タグ: ドイツグランプリ

  • レッドブル:マックス・フェルスタッペンが4位入賞 / F1ドイツGP

    レッドブル:マックス・フェルスタッペンが4位入賞 / F1ドイツGP

    レッドブル・レーシングは、F1ドイツGPの決勝レースで、マックス・フェルスタッペンが4位入賞。ダニエル・リカルドはマシントラブルによるリタイアでレースを終えた。

    マックス・フェルスタッペン (4位)
    「かなりカオスなレースだったので、4位フィニッシュは良い結果だったと思うし、クルマはレースを通して強かった。後半に天候が変化したことで決断が難しい日だった」

    「最初に雨が降り始めたときにターン6で小さくスライドしたので、インターミディエイトに交換するためにピットに入ることに決めた。ピットを出てすぐにターン6に着いたら再び乾いていた。うまくいかないことがわかったし、できたかもしれないけど、残念ながら、雨は十分に続かなかった。このような決断がうまくいくときもあれば僕たちが今日経験したようにうまくいかないときもある。セーフティカーによって結果には影響がなかったけど、その時は試してみる価値があった。豪雨になるのがほんの少し遅すぎたし、もっと降っていたかもしれないけど、乾いたコンディションに合わせなければならなかった。僕たちはハンガリーで良い結果を出せる良い状態にあるはずだし、来週をすでに楽しみにしている」

    ダニエル・リカルド (リタイア)
    「最初の10~15周くらいはミディアムタイヤで本当に難しかったし、ほとんどグリップがなかった。レースは僕たちの方に向いていたと思うけど、最初の数周は本当に耐える必要があったし、1台ずつ抜いていかなければならなかった。一度クリーンエアに出た後は1分18秒台で走れていたし、その時点では競争力があったと思うけど、実際は今日は自分たちの実力を核にするチャンスは巡ってこなかった。ミディアムタイッヤで長く走れたはずだし、その戦略は終盤に機能していたと思う。29周目にダーン6でダウンシフトしたときに異音が聞こえて、コーナーの立ち上がりで加速したときにパワーを失い、エンジンが変な音を出し始めた。すぐに無線が入り、チームは路肩に寄せるように言ってくると思ったら、その通りだった。詳細はわからないけど、エンジンの何かの故障だ。今日はペナルティを受けていたのでかなりフラストレーションを感じている。いずれにしろ、そうなっていただろうし、それがレースだ。今シーズンはあまりに頻繁にこのような立場にいるような気がする。痛手だ。いつもそうだ。今回のレースのことは忘れてしまうかもしれないけど、観客のことは忘れないだろう。今日は来てくれたみんなに会うことができて本当に嬉しかったし、彼らは僕たちがここに来るのが最後になるかもしれないことを知っていると思う。彼らにとっては良いショーだったけど、僕にとってはそうではなかった。1週間後、僕たち全員が夏休みにい入る前に勝てることを期待している」

    クリスチャン・ホーナー (レッドブル・レーシング チーム代表)
    「マックスは好スタートを決めてオープニングラップでキミにチャレンジすることができた。タイヤが全体的なレース戦略で重要な要素になり、状況はすぐに落ち着いた。一方でダニエルはエンジンペナルティを受けて後方からスタートし、良い進歩を果たしていた。あの時点で雨の脅威はあったが、いつくるかを正確に予想するのは困難だった。残念ながら、29周目にダニエルのエンジンが故障した。すでにペナルティを受けていたのでとりわけ失望している。マックスは1ストップ戦略で4番手を走っており、雨が降り出した頃はマックスを含めて数台が膨らんでいたので、ギャンブルに出てインターミディエイトタイヤに交換するためピットに呼び入れることにした。残念ながら、雨が十分に降らなかったのでインターミディエイトタイヤは駄目になってしまったので、マックスはソフトタイヤを履くためにもう一度ピットに戻らなければならなかった。我々のポジションは後ろからの脅威がなかったので、ギャンブルに出る価値はあったと思うが、今回は成果を挙げなかった。その後、セーフティカー導入で全体がひとまとめになったが、マックスは今日の我々のペースを物語る4位でラインを通過した」

    関連:F1ドイツGP 結果:ルイス・ハミルトンが波乱のレースで大逆転優勝!

