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  • トロロッソ 「STR14はチーム史上で“最も複雑”なF1マシン」

    トロロッソ 「STR14はチーム史上で“最も複雑”なF1マシン」

    トロロッソのテクニカルディレクターを務めるジョディ・エギントンは、ホンダのF1エンジンを搭載した2019年F1マシン『STR14』はこれまでチームが設計してきたなかで“最も複雑”なF1マシンだと語る。

    今年からホンダはレッドブル・レーシングにもF1エンジンを供給。これにより、トロロッソはギアボックスやリアサスペンションを含め、レッドブル・レーシングと同じリアエンドを共有することになる。

    2018年からルノーからホンダにF1エンジンを変更したトロロッソだが、決定が2017年の終盤になったことで十分にマシンを最適化することができなかった。

    「今年の我々のシャシーは、パワーユニットと統合するという点でおそらく我々が行ってきたなかで最も複雑だ。昨年マシンよりもはるかに複雑になっている」とジョディ・エギントンはコメント。

    「昨年はそうすることができなかった。一晩で整えられるようなものではないからね。だが、パワーユニットサプライヤと協力してすべてを最適化する機会があった」

    「そして、レッドブルも彼らが関係している部分で同じことをした。ホンダは、すべての意向と目的に対して、2チームに同じエンジンを提供している。レッドブルは満足していると思うし、我々も得られたものにとても満足している」

    ジョディ・エギントンは、ホンダと仕事をすることによって、トロロッソがパッケージを随分と最適化できるようになったと語る。

    「設計プロセスをより早くにスタートさせることができた」とジョディ・エギントンはコメント。

    「ウエストゲートアクチュエータの位置など、かなりマイナーなことでもそうだ。重要な要素ではないが、十分に早くから考え、すべてに適合した場所に配置することができれば、最後の段階で「くそっ、なんでここにあるんだ」と気付くことようなことはない。カスタマーパワーユニットでは与えられたものでどうにかするしかない。

    「“与えられたものをどのように使用するのがベストか”というのではなく、“どのようなことを望んでいますか?”と言ってくれるサプライヤーと仕事をスタートさせた瞬間だった。

    「エンジンが確定したのは2017年の後半だったので、昨年はホンダと一緒にいくつかの変更を加える可能性があった。だが、そこまで多くはなかった。今年はレッドブルとホンダにいくつか質問をすることができた。」

    ジョディ・エギントンは、1年以上ホンダと仕事をしてきたことの利点として、トロロッソが空力的観点からより強いクルマを生産することができたと楽観的だ。

    「冷却をできる限り最適化することができれば、すべてを収納するために必要なボリュームが少なくて済むため、空力チームの自由度は高まる」とジョディ・エギントンはコメント。

    「それは物事をより統合することを可能にし、あまりにも適切ではない多すぎる冷却やボディワーク構成を抱えることなく、空力スタッフが望んでいることをするためおより多くの自由を与えることができる」

    「2年目はその機会を得ることができた。それに加えて、我々は昨年初めからホンダと非常に連携しており、彼らと良い関係を築いてきた。コミュニケーションを図り、確実に正しいことを行うのがより容易にできるようになった」

    「そこにレッドブルも加わったことで、そのプロセスをさらに推進することができ、解決策を見つけることがより簡単になる。早めにPUサプライヤーと協議し、議論する時間が増えている」

  • トロロッソ 「レッドブルとホンダが組むことはベストな選択」

    トロロッソ 「レッドブルとホンダが組むことはベストな選択」

    トロロッソのF1チーム代表を務めるフランツ・トストは、ホンダF1とレッドブル・レーシングがタッグを組むことは“ベストな選択”だと語る。

    昨年、ホンダとワークスパートナーシップを結んだトロロッソは、バーレーンGPで4位入賞して、ホンダがF1に復帰して以降のベストリザルトを獲得するとともに、シーズンを通してホンダのF1エンジンの改善に大きな役割を果たした。

    今年から上位チームのレッドブル・レーシングがホンダとパートナーシップを締結。レッドブル・ファミリーとして2台4台体制でF1を戦っていく。

    ホンダとの2シーズン目を向けるにあたり、フランツ・トストは「2018年を通してホンダとはいろいろと取り組み、その中でとても成功した協力関係を築けたと思う。」と思う。

