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  • トロロッソ・ホンダ:F1カナダGP 予選レポート

    トロロッソ・ホンダ:F1カナダGP 予選レポート

    トロロッソ・ホンダは、F1カナダGPの予選でブレンドン・ハートレーが12番グリッドを獲得。ピエール・ガスリーはパワーユニット交換でアップデート効果を失い16番手にとどまった。

    第7戦カナダGP、2日目の土曜日にFP3と予選が行われた。モントリオールは、気温は20度に満たないものの、朝から晴れ間が広がり好天となった。

    午前11時に始まったFP3では、ピエール・ガスリー、ブレンドン・ハートレーともにハイパーソフトタイヤでの走行を行い、予選に向けたアタックを行った。まずガスリーが1分13秒334の自己ベストをマークし、ハートレーも1分13秒653とタイムアップ。ともにこれまでの自己ベストを更新する。その後2台は同じタイヤで周回を重ねた。

    セッション残り15分を切った段階で、ブレンドン・ハートレーがニュータイヤでコースインし、1分13秒076と大きくタイムを伸ばす。ピエール・ガスリーもニュータイヤで再びアタックを行ったが、終盤にパワーユニットからのパワー供給を失う形でセッションを終えた。ブレンドン・ハートレーは12番手、ピエール・ガスリーは15番手の結果だったが、このセッションは7番手から20番手が1秒強の間にひしめく非常に接近した争いとなった。

    FP3後、チームはピエール・ガスリーのパワーユニット交換を決断し、予選までに急ピッチで作業を行った。交換したパワーユニットはすでに使用したアップデート前の仕様で、ガスリーはペナルティーの対象とはならない。

    午後2時、気温23度、路面温度44度のコンディションで予選が開始された。Q1で、ピエール・ガスリーは1回目のアタックで1分13秒047をマークし、自己ベストを更新。ブレンドン・ハートレーは1分13秒238と伸び悩む。18分間のセッション終盤、2台はニュータイヤで2回目のアタックに挑む。ハートレーは1分12秒587の好タイムをマークしたが、ガスリーは1回目のタイムを上回ることができない。ハートレーは8番手でQ2に進出を果たしましたが、ガスリーは16番手にとどまりQ1で予選を終えた。

    Q2に進んだブレンドン・ハートレーは、1回目のアタックは1分12秒651と、Q1のタイムを上回ることができず全体の12番手にとどまった。セッション終盤にニュータイヤでアタックに挑み、1分12秒635とタイムアップを果たしたものの、ポジションをあげるには至らず、12番手で予選を終えた。

    ブレンドン・ハートレーは6列目12番手から、ピエール・ガスリーは8列目16番手からポイント獲得を目指し決勝レースに挑む。F1カナダGP決勝レースは10日(日)午後2時10分(日本時間11日午前3時10分)にスタートする。

    ブレンドン・ハートレー (12番手)
    「今日の自分の走りと、いいポジションを獲得するためのチームの努力に満足しています。今週末の僕たちの走りからすると12番手は妥当なポジションだと思います。最終ラップでさらに0.1秒ぐらいタイムを上げることはできたかもしれませんが、ポジションを上げることやQ3に進出することは難しかったと思います。バンプやカーブ、コーナー、ウォールなど、さまざまな要素を持ったこのサーキットでの走行を楽しんでいます。モナコでも感触はよかったのですが、Q1の結果が悪くQ2進出を逃しました。そういう意味でも、ここモントリオールでそれよりもいい予選結果を獲得できてうれしいです。明日はいいレースができると思います。アップグレードの結果、パフォーマンスは上がっています。最近は決勝での調整に苦労しているので、その部分を解決してトップ10を狙いたいです。今のところ調子はいいと感じています。このサーキットのレースでは、さまざまなことが起こり得ますので、集中し、ポイント獲得のためにベストを尽くします」

    ピエール・ガスリー (16番手)
    「今日は運がなかったです。FP3までは順調でしたが、FP3でパワーユニットに問題が起こり旧バージョンのパワーユニットに戻しました。このモントリオールのようなコースではストレートでのスピードが重要なので、アップデートしていないパワーユニットを使用することはディスアドバンテージになりました。そのため予選は簡単ではなかったですし、わずかな差でQ2進出を逃したことはフラストレーションが溜まりました。ホンダがモントリオールで導入したアップデートは今のところよく機能しており、その部分はポジティブに感じていますし、できるだけ早くアップデートしたパワーユニットに戻したいと感じています。明日は厳しいレースになると思いますが、どんな挑戦でも行うつもりです。モントリオールではどんなことでも起こり得ます。チャレンジングなサーキットでミスを犯しやすいので、僕にもチャンスがあるかもしれません」