  • フェラーリ:キミ・ライコネンが3位表彰台 / F1ドイツGP

    フェラーリ:キミ・ライコネンが3位表彰台 / F1ドイツGP

    フェラーリは、F1ドイツGPの決勝レースで、キミ・ライコネンが3位表彰台を獲得。セバスチャン・ベッテルは単独クラッシュによるリタイアでレースを終えた。

    キミ・ライコネン (3位)
    「今日はかなり難しいレースだった。意外なことに、いくつかのコーナーではそれなりにグリップがあったし、逆にまったくないところもあった。特にターン2とターン6で雨を感じた。いつスローダウンするべきか、どこにグリップがあるかを伝えるのは難しい」

    「もちろん、ブレーキングゾーンでは自分で決断しなければならないし、予想よりもウェットだった場合はやれることはほとんどない。簡単なことではないけど、最高を判断をしようとしていたし、僕たちは適切な判断ができたと思う。セーフティカーが入り前が最もトリッキーな瞬間だった。雨が強くなっているように感じたけど、どういうわけかそれなりのグリップがあったけど、突然、グリップが酷くなった。ある時点ではバックマーカーと危険な瞬間があって、残念ながら、2位を奪われてしまった。いろいろな意味で今日はもっと良い一日にできたかもしれないけど、受け入れなければならない。その状況を考えれば、最大限に生かせたと思う」

    セバスチャン・ベッテル (リタイア)
    「あまり言うことはない。小さなミスが結果に大きく影響を及ぼした。コーナーであまりにブレーキが遅すぎて、フロントタイヤ、そのあとリアタイヤがロックしてしまい、どうやってもクルマを曲げることができなかった。その前までは全てを管理できていたと思う。僕たちにはペースがあったし、その時点までレースをコントロールしていた。僕のミスだし、がっかりしているけど、まだ自分たちの実力を示さなければならないとは思っていない。僕たちはあらゆる場所で競争力があることを示していたし、来週のハンガリーを楽しみにしている」

    マウリツィオ・アリバベーネ (フェラーリ チーム代表)
    「チームにとって特に緊張をはらんだ週末だったし、勝利を手にして、我々のクルマにその仕事ができることを示すことが重要だった。残念ながら、状況は計画通りには進まなかった。キミは素晴らしいレースを走り、表彰台を獲得した。これから我々は夏休み直前に最高の仕事をする決意をもってすぐにハンガリーに向かう」

    関連:F1ドイツGP 結果:ルイス・ハミルトンが波乱のレースで大逆転優勝!

  • ルイス・ハミルトン、規約違反も優勝に影響なし / F1ドイツGP

    ルイス・ハミルトン、規約違反も優勝に影響なし / F1ドイツGP

    F1ドイツGPの決勝でトップでチェッカーを受けたルイス・ハミルトンは、レース終盤にピットエントリーとコースとの間の白線を横切ったことでスチュワードの審議を受けたが、順位に影響を与えるペナルティは科せられず、優勝が確定した。

    52周目。トップを走行していたセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)が雨でグリップを失いコースアウトしてリタイア。これによりセーフティカーが導入される。

    ここでメルセデスは急遽タイヤ交換のためのダブルストップを試みる。最初にピットに入ったのは2番手を走行していたバルテリ・ボッタス。しかし、ピット内は混乱してタイヤは用意されておらず、バルテリ・ボッタスのタイヤ交換にかなりの時間を要する。

    この時点で2番目にピットインする予定だったルイス・ハミルトンはすでにピットレーン入口に差し掛かっていた。メルセデスからの無線は「ステイアウトだ!インだ!いや、ステイアウトだ」とパニックになりながらも、土壇場でなんとかコース上に留まるように指示。ルイス・ハミルトンはぎりぎりでコースとピットレーン入り口の間にある芝生を乗り越えてコースに戻った。

