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  • レッドブル、ルノーのF1エンジンに不満 「代金分の仕事をしていない」

    レッドブル、ルノーのF1エンジンに不満 「代金分の仕事をしていない」

    レッドブルのチーム代表クリスチャン・ホーナーは、F1ベルギーGPでマックス・フェルスタッペンがまたもエンジントラブルに見舞われたことを受け、ルノーの仕事ぶりに不満を露わにした。

    F1ベルギーGPではレッドブルのダニエル・リカルドが3位表彰台を獲得した一方で、マックス・フェルスタッペンはオランダからのファンが大勢駆けつけた“ホーム”レースでわずか8周でエンジントラブルによってリタイアを強いられた。

    今シーズン、マックス・フェルスタッペンは12戦で6回のリタイアを強いられており、そのうちの4戦はメカニカルトラブルが原因。マックス・フェルスタッペンは、信頼性に苦しむホンダのエンジンで戦うマクラーレンのフェルナンド・アロンソとリタイア数を争っているようだと呆れている。

    クリスチャン・ホーナーは、レース後のメディア会見でエンジンパートナーのルノーがもっと良い仕事をしていれることを期待している不満を露わにした。

    「ルノーは、信頼性、そして、プロラクトがあるべきものでないことを十分に理解している。これを解決するのが彼らの仕事だ」とクリスチャン・ホーナーはコメント。

    「我々は代金を支払っているカスタマーだ。しかし、信頼性問題や故障など、サービスは標準以下であり、モンツァでは大量のペナルティを検討しなければならない状況だ。それは本来我々が直面すべきことではないはずだ」

    2014年にF1にV6ターボ“パワーユニット”が導入されて以来、ルノーは、メルセデスやフェラーリに匹敵できるエンジンを作り出せていない。2015年には信頼性トラブルが多発するルノーのパワーユニットに我慢の限界を迎えたレッドブルが、他のエンジンへの変更を模索したが、有効なオファーを得られず、最終的にタグホイヤーのバッチをつけたルノー製パワーユニットでの戦いを継続している。

    ルノーと懸念事項について議論する予定はあるかと質問されたクリスチャン・ホーナーは、問題を解決する責任はルノー側にあると述べた。

    「それはルノーの仕事だ」とクリスチャン・ホーナーはコメント。

    「我々はエンジンに多額の代金を支払っている。彼らが解決すべきであり、我々が身を削っているのと同じように彼らも削るべきだ。このレベルにおいては、我々が頻繁に故障を目にしている余裕などない」

    「我々はカスタマーチームであるため、すべてのセッションで何が起きているかを知るのは難しい。それでも、3チームを通した信頼性はかなり切迫している」

    「スパだけでも2台に問題が起きた。クビアトは、ターボ故障、エンジン故障、そしてエンジン交換をしている。良いことではない。むしろ、最高とは程遠い状態だ。F1で競争力を発揮したいと願っているエンジンサプライヤーのレベルではない。彼らも全力を尽くしてくれている。このような問題を回避できるプロセスを配置したいと思っている」

    「非常にフラストレーションが溜まっているが、大きな視点で見るべきであり、黙殺されるわけにはいかない。今は非常に大きな痛手になっている。マックスにとってはホームレースであり、非常に多くの観客が応援してくれていたので、本当につらいことだ。彼は好位置につけていたが、エンジンにやられた。非常にフラストレーションを感じることことであり、当然、彼のサポーターにとってもそうだ」

    「これを変えなければならない。とは言え、残念ながらチームとして何かできるという範疇を超えている。我々のコントロールが及ばないエレメントだ。我々が手を出すことができない部分だ。私たちにできるとすればサプライヤーにプレッシャーをかけることくらいだ。どのサプライヤーに対してもそうだが、『しっかりやれ!』と言わなければならない」

  • F1 ベルギーGP 決勝:トップ10ドライバーコメント

    F1 ベルギーGP 決勝:トップ10ドライバーコメント

    2017年 F1世界選手権 第12戦 ベルギーGPの決勝が27日(日)、スパ・フランコルシャンで行われ、ルイス・ハミルトン(メルセデス)が今季5勝目となる優勝を成し遂げた。

