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  • ピエール・ガスリー 「メキシコGPは技術面で複雑な作業を強いられる」

    ピエール・ガスリー 「メキシコGPは技術面で複雑な作業を強いられる」

    トロロッソ・ホンダのピエール・ガスリーが、2018年のF1世界選手権 第19戦 メキシコGPへの意気込みと、アウトドローモ・エルマノス・ロドリゲスについて語った。

    「昨年は、ここで13位でフィニッシュした。大勢の熱狂的なファンがいてくれるおかげで、メキシコGPは年間シーズンを通して最もすばらしく、特別な雰囲気が楽しめるレースの一つだ」とピエール・ガスリーはコメント。

    「今年もメキシコの祭典“死者の日”の直前にレースが開催されるので、あの独特の雰囲気を味わうのも楽しみにしている」

    「昨年のレースはさまざまな要因が重なって非常に難しい状況で、予選にも出られず、レース本番までほとんど走行ができなかった。レースは標高約2300mの高地で開催されるため、チームはテクニカル面で、複雑な作業を強いられる。エンジン、ブレーキング、信頼性が高度によって影響を受けるし、タイヤのグリップ力も低下するため、マシンのセットアップが難しくなる」

    「当然、酸素も薄いため、ドライバーにとっても平地でのレースより身体的にタフだ。ただ、ハードブレーキングするポイントや高いGがかかるコーナーはあまりないため、全体で見ればそこまでタフではないかもしれない」

    関連:2018年 F1メキシコGP テレビ放送時間&タイムスケジュール

  • ブレンドン・ハートレー 「F1は顕微鏡で隅々まで見られてるような感覚」

    ブレンドン・ハートレー 「F1は顕微鏡で隅々まで見られてるような感覚」

    トロロッソ・ホンダのブレンドン・ハートレーが、F1デビューからの1年を Honda Racing の公式サイトで振り返った。

    昨年、2017年のUSGP、ブレンドン・ハートレーは少しの時差ボケを抱えながらサーキットへ到着した。米国アトランタで行われたプチ・ル・マンに参戦後、日本へ渡ってWEC(世界耐久選手権)富士ラウンドへ出場。その翌週にはまた米国オースティンへという過密スケジュールでF1デビューの日がやってきた。

    もちろん、ブレンドン・ハートレーはトロロッソからF1で走れるというチャンス与えられ、このスケジュールでも不満はありませんでしたが、1年が経った今振り返ると、なかなかの試練だったと感じているようだ。

    「今考えると、かなりシュールな状況でした。あれは怒涛の1カ月で、レースが毎週続き、何連戦したのかも覚えていません。しかも、毎戦違う大陸で、時差も大きかったし、WEC、F1、LMP2とカテゴリーもバラバラでした」

    「そんな中で、今でもはっきり覚えているのは、初めてF1グランプリのグリッドについて、国歌斉唱を迎えたときのことです。あの光景は一生忘れないと思います」

    「いかにもアメリカらしい大がかりなドライバー紹介があったんです。それをあまり気に入っていないドライバーもいたけど、僕にとっては初めての経験だったし、スモークの中から登場したときは、自分が主役になれた気がしてうれしかったですね」

    27歳までF1デビューを待ち焦がれたブレンドン・ハートレーでなので、初めてマシンに乗り込んだときも感慨深かったのではと考えがちだ。ただ、実際のところは、テストなしでいきなりF1マシンに乗ることになり、FP1では感慨に浸る前に膨大なタスクに追われていたそうだ。

    「それまでマシンに乗ったことがなかったので、やることがたくさんありました。しかも、たぶんスポイラーなどもろもろのセットアップが正しくなくて、窒息しそうになってしまいました(笑) F1マシンで時速300kmを出すととんでもない圧力がヘルメットにかかるので、それを解決するのに時間がかかった記憶がありますね」

    「僕はそれまで長い間オープンコクピットのマシンには乗っていなかったのですが、F1マシンの空力を最適化するのは難しくて、ヘルメットもその一部でした。最初の周回はウエットでしたが、短い時間で本当に多くを学びましたね」

