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  • トロロッソ・ホンダの両ドライバー 「僕たちにはアップグレードが必要」

    トロロッソ・ホンダの両ドライバー 「僕たちにはアップグレードが必要」

    トロロッソ・ホンダの両ドライバーは、コンストラクターズ選手権の順位争いで競争力を保つためにはより多くのアップグレードが必要がだと危機感を募らせている。

    トロロッソ・ホンダは、夏休み以降にわずか2ポイントしか獲得できておらず、コンストラクターズ選手権9位のザウバーに9ポイント差まで迫られている。

    ブレンドン・ハートレーは、両ドライバーがトップ10圏外フィニッシュしたF1シンガポールGPではトロロッソ・ホンダには期待していたほどの競争力がなかったと認める。

    「スピードという点で今回のレースはポジティブだったとは思わない」とブレンドン・ハートレーは RaceFans にコメント。

    「以前のレースのいくつかではもっと競争力があったと思う。現時点で理由はわからないけど、両方のクルマにとって良い週末ではなかったのは明らかだ」

    「間違いなく僕たちにはアップグレードが必要だ。トップ10にもう少し近い叩きができていたときもあったけど、今回はそうではなかった」

    チームメイトのピエール・ガスリーっは、前回マシンに大幅なアップグレードが投入されたのはオーストリアGPだった述べ、それらは予定通りに機能しなかったと語る。

    「僕たちはもうそれを使用していないし、アップグレードから数レースが経っている」と語るピエール・ガスリーは、トロロッソはF1日本GPまでにホンダからエンジンアップグレードを受け取れることを期待していると述べた。

    「日本でパフォーマンスを発揮できれば素晴らしいのは確かだ」とピエール・ガスリーはコメント。

    「でも、僕たちはあまり期待のようなものをしてはいけないと思う。シーズン序盤から競争力があると考えていた場所で必ずしもそうではなかったし、競争力がないと思っていても、考えていたよりも競争力があったときもあった」

    「エンジンとクルマに一緒にアップグレードが入って、もう少し僕たちのランクを上げてくれることを願っている。しばらくアップグレードが入っていないのは確かだからね」

  • メルセデス 「パスカル・ウェーレインのキャリアを妨げたくなかった」

    メルセデス 「パスカル・ウェーレインのキャリアを妨げたくなかった」

    メルセデスのF1チーム代表トト・ヴォルフは、パスカル・ウェーレインとの契約を解消したのは、彼の今後のチャンスを潰したくなかったからだと語る。

    先週、メルセデスは育成ドライバー契約を結んでいるパスカル・ウェーレインをリリースすることを発表。メルセデスは若手ドライバーのためのF1シートを確保できておらず、現状のシステムに不満を抱いている。

    だが、メルセデスは、トロロッソのようなジュニアチームを抱えることは望んでおらず、トト・ヴォルフは若手ドライバーのために3台目のマシンを走らせることを提案しているが、ライバルチームの賛同は得られていない。

    パスカル・ウェーレイン、そして、現在もメルセデスの契約ドライバーであるエステバン・オコン、ジョージ・ラッセルの3名は、F1に必要な資格を十分に備えている。エステバン・オコンはこの2年間で印象的な活躍を見せており、パスカル・ウェーレインもマノーとザウバーの2年間で最も才能のある若手として注目を集めていた。また、ジョージ・ラッセルも今季のF2のポイントリーダーであり、マクラーレンでのF1デビューが決定しているランド・ノリスを凌駕している。

    トト・ヴォルフは、パスカル・ウェーレインとの契約を解除したのは、23歳のウェーレインには他の場所にいた方がキャリアでより良い選択肢を得られると考えたためだと説明する。

    「パスカルと一緒に、我々はこれが彼にとって最善の結果だと感じた」とトト・ヴォルフはコメント。

    「私の意見では彼はまだ非常に評価は高く、我々は彼の将来のキャリアの妨げになる可能性があるように見えた。これは我々が望んでいたことではない」

    「彼もまた自分自身で進んでいく必要があると感じていた。困惑したが、彼が自分でF1やプロのレーシングキャリアに戻る方法を見つけることができれば幸いだ」

    パスカル・ウェーレインは、メルセデスとの契約を解消したことで、2019年のトロロッソ・ホンダのドライバー候補に浮上している。

    関連:パスカル・ウェーレイン、トロロッソ・ホンダのドライバー候補に急浮上

  • ダニール・クビアトのF1復帰をニコラス・トッドがマネジメント

    ダニール・クビアトのF1復帰をニコラス・トッドがマネジメント

    2019年にトロロッソ・ホンダでのF1復帰が噂されるダニール・クビアトのマネジメントをニコラス・トッド率いるオールロード・マネジンメント社が行っていることが明らかになった。