    「今年に向けて良い準備ができたと思う。トロロッソとしてチーム史上アジアのメーカーと取り組み、ホンダのような大企業と提携するのは初めての試みだったし、パワーユニットやラジエーターの設置など一緒に協力して取り組むことができたのはとても良かったと思う。テクノロジーに関してもそうだ。非常に競争力のあるパッケージに仕上がっている」

    今年、トロロッソ・ホンダはドライバーラインナップを一新。かつてチームに所属していたダニール・クビアトとルーキーのアレクサンダー・アルボンがSTR14を走らせる。

    ドライバーのコミュニケーション、フィードバックについてフランツ・トストは「とても満足している」とコメント。

    「クビアトはとてもスキルの高いドライバーで、過去のチャンピオンシップやGP3でも活躍して成功を収めている。アルボンもとても競争力あるドライバーだと思っている。この2人のドライバーに走ってもらい、素晴らしいフィードバックをもらえることをうれしく思う。技術的にも、マシンとタイヤの感触を伝えてくれる面でもそうだ。パワーユニットは非常に力強くなっているのでシーズンが始まることをとても楽しみにしている」

    イタリアに拠点を置くトロロッソは、日本のホンダ、ロシア国籍のダニール・クビアト、タイ国籍のアレクサンダー・アルボンを含め、チームには様々な国籍のメンバーが集まっている。

    「このようにいろいろな文化が1つのところに集まっているのはなかなか面白いことだ」とフランツ・トストはコメント。

    「ひとつ気を付けなければならないのは、物事の考え方がそれぞれ異なるということだ。ただ、今のところかなりいい状況で進められている。我々のチームはお互いによくケアしているし、ドライバーについても同じことが言える。一体感が出てきたと思うし、なにより重要な目標はパフォーマンスを向上させて結果を残していくことだ」

    「ファンが求めているのはレースで勝つことだからね。チームを一体化する秘訣というものは特になく、それぞれがみんなのやり方をどれだけ理解できるかだと思う。非常に多国籍なチームなので、それぞれのパーソナリティをどれだけ理解できるかに尽きると思う」

    2019年からレッドブル・レーシングもホンダのF1エンジンを採用したことについては「両者でできるだけ情報共有するようにしている。もちろん、レギュレーションで許される範囲内でだがね」とコメント。

    「重要なのは両チームで協力することだ。ホンダのパワーユニットという共通点があるし、ホンダにとっても2チームからフィードバックを得ることはとても大きなメリットだ。データもそれだけきちんと収集することができ、開発のスピードアップにつなげることができる」

    「我々はレッドブル・テクノロジーと協力できることを非常にうれしく思う。レッドブル・テクノロジーは、私がピットレーンで最もレベルの高いテクニカルなチームだと思っているからだ。なので、レッドブル・レーシングとホンダが契約を締結した時はとてもうれしく思った。それがホンダが選手権を戦っていく上でベストな方法だと感じたからだ」

    最後にホンダファミリーとしての母国グランプリとなる鈴鹿については「いつも日本に戻ってくるのを楽しみにしている。好きな国だし、鈴鹿に戻ることを特に楽しみにしている」とフランツ・トストはコメント。

    「最もチャレンジングなサーキットだと言えるかかもしれない。低速コーナーも高速コーナーもあるし、ホンダのファンがたくさん来てくれて雰囲気も素晴らしい。いいパフォーマンスを発揮して、我々の結果に満足してくれることを期待している」

  • トロロッソ、ジョディ・エギントンがテクニカルディレクターに昇格

    トロロッソ、ジョディ・エギントンがテクニカルディレクターに昇格

    スクーデリア・トロ・ロッソは、チームを離脱するジェームス・キーに代わってジョディ・エギントンがテクニカルディレクターに昇格することを発表した。

    スクーデリア・トロ・ロッソとマクラーレンは、2月22日(金)に共通の声明を発表。ジェームス・キーが3月23日でトロロッソとの契約をリリースされ、3月25日からマクラーレンにテクニカルディレクターとして加入することを発表した。