    国際競技規約では、不可抗力である場合を除き、ピットレーンに進入するマシンがピットレーンとコースを隔てる線を横断することは禁じられている。

    メルセデスのチーム代表トト・ヴォルフは無線のやりとりの一部が失われていたと主張している。

    「あの時、コース上はかなり混乱しており、正しい判断を下すのは非常に難しかった」とトト・ヴォルフはコメント。

    「無線のやり取りの一部が失われ、最終的には彼がステイアウトを決断した。しかし、結果的にはそれでギャンブルを分散できたので、我々にとってはよかった。あれが正しい判断だったことも分かっている」

    レース後、スチュワードはこの件を審議対象とし、ルイス・ハミルトンとメルセデスの代表者を呼び出して事情聴取を行った。その結果、スチュワードは、ルイス・ハミルトンは規則に違反したが、タイムペナルティには及ばない判断し、戒告処分に留めた。

    スチュワードは「スチュワードは映像および音声の証拠を見直し、カーナンバー44のドライバー(ルイス・ハミルトン)とチーム代表者から聴取した。当該ドライバーは明らかにコースとピットエントリーを隔てるラインを横断しており、ルールに違反していることは明白だ」と声明で述べた。

    「今回の違反に対する処分を決定するにあたり、我々は以下の軽減要素を考慮した。(i)当該ドライバーおよびチームは率直にミスを認め、ステイアウトするかピットに入るかについてチーム内で混乱があたことで違反に至ったと認めている。(ii)今回の違反がセーフティカー導入中に発生した事実。(iii)他の競技者にいかなる危険も及ぼしておらず、方向転換は安全な形で実行されていた。以上をすべて考慮し、また、上記のルールに関する過去の違反を踏まえた結果、我々は今回の場合における違反については戒告処分が適切なペナルティであるとの意見である」

    ルイス・ハミルトンは、2位のバルテリ・ボッタスと4.535秒差、キミ・ライコネンと6.732秒でフィニッシュしており、タイムペナルティが科せられていた場合は優勝を失う可能性があった。

    関連:F1ドイツGP 結果:ルイス・ハミルトンが波乱のレースで大逆転優勝!

  • 【動画】セバスチャン・ベッテル、トップ快走中にクラッシュリタイア

    【動画】セバスチャン・ベッテル、トップ快走中にクラッシュリタイア

    セバスチャン・ベッテルは、トップ快走していたF1ドイツGPの決勝のレース終盤、濡れた路面で単独クラッシュ。母国レースをリタイアで終えることになった。

    ポールポジションからスタートしたセバスチャン・ベッテルは、序盤はトップでレースをコントロール。戦略の違いで一時はキミ・ライコネンの後ろで耐える時間はあったものの、チームオーダーで前に出て以降は勝利は確実かと思われた。

    しかし、レース終盤にサーキットには局地的な雨が。セバスチャン・ベッテルは67周のレースの57周目にスタジアムセクションでコーナーを曲がり切れずにウォールにクラッシュ。まさかのクラッシュでレースを終えた。

    テレビクルーからこのような悲劇的な結果をどのように処理するかと質問されたセバスチャン・ベテルは「僕はウォールにいた。そして、そこから抜け出せないことを理解した。あなたならそれをどのように処理する?」と逆に質問だ。

    「大きなミスだったとは思わないけど、リタイアすることになったので大きな影響があった。でも、今夜眠れないほどではない。自分のミスだからね」

    「その時点まではすべてがスイートだったのでがっかりしている。僕たちに雨は必要なかったね」

    セバスチャン・ベッテルは、ポールポジションを獲得して、レースをリードした今週末のフェラーリのパフォーマンスをポジティブに受け止めていると語る。

    「僕たちには強いクルマがあるし、自信を持っていいと思う。他の誰よりもね」とセバスチャン・ベッテルはコメント。

    「とてもポジティブな週末だった。そのたったひとつの瞬間だし、僕のミスだった。チームに謝らなければならない。彼らはすべてを正しくやっていたし、僕に委ねられていた。小さなミスだったけど、大きな失望になった」

    レースではルイス・ハミルトンが優勝し、チャンピオンシップの首位を奪還。残り10レースでベッテルとの差は17ポイントとなった。

    関連:F1ドイツGP 結果:ルイス・ハミルトンが波乱のレースで大逆転優勝!

