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  • レッドブル・レーシング 「ホンダとのF1テストはこれまで最も有望」

    レッドブル・レーシング 「ホンダとのF1テストはこれまで最も有望」

    レッドブル・レーシングは、新しいF1エンジンパートナーであるホンダとともにこれまでで最高のプレシーズンテストを行うことができたと語る。

    レッドブル・レーシングは、現時点ではフェラーリが総合的に優位性を持っていることを認めているが、レッドブルのモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、冬季テストの段階での進歩についてこれまでこれほどまで有望だったことはないと語る。

    「ここまでのレッドブルとトロロッソについて話をすれば、我々は非常に良い時間を過ごせている」とヘルムート・マルコは Sky Sport F1 にコメント。

    「シーズンに向けてこれほどまでに良い準備ができたことはなかったと思う。両方のチームにとってね」

    レッドブルは、ホンダのF1エンジンが十分なエンジンパワーを提供すると確信していると繰り返し述べていたが、信頼性については大きな疑問符だったと認める。

    しかし、レッドブル・レーシングは475周、トロロッソは482周を走破し、ホンダとしてもF1エンジンという点でルノー、そして、メルセデスさえも多くの走行距離を走り切った。

    ヘルムート・マルコは、両方のチームが大きな問題に見舞われることなく走行できたことで、信頼性についての心配は軽減されたと語る。

    「新しい時代だ。我々は振り返らない。我々は前を見ている」とヘルムート・マルコはコメント。

    「もちろん、信頼性には懸念を抱いていた。だが、これまでのところはまったく問題はない。ホンダとの仕事は新しいカルチャーでもあるが、我々にとても良くフィットしている」

    ヘルムート・マルコは、フェラーリが現時点での優勝候補だという見方に同意するが、レッドブル・レーシングはその戦いのなかにあり、2019年にホンダのF1エンジンでレースに勝てると考えていると語る。

    「昨日、サーキットで見たが、現時点ではフェラーリが最速のクルマであることは間違いない。だが、その背後にレッドブルとメルセデスがいる。メルボルンまでに何ができるか見てみよう」

    「だが、我々は今年、自分たちの力でレースに勝てるとかなり楽観的に見ている。他チームが問題を抱えたり、モンテカルロやシンガポールといった特別なサーキットだけでなくね」

    F1バルセロナテストでは、トロロッソ・ホンダのアレクサンダー・アルボンが総合2番手タイムを記録し、チームメイトのダニール・クビアトも3番手タイムを記録していることからわかるように、ホンダのF1エンジンの生のペースに支えられている。

    レッドブル・レーシングのチーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーも、ホンダのF1エンジンに満足していると語る。

    「エンジンにはとても満足しているし、今週、物事がいかにスムーズに進んだかにも満足している」とクリスチャン・ホーナーは MotosportWeek.com にコメント。

    「シャシーとエンジンの統合という点では本当に満足している。非常に嬉しいサプライズだ。すぐにこうなるとは期待していなかった」

    クリスチャン・ホーナーは、レッドブル・レーシングがホンダの2019年型F1エンジンのバイブレーション問題に苦しんでいるとの噂を完全に否定している。

    「いかなる走行においても我々にはまったくバイブレーションの問題は発生していない」とクリスチャン・ホーナーはコメント。

    「去年、トロロッソでドライブトレインの統合を担当したレッドブル・テクノロジーは、どのようなことを予測すればいいかに関してかなり本格的な知識を有している。ホンダとの仕事上の関係とコミュニケーションは心強いものだった」

    「シャシーとドライブトレインへのエンジン統合は、我々が見てきたなかでもベストのひとつだ。非常に優れたパッケージだ」

  • レッドブル・レーシング 「ホンダのF1エンジンは“ロケット”」

    レッドブル・レーシング 「ホンダのF1エンジンは“ロケット”」

    レッドブル・ホンダは、2019年のF1世界選手権でワールドチャンピオンに挑戦する準備ができていると考えている。

    F1バルセロナテストは2日間を終えたが、タイムシートではフェラーリがメルセデスよりも0.5秒早くリードしている。だが、その2チームの間にレッドブル・ホンダが入っている。

    レッドブル・レーシングの新たなワークスパートナーであるホンダは特に称賛を受けてる。

    「信頼性を大幅に向上させると同時にパフォーマンスを向上させることができました」とホンダF1のテクニカルディレクターを務める田辺豊治は SpeedWeek にコメント。

