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  • トロロッソ・ホンダ:F1メキシコGP 予選レポート

    トロロッソ・ホンダ:F1メキシコGP 予選レポート

    トロロッソ・ホンダは、F1メキシコGPの予選で、ブレンドン・ハートレーが14番手、ピエール・ガスリーが15番手。決勝はハートレーが7列目、ガスリーはPU交換のペナルティーにより最後列から、上位進出を狙う

    第19戦メキシコGPは2日目を迎え、プラクティス3と予選が行われた。メキシコシティは前夜から激しい雷雨となり、朝方雨は上がったが、時折り小雨が降る天候となった。

    プラクティス3が開始された午前10時、気温15℃、路面温度17℃で、路面はところどころウエットが残るコンディション。トロロッソ・ホンダのピエール・ガスリーは、セッション開始とともにインターミディエイトタイヤでコースインし、1周走行してピットに戻った。セッション開始30分を過ぎた頃、ガスリーがハイパーソフトタイヤを装着してコースインし、コースコンディションを確かめながらセッティングを行った。各車の走行により路面コンディションは徐々に回復。セッション終盤、ハートレーとガスリーは新品のハイパーソフトタイヤでアタックシミュレーションを行う。ガスリーは1分17秒525と大幅にタイムアップを果たし8番手に、ハートレーは1分18秒637とベストラップ更新はならず16番手でこのセッションを終えている。

    午後1時、降水確率は40%ですが今にも雨が落ちてきそうな空模様の下、予選Q1が開始された。真っ先にコースインしたガスリーは、1分17秒097のベストラップをマークした。ハートレーも1セット目で1分16秒987と、ベストラップ。2セット目のハイパーソフトタイヤに履き替えた2人は、ハートレーが1分16秒682、ガスリーが1分16秒828と、再びベストラップを更新し、ハートレーが10番手、ガスリーは13番手でQ2進出を果たした。

    Q2で、ブレンドン・ハートレーは最初のアタックを中古タイヤで行い、1分17秒184をマーク。セッション終盤、ハートレーは新品タイヤに替えタイムアップを狙ったが、最終セクターでタイムロスしタイム更新を果たせず、14番手に終わった。ピエール・ガスリーはグリッド降格が決まっているためアタックは行わず、調整のためにインスタレーションラップを2回行い、計測タイムなしの15番手となっている。

    トロロッソ・ホンダの2台は、ブレンドン・ハートレーが7列目14番手から、ピエール・ガスリーは最後列から決勝レースでの上位進出を狙う。

    F1メキシコGP決勝レースは10月28日(日)午後1時10分(日本時間29日午前4時10分)にスタートする。

    ブレンドン・ハートレー (14番手)
    「今日はQ3に進出できる速さはあったと思いますが、ラストラップでいいタイムを出せなかったのが残念です。今週末は、マシンの状態がよく、Q1では10番手でしたし、Q2でも同じ位置に付けられたのではないかと思っています。Q2では新品のハイパーソフトタイヤを1セットしか使えず、トラックの状況が向上した最後のアタックでは空力のバランスが取れませんでした。予選ではいつも限界までプッシュしているのですが、ラストラップのターン12でブレーキをロックさせコースアウトしたため、Q3進出が果たせませんでした。明日の決勝ではタイヤ選択が重要になります。多くのオーバーテイクを見せられたオースティンでのファーストラップのような走りが必要だと思っています。先週は20番グリッドからポイントを獲得しましたし、14番グリッドからスタートする明日もポイント獲得が可能だと思います。レースウイークを通して調子がいいのでポイントを獲得したいです」

    ピエール・ガスリー (15番手)
    「今日の予選ではいい走りができていたと思いますが、ペナルティーもあるので明日の決勝に照準を合わせていました。Q1の走りには満足していますし、ストロール選手(Williams)のミスがなければもっと早いタイムを出せていたと思います。Q2に進出できたのは素晴らしかったのですが、Q2で走れないのはフラストレーションが溜まりました。昨日のセッションでのタイヤの磨耗状況を考えると、明日はタイヤマネジメントがカギになると思うので、うまく戦略を立てていきたいです。明日は最後尾からのスタートになりますが、マシンの状態はいいですし、いいバトルが出来ればと思います」