  • トロロッソ・ホンダ、モナコGP以来5戦ぶりのポイント獲得

    トロロッソ・ホンダ、モナコGP以来5戦ぶりのポイント獲得

    トロロッソのチーム代表フランツ・トストが、F1ドイツGPのトロロッソ・ホンダの決勝レースを振り返った。

    レース中の降雨が明暗を分けるも、トロロッソ・ホンダの2台は粘りの走りでアゼルバイジャンGP以来となる2台揃っての完走を果たした。ブレンドン・ハートレーは10位入賞を果たし、アゼルバイジャン以来のポイント獲得。ピエール・ガスリーはタイヤ戦略が功を奏さず、14位に終わった。

    「後方グリッドからレースをスタートすることは、決して簡単なことではなかった。しかし両ドライバーともにいいスタートを切ってくれたし、レース中もそれぞれの状況に合わせたパフォーマンスを見せてくれたと思う」とフランツ・トストはコメント。

    「ブレンドンにとってはポイント獲得の一戦となり、とても喜ばしい結果になった。ピエールは、雨が降り始めた時に雨量がさらに増えると予想し、ピットストップを行いウエットタイヤへ変更する賭けに出たが、天候は味方せず、作戦成功とはならなかった。ピエールには大変申し訳なく思っているが、ときには挑戦することも必要であり、残念ながら今回は我々が選んだ作戦が奏功しなかった」

    「マシンのパフォーマンスはレース中に改善が見られ、いいラップタイムで走った周もあった。よかった面は自信に繋げ、次戦のブダペストでさらに強いチームのパフォーマンスを見せられるよう準備したいと思う」

    関連:
    ・ブレンドン・ハートレー 「耐久レースの経験を役に立てることができた」
    ・ピエール・ガスリー 「リスクを負ってでもタイヤ戦略に賭けた」
    ・ホンダF1 「ポイント獲得もパッケージにはまだ課題が多い」

  • ブレンドン・ハートレー 「耐久レースの経験を役に立てることができた」

    ブレンドン・ハートレー 「耐久レースの経験を役に立てることができた」

    トロロッソ・ホンダのブレンドン・ハートレーは、F1ドイツGPの決勝レースで10位入賞を果たし、アゼルバイジャン以来のポイント獲得した。

    予選18番手のブレンドン・ハートレーは、ペナルティーによるグリッド降格車が出たことでスターティンググリッドが2つ繰り上がり、8列目16番手からのスタート。スタートにはソフトタイヤを選択した。

    スタート、そして1周目は大きな混乱もなく過ぎ、ハートレーは18番手で走行を続けた。

    20周前後から、タイヤ交換のためにピットインするマシンが出始め、ハートレーも28周を終えてピットイン。

    終盤、雨が強くなり、52周目には、トップを走行していたマシンが雨でグリップを失いコースアウト。これによりセーフティカーが導入される。このタイミングで、ハートレーはピットインし、ウルトラソフトタイヤに交換。終盤の追い上げを狙う。このセーフティカーの間に、タイヤ交換を行うマシンが相次ぎ、セーフティカー先導が終了する57周目には、ハートレーは9番手までポジションを上げた。

    残り10周となった終盤、激しい入賞争いが展開される。ハートレーは激しく追い上げてくる後続にパスされ、11番手でチェッカーフラッグを受けたが、前車にタイムペナルティーが科され、10位に繰り上がり入賞を果たした。

