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  • トロロッソ・ホンダ:F1日本GP プレビュー

    トロロッソ・ホンダ:F1日本GP プレビュー

    トロロッソ・ホンダのピエール・ガスリーとブレンドン・ハートレー、ホンダF1のテクニカルディレクターを務める田辺豊治が、2018年のF1世界選手権 第17戦 日本GPへの意気込みと舞台となる鈴鹿サーキットについて語った。

    鈴鹿が特別な一戦であることは言うまでもない。トロロッソとともに、ホームの熱狂を味わうのを楽しみにしている。情熱的なファンと独特な8の字型のコースが生み出す、ドラマティックなレースが待っている。

    時速300㎞以上で通過する130Rのようなコーナーもあり、高速かつ流れるようなレイアウトには、バランスの取れたセットアップが不可欠。パワーユニットにとっても大きなチャレンジとなる。

    ピエール・ガスリー
    「昨年スーパーフォーミュラにホンダから参戦していた僕にとって、日本は第2のホームです。レース、そしてサーキット以外でも本当に特別な時間を過ごすことができましたし、日本にはすばらしい想い出がたくさんあります。僕は日本の文化、そこで暮らす人々の考え方や精神がとても好きです。昨年、ホンダからスーパーフォーミュラに参戦したことで、彼らがどのように仕事に取り組むのか、その姿勢を学ぶことができましたし、それは今シーズンでも非常に役立っています。日本にF1ドライバーとしてホンダと共に戻ることを、ずっと心待ちにしていました。鈴鹿サーキットでのレース前には、さまざまなホンダの施設を訪ねる予定になっているので、それも楽しみにしています。レースでは、観戦に来てくれる日本人ファンの声援に応えられるような結果を獲得したいです。世界最高峰のサーキットの一つである鈴鹿サーキットを走るのは大好きです。かの有名なS字コーナーが配置された最初のセクションは、ドライバーにとって本当にすばらしいチャレンジになります。カレンダー上で見ても、最もすばらしいコーナーの一つだと思います。スピードがあるのはもちろん、マシンの限界も試されるコーナーですからね。また、元F1ドライバーのジュール・ビアンキが亡くなった場所でのレースは、僕にとっては非常に感慨深いことでもあります。鈴鹿サーキットに行く際は、黙祷を捧げるために、必ず彼がクラッシュを起こした場所を訪れています」

    ブレンドン・ハートレー
    「鈴鹿サーキットは間違いなく年間カレンダーのハイライトの一つです。特に高速セクションであるセクター1は、F1に携わる人間ならだれもが一度は口にしたことがあるでしょう。現代のF1マシンをもってしても限界までプッシュしなくてはいけないセクター1は、ドライバーにとって最もマシンのすばらしさを感じられるセクションだと思います。過去には鈴鹿サーキットをシミュレーターで走ったことがありますし、今回のレースに向けて数週間前も走りました。世界耐久選手権シリーズでは、富士スピードウェイで合計4度のレースに参戦しました。富士では1勝を挙げており、何度か3位表彰台も獲得するなど、いい成績を残しています。日本人ファンの情熱的な応援も印象に残っていますね。鈴鹿サーキットでは、ホンダ、そしてトロロッソのファンからの盛大な応援を受けられることを期待しています。日本に行くのは大好きなので、レースが今から待ちきれません。ソチでのロシアGPが終わったらすぐに日本へ向かい、鈴鹿にあるHRD Sakuraを含め、ホンダの施設をいくつか訪れる予定です。ホンダのパワーユニットを積んでの鈴鹿でのレースは、僕たちにとって非常に大切な大会です。日本のファン、そしてホンダのためにもいい走りを見せて、ポイントを獲得できることを願っています」