    田辺豊治は、2019年に勝利を収めることが目標だと認めた。

    「だが、それがF1であろうと他のシリーズであろうと、我々のゴールを常に勝つことです」と田辺豊治はコメント。

    「我々の目標は、両チームともに昨年よりも良い結果を達成することです。」

    レッドブル・レーシングの上層部はホンダの新しいエンジンを高く評価しており、チーム代表のクリスチャン・ホーナーはホンダのF1エンジンはルノーノカスタマーエンジンよりも“明らかに優れている”と認めている。

    レッドブル・レーシングのモータスポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは「現時点ではフェラーリが我々の前にいるようだが、タイムについては心配していない」とヘルムート・マルコは Auto Bild にコメント。

    「我々はメルセデスの前にいる」

    F1バルセロナテストでは、レッドブル・RB15はホンダのF1エンジンは過度なバイブレーションに苦しんでいるとの噂が広まっている。

    しかし、ヘルムート・マルコは「我々は完全に満足している」と語る。

    「パッケージは期待通りに機能する」

    ヘルムート・マルコは「完全に期待通りだ。クルマは我々が予想した通りに機能しているし、ホンダのF1エンジンはロケットだ」

    「ピエール・ガスリーは、エンジンは昨年よりも優れていると言っている。マックスもホンダのF1エンジンを高く評価している。彼は良い多くのパワーを感じている」

    クリスチャン・ホーナーは、レッドブル・レーシングは単にフェラーリのフロントウィングのデザインをコピーすることは考えていないと述べた。

    「我々にとって最も機能するのは我々が持っているものだ」とクリスチャン・ホーナーはコメント。

    「フェラーリのコンセプトを見たが、我々のシミュレーションでは我々のウイングの方がより多くのポテンシャルを持っていると出ている」

  • ホンダのF1エンジンは合計957周を走破。2チーム体制で有望な船出

    ホンダのF1エンジンは合計957周を走破。2チーム体制で有望な船出

    ホンダは、スクーデリア・トロ・ロッソに加えて、レッドブル・レーシングというパートナーを新たに迎え、2チーム体制で臨んだ2019年最初のF1プレシーズンテストで合計957周を走破。“励みになるテスト”だったと振り返った。

    ホンダは、2015年のF1復帰以来初めて、ルノーよりも最多の走行距離を達成。4日間のテストでレッドブル・レーシングとトロロッソ・ホンダ合わせて957周(4,454.835km)を走り込んだ。

    レッドブル・レーシングとトロロッソはホンダの2019年のF1エンジンの高い信頼性を享受しただけでなく、ダニール・クビアトが3日目のトップタイム、チームメイトのアレクサンダー・アルボンが2番手タイムを記録するなど、パフォーマンス面でも優れた前進をみせた。

    レッドブルのモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、ルノーからホンダにエンジンを変更した2019年のF1プレシーズンテストは“これまでに経験したことのない”ほど良いものだったと語っている。

    ホンダF1のテクニカルディレクターを務める田辺豊治は「2019年最初のバルセロナテストの4日間は、レッドブル・トロ・ロッソ・ホンダ、アストン・マーティン・レッドブル・レーシングともに順調にプログラムを消化することができました。最終日の今日もスムーズに周回を重ね、多くのデータを蓄積しました」

    「ホンダにとってはF1復帰後初めて2チームにPUを供給する体制で臨み、オペレーション面でも学びの多いテストになりました。4日間を通してPUに大きなトラブルはなく、トロロッソが482周、レッドブルが475周を走り、ホンダとしては957周を走行しました」

    「今回得られたデータをこの後の4日間で十分に解析し、テスト2に臨みます。来週も順調にテストを行い、万全の体制で開幕戦に臨められればと考えています」

    ホンダのF1エンジンで2年目を迎えるレッドブル・レーシングのピエール・ガスリーもホンダのF1エンジンの進歩を実感していると語る。

    「本当にいい感じだと思う」とピエール・ガスリーはコメント。

    「トロロッソを見れば、彼らはホンダのエンジンで本当に速い、そして、僕たちもエンジンにに満足している」

    「まだやるべきことがいくつかあるけどが、ホンダは冬の間本当に良い仕事をしたと思う。まだ来週までにやらなければならないことはいくつかのことがあるけど、最初の4日間は本当に良かった」