    「それと、約30ページに及ぶドライバーマニュアルを読み込んだことも覚えています。ステアリングのボタンや、無線の操作、さまざまな手順が載っているんです。マシンを速く走らせるには、その前からたくさんの準備をしなければなりませんでした」

    ブレンドン・ハートレーは、そこからすぐに速さを見せるようになり、2018年のレースシートを獲得。トロロッソがホンダと新たなパートナーシップを結成した初年度、自身にとっても新たなカテゴリーへの挑戦となり、WECチャンピオンから見ても、F1で浴びる注目はまた別のものだと感じたようだ。

    「僕が今まで受けたものより、はるかに多くの注目を集めることになりました。WECのポルシェチームにいたときにル・マン24時間レースで同じような経験はしていましたが、同じく大きなプレッシャーがありました。でも、F1でのそれはまた違ったもので、いろいろな人がさまざまな角度から批評して、なかには本当のことを言っているのか怪しい人もいますからね」

    「顕微鏡で隅々まで見られているような感覚で、どんなときも油断なりません。時には自分では分からないことにも対処を迫られます。今年の序盤3戦で、僕の行く末に疑問符が付けられました。長期の契約を結んでいるにもかかわらず、2~3戦で交代させられるなんて言う人もいたんですよ。居心地のいい状況とは言えませんでしたね」

    「早いタイミングでそんなプレッシャーにさらされるのがフェアだとは思いません。でも、それによって強さを増すことができたとも言えます」

    「結果が出せていない中でも、自分はF1ドライバーにふさわしいと感じていましたし、成長しているとも思っていました。でも、それは理想的なシナリオとは考えていませんでした。ただ、一戦ごとに多くを学び、どんどん力をつけている実感はあったんです。時には不運に見舞われ、フラストレーションが溜まることもありましたが、自信を持てることも多くありました」

    ブレンドン・ハートレーはバクー(アゼルバイジャン)で初ポイントを獲得したが、それよりも数戦後のカナダや、先日の鈴鹿での予選での走りの方が印象に残っていると話す。

    「カナダの予選結果は、自分にとって大きいものでした。いろいろな噂が話題になっていた最中で、初めて予選でチームメートを上回り、0.5秒差をつけたんです。“どうだ、僕はできるんだ。君たちがプレッシャーをかけても結果を出せるんだぞ”ということが示せたと感じました。でも、レースはランス・ストロール(ウイリアムズ)と接触して不運にも1周目で終わってしまいましたが…」

    「あとは、難しいコンディションで行われたブダペスト(ハンガリー)のQ2ですね。少し問題があって遅れてコースインしたのですが、雨が強まってどんどん悪化していくコンディションの中で、フェルナンド・アロンソ(マクラーレン)とダニエル・リカルド(レッドブル)を上回ってQ3へ進んだんです。あれはすばらしいラップでしたね」

    「そして、もう一つ、ホンダのホーム・鈴鹿の大観衆の中で予選6番手を獲得したときは、最高の気分でした。またもや雨で難しい状況の中、“少しのミスもできない”という緊張感は、気持ちのいいものでした。残念ながらレースでは僕ら2台ともタイヤに苦しみ、順位を落とす結果となってしまいましたが。でも、これらの瞬間が、僕にとって今季ここまでのハイライトだと思います。もちろん、悪い場面もあったし、なかには僕がコントロールできないことが原因のものも含まれます。ただ、今年の初めよりも、明らかによくなっていると思います」

    タイヤの問題は、ブレンドン・ハートレーがF1と他カテゴリーが大きく違うと感じることの一つだった。ブレンドン・ハートレーは、その点がこの1年で成長してドライビングに活かされている点だと考えているが、コース外で学んだことも大きいようだ。

    「正直なところ、うまくいったレースも失敗したものもありますが、前を向いて振り返らないのが僕のスタイルです。だから、今この瞬間は、今週末すべきことに集中して、願わくばいい結果を得たいですね」

    「そうすることが今年の僕の戦略でした。終わったレースで何ができたかを気にするのではなく、次に迎えるレースに集中し、目の前のタスクをこなしていくんです」

    今年の1月には長年交際していたサラさんと結婚し、ブレンドン・ハートレーにとってはまさに嵐のような1年だった。しかし、コース内外でさまざまな経験をしたからといって、それが彼の性格まで変えてしまうことはないと語る。