    併せてトロロッソは、これまで副テクニカルディレクターを務めてきたジョディ・エギントンがテクニカルディレクターに昇格することを発表した。

    ジェームス・キーとマクラーレンとの交渉が始まって以来、ジョディ・エギントンは事実上キーの役割を担い、F1バルセロナテストでもSTR14の開発を主導してきた。

    「7月下旬にジェームスが離れたのは残念だった。あの段階で我々はクルマに望んでいたコンセプトと大まかなマイルストーンを固めていた」とジョディ・エギントンはコメント。

    「我々はそのうちのいくつかを修正した。特にレギュレーション変更は最終的にかなり遅くに凍結されたのでプロセスの一部だった。9月~10月の時点で詳細について話をしていたし、進化していた。なので、我々はいくつかのことを変更した」

    「舞台裏では、風洞の運営方法、マシンの空力のマッピングの方法、自分たち自身で疑問に感じていたいくつかのプロセスを変更した。どれも革命ではなく、進化だ」

    「いくつかのことをやり直す機会を得たが、基本的なことではなく、もう少しハードにプッシュしてゲインを得られると考えたエリアとそれほど手間をかける必要はないと考えたエリアだ。全員がまとまっており、基本的な変更は何もなかった」

    ジョディ・エギントンは、ティレル、ジョーダン、スパイカー、フォース・インディア、ケータハムで仕事をした経験があり、ケータハムの消滅の後、2014年にトロロッソに加入した。

  • トロロッソもホンダの2019年F1エンジンのバイブレーション問題を否定

    トロロッソもホンダの2019年F1エンジンのバイブレーション問題を否定

    トロロッソは、ホンダの2019年F1エンジン『RA619H』のバイブレーション問題についての噂を完全否定。ホンダによって妥協を強いられているようなことはないと述べた。

    レッドブル・レーシングは、4日間のF1バルセロナテストでタイムシートの上位に名を連ねることはなく、テスト初期段階でホンダのF1エンジンのバイブレーション問題に苦しめられているとの推測を生んだ。

    昨年までレッドブル・レーシングはルノーのF1パワーユニットのどんな問題であっても厳しく非難していきたが、今年はホンダへの称賛を繰り返しており、レッドブル・レーシングもホンダもバイブレーションの噂については否定している。

    ホンダF1は今年もトロロッソとの提携を続けており、新たにレッドブル・レーシングを加えて2チーム供給体制で2019年のF1世界選手権を戦う。

    ホンダのF1エンジンのバイブレーションの問題、あるいは全般的なパワーユニットの問題について質問されたトロロッソの副テクニカルディレクターを務めるジョディ・エギントンは、F1バルセロナテストでトロロッソがテホンダのF1エンジンによって妥協を強いられてことはないと固うr。

    これはレッドブル・レーシングに関して報告されている問題を排除するものではないが、問題が存在する場合、その問題はレッドブル・レーシング側にのみ発生していることを示唆している可能性がある。

    「エンジンへの追加ログ記録に関して、ホンダはロームとセンサーで通常のテストを実行している。彼らのエンジンプログラムは、この3日間で素晴らしいものだった」とジョディ・エギントンはコメント。

    「ホンダと一緒にバックグラウンドで一緒に仕事をしていおり、彼ら自身のことをしている。それは素晴らしいこと。彼らは私たちに妥協を強いるようなことはしていない」

    「すべてのPUメーカーと同様に、ホンダは次のステップに取り組むために冬の間に非常に忙しく作業してきた。そして、我々は彼らが冬の間に学んだことを慎重に評価し、それらを段階的に導入しながら推進している。すべてのエンジンメーカーは、PUの運用範囲でまだまったく限界まで作動させていない。昨年のこの時期と比べて、エンジンは素晴らしい一歩を果たしているし、それは昨年の終わりに明らかになったと思う」

    ジョディ・エギントンは、ホンダとの継続性は、2006年にグリッドに加わって以来、エンジンサプライヤーに多く変更してきたチームにとって有益であると付け加え。

    「我々は昨シーズンを終えたところから進めることができているし、今我々はそこで働いている人々に精通している。それはガレージにいる我々の大部分にとって非常にシームレスだった」とジョディ・エギントンはコメント。

