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  • トロロッソ 「新しい空力パッケージは期待通りのデータが得られている」

    トロロッソ 「新しい空力パッケージは期待通りのデータが得られている」

    トロロッソのチーフレースエンジニアを務めるジョナサン・エドルズが、F1メキシコGP初日の作業を振り返った。

    トロロッソ・ホンダは、ピエール・ガスリーのパワーユニット(PU)を最新仕様の新品に交換。これはアメリカGPで使用したPUに組み立て品質上の懸念が確認されたためで、シーズン残りの戦いを考慮し、交換を決定した。

    ピエール・ガスリーはP1の最初をこの新PUで走行し、その後、旧仕様のPUに再度、交換して走行を行った。ブレンドン・ハートレーはP1から旧仕様PUでの走行となった。これは、メキシコ特有の高地という環境では、旧仕様の方がセッティング面で確実性が高いという判断によるもの。

    P1では、ピエーエ・ガスリーはインスタレーションラップを2回行ったあと、旧仕様のPUに交換する作業に入り、走行はその2周にとどめた。ウルトラソフトタイヤで走行を開始しブレンドン・ハートレーはセッティングを進め、セッション後半にハイパーソフトに交換し、1分19秒024のベストタイムで9番手をマーク。29周を周回し、プログラムを順調に消化した。

    P2では、2台はハイパーソフトタイヤで走行を開始。まずはアタックシミュレーションを行い、ハートレーが1分18秒928、ガスリーが1分19秒299をマーク。セッション半ばを過ぎた時点で2台ともに新品のハイパーソフトに履き替え、再びアタックシミュレーションを行った。このアタックで、ハートレーが1分18秒061、ガスリーが1分19秒047と、ともにベストタイムを更新。その後、ハイパーソフトタイヤでのロングランを行い、このセッションは合計でハートレーが35周、ガスリーが36周を走行。最終的にハートレーが6番手、ガスリーが14番手につけた。

    「初日は天候が悪くなることが予想されていたが、すばらしい天候の中、ハートレー選手がいいタイムを刻んでくれた」とジョナサン・エドルズはコメント。

    「我々は今週末に向け、2台それぞれに異なる戦略を用意していた。戦略的判断により、ガスリー車に関してはP1でPU交換を行ったため、P1ではインスタレーションラップのみのわずか数周に留まった。それからP2では旧仕様のPUに戻しての走行を行った」

    「今日の主な目的は、ブレーキ、冷却システム、そして特にタイヤと新しい空力パッケージの挙動を確認することだった。このトラックは特にブレーキと冷却システムのセッティングが非常に難しいので、そうした要素がカギとなる。今日の走行では2つとも問題なく動作していたので、その点はポジティブだった」

    「P1では新しい空力パッケージのデータを収集するとともに、その働きをチェックしたが、期待通りのデータだった。ハートレー選手のマシンでは前戦アメリカGPでの走行データを基に、終日を空力プラットフォームの最適化と、どのように新しい空力パッケージから最大限の性能を引き出すかをテストした。今日のタイムからもマシンが速さを発揮していることは明らかだが、今夜中にすべてのデータを見直し、方向性を決定する必要がある」

    「タイヤに関しては、今日は我々が予想していたよりさらに多くのグレイニングが見られた。特にガスリー選手のマシンが履いていたハイパーソフトはグレイニングが多いので、彼は今日あまり速いタイムを刻むことができなかった。今日のタイムは、ガスリーの本来の速さを示しているものではないと言っていいだろう。今後の選択肢としては、グレイニングを少なくするか、グレイニングありでのタイヤ戦略を立てるか。どちらかを選ばなくてはならない」

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  • トロロッソ代表 「ブレンドン・ハートレーが残留するには改善が必要」