    「僕はそんなに変わっていないつもりです。15歳で故郷を離れてヨーロッパで暮らしてきました。もちろん年々成長を重ねていますが、自分のルーツは忘れていません。変わらぬ価値観を持ち続けています。サラとは長い間一緒に過ごしてきて、苦しいときも楽しいときも共有してきました。それは、僕が一人の人間として大切にしていることなんです」

    「特にプライベートの部分は変わっていないんじゃないかな。僕はすごく単純な男で、マウンテンバイクやロードバイクに乗るのが大好きな一般人なんですよ。だから、F1ドライバーだからといってそれをひけらかしたりしないし、F1という非日常の世界で暮らす中で、比較的普通の感覚を持っていたいなと思います」

  • ブレンドン・ハートレー、トロロッソ・ホンダ残留に手応え

    ブレンドン・ハートレー、トロロッソ・ホンダ残留に手応え

    トロロッソ・ホンダのブレンドン・ハートレーは、最近のパフォーマンスは、F1での将来に対する疑問に対して自分に必要な資質があることを示していると考えている。

    ブレンドン・ハートレーは、シーズン序盤から交代が噂されており、現在はF2ドライバーのアレクサンダー・アルボンが2019年にダニール・クビアトのチームメイトとしてトロロッソ・ホンダを走らせると噂されている。

    レッドブルのモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、ブレンドン・ハートレーの残留のための条件についてのメディアからの質問に対し、残りのシーズンでチームメイトのピエール・ガスリーを倒すという目標を語っていた。

    ブレンドン・ハートレーは、先週末に開催されたF1アメリカGPで最後尾からスタートして11位でフィニッシュ。エステバン・オコンとケビン・マグヌッセンが燃料ルールの違反で失格となったことで9位に繰り上がった。

    「過去数戦には満足している。でも、毎週、自分の将来についての疑問に答えなければならないことをうっとうしく感じているよ」とブレンドン・ハートレーはコメント。

    「チームメイト(ピエール・ガスリー)を倒さなければならないとメディアで読んだ。シンガポールではチームオーダーが出されるまで僕が前にいたし、ロシアでもクルマが故障するまで僕が前にいた。鈴鹿では予選で僕が前だったし、ここでも僕が前にいた」

    「だから、何が起こるか見てみよう」

    F1アメリカGPでの9位はブレンドン・ハートレーにとって3度目のポイントフィニッシュであり、F1でのベストリザルトでもある。ピエール・ガスリーは、ハートレーより3つ後ろの12位でレースを終えている。

    新しいレースリザルトを受けて、ブレンドン・ハートレーは「20番手から9位でフィニッシュして2ポイントを獲得した。良いオーバーテイク、タイヤマネジメント、ピットからのコミュニケーション、戦略、ピットストップ。レースでの僕たちのペースではこれは最大限の結果だ。自分のレースにとても満足している。僕は戦っている」と自身のTwitterに投稿した。

  • 日産e.dams、アレクサンダー・アルボンの代役探しを開始

    日産e.dams、アレクサンダー・アルボンの代役探しを開始

    日産e.damsのチーム代表ジャンポール・ドリオは、トロロッソ・ホンダでのF1デビューが噂されるアレクサンダー・アルボンの代役探しを始めていることを明らかにし、すでに“15~20名”のドライバーと連絡を取っていると述べた。

    日産は、2018/19シーズンからルノーからe.damsのエントリーを引き継いでフォーミュラEにワークス参戦。今年9月にセバスチャン・ブエミとアレクサンダー・アルボンのラインナップで戦うことを発表していた。

    アレクサンダー・アルボンは、日産e.damsと3年契約を結んでいるが、2019年にトロロッソ・ホンダのF1ドライバーに就任するとされており、その場合、日産は代役ドライバーを探さなければならなくなる。

    日産はアレクサンダー・アルボンの代役を探しているかと質問されたジャンポール・ドリオは「この2日間で数多くのドライバーから電話が鳴った。信じられないくらいだった」と Autosport にコメント。

    「電話やEメールを送ってきたドライバーは信じられないくらいたくさんいた。名前を言えば、とても驚くであろうドライバーもいる。少なくも15~20名と連絡をとったと思う」