    ブレンドン・ハートレーはアゼルバイジャンGP以来のポイント獲得。チームにとってもモナコGP以来5戦ぶりのポイントとなった。

    「今日のレースにはとても満足している」とブレンドン・ハートレーはコメント。

    「レース序盤はウィリアムズの後ろで苦戦したが、いいバトルをすることができた。固めのコンパウンドのタイヤを使用していたときのほうがマシンのペースはよく、終盤でウルトラソフトを履いたら逆に難しく感じた。グロージャンに抜かれてしまったのは悔しかったが、彼のほうが明らかにペースはよかったので仕方のない結果だったと思う」
    「レース中は安全に走ることを優先し、雨が降り始めたときは一か八かコース上に留まることを選択した。コンディションが変わっていく中、チームと僕の間で密にコミュニケーションを取り、終盤ではその成果が現れたと思う」

    「耐久レースでの経験を今回の作戦成功に役に立てることができ、その結果ポイントをチームに持ち帰ることができて本当にうれしいレースになった!」

    関連:F1ドイツGP 結果:ルイス・ハミルトンが波乱のレースで大逆転優勝!

  • ピエール・ガスリー 「リスクを負ってでもタイヤ戦略に賭けた」

    ピエール・ガスリー 「リスクを負ってでもタイヤ戦略に賭けた」

    トロロッソ・ホンダのピエール・ガスリーは、F1ドイツGPの決勝レースを14位で終えた。

    予選17番手のピエール・ガスリーはパワーユニットを交換したことにより、ペナルティーを科され最後尾からのスタート。これはトラブルではなく、予選順位を考慮した上で、今後の戦いに向けて、パワーユニットのスペアを確保する目的で戦略的に交換を行ったもの。

    ソフトタイヤを選択したピエール・ガスリーは1周目に18番手にポジションを上げるが、3周目には20番手に下がる。

    20周前後から、タイヤ交換のためにピットインするマシンが出始めたが、雨が近づいている予報もあり、ガスリーはタイヤ交換を引き延ばす作戦へ。他車のピットインにより12番手までポジションを上げたガスリーは、タイヤが厳しくなり15番手まで後退するが、レースが終盤に向かう40周過ぎ、コースの一部に雨が降り始めた。雨は次第に強さを増し、インターミディエイトタイヤに交換するマシンが出始める。

    チームは雨が強くなることに賭け、ガスリーのマシンを43周目にウエットタイヤに交換。しかし、雨が収まり始めたことで、その作戦は功を奏さず、ペースの上がらないガスリーは46周目に再びピットに戻りウルトラソフトタイヤに交換。ポジションを19番手に落とした。

    それでも終盤粘りの走りを見せたピエール・ガスリーは14位完走を果たした。

    「戦略的理由でパワーユニット交換をし、最後尾スタートのペナルティーを受けたので、今日のレースは簡単な一戦にはならないと覚悟を決めて挑んだ」

    「失うものはなにもないことが、立てた戦略に忠実に戦うことを後押ししてくれたと思う。天気の変化を読むのが難しく、雨が強まることに賭けてウエットタイヤに変更したが、雨量は思ったより少なく増えることもなかった。乾いてきた路面によって、温まりすぎたウエットタイヤで走行を続けるのは困難だったので、戦略外のピットストップを急遽行いウルトラソフトタイヤに変更した」

    「結果この作戦は上手く作用はしなかったが、あのときはリスクを負ってでも遂行するべきだったと思う。今大会は思う通りになかなか運ぶレースではなかったが、気持ちを新たに来週のブダペストに向けて集中したいと思う」

    関連:F1ドイツGP 結果:ルイス・ハミルトンが波乱のレースで大逆転優勝!