    ジョナサン・エドルズ (トロロッソ チーフレースエンジニア)
    「まずはフロントローを独占したRed Bull Racingに祝福を送ります。本当によくやったと思います。昨夜の雨により午前のプラクティス3は低い路面温度の中、ウエットでのスタートになりました。インターミディエイトタイヤで走るにはドライで、ドライタイヤで走るにはウエットな状態でしたので、プラクティス3の前半はほとんど走りませんでした。良かった点としては昨日と違い、路面温度が低かっことで、そのお陰でマシンのスタビリティーとバランスが向上しました。金曜日にあまり走れなかったこともあり、ピエールはハイパーソフトタイヤを履いて走り、明日に向けてタイヤへの理解を深めることにしました。セクター1でのスリップストリームや前夜に行ったマシンのセッティング変更もあり、いい走りができました。ブレンドンは、1回目のアタックのアウトラップでバーチャルセーフティーカーに捕まってしまい、タイヤの温度を十分に上げられませんでしたし、2組目のタイヤではミスもしてしまいました。ピエールは予選のQ2では走らない予定でしたので、Q1で3組の新品のハイパーソフトタイヤを使いました。彼は力強い走りを見せましたが、中盤のセクターでトラフィックに捕まってしまい0.2秒はロスしてしまいました。ブレンドンは2組の新品のハイパーソフトタイヤを使いQ1で素晴らしい走りを見せましたが、残念ながらQ2ではいいタイムを出すことができませんでした。マシンの感触はよかったもののQ3進出を逃したことは残念です。決勝ではタイヤの消耗を抑えるための戦略が重要になるので、今夜は明日のレース戦略の検討に時間を掛けます」

    田辺豊治 (ホンダF1 テクニカルディレクター)
    「今日の午前のプラクティスは、ウエットからドライに変わるコンディションでの走行となりましたが、マシンに対してはまずまずの手ごたえを得られました。実際に予選では2台が揃ってQ2進出を果たすことができました。ただ、ハートレー選手が最後のアタックでタイムを向上することができず、14位でQ2を終えたことは残念でした。また、ガスリー選手についてはPUとギアボックスのペナルティーにより最後尾スタートが決まっていたため、Q2でのアタックを行いませんでした。明日のレースでは不安定な天候が予想されており、あらゆることが起こりうると思いますので、臨機応変に状況に対応し、確実にレースを戦いたいと思います」

    関連:F1メキシコGP 予選:ダニエル・リカルドがポールポジション獲得!

  • トロロッソ 「ホンダのF1エンジンはもっと壊れると覚悟していた」

    トロロッソ 「ホンダのF1エンジンはもっと壊れると覚悟していた」

    トロロッソのチーム代表フランツ・トストは、今シーズン、ホンダのF1エンジンが多くの故障に見舞われることを覚悟していたとし、予想していたよりも信頼性が高いことに満足していると述べた。

    マクラーレン・ホンダ時代、ホンダのF1パワーユニットは多数の故障に見舞われていた。実際、今年はどのメーカーよりも多くのコンポーネントを使用しているが、それは来季に向けてパフォーマンスを向上させるための実験的な意味合いが強く、コース上では大きなトラブルには見舞われていない。

    F1メキシコGPの金曜記者会見に出席したフランツ・トストは「ホンダは信頼性に関して期待を上回っている。なぜなら、我々ははるかに多くの問題に見舞われると考えていたからだ。だが、正直、大きな問題はまったく発生していない」とコメント。

    また、フランツ・トストは、「ホンダは新スペックではトップチームからそれほど離れていない」としてパフォーマンス向上に満足していると付け加えた。

    しかし、今週末のF1メキシコGPでトロロッソ・ホンダの2台はどちらも“スペック3”エンジンを使用していない。それはメキシコ特有の高地という環境では、旧仕様の方がセッティング面で確実性が高いという判断によるだが、F1アメリカGPで使用したピエール・ガスリーのパワーユニットに組み立て品質上の懸念が確認されたためで、シーズン残りの戦いを考慮してガスリーのパワーユニットを交換。決勝では後方グリッドからスタートすることになっている。

    「オースティンでのレース後、彼らはピエールのパワーユニットに組み立て品質上の問題を検出した。彼らはリスクを冒すことを望まなかったため、メキシコで新しいパワーユニットを入れることを決定した」とフランツ・トストは説明。

    「ここの非常に特殊な高度とコンディションにより、旧スペックにパワーユニットを交換するために2周だけと決めていた。ホンダは適切なパワメーターを設定するには旧スペックの方が知識と経験があると考えた。したがって、ピエールはレース週末をスペック2で走る」

    「今年のホンダの作業に関して、彼らはここまで素晴らしい仕事をしている。彼らハパフォーマンスを大幅に向上させ、信頼性も高めている。サンパウロとアブダビでの残り2レースを本当に楽しみにしている。そこではペナルティは受けないからね」

    「来年に関しては、彼らは正しい方向に進んでおり、冬の間にも改善するだろう。来年、レッドブル・レーシングとトロロッソがホンダを搭載するのを見るのを楽しみにしている」

  • ホンダF1 「臨機応変に状況に対応して確実にレースを戦いたい」

    ホンダF1 「臨機応変に状況に対応して確実にレースを戦いたい」

    ホンダF1のテクニカルディレクターを務める田辺豊治が、F1メキシコGPでのトロロッソ・ホンダの予選を振り返った。

    メキシコ特有の高地という環境では、旧スペックのの方がセッティング面で確実性が高い判断して“スペック2”のパワーユニットを搭載しているトロロッソ・ホンダは、予選Q1でブレンドン・ハートレーが10番手、ピエール・ガスリーが13番手でそれぞれQ2に進出。