    ダニール・クビアトは、昨年のF1アメリカGP後にレッドブルを解雇され、2018年はフェラーリのテスト兼シミュレータードライバーの役割を担っている。

    現在、ピエール・ガスリーの2019年のレッドブル・レーシングへの昇格が決定し、ブレンドン・ハートレーの将来も不確実となっているが、レッッドブルにはトロロッソ・ホンダで走らせるドライバーの選択肢がない状況となっている。

    トロロッソ・ホンダはまだダニール・クビアトの復帰を発表していないが、F1パドックの複数の情報筋は契約はすでに締結されており、すでにクビサトはその動きに備えてフェラーリの役割を降りたとも言われている。

    ニコラス・トッドは「過去数カ月、私はダニールのキャリアのマネジメントを行っている」と Autosport にコメント。

    「私は彼のような才能の手助けをすることに非常に熱心だ。私の意見では彼はF1にやり残した仕事がある」

    ニコラス・トッドは、ダニール・クビアトがF1から離脱する前にレッドブルからトロロッソに降格した後の“リハビリ”の役割を担い、レッドブルは、ダニール・クビアトがプログラム外で成熟したと考えている。

    「彼はより成熟していると言えるが、我々はトロロッソに関して急いではいない」とヘルムート・マルコはコメント。

    「我々はドライバーの問題を解決するだろう。我々には名前の大きなリストがあり、成り行きを見守っている」

    ニコラス・トストは、2019年にフェラーリの移籍が決定したシャルル・ルクレールのマネジメントを担当。他にもフェリペ・マッサ、ジェームス・カラド、ホセ・マリア・ロペス、そして、F4のカイオ・コレットといったドライバーのマネジメントを行っている。

    シャルル・ルクレールのフェラーリ移籍についてニコラス・トッドは「シャルルの過去の業績を考えれば、彼には多くの期待を持っている」とコメント。

    「そして、若いフェラーリドライバーであり、現在は公式のフェラーリドライバーとなった」

    「フェラーリで走ることは特別なことであり、追加のプレッシャーに晒される。彼らかそのようなプレッシャーを取り除いてあげることが重要だ」

    また、ニコラス・トッドは、セバスチャン・ベッテルが容赦ない相手となると予想している。

    「難しいだろうが、シャルルは彼のベストを尽くすだろう。彼はファイターであり、最高の結果を成し遂げたいと考えている。トップチームでの初年度はベッテルのような経験のあるドライバーの横で学ばなければならないだろう」

  • ブレンドン・ハートレー、マシンの愛称は「赤べこ(Akabeko)」に決定

    ブレンドン・ハートレー、マシンの愛称は「赤べこ(Akabeko)」に決定

    トロロッソ・ホンダのブレンドン・ハートレーのF1マシンの愛称が「赤べこ(Akabeko)」に決定した。

    トロロッソ・ホンダは、今年3月に六本木ヒルズアリーナでF1開幕前イベント『Red Bull Toro Rosso Honda DAY in TOKYO』を開催。イベント終盤にファンからの質問コーナーが設けられ、来場者からの女性ファンから二人のドライバーに「マシンに名前は付けますか?」との質問があった。

    ピエール・ガスリーは「僕のマシンは“ガスモビル”かな」と回答。

    しかし、ブレンドン・ハートレーは「まだつけてないし、つけない」と回答。だが、「でも、もしツイッターで名前を考えて投票してくれたら付けるかも」と発言。

    この発言を聞いたフランツ・トストは「ウィナーは鈴鹿に招待します」と突然コンテストの開催が宣言。ホンダの山本雅史もその場で承認し、ブレンドン・ハートレーのF1マシンの愛称を名づけたファンは、F1日本GPにトロロッソ・ホンダから招待されることが決定していた。

    ブレンドン・ハートレーは、応募のあった候補の中から「赤べこ(Akabeko)」を選択。応募者のなかからYojiroさん(@yujiro0102)がF1日本GPの土曜日と日曜日にトロロッソ・ホンダのパドックに招待されることが決定した。

    赤べこは、福島県会津地方の郷土玩具の名前でもあり、トロロッソはイタリア語で「赤い雄牛(レッドブル)」を意味する。匿名掲示板やSNSなどではレッドブル・レーシングのことを“赤べこ”と記載するファンもいる。

