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  • フェリペ・マッサ、F1引退後はフォーミュラEに参戦の意向

    フェリペ・マッサ、F1引退後はフォーミュラEに参戦の意向

    フェリペ・マッサは、F1引退後にフォーミュラEに参戦する意向を持っているようだ。

    2016年に一度F1から引退したフェリペ・マッサは、フォーミュラE参戦についてジャガーを含めたと複数のチーム交渉を進めていた。しかし、ニコ・ロズベルグの電撃引退によって、バルテリ・ボッタスがメルセデスに移籍したことで、ウィリアムズに呼び戻されるかたちでF1に復帰している。

    フェリペ・マッサの来季以降についてはまだ明らかになっていないが、F1引退後にインディカーに転向することは否定。フォーミュラEが選択肢だと明かした。

    F1引退後のプランについてフェリペ・マッサは「フォーミュラEがいいね。いつになるかは分からないけどね」とコメント。

    「テストをしたことがある。F1を辞めると決めてから複数のフォーミュラEチームと話をしていた。マシンを見せたかったし、今年の初めにはどういうものか知りたくて、クルマの走りを確かるためにテスト走行を行った」

    フェリペ・マッサは、F1とフォーミュラEを比較することは不可能だと主張するが、ポルシェやメルセデス、BMWの参戦が決まっているフォーミュラEの競争レベルや2014年以降の成長ぶりに感銘を受けたと述べた。

    「まったく別物なので比較はできない。それでも、競争は競争だし、開発や将来に向けた素晴らしいアイデア、チャンピオンシップの発展ぶりを目にして、おもしろそうだとも思った」

    フォーミュラE参戦への関心を明かしたフェリペ・マッサだが、希望はもう1年F1で戦うことだと述べた。だが、今年のウィリアムズはパフォーマンスが一貫しておらず、選択肢を検討しているとフェリペ・マッサは語る。

    「あらゆることを分析して来年のオプションを決めなければならない。そのオプションを見て、自分がハッピーになれるものがあれば、どうするか決めるつもりだ。F1でビリになりたくないのは確かだ。F1にいるのであれば、しっかりと仕事ができるようにしたい。それが今後のアイデアだ。どうなるかはそのうちわかるだろう」

  • 【フォーミュラE】 ニール・ジャニ、ドラゴンレーシングから参戦が決定

    【フォーミュラE】 ニール・ジャニ、ドラゴンレーシングから参戦が決定

    ファラデーフューチャー ドラゴンレーシングは、2017/18年のドライバーラインナップを発表。ジェローム・ダンブロシオが残留し、新たなパートナーとしてニール・ジャニを迎えることになった。

    ニール・ジャニは、シングルシーター・レーシングではお馴染みの選手であり、最近では、2016年にはポルシェでル・マン24時間レースで勝利し、同年のWEC(世界耐久選手権)でチャンピオンを獲得している。

    フォーミュラE選手権 2017/18シーズンは、12月2日・3日の香港大会から開幕する。

    ニール・ジャニ

    「来シーズンのフォーミュラE選手権で、ファラデーフューチャー ドラゴンレーシングに参加することになり、ワクワクしている。ファラデーフューチャーのパワートレインを搭載したペンスキー EV-2を最近テストした。チームと共に、自分の知識と経験を積んでいくことを楽しみにしている。そして高く評価されている電気レーシングシリーズで戦うのを楽しみしている」

    ジェイ・ペンスキー (チームオーナー兼ドラゴンレーシング代表)

    「シーズン4のナンバー6のパイロットにニールを迎えることができ興奮している。チームとしては、来シーズンはレースでの勝利と選手権争いを目標としており、ニールはそれを達成するための諸要素の中でも重要な要素だ。世界のベストドライバーを見た時、レーシングとクルマの開発の観点からニールはリストのトップにいる。我々のプログラムに最高の適材だ」

  • 【フォーミュラE】 新型マシンは“現行とは大きく異なるルックス”

    【フォーミュラE】 新型マシンは“現行とは大きく異なるルックス”

    フォーミュラEの2018/19マシンのルックスは“大きく異なる”ものになると新チャンピオンのルーカス・ディ・グラッシが明かした。

    シーズン5となる2018/2019シーズンのフォーミュラEには新デザインのマシンが導入される。今年2月にはスパークス・テクノロジーがコンセプトデザインを公開している。

