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  • トロロッソ 「マクラーレンとホンダの提携が失敗したのは幸いだった」

    トロロッソ 「マクラーレンとホンダの提携が失敗したのは幸いだった」

    トロロッソのチーム代表を務めるフランツ・トストは、マクラーレンとホンダのF1プロジェクトがうまくいかなかったのはレッドブル・グループにとって幸いなことだったと語る。

    ホンダは2015年にマクラーレンのワークスパートナーとしてF1に復帰したが、信頼性とパフォーマンス不足を理由でわずか3年で三行半を突きつけられる形でパートナーシップを解消した。

    今年、ホンダはレッドブルの姉妹チームであるトロロッソと新たなパートナーシップを開始して改善を見せており、2019年からは本家レッドブル・レーシングへのパワーユニット供給が決定している。

    トロロッソのチーム代表を務めるフランツ・トストは「ホンダとの我々のコラボレーションは素晴らしい」と Marca にコメント。

    「ホンダは非常に優れた、非常に真面目な企業であり、彼らは昨年と比較して多くの改善を果たしている」

    フランツ・トストは、レッドブル・レーシングは現実的に2019年の早い段階でホンダと勝利を収めることができると考えている。

    「我々の体制でレースに勝つのは難しい。レッドブルには我々が抱えている3倍のスタッフがいる。全てが別のレベルだ。だが、ホンダはレースに勝つことを望んでいる非常に成功を収めてきた企業だ」とフランツ・トストはコメント。

    「カナダで我々はコンマ3秒の改善を与えてもらった。アメリカでもまた別の改善がもたらされるだろうし、2019年はもっと多くの改善がもたらされるだろう。パワーユニットは非常にコンペティティブなものになるとか確信している」

    レッドブル・レーシングがホンダのF1パワーユニットを搭載するという決定を発表した際、3年間のマクラーレンとのホンダとのコラボレーションの失敗を目にした多くのものが、その決定を冷笑した。

    しかし、フランス・トストは、むしろマクラーレンがホンダとのプロジェクトを成功させなかったおかげで、レッドブル・レーシングにホンダとワークスパートナーシップを結ぶ機会が訪れたと語る。

    「幸いにもマクラーレンはうまくいかなかった。私はすでに昨年にそれをわかっていたし、『神よ、あなたはあのような素晴らしい協力者と彼らが費やしてきた資金をどうして批判することができるだろうか?』と言っていたよ」とフランツ・トストはコメント。

    「我々は彼らのシャシーがベストではなかったことをわかっているし、現在では彼らが我々に笑いかけてくると、笑顔を返すことができると思う」

    現在、トロロッソ・ホンダのドライバーを務めるブレンドン・ハートレーのシートには大きな疑問符が残されているが、フランツ・トストはピエール・ガスリーには“非常に感銘を受けている”と語った。

  • トロロッソ・ホンダ:F1イギリスGP 金曜フリー走行レポート

    トロロッソ・ホンダ:F1イギリスGP 金曜フリー走行レポート

    トロロッソ・ホンダは、F1イギリスGP 初日のフリー走行で、ピエール・ガスリーがP1で12番手、P2ではトラブルが発生し13番手で終了。ブレンドン・ハートレーは、セッティングを進めながらプログラムを消化し、P2は18番手だった。

    第10戦イギリスGPが、シルバーストン・サーキットで開催された。シルバーストンは、ホンダF1の拠点であるミルトンキーンズから近く、ホンダにとっては日本GPとともにホームレースとも言えるグランプリとなる。

    朝から青空が広がり、日差しが強いなか、初日の金曜日にP1、P2が行われた。午前10時、気温20℃で迎えたP1で、トロロッソ・ホンダのピエール・ガスリー、ブレンドン・ハートレーともにソフトタイヤによる走行を行った。マシンのセッティングのプログラムを順調に消化し、2台ともに31周を周回。パワーユニットとしては全開率の高いサーキット特性に合わせたセットアップを進め、車体側もエアロの調整を進めま。ガスリーは1分30秒004のタイムで12番手、ハートレーは1分30秒749で19番手とった。

