

    ホンダはまだ信頼性を改善させることに取り組んでいるが、2019年シーズンが開幕するまでにさらなるパフォーマンス向上を果たせると楽観視している。

    だが、ホンダとレッドブルのどちらも2019年に完璧な信頼性を達成できるとは考えておらず、シーズン中のどこかの時点でどちらも戦略的なエンジン交換を実施してグリッドペナルティを受けることになると公言している。その代わりに、ホンダは望んでいたよりも進歩に時間がかかったことで、より速いペースでメルセデスとフェラーリとのギャップを縮めることに焦点を置いている。

    「我々はあまり特定のタイムについては言いたくはないですが、メルセデスとフェラーリはルールのグレーな領域に関する知識をたくさん持っており、まだ我々の前にいます」と山本雅史はコメント。

    「しかし、4年間の開発と努力の結果、我々は今、正しい方向性、どこに進むべきかを見い出していると思っています。昨年、もしくは2年前よりもはるかに明確になっています。ですので、我々は開発のスピードを上げていけると考えています」

    ホンダは2018年に2回のエンジンアップグレードを投入し、その両方がパフォーマンス向上をもたらした。しかし、2回目のアップグレードとなる“スペック3”エンジンでは、当初は耐久性を犠牲にして開発を進めたこともあり、ギアボックスとのオシレーション(共振)の問題に苦戦を強いられることになった。結果として、ピエール・ガスリーは、シーズン最終戦となるF1アブダビGPでオイル漏れに見舞われている。

    ホンダは、2019年にむけて過去2年間で採用してきたエンジン設計を進化させることを選択しており、それらの問題が繰り返されることはないと考えている。

    ホンダは、まだ現行のエンジン設計には未開発のポテンシャルがあると感じており、このエンジン時代で初めて同じエンジンコンセプトでの3年目をスタートさせる準備を整えている。

    ホンダF1のテクニカルディレクターを務める田辺豊治は、昨年11月のアブダビGPで「実を言うと、我々はまだコース上で最新仕様から学んでいるところです」と述べていた。

    「それは必ずしも良いことではありませんが、ダイナモですべてのことを理解するのは少し難しいです。だからこそ、我々はエンジニアはここにいるんです。我々は開発の一部です。さくらとこことの間で多くのことをフィードバックしています。最新仕様には開発間でやりときですことがたくさんあります」

    ホンダの2019年F1パワーユニットでは予選アタックで追加のパワーブーストを得ることができる“パーティモード”と呼ばれているセッティングが可能になるとされている。

  • ダニエル・リカルド、レッドブル離脱へのホンダの影響を認める

    ダニエル・リカルド、レッドブル離脱へのホンダの影響を認める

    ダニエル・リカルドは、ホンダがレッドブル・レーシングに競争力にF1エンジンを供給できるかどうかという懸念が交渉を複雑にし、最終的にルノーへ移籍するという決断を下すことに貢献したことを認めた。

    レッドブル・レーシングは、ルノーのFエンジンがメルセデスやフェラーリのペースに匹敵できないことに不満を募らせ、昨シーズン限りでルノーとのパートナーシップを解消することを決断。今年からホンダのF1パワーユニットを搭載する。

    ホンダは、2018年にF1エンジンの信頼性とパフォーマンスを大きく改善させたが、まだメルセデスやフェラーリとのギャップは埋められていない。

    ダニエル・リカルドは、ホンダのF1エンジンに切り替えるという決断がレッドブルとの契約交渉にどのように影響を与えたかについて告白した。

    「ホンダがうまくいかなければ、来年はフラストレーションの一年になるのではないかと考えた」とダニエル・リカルドはコメント。

    「それでも僕は本当にもう一年走りたいのか? それを乗り越えるつもりなのか?とね。だから、当初は2年契約を結ぶことが懸念だったし、その後『OK、1年頑張ってみよう』という感じになった。ホンダがうまくいけば、素晴らしいし、僕たちはそれを拡大していくだろうとね」

    「でも、そのあとの1年もリスキーだと感じた。1年契約では何も達成できないように感じた。本当にわからなくなっていた。自分が望んでいると考えていたものが、最後にはあまり望んでいないものになっていた」