    フォーミュラEの新型マシンは、クラシックなシングルシーターの形状から大きく進化を遂げることになり、また2018年にF1に導入されるコックピット保護デバイス『ハロー』の採用が予定されている。

    ルーカス・ディ・グラッシは「クルマは大きく異なるものになるし、ルックスはとてもクールだ」と Autosport にコメント。

    「良いレースを保証するためにクルマが大きくなってはいけないし、同じサイズであるべきだ。もっとレースをして、接触もあるだろうから、構造は今よりも少し強くならなければならない。

    「デザインはいい感じだし、空力にあまり干渉することはない。僕たちはあまり多くの空力は必要としていない。クルマが同じなんだから、1秒速いとか遅いとかはあまり気にはならない」

    「空力は基本的なものでなければならないし、レースに干渉するべきではない。クルマは効率的で、強く、安全でなければならない」

    「彼らがそのようなことをキャッチアップできれば、クルマはF1の先入観にとらわれない、違った感じでモダンなロボレースのようなルックスになるだろう」

    2018/19シーズンのフォーミュラEマシンは、今年2月にスパークスが公開したコンセプトイメージからは脱却することになると予想されている。

    FIAのジャン・トッド会長は、新しいフォーミュラEカーが“新たな安全性とテクノロジーを備えた良いサプライズ”を与えることを約束している。

    ルーカス・ディ・グラッシは、将来、フォーミュラEが伝統的なオープンホイールのデザインから離れていくことを恐れる理由はないと語る。

    「モノコックを閉じて、ドライバーを保護しても、オープンホイールにならないというわけではない」

    「実際、ホイールを閉じた方がはるかに効率的だし、クルマのルックスはより未来的になる」

    「僕にとって、現在のクルマで達成できていないと思うメインのポイントは、内燃エンジンでは想像もできないようなデザインとコンセプトを提案できる電気自動車であることだ」

    「ディフューザーとバッテリーを一体化して、クルマの下の速い気流で多くの冷却しホイール内にモーターを搭載するなどといったアイデアを実現することができる」

    「シリーズにとって重要なのは、レーシングの古い考え方を複製しないことだ。そうすれば、その背景にあるテクノロジーによって完全に未来的なものが生まれるかもしれない」

    「今のクルマが妥協をしなければならなかったことは完全に理解しているけど、将来はそうあるべきではない」

    新型フォーミュラEマシンは、10月にプライベートテストが実施され、その後、2018年初めてに各メーカーに1台ずつ供給されることになる。

    3シーズンを終えたフォーミュラEは勢いを増しており、メルセデスとポルシェの参戦が示すように自動車メーカーの関心が高まっている。

  • 「F1はフォーミュラEとは反対の道を進んでいく必要がある」

    「F1はフォーミュラEとは反対の道を進んでいく必要がある」

    レッドブルのチーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーは、F1は岐路に立たされていると考えており、テクノロジーに関してフォーミュラEとは反対の方向に進むべきだと考えている。

    大手自動車メーカーはフォーミュラEへの進出を進めており、ここ数週間でポルシェとメルセデスが2019年にフォーミュラEに参戦することを発表。モータースポーツの頂点として、F1は2020年以降に適切なエンジンを選択する必要に迫られている。

    現在、行われている議論では、F1はハイブリッドのコンポーネントを削減して簡略化したV6ツインターボパワーユニットへと進んでいるようだが、クリスチャン・ホーナーはその選択が正しいとは確信していない。

    フォーミュラEは、自動車メーカーに電気自動車を開発する場を提供しているが、F1は将来のエンジンテクノロジーを追いかけるのをやめて、ドライバーとチームを重視したフォーミュラに戻るべきだとクリスチャン・ホーナーは考えており、F1が“純粋なレース”とドライバーが差が生むことができるという理由から、自然吸気エンジンへ回帰することを望んでいる。

    「悪い妥協で終わらないことを願っている」とクリスチャン・ホーナーは Auto Motor und Sport にコメント。

    「自動車メーカーはすでにフォーミュラEへと進んでいる。ポルシェ、メルセデス、ルノー、アウディ、ジャガー。これまでのF1以上だ」

    「現在、フォーミュラEのコストは、F1エントリーのわずか5%だ。大手自動車メーカーがフォーミュラEに移行し、フェラーリ、ランボルギーニ、アストンマーティンのようなスポーツカーメーカーがF1にいるkとおが想像できる。それが彼らの居場所だ」