    田辺豊治 (ホンダF1 テクニカルディレクター)
    「今日はハートレー選手がわずかなタイム差でQ3進出を逃したものの、明日は12番手でレースをスタートできることは悪くない結果だと思います。ガスリー選手については、午前のセッション終盤にパワーユニットのパワーを失ったため、予選に向けてパワーユニットの交換を行いました。過去に使用済みのパワーユニットを搭載したため、ペナルティーはありませんが、アップデートがないパワーユニットで予選以降のセッションを走ることになります。問題の原因については現在分析中です。短い時間の中でパワーユニットを交換し、予選に間に合わせてくれたトロロッソとホンダのメカニックたちには感謝しています」

    ジョディー・エギントン (トロロッソ 副テクニカル・ディレクター)
    「有意義だった昨日の走行を終え、今日のセットアップ変更に向けてエンジニアは夜を徹したデータ解析を行いました。それによってマシンのバランスを向上できたと思います。今日の主な目的はアウトラップでのタイヤの準備、ブレーキバランスの調整、差動装置やさまざまなパワーユニット関連のパラメーターなどの基本的なセッティングでした。両ドライバーからフロントタイヤのセッティングに関するフィードバックがありましたが、基本的にマシンのセッティングはよかったです。残念ながらセッションの最後でピエールのパワーユニットに問題を発見し、不要なリスクを避けるために予選では旧バージョンのパワーユニットに戻しました。予選までにパワーユニットを交換するためにホンダとトロロッソのスタッフが素晴らしい仕事をしてくれたので、通常の予選準備への影響は最小限でした。予選ではプッシュラップとクールラップを繰り返す予定でしたが、特にQ1ではトラフィックの影響で十分な周回を走れませんでした。残念ながらブレンドンの最初のアタックはうまくいきませんでしたが、2回目のアタックはトラフィックの影響を受けることなく行えました。ピエールの最初のラップはアンダーステア気味でしたが2回目のラップでは改善し、2人のQ2進出を期待していました。ピエールは最初のアタックの後に車検のために呼び出され、そのタイムロスが2回目のアタックの準備に影響を与えました。プッシュとクールを繰り返すプランはタイトな時間の中で行うこととなり、彼はタイムアタックを1周しか行えず、十分な結果を残すことができませんでした。タイヤの力を十分に引き出すこともできず、Q2に進出することはできませんでしたし、マシンの力を出し切ることができずに残念でした。一方で、ブレンドンが2度のアタックを順調に行い12番手を獲得できたのはよかったです。2台ともうまくいく可能性があっただけに、複雑な心境です。しかし、すでに明日の決勝に目は向いています。決勝で2人のドライバーがいい走りができるように、可能な準備はすべて行います」

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  • ホンダF1:ピエール・ガスリーの新スペックPUにトラブル発生

    ホンダF1:ピエール・ガスリーの新スペックPUにトラブル発生

    ホンダF1は、6月9日(土)に行われたカナダGPのフリー走行3回目にピエール・ガスリーのパワーユニットに不具合が見つかったため、予選にむけてパワーユニット全体を以前のバージョンに戻したことを明らかにした。

    フリー走行3回目ではブレンドン・ハートレーが24周を走行して12番手タイム(1分13秒076)を記録したのに対し、ピエール・ガスリーは終盤にタイムを更新できず、19周の走行で15番手タイム(1分13秒334)で終えていた。

    ホンダF1のテクニカルディレクターを務める田辺豊治は、ピエール・ガスリーが搭載していた新スペックのパワーユニットにパワー低下が見られたため、予防措置として予選にむけてパワーユニット全体の以前のバージョンに交換しいたことを明らかにした。

    「午前中のフリープラクティス終盤にピエールのエンジンがパワー低下を示しました。予防措置として我々はユニット全体を交換する決断をしました」と田辺豊治はコメント。

    「ピエールのこのパワーユニットは以前に使用していたものなので、この変更によってペナルティが発生することはありません」

    「これから問題の原因を特定するためにすべてを詳しく調査していきます」

    F1カナダGPの予選では、新スペックのブレンドン・ハートレーがQ2に進出して12番グリッドを獲得したのに対し、旧スペックのピエール・ガスリーはQ1で敗退して16番手だった。