    田辺豊治 (ホンダF1 テクニカルディレクター)
    「今年の日本グランプリは1987年の初開催から30回目、またその歴史の中で初めてホンダが大会の冠スポンサーを務める記念すべき大会となります。鈴鹿サーキットはそのテクニカルでチャレンジングなレイアウトゆえ、多くのドライバーに愛されてきました。第一セクターのS字コーナーや、ハイスピードで駆け抜ける130Rに加え、年間カレンダーで唯一、8の字型の立体交差を有するなど、ユニークな特徴を持ったサーキットです。パワーユニットとしては、連続する中速コーナーに対応するためのドライバビリティーやエネルギーマネジメントの設定が課題になります。トロロッソ・ホンダとして初めての日本グランプリですが、ドライバーやチームメンバーはファクトリーを訪れるなど、到着直後から多忙な日々を送っています。今回のレースでは、先週のロシアGPの金曜日に初投入した新型スペックのパワーユニットを使用します。チームとして日本のファンの皆さまへのお披露目レースで、トロロッソと一緒に力強い走りを見せられればと思っています」

    関連:2018年 F1日本GP テレビ放送時間&タイムスケジュール

  • セルゲイ・シロトキン、2019年のトロロッソ・ホンダ移籍を目指す?

    セルゲイ・シロトキン、2019年のトロロッソ・ホンダ移籍を目指す?

    セルゲイ・シロトキンが、2019年にトロロッソ・ホンダへの移籍を目指していると報じられている。

    トロロッソ・ホンダは、2019年にレッドブル・レーシングへ移籍するピエール・ガスリーの後任としてダニール・クビアトを復帰させることを発表しているが、ブレンドン・ハートレーのシートについては未確定となっている。

    セルゲイ・シロトキンは、ロシアのSMPグループの資金をウィリアムズにもたらしているが、SMPのボリス・ローテンバーグ代表は「次のシーズンに向けての合意はない。まずは今シーズンだ」とウィリアムズ残留は確定ではないことを示唆している。

    パドックの情報源によると、セルゲイ・シロトキンは、同じロシア出身のダニール・クビアトのチームメイトとして2019年にウィリアムズからトロロッソ・ホンダへの移籍を目指しているという。

    Auto Motor und Sport は、F1ロシアGPの週末にソチでセルゲイ・シロトキンの代理人がレッドブルのモータースポーツ責任者のヘルムート・マルコとブレンドン・ハートレーの後任としてトロロッソ・ホンダに加入する可能性について交渉を行っていたと報じている。

    ウィイアムズは、今シーズン限りでタイトルスポンサーを務めるマルティーニを失い、またフォースインディアを買収したローレンス・ストロールからの資金も失うことになっている。

    ウィリアムズは、ランス・ストロールの代役としてロシア出身のF2ドライバーであるアルテム・マルケロフの起用を検討しているという。だが、今週、父親でロシア鉄道最大の請負業者であるLengiprotransの共同設立者であるバレリー・マルケロフは、収賄容疑で逮捕されとり、暗雲が立ち込めている。

    Sky Sport F1 によると、ウィリアムズは、パワーユニット代金をディスカウントするためにメルセデスのジュニアドライバーであるエステバン・オコン、もしくはジョージ・ラッセルとの契約も検討していると報じている。

  • ホンダF1 「新型スペックのPUで日本のファンに力強い走りを見せたい」

    ホンダF1 「新型スペックのPUで日本のファンに力強い走りを見せたい」

    ホンダF1のテクニカルディレクターを務める田辺豊治が、F1日本GPへの意気込み、鈴鹿サーキットでのパワーユニットのセッティングについて語った。

    鈴鹿サーキットにおける30回目の記念大会となる今年の日本GPではホンダがタイトルスポンサーを務め「2018 FIA F1世界選手権シリーズ 第17戦 Honda日本グランプリレース」の名称で開催される。

    「今年の日本グランプリは1987年の初開催から30回目、またその歴史の中で初めてホンダが大会の冠スポンサーを務める記念すべき大会となります」と田辺豊治はコメント。