    トロロッソ代表 「ブレンドン・ハートレーが残留するには改善が必要」

    トロロッソのチーム代表フランツ・トストは、ブレンドン・ハートレーが2019年もチームに残留するには改善が必要だと語った。

    トロロッソ・ホンダは、2019年にレッドブル・レーシングに昇格するピエール・ガスリーの後任としてダニール・クビアトを起用することを発表しているが、ブレンドン・ハートレーのチーム内でのポジションはまだ保証されていない。

    ブレンドン・ハートレーは、前戦F1アメリカGPの決勝でエステバン・オコンとケビン・マグヌッセンが失格となったことで、これまあでの22戦のF1キャリアでのベストリザルトとなる9位入賞を果たしている。

    F1メキシコGPの金曜記者会見に出席したフランツ・トストは「彼はオースティンで良いレースを見せた」とコメント。

    「だが、それでも結果に目を向ければ、彼は4ポイント、ピエール(ガスリー)は28ポイントだ」

    「つまり、彼がチームに残留したければ、彼はパフォーマンスを改善しなければならない」

    報道ではトロロッソは、2019年のドライバーとしてアレクサンダー・アルボンを起用するために日産と結んでいるフォーミュラEの契約を解消することに取り組んでいるとされている。

    アレクサンダー・アルボンと日産との交渉について質問されたフランツ・トストは「もちろん、交渉は機密であることはご存じだと思うし、それについての詳細に触れることはできない」と語るにとどめた。

    トロロッソ・ホンダは、2019年でまだ正式発表されていない3つの空席のうちのひとつだ。だが、フォースインディアはランス・ストロールがウィリアムズから移籍することは既定事項だと考えられている。

    フランツ・トストは、シーズン終了までに2人目のドライバーが決定することはないと考えていると語る。

    「明確に把握するためにはまず何よりもシーズンを終えなければならない。12月にはレッドブルがトロロッソのドライバーラインナップを決めると考えている」とフランツ・トストは述べた。

  • ピエール・ガスリー 「後方スタートなのでレースペースが焦点」

    ピエール・ガスリー 「後方スタートなのでレースペースが焦点」

    トロロッソ・ホンダのピエール・ガスリーが、F1メキシコGP初日のフリー走行を振り返った。

    ホンダF1は、標高2000kmを超える高地というメキシコの特殊な環境では、使い慣れた旧スペックを使用するほうがセッティング面での確実性が高いと判断。新スペックの“スペック3”ではなく、ロシアまで使用していた“スペック2”で挑んでいる。

    ピエール・ガスリーに関しては前戦アメリカで使用した新スペックのユニットに組立て品質上の懸念が確認されたため、残りのシーズンに備えて、P1で新たなユニットを搭載。2周インスタレーションラップだけを実施し、すぐに旧スペックへと戻す作業が行われた。このPU交換でガスリーはペナルティを科せられ、決勝を後方グリッドからスタートすることが決定している。

    ピエール・ガスリーはP1で本格的な走行をせずにノータイムで終了。P2では36周を走行して14番手タイムとなる1分19秒047でセッションを終えた。

    「今日は簡単な一日ではなかった。FP1でのエンジン交換によって午前中はほとんど走れなかったし、それは午後のセッションにむけての準備にも影響した」

    「FP2に関してはトラフィックやいくつかのドライバビリティの問題によってあまりクリーンなセッションではなかったので、明日の準備のために今夜はやらなければならないことがかなりたくさんある」

    「僕たちはグリッド後方からスタートしなければならないので、メインの焦点はレースペースになるだろう。それでもまだポジティブに感じている。たとえ、ここでの仕事が難しくなったとしても、それはシーズン残り2レースの戦略的な動きだからだ」

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  • ブレンドン・ハートレー 「新しいエアロは僕のスタイルに合っている」

    ブレンドン・ハートレー 「新しいエアロは僕のスタイルに合っている」

    トロロッソ・ホンダのブレンドン・ハートレーは、F1メキシコGP初日のフリー走行を6番手タイムで終えた。

    トロロッソは、前戦アメリカGPでピエール・ガスリーのマシンに投入した新しいフロントウイングとフロアを含めた新しい空力パッケージの評価を続けており、今週末はブレンドン・ハートレーのマシンに搭載している。