    「F1は岐路に立たされていると思う」

    「政治を信じれば、我々全員が2030年には電気自動車を運転しているだろう。なので、F1は対抗馬でなければならない。純粋なレース、人、マシン、燃料エンジンによる世界最高のドライバーの競争というね」

    クリスチャン・ホーナーは、中途半端な決定や悪い妥協を避けるために、F1のスポーティングマネージャーであるロス・ブラウンが“正しい決断を下すために必要な勇気”を持っており、最終的な決断を下してくれると信じている。

    ロス・ブラウンは、F1が市販車産業と関連すべきかどうかを再評価する必要があると述べており、クリスチャン・ホーナーはF1が現在とは異なる道を進んでいく必要があると同意する。

    「新オーナーは、もっと良いプロダクトを通して、チームに価値を与えたいと考えている。現時点で、F1は経済的な点では誰にも意味をなさない。したがって、我々はこのモデルを修正していく必要がある」とクリスチャン・ホーナーはコメント。

    「素晴らしいショーは我々がホイール・トゥ・ホイールのレースを必要としており、ドライバーがヒーローになるかにかかっているとリバティと人々と話をした。ロス・ブラウンは利害の衝突に直面している。彼は正しい決定を下す勇気が必要だ」

    クリスチャン・ホーナーは、アストンマーティンのスポーツカープロジェクトのために実施した“多くの市場調査”により、圧倒的多数がハイブリッドではなく、V10やV12を望んでいることが示されたと述べた。

    「ファンフォーラムのひとつで独自のアンケートを実施し、我々はV10に戻りたいと言うと、全員が喝采を送っていた」

    「我々がそうすることはないと思う。我々はツインターボのV6に満足しなければならないだろう。だが、サウンドが鍵をに握る」

    「現在のエンジンへのあらゆる批判のなかで、ファンにとって最も重要なのはサウンドだ」

  • メルセデス、フォーミュラE参戦は「テスラの急成長が正当化している」

    メルセデス、フォーミュラE参戦は「テスラの急成長が正当化している」

    メルセデスのモータースポーツ責任者を務めるトト・ヴォルフは、フォーミュラEへの参戦はテスラのような企業の急激な成功を目の当たりにし、フォーミュラEに関与せずにその成長を見ていることは弊害をもたらす可能性があると考えたためだと述べた。

    先月、メルセデスは2018年を以てDTM(ドイツツーリングカー選手権)を撤退し、2019年(シーズン6)からフォーミュラEに参戦することを発表した。

    メルセデスはフォーミュラEで、アウディ、BMW、ポルシェというドイツの大手自動車メーカー、ルノー、ジャガー、DSシトロエンと競うことになる。

    トト・ヴォルフは、テストを例に挙げ、メルセデスがフォーミュラEに参戦するという決断が、市販車市場における電気自動車の急成長によって正当化されたと述べた。

    「フォーミュラEがどのように発展していくかは私にはわからない。世界が急速に変化を遂げ、モビリティが変化しているときに、将来がどの場所に向かうかを予測するのは非常に難しいことだ。大手の技術プレイヤーでさえ、正しいことをするために本当に多くのことを行っている」とトト・ヴォルフはコメント。

    「5年前の立ち上げ時、テスラは大きなバッテリーを積んだロータス・エリーゼだった。今日、テスラは重大な自動車メーカーになっている。なので、我々にとってフォーミュラEはエキサイティングなスタートアップだ。特性をもったイベントだ」

    「伝統的なモータースポーツがやっていることとは全く異なるオーディエンスを引きつけている。我々は戦略においてグローバルなプラットフォームをカバーしている。それはF1だ。我々はフォーミュラEがスタートから今日に至るまでの全ての道筋を学んでいる。それがどのように発展しているかを学んでいる。もしかすると、それはロータス・エリーゼが5年で真のモータースポーツプレイヤーになったかを学ぶことかもしれない」

    「それはダイムラー全体に少し似ている。我々は世界でナンバー1の自動車メーカーであり、その一方でクルマを走らせに行っている。両方のことをやっていくためには十分に柔軟な考え方が必要だと思っている」

  • パスカル・ウェーレイン 「フォーミュラE転向など望まない」

    パスカル・ウェーレイン 「フォーミュラE転向など望まない」

    パスカル・ウェーレインは、2018年にフォーミュラEでレースキャリアを継続することになるかもしれないとの報道に反論した。

    今週、フェラーリが2018年からザウバーをジュニアチーム化することを目指しており、メルセデスの育成ドライバーであるパスカル・ウェーレインはF1から締め出されることになると報じられた。