    ポールポジションからスタートしたルイス・ハミルトンはスタートから首位をキープ。終盤にウルトラソフトを装着したセバスチャン・ベッテルからのプレッシャーを受けるが、途中のセーフティカーのリスタートでもリードを守り、2.3秒差をつけてトップでチェッカー。自身200戦目となるレースをポール・トゥ・ウィンでの勝利で飾った。

    2位にはセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)、3位にはダニエル・リカルド(レッドブル)が続いた。

    優勝:ルイス・ハミルトン (メルセデス)

    「シーズンに戻って、良いスタートを切れたのは素晴らしいことだ。今日、フェラーリはっても強かったし、彼らは素晴らしい戦いをみせた。僕たち二人は全てのラップでプッシュしていたし、エラーやミスをする余地はなかった。セーフティカーがかなりゆっくり走行していたので、タイヤの温度を維持するのが難しかった。リスタートではセバスチャンがうまくトウを使ってかなり迫ってきた。他のチームとレースをするのは楽しい。セバスチャンは全力だったし、クルマも最高だった。それがレ

    2位:セバスチャン・ベッテル (フェラーリ)
    「もし僕たちが予選を前で終えていたら、今日は前に留まるための良いペースがあっただろうね! レース全体でこれほど接近できたことに驚いた。セーフティカー後のリスタートでのターン1でルイスに近づきすぎたかもしれない。自分自身にちょっと腹が立っている。オー・ジュールでギャップを広げようとしたけど、そこは難しい妥協だ。後ろからも数台来ているのが見えていていると、攻撃に集中するだけでなく、防御のことも考える必要がある。同時にストレートではメルセデスほど速くないことはわかっていた。なので、完全には満足していない。ただ、最終的にはチームにとっては素晴らしい週末だった。僕たちはどのサーキットも恐れる必要はなし、パッケージ的にはベストなクルマだと思っている。まだ失っている部分はあるけど、マラネロのスタッフのモチベーションはとても高い。僕たちは最大の改善と大きな前進をもたらしたと思う。これからページをめくって、モンツァへと進む。そこでどうなるか見てみよう」

    3位:ダニエル・リカルド (レッドブル)
    「表彰台を獲得するのはいつだって嬉しいものだ。特に昨日はトップ6のテールエンドだったからね。考えられることは前進することだけだったし、正直、今日は6位よりも良い結果を出せると思っていた。マックスに問題が発生して、キミがイエローフラッグでミスをしたことでポジションを上げた部分もあるけど、第1スティント後の僕たちのペースはかなり改善していたと思う。僕たちは今日、相当なペースがあることを示したし、セーフティカー後のリスタートのチャンスを最大限に生かせたので、結果には本当に満足している。もちろん、マックスのことは気の毒に思う。彼はかなりアップダウンのあるシーズンを送っているし、その大部分が彼にはどうすることもできないことだった。特に彼のホームレースでこのようなことが起こるのはもちろんフラストレーションの溜まることだと思う」

    4位:キミ・ライコネン (フェラーリ)
    「全体的に今週末の僕たちはかなりコンペティティブだったと思う。レースではスーパーソフトではクルマは良かったが、ウルトラソフトでは数ラップでリアに苦しんだ。最初の数周は問題ないが、そのあと滑りまくっていた。イエローフラッグを見たとき、僕はストレートにいたし、右側にいたので、他のラップよりも速く走ってはいないはずだ。ペナルティは理想的ではなかったが、幸いにもセーフティカーが入ったことでいくらかリカバリーすることができた。ボッタスをオーバーテイクして、リカルドに近づこうとしたが、彼をオーバーテイクにする十分なスピードはなかった。彼には適切な場所で十分なスピードがあったし、レースコンディションで驚くほどよかった。今日はもっと悪い結果になっていた可能性もあったけど、もっと多くを求めていたのは確かだ。良かった点に目をむけて、今回のレースから学び、来週はもっとうまくやりたい」

    5位:バルテリ・ボッタス (メルセデス)
    「今日のレースと結果は大きな失望だった。僕にとってあらゆる点で難しい週末だった。チームとして少なくとも表彰台を獲得して、多くのポイントを獲得できれば素晴らしかったんだけどね。セーフティカー後のリスタートで僕はソフトタイヤだったけど、ウルトラソフトを履いたドライバーにオーバーテイクされてしまった。劣勢に立たされていたし、グリップに苦しんでいて、彼らと戦うことができなかった。レースではソフトはうまく機能していたけど、セーフティカーのリスタートで他が人たちがより軟らかいコンパウンドでくるかもしれないリスクは常にあった。通常のレースでは最適なタイヤ戦略だっただろう。僕にとっては最も難しい週末だったし、十分な速さがなかったので、ここから多くのことを学ぶ必要がある。ミスはすぐに分析する必要があるし、来週のモンツァではもっと強くなって戻りたい」