    「そして、ホンダ側も本当にそれに着手しており、我々はホンダが彼らのプログラムを実行する余地を残している」

    「ホンダは昨シーズンのインシーズン開発に力を入れてきた。彼らは多くのキロワットを見い出している。彼らは非常に急速に前進をはたいたし、我々はそのような状況でシーズンを終えた。それはすでに2018シーズンの開幕時から大きなステップだった」

    トロロッソ・ホンダは、アレクサンダー・アルボンが最終日に総合2番手タイムを記録。チームメイトのダニール・クビアトも3日目のトップタイムを記録し、総合3番手につけた。

    関連:レッドブル、ホンダのF1エンジンのバイブレーション問題を完全否定

  • トロロッソ「ホンダのPUはスムーズ。重要なアイテムを検証できた」

    トロロッソ「ホンダのPUはスムーズ。重要なアイテムを検証できた」

    スクーデリア・トロ・ロッソの副テクニカルディレクターを務めるジョディ・エギントンが、F1バルセロナテスト2日目の作業を振り勝った。

    トロロッソ・ホンダのテスト2日目は今シーズンF1デビューを飾るうアレクサンダー・アルボンが担当。走行開始直後に温まりきっていないタイヤの影響でスピンを喫しほろ苦い公式セッションデビューとなったものの、その後は順調に走行。

    最終的にアレクサンダー・アルボンは、2日目走行したドライバーの中でシャルル・ルクレールに次ぐ、2番目に多い132周を走りきった。

    「アレックスにとっては、今日が初めての本格的な走行だったので、実りある、楽しい一日になったのではないかと思う。インスタレーションで起きた小さな問題は、彼のせいではないし、気温が低い難しいコンディションの中だったが、走り出せばすぐにマシン、コースコンディション、タイヤの感触をつかんでくれた」

    「こうした経験もあり、アレックスはどんどん自信を深めていき、かなりの周回数を走行してプログラムをすべてこなしてくれた。パワーユニットは今日も一日中スムーズで、我々はマシンの挙動に関わる重要なテストアイテムの検証を多くすることができた。これによって、短中期的に解析していくべき内容の方向性が明確になった」

    「引き続き、優先事項は、マシンのさまざまな部分の特性を把握するとともに、並行して走行距離を蓄積していくことだ。したがって、現時点でのパフォーマンスレベルはそこまで注視していないが、今日の向上具合には満足している。明日はダニールが再び走行し、アレックスの作業を引き継いでテストを継続しする。2019年型パッケージについての理解を深めていくのが楽しみだ」

    関連:F1バルセロナテスト 2日目 結果 | シャルル・ルクレールがトップタイム

  • トロロッソ、ブレンドン・ハートレーに感謝の意

    トロロッソ、ブレンドン・ハートレーに感謝の意

    トロロッソは、今シーズン限りでチームを離れることになったブレンドン・ハートレーに感謝の意を表した。

    トロロッソは、2019年のF1ドライバーとして、ダニール・クビアトとアレクサンダー・アルボンの起用を発表。ブレンドン・ハートレーはF1シートを失うことになった。

    2度のWECチャンピオンで2017年のル・マン24時間レースのウィナーであるブレンドン・ハートレーは、昨年のアメリカGPでF1デビュー。2018年にトロロッソとのパートナーシップを開始したホンダとレースを戦った。

    トロロッソは、ブレンドン・ハートレーがホンダとのパートナーシップの発展において重要な役割を果たし、彼の経験とフィードバックは非常に有益だったと述べ、ハートレーの将来の活躍を願っているとのコメントを発表した。

    トロロッソのチーム代表フランツ・トストは「我々はブレンドンのチームとのハードワークに感謝している」とコメント。

    「特に短期間でスポーツカーからF1への転向することは簡単なタスクではない。2017年の最終4レースでの彼の一貫性は、彼に2018年のレースシートをもたらした。最終的に2019年まで続けることはできなかったが、彼はチームの重要な一員であり、ホンダのパワートレインの開発を助けた」