  • ホンダF1 「ポイント獲得もパッケージにはまだ課題が多い」

    ホンダF1 「ポイント獲得もパッケージにはまだ課題が多い」

    ホンダF1のテクニカルディレクターを務める田辺豊治が、ブレンドン・ハートレが10位入賞、ピエール・ガスリーが14位完走を果たしたトロロッソ・ホンダのF1ドイツGPの決勝レースを振り返った。

    トロロッソ・ホンダは、ブレンドン・ハートレーが16番グリッド、ピエール・ガスリーは“戦略的”な理由によってパワーユニットを交換し、最後尾20番グリッドからスタートした。

    ソフトタイヤでスタートしたブレンドン・ハートレーは、ダニエル・リカルドのリタイアによるダブルイエロー時にピットインしてミディアムに交換。終盤に雨が降り、セバスチャン・ベッテルがクラッシュしてセーフティカーが入った際にウルトラソフトに交換。一時は7番手に浮上するも、徐々に順位を落として11位でチェッカー。しかし、カルロス・サインツに10秒ペナルティが科せられたことで1つ繰り上がり10位入賞。自身2度目のポイントを獲得した。

    ピエール・ガスリーもソフトタイヤでスタート。後方で苦しい戦いを強いられ、終盤に雨が降った際にフルウェットに交換するギャンブルに出たが、コンディションはそこまでウェットにはならず、再度ピットインして順位を落とす。だが、その後も粘り強い走りで14位でフィニッシュした。

    「予測が難しい雨により波乱となったレースの中で、2台のマシンが完走できたことはよかったと思います」と田辺豊治はコメント。

    「また、ハートレー選手は16番手からのスタートでしたが、最後に粘りを見せて確実にポイントを獲得してくれました」

    「ただ、ここ数戦を観ると我々のパッケージにはまだ課題が多いと思っています。来週のハンガリーGPにむけて早急に現状分析を行い、パフォーマンス改善に努めます」

    関連:F1ドイツGP 結果:ルイス・ハミルトンが波乱のレースで大逆転優勝!

  • 動画 | ピエール・ガスリー、フルウェットのギャンブル不発

    動画 | ピエール・ガスリー、フルウェットのギャンブル不発

    トロロッソ・ホンダのピエール・ガスリーは、強い雨が降り出したF1ドイツGPのレース終盤にさらなる雨に賭けて唯一フルウェットタイヤに交換。しかし、路面はドライタイヤが有利なままであり、ギャンプルは失敗に終わった。

    43周目。サーキットにはセクター2にだけ局地的に強い雨が降った。このタイミングでシャルル・ルクレール、フェルナンド・アロンソ、マックス・フェルスタッペン、そして、ピエール・ガスリーがウェットタイヤに交換するという賭けに出る。

    他の3名はインターミディエイトを選択したが、最後尾スタートから12番手まで順位を上げていたピエール・ガスリーのみフルウェットを選択。

    しかし、その時点でセクター1とセクター3はドライなままであり、インターミディエイトでも苦しい状況。フルウェットを選択したピエール・ガスリーは逆にドライの路面でコーナーを曲がり切れずにコースオフするなどギャンブルは失敗。

    結局、ピットインしてウルトラソフトに交換して最下位に転落。そこから粘り強く走ったガスリーは最終的に14位でレースを完走した。

    関連:F1ドイツGP 結果:ルイス・ハミルトンが波乱のレースで大逆転優勝!

  • F1ドイツGP 結果:ルイス・ハミルトンが波乱のレースで大逆転優勝!

    F1ドイツGP 結果:ルイス・ハミルトンが波乱のレースで大逆転優勝!

    2018年のF1世界選手権 第11戦 ドイツGPの決勝レースが7月22日(日)にホッケンハイムリンクで行われ、ルイス・ハミルトンが波乱のレースで大逆転勝利を挙げた。バルテリ・ボッタスも2位に続き、メルセデスが母国レースで1-2フィニッシュを飾った。

    トロロッソ・ホンダは、ブレンドン・ハートレーが10位入賞。ピエール・ガスリーは14位でレースを終えた。

    2年ぶりのF1ドイツGPの舞台となるのはホッケンハイムリンク。DRSゾーンは1箇所追加されて3箇所となっている。セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)、ニコ・ヒュルケンルグ(ルノー)、そしてメルセデスの母国レースとなるドイツGPの決勝日には16万5000人がサーキットを訪れた。