    ブレンドン・ハートレーのQ1でのタイムは1分12秒587、ピエール・ガスリーのタイムは1分13秒047でその差は0.460秒。ピエール・ガスリーはQ1で最後のアタックができておらず、ドライバーの力量もあるが、10馬力あたりのタイム差を0.15秒差と想定して単純計算するとホンダは新スペックのパワーユニットで約30馬力アップを果たしていることになる。

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  • トロロッソ 「ホンダのアップデート版パワーユニットは期待通り」

    トロロッソ 「ホンダのアップデート版パワーユニットは期待通り」

    トロロッソのチーフエンジニアを務めるジョナサン・エドルズが、F1カナダGP初日のフリー走行でのトロロッソ・ホンダの作業、そして、今回のグランプリで投入されたホンダのアップデート版パワーユニットについて語った。

    「全体的に我々にとってかなり生産的なカナダでの金曜日だったと言える」とジョナサン・エドルズはコメント。

    「我々のドライバーはトラックを知らないし、ここに来たこともなかったので、モナコと同様にドライバーに可能限り一貫性のあるクルマを与えて多くの周回数を走らせるを計画だった」

    「我々はここで次の新しいパワーユニットを搭載した。アップデート版のパワーユニットは通常のマッピング作業を実施する必要があったし、すべてが期待通りに完璧に機能している。問題はなく、ドライバビリティも非常に良い」

    「1回目のセッションではこのトラックでのセットアップにベストな妥協点を見つけるためにいくつかメカニカル面と空力面のテストを実施した。1回目のセッションですべてが期待通りに機能していたので、特にピエールのクルマにFP2にむけてさらなる変更を施した」

    「FP2はかなりスタンダードなプランを進め、ブレンドンはとても良いセッションを行っていた。彼の最終順位はそれを反映している。ピエールに関してセットアップ変更が少し離れすぎていたと思う。彼はクルマを100%快適に感じいることができていなかったし、あまりラップをまとめることができなかった。彼がタイムシートの下位で終えたのはそれが理由だ。全てをまとめて、セットアップを最適化することができれば、それを改善できることはわかっている」

    「ハイパーソフトはややグレイニングとデグラデーションに苦しんだし、多くのチームがそれに苦労していたと思う。我々のクルマはハイパーソフトをかなりコントロールできていたように思う」

    「明日にむけたベストなセットアップと日曜日にむけて適切な戦略を決定するために今夜検討しなければならないことはたくさんある」

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  • トロロッソ・ホンダ:F1モナコGP 現場レポート

    トロロッソ・ホンダ:F1モナコGP 現場レポート

    トロロッソ・ホンダにとって、チーム、ドライバーともに確かな手応えを感じられる結果となった第6戦モナコGP。そんなモナコでの週末をチームスタッフが振り返った。

    伝統のモナコGP――モンテカルロ市街地コースで開催されるモナコGPは、シリーズの中でも独特の雰囲気を漂わせるグランプリだ。

    今年で76回目となる長い歴史、華やかさがあふれる数々のイベント、いくつもの名勝負を生んできた市街地コース、そしてドライバーのだれもがウイナーとなることを夢見る特別な大会である。

    トロロッソ・ホンダは、そんな華やかさに浸ることなく、速さを追求する戦いに挑んだ。シリーズ序盤のマシンの不調も対策が進み、前戦スペインではある程度の成果を確認できた。そして、モナコ独特のコースに対応するべく、シャシー、空力、パワーユニット(パワーユニット)もそれぞれに工夫を凝らし、期待を持って第6戦モナコGPを迎えた。

    「モナコでは低速コーナーが多く、ドライバビリティが大きくタイムに影響します。なので、普段はあまり使わないような低速域でのパワーユニットセッティングが重要です。追い抜きが難しいコースですから予選が非常に重要で、そのため、予選を重視したエネルギーマネジメントを考えています。スペインGP後のテストで、パワーユニットの各コンポーネント間のエネルギーバランスの最適化にトライしましたが、そこで得たものを、いくつかここモナコで使えると考えています」とホンダF1のテクニカルディレクターの田辺豊治は語った。

    ホンダとトロロッソの連携や信頼感も、シーズンが進むごとに深まっている。モナコでは、ホンダからトロロッソにマシンカラーを模したホンダ製のスクーターが贈られ、その贈呈式を走行前日の水曜日に行った。ドライバーのピエール・ガスリー、ブレンドン・ハートレーはそれぞれのゼッケンナンバーをつけたスクーターに乗って大はしゃぎし、場はトロロッソ・ホンダらしい、明るいムードに包まれた。