    6位:ニコ・ヒュルケンベルグ (ルノー)
    「ソリッドな一日だった。ハッピーだし、嬉しい驚きだ。スタートは良くなかったけど、1コーナーでそれを正すことができた。オー・ルージュではインサイドをとってチェコを素晴らしいバドルができた。クルマの感触は昨日よりもよかった。再び僕たちは4番目に速いチームだったし、トップ6圏内でフィニッシュすることができた。フェルナンドとも素晴らしいバトルができた。彼とエステバンをスリーワイドになったときはかなりヤバかったね。フェルナンドはDRSと大きなトウで仕掛けてきたし、エステバンは大きくオーバーシュートしていたので『ヤバい。まずいことになるかも』と思ったけど、幸いにも素晴らしいレースになったし、見ていた人にとっても素晴らしかったと確信している。モンツァにむけて大きな自信を得ることができた」

    7位:ロマン・グロージャン (ハース)
    「素晴らしいレースだった。今はかなり疲れているよ。トップ10近くにいられるとは思っていたけど、実際にトップ10内に入れるとは思っていなかった。数周走ってクルマはOKだった。それほどスタートは良くなかったけど、本当に懸命にプッシュした。僕たちはウルトラソフトでうまくデグラデーションを管理していた。僕たちは1ストップを予定していた。フォース・インディアが2ストップで行くことがわかり、あまりギャップを広げられなければ、うまくいくと思った。セーフティカーが出て、僕の前のルノーを捕えるために本当に頑張ったけど、ちょっと速すぎたね。チームにとても満足しているし、誇りに思っている。FP1の後は厳しい週末になると思ったけど、僕たちはとてもうまく立て直すことができた。とにかく僕たちは週末の初めからタイヤウィンドウ、セットアップに関してでもっと一貫している必要がある」

    8位:フェリペ・マッサ (ウィリアムズ)
    「今日のレースにはとても満足しているし、勝利のような気分だ。素晴らしいスタート、素晴らしいオーバーテイク、クルマの素晴らしいペース。昨日は苦しんでいたので、本当にハッピーださい、最後は後続を抑えることもできた。今日はとても激しいレースだったと思うけど、本当に満足している。自分のキャリアで成し遂げてきた結果を見れば、8位が素晴らしいポジションではないことはわかっているけど、今日のクルマの運転とレースの進め方は間違いなく勝利のようだったし、とても満足している。クルマを理解し、改善してなければならないことがたくさんあるのは確かだ。過去2レースではうまく機能しているようには感じらなかったからね。でも、今日は完璧なレースだったし、満足している」

    9位:エステバン・オコン (フォース・インディア)
    「1周目のオー・ルージュの進入でチームメイトと非常に接近した瞬間があった。ウォールに絞られたけど、レースのスタートだったし、僕たちはスリーワイドだったのでそれは受け入れることができる。でも、2回目のセルジオとの接触は行き過ぎだ。彼は再び僕をウォールに幅寄せしてきて、僕のフロントウィングに接触して、理由もなく、僕たちの二人のレースを危険に晒した。チームのポイントが犠牲になったし、彼がどうしてあそこまでアグレッシブだったのか僕には理解しがたい。個別に彼と話をする時間を設けて、僕の見解を共有するつもりだ。僕たちは競走力のあるクルマで力強いポジションにいたし、今回のレースでさらに多くのポイントを獲得できたはずなので残念だ」

    位10:カルロス・サインツ (トロ・ロッソ)
    「素晴らしいバトル満載の楽しいレースだったよ! 今日はとても楽しかったし、ポイントを獲得して終えられるなんて素晴らしいことだ。今週末は期待していなかったからね! 金曜日には本当に良いペースがあったけど、昨日の予選の後はこのような結果を脱製出来るかはわからなかった。厳しいスタートの後、僕たちは代替作戦を実行した。ターン1の進入でちょっとトラフィックがあったことで多くの順位を失ってしまった。それ以降はうまくリカバリーできた。レース全体を通して多くのアクションがあったし、チームとして僕たちは正しいタイミングで正しことがでいた。今日のポイントは大きなご褒美だ。栄光の味わいだ! 結果に満足してベルギーを後にできるよ!」