    Brendon Hartley has chosen a name for his car! “Akabeko”

  • レッドブル、ダニエル・ティクトゥムのF1スーパライセンス取得を模索

    レッドブル、ダニエル・ティクトゥムのF1スーパライセンス取得を模索

    レッドブルは、ダニエル・ティクトゥムがF1スーパーライセンスを取得する可能性がなくなるまで2019年のトロロッソ・ホンダのドライバーラインナップを確定させるのを待つようだ。

    現時点の報道では、トロロッソ・ホンダは、2019年のドライバーとしてダニール・クビアトとパスカル・ウェーレインの起用が濃厚だとされている。

    レッドブルのモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、来週末のF1ロシアGPでドライバーを発表する予定だが、発表は一人だけになるとしている。

    おそらく、ソチではピエール・ガスリーの後任としてダニール・クビアトの起用が発表されると考えられている。

    「現在、我々はソチで1人のドライバーを発表する予定だ」とヘルムート・マルコはコメント。

    「1人のドライバーの契約をすばやく成立させることが重要だ。もうひとつのコックピットについてはそれほど急いではいない。我々は冬季テストまで待つことさえできる」

    Turun Sanomat は、レッドブルは育成ドライバーのダニエル・ティクトゥムの状況を待っていると報じている。

    ダニエル・ティクトゥウは、今年ヨーロッパF3選手権に参戦しているが、仮にタイトルを獲得したとしても、F1スーパーライセンス取得に必要な40ポイントに到達しない。

    また、前半戦は選手権を大幅にリードしていたダニエル・ティクトゥムだったが、最近のレースではミック・シューマッハが大躍進を果たしており、わずか3ポイント差まで迫っている。

    そこでレッドブルは“プランB”としてダニエル・ティクトゥムをアジアンF3のウインターシリーズに参戦させ、必要な残りのスーパーライセンスポイントを稼ごうと考えているという。

    「シンガポールでレッドブルのある情報筋が、それらのシリーズでティクトゥムに競争力のあるクルマをもたらすための交渉を行っていること明かしてくれた」と同紙の特派員であるルイス・バスコンセロスは語った。

  • トロロッソ・ホンダ、ロバート・クビサの起用も検討?

    トロロッソ・ホンダ、ロバート・クビサの起用も検討?

    ロバート・クビサは、2019年のF1の選択肢はウィリアムズだけではないと語り、トロロッソ・ホンダも候補チームとして浮上している。

    レッドブルのモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、最近、2019年のロバート・クビサが2019年のトロロッソ・ホンダのドライバー候補であることを示唆している。

    トロロッソ・ホンダの可能性について質問されたロバート・クビサは「僕にとってはそれはニュースだね」と Sokolim Okiem にコメント。

    「ヘルムートからは何も聞いていないし、実際にそのような可能性があるとは認識はしていない」

    「でも、彼が僕と話をしたいのであれば、彼はどこで僕を見つけられるかはわかっている」

    今年、ロバート・クビサはウィリアムズのリザーブドライバーを務めており、ランス・ストロールがシーズン中にフォースインディアに移籍した場合には後任を務める可能性が高い。

    しかし、ロバート・クビサは、ウィリアムズは自分が考えていることとは違うアイデアを持っていると語る。

    「僕の見解ではそれほど変化はない。来年、僕が何をするかの決定するのに、今後数日、もしくは数週間が重要だと思っている。間違っているかもしれないけど、ウィリアムズは僕よりも異なる優先順位があると思う」

    「なぜ人々がこのチームとだけ僕を関連付けるのかわからない」

    ロバート・クビサは、シーズンが終了する前に自分がどこで走ることになるのか知っていたいと語る。

    「現時点では僕はまだウィリアムズとの契約に拘束されてるけど、どうなるか見てみるつもりだ」とロバート・クビサは語る。

    「彼らの視点では永遠に時間をかけることができるかもしれないけど、僕は自動的にここにいるわけではない」

    「僕のアプローチは3か月前、3週間前、3日前と変わっていない。ウィリアムズの空席がひとつできれば、僕は準備はできている。どれが実現するかどうかは僕には委ねられていない」