    日産は、フォーミュラE合同テストの最終日にアレクサンダー・アルボンの代役として過去にDAMSでF2を戦った経験のあるオリバー・ローランドを起用した。

    ジャンポール・ドリオは、2015年のフォーミュラ・ルノー3.5のチャンピオンであるオリバー・ローランドがドライバー候補のひとりであることを認める。

    「オリバーのことは検討している。我々は彼をサードドライバーとして起用することを考えていたからね。彼はシャルル・ルクレールがF2でレースをしていた年(2017年)に我々とF2で走っていたので彼のことは良く知ってる」とジャンポール・ドリオはコメント。

    「彼は良いパフォーマンスを示していた。3レースで勝利し、ポールポジションを獲得した。それに彼はフォーミュラ・ルノー3.5に参戦していたので彼のことは知っている」

    オリバー・ローランドは、テスト最終日に85周を走行。21周のロングスティントも完了させている。

    シーズン5で日産でフォーミュラEを戦う可能性について質問されたオリバー・ローランドは「もちろん、僕はスーパーサブとしてここにいて、その役割を果たした。F2テストでのニコラス・ラティフィとの状況に少し似ているね」とコメント。

    「もちろん、フォーミュラEでレースをしたいし、様子を見てみよう。彼らがどんなことを考えるか見てみるつもりだ」

  • トロロッソ・ホンダ:F1アメリカGP 決勝レポート

    トロロッソ・ホンダ:F1アメリカGP 決勝レポート

    トロロッソ・ホンダは、F1アメリカGPの決勝レースで、最後列からスタートしたブレンドン・ハートレーが9位入賞でドイツGP以来のポイントを獲得。ピエール・ガスリーは12位で完走を果たした。

    第18戦F1アメリカGP、決勝レースが10月21日(日)の午後1時10分より行われた。サーキットは、この週末で一番の好天となり、気温も20℃まで上がり、決勝を迎えた。

    トロロッソ・ホンダの2台は、パワーユニット(PU)交換のペナルティーのため、最後列グリッドとなり、ピエール・ガスリーが19番手、ブレンドン・ハートレーは20番手。2台はともにスーパーソフトタイヤでスタートした。

    午後1時10分にフォーメーションラップがスタートし、56周のレースが幕を開けた。1周目、第1コーナーなどで複数のアクシデントが起こったが、ガスリーとハートレーはそれらに巻き込まれることなく通過し、1周終了時にはハートレーが12番手、ガスリーが14番手と大きくポジションを上げた。その後、スピンして追い上げてきたフェラーリのセバスチャン・ベッテルにパスされ、それぞれポジションを落とす。9周目にレッドブルのダニエル・リカルドがコース上にストップし、ハートレーは12番手に戻った。このストップでVSC(バーチャルセーフティカー)が発動され、そのタイミングでガスリーはピットインし、ソフトタイヤに交換、15番手でレースに戻る。

    同様に上位車のピットインもあり、ハートレーは11番手に上がり、レースは中盤を迎える。20周を過ぎ、各車ピットインのタイミングとなった。ハートレーは、タイヤ交換を引き延ばし、26周目に8番手に上昇する。28周目にハートレーはピットインし、ソフトタイヤに交換すると、15番手でレースに戻った。一方、14番手を走行していたガスリーは、序盤に交換したタイヤの磨耗が進み、ペースを上げられない状況。他車のピットインでガスリー12番手、ハートレー13番手となり、35周目にガスリーとハートレーのポジションが入れ替わり、ハートレーが12番手となった。その直後の37周目、ガスリーは2度目のピットインを行い、ウルトラソフトタイヤに交換、15番手でレースに戻る。

    40周目、上位車のピットインによってハートレーは11番手になる。ガスリーは15番手からペースを上げて追い上げ、50周目に前車をオーバーテイクし14番手にポジションアップ。ハートレーも一時は後続に迫られたが、終盤自己ベストラップを更新するハイペースで走行し、11番手でチェッカーフラッグを受けた。

    レース後、上位の選手2人が失格となり、ブレンドン・ハートレーは9位に、ピエール・ガスリーは12位に繰り上がった。ハートレーは、ドイツGP以来のポイント獲得を果たした。