    ブレンドン・ハートレーは、FP1で29周を走行して1分19秒024で9番手タイム、FP2で35周を走行して1分18秒061で6番手タイムと両方のセッションをトップ10内で終了。新しい空力パッケージへの手ごたえを掴んだ。

    「僕たちにとって本当にポジティブな金曜日だった。両方のセッションでトップ10に入り、午後を6番手で終えられたのは素晴らしいことだ!」とブレンドン・ハートレーはコメント。

    「このトラックに来れて楽しいし、以前に何度かここでレースをしている。F1カーでは2回目の訪問だ。僕たちは新しいエアロキットで多くのテストを実施した。本当に僕のドライビングスタイルに合っていると思うし、今日はクルマがどんどん僕の好みに近づいていっているように感じた」

    「僕にとって本当にレースをしてきた後に効果が出てくれて本当に嬉しいし、ここまでの週末については良いフィーリングを持っている」

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  • ピエール・ガスリー、PU交換で後方グリッドスタート / F1メキシコGP

    ピエール・ガスリー、PU交換で後方グリッドスタート / F1メキシコGP

    ホンダは、F1メキシコGPでピエール・ガスリーのパワーユニット(PU)を交換することを決定。決勝レースを後方グリッドからスタートすることが決定した。

    先週末のF1アメリカGPでは、トロロッソ・ホンダのブレンドン・ハートレーとピエール・ガスリーの2台は修正版の“スペック3”エンジンを搭載して後方グリッドからのスタートを強いられていた。

    ホンダは、F1メキシコGPのプラクティスの開始時に2台のマシンのパワーユニットを旧スペックに戻すことを確認した。

    だが、ピエール・ガスリーに関しては、シーズン残りのレースのためにスペック3をプールするためにフリー走行1回目を新品のスペック3で走行し、その後に旧スペックに戻すことでグリッド降格ペナルティを受けることになった。

    「今回のP1でガスリー選手のマシンに再度、最新スペックの未使用PUを投入します」とホンダF1のテクニカルディレクターを務める田辺豊治はコメント。

    「これは米国で使用したガスリー選手のPUに組立て品質上の懸念が確認されたためです。HRD Sakuraに搬送し至急確認を行いますが、現状継続判断が出せないため、今回新たなユニットをP1の最初の走行でで投入し、残りのシーズンに備えます」

    「なお、ガスリー選手に関してはその後、PUにむけて旧スペックに乗せ替えます。ハートレー選手に関しても同様に3日間通しで旧スペックを搭載します。これは、高地というメキシコの特殊な環境で使い慣れた旧スペックを使用するほうがPUのセッティング面での確実性が高いと判断したためです」

    セッションに先駆け、FIAは、ピエール・ガスリーのマシンに新しいICE(内燃エンジン)、ターボチャージャー、MGU-Hが投入されたことを発表している。

    また、今週末のF1メキシコGPでは、前戦の走行不足で実戦投入を見送っていた新しいフロントウイングとフロアを含めた空力アップグレードパッケージがブレンドン・ハートレーのマシンに搭載される。

  • F1メキシコGP フリー走行2回目:フェルスタッペンが最速もトラブル発生

    F1メキシコGP フリー走行2回目:フェルスタッペンが最速もトラブル発生

    2018年のF1世界選手権 第19戦 メキシコGPのフリー走行2回目が10月26日(金)にメキシコシティのアウトドローモ・エルマノス・ロドリゲスで行われ、午前中に続いてマックス・フェルスタッペン(レッドブル)がトップタイムを記録。2番手にもダニエル・リカルドが続き、レッドブル・レーシングが1-2で初日のセッションを終えた。しかし、フェルスタッペンは終盤にトラブルが発生してストップしている。