    「僕は5ポイントの全てを獲得してきた」とパスカル・ウェーレインは Bild にコメント。

    「予選でもエリクソンに対して8対2で僕が勝っている。これ以上僕にできることはある?」

    2015年のDTMチャンピオンであるパスカル・ウェーレインは、DTMに復帰する可能性が伝えられているが、メルセデスは2018年末でDTMから撤退することを決定している。

    「HWAに知り合いがいるので発表の直前にメッセージをもらった」とパスカル・ウェーレインはコメント。

    「シンプルな状況ではないと思う」

    また、パスカル・ウェーレインは、メルセデスの次の目的地であるフォーミュラEへの参戦も報じられている。

    だが、パスカル・ウェーレインは「僕は、ノイズ、パフォーマンス、燃料が好きだ。フォーミュラEでレースをするなんて想像さえできない」とコメント。

    だが、フォーミュラEの人気が高まっているのは事実。特に自動車メーカーは、将来にむけて電気自動車の開発に力を入れている。

    フェラーリのセルジオ・マルキオンネ会長は「トト・ヴォルフとフォーミュラEについて話をしたが、フェラーリがまっすぐそこに進むことは想像できない」とコメント。

    「だが、我々はFCA(フィアット・クライスラー)のブランドでの参戦を検討している。まだ決定はしていないがね」

    一方、メルセデスのモータースポーツ責任者トト・ヴォルフは、パスカル・ウェーレインにF1シート喪失の噂にあまり気落ちしないよう警告している。

    「マーケットには多くの動きがある。今後2週間で興味深いことが起こるかもしれない」とトト・ヴォルフは述べた。

  • FCAグループ、マセラティでフォーミュラEに参戦?

    FCAグループ、マセラティでフォーミュラEに参戦?

    フィアット・クライスラー・オートモービルズのセルジオ・マルキオンネ会長は、フォーミュラEへの参戦を検討する場合、フェラーリではなく、グループ内の他のブランドでの参戦になるだろうと述べた。

    セルジオ・マルキオンネは、フィアットのモータースポーツ・ポートフォリオの拡大を目指している。フィアット参加にはアルファロメオ、クライスラー、ダッヂ、マセラティ、フィアット、ランチア、アバルトといったブランドがある。

    フェラーリは、ポルシェやメルセデスに続いて、フォーミュラEのプロジェクトを開始するかと質問されたセルジオ・マルキオンネは「マセラティ、アルファロメオ、フェラーリのクルマ何をするかという広い意味で、我々は関心を持ってそれに目を向けている。そのうちのひとつになるだろう。フィアットではないが、アルファロメオやマセラティかもしれない」とコメント。

    「現在、我々は少なくともブランドのひとつを認知させるポジションにいると思う。特にマセラティは、次の2つのモデルの開発が完了すれば、事実上、その全てのポートフォリオを電気自動車にスイッチする」

    マセラティによって、フォーミュラEは電気自動車のプレミアムメーカーのイメージを強化するための論理的な環境になるかもしれない。

  • メルセデス 「フォーミュラEへの参戦がF1撤退に繋がることはない」

    メルセデス 「フォーミュラEへの参戦がF1撤退に繋がることはない」

    メルセデスは、フォーミュラEへの参戦がF1撤退に繋がることはないと主張する。

    先週、メルセデスは2018年限りでDTMを撤退して2019年からフォーミュラEに参戦することを発表。また、ポルシェも今季限りでWECのLMP1クラスから撤退し、2019年から同じくフォーミュラEに参戦することを発表した。