    トロロッソ・ホンダは、ピエール・ガスリーのレッドブル・レーシングへの移籍が決定しており、ブレンドン・ハートレーも来季のシートを確約されてはいない。

    ピエール・ガスリーの後任には元トロロッソのドライバーで現在フェラーリの開発ドライバーを務めるダニール・クビアトが加入すると強く噂されており、もう一人のドライバー候補としては、最近メルセデスとの育成契約を解消したパスカル・ウェーレインの名前が挙げられている。

  • トロロッソ・ホンダ F1特集 | 苦戦の要因は“ピーキーなマシン特性”

    トロロッソ・ホンダ F1特集 | 苦戦の要因は“ピーキーなマシン特性”

    ホンダF1の副テクニカルディレクターを務める本橋正充が、トロロッソ・ホンダのF1シンガポールGPの週末を振り返り、苦戦を強いられた要因のひとつとしてコンディションの変化に対する“ピーキーなマシン”の対応を挙げた。

    15戦目を迎えたシリーズは、ヨーロッパを離れアジア、シンガポールにその舞台を移した。シンガポールGPは市街地コース、ナイトレース、そして特有の暑さと、これまでと趣が大きく異なる。特に、市街地コースならでのタイトなコースと、シリーズ最多となる23のコーナーが大きな特徴だ。

    「シンガポールのコース自体はストリートサーキットなので、スパやモンツァのようにパワーユニットの負荷が高いというわけではありません」と本橋正充は Honda Racing F1 の公式サイトでコメント。

    「ドライバーや車体的にはセッティングの難しいところはありますが、パワーユニット的にはそれほど難しくはありません。今回のパワーユニットはこれまでと同じもので、通常通りドライバビリティーやエネルギーマネジメントの調整を行っています」

    「ドライバビリティーは、今まで通りホンダとして重視してきていた部分なので、コーナーの数も多いですし、そこは今まで以上に気を使っています。一例ですが、踏み始めのトルクをスムーズにつなげてあげないと、車体のコントロールが難しくなってくるので、こういうコースですからそれが命取りになることもあります。場合によってはクラッシュまでつながる可能性がある部分なので、そこはきちんとドライバーの要求通り、トルクを出してあげるということに気を使っています」

    「エネルギーマネジメント的には、長いストレートはなく短いのが3本ですから、エネルギーの配分も難しくはないです。特徴的と言えば、グリップがもともと低いのでドライバビリティーは重要なのですが、レースのウイークエンドを通して、路面の改善とともにグリップレベル向上の伸びしろがものすごくあって、金曜日はアクセルペダルを踏めていなかったところが、土日にかけて踏めていけるようになるとか、その変化には気を使っています。コーナーがほぼ直角に近いので、必ず1回スロットルをオフするんですよ。そういう観点では、ずっとパーシャル(一定の速度を保つ程度のスロットル開度)で走られるよりは、きちんと加速区間、減速区間に分けられるので、ドライバビリティーもやり易い部分があります」

    「ストリートコース全般に言えますが、はじめは清掃などしてもダスティな路面なんですが、走るたびにラバーが路面に乗ることによって、タイヤのグリップ力が大きく向上します。それは予選のセッション中でも変わってくるので、マシンを出すタイミングなども重要になってきます。とはいえパーシャルだったところが全開で行けるというほどではなく、1回スロットルオフにしてからの踏み込みのタイミングが若干早くなるという程度なので、それほど難しいわけではありません」

    「あと、やはりこの暑さはパワーユニットに影響があります。吸気温が高いので、インタークーラーで冷やしたあとの温度はコントロールできるのですが、もともと吸ってくる空気の酸素量や湿度の影響があるので、どうしてもターボの仕事量が増えます。それを考慮したエネルギーマネジメントや、暑いとどうしてもICEのパワー自体もノッキングなどを気にしなければならないので、暑さにどう対応してパワーを出しきるかということを、週末を通してやっています」

    金曜日のプラクティス、そして予選と、トロロッソ・ホンダはなかなか速さを得られず、苦戦が続いた。ピエール・ガスリーがQ1を突破したものの15番手、ブレンドン・ハートレーが17番手という予選は、これまでシンガポールを得意としていたトロロッソにとっては予想外の結果だった。

    この結果について本橋正充は「プラクティス1から比べると、だいぶマシンが仕上がってきてはいるのですが、予選になって急に安定しなくなったりと一貫性がなく、やはりマシンのピーキーさと路面変化というところで、まだマッチしていないのかなという感じです」と述べた。

    「Q2でタイムが伸びなかったのは、路面変化に追従しきれなかったのと、センシビリティーが高いピーキーな車なので、風の影響で結構バランスが変わってきてしまったようです」