    関連:F1バルセロナテスト 最終日 結果:ニコ・ヒュルケンベルグが最速タイム

  • ホンダ F1バルセロナテスト 3日目レポート

    ホンダ F1バルセロナテスト 3日目レポート

    ホンダは、2019年のF1世界選手権に向けた1回目のプレシーズンテストの3日目を迎えた。

    降雪などを記録し悪天候が続いた昨年のバルセロナテストとは対照的に、今年はここまで好天に恵まれる日が続いている。テスト3日目は、初日のドライバー陣容と同じく、トロロッソ・ホンダはダニール・クビアト、レッドブル・レーシングはマックス・フェルスタッペンが走行を担当した。

    昨日に続き今日も2チーム合計で246周(クビアト:137周/フェルスタッペン:109周)を走行し、充実した一日となった。テスト内容も昨日のものを継続する形で、機能確認や各ドライバーのスタイルに合わせた最適化を行っている。

    各チームがそれぞれのプログラムに沿ってテストを実施している現時点ではラップタイムは全く参考にならないが、それでも今日のようにクビアトがトップタイムを記録することは、チームメンバーのモチベーション向上に繋がっている。

    田辺豊治 (ホンダF1 テクニカルディレクター)
    「双方のチームともにPUについては今日も機能確認などを継続し、両チーム合計で246周を走行でき、順調な一日となりました。初日に担当したドライバーの組み合わせでしたが、それぞれのドライバーの特性に合わせたPUの最適化を進めることできましたし、有益なデータを多く蓄積することができたと思います。今晩改めて、3日間で収集したデータを分析し、明日もトラブルフリーでテスト1を終えられればと考えています」

    ジョディ・エギントン (スクーデリア・トロ・ロッソ 副テクニカルディレクター)
    「ダニールにとってバルセロナでの2日目の走行でした。エンジニアとともにマシンのセッティングと理解を進め、初日に比べて前進しました。まずは空力に関するテストから始め、多くのデータを収集しました。気温と路面温度が上がってくると、一般的なマシンテストをお昼にかけて行いました。午後はロングランを行い、タイヤに関する有益なデータを収集しました。しかし、この時期のバルセロナはシーズン中とはコンディションが異なるので、データの分析には注意が必要です。最後にはショートランを行い、今後の分析に役立つデータを収集しました。PUの面ではトラブルなく多くの周回を走行できました。信頼性の問題もほとんどなく、STR14は順調に進化を重ねていると言えます。やるべきことはまだまだありますが、いい仕事ができた一日でした」

    ギヨーム・ロケリン (レッドブル・レーシング レースエンジニアリング責任者)
    「最初の2日間はマイレージを重ねることに焦点を当てていましたが、今日は主にマシンのセッティングに向けた作業にフォーカスしました。サーキット特性に合ったリアウイングを試したところ、うまく機能していたと思いますし、マシンの特性を理解するうえでも有意義なものになりました。午後のセッションを通して多くのセットアップ変更を行い、パフォーマンスを向上できましたし、今日のテスト内容については満足しています」

    ダニール・クビアト (トロロッソ・ホンダ)
    「初日にあまり走行できなかった分を今日は挽回できたと思います。できるだけ周回を重ねてプログラムを消化することが重要と考えていたので、予定していたよりも多く走行できて充実した一日になりました。ガレージで働く仲間たちも自分たちの仕事に満足していると思います。ハイレベルな走行を続け、周回を重ねて自信を付けていきたいです。マシンからは良い手応えを感じていて、走行を重ねるごとにフィーリングが良くなっていると感じます。できるだけ周回を重ねるのが重要なので、できれば200周したいぐらいでした。体は悲鳴を上げてしまうと思いますが(笑)。いいタイムは出せましたが、それに満足することなく努力を続けることが重要です。正しい方向に向かって、するべきことをします。まだシーズン前テストですが、いいスタートが切れていると思います」

    マックス・フェルスタッペン (レッドブル・ホンダ)
    「今日はとてもポジティブな一日でした。テストで100周以上走行できれば、いい日と言えるでしょう。Hondaとのコミュニケーションは良好で、それぞれのチームメンバーも自分がやるべきことを分かっていますし、集中しながらいい仕事ができています。何よりも、今日は多くの周回を走行できて、さまざまなセッティングを試すことができました。レギュレーションの変更があったので、自分たちが今どこを目指し、何の作業に取り掛かっているのかを正確に理解することが重要です。現時点で自分たちの実力を測ることは難しいですし、メルボルンでようやくわかるものと思っています。それでも、マシンからは良い感触を得ています」

  • F1バルセロナテスト 3日目 結果:トロロッソ・ホンダのクビアトが最速!