    トロロッソ・ホンダは、ブレンドン・ハートレーが6番手タイム、ピエール・ガスリーは14番手タイムだった。

    フリー走行2回目は現地時間14時、気温23℃、路面温度45.3℃と午前中よりも暖かいコンディションで90分間のセッションはスタート。パワーユニット交換によって午前中にタイムを出すことができなかったピエール・ガスリーが一番にコースイン。インスタレーションラップを終えてコースに戻る。

    各チームの動きは遅く、20分が経過してもフォースインディアとレッドブルはまだコースに出ていない。この時点でブレンドン・ハートレーが1分18秒928でタイムシートのトップに立つ。トロロッソ・ホンダは今週末も空力パッケージの評価を続けており、今回はハートレーのマシンに新しいフロントウイングとフロアを含めたアップグレードが搭載されている。

    中盤以降は各チームがロングランを実施。路面温度は48℃まで上昇し、各チームはハイパーソフトを持たせることに苦労している。残り30分の時点でマックス・フェルスタッペンが1分16秒720でトップ。2番手に0.153秒差でダニエル・リカルドが続き、レッドブルが1分16秒台をマーク。3番手には1.233秒差でカルロス・サインツ(ルノー)が続き、ハイパーソフトでセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)を0.001秒上回っている。

    残り10分に差し掛かろうとしたところで、ここまで快調に進めていたマックス・フェルスタッペンがコースを外れてストップ。ステアリングの画面など電気系がシャットダウンされ、急にパワーを失っている。先週末のダニエル・リカルドを思い起こされるトラブルだ。

    終盤もロングランが実施され、タイムシートに変動はないまま終了。トップタイムはマックス・フェルスタッペン。タイム的には他をリードしているが、マシントラブルが気になるところ。2番手にはダニエル・リカルドが1分16秒873をマーク。1分16秒台はレッドブルの2台だけだった。

    3番手には午前中に続いてルノーのカルロス・サインツ。チームメイトのニコ・ヒュルケンベルグも5番手タイムを記録しており、レッドブルと同じパワーユニットを積むルノーが好調な週末のスタートを切っている。

    フェラーリはセバスチャン・ベッテルが4番手、キミ・ライコネンが8番手タイム。メルセデスはルイス・ハミルトンが7番手、バルテリ・ボッタスが9番手。両チームともタイヤに苦労しているようだ。

    今週末、旧スペックのパワーユニットを搭載しているトロロッソ・ホンダは、ブレンドン・ハートレーが35周を走行してトップから1.341秒差の6番手タイムとなる1分18秒061をマーク。ピエール・ガスリーは36周を走行して1分19秒047で14番手タイム。両マシンの差は同じタイヤで0.986秒差。ガスリーはFP1に走行できないこともあったが、ハートレーに搭載されている空力アップグレードの効果が出ているかもしれない。

    F1メキシコGP フリー走行3回目は10月27日(土)の24時(現地時間10時)から行われる。

    2018年 第19戦 F1メキシコGP フリー走行2回目

    順位 No ドライバー チーム ベストタイム GAP 周回
    1 33 マックス・フェルスタッペン レッドブル 1分16秒720   21
    2 3 ダニエル・リカルド レッドブル 1分16秒873 0.153 32
    3 55 カルロス・サインツ ルノー 1分17秒953 1.233 35
    4 5 セバスチャン・ベッテル フェラーリ 1分17秒954 1.234 42
    5 27 ニコ・ヒュルケンベルグ ルノー 1分18秒046 1.326 36
    6 28 ブレンドン・ハートレー トロロッソ・ホンダ 1分18秒061 1.341 35
    7 44 ルイス・ハミルトン メルセデス 1分18秒100 1.380 40
    8 7 キミ・ライコネン フェラーリ 1分18秒133 1.413 42
    9 77 バルテリ・ボッタス メルセデス 1分18秒140 1.420 40
    10 11 セルジオ・ペレス フォース・インディア 1分18秒167 1.447 24
    11 31 エステバン・オコン フォース・インディア 1分18秒485 1.765 24
    12 8 ロマン・グロージャン ハース 1分18秒733 2.013 39
    13 16 シャルル・ルクレール ザウバー 1分19秒024 2.304 39
    14 10 ピエール・ガスリー トロロッソ・ホンダ 1分19秒047 2.327 36
    15 2 ストフェル・バンドーン マクラーレン 1分19秒096 2.376 30
    16 18 ランス・ストロール ウィリアムズ 1分19秒219 2.499 25
    17 9 マーカス・エリクソン ザウバー 1分19秒322 2.602 41
    18 35 セルゲイ・シロトキン ウィリアムズ 1分19秒335 2.615 37
    19 14 フェルナンド・アロンソ マクラーレン 1分19秒543 2.823 31
    20 20 ケビン・マグヌッセン ハース 1分19秒670 2.950 35
  • F1メキシコGP フリー走行1回目:マックス・フェルスタッペンがトップ