    気温26℃、路面温度は51℃にまで上昇した午後2時にP2がスタート。ピエール・ガスリーとブレンドン・ハートレーは、ミディアムタイヤでコースインし走行を続ける。セッション後半、ソフトタイヤに履き替えた2台は、タイムアタックを行い、ガスリーが1分29秒831、ハートレーが1分30秒404をマーク。それぞれ自己ベストを更新した。その後、ガスリーはパワーユニットにトラブルが発生し、走行中にストップしたが、このパワーユニットは、走行距離も長くなっていた前仕様の金曜走行用で、チームは当初の予定通り、週末に向けて予選・レース用のパワーユニットに交換する。ハートレーは、その後もソフトタイヤで走行を続け、ロングランのプログラムを消化しています。P2ではガスリーが13番手、ハートレーが18番手でセッションを終了した。

    イギリスGP2日目は7日(土)、午前11時(日本時間日午後7時)よりP3、午後2時(日本時間午後10時)より予選が行われます。

    ピエール・ガスリー
    「午前中は主に空力のテストに特化して、新たに導入したパッケージの理解に努めました。チームにとって有用なデータが取れていればうれしいです。午後のP2では、エンジンに問題が発生して早めにストップせざるを得なかったので、残念ながら多くの周回はこなせませんでした。現段階では、このサーキットは僕らにとって厳しいように思います。ここで上手く機能するセットアップが見つけられていないので、マシンに満足できる状態ではありません。明日に向けて、今晩は改善に努めます」

    ブレンドン・ハートレー
    「今日は、すべての走行がスムーズにいき、信頼性の面ではいい一日でした。かなり幅広いプログラムをこなさなければならず、新パーツのテストに加え、データ収集のために旧型エアロでの走行もこなしました。2セッションともこうしたテストに費やしたので、今日のラップタイムが実力を反映したものだとは思いません。今夜は収集したデータを解析して、明日はベストなパッケージを作れればと願っています」

    田辺豊治 (ホンダF1 テクニカルディレクター)
    「今日は通常の金曜と同様に、マシンとパワーユニットセッティングを煮詰めるとともに、2台ともにエアロの比較テストを行っていました。ガスリー選手についてはP2の残り30分と言うところでパワーユニットのデータに異常が見られたため、マシンを止めることになりました。2台ともに金曜日用のパワーユニットでの走行で、当初から今晩には交換予定だったため、明日以降の計画に大きな変更はありません」

    ジョナサン・エドルズ (トロロッソ チーフエンジニア)
    「パフォーマンス向上を続けていくため、シルバーストンには空力のアップグレードを持ち込んでいて、ピエールは両セッションともに、ブレンドンはP2のみ装着して走行しました。P1では、大半の時間を空力のテストに使い、ピエールはエアロレイクを付けてスタートするなど、さまざまな項目をテストするプランでしたが、必要なデータはすべて集めることができました。また、もう一つの課題であるマシンバランス向上を目指して、メカニカルセットアップも進めました。P2は普段のフリー走行のプログラムに近く、ショートランから始めてロングランでのシミュレーションへ移行していきました。路面温度が午前に比べて10℃以上も上がったので、両マシンともにバランスに明らかな変化が出ており、それを再度整えるために、セッションの序盤にミディアムタイヤでの走行を行いました。残念ながら、ピエールはソフトタイヤでのショートラン中にパワーユニットに問題が発生し、予定していたロングランはできませんでした。予選、レースともに今日のP2と似たようなコンディションになると見込まれるので、今日の気温に合わせてマシンを見直し、ドライバーがより攻められるようにできればと思います」

    関連:
    ・F1イギリスGP フリー走行2回目:セバスチャン・ベッテルがトップタイム
    ・F1イギリスGP フリー走行1回目:ルイス・ハミルトンがトップタイム

  • 【MotoGP】 テック3・KTM、トロロッソのカラーリングを採用

    【MotoGP】 テック3・KTM、トロロッソのカラーリングを採用

    2019年からKTMのサテライトチームとして参戦するテック3は、F1のスクーデリア・トロ・ロッソと同じカラーリングで参戦することになるようだ。

    テック3は、2001年以来MotoGPクラスでヤマハのバイクを走らせてきたが、今年2月に今シーズン限りでヤマハとのパートナーシップを解消することを発表。2019年からKTMのサテライトチームとして参戦する。

    レッドブルは、MotoGPに参戦するKTMのファククトリーチームをスポンサードしており、2019年からはサテライトチームのテック3・KTMにも拡大することになる。