    モナコGPは走行スケジュールも独特で、通常金曜日に行われるプラクティス1、2は木曜日に行われる。そして金曜日は走行がなく、さまざまなイベントが組み込まれている。迎えた木曜日、トロロッソ・ホンダの2台は好調な走り出しを見せた。トップ10には及ばなかったが、マシンの状態はドライバー、チームともに手応えを感じられるもので、特にハートレーは常にガスリーをリードするタイムをマークし、好調さをアピール。ガスリーも、若干セッティングバランスに苦しんだが、マシンの速さを実感していた。

    「今はまだベストなセッティングを探している最中ですが、マシンに速さがあることは分かっているので、あとコンマ数秒詰めればベスト10に入れると思います」とピエール・ガスリー。走行のない金曜日も、チームは速さを求めて全力で作業を行った。

    その努力の成果は、土曜日のプラクティス3に表れる。ハートレーが7番手、ガスリーが8番手と、これまでで最高の結果を残し、予選での期待が一気に高まった。

    しかし、予選ではガスリー、ハートレーともに残念な結果に終わってしまう。それまでガスリーに勝る速さを見せていたハートレーは、Q1でトラフィックに引っかかりタイムが伸びず、Q2に進むことができなかった。バーレーン以来のQ3進出を果たしたガスリーは、ベストラップを刻んだ最終セクターでわずかにガードレールにヒットしてコンマ数秒を失い、10番手に終わった。

    予選後、チーフエンジニアのジョナサン・エドルズは「新しいタイヤで走った最後のアタックは特にいい走りができていて、ターン15でタイムロスするまではコンマ数秒、縮めていました。6~7番手のポジションを狙うチャンスがあっただけに、残念でした」と悔しがった。

    迎えた決勝レース当日。2人のドライバーは、予選でのミスをばん回するすばらしい仕事をして見せた。ともに初めてのモナコGPながら、レースではそれを感じさせないスピードと安定感のあるドライビングを披露。ハートレーはスタート直後の接触や、レース終盤にブレーキの壊れたマシンに追突されるという不運に見舞われたものの、走行ペースはよく、入賞目前までポジションを上げていた。ガスリーは、見事なタイヤマネージメントで、1セット目のハイパーソフトタイヤをだれよりも長く持たせ、ポジションを作り上げた。その戦略と、それをミスなく遂行し7位入賞を果たしたガスリーには多くの賞賛が寄せられた。

    「FP3や予選でもいいパフォーマンスを見せていましたが、決勝でもその流れを維持し、ポジションアップが難しいここモナコで、予選結果を上回るかたちでレースを終えることができました。この結果はチーム全員の努力と、ガスリー選手のすばらしいドライビングのおかげだと思います。パワーユニットとしては予選、レースともに特殊なモナコのトラックに合わせたセットアップをまとめきり、週末を通してトラブルフリーで乗りきることができてよかったです」とレース後、田辺豊治はコメントしている。

    チームもドライバーも序盤の苦しい時期を乗り越えて、マシンに手応えを感じている。難しいモナコでのレースを好結果で乗りきったことは、マシンの方向性が間違っていないことと、ドライバーがそのポテンシャルを発揮していることを合わせて自信につながり、チームのムードも一段とよくなっている。

    シリーズ中盤に向けて、競争はさらに激しさを増すことだろう。次戦カナダでもマシンのアップデートが行われ、そして真価が問われるヨーロッパでの連戦がまもなく始まる。モナコでのいい流れを引き継ぐこと、そしてマシンのさらなるパフォーマンスアップが、トロロッソ・ホンダに求められている。

  • マーク・ウェバー 「ブレンドン・ハートレーは正念場を迎えている」

    マーク・ウェバー 「ブレンドン・ハートレーは正念場を迎えている」

    元F1ドライバーのマーク・ウェバーは、トロロッソ・ホンダのブレンドン・ハートレーがF1キャリアの正念場を迎えていることを認識していると語る。

    今年トロロッソ・ホンダからF1フル参戦を果たしたブレンドン・ハートレーだが、開幕6戦(15位、17位、20位、10位、12位、19位)で1ポイントしか獲得できておらず、そのパフォーマンスとミスの多さにシート喪失の危機が報じられている。