    「我々は彼の今後のさらなる活躍を願っている」

    ブレンドン・ハートレーは、F1で自分がやってきた仕事へのプライド、ファンから受けた応援への感謝の気持ちを語った。

    「日曜日に誇りを持ってサーキットを離れた。これまでの自分のストーリーと旅路にはとても誇りも持っている。でも、F1にはやり残した仕事があると感じている」とブレンドン・ハートレーは自身のTwitterでコメント。

    「当面はその気持ちは心に留めておく。以前にもスピードバンプにヒットしたことはあったし、厳しい状況が自分をもっとスよくしてくれると強く信じている。それに、それを助けてくれる素晴らしいニュージランドのサポートクルー、家族、友人、そして、妻もいる」

    「トレイナーのリッチ、そして、今シーズン、僕を支えて、一緒に仕事を楽しんできたトロロッソの500名強のスタッフにも感謝している。エンジニアリングチーム、マーケティン、PR、ロジスティック、ホスピタリティクルー、ファクトリースタッフ、そして、もちろん、ホンダ・レーシングの全員にね」

    「今年、世界中のファンから受けたサポートには本当に感謝している。まだ僕のストーリーには書かなければならない多くのペースがあるし、次の章でその機会を最大限に生かしたいと思っている」

    関連:トロロッソ・ホンダ、アレクサンダー・アルボンの起用を正式発表

  • トロロッソ、セバスチャン・ブエミのシート合わせの画像を公開

    トロロッソ、セバスチャン・ブエミのシート合わせの画像を公開

    トロロッソは、セバスチャン・ブエミがシート合わせをしている画像を突然公開。セバスチャン・ブエミが2019年にピエール・ガスリーの代役としてF1に電撃復帰するのではないかとの噂を煽った。

    トロロッソは、2015-2016年のフォーミュラEチャンピオンであるセバスチャン・ブエミがシート合わせをしている画像を投稿。「チャオ、セブ! 我々のリザーブドライバーは、今日早く、もう一度シート合わせのために立ち寄った」と述べた。

    リザーブドライバーがシート合わせを行うことは珍しいことではないが、通常はシーズン開幕前に行われることが多く、ドライバーの体型や体重が大幅に変更にならない限り、同じシャシーで2度目のシート合わせが行われることはない。

    トロロッソ・ホンダは、ピエール・ガスリーの2019年のレッドブル・レーシングへの昇格が決定しており、期待通りの成績を残しているブレンドン・ハートレーのシートも不確定な状況。また、獲得を目指していてランド・ノリスはマクラーレンで走ることが決まっており、選択肢は限られてきている。

    この写真の投稿に大きな意味はないかもしれないが、現在、2019年のトロロッソ・ホンダのドライバー候補には、元ドライバーのダニール・クビアト、マクラーレンを放出されるストフェル・バンドーンなどごくわずかであり、セバスチャン・ブエミが新たに候補者として加わることになるかもしれない。

  • ピエール・ガスリー 「トロロッソのために残りのレースで全力を尽くす」

    ピエール・ガスリー 「トロロッソのために残りのレースで全力を尽くす」

    トロロッソ・ホンダのピエール・ガスリーが、2018年のF1世界選手権 第13戦 ベルギーGPへの意気込みと舞台となるスパ・フランコルシャン、そして、夏休みをどのように過ごしていたかについて語った。

    今週、ピエール・ガスリーが、2019年にダニエル・リカルドの後任としてレッドブル・レーシングのドライバーを務めることが発表された。だが、ガスリーは残り9レースでF1でのチャンスを与えくれたトロロッソ・ホンダのために全力を尽くすと語る。

    「休み期間中は、仲のいい友人や家族とゆっくり時間を過ごすことができた。その最中に2019年シーズンにレッドブル・レーシングからF1に参戦することが決まったと聞いて、僕にとって最高の夏休みになったね。」

    「ダニエル・リカルドがチームを去るというニュースを友達と見た数日後に代表のヘルムート・マルコから電話があって、リカルドの後任に僕が決まったと知らされた。本当に嬉しいし、とても興奮している」