    そして決勝に向けて本橋正充は「うちのマシンはいろいろなサーキット全般に言えることですが、タイヤのマネージメント、ドライバーのテクニックを含めて結構タイヤを持たせることができるので、そういう意味ではまだあきらめてはいません。いろいろな戦略が立てられると思っています。今もチームで戦略を考えていますが、状況に応じていろいろなオプションは持てるかなと思います。なかなか抜けないサーキットではありますが、そういう観点からもポイントは狙えると思っています」と意気込みを見せていた。

    決勝レース、トロロッソ・ホンダの2台は、ハイパーソフトタイヤでのスタートを選択した。レース序盤にポジションを上げ、なるべくタイヤを持たせるというこの作戦は、Q3に進んだ上位以外はほとんどがウルトラソフトタイヤでスタートする中、ある意味、賭けだった。しかし、スタート直後のアクシデントとセーフティカーの導入、そして予想以上にハイパーソフトタイヤの消耗が早かったことで、作戦は成功しなかった。

    ピエール・ガスリーが13位、ブレンドン・ハートレーが17位という結果は、2台完走を果たしたとは言え、トロロッソ・ホンダにとって残念な結果にほかならない。

    トロロッソのチーム代表フランツ・トストが「今後のレースのためにどう改善していくのか分析する必要がある」と言う通り、原因の究明を進め、速さを取り戻すことが急務となっている。

  • ピエール・ガスリー 「トロロッソ・ホンダはあまりに遅かった」

    ピエール・ガスリー 「トロロッソ・ホンダはあまりに遅かった」

    トロロッソ・ホンダのピエール・ガスリーは、F1シンガポールGPでなぜ競争力がなかったのかチームは理解できていないと語る。

    ピエール・ガスリーは、モナコGPで7位、ハンガリーGPで6位フィニッシュしており、データ的にシンガポールGPはマシン特性に適したサーキットだと考えられていたが、トロロッソ・ホンダはポイント争いに絡むことができなかった。

    「正直、もっと時間をかけて調査していく必要がある。僕たちがなぜあれほど遅かったのか理解するのは難しいことだからね」とピエール・ガスリーはコメント。

    「過去2つの週末は僕たちが考えていたよりもずっと良かったし、シンガポールの週末にはかなり期待していた。最終的には考えていたよりもずっと遅かったので、すべてを見直して、もう少し理解する必要がある」

    ピエール・ガスリーは、トロロッソ・ホンダ STR13が期待通りのパフォーマンスを発揮できなかった原因は複数あると考えている。

    「予選では風の状態によってコーナーで多くのダウンフォースを失っていた」とピエール・ガスリーは振り返る。

    「現時点で僕たちはあまり答えを掴めていないので、理解が必要なことは本当にたくさある」

    オープニングラップで3つポジションを上げたピエール・ガスリーは、ポイントフィニッシュのチャンスを手にできることを期待していたと語る。

    「スタート後は良さそうだった」とピエール・ガスリーは認める。

    「僕たちは15番手から12番手まで順位を上げていた。2台のザウバーをオーバーテイクし、フォースインディア同士のクラッシュにとってもうひとつポジションを上げることができた」

    「だから、その時は『ペースと良い戦略があれば行けるかもしれない』と考えていた」

    「僕たちは第1スティントをハイパーソフトで走るというギャンブルをしていたけど、最終的に予想よりもはるかにデグラデーションがすごかった。15~16周くらいでかなり苦しみだした。25周を走ったけど、最後は本当に厳しかった」

    「ウルトラソフトに交換した後、僕たちは(セルゲイ)シロトキン、青旗といったあらゆる混乱に巻き込まれてしまったし、そこで15~20秒くらい失って、レースは本当に難しくなった。週末ずっと、僕たちにはトップ10圏内を争えるようなペースはなかった」

    ピエール・ガスリーは、レース中に受け取った無線にもフラストレーションを感じていたと付け加えた。

    「戦っているのに『エンジンをセーブしろ、燃料をセーブしろ、でも、グロージャンの前に出ろ』と言われる。プッシュさせようとしているのかどうなのかわらかない・・・」

    「僕たちにはペースがなかったので、攻撃される可能性も十分にある。すべてをセーブすることなどできないし、その上でハースをオーバーテイクするためにより多くのパフォーマンスを期待される。その時点で僕たちはかなり速かったし、レースがほぼ終わっていると認識するのは少し難しかった。難しいレースだった」