    F1モナコGPではシャルル・ルクレールに追突されてリタイア。オープニングラップではフロントウイングにダメージを負い、ピットレーンのスピード違反によって5秒加算ペナルティを科せられていた。

    ブレンドン・ハートレーの母国ニュージーランドの隣国オーストラリア出身でポルシェでWECをともに戦った元F1ドライバーのマーク・ウェバーは、ブレンドン・ハートレーはF1シートを維持するための正念場を迎えていることをわかっていると語る。

    「彼はできる限り長くシートをキープし、自分にF1で仕事をしていく能力があることを示したがっている。彼にとって、現時点では自分自身を証明し、その勢いを掴むのは厳しい状況となっている」とマーク・ウェバーはコメント。

    「ドライバーとして、そのギャップを埋めなければならないし、状況をまとめて、自分の周りにチームを得て、結果を出していかなければならない。だが、それができるかを人々は見ているし、彼は顕微鏡でのぞかれていることを知っている」

    FモナコGPを終えたブレンドン・ハートレーは「15番手からのスタートだったけど、いいスタートを切ることができたと思う」とコメント。

    「でも、残念なことに、オープニングラップのターン5でフロントウイングにダメージを負ってしまった。それが原因となり、ダウンフォース不足でタイヤの磨耗が早く、難しい状況になったけど、ウルトラソフトタイヤを最後まで効果的に使うことができた」

    「ポジションアップするために早い段階でピットインをする作戦を取り、レース終盤ではサインツをオーバーテイクしてポジションアップすることに成功したが、ザウバーのマシンに後ろから追突されてしまった。レース終了後にルクレールと話し、彼がブレーキにトラブルを抱えていたことを知った。とても残念な結果だけど、それがモナコなのだと思う」

    「このレースウイークはFP1からとても調子がよかったけど、結果としてうまくまとめることができなかった。自分の走りには満足しているけど、満足いく結果につなげられず残念だ」

    F1モナコGPが最後のレースだとも報じられたブレンドン・ハートレーだが、そのような噂を否定している。

    「それを聞いて驚いたよ。僕には契約がある。本当に驚いたよ」とブレンドン・ハートレーはコメント。

    「F1では常に多くの噂があるし、ドライバーとしてはあまりそのようなものは読まない方が得策だ」

    「自分がチームプレイヤーであることはわかっているし、舞台裏で非常に懸命に作業している。自分にもっと実力があることはわかってる」

    「人々はF1でかなり短い記憶しか持っていないときがあると思う。状況はあっという間に過ぎていくし、1週間で完全に違ったストーリーになっていることもある」

    「多くの批判家がいるけど、ドライバーとして最大の批判家は自分自身だ」

  • バルテリ・ボッタス 「モナコGPではトロロッソ・ホンダの方が速かった」

    バルテリ・ボッタス 「モナコGPではトロロッソ・ホンダの方が速かった」

    バルテリ・ボッタスは、F1モナコGPでのハイパーソフトタイヤでの第1スティントでメルセデスがトロロッソ・ホンダのピエール・ガスリーに匹敵できなかったと認める。

    10番グリッドからスタートしたピエール・ガスリーは、ピレリの最も柔らかいコンパウンドであるハイパーソフトタイヤで全ドライバーで最長となる37周を走行する見事なタイヤマネジメントで7位入賞を果たしている。

    一方、週末を通してハイパーソフトに苦戦を強いられたメルセデスは、ルイス・ハミルトンが12周目、バルテリ・ボッタスが17周目でピットインしている。

    「彼らがハイパーソフトであれほど長いスティントを走れていたのは印象的だった。あのタイヤでは彼らの方が僕たちよりも速かったのは確かだ」とバルテリ・ボッタスはコメント。

    「今週末の僕たちの弱点はハイパーソフトでのロングランのパフォーマンスだったと思う。全体的にクルマはペースが不足していた」

    一方、ピエール・ガスリーは、レースのほぼ半分をハイパーソフトで走るとは予想していなかったと説明する。

    「実際、僕たちは予定していたよりもはるかに長いスティントを走った」とピエール・ガスリーはコメント。

    「僕たちはあれほどタイヤを長持ちさせられるとは思っていなかった。まったく計画していなかったし、レース中に決めたことだった。第1スティントでハイパーソトであれほど多くの周回を走れたのは信じられないことだった」