    F1メキシコGP フリー走行1回目:マックス・フェルスタッペンがトップ

    2018年のF1世界選手権 第19戦 メキシコGPのフリー走行1回目が10月26日(金)にメキシコシティのアウトドローモ・エルマノス・ロドリゲスで行われ、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)がトップタイムを記録。2番手にもダニエル・リカルドが続き、レッドブル・レーシングが1-2で週末をスタートした。

    今週末を旧スペックで戦うことを決断したトロロッソ・ホンダは、ブレンドン・ハートレーが9番手タイム、ピエール・ガスリーは新スペックでインタレーションラップを行った後に旧スペックに戻す作業を実施し、タイムは記録しなかった。

    アメリカGPと連戦の開催となるF1メキシコGP。サーキット全長は4.305km、7つの左コーナーと10の右コーナーで構成される。コースの改修はサーキットデザイナーであるヘルマン・ティルケの企業が担当。伝説的なペラルターダコーナーは姿を消してしまったが、新たな最終コーナーであるターン17は1992年のラストウィナーの名をとって「ナイジェル・マンセル カーブ」と名づけられた。最終コーナーからの1,314mのストレートは時速328kmを超える。

    標高2000メートルを超える高地の空気中の酸素は海抜0m地点に比べて78%しかなく、エンジン出力、空力それぞれに影響が生じ、他のサーキットとは異なる意味でのチーム戦略が要求される。

    ピレリは、アウトドローモ・エルマノス・ロドリゲスに、スーパーソフト(赤)、ウルトラソフト(紫)、ハイパーソフト(ピンク)という最も柔らかい3種類のコンパウンドを選択。レースではスーパーソフトとウルトラソフトのいずれか1セットを使用されなければならない。また、ハイパーは予選Q3で使用しなければならない。

    通常、天候が安定しているメキシコ。金曜日の天候は晴れ。現地時間10時に気温17.9℃、路面温度23℃のドライコンディションでフリー走行1回目はスタート。普段あまり使われていないサーキットということもあり、路面は非常にダスティ。コースオフするクルマも多くみられた。

    フリー走行1回目では、マクラーレンがフェルナンド・アロンソに代えてランド・ノリス、フォースインディアがエステバン・オコンに代えてニコラス・ラティフィ、ザウバーがシャルル・ルクレールに代えてアントニオ・ジョビナッツィを起用している。

    45分でセッションが折り返した時点でレッドブル・レーシングのダニエル・リカルドが1分17秒932でタイムシートのトップに立つ。2番手には0.094秒差でチームメイトのマックス・フェルスタッペン。3番手にルイス・ハミルトン、4番手にはバルテリ・ボッタスとメルセデス勢が続く。

    トロロッソ・ホンダは、今週末のF1メキシコGPを使い慣れた旧スペックのパワーユニットで戦うことを決断。ただし、ピエール・ガスリーに関しては“スペック3”をプールするためにFP1の最初に新スペックでインスタレーションラップを実施し、すぐに旧スペックのユニットに交換。そのため、ガスリーは2周を走行しただけでタイムを出していない。