    予選ではポイントリーダーのセバスチャン・ベッテルがポールポジション。一方、ライバルのルイス・ハミルトン(メルセデス)はマシントラブルで14番手と対照的な結果となった。

    日曜日のホッケンハイムは晴れてはいるものの、上空には雨雲が垂れ込め、降水確率60%の予報。現地時間15時10分、気温25℃、路面温度41℃のドライコンディションでフォーメーションラップが開始した。

    レースはポールポジションからスタートしたセバスチャン・ベッテルがコントロールする展開。しかし、終盤にサーキットに局地的な雨が。この雨がレースに大きな波乱を巻き起こす。

    52周目にセバスチャン・ベッテルがコーナーを曲がり切れずにウォールにクラッシュ。まさかのリタイアとなる。レースにはセーフティカーが導入され、ここでトップに立ったのが14番手からスタートしたルイス・ハミルトン。そのままトップを守り、今季4勝目。ドライバーズランキングで首位に返り咲いた。

    2位にはバルテリ・ボッタスが続いてメルセデスが母国レースで1-2フィニッシュを達成。コンストラクターズ選手権の首位も奪還した。3位にはキミ・ライコネン(フェラーリ)が続いた。

    以下、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)、ニコ・ヒュルケンベルグ、ロマン・グロージャン(ハース)、セルジオ・ペレス(フォース・インディア)、エステバン・オコン(フォース・インディア)、マーカス・エリクソン(ザウバー)、ブレンドン・ハートレー(トロロッソ)まで入賞となった。ブレンドン・ハートレーは自身2回目のポイント獲得。

    レース終了後、表彰台セレモニーが行われているときには雷雨が。ルイス・ハミルトンにとって天候が味方したレースとなった。

    2018年 第11戦 F1ドイツGP 決勝 結果

    順位 No ドライバー チーム
    1 44 ルイス・ハミルトン メルセデス
    2 77 バルテリ・ボッタス メルセデス
    3 6 キミ・ライコネン フェラーリ
    4 33 マックス・フェルスタッペン レッドブル
    5 27 ニコ・ヒュルケンベルグ ルノー
    6 11 セルジオ・ペレス フォース・インディア
    7 31 エステバン・オコン フォース・インディア
    8 8 ロマン・グロージャン ハース
    9 9 マーカス・エリクソン ザウバー
    10 28 ブレンドン・ハートレー トロロッソ・ホンダ
    11 20 ケビン・マグヌッセン ハース
    12 55 カルロス・サインツ ルノー
    13 2 ストフェル・バンドーン マクラーレン
    14 10 ピエール・ガスリー トロロッソ・ホンダ
    15 16 シャルル・ルクレール ザウバー
    16 14 フェルナンド・アロンソ マクラーレン
      18 ランス・ストロール ウィリアムズ
      5 セバスチャン・ベッテル フェラーリ
      35 セルゲイ・シロトキン ウィリアムズ
      3 ダニエル・リカルド レッドブル

    【レース展開】
    ピレリは、F1ドイツGP用のタイヤとしてミディアム(白)、ソフト(黄)に加え、ウルトラソフト(紫)の3つのコンパウンドを選択。レースではミディアムもしくはソフトのどちらかの使用が義務付けられている。