    レッドブルは、テレビやコース上でファクトリーチームとサテライトチームを識別するために、F1のレッドブル・レーシングとトロロッソで採用しているようにMotoGPでもカラーリングを分ける戦略を採っていく。

    KTMファクトリーチームはネイビー&レッド、サテライトのテック3・KTMはブルー&シルバーのカラーリングを纏うことになる。

    KTMのCEOを務めるステファン・ピエールは「我々はF1におけるレッドブルと同じ構造を持つことになる。ジュニアチームはトロロッソのようなライトブルーのデザインになる。テック3はオレンジのファクトリーチームと同じ方法でブランド化される」と SPEEDWEEKコメント。

    「また、テック3はMoto2クラスにもジュニアチームとしてF1のスクーデリア・トロ・ロッソと同じようにライトブルーのデザインで参戦する」

    「私の目標は、新しいMotoGPカスタマーチームのためにファクトリーチームと同じ技術仕様を与えることだ。私は本当にテック3チームの真価を認めている。彼らはファクトリーチームを助けることにもなる」

    「テック3チームの初年度はエルベ・ポンチャラル(テック3/チームマネージャー)と一緒にリーダーになることが目標だ。彼にはMotoGPクラスでの豊富な経験があり、ファクトリーチームとほぼ同じ機材を手に入れるだろう」

    「もちろん、カスタマーチームの機材は我々にとって物流的な課題だ。我々はGPスタックを拡大し続けている。もはや小さな運営ではない」

  • トロロッソ・ホンダ:F1フランスGP 金曜フリー走行 レポート

    トロロッソ・ホンダ:F1フランスGP 金曜フリー走行 レポート

    トロロッソ・ホンダは、F1フランスGP初日のフリー走行で、母国GPのピエール・ガスリーがP1で8番手、P2で10番手とトップ10入り、ブレンドン・ハートレーは両方のセッションで15番手だった。

    シーズン第8戦となるフランスGPが、ポール・リカール・サーキットで開催された。フランスGPは2008年以来10年ぶり、ポール・リカールでのF1GPは1990年以来28年ぶりとなる。

    ミストラルと呼ばれる長いストレートにシケインが追加されたが、コースレイアウトに大きな変更はなく、ストレートを主体としたパワーサーキットであることが特徴。また、今年初めに路面の改修が行われ、グリップレベルが変わったこともポイントの一つとなっている。

    快晴の下、初日の金曜日はプラクティス1、プラクティス2が行われた。トロロッソ・ホンダのピエール・ガスリーにとって母国GPとなるフランスGPに、チームは強い意気込みを持って臨んでいる。

    正午、気温25℃で迎えたプラクティス1では、ガスリー、ハートレーともにスーパーソフトタイヤによる走行を行った。前戦より投入されたニュースペックのパワーユニットやマシンのセッティングのプログラムを順調に消化。ガスリーは1分33秒685のタイムで8番手、ハートレーは1分34秒664で15番手となっている。

    日差しも強く、気温29℃、路面温度は51℃に上昇したコンディションで、午後4時にプラクティス2が始まった。序盤、ガスリーとハートレーは、ウルトラソフトタイヤでのアタックシミュレーションを行い、ガスリーが1分34秒535、ハートレーが1分35秒697をマーク。その後、ガスリーはスーパーソフトタイヤで、ハートレーはウルトラソフトタイヤでロングランを行い、周回を重ねセッティングを進めた。

    セッション終盤、ハートレーが、パワーユニットのトラブルでコース上にストップ。チームは明日の予選に向けて、原因究明と対策を行う。プラクティス2ではガスリーが10番手、ハートレーが15番手でセッションを終了した。

    パワーユニットとしては、ストレートが長く、低速コーナーも多いコースに対応したエネルギーマネージメントの調整と、ドライバビリティーの調整を中心にプログラムを消化している。

    フランスGPは23日(土)、午後1時(日本時間日午後8時)よりプラクティス3、午後4時(日本時間午後11時)より予選が行われる。

    ピエール・ガスリー
    「初のF1フル参戦シーズンで母国GPの初日を走ることが出来て、いい気分でした。FP1で8番手、FP2で10番手というのはポジティブなスタートですし、いいペースで走れていると思います。まだまだいいパフォーマンスが出来ると思っているので、明日はもっとペースを上げられるように頑張ります。今日の前半は風が強く、セッションの合間で風向きが変わるとても難しいコンディションで、正しいセッティングを見つけるのが大変でした。正しいセッティングを見つけられたと思いますし、予選でいい結果を出して、母国GPを素晴らしいものにしたいです」