    「僕にとって2年契約は本当に望んでいることだと感じられなかったし、1年契約は12ヶ月で再びこのポジションに戻ってくるように感じた。正直、このような立場には戻ってきたくなかった。ちょっと疲れはじめていたからね」

  • ピエール・ガスリー、ホンダのF1エンジニアの姿勢を称賛

    ピエール・ガスリー、ホンダのF1エンジニアの姿勢を称賛

    ピエール・ガスリーは、F1での成功がホンダにとってどれほど大きな意味を持つかについて語った。

    トロロッソ・ホンダで1シーズンを過ごしたピエール・ガスリーは、今年ダニエル・リカルドの後任としてレッドブル・レーシングに移籍。2019年も再びホンダのF1エンジンを走らせる。

    ピエール・ガスリーは、ホンダにとってF1で成功することがいかに重要なことであるかを自分のマシンを担当したエンジニアの湊谷圭祐との逸話を例にあげて語った。

    ホンダは、母国GPとなった日本GPに“スペック3”エンジンを投入。予選ではブレンドン・ハートレーが6番手、ピエール・ガスリーが7番手と揃ってQ3進出を果たした。

    「鈴鹿の予選で僕たちは7番手だったけど、6番手もしくは5番手になれるはずだった」とピエール・ガスリーはコメント。

    「ストレートでコンマ3秒を失ってしまった。予選のあと、彼に会いにいった。良い結果だったけど、僕は少し落ち込んでいたくらいだった」

    「でも、彼は僕にエンジンのポテンシャルをフルに発揮させてあげることができなかったと泣きそうになっていたんだ」

    「一緒に仕事をしてパフォーマンスに関わっている人々のそんな姿を見れるのはいつだって素晴らしいことだ」

    昨年、ホンダはパフォーマンスと信頼性を大幅に改善させたが、メルセデスとフェラーリとの間にはまだ埋めなければならないギャップがあり、挑戦は続いていく。

    「進歩というのは一貫しているものではないんだ」とピエール・ガスリーはコメント。

    「8ヶ月間何も見つからないときもあれば、ダイナモの作業で突然コンマ4秒を見い出せるときもある。一貫して進歩していくものではないんだ」

  • レッドブル・レーシング、ホンダF1との“コミュニケーション”に自信

    レッドブル・レーシング、ホンダF1との“コミュニケーション”に自信

    レッドブル・レーシングのチーム代表クリスチャン・ホーナーは、ホンダとの効率的なコミニュケーションが、2019年に違いをもたらすと自信を見せている。

    2010年から2013年までルノーとともにダブルタイトルを4連覇したレッドブル・レーシングだったが、F1がターボハイブリッド時代に突入して以降は関係が悪化。メディアを通して舌戦を繰り返し、昨年末でパートナーシップを解消するに至った。

    レッドル・レーシングは、2019年からホンダのF1パワーユニットを搭載するが、ホンダもマクラーレンとのパートナーシップ時代に同様の屈辱的な経験をしてきた。

    「どのようなビジネスにおいてもそうだが、特にこのスポーツではコミュニケーションが重要な要素だ」とクリスチャン・ホーナーはF1公式サイトにコメント。

    「当然ながらホンダは日本を拠点にしているが、彼らの英国拠点はミルトンキーンズの我々から目と鼻の先のところにある」

    「もちろん、グループ間で膨大な量の議論が行われているし、これまでのところ、全てが非常にポジティブだ」

    「レッドブル・テクロノジー、トロロッソ。ホンダとのリレーションシップを通じて、非常に健全な職場環境が育っていると思うし、来年それが完全に新しくなることはない」

    昨年、4勝を挙げたレッドブル・レーシングだったが、常にルノーにはメルセデスやフェラーリに匹敵できるパワーがなかったと主張していた。

    「もし、クルマにあと40kW(約53馬力)あれば、シーズンはかなり違ったものになっていただろう」とコメント。

    「間違いなくこれまでで最高のシャシーを造り上げてくれたミルトン・キーンの皆には脱帽だ。同じエンジンの他のユーザー(ワークスルノーとマクラーレン)を見れば、違った世界にいる」

    レッドブルのモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコも、ホンダとの新たなパートナーシップはこれまでのところ有望であり、2019年の新しいホンダのF1パワーユニットはメルセデスやフェラーリに近づくことができると楽観的に考えている。