  • ホンダF1 「データ上はアロンソのマシンに問題は見られなかった」

    ホンダF1 「データ上はアロンソのマシンに問題は見られなかった」

    ホンダのF1プロジェクト総責任者を務める長谷川祐介が、マクラーレン・ホンダのF1ベルギーGPの決勝を振り返った。

    「ポイント獲得のチャンスはあっただけに、ハンガリーに続く入賞に至らず、残念な一日になりました」と長谷川祐介はコメント。

    10番グリッドからスタートしたフェルナンド・アロンソは、スタートで7番手まで順位を上げたものの、その後はペースに苦しみ後退。最終的にエンジントラブルを訴えてレースをリタイアした。

    長谷川祐介は、データではトラブルは感知していなかったが、予防のためにリタイアさせたと述べた。

    「フェルナンドは素晴らしいスタートを決めたものの、その後は苦しい展開が続きました。最終的にはマシンに異常があるという彼からの無線を受けたため、予防的措置としてリタイアを決めました。なお、データ上ではPUに一切異常は見つかっていません」

    ストフェル・バンドーンは、パワーユニットとギアボックス交換による65グリッド降格ペナルティを科せられて最後尾グリッドからスタート。いくつかオーバーテイクは見せたものの、ポイント争いに加わることはできず、14位でレースを終えた。

    「母国グランプリとなったストフェルは後方から粘り強くレースを続け、いくつかの素晴らしいオーバーテイクを見せるなどいいレースを続け、順位を上げて行きましたが、ポイント獲得には至りませんでした」

    「全体としては、予選でまずまずのペースを見せられた一方で、レースペースにはまだ課題があることが浮き彫りになった週末でした。このままここで立ち止まっているわけにはいきませんし、次なるアップデートを少しでも早く投入すべく、開発を加速させて行きたいと思います」

    関連:F1ベルギーGP 結果:ルイス・ハミルトンがポール・トゥ・ウィン

  • マクラーレン・ホンダ:F1ベルギーGP 決勝レポート

    マクラーレン・ホンダ:F1ベルギーGP 決勝レポート

    マクラーレン・ホンダは、F1ベルギーGPの決勝で ストフェル・バンドーンが14位、フェルナンド・アロンソはリタイアだった。

    F1ベルギーGPは、マクラーレン・ホンダにとってフラストレーションのたまる結果となった。両ドライバーは見事なスタートを切り、1周目にはストフェル・バンドーンが20番手から17番手、フェルナンド・アロンソは10番手から7番手に浮上。

    しかしながら、それも束の間、すぐにいくつかのマシンにオーバーテイクされ、いずれのドライバーも好スタートを活かすことができなかった。

    パワーを要することで知られるスパ・フランコルシャン・サーキットでは、フェルナンド・アロンソもスロフェル・バンドーンもストレートでポジションを守ることができず、フロント左側のタイヤが外れにくく、2回のピットストップで時間をロスするという問題も発生した。26周目には、エンジンに不具合が生じたとの連絡がフェルナンド・アロンソから無線で入り、チームはマシンをリタイアさせることにした。

    レースの後半にはストフェル・バンドーンは追い上げを続けたものの、結局、前方に連なるマシンに追いつくことはできなかった。それでもグリッド最後尾の20番手からスタートするという逆境の中で、ストフェル・バンドーンは着実なパフォーマンスを披露。14位でレースを完走した。

    フェルナンド・アロンソ (リタイア)

    「全体的には、いい週末だった。昨日の予選ではいいチームワークを発揮し、今日の決勝では好スタートを切った。外側のレーンに移動したのは正しい判断だったし、1周目を走行した時点で7番手に浮上した。最初の数周は楽しかったよ! その後、自分のポジションを守ろうとしたものの、ストレートの真ん中ではDRS(ドラッグリダクションシステム)を作動せずに追い抜いていくマシンが何台かいた。ホイール・トゥ・ホイールのいいバトルができないレースは、当然のことながら、容易ではない。難しいレースだったし、僕たちには競争力がなかった。ストレートでのスピードが遅すぎるので、コース上でバトルを繰り広げることができず、ポイント獲得も不可能だった。最終的には、エンジンに不具合が発生したため、マシンを止めざるを得まなかった。これが現状だが、できるだけ早く状況を改善する必要がある。チームは、マシンを向上させるために日夜仕事をしてくれている。近いうちに、その努力が結果につながることを願っている」