    F1バルセロナテスト 3日目 結果:トロロッソ・ホンダのクビアトが最速!

    2019年のF1バルセロナテスト1回目が2月20日(水)に3日目を迎え、トロロッソ・ホンダのダニール・クビアトがトップタイムを記録。レッドブルのホンダのマックス・フェルスタッペンは5番手タイムだった。

    F1テストも3日目に突入。ドライバーは一巡し、1日交代で走行を割り当てているチームは初日に走行を担当したドライバーが2度目の機会を迎えた。

    3日目のトップタイムを記録したのはトロロッソ・ホンダのダニール・クビアト。ホンダのF1エンジンを搭載するSTR14で3日目のドライバーのなかで2番目に多い137周を走行し、1分17秒704をマーク。昨年のポールタイム(1分16秒173)に1.032秒差まで迫った。

    2番手タイムを記録したのはアルファロメオ・ザウバーのキミ・ライコネン。この日最多となる138周を走行し、1分17秒762をマークした。

    3番手タイムはルノーのダニエル・リカルドが記録。午後から走行を担当したリカルドは80周を走行し、1分18秒164をマーク。午前中はニコ・ヒュルケンベルグが走行を行い、6番手タイムとなる1分18秒800を記録した。

    4番手タイムはフェラーリのセバスチャン・ベッテル。134周を走行し、1分18秒350を記録した。

    5番手タイムはレッドブル・レーシングのマックス・フェルスタッペン。ホンアのF1エンジンを搭載するRB15で109周を走行し、トップから1.205秒差の1分18秒787を記録した。

    7番手タイムはハースF1チームのロマン・グロージャン。午後から走行したグロージャンは69周を走行して1分19秒060をマーク。午前中は開発ドライバーを務めるピエトロ・フィッティパルディが走行を行い、48周を走行して1分19秒249をマークした。

    8番手タイムはマクラーレンのカルロス・サインツ。90周を走行して1分19秒354をマークした。

    9番手タイムはメルセデスのバルテリ・ボッタス。午前中に88周を走行したボッタスは1分20秒693を記録。午後にはルイス・ハミルトンが走行を担当し、94周を走行して12番手タイムとなる1分20秒818を記録した。メルセデスは合計で182周を走り込んだ。

    最初の2日間を新車到着の遅れにとって欠場していたウィリアムズは、FW42で初走行。ジョージ・ラッセルがステアリングを握り23周を走行。1分25秒625でFW42での初セッションを終えた。

    F1バルセロナテストは、明日2月21日(木)に最終日を迎え、現地時間9時(日本時間17時)から行われる。

    2019年 F1 バルセロナテスト 3日目 結果

    Pos ドライバー チーム マシン タイム GAP 周回
    1 ダニール・クビアト トロロッソ STR14 1分17秒704 ○   137
    2 キミ・ライコネン アルファロメオ C38 1分17秒762 ○ 0.058 138
    3 ダニエル・リカルド ルノー R.S.19 1分18秒164 ● 0.460 80
    4 セバチャン・ベッテル フェラーリ SF90 1分18秒350 ● 0.646 134
    5 マックス・フェルスタッペン レッドブル RB15 1分18秒787 ● 1.003 109
    6 ニコ・ヒュルケンベルグ ルノー R.S.19 1分18秒800 ● 1.096 63
    7 ロマン・グロージャン ハース VF-19 1分19秒060 ● 1.356 69
    8 ピエトロ・フィッティパルディ ハース VF-19 1分19秒249 ● 1.545 48
    9 カルロス・サインツ マクラーレン MCL34 1分19秒354 ● 1.650 90
    10 セルジオ・ペレス レーシングポイント RP19 1分20秒102 ● 2.398 67
    11 バルテリ・ボッタス メルセデス W10 1分20秒693 ● 2.989 88
    12 ルイス・ハミルトン メルセデス W10 1分20秒818 ● 3.114 94
    13 ジョージ・ラッセル ウィリアムズ FW42 1分25秒625 ● 7.921 23