    F1第19戦メキシコGPはメキシコシティのアウトドローモ・エルマノス・ロドリゲスで10月26日~28日に行われる。

    ブレンドン・ハートレー (9位)
    「2ポイントを獲得できた今日の自分のレースとパフォーマンスに、とても満足しています! 攻めるべきところで力を発揮できましたし、タイヤのマネージメントもうまくできたと思います。チームがピットから必要な情報を教えてくれていたし、メカニックもピットストップでいい仕事をしてくれました。この結果はすばらしいチームワークのおかげだったと思います。最後尾スタートからの9位フィニッシュは僕たちのできることすべてを発揮できた結果で、今日のレース運びにはとても満足しています。ポイント獲得に至らなかったレースもありますが、ここ最近のレースはどれも手応えを感じていたものばかりだったので、今シーズンの残りのレースにも期待をしています」

    ピエール・ガスリー (12位)
    「今日は僕にとって長く、難しい1日でした。19番手からのスタートだったので、決して簡単なレースにはならないと覚悟をしていました。レーススタート直後の大混乱の1周目でデブリを拾ってしまい、フロアに少しダメージを負ってしまいました。なんとか解決できないかとあらゆることを試したのですが、残りのレースに耐えられるほどのグリップ力はタイヤに残っていませんでした。そこで2ピットストップ作戦を取ることにしたのですが、状況を思ったように改善できませんでした。予選でのペースはとてもよかったので、週末全体ではポジティブな面もあったかと思います。レースを万全な状況で戦うことができずに残念でしたが、このペースのまま次戦のメキシコGPでは予選から争い、チームのためにいい結果で終えられるようにがんばります」

    フランツ・トスト (トロロッソ チーム代表)
    「グリッド後方からスタートしたことを考えると、9位という結果はいいものだったと思います。ブレンドンはタイヤマネージメントをうまく行い、後方からの迫るエリクソン選手(ザウバー)からポジションを守り切ってくれました。ピエールは5コーナーでのクラッシュを避けるためコースアウトし、その際にフロント部分をクラッシュしてしまったのが原因で、フロアにダメージを負ってしまいました。その結果ダウンフォースを失い、ブレーキ時にマシンが不安定になる症状に見舞われ、残りのレースではペースを取り戻すことができなかったようです。それにもかかわらず、12位でレースを終えて健闘してくれました。チームとしてこのレースで貴重な2ポイントを獲得できたので、これから次のメキシコGPに向けて前向きに準備していきたいと思います」

    田辺豊治 (ホンダF1 テクニカルディレクター)
    「今週も難しい週末になりました。予選のパフォーマンスは悪くありませんでしたが、結果としてはその速さをレースで見せることができませんでした。ただ、ブレンドン選手は最後尾からスタートして11位と粘りの走りを見せてくれました。最終的に、レース後の裁定によりポイントを獲得できたことはよかったと感じています。パッケージとしてまだ改善が必要だとも感じていますし、残り3戦でチームと一緒にさらに前進していきたいと思います」

    関連:【動画】 F1アメリカGP 決勝レース ハイライト

  • 日産 「トロロッソはアレクサンダー・アルボンの起用を望んでいる」

    日産 「トロロッソはアレクサンダー・アルボンの起用を望んでいる」

    日産e.damsのチーム代表ジャンポール・ドリオは、トロロッソ・ホンダでF1デビューの可能性があるアレクサンダー・アルボンのために“解決策”を見い出そうとしているが、日産とe.damsはこのような状況に“非常に不満を抱いている”と認める。

    日産e.damsは、アレクサンダー・アルボンと3年間のフォーミュラE契約を結んだが、トロロッソ・ホンダが起用を望んでいることで、アルボンは契約を解消する方法を模索している。

    レッドブルは数年前にアレクサンダー・アルボンをジュニアプログラムから外しているが、先週、ヘルムート・マルコは来シーズンのトロロッソ・ホンダのドライバーとして起用すべく、彼と日産と交渉を行った。