    「パフォーマンスの向上に関しても、その数値は我々を本当に楽観的にしている」とヘルムート・マルコはコメント。

    「ホンダのエンジンはすでにルノーのエンジンをわずかに上回っている。ホンダによって提供されたデータと我々のGPSデータを組み合わせれば、我々はメルセデスやフェラーリの領域に入ることになるだろう」

    「もちろん、彼らだって眠っているわけではない。しかし、彼らはすでに非常に高いレベルになるし、もはやそのような飛躍を遂げることはできないだろう」

    「たとえ我々が10~15kW(約15~20馬力)劣っていたとしても、ルノー時代の8気筒エンジンと違いはなかった。我々はそれを補うことができる」

    一方、ルノーF1のマネージングディレクターを務めるシリル・アビテブールは、レッドブルからの公な批判は戦略的なものだったと語る。

    「レッドブルとの関係を終えることをまったく残念に思っていない理由のひとつは、レッドブルが我々のコミュニケーションをコントロールしていたため、我々がそれに対応しければならなかったことにある」とシリル・アビテブールはにコメント。

    「それは競技の場のレベルではなかった。コミュニケーションの観点で見れば、レッドブルは我々よりもはるかに強力だからね」

    「我々は絶えず後手に回っていたし、多くの場合、それは彼らの目的に合ったコミュニケーションだった。そして、残念ながら、そのノイズとコミュニケーションが現実のものになりつつある世界に我々はいる」

    「はっきりさせておこう。我々のエンジン状況はまだ必要な場所にはきていない。だが、それは遠くから見るほど悪くもない。来年ははるかに良くなると言うことができる」

  • 「ホンダのF1エンジンがマックス・フェルスタッペンの王者獲得の鍵」

    「ホンダのF1エンジンがマックス・フェルスタッペンの王者獲得の鍵」

    元F1ドライバーで現在は解説者を務めるカルン・チャンドックは、マックス・フェルスタッペンは今やF1ワールドチャンピオンを獲得できるレベルまで成熟していると考えており、それを実現できるかはホンダがレッドブル・レーシングに競争力のあるF1エンジンを供給できるかにかかっていると語る。

    2016年シーズン途中にトロロッソからレッドブル・レーシングに移籍したマックス・フェルスタッペンは、レッドブルでのデビューレースとなったスペインGPで優勝。18歳227日で史上最年少優勝を成し遂げた。

    2018年はマックス・フェルスタッペンにとって短いF1キャリアの中で最高成績となった。だが、序盤戦のルイス・ハミルトン、セバスチャン・ベッテル、ダニエル・リカルドとのレースを台無しにしたクラッシュやモナコGPのフリープラクティスでの単独クラッシュから挽回を強いられることになったが、シーズン後半は一貫性を見せ、チャンピオンを獲得したルイス・ハミルトンに次ぐ多くのポイントを獲得して見せた。

    2010年と2011年にHRTとロータスでF1を戦ったカルン・チャンドックは、マックス・フェルスタッペンはタイトル候補に入れるまで成長を果たしており、F1ワールドチャンピオンになれるかはレッドブルとホンダが適切なマシンを提供できるかにかかっていると考えている。

    「今やマックスは十分に成熟しているし、彼はワールドチャンピイオンになる準備ができていると思う」とカルン・チャンドックはオーストポーツ・インターナショナル・ショーで語った。

    「彼は2008年のルイスのようだ。ワールドチャンピオンを戦い、長いシーズンをまとめる準備はできている」

    「あとはホンダがレッドブルのために結果を出せるかどうかだ」

    昨年、ホンダはトロロッソとのパートナーシップのなかでパフォーマンスと信頼性を大幅に改善させ、レッドブル・レーシングにルノーからホンダへとF1エンジンを変更させることを決断させた。

    ホンダのF1エンジンは馬力面でルノーを上回ったと考えられてるが、まだメルセデスとフェラーリに一貫して挑戦できる実力があるかどうかは疑問が残っている。

    「昨年のシーズン後半を見れば、ホンダがまとまり始めているという兆候があった。彼らがトロロッソのために鈴鹿で導入したエンジンアップグレードは本当に前進を果たしたように思う」とカルン・チャンドックはコメント。