    ● C1 / ○ C2 / ● C3 / ● C4 / ○ C5

    ピレリは、2019年のF1世界選手権から新しいタイヤ命名システムを導入。ドライコンパウンドは7種類から5種類への削減され、内部的に最も硬いものをC1(コンパウンド1)、最も柔らかいものをC5(コンパウンド5)と名付け、その中から3つのコンパウンドを各レースでハード(ホワイト)、ミディアム(イエロー)、ソフト(レッド)として配分する。 公式テストではレースとは異なり、5種類すべてのコンパウンドが使用するため、F1マシンがどのタイヤを装着しているかを識別しやくすくするため、ピレリは最も硬いC1と最も柔らかいC5にサイドウォールにストライプをつけないカラーリングを採用ししている。

    F1バルセロナテスト最終日 担当ドライバー
    メルセデス:ルイス・ハミルトン (AM) / バルテリ・ボッタス (PM)
    フェラーリ:シャルル・ルクレール
    レッドブル:
    ピエール・ガスリー
    ルノー:ダニエル・リカルド(AM) / ニコ・ヒュルケンベルグ(PM)
    マクラーレン:ランド・ノリス
    トロロッソ:アレクサンダー・アルボン
    ウィリアムズ:ロバート・クビサ(AM) / ジョージ・ラッセル(PM)
    レーシングポイント:ランス・ストロール
    アルファロメオ:アントニオ・ジョビナッツ
    ハース:ケビン・マグヌッセン

  • ホンダ F1バルセロナテスト 2日目レポート

    ホンダ F1バルセロナテスト 2日目レポート

    ホンダは、2019年のF1世界選手権に向けた1回目のプレシーズンテストの2日目を迎えた。

    テスト2日目は、スクーデリア・トロ・ロッソがアレクサンダー・アルボン、レッドブル・レーシングはピエール・ガスリーが走行を担当した。2人とも各チームでの初走行となり、特にアレクサンダー・アルボンについてはF1マシンでの初のセッションとなった。

    そのアレクサンダー・アルボンは、走行開始直後に温まりきっていないタイヤの影響でスピンを喫しほろ苦い公式セッションデビューとなったものの 、その後は順調に走行を重ね、最終的には2日目に走行したドライバーの中で2番目に多い132周を走りきった。

    レッドブル・レーシングのピエール・ガスリーも順調にプログラムを消化していったが、セッション終了まで約1時間半を切ったところでコースアウトを喫し、マシン後方からバリアにヒット。残念ながらその時点で走行終了となった。

    3日目となる2月20日(水)、トロロッソはダニール・クビアト、レッドブルはマックス・フェルスタッペンという初日に走行を担当した2人がステアリングを握る。

    田辺豊治 (ホンダF1 テクニカルディレクター)
    「今日は2チーム合計で224周のラップを重ねることができました。昨日入手したデータの解析結果も踏まえ、PUとしてはさらなるデータ設定を継続しました。また、両ドライバーともに各チームでの初めてのセッションになりましたが、彼らのドライ ビングスタイルに合わせたPUの最適化を進めています。特にF1での始めての公式走行となったToro Rossoのアルボン選手にとっては132周以上を走行し、多くのことを学んだ一日になったと思います」

    ジョディ・エギントン (スクーデリア・トロ・ロッソ 副テクニカルディレクター)
    「アレックスにとっては、今日が初めての本格的な走行だったので、実りある、楽しい一日になったのではないかと思います。インスタレーションで起きた小さな問題は、彼のせいではないですし、気温が低い難しいコンディションの中でしたが 、走り出せばすぐにマシン、コースコンディション、タイヤの感触をつかんでくれました。こうした経験もあり、アレックスはどんどん自信を深めていき、かなりの周回数を走行してプログラムをすべてこなしてくれました。PUは今日も一日中スムーズ で、我々はマシンの挙動に関わる重要なテストアイテムの検証を多くすることができました。これによって、短中期的に解析していくべき内容の方向性が明確になりました。引き続き、優先事項は、マシンのさまざまな部分の特性を把握するとともに 、並行して走行距離を蓄積していくことです。したがって、現時点でのパフォーマンスレベルはそこまで注視していませんが、今日の向上具合には満足しています。明日はダニールが再び走行し、アレックスの作業を引き継いでテストを継続します。 2019年型パッケージについての理解を深めていくのが楽しみです」