    トップ10は全員がウルトラソフトでスタート。後方ではエステバン・オコンがウルトラソフト、ダニエル・リカルドがミディアム、それ以外はソフトを選択した。

    オープニングラップではトップ4の順位は変わら。トップ10内ではヒュルケンベルグが6番手、ペレスが8番手に順位を上げている。

    2周目を終えた時点でキミ・ライコネンがバイザーに雨粒がついていることを報告している。

    14番グリッドスタートのルイス・ハミルトンは4周目にはポイント圏内の10番手まで順位を上げ、14周目には中団勢を抜いて5番手まで順位を取り戻す。

    対照的に19番グリッドからミディアムでのスタートを選んだダニエル・リカルドは抜きあぐねており、13番手で苦戦を強いられている。

    トップのセバスチャン・ベッテルは、2番手のバルテリ・ボッタスに約3.5秒の差をキープしながらタイヤをマネジメントしている。

    15周目、3番手を走行していたキミ・ライコネンがピットイン。ソフトタイヤに交換してハミルトンの前の4番手でコースに復帰する。

    19周目、7番手を走行していたニコ・ヒュルケンベルグがピットイン。ミディアムに交換して15番手でコースに復帰する。ここでダニエル・リカルドがポイント圏内の10番手に順位を上げる。

    21周目、6番手を走行していたケビン・マグヌッセンがピットイン。ミディアムに交換して10番手でコースに復帰。

    ここで中団勢が続々とピットイン。カルロス・サインツはミディアム、シャルル・ルクレールはソフト、ロマン・グロージャンはミディアム、セルジオ・ペレスはソフトに交換するなど選択は様々だ。

    26周目、トップを走行していたセバスチャン・ベッテルがピットイン。キミ・ライコネンの後ろ、ルイス・ハミルトンの前の4番手でコースに復帰する。

    29周目、見た目上のトップを走行していたバルテリ・ボッタスがピットイン。ソフトに交換してハミルトンの後ろの5番手でコースに復帰。

    ここで最後列から6番手まで順位を上げていたダニエル・リカルドがマシントラブルでコース上にストップし、リタイアとなった。

    30周目、マックス・フェルスタッペンがピットイン。ソフトに交換してボッタスの後ろの5番手でコースに復帰する。

    キミ・ライコネンの後ろを走行してタイヤに影響を受けているセバチャン・ベッテルが無線で不満を訴えているが、フェラーリはチームオーダーを出さない。二人の差は約1秒まで迫っている。

    38周目、ようやくフェラーリがチームオーダーを発令。セバスチャン・ベッテルを前に出す。タイヤを理由にした回りくどい言い方にライコネンは思わず愚痴をこぼしている。

    雨雲でサーキットがやや暗くなってきた43周目、3番手を走行していたルイス・ハミルトンがピットイン。ウルトラソフトに交換して5番手でコースに復帰する。

    翌周にサーキットにはセクター2だけ局地的に雨が。ザウバーがシャルル・ルクレール、マクラーレンがフェルナンド・アロンソをピットに呼び込みインターミディエイトを装着する。トロロッソ・ホンダはピエール・ガスリーにフルウェットを履かせた。

    まだコンディションはドライの47周目、4番手を走行していたマックス・フェルスタッペンがピットインし、インターミディエイトに交換するギャンブルに出る。

    49周目、シャルル・ルクレール、ピエール・ガスリー、マックス・フェルスタッペンがウルトラソフトに戻し、50周目にはフェルナンド・アロンソもソフトに戻す。

    52周目、バルテリ・ボッタスがキミ・ライコネンを抜いて2番手に浮上。

    直後、セバスチャン・ベッテルがセクター3でコースオフしてウォールにクラッシュ。セーフティカーが導入される。

    ここでトップを走行していたバルテリ・ボッタスがピットイン。しかし、タイヤが用意されておらず、大きくタイムロス。3番手に順位を落としてコースに復帰する。

    54周目、キミ・ライコネンがピットインしてウルウトラソフトに交換。ボッタスの後ろの3番手でコースに復帰し、トップはルイス・ハミルトンとなる。

    雨がまだコース上に降るなか、中団でもドライ⇔ウェットとタイヤ交換が入り乱れて順位が大きく動く。

    残り10周でレースは再開。バルテリ・ボッタスがルイス・ハミルトンに仕掛けたが、抜くには至らず。ここでメルセデスがオーダーを出したようでボッタスはバックオフする。

    そこからはルイス・ハミルトンがファステストを連発してトップでチェッカー。見事な大逆転劇を演じた。