    「2013年にレッドブルのプログラムに加わってから、ずっと夢見ていたことがついに実現したわけだからね。まだ今シーズンは残り9レースがあるので、F1参戦のチャンスをくれたトロロッソのために、全力を尽くしていきたいと思っている。できるだけ高い順位でシーズンを終えたい」

    「ギリシャへ旅行に行ってからフランスに戻ったあとは、シーズンの残り期間に向けての充電をしていた。友達とサーフィンやウェイクボード、サッカーをしながら太陽と海を存分に楽しむことができた」

    「ハンガリーGPが終わったあとは数日、トレーニングをしない日もあったが、その後からあまり無理しないようにまたトレーニングを始めていて、先週からはかなり本格的に追い込んでいる。残り9レースに向けて、万全の体調で臨みたいからね」

    「スパは僕の一番好きなサーキットだ。どのカテゴリーで走っていても本当に大好きだと思えるぐらいで、すばらしいトラックだと思う。ダウンフォースが増したF1マシンで走るのが楽しみだね。残りのシーズンの幕開けをスパで迎えられるのはすばらしいことだ。ここでは2016年のGP2シリーズ、それ以前のフォーミュラ・ルノー3.5でも優勝したことがあり、いい結果を残してきている」

    「シミュレーターでは何度か走っていて、データ上は僕たちにとって厳しい戦いになることが予想されているけど、チャンスを逃さず戦えるよう、ベストを尽くすつもりだ。3週間ぶりにF1マシンのハンドルを握るのが今から待ちきれない」

    「正直、夏休み中もずっとレースのことが頭から離れなかった。競争する感覚が恋しかった。友達とスポーツをして遊ぶときも、必ずなにか競争になる要素を入れようとしていましたから(笑)。競争が僕のモチベーションを高めてくれるんだと思う。レースウイークが始まるのが待ちきれない!」

    関連:2018年 F1ベルギーGP テレビ放送時間&タイムスケジュール

  • 「ジェームス・キーとの契約はマクラーレンが魅力的なチームである証明」

    「ジェームス・キーとの契約はマクラーレンが魅力的なチームである証明」

    マクラーレンのCEOを務めるザク・ブラウンは、ジェームス・キーが移籍を決断したことは、マクラーレンが高く評価されてる人々にとって非常に魅力的なチームであることを示していると語る。

    マクラーレンはF1ハンガリーGPの週末にジェームス・キーがテクニカルディレクターとしてチームに加入することを発表。しかし、ジェームス・キーはまだトロロッソと契約下にあるため、加入の日付はまだ発表されていない。

    ジェームス・キーは、技術部門の組織変更を行っているマクラーレンに加わる最大の名前となる。

    現在、マクラーレンはコンストラクターズ選手権7位と低迷しているが、ザク・ブラウンはチームにはまだ最高の才能を引き引きつける魅力があることを示していると語る。

    「ジェームスは、F1で最も尊敬され、称賛されているテクニカルディレクターの一人だと思う」とザク・ブラウンは RACER にコメント。

    「マクラーレンがジェームスのような力量をもった人材を迎え入れられることは大きな勝利だと思う」

    「我々は長期的な戦略を採り、チームを前進させようとしているが、それはちょっとした旅になるだろうし、一晩で欲しい人材のすべてを獲得できるものではない。我々は忍耐強くいるつもりであり、まもなく彼は我々に加わるだろう」

    「私はマクラーレンは素晴らしいチームであり、ブランドだと思っている。ジェームのような人材にとってマクラーレンを上位に返り咲かせる機会は非常に魅力的に映ると思う。チームに加わることを望む人々と会うと、彼ら全員が我々がそれを実現でき、そのための能力があることをわかってくれる」

    「それが私が加入した理由でもある。おそらく私は最近のマクラーレンの史上最悪の時に加わったかもしれないが、私はその機会を楽しんでいる。自分の能力に自信があり、貢献することができることをわかり、高い意欲をもった人物を起用するものだと思っている。マクラーレンを上位に返り咲かせるという機会はレースをしたいと思っている人々にとって素晴らしい機会だ」