    ストフェル・バンドーン (14位)

    「今日は難しいレースだった。スタートはよかったが、それ以降はかなりフラストレーションのたまるレースだった。最後尾からのスタートとなったため、困難なレースになることは分かっていた。マシンにはまずまずの感触があり、順位を上げるためのペースはあると感じていたものの、僕たちはストレートでの競争力が足りていなかった。オーバーテイクをするチャンスも、後続のマシンから自分たちのポジションを守るチャンスもなかった。今日の順位は、自分たちが望める最大限の結果だったと思う。完走できたことが、唯一のポジティブな点だ。今回は厳しいレースになることは分かっていましたが、その通りの結果になってしまった」

    エリック・ブーリエ (マクラーレン・ホンダ レーシングディレクター)

    「両ドライバーが懸命な努力をしてくれたにもかかわらず、今日はマクラーレン・ホンダにとって非常に残念な一日でした。フェルナンドもストフェルも見事なスタートを切り、最初の数周はさらなる追い上げを期待したものの、残念ながらそれは束の間のことだった。我々にとって難しいコースであることは分かっていたが、週末に向けてポジティブなスタートを切っていたので、決勝ではさらにいいパフォーマンスを期待していた。ただ残念ながら、自分たちのマシンはまだそのレベルには達していなかった。そして恐れていた通り、長く、難易度の高いスパ・フランコルシャン・サーキットでプレッシャーをかけられた際には、直接のライバルチームにも追従できなかった。フェルナンドは週末を通して全力を尽くし、スタートではそのずば抜けた才能と勇敢さをみせてくれた。すぐに順位を上げたものの、最終的にはそのポジションを守るほどのパワーがなかった。一方、ストフェルも力強いスタートを切ったものの、熟知した母国のサーキットであることを活かすチャンスがないまま、入賞からはほど遠い14位で完走した。最後尾からスタートし、難しいピットストップを行い、初の母国グランプリで応援してくれている大勢のファンの方々に応えるパフォーマンスをマシンが発揮できない状況だった。それでもストフェルは落ち着いて、着実なレースを展開し、14位で完走するためにできる限りのことをした」

    長谷川祐介 (ホンダ F1プロジェクト総責任者)

    「ポイント獲得のチャンスはあっただけに、ハンガリーに続く入賞に至らず、残念な一日になりました。フェルナンドは素晴らしいスタートを決めたものの、その後は苦しい展開が続きました。最終的にはマシンに異常があるという彼からの無線を受けたため、予防的措置としてリタイアを決めました。なお、データ上ではPUに一切異常は見つかっていません。母国グランプリとなったストフェルは後方から粘り強くレースを続け、いくつかの素晴らしいオーバーテイクを見せるなどいいレースを続け、順位を上げて行きましたが、ポイント獲得には至りませんでした。全体としては、予選でまずまずのペースを見せられた一方で、レースペースにはまだ課題があることが浮き彫りになった週末でした。このままここで立ち止まっているわけにはいきませんし、次なるアップデートを少しでも早く投入すべく、開発を加速させて行きたいと思います」

    関連:F1ベルギーGP 結果:ルイス・ハミルトンがポール・トゥ・ウィン

  • フォース・インディア:2度の同士討ちでチーム内に亀裂 / F1ベルギーGP

    フォース・インディア:2度の同士討ちでチーム内に亀裂 / F1ベルギーGP

    フォース・インディアは、F1ベルギーGPの決勝で エステバン・オコンが9位、セルジオ・ペレスが17位でレースを終えた。

    エステバン・オコン (9位)
    「1周目のオー・ルージュの進入でチームメイトと非常に接近した瞬間があった。ウォールに絞られたけど、レースのスタートだったし、僕たちはスリーワイドだったのでそれは受け入れることができる」