    ブレンドン・ハートレー
    「FP2の最後にパワーユニットに不具合が起こり、フランスGPの初日は残念な終わり方になりました。パワーユニットトラブルの原因はまだはっきりと分かりませんが、走行を終了させなければなりませんでした。何が原因だったのか、これからチームスタッフが究明する必要があります。しかし、その前までは比較的順調な1日だったと思います。2台ともいいペースで走れていましたし、ピエールはFP2でスーパーソフトタイヤでいいラップタイムを出しました。マシンにポテンシャルはありますし、明日全ての力を出し切れるように今夜は夜を徹した作業を行います」

    ジョナサン・エドルズ (トロロッソ チーフエンジニア)
    「F1カレンダーに新しく加わったサーキットに来るのはいつも気分が高揚しますし、10年ぶりにフランスに戻ってこれてうれしいです。新しいサーキットなのでファエンツァ、ビスター、ミルトンキーンズ、さくらの各ファクトリーでの入念な準備が必要でした。午前のセッションでは、シミュレーションと実際のサーキットの違いにより、最適なエネルギーマネージメントを行えず、タイムを少しロスしましたが、 チームスタッフの作業によってセッション中にコースに戻ることが出来ました。しかし運悪くガレージの電源が落ちてしまい、距離測定器やタイム測定器はもちろん、無線も使うことが出来なくなりました。したがってレギュレーションで定められた40分の走行時間上限を終えてもドライバーにピットに戻るように伝えることが出来ませんでした。ブレンドンは運よく戻ってきましたが、ピエールはタイムアタックに入っていて戻ることが出来ずに、ペナルティーを負うことになりました。それ以降は多くの周回をこなし、普段よりも多くのプログラムを行うことが出来て、いいセッションになりました。事前にシミュレーションを数多く行いましたが、実際のサーキットではトラック温度や風など、さまざまな違いがありました。したがって、FP1は最適なセッティングを探ることに注力しました。FP2ではマシンにさらなるセッティングを試みましたが、風向きが午前から180°変わったため、向かい風が追い風になるなど、バランスがまったく変わることになりました。しかし、日曜にも同じような風が吹くことが予想されるので、日曜の予習が出来たという意味ではよかったです。タイヤマネージメントでは、ブレンドンはロングランでハードタイヤを選択したので、マシンのポテンシャルを最大限出し切ることは出来ませんでした。一方のピエールは、基本走行をスーパーソフトタイヤで行い、ウルトラソフトに履き替えたので、マシンの力をより引き出すことが出来て、いいラップタイムを記録しました。ブレンドンがセッションを途中で終えることになったパワーユニットの不具合は、原因を究明中です。彼はソフトタイヤを履いて走り始めたところで、ソフトタイヤに対する理解を十分に深めないまま日曜の決勝で走らなければなりません。タイヤに対する理解が足りなくはなりますが、それほど大きな問題にはならないでしょう。今日のデータを分析して、日曜のレースには最善の戦略で臨みたいです」

    田辺豊治 (ホンダF1 テクニカルディレクター)
    「ここポール・リカール・サーキットでの初日でまず確認すべきことは、事前に行ってきたシミュレーションと実際の走行データとの相関が取れているかどうかについてでした。午前は初走行ということもあり、パワーユニットとしてはエネルギーマネージメントの最適化に時間を費やしています。ここからさらに予選に向けて、調整の余地があると感じています。母国グランプリとなるガスリー選手がいいペースで走行を続けていたことは前向きに捉えていますが、FP2の最終盤でハートレー選手のパワーユニットにトラブルが発生してしまったことは非常に残念でした。これから問題の原因とパワーユニットが負ったダメージの大きさについて分析を行い、その結果に従って明日以降のパワーユニットオペレーションを決めていきます」

    関連:
    ・F1フランスGP フリー走行2回目:ルイス・ハミルトンがトップタイム
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  • トロロッソ・ホンダ:F1フランスGP プレビュー