    フリー走行1回目のトップタイムはマックス・フェルスタッペン(レッドブル)の1分16秒656。2番手には0.483秒差でダニエル・リカルドが続き、レッドブルが1-2。3番手にはカルロス・サインツ、4番手にはニコ・ヒュルケンベルグが続き、ルノーのF1パワーユニット搭載マシンがトップ4を占めた。

    5番手にはルイス・ハミルトン、6番手にはニコ・ヒュルケンベルグとメルセデス勢7番手にはセバスチャン・ベッテル、8番手にはキミ・ライコネンとメルセデス勢が続いた。

    トロロッソ・ホンダは、ブレンドン・ハートレーが23周を走行してトップから2.368秒差の9番手タイムとなる1分19秒024を記録。ピエール・ガスリーは、インスタレーションラップのみでタイムを記録しなかった。

    フリー走行1回目で代役で走行した3名のドライバーは、全員がレギュラードライバーよりも上位のタイムでセッションを終えた。

    F1メキシコGPのフリー走行2回目は、この後28時(現地時間14時)から行われる。

    2018年 第19戦 F1メキシコGP フリー走行1回目

    順位 No ドライバー チーム ベストタイム GAP 周回
    1 33 マックス・フェルスタッペン レッドブル 1分16秒656   19
    2 3 ダニエル・リカルド レッドブル 1分17秒139 0.483 19
    3 55 カルロス・サインツ ルノー 1分17秒926 1.270 20
    4 27 ニコ・ヒュルケンベルグ ルノー 1分18秒028 1.372 21
    5 44 ルイス・ハミルトン メルセデス 1分18秒075 1.419 23
    6 77 バルテリ・ボッタス メルセデス 1分18秒322 1.666 27
    7 5 セバスチャン・ベッテル フェラーリ 1分18秒746 2.090 17
    8 7 キミ・ライコネン フェラーリ 1分18秒936 2.280 22
    9 28 ブレンドン・ハートレー トロロッソ・ホンダ 1分19秒024 2.368 29
    10 31 ニコラス・ラティフィ フォース・インディア 1分19秒078 2.422 23
    11 11 セルジオ・ペレス フォース・インディア 1分19秒124 2.468 29
    12 36 アントニオ・ジョビナッツィ ザウバー 1分19秒134 2.478 25
    13 8 ロマン・グロージャン ハース 1分19秒276 2.620 26
    14 9 マーカス・エリクソン ザウバー 1分19秒312 2.656 28
    15 47 ランド・ノリス マクラーレン 1分19秒646 2.990 23
    16 2 ストフェル・バンドーン マクラーレン 1分19秒716 3.060 29
    17 20 ケビン・マグヌッセン ハース 1分19秒853 3.197 28
    18 35 セルゲイ・シロトキン ウィリアムズ 1分19秒899 3.243 30
    19 18 ランス・ストロール ウィリアムズ 1分20秒142 3.486 26
    20 10 ピエール・ガスリー トロロッソ・ホンダ     2
  • トロロッソ・ホンダ、F1メキシコGPでのアップグレードはハートレーのみ

    トロロッソ・ホンダ、F1メキシコGPでのアップグレードはハートレーのみ

    トロロッソ・ホンダは、今週末のF1メキシコGPでも新しい空力パッケージの評価を継続。今回はブレンドン・ハートレーのマシンにだけアップグレードされたフロントウイングとフロアが搭載される。

    トロロッソ・ホンダは、先週末のF1アメリカGPで空力アップグレードを投入。ピエール・ガスリーが3回のプラクティウで新しいパッケージを走らせた。

    しかし、F1アメリカGPでは金曜日のプラクティスがウエットコンディションとなり、アップグレード版のパーツを評価することが難しく、ドライで行われたフリー走行3回目(FP3)だけでは、アップグレードの効果をしっかりと評価できなかったため、予選に先立ってチームは古い仕様に戻すことを決断した。