    大きな8の字を描いたような鈴鹿サーキットは、世界でも珍しい立体交差が特徴。低・中・高速とバラエティーに富んだチャレンジングなコーナーがレイアウトされ、高度なドライビングテクニックが求められる。左右のカーブがほとんど同じ数だけレイアウトされ、高速かつテクニカルなコースとして名高い鈴鹿サーキットは、ドライバーにもファンにも人気がある。

    「鈴鹿サーキットはそのテクニカルでチャレンジングなレイアウトゆえ、多くのドライバーに愛されてきました。第一セクターのS字コーナーや、ハイスピードで駆け抜ける130Rに加え、年間カレンダーで唯一、8の字型の立体交差を有するなど、ユニークな 特徴を持ったサーキットです」

    「パワーユニット(PU)としては、連続する中速コーナーに対応するためのドライバビリティーやエネルギーマネジメントの設定が課題になります」

    「トロロッソ・ホンダとして初めての日本グランプリですが、ドライバーやチームメンバーはファクトリーを訪れるなど、到着直後から多忙な日々を送っています」

    ホンダは、F1ロシアGPの初日にパフォーマンスと信頼性の両面の向上のために改善を施したパワーユニットを投入。しかし、初日のプラクティスの中で、新しくアップデートされたPUのキャリブレーションやシャシートのマッチング調整を行う必要があると判断し、プラクティスに向けて、前戦に使用したスペックのPUに交換することを決定。ロシアGPの予選、決勝ともに前戦と同じ仕様でした。

    田辺豊治はホンダは、ホームレースとなる鈴鹿サーキットでのF1日本GPで“スペック3”を再導入する予定だと語る。

    「今回のレースでは、先週のロシアGPの金曜日に初投入した新型スペックのPUを使用します。チームとして日本のファンの皆さまへのお披露目レースで、トロロッソと一緒に力強い走りを見せられればと思っています」

    関連:2018年 F1日本GP テレビ放送時間&タイムスケジュール

  • ホンダF1 「鈴鹿では新しいPUのポテンシャルを最大限に引き出したい」

    ホンダF1 「鈴鹿では新しいPUのポテンシャルを最大限に引き出したい」

    ホンダF1のテクニカルディレクターを務める田辺豊治が、新パワーユニット(PU)について語った。

    日本GPを翌週に控えたロシアGPに、トロロッソ・ホンダは新たな仕様のPUを投入した。この新PUは、HRD Sakuraで継続的に行われている開発の成果であり、ICEの燃焼系の改良等によるパワーの向上に加え、その他のコンポーネントでも信頼性の観点での性能向上を図ったものである。

    今回のロシアGPではPUの規定使用数を超えるため、投入に際してはペナルティーを受けることになるが、鈴鹿ではペナルティーを受けずに使用ができる見込みだ。

    大会初日、プラクティス1とプラクティス2が行われ、新PUは手応えを実感できるパフォーマンスを見せた。

    ホンダF1のテクニカルディレクターの田辺豊治は「実際のトラックを走る中でセッティングを進めました。一部最適化を要する部分はありましたが、トータルではポジティブな結果を得られた一日だったと感じています」とコメント。

    プラクティス2で8番手となったピエール・ガスリーも「新しくアップグレードしたエンジンに対しても、手応えを感じることができました」とコメントしている。

    2日目、ホンダは、2台のPUを新バージョンから以前の仕様のものに交換した。

    これについて田辺豊治は「昨日の走行の中で、新スペックのPUのパフォーマンスについていい手応えを得ることができました。一方で、実戦投入に向けてはPU のマッピングや車体とのマッチングなど、まだいくつか調整を必要とする部分を確認したため、予選と決勝には使用せず、前戦までのスペックに戻す決定をしました」と説明。