    「レース前はタイヤにまったく自信がなかった。デグラデーションが物凄かったからね。だから、序盤はタイヤを本当に労わろうとしていた」

    「全員がピットに入ったときにプッシュし始めたけど、僕たちはスーパーソフトやウルトラソフトに交換したドライバーよりも速かった」

    メルセデスは、レースでハイパーソフトの使用を避けるために予選Q2でルイス・ハミルトンとバルテリ・ボッタスにウルトラソフトでタイムアタックを敢行させている。しかし、その作戦は成功せず、両ドライバーともウルトラソフトではトップ10タイムを記録することができず、最終的にハイパーソフトでタイムを出した。

    バリテリ・ボッタスは、メルセデスは再びハイパーソフトが割り当てられてるカナダにむけて問題を解決する必要があると認めるが、その一方でポールや勝利を争えなかったのはマシン側に問題があると考えている。

    「予選では素晴らしいタイヤだけど、レースでは大きなデグラデーションやグレイニングを避けて生かし続けるのはとても難しい」とバルテリ・ボッタスはコメント。

    「僕たちは今週末から自分たちにできる全てのことを分析していく。他チームの方がロングランで僕たちよりもうまくハイパーソフトを機能させられていたからね。他のタイヤでQ2を突破できないのであれば、それが僕たちがモントリオールにむけて学ばなければならないことだ」

    「正直、レースでのスーパーソフトはサプライズだった。木曜日には問題はなさそうだったけど、特別なものには見えなかった
    でも、ベストなタイヤだったのは確かだ」

    「とにかく僕たちの問題はハイパーソフトの劣化があまりに速いことだったと思う。今週末の予選でのペースを振り返れば、ポールを争えなかったのはタイヤではなく、クルマによるところが大きかった。このトラックでは速さがなかった」

  • トロロッソ・ホンダ:F1モナコGP 決勝レポート

    トロロッソ・ホンダ:F1モナコGP 決勝レポート

    トロロッソ・ホンダは、F1モナコGPの決勝レースで ピエール・ガスリーが見事なタイヤマネージメントとハイペースで7位入賞。ブレンドン・ハートレーは終盤で後続に追突されリタイアで終えた。

    第6戦モナコGPは、レーススタートが近づくにつれ雲が厚くなり、時折りポツポツと雨が落ちる中、現地時間午後3時10分から決勝レースが行われた。スタート時の気温は25℃、降水確率は20%だった。

    トロロッソ・ホンダは、予選10番手のピエール・ガスリーが5列目からスタート。予選16番手のブレンドン・ハートレーは、前車のグリッドダウンペナルティーにより15番手に繰り上がり8列目からのスタートとなった。ガスリーは予選Q2で使用したハイパーソフトタイヤ、ハートレーが新品のハイパーソフトタイヤでスタートした。

    スタート直後の第1コーナーで10番手を守りきったピエール・ガスリーは、前車との差を詰めながら周回を重ねる。ハートレーは、スタート直後に他車と接触しフロントウイングにダメージを追うが、15番手を死守した。

    追い抜きが非常に難しいモナコのコースでポジションを守りながらレースを続けるトロロッソ・ホンダの2台。ハートレーは13周を終えてピットインし、ウルトラソフトタイヤに交換した。ガスリーはすばらしいタイヤマネージメントでピットインを引き延ばし、他車のピットインによってポジションを上げていく。23周目には6番手に浮上し、その後自身のレースベストラップを更新するペースのよさで後続を引き離す。

    37周目、後続との差を10秒以上に広げてピエール・ガスリーはピットイン。スーパーソフトタイヤに交換した。このピットインにより10番手にポジションを落としたガスリーだったが、新しいタイヤで、ハイペースのラップを刻む。上位車のピットインやトラブルにより52周目に7番手にポジションを上げ、レースは終盤戦に入った。レース中盤から11番手を走行していたハートレーは、終盤の72周目にトンネル出口からシケインに入るところで後続車に追突され、マシンにダメージを負ってピットイン。そのままリタイアとなった。

    残り15周となったレース終盤、7番手走行のガスリーに後続車が迫り、激しいバトルとなる。しかし、安定したハイペースでそれを抑えたガスリーは、7番手を守りきり、78周のチェッカーフラッグを受けた。