    メルセデスF1チームの非常勤取締役を務めるニキ・ラウダは、その決定がF1プログラムの終了の前兆になるといったリスクはないと述べた。

    「F1は我々のレーシングスポーツであり、撤退などまったく検討していない」とニキ・ラウダは RTL にコメント。

    ニキ・ラウダは、フォーミュラEへの参戦は将来へ向けてのものだと語る。

    「我々は『将来はどこに向かうのだろう』と自問しなければならなかった」とニキ・ラウダはコメント。

    「同時に、我々はフォーミュラEをもっと魅力的なものにしていかなければならない。現時点ではバッテリーを交換しなければならない」

    メルセデスのトト・ヴォルフも同じような見方をしている。

    「フォーミュラEはまだ開発の初期段階だ。だが、電化はまっただ中にある」

    「フォーミュラEが3~5年でまったく異なるものになり、全レースについて話題にしていても驚かないだろう」

  • ルーカス・ディ・グラッシ、フォーミュラEのチャンピオンに輝く

    ルーカス・ディ・グラッシ、フォーミュラEのチャンピオンに輝く

    ルーカス・ディ・グラッシが、電気自動車のフォーミュラカーによるレースシリーズ、FIA フォーミュラE選手権のチャンピオンに輝いた。

    アウディが支援するチーム ABT Schaeffler Audi Sport(アプト シェフラー アウディ スポーツ)のドライバー、ルーカス・ディ・グラッシは、モントリオール(カナダ)で行われたレースに参戦。土曜日に行われた第11戦では、見事なポール・トゥ・ウィンを決め、日曜日の最終戦では7位に入ってシリーズを締めくくった。

    ルーカス・ディ・グラッシは、ルノーのドライバー、セバスチャン・ブエミに10ポイントの差をつけられた状態で、モントリオールに入った。緊張した面持ちで土曜日のレースに臨んだセバスチャン・ブエミは、フリー走行でクラッシュを喫し、レースも0ポイントに終った。

    一方のルーカス・ディ・グラッシは、まったくミスを犯さない完璧な走りでポール トゥ ウィンを達成し、セバスチャン・ブエミに18ポイント差をつけてランキング首位に立った。

    日曜日のレースでは、ルーカス・ディ・グラッシとチームメイトのダニエル・アプトは共に3列目からのスタート。セバスチャン・ブエミは予選14番手。スタート直後の混乱により、ルーカス・ディ・グラッシとダニエル・アプトは、9番手と10番手に順位を落とすが、巧みなエネルギー管理システムにも助けられ、6番手および7番手までポジションを回復してフィニッシュラインを通過。その結果、チームABT Schaeffler Audi Sportは、チーム部門でも総合2位とった。

    「今日は、これまでのレース人生で最高の1日となりました」と、フォーミュラEの新チャンピオンに輝いたルーカス・ディ・グラッシは、興奮気味にコメント。

    「僕は、設立当初からフォーミュラEを信じてこれまでやってきました。モータースポーツも含めて、世界は変化しているからです。3年前、北京でフォーミュラE初優勝を飾り、そしてついに今日タイトルを獲得することができました。前回のニューヨークでは、あまり強さを発揮することができませんでしたが、今回ABT Sportsline、Schaeffler、そしてAudi Sportは完璧な仕事をしてくれました。フォーミュラE最高のサーキットのここモントリオールで、我々は最初からライバルに差をつけることができました」

    ルーカス・ディ・グラッシは、フォーミュラEが初開催された年に総合3位、そして昨年は2位となり、ついに今年は世界初の電気自動車によるレースシリーズで3代目のチャンピオンとなった。これまでの成績は、33レース中6勝を挙げ、表彰台には20回登壇して、最も成功したフォーミュラEドライバーの1人となった。12レースが開催された2016/2017シーズンにおいて、ルーカス・ディ・グラッシは、2回の優勝、3回のポールポジション、7回の表彰台を獲得している。ポイントが得られなかったのは、第6戦のパリ・ラウンドのみ。シーズンを振り返ると、コンスタントにポイントを稼いだことがタイトル争いにとって極めて重要だった。見事な逆転劇を演じて2位に入った初戦の香港、圧倒的な強さを見せつけたメキシコでの勝利は、記憶に残るレースとなった。

    「ルーカス・ディ・グラッシは、フォーミュラEにおいて、現在もっとも優秀なドライバーです」と、Audi Motorsport責任者のディーター ガスは述べた。

    「特に、モントリオールで開催された土曜日のレースは、素晴らしいの一言に尽きます。ニューヨークの後、多くの人々は、彼が逆転してタイトルを獲得するとは思っていなかったでしょう。しかしルーカス・ディ・グラッシは、一瞬たりともあきらめずに、最高のパフォーマンスを発揮するために、チーム全体を鼓舞し続けました。ハンス-ユルゲン ダニエル・アプトとトーマス ビエルマイヤー率いるチームは、見事に仕事をやってのけました。パフォーマンスの面では、ルーカス・ディ・グラッシにわずかに及ばなかったダニエル・アプトも、モントリオールでは力強い走りを見せて、最高のフィナーレを迎えることができました。私たちアウディに続いて、BMW、メルセデスベンツ、そしてポルシェが参戦することは、完全な電気自動車によるこの未来志向のレースシリーズが、ますます重要なものになっていることを意味しています。今年の12月に香港で開催される新しいフォーミュラEシーズンの開幕戦を今から楽しみにしています。ワークスチームとして参戦する来シーズンは、アウディのモータースポーツ史に新たな章を追加することになるでしょう。パートナーであるABT及びSchaefflerと共に、ますます競争が激化するこのシリーズにおいて、我々は非常に有利なポジションを確保していると言えるでしょう」