    交渉はフォーミュラEの合同テスト期間中に行われたことで、アレクサンダー・アルボンはテストに参加せず、日産は貴重な走行時間を失うことになり、最終日にはオリバー・ローランドを走らせることになった。

    「予期せぬことだった」とジャンポール・ドリオは Autosport にコメント。

    「DAMSと日産e.dams内は非常に不満を抱いている。DAMSとフォーミュラEに関して、我々はアレクサンダー・アルボンのレースを経済的に支援するために多くのことを行ってきたからね」

    「我々は彼に良いクルマを与えた。ART Grand Prixに所属していた1年前は彼はあまりパフォーマンスを発揮できずにいた。そして、我々とともに彼はとても速いことを示した。それは疑いのないことだ」

    「我々は彼と3年契約を結んだが、突然連絡があった。我々は彼に多くの手を差し伸べ、イメージを輝かせていた。トロロッソがヘルムート・マルコと一緒にやってきて、アルボンをクルアに乗せたいと言ってきた」

    「彼がどうしたいかは誰に聞いても答えはわかるだろう。彼はF1について話をしているし、ドライバーであれば、常にそれを夢見るものだ。答えはわかっている」

    「なので、我々はトロロッソと交渉している。想像できると思うが、日産のトップマジメントはあまり快く思っていない。彼らはとても不満を抱いている。我々は彼と3年契約を結んでいるのだからね。だが、我々は解決策を見つけ出そうとしている」

    ジャンポール・ドリオは、まだ何も決定しておらず、トロロッソ、アレクサンダー・アルボン、日産との愛大n交渉は継続していると明かした。

    「我々は解決策を見つけようとしている。もう運転したくないドライバーがいるときに何ができるか? だが、我々には契約がある。それは明らかだ」とジャンポール・ドリオはコメント。

    「現時点で何も完了はしていない。オリバー・ローランドをクルマに乗せたのはそれが理由だ。サードドライバーのような立場でね。我々はどのように発展するか今後2~3週間見ていくことになるだろう」

    「我々は全員にとってベストな解決策を見つけるためにトロロッソと交渉を行っている」

  • トロロッソ・ホンダ 「チームにとって貴重な2ポイント」 / F1アメリカGP

    トロロッソ・ホンダ 「チームにとって貴重な2ポイント」 / F1アメリカGP

    トロロッソのチーム代表フランツ・トストが、F1アメリカGPの決勝レースを振り返った。

    トロロッソ・ホンダの2台は、パワーユニット交換によるペナルティでピエール・ガスリーが19番手、ブレンドン・ハートレーが20番手からレースをスタート。1周目にハートレーが12番手、ガスリーは14番手まで順位を上げる。

    1ストップ戦略を採用したブレンドン・ハートレーは11位、序盤にマシンにダメージを負って2ストップに切り替えたピエール・ガスリーは14位でチェッカー。レース後の上位2台が失格となったことで、ブレンドン・ハートレーはドイツGP以来の入賞となる9位、ピエール・ガスリーは12位が最終リザルトとなった。

    「グリッド後方からスタートしたことを考えると、9位という結果はいいものだったと思う」とフランツ・トストはコメント。

    「ブレンドンはタイヤマネージメントをうまく行い、後方からの迫るエリクソン選手(ザウバー)からポジションを守り切ってくれた。ピエールは5コーナーでのクラッシュを避けるためコースアウトし、その際にフロント部分をクラッシュしてしまったのが原因で、フロアにダメージを負ってしまった。その結果ダウンフォースを失い、ブレーキ時にマシンが不安定になる症状に見舞われ、残りのレースではペースを取り戻すことができなかったようだ。それにもかかわらず、12位でレースを終えて健闘してくれた」

    「チームとしてこのレースで貴重な2ポイントを獲得できたので、これから次のメキシコGPに向けて前向きに準備していきたいと思う」

  • ホンダF1 「パッケージとしてあと一歩実力が足りていなかった」

    ホンダF1 「パッケージとしてあと一歩実力が足りていなかった」

    ホンダF1のテクニカルディレクターを務める田辺豊治が、F1アメリカGPでのトロロッソ・ホンダの戦いを振り返った。

    パワーユニットやギアボックス交換のペナルティによって、ピエール・ガスリーが19番手、ブレンドン・ハートレーが20番手からともにスーパーソフトでレースをスタート。

    オープニングラップでブレンドン・ハートレーは8つ、ピエール・ガスリーは4つポジションを上げ、1ストップ戦略のハートレーは一時はポイント圏内を走行するも、トップ10には届かず。10位から32秒遅れの11位でフィニッシュした。