    トロロッソ・ホンダは第4戦アゼルバイジャン以来の入賞となり、ピエール・ガスリーは第2戦バーレーン以来のポイントを獲得した。

    第7戦カナダGPは、モントリオール郊外のジル・ビルヌーブサーキットで6月8日(金)~10日(日)に行われる。

    ピエール・ガスリー (7位)
    「初めてのモナコでのレースは、僕にとってキャリア2度目のポイント獲得となり、すばらしいレースになりました! 10番手からのスタートで厳しいレースになると予想していましたが、マシンは驚くほど速かったです! 序盤はタイヤに気をつけながら走りましたが、マシンの調子がとてもよかったので、周囲にライバルがいない状況では猛プッシュすることができました。モナコではオーバーテイクが難しいことが分かっていたので、タイヤ交換後に他車より前でピットアウトした後は、背後のヒュルケンベルグ選手を懸命に抑えて走りました。レース終盤はタイヤの磨耗も激しかったので、ミスをしないように集中し、気をつけて走行しました。簡単なレースではありませんでしたが、7位を獲得することができ、素直にとてもうれしいです!」

    ブレンドン・ハートレー (リタイア)
    「15番手からのスタートでしたが、いいスタートを切ることができたと思います。しかし、残念なことに、オープニングラップのターン5でフロントウイングにダメージを負ってしまいました。それが原因となり、ダウンフォース不足でタイヤの磨耗が早く、難しい状況になりましたが、ウルトラソフトタイヤを最後まで効果的に使うことができました。ポジションアップするために早い段階でピットインをする作戦を取り、レース終盤ではサインツ選手をオーバーテイクしてポジションアップすることに成功したのですが、ザウバーのマシンに後ろから追突されてしまいました。レース終了後にルクレール選手と話し、彼がブレーキにトラブルを抱えていたことを知りました。とても残念な結果ですが、それがモナコなのだと思います。このレースウイークはFP1からとても調子がよかったのですが、結果としてうまくまとめることができませんでした。自分の走りには満足していますが、満足いく結果につなげられず残念です」

    フランツ・トスト (トロロッソ チーム代表)
    「まず初めに、レッドブルレーシングの優勝、おめでとうございます! リカルド選手は誰よりもすばらしい走りを見せてくれましたし、レッドブルが伝統のモナコで勝利を手にしたことをうれしく思います。我々は木曜日から調子がよく、手応えを感じていたのですが、予選ではすべてを出し切ることができませんでした。しかし、重要なのはレースです。ピエールはレース序盤からうまくタイヤをマネージメントし、7位フィニッシュというすばらしいレースを見せてくれました。彼にとってモナコでのF1初レースにもかかわらず、それを感じさせないタイヤのマネージメント力をみせてくれたおかげで、ハイパーソフトタイヤで長く走ることができました。戦略も成功し、ピットインを遅めにしたおかげで7位にポジションアップできました。ブレンドンはあと少しのところでポイントを獲得できたのですが、残念なことにルクレール選手に背後から追突され、リタイアとなってしまいました。次戦のカナダGPでも今回のようなパフォーマンスが発揮できるよう、チーム一丸となって努めたいと思います」

    田辺豊治 (ホンダF1 テクニカルディレクター)
    「昨日のFP3や予選でもいいパフォーマンスを見せていましたが、今日の決勝でもその流れを維持し、ポジションアップが難しいここモナコで予選結果を上回る形でレースを終えることができました。今日の結果はチーム全員の努力と、ガスリー選手の素晴らしいドライビングのおかげだと思います。PUとしては予選、レースともに特殊なモナコのトラックに合わせたセットアップをまとめきり、週末を通してトラブルフリーで乗り切ったことは良かったと感じています」

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  • ホンダF1 「7位はチーム全体の努力とガスリーの素晴らしい走りのおかげ」

    ホンダF1 「7位はチーム全体の努力とガスリーの素晴らしい走りのおかげ」

    ホンダF1のテクニカルディレクターを務める田辺豊治が、F1モナコGPでのトロロッソ・ホンダのレース展開を振り返った。

    トロロッソ・ホンダは、F1モナコGPの決勝で10番グリッドからスタートしたピエール・ガスリーが7位入賞して6ポイントを獲得。15番グリッドからスタートしたブレンドン・ハートレーは、レース終盤に追突されてマシンにダメージを負ってリタイアで終えた。

    「昨日のFP3や予選でもいいパフォーマンスを見せていましたが、今日の決勝でもその流れを維持し、ポジションアップが難しいここモナコで予選結果を上回る形でレースを終えることができました」

    「今日の結果はチーム全員の努力と、ガスリー選手の素晴らしいドライビングのおかげだと思います」

    「パワーユニットとしては予選、レースともに特殊なモナコのトラックに合わせたセットアップをまとめきり、今回も週末を通してトラブルフリーで乗り切ったことは良かったと感じています」

    関連:F1モナコGP 結果:ダニエル・リカルドが手負いのクルマで辛勝!