    ギヨーム・ロケリン (レッドブル・レーシング レースエンジニアリング責任者)
    「ピエールのスピンについては、データ収集のためにショートランを繰り返している中で起こってしまいました。このラップでは、スピンするまで非常に速いペースで走っていたので、これで彼も限界がどこか分かったと思います。彼は満足して いないでしょうが、大失敗というわけでもありません。これによって、今夜少し作業が増えますが、明日の準備もしっかりとしていきます。ピエールは、いい初日を迎えたと思います。今朝の目標は、ピエールがマシンの感触をつかみ、タイヤの感覚 を理解するために、走行距離を確保することでした。同じタイミングでいくつかの項目に関するテストも進めていましたが、基本的には全てピエールが快適に走行できるようにするためのものです。午後には目的をデータ収集に切り替えて、スピンで セッションを終えるまではショートランを行っていました」

    アレクサンダー・アルボン (トロロッソ・ホンダ)
    「今日は人生で最高の一日と言っても過言ではありません。本当にいい一日でした。最初は、自分に『午前中はスピンしてはいけない』と言い聞かせてスタートしたのですが、懸念したとおりになってしまいました。路面温度が低く、スロー走行 するとタイヤが冷えてしまうのでスピードを落とすことも出来ませんし、挙動が予測しづらく、まるで氷の上を走っているようでした。リズムをつかめてからはスムーズに走行できるようになり、問題も全く起きませんでした。その後スピンを喫した ことはあったものの、マシンの限界を探っている中で起こったものです。水曜日にフィルミングデーで数周走行したので、F1マシン初走行というわけではありませんし、シミュレーターでの経験も多いので、マシンがどのように動くかは頭に入っていま した。しかし、このマシンでの高速走行の経験はすごく新鮮で、いい刺激を受けて大いに楽しむことができました。マシンを降りても笑顔のままでいますが、明日までずっとこの気持ちが続くのではないかと思います」

    ピエール・ガスリー (レッドブル・ホンダ)
    「今日はいい一日でした。ウインターブレイクが明けてまたコースへ戻ってこられてうれしかったです。マシンの感触はよく、快適に走ることができて、90周以上を消化しました。午後には、プッシュした走行中にターン10でコースアウトを喫しま したが、これは加速をしながら5速へシフトアップした際にリア(のグリップ)を失ってしまったことによるものです。これによってラスト1時間の走行ができず、もったいないことをしてしまいました。それを除けば、多くのことをテストできて、情報収集 がはかどり、いいポテンシャルがあることが分かりました。もちろん、残り6日間のテストでやるべきことは多くありますが、僕にとっては最高の初日となりました」

    関連:【動画】 F1バルセロナテスト 2日目 ダイジェスト

  • 【動画】 レッドブル・ホンダのピエール・ガスリーがクラッシュ

    【動画】 レッドブル・ホンダのピエール・ガスリーがクラッシュ

    レッドブル・レーシングのピエール・ガスリーは、F1バルセロナテスト2日目にクラッシュを喫し、走行を早めに切り上げることになった。

    ピエール・ガスリーは2月19日(火)にレッドブル・レーシングのテストを担当。ホンダのF1エンジンを搭載したレッドブル・レーシングの新車『RB15』での初走行となった。

    序盤は何も問題なく走行を重ねていたピエール・ガスリーだったが、セッション残り1時間20分となったところでターン12でコントロールを失ってスピンを喫し、タイヤバリアにクラッシュ。セッションは赤旗中断となり、マシンはリアにダメージを負ったため、レッドブル・ホンダはテストを切り上げることになった。

    「基本的に限界までクルマをプッシュするものだし、限界を探っていた」とピエール・ガスリーはコメント。

    「スロットルを踏み込んだら、リアのコントロールを失った。基本的にはそういうことだ。少し不意打ちを食らわせた感じだったし、そうなってしまったらやれることはあまりない。僕たちにはあと6日間のテストがあるし、テストするためのことはたくさんある」

    クラッシュにも関わらず、ピエール・ガスリーは92周を走行し、前日にチームメイトのマックス・フェルスタッペンが記録したタイムから0.338秒遅れとなる1分19秒426を記録した。

    「クルマに戻れて本当に興奮していた。一日を通していくつかポジティブなテストができた。クルマをとても快適に感じることができた。クルマには本当に良いポテンシャルがあると感じている」とピエール・ガスリーはコメント。