    チームのメカニックとエンジニアは非常に忙しい作業に追われたが、チーム、ドライバーも、この決定を支持し、混乱もなくスムーズに作業をこなした。

    残念ながら、決勝レースでは想定外のブレーキのトラブルが2台に発生し、レース序盤にリタイアとなってしまった。前戦シンガポールGPで苦しんだシャシーのバランスが改善されてきただけに、その成果を確認できなかったことは残念な結果だったが、ホンダだけではなく、ドライバーもチームも、すでに鈴鹿での戦いを見据えている。

    トロロッソのチーム代表フランツ・トストは「とても悔しい結果になってしまいましたが、このレースウイークでのポジティブな面は、ホンダの新しくアップグレードされたPUですばらしい進化を見られたことです。気持ちを切り替え、鈴鹿でのレースがいい一戦となるよう、チーム一丸となり万全に準備していきたいと思います」とコメント。

    田辺豊治も「鈴鹿では新しいPUのポテンシャルを最大限に引き出し、応援いただく日本のファンの皆さまにいいパフォーマンスをお見せしたいと思います」と語った。

    ホンダにとって、今週行われる鈴鹿での日本GPは特別なグランプリである。今年は30回記念大会ということで名称も「Honda Japanese Grand Prix」となった。

    トロロッソ・ホンダは、「いざ、鈴鹿!」という強い思いとともに、新PU投入の準備に万全を期し、日本GPでの戦いに挑む。

    関連:2018年 F1日本GP テレビ放送時間&タイムスケジュール

  • ピエール・ガスリー 「F1ドライバーとしてホンダと鈴鹿に戻るのが楽しみ」

    ピエール・ガスリー 「F1ドライバーとしてホンダと鈴鹿に戻るのが楽しみ」

    トロロッソ・ホンダのピエール・ガスリーが、2018年のF1世界選手権 第17戦 日本GPへの意気込みと、鈴鹿サーキットについて語った。

    「昨年スーパーフォーミュラにホンダから参戦していた僕にとって、日本は第2のホームだ。レース、そしてサーキット以外でも本当に特別な時間を過ごすことができたし、日本にはすばらしい想い出がたくさんある」とピエール・ガスリーはコメント。

    「僕は日本の文化、そこで暮らす人々の考え方や精神がとても好きだ。昨年、ホンダからスーパーフォーミュラに参戦したことで、彼らがどのように仕事に取り組むのか、その姿勢を学ぶことができたし、それは今シーズンでも非常に役立っている」

    「日本にF1ドライバーとしてホンダと共に戻ることを、ずっと心待ちにしていた。鈴鹿サーキッ トでのレース前には、さまざまなホンダの施設を訪ねる予定になっているので、それも楽しみにしている。レースでは、観戦に来てくれる日本人ファンの声援に応えられるような結果を獲得したい」

    「世界最高峰のサーキットの一つである鈴鹿サーキットを走るのは大好きだ。かの有名なS字コーナーが配置された最初のセクションは、ドライバーにとって本当にすばらしいチャレンジになる。カレンダー上で見ても、最もすばらしいコーナーの 一つだと思う。スピードがあるのはもちろん、マシンの限界も試されるコーナーだからね」

    「また、元F1ドライバーのジュール・ビアンキが亡くなった場所でのレースは、僕にとっては非常に感慨深いことでもある。鈴鹿サーキットに行く際は 、黙祷を捧げるために、必ず彼がクラッシュを起こした場所を訪れている」

    関連:2018年 F1日本GP テレビ放送時間&タイムスケジュール

  • ブレンドン・ハートレー 「鈴鹿はホンダを搭載する僕たちの重要なレース」

    ブレンドン・ハートレー 「鈴鹿はホンダを搭載する僕たちの重要なレース」

    トロロッソ・ホンダのブレンドン・ハートレーが、2018年のF1世界選手権 第17戦 日本GPへの意気込みと、鈴鹿サーキットについて語った。

    「鈴鹿サーキットは間違いなく年間カレンダーのハイライトの一つだ。特に高速セクションであるセクター1は、F1に携わる人間ならだれもが一度は口にしたことがあるだろう。現代のF1マシンをもってしても限界までプッシュしなくてはいけないセクター1は、ドライバーにとって最もマシンのすばらしさを感じられるセクションだと思う」とブレンドン・ハートレーはコメント。