    トロロッソ・ホンダ:F1フランスGP プレビュー

    トロロッソ・ホンダのドライバーを務めるピエール・ガスリーとブレンドン・ハートレー、そして、ホンダF1のテクニカルディレクターを務める田辺豊治が2018年のF1世界選手権 第8戦 フランスGPへの意気込みを語った。

    長い歴史を持つフランスGPが10年ぶりにカレンダーに復活。1991年以降のフランスGPはマニクール・サーキットで開催されていたが、今年はさらにそれ以前にレースが開催されていたポール・リカール・サーキットで行われる。

    トロロッソ・ホンダのピエール・ガスリーも含め、現在グリッド上には3人のフランス人ドライバーがいるが、1カ国の人数としては最多。非常によく考えて設計された素晴らしいサーキットレイアウトだが、人によってはミストラルストレートの途中に新たに加えられたシケインを嫌う人もいるかもしれない。とはいえ、パワーユニットのパワーが必要なサーキットであることは間違いない。

    ピエール・ガスリー (#GAS10)
    「僕にとっての初めてのF1フル参戦の年に、フランスGPが10年振りに復活するなんて本当にすばらしいことです。本当にうれしく思っていますし、僕の故郷でレースができることにいまから興奮しています。週末に実際にトラックに降り立ったら、本当に特別な気持ちになるでしょうね。これに関してはジャン・アレジやアラン・プロストとも話しましたが、どちらも“フランス人としてフランスでレースをするのは本当に特別な気持ちになる。こればかりは実際に体験してみないと分からない”と言ってくれました。今はとにかく、サーキットのあるル・カステレ村に行くのが待ちきれません。ホームでのレースになりますが、特にプレッシャーは感じません。むしろこれ以上のサポートはないといった気持ちです。フランスのモータースポーツファンにとって、すばらしいことだと思います。F1というスポーツは常に我々の文化の一つであり、現在も3人のドライバーと1つのチームがフランスから参戦しています。フランスGPの復活をキッカケに、故郷でのF1人気がさらに高まることを期待したいですね。もちろん、レースでは僕も全力を尽くすつもりです。ポール・リカール・サーキットでは、いくつかのいい思い出があります。フォーミュラ4やフォーミュラ・ルノー 2.0で勝利を挙げましたし、フォーミュラ・ルノー 3.5シリーズではポールポジションからレースに挑んで2位に入りました。ここはこれまで勝利するか必ず表彰台に入ってきたサーキットで、好きな場所でもあるので、今週末はいいリザルトを獲得したいです」

    ブレンドン・ハートレー (#HAR28)
    「F1マシンで走った経験はありませんが、ポール・リカール・サーキットはよく知っているトラックです。ここでは、FIA世界耐久選手権に参戦していたときにマシンのテストを何度も行いましたし、2013年にはレースで勝利を挙げました。耐久レースのテストにはもってこいの場所ですし、当時は夜間に何度もテスト走行を行っていました。もっとも、F1にその経験が活かせるかはまだ分かりません。タイヤマネージメントに関してはかなりユニークなサーキットでしたが、路面が再舗装されたので、どう変わっているのか楽しみにしています。以前は、特に左のフロントタイヤが非常に消耗しやすくなっていましたが、それがどう変わったか見極める必要があります。ここは走っていて楽しいだけでなく、速いトラックでもあります。僕が走っていたときはバックストレートの途中にシケインを設けていなかったので、当時と比べるといくらかトップスピードは落ちているかもしれませんが、それでもここがすばらしいサーキットであることに変わりはありません。スポーツカーにおいてもF1カーにおいても歴史のある場所ですし、ここで走ることを楽しみにしています。僕の住んでいるモナコからそう遠くないですし、観光にもいい場所ですからね。ドライバーの人気も高いサーキットなので、週末はいいレースになることを期待しています。このトラックでは風が非常に強くなることがあり、ロングストレートに季節風ミストラルの名前がつけられているぐらいです。ドライバーにとっては、レースを戦う中でこの風が大きなチャレンジになるでしょう」