    「僕たちはパッケージをもっと理解する必要があるけど、最初のフィードバックとしてはいい感じだ」

    これまでのところ、ホンダの2019年F1パワーユニット『RA619H』は信頼性を発揮しており、レッドブル・レーシング、トロロッソともに大きな問題は発生していない。トロロッソ・ホンダは2日目にアレクサンダー・アルボンが走行を担当して、4番手タイムを記録する生産的な一日を過ごした。

    「トロロッソを見れば、彼らは多くの周回を走っていたし、僕たちはすべてのフィードバックを利用する必要がある」とピエール・ガスリーはコメント。

    「でも、ここまでのところ、僕たちはホンダが成し遂げた仕事に本当に満足している。今後6日間でさらに多くのテストを行う必要があるけど、ここまでのところは本当に満足している」

    2019年 F1 バルセロナテスト 2日目 結果

    Pos ドライバー チーム マシン タイム GAP 周回
    1 シャルル・ルクレール フェラーリ SF90 1分18秒247 ●   154
    2 ランド・ノリス マクラーレン MCL34 1分18秒553 ● 0.306 104
    3 ケビン・マグヌッセン ハース VF-19 1分19秒206 ● 0.959 59
    4 アレクサンダー・アルボン トロロッソ STR14 1分19秒301 ● 1.054 132
    5 アントニオ・ジョビナッツィ アルファロメオ C38 1分19秒312 ● 1.288 101
    6 バルテリ・ボッタス メルセデス W10 1分19秒535 ● 1.288 89
    7 ピエール・ガスリー レッドブル RB15 1分19秒814 ● 1.567 92
    8 ニコ・ヒュルケンベルグ ルノー R.S.19 1分19秒837 ● 1.590 95
    9 ダニエル・リカルド ルノー R.S.19 1分19秒886 ● 1.639 28
    10 ルイス・ハミルトン メルセデス W10 1分19秒928 ● 1.681 74
    11 ランス・ストロール レーシングポイント RP19 1分20秒433 ● 2.186 79
    12 ピエトロ・フィッティパルディ ハース VF-19 1分21秒849 ● 3.602 13

    ● C1 / ○ C2 / ● C3 / ● C4 / ○ C5

    ピレリは、2019年のF1世界選手権から新しいタイヤ命名システムを導入。ドライコンパウンドは7種類から5種類への削減され、内部的に最も硬いものをC1(コンパウンド1)、最も柔らかいものをC5(コンパウンド5)と名付け、その中から3つのコンパウンドを各レースでハード(ホワイト)、ミディアム(イエロー)、ソフト(レッド)として配分する。 公式テストではレースとは異なり、5種類すべてのコンパウンドが使用するため、F1マシンがどのタイヤを装着しているかを識別しやくすくするため、ピレリは最も硬いC1と最も柔らかいC5にサイドウォールにストライプをつけないカラーリングを採用ししている。

  • 「ホンダのF1エンジンのパッケージングはスイス製の時計のよう」

    「ホンダのF1エンジンのパッケージングはスイス製の時計のよう」

    レッドブル・レーシングのF1チーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーは、新しいエンジンパートナーであるホンダへの称賛を惜しまない。

    レッドブル・レーシングが、かつて4連覇を達成し、V6ターボハイブリッド時代に入っても勝利を収めているルノーから、F1復帰以降まだ表彰台に届いていないホンダへF1エンジンを変更したことには疑問の声も挙がっている。

    しかし、クリスチャン・ホーナーは、ホンダのF1エンジンはレッドブル・レーシングがメルセデスとフェラーリとの“ギャップを大幅に縮める”ために役立つと考えている。

    「もちろん、ライバルが何をやってきたかは決してわからない。もし、彼らが50キロワット以上を言いだしたならば、我々は大きな問題を抱えることになる」とクリスチャン・ホーナーはコメント。

    しかし、クリスチャン・ホーナーは、ホンダが冬の間に果たした進歩を考えれば、そのようなことが起こることはないだろうと考えている。

    「我々はこれほどエンジンを完璧に設置したことはいまだかつてない」とクリスチャン・ホーナーはコメント。

    「ボディワークの下はまるでスイス製の時計のようだ」

    「我々にはテスト初日にガレージですぐに使える4基のフレッシュでエンジンがある。そのようなことは今までなかった」

    ホンダに弱点があるとすれば、何よりもそれは信頼性ということになるが、クリスチャン・ホーナーは、レッドブルがペナルティを受ける必要にかられたとしても、特定のサーキットでは“それほど大きな影響はない”と主張する。