    「でも、2回目のセルジオとの接触は行き過ぎだ。彼は再び僕をウォールに幅寄せしてきて、僕のフロントウィングに接触して、理由もなく、僕たちの二人のレースを危険に晒した。チームのポイントが犠牲になったし、彼がどうしてあそこまでアグレッシブだったのか僕には理解しがたい。個別に彼と話をする時間を設けて、僕の見解を共有するつもりだ。僕たちは競走力のあるクルマで力強いポジションにいたし、今回のレースでさらに多くのポイントを獲得できたはずなので残念だ」

    セルジオ・ペレス (17位)
    「レースの内容にはとてもがっかりしている。特にこのトラックは多くのポイントを獲得できるはずだったからね。残念ながら、エステバンとの2度のクラッシュでチャンスを逃してしまったし、チームのためのレースが台無しになった。スタートでの事故については謝罪する。完全に僕に落ち度がある。スタートモードが選択されておらず、丘の下りでパワーが下がっていた。僕はニコ(ヒュルケンベルグ)とバトルをしていて、他の全てに良いマージンを開けていると思っていた。ミラーを確認せずに右に動いてしまい、エステバンがそこにいるのを見ていなかった。でも、2回目に関しては、彼はちょっと楽観的過ぎたと思う。動けるスペースはなかったからね。僕は自分のラインを走っていたし、彼がオー・ルージュの後に攻撃してくると思っていた。彼はストレートで僕を追い越した。僕たち二人ともが状況は誤認していたと思うし、チームのためのレースを台無しにしてしまった。その後、僕のクルマはドライブするにはあまりにダメージを負っていた。非常に特殊な状況だったし、僕たちは事故を見直さなければならない。今日は最高のレースだったとは言い難い。これ以上ポイントを失わないためにも、僕たちは何が起こったのかを話し合い、前に進む必要がある」

    関連:【動画】 フォース・インディアがまたも同士討ち…チームは激怒

  • 【動画】 フォース・インディアがまたも同士討ち…チームは激怒

    【動画】 フォース・インディアがまたも同士討ち…チームは激怒

    フォース・インディアのセルジオ・ペレスとエステバン・オコンがF1ベルギーGPで同士討ちを演じた。チームは「もうレースはさせない」と激怒している。

    30周目。セルジオ・ペレスは、オー・ルージュへ向かう下りでエステバン・オコンをウォールに幅寄せするかたちとなり、ペレスの右リアタイヤとオコンのフロントウィングが接触。

    エステバン・オコンはフロントウィングの一部を失い、セルジオ・ペレスはタイヤがバースト。デブリを除去するためにセーフティカーが導入された。最終的にエステバン・オコンは9位でフィニッシュ。セルジオ・ペレスはリタイアとなった。

    伏線はあった。スタート直後にも同じ場所で同じようにセルジオ・ペレスがエステバン・オコンに幅寄せして軽く接触していた。

    二人はF1カナダGPとF1アゼルバイジャンGPでも同士討ちを演じており、後者ではセルジオ・ペレスがリタイアに追い込まれている。

    セルジオ・ペレスは「2回目のインシデントはエステバンがあまりに楽観的だったと思う。彼はストレート全体で動いていた」とコメント。

    一方のエステバン・オコンは「もちろん、彼は僕がそこにいることをわかっていた。1回目は受け入れる。僕たちはスリーワイドだったし、彼には僕が見えなかったかもしれない。僕は彼には僕が見えていたと思うけどね。でも、2回目はやり過ぎだ」とコメント。

    「彼はオー・ルージュで300キロで僕をウォールに幅寄せして、理由もなく僕の人生を危険に晒した。彼にはプロフェッショナルであってほしい。彼に真実を離すつもりだ。彼のことを恐れてはない。男として離す必要がある」

    この事故にフォース・インディアは激怒。COOを務めるオトマー・サフナウアーは「今後、彼らは再びあのような機会は与えられない」とコメント。

    「我々は今まで彼らにレースをさせてきた。チームにとって有益なやり方でできないのなら、もう彼らがレースをすることはないだろう」

    関連:F1ベルギーGP 結果:ルイス・ハミルトンがポール・トゥ・ウィン

  • 【動画】 F1ベルギーGP 決勝 ダイジェスト

    【動画】 F1ベルギーGP 決勝 ダイジェスト

    2017年 F1世界選手権 第12戦 ベルギーGPの決勝が27日(日)、スパ・フランコルシャンで行われ、ルイス・ハミルトン(メルセデス)が今季5勝目となる優勝を成し遂げた。