    「我々はオースティンでそれについての多くの証拠を目にしたし、レッドブルがそれについて非常に楽観的であることはわかっている。彼らが結果を届けることができれば、それはF1にとっても素晴らしいことだと思う」

    「F1はホンダが成功することを必要としている。なぜなら、それはレッドブルが成功することを意味するわけだし、そうなれば、3チームが上位を争うようになる。それは本当に重要なことだ」

  • アレクサンダー・アルボン 「F1カーですぐにペースを発揮することが目標」

    アレクサンダー・アルボン 「F1カーですぐにペースを発揮することが目標」

    2019年にトロロッソ・ホンダでF1デビューを果たすアレクサンダー・アルボンは、今シーズンの目標は“すぐにペースを発揮する”ことだと語る。

    ロンドン生まれのタイ国籍のアレクサンダー・アルボン(22歳)は、今年、ブレンドン・ハートレーの後任としてトロロッソ・ホンダのドライバーに抜擢された。昨年、アルボンはF2選手権を3位で終えている。

    レッドブルによるドライバー決定が遅れたことで、アレクサンダー・アルボンは、日産と結んでいたフォーミュラEの契約を解消しなければならなかった。かつてアルボンはレッドブルのジュニアプログラムを外された過去があり、サプライズでの抜擢となった。

    まだ、F1マシンを走らせたことのないアレクサンダー・アルボンだが、トロロッソ・ホンダでチームメイトとなる同じくレッドブル・ファミリーに出戻るダニール・クビアトに大きな差をつけられない決意でシーズンに挑むと語る。

    2019年の最大のチャレンジは何かと質問されたアレクサンダー・アルボンは「メインはすぐにスピードが上げていけるかになると思う」と Formule 1 にコメント。

    「バルセロンで4日間のテストがあるけど、僕はそれまでF1マシンを運転したことがない。メルボルンまで多くの時間があるわけではないし、もちろん、F1カーはF2とは非常にことなる。はるかに速い」

    「だが、クルマを知り、速く走ろうすることが主な問題になってくると思っている」

    アレクサンダー・アルボンは、この冬にF1でのチャレンジ備えるために体力的な面にも多くの時間を費やしていると述べた。

    「首、カーディオのテスト、血液検査、そして、何度かCTスキャンを受けたところだ。もちろん、できるだけ首を鍛えようとしている」とアレクサンダー・アルボンはコメント。

    「体力的な要求は厳しいものになるだろう。だから、それが今まさに集中している部分だ。トレーナーがついてくれているし、メルボルンまでに最高の状態に整えたいと思っている」

  • ピエール・ガスリー 「レッドブル・ホンダでナンバー2になるつもりはない」

    ピエール・ガスリー 「レッドブル・ホンダでナンバー2になるつもりはない」

    ピエール・ガスリーは、2019年にレッドブル・ホンダでマックス・フェルスタッペンのナンバー2ドライバーになるつもりはないと語る。

    昨年、トロロッソ・ホンダでF1で初めてフルシーズンを経験したピエール・ガスリーは、ルノーに移籍するダニエル・リカルドの後任として、今年からホンダのF1エンジンを搭載するレッドブル・レーシングに加入する。

    ダニエル・リカルドがレッドブル・レーシングを離れたのは、ルノーからホンダへとF1エンジンを変更すること、そして、チームの焦点がマックス・フェルスタッペンが置かれることを懸念したことが理由だと伝えられている。

    2014年にレッドブルのジュニアプログラムのメンバーとなったピエール・ガスリーは、2017年後半にトロロッソからF1デビュー。初のフルシーズンとなった昨年はチームメイトのブレンドン・ハートレーよりも優勢にシーズンを進めた。

    ダニエル・リカルドの後任としてカルロス・サインツを差し置いてレッドブル・レーシングのドライバーに抜擢されたピエール・ガスリーは、過去3年間でチームとマックス・フェルスタッペンがなしい遂げたようにレースで勝利することを望んでいる。

    レッドブル・レーシングは、マックス・フェルスタッペンにF1ワールドチャンピオンを獲らせたいと公言しているが、ピエール・ガスリーは2019年からフェルスタッペンのレベルに達することを目指しており、単純にフェルスタッペンのサポート役に回るつもりはないと語る。