    田辺豊治 (ホンダF1 テクニカルディレクター)
    「今回は久しぶりにフランスでのF1開催になります。ポール・リカール・サーキットは過去に改修されてその姿を変えてはいるものの、私が以前訪れたときからその特徴は大きく変わっていません。レイアウトとしてはロングストレートと低速コーナーの組み合わせになっており、エネルギーマネジメントの観点では、アゼルバイジャンと似た特性が予想されます。現行レギュレーション下での初走行ですので、実際の走行パターンにスピーディーに対応できるよう、十分に準備をして臨みたいと思います。また、このサーキットは山頂近くにあり、強い風が予想されます。従って、シャシーやエアロのセットアップにとってもチャレンジングな週末となりそうです。ただ、ガスリー選手にとってはホームレースになりますし、チームとしてよいレースができるように準備を進めます」

    関連:2018年 F1フランスGP テレビ放送時間&タイムスケジュール

  • トロロッソ、2019年もホンダの“ワークス”ステータスを維持

    トロロッソ、2019年もホンダの“ワークス”ステータスを維持

    トロロッソは、2019年もホンダの“ワークス”ステータスを失うことはないようだ。

    トロロッソは、今年からホンダとワークス契約を結びF1パワーユニットの独占供給を受けてきた。中堅チームのトロロッソは、ホンダとのワークス関係を“これまでで最高の状況”だと喜んでおり、カスタマーではできなかった完全な設計プロセスにおいてホンダと協力体制を築けていることで、2019年F1マシンの開発においてモチベーションを高めている。

    「トロロッソはこれまでで最高の状況にあると言わなければならない。今は車両、パワーユニットの搭載方法、冷却システムの設計方法、エキゾーストシステム、電気系ボックスの配置場所など、完全な設計プロセスにはるかに関わっているからだ。特に来年は完全なマシン設計という点で大きなアドバンテージになると思っている」とトロロッソのチーム代表フランツ・トストは語っていた。

    しかし、ホンダは6月19日(火)にトロロッソの親チームであるレッドブル・レーシングと2019年から2年間のF1パワーユニット契約を結んだことを発表。同じレッドブル・グループのなかで人員や予算規模も大きいレッドブルレーシングの方が、ホンダのワークスのステータスを得ることになるとと見る向きもある。

    しかし、ホンダのモータースポーツ部長を務める山本雅史は、ワークス/カスタマーという格差はなく、トロロッソとレッドブル・レーシングの両チームに同じ仕様のパワーユニットを供給していくと語る。

    「来年からはレッドブル・レーシング、トロロッソの2チームに、レギュレーションに沿って同仕様のパワーユニットを供給することとなります」とコメント。

    「我々パワーユニットマニュファクチュラーからすると、これまでのように供給先チームをワークス/カスタマーと定義づける考え方は、それぞれに同一パワーユニットを供給しなくてはならないという現行レギュレーションを考慮すると成立しないと思っています」

    「そういった意味でも今回の契約は、レッドブル・レーシング、トロロッソ、そしてホンダの三者がイコールになるようなパートナーシップだと考えています」

    「ホンダとトロロッソとの間の現在の関係が変わることはありません」

    Auto Bild は、ルノーはF1パワーユニットの代金として年間1800万ユーロ(約22億円)を求めていたため、トロロッソとホンダは財政的にはるかに良い状況になると報じている。

    「プレスリリースで出ている以上の契約の詳細を明かすつもりはありませんが、両社にとって非常に公正な条件だと言えます」と山本雅史は語った。

    マクラーレンとのパートナーシップに心配したホンダは、レッドブル・レーシングへのF1パワーユニット供給に大きなプレッシャーを感じていると山本雅史は認める。

    「レッドブルはトップチームのひとつです。複数のチャンピオンシップを獲得しており、今年もすでに数戦で勝利を挙げています」と山本雅史はコメント。

    「彼らは非常に優れたシャシーを有していることは明らかですし、それはレースに勝つチャンスがさらに増えることを意味します」

    「それはホンダのメンバー全員にさらなるモチベーションを与えますが、同時に我々にとって巨大なプレッシャーであり、大きな責任となります」

    「ですが、常に高い目標を目指すことがホンダの本質ですし、それがホンダというものだと思っています」

    「出発点として、レッドブル・レーシングのパフォーマンスが現在のレベルを下回ることは望んでいません。ですが、我々の目標は現時点で彼らがやっていることよりもさらに進む、さらに良くなることです」

    「今年からパートナーシップを組んでいるトロロッソも同様ですが、今回の契約交渉を通し、レッドブル・グループがホンダという会社に対して非常にリスペクトを払ってくれていることを強く感じました。F1では過去3年間、我々はなかなか思うような成績を出すことができずに苦しんできたわけですが、そのような状況にあっても、ホンダとのパートナーシップに可能性を見出し、真摯な姿勢で交渉に臨んでくれたことにとても感謝しています」