    だが、そうなるまでにレッドブル・レーシングは、新しいパートナーシップに適応するための過程を踏む必要があるとクリスチャン・ホーナーは語る。

    「我々にとってはすべてが新しい。エンジン、レギュレーション、ドライバー。まず何よりも、我々はパッケージの長所と短所を理解しなければならない」

    「だが、我々は他のクルマに対して逃しているものはないと思っている」

  • ホンダF1、2チーム合計で224周を消化 「PUのデータ設定を継続」

    ホンダF1、2チーム合計で224周を消化 「PUのデータ設定を継続」

    ホンダF1のテクニカルディレクターを務める田辺豊治が、F1バルセロナテスト2日目のF1パワーユニット(PU)の作業を振り返った。

    F1テスト2日目は、トロロッソ・ホンダがアレクサンダー・アルボン、レッドブル・レーシングはピエール・ガスリーが走行を担当。2人とも各チームでの初走行となり、特にアレクサンダー・アルボンについてはF1マシンでの初のセッションとなった。

    そのアルボンは、走行開始直後に温まりきっていないタイヤの影響でスピンを喫しほろ苦い公式セッションデビューとなったものの 、その後は順調に走行を重ね、最終的には本日走行したドライバーの中で2番目に多い132周を走りきった。レッドブル・レーシングのピエール・ガスリーも順調にプログラムを消化していったが、セッション終了まで約1時間半を切ったところでコースアウトを喫し、マシン後方からバリアにヒット。残念ながらその時点で走行終了となった。

    「今日は2チーム合計で224周のラップを重ねることができました」と田辺豊治はコメント。

    「昨日入手したデータの解析結果も踏まえ、PUとしてはさらなるデータ設定を継続しました。また、両ドライバーともに各チームでの初めてのセッションになりましたが、彼らのドライ ビングスタイルに合わせたPUの最適化を進めています」

    「特にF1での始めての公式走行となったトロロッソのアルボン選手にとっては132周以上を走行し、多くのことを学んだ一日になったと思います」

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    ・F1バルセロナテスト 2日目 結果 | シャルル・ルクレールがトップタイム
    ・【動画】 レッドブル・ホンダのピエール・ガスリーがクラッシュ

  • アレクサンダー・アルボン、ほろ苦デビューも「人生で最高の一日」

    アレクサンダー・アルボン、ほろ苦デビューも「人生で最高の一日」

    トロロッソ・ホンダのアレクサンダー・アルボンは、F1バルセロナテスト2日目にSTR14で132周を走行し、トップから1.054秒差となる4番手タイムを記録した。

    今年トロロッソ・ホンダでF1デビューを果たすタイ人ドライバーのアレクサンダー・アルボン(22歳)にとって、F1バルセロナテスト2日目は、F1マシンでの初のセッションとなった。

    走行開始直後に温まりきっていないタイヤの影響でスピンを喫しほろ苦い公式セッションデビューとなったものの、その後は順調に走行を重ね、最終的には本日走行したドライバーの中で2番目に多い132周を走破。

    「今日は人生で最高の一日と言っても過言ではない。本当にいい一日だった」とアレクサンダー・アルボンはコメント。

    「最初は、自分に『午前中はスピンしてはいけない』と言い聞かせてスタートしたんだけど、懸念したとおりになってしまった。路面温度が低く、スロー走行するとタイヤが冷えてしまうのでスピードを落とすことも出来ないし、挙動が予測しづらく、まるで氷の上を走っているようだった」

    「リズムをつかめてからはスムーズに走行できるようになり、問題も全く起きなかった。その後スピンを喫したことはあったものの、マシンの限界を探っている中で起こったものだ」

    「水曜日にフィルミングデーで数周走行したので、F1マシン初走行というわけではないし、シミュレーターでの経験も多いので、マシンがどのように動くかは頭に入っていた。でも、このマシンでの高速走行の経験はすごく新鮮で、いい刺激を受けて大いに楽しむことができた」

    「マシンを降りても笑顔のままだけど、明日までずっとこの気持ちが続くのではないかと思う」

    アレクサンダー・アルボン トロロ・ホンダアレクサンダー・アルボン トロロ・ホンダ STR14Alexander Albon Toro Rosso Honda関連:F1バルセロナテスト 2日目 結果 | シャルル・ルクレールがトップタイム