    ルーカス・ディ・グラッシは、8月11日にブラジルのサンパウロで生まれた。現在は、妻のビアンカと共にモナコに住んでいる。ルーカス・ディ・グラッシは、2005年のモナコF3グランプリで優勝した後、テスト&レーシングドライバーとしてF1へステップアップ。その後、2012年にアウディに移籍して、FIA世界耐久選手権(WEC)に参戦。ルマン24時間レースでは、3度の表彰台を獲得している。彼は、フォーミュラE設立当初からテストドライバーとして参加し、このレースシリーズの実現に大きく貢献している。そして今回、新チャンピオンに輝いた。

  • 【フォーミュラE】 ルーカス・ディ・グラッシがチャンピオン獲得!

    【フォーミュラE】 ルーカス・ディ・グラッシがチャンピオン獲得!

    フォーミュラE 最終戦 モントリオールePrixの決勝が30日(日)に行われ、ルーカス・ディ・グラッシ(ABTシェフラー アウディスポーツ)がシーズン3のチャンピオンに輝いた。

    カナダでの初開催となるモントリオール大会は、3rdシーズンのフィナーレとして7月29日・30日にダブルヘッダーで行われる。コースはヴィジェ通り東からラジオ・カナダを通る特設コース(2.745m)。

    ランキング首位のルーカス・ディ・グラッシは2位のセバスチャン・ブエミ(ルノー e.dams)に18ポイント差をつけて最終戦を迎えた。

    レースはオープニングラップから波乱の展開。1コーナーで複数のクラッシュがあり、セバスチャン・ブエミもリアウイングを翼端板を損傷。オレンジボール旗が出されて修復を余儀なくされ、最後尾まで後退する。

    優勝は、3番グリッドからスタートしたジャン・エリック・ベルニュ。テチーターに初勝利をもたらした。2位にはフェリックス・ローゼンクヴィスト(マヒンドラ レーシング)、3位にはホセ・マリア・ロペス(DSヴァージン レーシング)が続いた。

    ルーカス・ディ・グラッシは7位でフィニッシュ。対するセバスチャン・ブエミは11位でノーポイント。

    最終的に24ポイント差をつけてルーカス・ディ・グラッシがシーズン3のドライバーズチャンピオンを獲得。チームタイトルはルノー e.damsが獲得した。

    フォーミュラE 2016/2017 最終戦 モントリオールePrix 結果

    順位 No ドライバー チーム
    1 25 ジャン・エリック・ベルニュ テチーター
    2 19 フェリックス・ローゼンクヴィスト マヒンドラ レーシング
    3 37 ホセ・マリア・ロペス DSヴァージン レーシング
    4 2 サム・バード DSヴァージン レーシング
    5 23 ニック・ハイドフェルド マヒンドラ レーシング
    6 66 ダニエル・アプト ABTシェフラー アウディスポーツ
    7 11 ルーカス・ディ・グラッシ ABTシェフラー アウディスポーツ
    8 33 ステファン・サラザン テチーター
    9 7 ジェローム・ダンブロシオ ファラデーフューチャー ドラゴンレーシング
    10 4 トム・ディルマン ヴェンチュリー フォーミュラE
    11 9 セバスチャン・ブエミ ルノーe.ダムス
    12 20 ミッチ・エバンス パナソニック ジャガーレーシング
    13 27 ロビン・フラインス アンドレッティ フォーミュラE
    14 47 アダム・キャロル パナソニック ジャガーレーシング
    15 28 アントニオ・ダ・コスタ アンドレッティ フォーミュラE
    16 3 ネルソン・ピケJr. ネクストEVニオ
    17 88 オリバー・ターベイ ネクストEVニオ
    18 5 マーロ・エンゲル ヴェンチュリー フォーミュラE
    19 6 ロイック・デュバル ファラデーフューチャー ドラゴンレーシング
    20 8 ニコラス・プロスト ルノーe.ダムス