  • トロロッソ 「我々はブレンドン・ハートレーを100%サポートするが…」

    トロロッソ 「我々はブレンドン・ハートレーを100%サポートするが…」

    トロロッソは、ブレンドン・ハートレーをバックアップするが、ハートレーが今シーズン終了までF1に留まれるかどうかを最終的に決めるのは親会社のレッドブルだと認める。

    今シーズン、トロロッソ・ホンダでF1フル参戦を果たしたブレンドン・ハートレーだが、チームメイトのピエール・ガスリーに匹敵できておらず、シート喪失が噂されている。

    ピエール・ガスリーが18ポイントを獲得しているのに対し、ブレンドン・ハートレーは1ポイントしか獲得できていない。

    レッドブルはブレンドン・ハートレーへの忍耐が尽きたとされており、マクラーレンの育成ドライバーのランド・ノリスを含めた複数のドライバーがハートレーの後任候補として名前が挙げられている。

    だが、トロロッソはブレンドン・ハートレーを支持していると主張する。

    「我々は彼に成功してほしいと思っている」とトロロッソのチームマネージャーを務めるグラハム・ワトソンはコメント。

    「トロロッソとして、我々はブレンドンを100%支持している」

    しかし、グラハム・ワトソンは、最終的にそれを決めるのはトロロッソではないかもしれないと認める。

    「ドライバーは主にレッドブルにコントロールされており、我々はチームとしてその二人のドライバーと仕事をして、将来のワールドチャンピオンになるための実力をつけさせようとしている」とグラハム・ワトソンはコメント。

    「我々は実際にトロロッソのドライバーに何が起こるかをコントロールすることはできない」

  • 【動画】 ブレンドン・ハートレー、クラッシュで0周リタイア / F1カナダGP

    【動画】 ブレンドン・ハートレー、クラッシュで0周リタイア / F1カナダGP

    トロロッソ・ホンダのブレンドン・ハートレーは、F1カナダGPの決勝レースをクラッシュにより0周リタイアで終えた。

    12番グリッドからスタートしたブレンドン・ハートレー。最初の3コーナーは無事に通過したが、その後、コントロールを失ったランス・ストロール(ウィリアムズ)に幅寄せされるカタチでウォールにクラッシュ。2台揃ってリタイアとなり、レースにはセーフティカーが導入された。

    今回、ホンダは新スペックのパワーユニットを投入。来季からホンダのF1パワーユニットへの変更を検討しているレッドブル・レーシングにとっても多くのデータを取りたいレースだった。幸いにもピエール・ガスリーが新スペックへの交換を決断しており、その部分では問題ないかもしれない。

    F1シート喪失の噂が絶えないブレンドン・ハートレー。いいところを見せたいレースではあったが、厳しい結末となってしまった。

    関連:F1カナダGP 結果:セバスチャン・ベッテルがポール・トゥ・ウィンで圧勝

  • ピエール・ガスリー、新スペックのF1エンジン搭載で10グリッド降格

    ピエール・ガスリー、新スペックのF1エンジン搭載で10グリッド降格

    トロロッソ・ホンダのピエール・ガスリーは、F1カナダGPの決勝にむけてパワーユニットを新スペックのものに一新。最後列19番グリッドからレースをスタートすることになった。

    ピエール・ガスリーは、フリー走行3回目に新スペックのパワーユニットにパワー低下の不具合が発生。予選では旧スペックのパワーユニットに戻し、16番手スタートが決定していた。

    しかし、その後、カナダと日本のホンダの本拠地で作業が行われ、レースで新しいスペックのパワーユニットを走らせることに問題はないと判断された。

    その結果、ピエール・ガスリーのマシンには6つすべてのコンポーネントが完全にフレッシュなものに交換されることになった。

    実際にペナルティを科せられるのは4基目のエンジンで、これによりピエール・ガスリーには10グリッド降格ペナルティが科せられる。

    予選ではロマン・グロージャンがタイムを記録できなかったため、ピエール・ガスリーは19番グリッドからスタートすることになる。

    トロロッソのチーム代表フランツ・トストは「ホンダが期待していた方向に機能しない可能性があることがデータで認識されたため、FP3後にエンジンを交換した」と Autosport にコメント。