    現地時間14時。気温22.6℃、路面温度31.8℃のドライコンディションで44周のレースはスタート。上位勢は順位を保ったままオープニングラップを終えた。

    優勝はポールポジションからスタートしたルイス・ハミルトン。スタートから首位をキープしたハミルトン、最後はウルトラソフトを装着したセバスチャン・ベッテルからのプレッシャーを受けるが、途中のセーフティカーのリスタートでもリードを守り、2.3秒差をつけてトップでチェッカー。自身200戦目となるレースをポール・トゥ・ウィンでの勝利で飾った。

    2位にはセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)、3位にはダニエル・リカルド(レッドブル)が続いた。

    マクラーレン・ホンダは、ストフェル・バンドーンが14位、フェルナンド・アロンソはエンジントラブルでレースをリタイアした。

    今回の結果で、ランキング首位のセバスチャン・ベッテルと2位のルイス・ハミルトンとの差は7ポイントに縮まった。

    2017 F1 ベルギーGP 決勝 動画

    関連:F1ベルギーGP 結果:ルイス・ハミルトンがポール・トゥ・ウィン

  • ピレリ:F1ベルギーグランプリ 決勝 タイヤ戦略解説

    ピレリ:F1ベルギーグランプリ 決勝 タイヤ戦略解説

    メルセデスのルイス・ハミルトンが、F1カレンダー中屈指のタイヤに厳しいサーキットで行われたベルギーグランプリを制した。

    ルイス・ハミルトンは、終盤にスプリントレースの様相を呈したレースで、セバスチャン・ベッテルを抑えて優勝した。30周目に導入されたセーフティカーが、ドライバーたちに『フリー』ピットストップの機会を与え、レースの流れを変えた。

    トップのルイス・ハミルトンがソフトタイヤでファイナルスティントを走行したのに対し、セバスチャン・ベッテルはウルトラソフトで走行した。ウルトラソフトは、ソフトよりも理論上ラップあたり約1秒速い性能を示していた。セーフティカーの導入前まで、ハミルトンとベッテルは、ともにウルトラソフト-ソフトと繋ぐ戦略を採り接戦を繰り広げていた。ベッテルは、ハミルトンよりも2周遅く最初のピットストップを行った。

    レッドブルのダニエル・リカルドは、1回目のピットストップでウルトラソフトからスーパーソフトへ交換し、セーフティカー導入周回中にウルトラソフトへ交換する戦略を採り、表彰台を獲得した。フォース・インディアの両ドライバーも第2スティントをスーパーソフトで走行した。

    セバスチャン・ベッテルは、ウルトラソフトでファステストラップ-驚異的な1分46秒577-を記録した。このタイムは、昨年ミディアムタイヤで計測されたファステストラップよりも5秒近く速いものだった。

    レース週末序盤の不安定な天候を経て、44周で行われる決勝は、気温27℃、路面温度34℃の下でスタートし、最後までドライコンディションが継続した。

    マリオ・イゾラ (ピレリカーレーシング責任者)
    「セーフティカー導入がドライバーたちにフリーピットストップの機会を与え、レース終盤の摩耗とデグラデーションへの懸念を解消することになり、戦略に明らかな影響を及ぼしました。しかし、どのタイヤを選択するのかという戦略の決定事項の残っていました。このレース週末を通してそうであったように、上位勢のペースは拮抗していました。セーフティカー導入が無ければ、スパでのデビューを飾ったウルトラソフトでスタートした上位勢の、年間屈指のタフなサーキットで1ストップ戦略を採ったと思います」

    ベルギーグランプリベルギーGPルイス・ハミルトンが、他のライバルたちと同様に30周目のセーフティカー導入によるアドバンテージを得て、2ストップ戦略で優勝した。ハミルトンは、12周目にウルトラソフトからソフトへ、2回目のピットストップで再度ソフトへ交換し、最終スティントをウルトラソフトで走行したベッテルとの接戦を制した。