    「現在のベストドライバーの一人がチームメイトであることは僕にとって大きなチャレンジになるだろう」とピエール・ガスリーは Motorsport-Total にコメント。

    「僕が競争力を発揮するには少し時間がかかるかもしれないけど、ここでナンバー2ドライバーになるつもりはない。そんなこと望んではないし、満足できるわけがない」

    「それらの作業には時間がかかるし、マックスはパドックで最速のドライバーのひとりだ。それは僕にとって本当にエキサイティングなことだ。自分をより高いレベルに引き上げてくれるからね。シーズンを通して自分が向上していくのは確かだ」

    ルノーからホンダにF1エンジンを変更するレッドブル・レーシングの2019年シーズンには大きな注目が集まっており、ピエール・ガスリーの野望の大部分はマシンのパフォーマンスによって決定することになるだろう。

    「勝てるクルマに乗れるならそうしたいけど、トップ5を十分に争える優れたクルマしか得られない場合はそれがゴールにになるだろう」

  • ホンダF1とのタッグでエイドリアン・ニューウェイの創作意欲が再熱

    ホンダF1とのタッグでエイドリアン・ニューウェイの創作意欲が再熱

    レッドブル・レーシングは、ホンダF1という新たな対象を得たことでエイドリアン・ニューウェイのF1へのモチベーションが活性化していると語る。

    “空力の鬼才”“空力の魔術師”と称され、これまで数々のタイトル獲得マシンを生み出してきたエイドリアン・ニューウェイだが、F1レギュレーションによって開発の範囲が狭まっていったことで近年はF1の第一線から退いていた。

    その間、エイドリアン・ニューウェイはレッドブルの最高技術責任者という肩書は残りつつも、アメリカズカップやアストンマーティンのハイパーカー“ヴァルキリー”の開発に関与していたが、2017年に新しいハイダウンフォースレギュレーションが導入されてレッドブル・レーシングがスロースタートを切ったことで徐々に再び関与するようになっていった。

    レッドブルのモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、レッドブル・レーシングがルノーからホンダへとF1エンジンを切り替えたことがエイドリアン・ニューウェイの創作意欲を維持することに役立っていると語り、また、F1プロジェクトへの関与についても自由に選択できるように待遇を変えたと述べた。

    「エイドリアンはもう通常の勤務時間で働くことを望んでいない。彼は日当で我々のために仕事をしている」とヘルムート・マルコはコメント。

    「彼はヴァルキリーのプロジェクトに非常に魅力されていたし、興味を持っていた」

    「彼には常に新しいタスクを用意する必要がある。エイドリアンがエンジンにチャンスがないとわかっていれば、今と同じエイドリアンはいなかった」

    「彼は12月にさくらのホンダの開発センターにいた」

    ヘルムート・マルコは、過去にタイトルダブルを4連覇していた以来のワールドチャンピオン獲得を目指しているレッドブル・レーシングにとって“やる気に満ち溢れたニューウェイがいることは大きな財産”だと語る。

    「我々は彼の個人的なニーズを満たす方法を見つけた。それは我々チームにとって価値をもたらす」とヘルムート・マルコはコメント。

    今年、エイドリアン・ニューウェイは、レッドブルとの契約の最終年度となる。

    以前、フェラーリが強力にアプローチをかけていたことで知られるエイドリアン・ニューウェイは、昨年のF1モナコGPの時期にルノーが引き抜こうとしているとの噂が浮上した。最終的にはルノーがその噂を否定している。

    ヘルムート・マルコは、レッドブルが“これまであらゆる引き抜きの試みを阻止してきた”と語る。

    「ニューウェイは重要な要素だ」とヘルムート・マルコはコメント。

    「新しい空力ルールが登場したとき、我々は完全に外していた。だが、5月のバルセロナまでに再び競争力のあるクルマを持っていた。それがニューウェイだ。設計段階でさえ、彼は全ての技術データを見なくても正しくないことを見抜いていた」

    「彼は『それではうまくいかない』と伝えることができる。彼はコンピューターを持っていない。彼のオフィスにいるとまさに自宅にいるように感じるよ! ただ大きな製図版があるだけだ」

    「他の人がそれを理解できるように別の人がそれをコンピュター言語に翻訳している」

    「だが、彼がデザインしたものは95%正しい」