  • ブレンドン・ハートレー 「これがモナコ。結果に繋げられず残念」

    ブレンドン・ハートレー 「これがモナコ。結果に繋げられず残念」

    トロロッソ・ホンダのブレンドン・ハートレーは、F1モナコGPの終盤に後続に追突されリタイアでレースを終えた。

    前車のグリッドダウンペナルティーにより15番手に繰り上がり8列目からのスタートとなったブレンドン・ハートレーは、新品のハイパーソフトタイヤを選択。スタート直後に他車と接触しフロントウイングにダメージを追うが、15番手を死守する。

    追い抜きが非常に難しいモナコのコースでポジションを守りながらレースを続けたハートレーは13周を終えてピットインし、ウルトラソフトタイヤに交換。

    レース中盤から11番手を走行していたハートレーだが、終盤の72周目にトンネル出口からシケインに入るところで後続車に追突され、マシンにダメージを負ってピットイン。そのままリタイアとなった。

    「15番手からのスタートだったけど、いいスタートを切ることができたと思う」

    「でも、残念なことに、オープニングラップのターン5でフロントウイングにダメージを負ってしまった。それが原因となり、ダウンフォース不足でタイヤの磨耗が早く、難しい状況になったけど、ウルトラソフトタイヤを最後まで効果的に使うことができた」

    「ポジションアップするために早い段階でピットインをする作戦を取り、レース終盤ではサインツをオーバーテイクしてポジションアップすることに成功したが、ザウバーのマシンに後ろから追突されてしまった」

    「レース終了後にルクレールと話し、彼がブレーキにトラブルを抱えていたことを知った。とても残念な結果だけど、それがモナコなのだと思う」

    「このレースウイークはFP1からとても調子がよかったけど、結果としてうまくまとめることができなかった。自分の走りには満足しているけど、満足いく結果につなげられず残念だ」

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  • ピエール・ガスリー、7位入賞 「モナコでの初レースは素晴らしい結果」

    ピエール・ガスリー、7位入賞 「モナコでの初レースは素晴らしい結果」

    トロロッソ・ホンダのピエール・ガスリーは、F1モナコGPの決勝で7位入賞。キャリア2度目のポイント獲得となった。

    予選10番手のピエール・ガスリーは5列目から予選Q2で使用したハイパーソフトタイヤでスタート。スタート直後の第1コーナーで10番手を守りきったガスリーは、前車との差を詰めながら周回を重ねる。

    ピエール・ガスリーはすばらしいタイヤマネージメントでピットインを引き延ばし、他車のピットインによってポジションを上げていく。23周目には6番手に浮上し、その後自身のレースベストラップを更新するペースのよさで後続を引き離す。

    37周目、後続との差を10秒以上に広げてピエール・ガスリーはピットイン。スーパーソフトタイヤに交換した。このピットインにより10番手にポジションを落としたガスリーだが、新しいタイヤで、ハイペースのラップを刻む。上位車のピットインやトラブルにより52周目に7番手にポジションを上げ、レースは終盤戦に入った。

    残り15周となったレース終盤、7番手走行のガスリーに後続車が迫り、激しいバトルとなる。しかし、安定したハイペースでそれを抑えたガスリーは、7番手を守りきり、78周のチェッカーフラッグを受けた。ガスリーは第2戦バーレーン以来のポイントを獲得した。

    「初めてのモナコでのレースは、僕にとってキャリア2度目のポイント獲得となり、すばらしいレースになった!」とピエール・ガスリーはコメント。

    「10番手からのスタートで厳しいレースになると予想していたけど、マシンは驚くほど速かった! 序盤はタイヤに気をつけながら走ったけど、マシンの調子がとてもよかったので、周囲にライバルがいない状況では猛プッシュすることができた」

    「モナコではオーバーテイクが難しいことが分かっていたので、タイヤ交換後に他車より前でピットアウトした後は、背後のヒュルケンベルグを懸命に抑えて走った。レース終盤はタイヤの磨耗も激しかったので、ミスをしないように集中し、気をつけて走行した」

    「簡単なレースではなかったけど、7位を獲得することができ、素直にとてもうれしいよ!」

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