  • フェラーリ:メルセデスとのバトルに手応え / F1ベルギーGP

    フェラーリ:メルセデスとのバトルに手応え / F1ベルギーGP

    フェラーリは、F1ベルギーGPの決勝で セバスチャン・ベッテルが2位表彰台、バルテリ・ボッタスが4位でレースを終えた。

    セバスチャン・ベッテル (2位)
    「もし僕たちが予選を前で終えていたら、今日は前に留まるための良いペースがあっただろうね! レース全体でこれほど接近できたことに驚いた。セーフティカー後のリスタートでのターン1でルイスに近づきすぎたかもしれない。自分自身にちょっと腹が立っている」

    「オー・ジュールでギャップを広げようとしたけど、そこは難しい妥協だ。後ろからも数台来ているのが見えていていると、攻撃に集中するだけでなく、防御のことも考える必要がある。同時にストレートではメルセデスほど速くないことはわかっていた。なので、完全には満足していない。ただ、最終的にはチームにとっては素晴らしい週末だった。僕たちはどのサーキットも恐れる必要はなし、パッケージ的にはベストなクルマだと思っている。まだ失っている部分はあるけど、マラネロのスタッフのモチベーションはとても高い。僕たちは最大の改善と大きな前進をもたらしたと思う。これからページをめくって、モンツァへと進む。そこでどうなるか見てみよう」

    キミ・ライコネン (4位)
    「全体的に今週末の僕たちはかなりコンペティティブだったと思う。レースではスーパーソフトではクルマは良かったが、ウルトラソフトでは数ラップでリアに苦しんだ。最初の数周は問題ないが、そのあと滑りまくっていた。イエローフラッグを見たとき、僕はストレートにいたし、右側にいたので、他のラップよりも速く走ってはいないはずだ。ペナルティは理想的ではなかったが、幸いにもセーフティカーが入ったことでいくらかリカバリーすることができた。ボッタスをオーバーテイクして、リカルドに近づこうとしたが、彼をオーバーテイクにする十分なスピードはなかった。彼には適切な場所で十分なスピードがあったし、レースコンディションで驚くほどよかった。今日はもっと悪い結果になっていた可能性もあったけど、もっと多くを求めていたのは確かだ。良かった点に目をむけて、今回のレースから学び、来週はもっとうまくやりたい」

    関連:F1ベルギーGP 結果:ルイス・ハミルトンがポール・トゥ・ウィン

  • メルセデス:ルイス・ハミルトンが今季5勝目 / F1ベルギーGP

    メルセデス:ルイス・ハミルトンが今季5勝目 / F1ベルギーGP

    メルセデスは、F1ベルギーGPの決勝で ルイス・ハミルトンが今季5勝目となる優勝。バルテリ・ボッタスは5位でレースを終えた。

    ルイス・ハミルトン (優勝)
    「シーズンに戻って、良いスタートを切れたのは素晴らしいことだ。今日、フェラーリはっても強かったし、彼らは素晴らしい戦いをみせた。僕たち二人は全てのラップでプッシュしていたし、エラーやミスをする余地はなかった」

    「セーフティカーがかなりゆっくり走行していたので、タイヤの温度を維持するのが難しかった。リスタートではセバスチャンがうまくトウを使ってかなり迫ってきた。他のチームとレースをするのは楽しい。セバスチャンは全力だったし、クルマも最高だった。それがレースのあるべき姿だ。チームに感謝したい。チームなくして、今日の勝利はなかったと思う」

    バルテリ・ボッタス (5位)
    「今日のレースと結果は大きな失望だった。僕にとってあらゆる点で難しい週末だった。チームとして少なくとも表彰台を獲得して、多くのポイントを獲得できれば素晴らしかったんだけどね。セーフティカー後のリスタートで僕はソフトタイヤだったけど、ウルトラソフトを履いたドライバーにオーバーテイクされてしまった。劣勢に立たされていたし、グリップに苦しんでいて、彼らと戦うことができなかった。レースではソフトはうまく機能していたけど、セーフティカーのリスタートで他が人たちがより軟らかいコンパウンドでくるかもしれないリスクは常にあった。通常のレースでは最適なタイヤ戦略だっただろう。僕にとっては最も難しい週末だったし、十分な速さがなかったので、ここから多くのことを学ぶ必要がある。ミスはすぐに分析する必要があるし、来週のモンツァではもっと強くなって戻りたい」

    関連:F1ベルギーGP 結果:ルイス・ハミルトンがポール・トゥ・ウィン