  • ブレンドン・ハートレー、トロロッソとホンダのアップグレードを渇望

    ブレンドン・ハートレー、トロロッソとホンダのアップグレードを渇望

    トロロッソ・ホンダのブレンドン・ハートレーは、F1シンガポールGPでのパフォーマンス不足を受け、トロロッソとホンダが新しいアップグレードを入れることを“渇望”していると語る。

    昨年のF1シンガポールGPでカルロス・サインツが4位入賞という好成績を残したことで、トロロッソ・ホンダは大きな期待をもって今年のシンガポールに臨んだが、最終的にはノーポイントという期待外れな結果で週末を終えることになった。

    トロロッソは、7月のオーストリアGP以降を最後にシャシー側に大幅なアップグレードを導入していない。しかし、今月末のF1ロシアGPでは、ホンダがF1パワーユニットをアップグレードさせて“スペック3”エンジンを導入すると噂されている。

    「僕たちはしばらくアップデートを入れていないし、他チームの方が僕たちよりも少し改善しているように思える」とブレンドン・ハートレーは認める。

    「オーストリアで導入した最終アップグレードはそれほど大きなパフォーマンスをもたらさなかった。ずっと前のことだし、僕たちが新しいアップグレードを渇望しているのは間違いない」

    「近々、ホンダとトロロッソにアップグレードが予定されている。パワーセンシティブなトラックではなかったし、ホンダのことを非難しているわけではない。モンツァはそれなりに競争力を発揮できたし、僕たちはミッドフィールドの混戦のなかにいる」

    ブレンドン・ハートレーは、トロロッソ・ホンダがハイパーソフトに苦労したことに戸惑ったと語る。F1シンガポールGPの予選でハートレーはQ1で敗退。チームメイトのピエール・ガスリーはQ1を突破したものの、15番手タイムでセッションを終えている。

    「他チームの方が僕たちよりも優れた仕事をしているかどうかはわからないけど、ハイパーソフトの僕たちよりもウルトラソフトで比較的競争力があった。現時点で適切とは言い難い」

    トロロッソは、ミッドフィールドのライバルのように毎レースで小さなアップグレードを細かく導入していくのではなく、特定のレースで大き目のアップグレードを投入するという哲学を採用している。

    「部分的にオーストラリアでのアップグレードが必要なパフォーマンスをもたらさなかったこともあると思う」とブレンドン・ハートレーは語る。

    「そのようなことは進行中の開発にいくつか疑問をもたらしているし、彼らはそれを解決するために本当に懸命に作業している」

    「ホンダ、新しいスタッフ、空力など、冬の間に多くの変更があったし、シーズン後半にはその恩恵を受けられると思ってるけど、オーストリアでのアップグレードがうまく機能しなかったことは誰も隠してはいないと思う」

  • ホンダF1、“スペック3”エンジンの導入をF1ロシアGPに前倒し?

    ホンダF1、“スペック3”エンジンの導入をF1ロシアGPに前倒し?

    ホンダF1は、現在開発を進めている“スペック3”エンジンを次戦F1ロシアGPで導入すると噂されている。

    Auto Motor und Sport がGPSデータを元に分析したF1エンジンのパフォーマンスによると、現時点でホンダのF1エンジンは715馬力と算出されており、ルノーの730馬力に対してまだ15馬力劣っているとされている。

    しかし、同誌によると、ホンダは現在その差を埋めるために懸命に作業を進めており、今年の10月のF1アメリカGPで“スペック3”エンジンを導入すると報道。新スペックのF1エンジンはおよそ35馬力のアップを果たして750馬力までアップし、ルノーを上回るという。

    フェラーリのF1エンジンは790馬、メルセデスは780馬力とまだ30~40馬力は劣っているものの、トロロッソ、そして、来季からホンダのF1パワーユニットを搭載するレッドブル・レーシングにとっては励みになる数値といえる。

    そして今週、Ziggo Sport のジャック・プローイュは、ホンダとトロロッソの両方のスタッフと話をした情報として、ホンダF1は次戦ロシアGP(9月28日~30日)で“スペック3”エンジンを導入すると報道。

    F1ロシアGPでスペック3エンジンを導入した場合、トロロッソ・ホンダのピエール・ガスリーとブレンドン・ハートレーは、エンジンペナルティによって最後尾からレースをスタートすることになる。

    しかし、その翌週に鈴鹿サーキットで開催されるホンダの母国グランプリであるF1日本GPではペナルティを受けずに済むことになる。