    「分析するための時間が短かったので、旧スペックに戻した方が安全だった。その後、昨日の夜にさくらで全てのデータが分析され、我々は新しいパワーユニットを搭載することにした」

    「予選でピエールは車検に呼ばれて時間を失ったことで苦しんでいたし、我々はフランスやオーストリアでペナルティを受けたくなかった」

    「我々はここでそれを受けることにした。それがうまくいくことを願っている」

    ピエール・ガスリーが新スペックのパワーユニットでレースを行うことで、レッドブル・レーシングは2019年のエンジン決定のためにホンダの新スペックにおける進歩を判断するために必要なデータを得られることになる。

    仮にブレンドン・ハートレーだけが新スペックでレースをスタートし、初期にリタイアを喫するようなことがあれば、レッドブル・レーシングは限られた情報しか得られない可能性があった。

    フランツ・トストは、ピエール・ガスリーのパワーユニット交換にレッドブル・レーシングの意向は考慮されていないとしつつも、“もちろん、それは有効なポイントだ”と認める。

    また、フランツ・トストは、ピットレーンスタートを引き起こす可能性のある他の変更をマシンに加える予定はないと語った。

  • ピエール・ガスリー 「旧スペックのPUに戻したことで予選は厳しかった」

    ピエール・ガスリー 「旧スペックのPUに戻したことで予選は厳しかった」

    トロロッソ・ホンダのピエール・ガスリーは、F1カナダGPでホンダが導入した新スペックのパワーユニットにトラブルが発生。旧スペックに交換しなければならなかったことで予選は“厳しくなった”と語る。

    ホンダは、F1カナダGPにアップグレードを施した新型エンジンを投入。金曜日のフリー走行で新スペックを走らせたピエール・ガスリーとブレンドン・ハートレーは、以前のバージョンよりも“良くなっている”“速くなっている”と手応えを口にしていた。

    しかし、土曜日の午前中に開催されたフリー走行3回目にピエール・ガスリーのパワーユニットにパワー低下が見られたため、ホンダは予防措置としてパワーユニット全体を旧スペックのものに交換。ピエール・ガスリーは第2戦バーレーンGPから5戦分のマイレージを重ねていたエンジンで予選を戦うことを余儀なくされた。

    結果、ピエール・ガスリーは約0.05秒差でQ1敗退を喫して16番手。予選にむけて大きく不利な立場に陥ったと感じたと語った。

    「P3で新しいアップグレードされたエンジンに問題が発生し、僕たちはモナコで使っていたエンジンに戻さなければならなかった」とピエール・ガスリーは予選後に Sky Sports にコメント。

    「カナダのようなコースではトップスピードが本当に重要だし、それによって予選はかなり厳しいものになった」

    「小さなギャップで逃してしまうのはいつだってフラストレーションを感じるよ」

    ホンダF1のテクニカルディレクターを務める田辺豊治は、ピエール・ガスリーのパワーユニットがFP3の終盤にパワーを失ったと説明した。

    「予防措置としてパワーユニット全体を交換しました」と田辺豊治はコメント。

    「過去に使用済のパワーユニットを搭載したため、ペナルティはありませんが、アップデートがないパワーユニットで予選以降のセッションを走ることになります。問題の原因については現在分析中です」

    新スペックのパワーユニットの利益について質問されたピエール・ガスリーは「ストレートでのスピードでパワーを落とすとエンジンから多くのパワーを得られる」とコメント。

    「ロングストレートのあるカナダのようなトラックでは、ラップタイムのゲインはかなり重要だ」

    新スペックのパワーユニットを搭載したブレンドン・ハートレーは、Q1を8番手タイムで突破し、決勝を12番グリッドからスタートする。

    「アップグレードで走ったブレンドンが良い仕事をしたのはポジティブなことだし、とにかく僕はできる限り早く僕のクルマにアップグレード版エンジンが戻るのが待ち切れない」とピエール・ガスリーはコメント。

    「ポジティブな面に目を向ければ、今後のレースにとっては良いことだ。でも、明日は僕たちのガレージはかなり難しいだろう」

    「でも、僕は常に希望に満ちている。簡単ではないけど、レースができないわけではない。全力を注いで、明日何を得られるかを見てみる必要がある」

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