    「過去には鈴鹿サーキットをシミュレーターで走ったことがあるし、今回のレースに向けて数週間前も走った。世界耐久選手権シリーズでは、富士スピードウェイで合計4度のレースに参戦した。富士では1勝を挙げており、何度か3位表彰台も獲得するなど、いい成績を残している。日本人ファンの情熱的な応援も印象に残っている。鈴鹿サーキットでは、ホンダ、そしてトロロッソのファンからの盛大な応援を受けられることを期待している。日本に行くのは大好きなので、レースが今から待ちきれない」

    「ソチでのロシアGPが終わったらすぐに日本へ向かい、鈴鹿にあるHRD Sakuraを含め、ホンダの施設をいくつか訪れる予定だ。ホンダのPUを積んでの鈴鹿でのレースは、僕たちにとって非常に大切な大会だ。日本のファン、そしてホンダのためにもいい走りを見せて、ポイントを獲得できることを願っている」

    関連:2018年 F1日本GP テレビ放送時間&タイムスケジュール

  • ピエール・ガスリー 「ホンダの新スペックPUは鈴鹿でもっと良くなる」

    ピエール・ガスリー 「ホンダの新スペックPUは鈴鹿でもっと良くなる」

    トロロッソ・ホンダのピエール・ガスリーは、F1ロシアGPで走行したホンダの新スペックPUのパフォーマンスはポジティブなものだったが、今週末の鈴鹿サーキットでのF1日本GPまでに細かく調整されることを切望していると語る。

    F1ロシアGPの決勝では旧スペックに戻し、ブレーキ問題によってわずか4周でダブルリタイアを喫したトロロッソ・ホンダの2台だったが、ピエール・ガスリーはホンダの“スペック3”エンジンのパフォーマンスには肯定的だった。

    トロロッソ・ホンダは、ホンダのホームレースとなる鈴鹿のためにロシアでグリッド降格ペナルティを受けることを選択した。

    ピエール・ガスリーは、鈴鹿にむけてチームがホンダの“スペック3”エンジンから“すべてを引き出す”ことを切望している。

    「アップデートによって今ではトップ10を争うことができるし、明らかにパフォーマンスは向上している」とピエール・ガスリーはコメント。

    「どれくらい向上したかは正確にはわからないし、すべてを引き出すためにはより多くの走行距離と微調整が必要だけど、初日に使ったときはポジティブだった」

    「もちろん、コース上で新しいエンジンを走らせるとダイナモとは少し異なるものだ。エンジンで状況は異なってくるけど、実際、マッピングでもっと良くなるだろう。改善が必要な大きなエリアはない。鈴鹿と残りのシーズンでもっと多くを引き出すことが重要だ」

    トロロッソのチーム代表フランツ・トストも、トロロッソ・ホンダとしての初めての“ホームレース”にむけて日本の観客の前でパフォーマンスを発揮できることを熱望している。

    「今週末のポジティブな点はホンダの新しいアップグレード版エンジンだし、そこが大きな改善点だ」とフランツ・トストはコメント。

    「これから我々は鈴鹿にむけて全てを準備することに集中しているし、もっと良いレースができることを願っている」

  • ホンダ、F1日本GPにむけて“スペック3”エンジンを急ピッチで調整

    ホンダ、F1日本GPにむけて“スペック3”エンジンを急ピッチで調整

    ホンダF1は、アップグレード版“スペック3”エンジンをF1日本GPで走らせるためにロシアGP後の数日間で急ピッチで作業を進めていく。

    ホンダは、F1ロシアGPの初日にパフォーマンスと信頼性の両面の向上のために改善を施したパワーユニット(PU)を投入。規定数を超えるPUの使用によりペナルティーは科せられるが、次戦鈴鹿での日本GP、そしてシリーズ後半戦を見据えた新PU投入だった。