    ブレンドン・ハートレーは「データ面でエンジニアが調べなければならないことがたくさんあるのは確かだ」とコメント。

    「ピエールはエアロを走らせたFP3でのバランスに満足していなかったと思う。それが彼らがアップグレードを外した理由の一部だ」

    「どのようなパフォーマンスを発揮するか、僕たちがそこからもっと多くのパフォーマンスを得ることができるかどうかを確認するのは興味深い」

    トロロッソ・ホンダは、新しいウイングとフロアで予選とレースでブレンドン・ハートレーのマシンに搭載し続けるかを再びプラクティスセッションで評価して決断していく。

    今回の空力アップグレードは、トロロッソ・ホンダが残りのレースでトップ10争いに加われることを再確立するための重要なものと見なされている。

    トロロッソ・ホンダは7月のオーストリアGPで大規模な空力アップグレードを導入したが、大部分のパーツが失敗に終わっており、ホンダのアップグレード版エンジンだけでは十分にパフォーマンスをゲインできていない。

    ピエール・ガスリーは「オースティンでは気象条件が理想的ではなかったし、FP3までに新しいパッケージを走らせることができなかった」とコメント。

    「基本的にパッケージを使い方、ポテンシャルをフルに引き出す方法を本当に理解するためにはもっと多くの走行距離を重ねて、たくさん走る必要がある。だから、僕たちは予選でそれを外した」

    「今週末、僕たちは再びそれを走らせることになるだろう。パーツは1つしかないので、今回はブレンドンのマシンに搭載されることになるし、パッケージの使い方についてもう少し学べることを期待している」

  • トロロッソ・ホンダ:F1メキシコGP プレビュー

    トロロッソ・ホンダ:F1メキシコGP プレビュー

    トロロッソ・ホンダのピエール・ガスリーとブレンドン・ハートレー、ホンダF1のテクニカルディレクターを務める田辺豊治が、2018年のF1世界選手権 第19戦 メキシコGPへの意気込みと舞台となるアウトドローモ・エルマノス・ロドリゲスについて語った。

    標高2000m以上にあるメキシコシティでのレースは、マシンとドライバーに負担を強いる。空気の薄さから、エンジンへの酸素供給が普段以上に難しくなるため、ターボの重要性が高まる。

    それでもエンジンの燃焼効率は厳しいので、カレンダー中でも最長クラスのロングストレートで、MGU-Hの回生をどれだけできるかも大切となる。

    ピエール・ガスリー
    「昨年は、ここで13位でフィニッシュしました。大勢の熱狂的なファンがいてくれるおかげで、メキシコGPは年間シーズンを通して最もすばらしく、特別な雰囲気が楽しめるレースの一つです。今年もメキシコの祭典“死者の日”の直前にレースが開催されるので、あの独特の雰囲気を味わうのも楽しみにしています。昨年のレースはさまざまな要因が重なって非常に難しい状況で、予選にも出られず、レース本番までほとんど走行ができませんでした。レースは標高約2300mの高地で開催されるため、チームはテクニカル面で、複雑な作業を強いられます。エンジン、ブレーキング、信頼性が高度によって影響を受けますし、タイヤのグリップ力も低下するため、マシンのセットアップが難しくなります。当然、酸素も薄いため、ドライバーにとっても平地でのレースより身体的にタフです。ただ、ハードブレーキングするポイントや高いGがかかるコーナーはあまりないため、全体で見ればそこまでタフではないかもしれません」