    ザク・ブラウンは、今年の期待外れな成績に続き、技術部門の多くが離脱した後、マクラーレンが現状を積極的に改善しようとしていることを示すことも重要だと語る。

    「チームにとってジェームス・キーの加入は非常に歓迎されるニュースだった。それは全員を興奮させた。もっと多くがやってくるだろう。組織を再編するときは、離れる人材もいるが、何人か到着することも確実にしなければならない」

    「我々は、じっとしているわけではなく、仕事の仕方を積極的に変えようとしていることを示していると思う。最近の結果は受け入れられるものではないからね。やり方を変えなければ、異なる結果は得られない」

    マクラーレンは、ジェームス・キーの早期加入を実現するために育成ドライバーのランド・ノリス、もしくはストフェル・バンドーンをトロロッソに提供するとも言われている。

  • トロロッソ・ホンダ 「空力アップグレードは目標に達していない」

    トロロッソ・ホンダ 「空力アップグレードは目標に達していない」

    トロロッソのチーム代表フランツ・トストは、今シーズン前半戦に投入した主要なアップグレードのいくつかが“目標に達していない”と認め、現時点では“期待を下回っている”と語った。

    トロロッソは、オーストリアGPとイギリスGPで新型フロントウイングや“空洞ミラー”を含めた空力アップデートパッケージを導入。ホンダがカナダGPで導入したエンジンアップグレードと合わせてパフォーマンスの向上が期待されていた。

    しかし、トロロッソは新しいパーツに期待していたパフォーマンスを引き出すことができておらず、ドイツGPとハンガリーGPのレースでは改良型のフロントウイングの使用を断念している。

    フランツ・トストは、新しい空力パッケージから“もっと多くを期待していた”と認め、アップデートでパフォーマンス向上を果たすことができなかったことで、トロロッソ・ホンダがコンストラクターズ選手権8位の座を守ることが“難しくなる”ことを懸念している。

    現時点でトロロッソ・ホンダは、9位のザウバーに10ポイント差まで迫られている。ザウバーはフェラーリのアップグレードの恩恵を受け、大幅にパフォーマンスを向上させることに成功している。

    「我々はアップグレードで目標を達成できていない。我々はそこからもっと多くを期待していた」とフランツ・トストは Autosport にコメント。

    「ミッドフィールドは非常に拮抗しており、100分の数秒で結果が変わる。それを改善することができなければ、ポジションを守るのは難しい。現時点で我々は自分たちの期待を下回っている」

    「シーズン後半はパフォーマンスを改善できることを願っている」

    「難しいことであるのは確かだ。ザウバー、ハースは大きな前進を果たしている。それはフェラーリの素晴らしいパワーユニットのおかげでもあるがね。それによって、我々がトップ10内に入るのは困難になってきている」

    第2戦バーレーンGPで、ホンダがF1に復帰して以来の最高となる4位入賞を果たし、現在ドライバーズ選手権で13位に位置しているピエール・ガスリーは、ハンガリーGP後にトロロッソ・ホンダがまだその一貫性のない状態を理解できていないと語っている。

    また、ピエール・ガスリーは、今後のベルギーGPとイタリアGPはトロロッソとホンダにとって厳しい戦いになることを警戒している。スパ・フランコルシャンとモンツァは、エンジン依存度が高く、ストレートスピードの高いをものをいう。

    「まだ僕たちには理解できていないことがいくつかある。僕たちは予想よりもはるかに多くのパフォーマンスを発揮できるときもあれば、考えていたよりもずっと苦労するときもある」とピエール・ガスリーはコメント。

    「もちろん、僕たちはもっと多くのパフォーマンスを発揮できるトラックがあることを知っている」

    「スパとモンツァは僕たちにとってかなり厳しい戦いになるだろう。でも、シンガポールは僕たちが焦点を当てなければならないもう一つの場所だ」

    トロロッソ・ホンダの今シーズンのパフォーマンスは浮き沈みが激しく、ピエール・ガスリーが3度の上位入賞を果たしているものの、12戦で4戦しかポイントフィニッシュを果たせていない。一方、目下のライバルとなるザウバーは少量ポイントが多いものの、7戦でポイントフィニッシュを果たしている。