    しかし、初日のプラクティスの中で、新しくアップデートされたPUのキャリブレーションやシャシートのマッチング調整を行う必要があると判断し、プラクティスに向けて、前戦に使用したスペックのPUに交換することを決定。ロシアGPの予選、決勝ともに前戦と同じ仕様で走行することになった。

    キャリブレーションとは、エンジンの挙動を調べて最適な制御パラメータを見つけるプロセスのことを指し、F1ロシアGPの初日のフリー走行で、ホンダは“スペック3”エンジンを実際にコース上で走らせた際に“不適切な挙動”を検出している。

    ホンダは、ホームレースとなる鈴鹿サーキットでのF1日本GPに“スペック3”を再導入できると自信を見せているが、そのために急ピッチで作業を進めることが必要となる。

    ホンダF1のテクニカルディレクターを務める田辺豊治は「テストデータを評価する必要があります」とロシアGP後にコメント。

    「新スペックでのタイナモテストを予定しており、カリブレーションを最適化していくつもりです。最適レベルがレースアプリケーションに適しているかどうかで、レースで使用するかどうかを決定します」

    Autosport の報道によると、コース上で“スペック3”を走らせた際に、予想よりも高い振動に苦しんだことでドライバビリティに影響が出ていたという。すべてのエンジンはコース上で振動が発生するが、シャシー自体からの周波数に対して誤って較正されるとそれが悪化する可能性がある。

    今季のホンダのF1エンジンは、基本的に2017年に導入したエンジン設計の進化版であり、今後数日で必要なキャリブレーションを終えられると考えている。

    「キャリブレーションを最適化することは簡単ではありませんが、不可能でもありません」と田辺豊治は語る。

    トロロッソのチーム代表フランツ・トストは、ホンダのアップグレード版“スペック3”F1エンジンはエンジン勢力図でルノーを上回ったと考えている。

    「ホンダは大きな前進を果たした」とフランツ・トストは Autosport にコメント。

    「昨日、我々はクルマに新スペックを搭載したが、本当に素晴らしいものだった。完全なパッケージではルノーの前にいる」

    田辺豊治は、ルノーとの比較についてのコメントは避けたが、ホンダの進歩に満足していると語る。

    「シンプリでわかりやすいのはパワーです。予想通りの改善を確認しています。そこが今週末に新しいユニットでわかったた主な項目です」と田辺豊治はコメント。

    「金曜日に導入された新しいアップグレド版に満足しています。土曜日と日曜日にむけてスペックを戻す変更をしる必要が出たのはあまり満足できることではありませんけどね」

    「新スペックはいくつかポジティブなパフォーマンスを見せています。実際にネガティブな部分もありましたが、レースアプリケーションにむけて改善が必要エリアがわかったことは我々にとってポジティブなことでもあります。ですから、50/50ですね!」

    F1ロシアGPで旧スペックに戻すことを強いられたことの副産物として、ホンダは新スペックと旧スペックの比較を実施することができた。

    「そうですね、最大限のパワーだけでなく、低速域も比較することができました。今週末、同じトラックで多くの分野の情報を得ることができました」

    「鈴鹿までには十分な煮詰めを行い、新スペックのPUとともに臨みたいと思っています」

    関連:2018年 F1日本GP テレビ放送時間&タイムスケジュール

  • マックス・フェルスタッペン、ダニール・クビアトのF1復帰を支持

    マックス・フェルスタッペン、ダニール・クビアトのF1復帰を支持

    マックス・フェルスタッペンは、2019年のトロロッソ・ホンダのF1ドライバーとしてダニール・クビアトを復帰させるというレッドブルの決定を支持している。

    レッドブルのジュニアプログラムに所属していたダニール・クビアトは、2014年にトロロッソでF1デビュー。翌年にはフェラーリに移籍したセバスチャン・ベッテルの後任として2016年の第4戦までレッドブル・レーシングのドライバーを務めた。