    ブレンドン・ハートレー
    「メキシコはF1マシンで走ったことがあり、大好きなトラックです。WECでは優勝した経験もあります。レースは標高2000mを超える高地で開催されるため、空気密度が薄く、特にフロント面のセットアップを工夫しなくてはなりません。ダウンフォースとグリップ力が低下するため、それと比例してトップスピードは上昇します。高度は、ドライバー、チームクルー、そしてマシンにそれぞれ大きな影響を及ぼします。僕は今年、マウンテンバイクのマラソンレースであるレッドヴィル100にも出場しましたし、高標高地で多くの時間を過ごしてきたので、高度には問題なく適応できると思います。それでも、コックピット内で酸素の薄さは実感するでしょうね。さらに、マシンの冷却も重要な課題の一つとなります。チームはこれらの課題をすべて正しく処理しなくてはならないため、今週末はマシンにとってかなりトリッキーなものになります。レースの舞台となるエルマノス・ロドリゲス・サーキットの最終セクターには、ファンの声援が響くすばらしい雰囲気の中、タイトなコーナーを駆け抜けていくスタジアムセクションが設置され、ドライバーからも高い人気があります。ファンをとても近くに感じれますし、メキシコでは、レースウイーク中、街全体がF1を盛り上げてくれるんです。過去数戦でさまざまなアップデートを投入していますし、いい走りができるチャンスはあるはずです」

    田辺豊治 (ホンダF1 テクニカルディレクター)
    「最終的に2ポイント獲得を獲得できたアメリカGPを終え、チームはそこから直接メキシコシティに入りました。今回レースが開催されるエルマノス・ロドリゲス・サーキットは、標高2200m超の環境により空気が薄くなるため、PU、シャシーともにエンジニアにとっては特殊な対応が必要なサーキットです。PUとしては空気密度が低いために、ターボの仕事量が増えることにより負担がかかります。そのためICEやMGU-Hに対しても通常とは異なる設定が必要です。また冷却も難しい環境になります。当然ベンチ上でこのような環境へのシミュレーションは行なっていますが、ただ、現地を実際に走った上での調整が重要になってきます。私個人としては、1992年以来のメキシコでのレースになりますが、当時もファンが情熱的だったことをよく覚えています。今年もHonda De Mexicoから多くの同僚が応援に来てくれますので、彼らの声援に応えられる意味でもいいレースをしたいと思います」

    関連:2018年 F1メキシコGP テレビ放送時間&タイムスケジュール

  • ブレンドン・ハートレー 「メキシコGPは高度は大きな影響を及ぼす」

    ブレンドン・ハートレー 「メキシコGPは高度は大きな影響を及ぼす」

    トロロッソ・ホンダのブレンドン・ハートレーが、2018年のF1世界選手権 第19戦 メキシコGPへの意気込みと、アウトドローモ・エルマノス・ロドリゲスについて語った。

    「メキシコはF1マシンで走ったことがあり、大好きなトラックだ。WECでは優勝した経験もある。レースは標高2000mを超える高地で開催されるため、空気密度が薄く、特にフロント面のセットアップを工夫しなくてはならない」とブレンドン・ハートレーはコメント。

    「ダウンフォースとグリップ力が低下するため、それと比例してトップスピードは上昇する。高度は、ドライバー、チームクルー、そしてマシンにそれぞれ大きな影響を及ぼす。僕は今年、マウンテンバイクのマラソンレースであるレッドヴィル100にも出場したし、高標高地で多くの時間を過ごしてきたので、高度には問題なく適応できると思う。それでも、コックピット内で酸素の薄さは実感するだろう。さらに、マシンの冷却も重要な課題の一つとなる。チームはこれらの課題をすべて正しく処理しなくてはならないため、今週末はマシンにとってかなりトリッキーなものになる」

    「レースの舞台となるエルマノス・ロドリゲス・サーキットの最終セクターには、ファンの声援が響くすばらしい雰囲気の中、タイトなコーナーを駆け抜けていくスタジアムセクションが設置され、ドライバーからも高い人気がある。ファンをとても近くに感じるし、メキシコでは、レースウイーク中、街全体がF1を盛り上げてくれる。過去数戦でさまざまなアップデートを投入しているし、いい走りができるチャンスはあるはずだ」

    関連:2018年 F1メキシコGP テレビ放送時間&タイムスケジュール