    ピエール・ガスリーは2ストップを戦略。最終スティントでウルトラソフトを選択して挽回を狙うも14位でフィニッシュした。

    「今週も難しい週末になりました。予選のパフォーマンスは悪くありませんでしたが、結果としてその速さをレースで見せることができませんでした」と田辺豊治はコメント。

    「ブレンドン選手は最後尾からスタートして11位と粘りの走りを見せてくれました。ただ、順位が示す通り、このサーキットでポイントに届くには、パッケージとしてあと一歩実力が足りていなかったと感じています」

    「シーズンは残り3戦となりますが、チームと一緒に改善を続けていきます」

    関連:F1アメリカGP 結果:キミ・ライコネンが113戦ぶりの優勝!

  • ピエール・ガスリー 「デブリを拾ってダメージを負ってしまった」

    ピエール・ガスリー 「デブリを拾ってダメージを負ってしまった」

    トロロッソ・ホンダのピエール・ガスリーは、F1アメリカGPの決勝レースを14位でフィニシュした。

    パワーユニット交換によるグリッド降格ペナルティで19番グリッドからスタートしたピエール・ガスリーは、バーチャルセーフティカー導入時にピットストップを行ってソフトタイヤに交換、最終スティントをウルトラソフトで行く2ストップ戦略を敢行した。

    しかし、デブリを拾ってマシンにダメージを負った影響もあり順位を上げることはできず、14位でチェッカー。上位の2台が失格となったことで最終リザルトは12位となった。

    「今日は僕にとって長く、難しい1日だった」とピエール・ガスリーはコメント。

    「19番手からのスタートだったので、決して簡単なレースにはならないと覚悟をしていた。レーススタート直後の大混乱の1周目でデブリを拾ってしまい、フロアに少しダメージを負ってしまった。なんとか解決できないかとあらゆることを試したけど、残りのレースに耐えられるほどのグリップ力はタイヤに残っていかった。そこで2ピットストップ作戦を取ることにしたけど、状況を思ったように改善できなかった」

    「予選でのペースはとてもよかったので、週末全体ではポジティブな面もあったかと思う。レースを万全な状況で戦うことができずに残念だけど、このペースのまま次戦のメキシコGPでは予選から争い、チームのためにいい結果で終えられるように頑張る」

  • ブレンドン・ハートレー、繰り上げ9位 「本当に満足している」

    ブレンドン・ハートレー、繰り上げ9位 「本当に満足している」

    トロロッソ・ホンダのブレンドン・ハートレーは、F1アメリカGPの決勝レースを11位でフィニッシュ。レース後、上位の2台が失格処分となったことから9位に繰り上がり、今季3度目の入賞を果たした。

    最後尾20番グリッドからスーパーソフトタイヤでスタートしたブレンドン・ハートレーは、オープニングラップで8つポジションを上げて12番手を走行。8番手を走行していた27周目にピットインしてソフトタイヤに交換する。

    その後はポジションを維持するも順位を上げることができず、11位でチェッカー。しかし、レース後、8位のエステバン・オコン(フォースインディア)が燃料流量違反、9位のケビン・マグヌッセン(ハース)が燃料使用量違反で失格となり9位に昇格。今シーズン3度目のポイント獲得を果たした。

    「2ポイントを獲得した今日の自分のパフォーマンスとレースには本当に満足している」とブレンドン・ハートレーはコメント。

    「必要なときにアグレッシブに行くことができたし、タイヤでいい仕事ができた。チームはピットから良い情報を与えてくれたし、メカニックは優れたピットストップを行ってくれた。チームの努力だ!」

    「最後尾から9位は今日僕たちが達成できる最大の結果だし、自分が示した攻撃性とレース展開に満足している。ポイントを獲得できていなくても僕は過去数戦のすべてでとても強かった。残りのシーズン以降について高いモチベーションを持っているし、楽観的だ」