    マックス・フェルスタッペンと交代するかたちでトロロッソに戻ったダニール・クビアトだが、2017年のF1マレーシアGPでピエール・ガスリーと交代。ガスリーがスーパーフォーミュラに参戦したアメリカGPには出場してポイントを獲得したもののの、そのレースを最後にトロロッソのシートを失い、レッドブルのプログラムからも外された。

    24歳になったダニール・クビアトは、今年フェラーリの開発ドライバーとしてキャリアを再構築していた。

    マックス・フェルスタッペンは、2019年のトロロッソ・ホンダのドライバーとしてダニール・クビアトと契約したのは正しい決断だと考えている。

    「彼には経験がある。彼はチームのことを知ってるし、チームも彼のことを知っている」とマックス・フェルスタッペンは De Telegraaf にコメント。

    「トロロッソがレッドブルのパーツを増やす来年は、その全てが非常に有益になるだろう」

    「もう一人が誰になるかはわからない。レッドブルのプログラムにはライセンスポイントを満たしているドライバーはいない」

    「ダニールはしばらく運転していないけど、それでもドライバーとして成長している可能性がある」

  • レッドブル 「ストフェル・バンドーンにはトロロッソで走る速さはない」

    レッドブル 「ストフェル・バンドーンにはトロロッソで走る速さはない」

    レッドブルのモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、マクラーレンのストフェル・バンドーンを2019年のトロロッソ・ホンダのドライバー候補から完全除外。“F1で走るだけの速さはない”と一刀両断した。

    マクラーレンは、2019年のドライバーとしてストフェル・バンドーンに代えてランド・ノリスを起用することを決定。ストフェル・バンドーンは、2019年のF1シートを確保できない状態が続いている。

    ストフェル・バンドーンの放出を決定したマクラーレンのCEOを務めるザク・ブラウンは、バンドーンの速さを評価しており、トロロッソはストフェル・バンドーンとの契約を検討するべきだと余計なコメントをしていた。

    しかし、ヘルムート・マルコは、ストフェル・バンドーンにはF1で成功できるほどの才能はないと考えており、トロロッソ・ホンダでの起用を完全否定した。

    「我々がストフェルを起用することはないだろう」とヘルムート・マルコは RTBF にコメント。

    「私は彼はF1で走るほどの速さはないと思ってる!」

    ストフェル・バンドーン自身もトロロッソ・ホンダのシートを獲得する可能性はないと認めている。

    「もちろん、彼らとも連絡を取っている。彼らは彼らの状況についてとても正直に話してくれたし、自分がどのような立場にいるかがすぐにわかった」とストフェル・バンドーンはコメント。

    「彼らは僕を待たせ続けるようなことはしないし、選択肢ではないと認識している。僕にとってそれはかなり明白だった」

    その一方で、メルセデスのF1チーム代表を務めるトト・ヴォルフは、ストフェル・バンドーンを評価しており、ワークス参戦するフォーミュラEで起用する可能性を示唆している。

    「私はずっとストフェルを気に入っていた。ジュニアカテゴリーでは卓越していた」とトト・ヴォルフはコメント。

    「今後、なぜ彼がF1でうまくいかなかったかを理解しなければならない。しかし、まもなく彼についてニュースがあるかもしれない」

    「彼のキャラクターとスピードはメルセデスでとてもうまくいくともう。だが、もう少し様子を見てみなければならない」

    メルセデスは、2018/19シーズンからドイツのHWAを通じいてフォーミュラEに参戦。HWAは10月8日にドライバーを発表する予定であり、1人のドライバーはメルセデスの契約ドライバーであるゲイリー・パフェットを起用すると予想されている。