    Q2ではブレンドン・ハートレーがまずは中古のハイパーソフトでアタックを開始するもノックアウトゾーンを抜け出せない。そして、新品のハイパーソフトで2回目のアタックに挑むもタイムを更新することができず14番手で予選を終了。

    パワーユニットとギアボックス交換で最後尾スタートが決まっているピエール・ガスリーはQ2でタイム計測を行わず15番手で予選を終えた。

    「今日の午後のプラクティスは、ウエットからドライに変わるコンディションでの走行となりましたが、マシンに対してはまずまずの手ごたえを得られました。実際に予選では2台が揃ってQ2進出を果たすことができました」と田辺豊治はコメント。

    「ただ、ハートレー選手が最後のアタックでタイムを向上することができず、14位でQ2を終えたことは残念でした。また、ガスリー選手についてはPUとギアボックスのペナルティにより最後尾スタートが決まっていたため、Q2でのアタックを行いませんでした」

    「明日のレースでは不安定な天候が予想されており、あらゆることが起こりうると思いますので、臨機応変に状況に対応し、確実にレースを戦いたいと思います」

    関連:F1メキシコGP 予選:ダニエル・リカルドがポールポジション獲得!

  • ピエール・ガスリー 「ペナルティがあるので決勝に照準を合わせていた」

    ピエール・ガスリー 「ペナルティがあるので決勝に照準を合わせていた」

    トロロッソ・ホンダのピエール・ガスリーは、F1メキシコGPの予選を15番手で終えた。

    予選Q1が開始して真っ先にコースインしたピエール・ガスリーは、1分17秒097のベストラップをマーク。2セット目のハイパーソフトタイヤに履き替えたガスリーは1分16秒828と再びベストラップを更新し、13番手でQ2進出を果たした。

    ピエール・ガスリーはグリッド降格が決まっているためQ2ではアタックは行わず、調整のためにインスタレーションラップを2回行い、計測タイムなしの15番手となっている。決勝ではPU交換のペナルティーにより最後列から決勝レースでの上位進出を狙う。

    「今日の予選ではいい走りができていたと思うけど、ペナルティーもあるので明日の決勝に照準を合わせていた」とピエール・ガスリーはコメント。

    「Q1の走りには満足しているし、ストロールのミスがなければもっと早いタイムを出せていたと思う。Q2に進出できたのは素晴らしかったけど、Q2で走れないのはフラストレーションが溜まった」

    「昨日のセッションでのタイヤの磨耗状況を考えると、明日はタイヤマネジメントがカギになると思うので、うまく戦略を立てていきたい。明日は最後尾からのスタートになるけど、マシンの状態はいいですし、いいバトルが出来ればと思う」

    関連:F1メキシコGP 予選:ダニエル・リカルドがポールポジション獲得!

  • ブレンドン・ハートレー 「Q3に進出できる速さはあったと思う」

    ブレンドン・ハートレー 「Q3に進出できる速さはあったと思う」

    トロロッソ・ホンダのブレンドン・ハートレーは、F1メキシコGPの予選を14番手で終えた。

    ブレンドン・ハートレーは1セット目で1分16秒987とベストラップ。2セット目のハイパー ソフトタイヤでも1分16秒682と再びベストラップを更新して10番手でQ2進出を果たす。

    Q2で、ブレンドン・ハートレーは最初のアタックを中古タイヤで行い、1分17秒184をマーク。セッション終盤、新品タイヤに替えタイムアップを狙ったが、最終セクターでタイムロスしタイム更新を果たせず、14番手に終わった。

    ブレンドン・ハートレーは、7列目14番手から決勝レースでの上位進出を狙う。

    「今日はQ3に進出できる速さはあったと思うけど、ラストラップでいいタイムを出せなかったのが残念だ」とブレンドン・ハートレーはコメント。

    「今週末は、マシンの状態がよく、Q1では10番手だったし、Q2でも同じ位置に付けられたのではないかと思っている。Q2では新品のハイパーソフトタイヤを1セットしか使えず、トラックの状況が向上した最後のアタックでは空力のバランスが取れなかった。予選ではいつも限界までプッシュしているけど、ラストラップのターン12でブレーキをロックさせコースアウトしたため、Q3進出が果たせませなかった」

    「明日の決勝ではタイヤ選択が重要になる。多くのオーバーテイクを見せられたオースティンでのファーストラップのような走りが必要だと思っている。先週は20番グリッドからポイントを獲得したし、14番グリッドからスタートする明日もポイント獲得が可能だと思う。レースウイークを通して調子がいいのでポイントを獲得したい」

    関連:F1メキシコGP 予選:ダニエル・リカルドがポールポジション獲得!

  • トロロッソ 「決勝ではタイヤの消耗を抑えるための戦略が重要」

    トロロッソ 「決勝ではタイヤの消耗を抑えるための戦略が重要」

    トロロッソのチーフレースエンジニアを務めるジョナサン・エドルズが、F1メキシコGPの予選を振り返った。

    トロロッソ・ホンダは、ブレンドン・ハートレーが14番手、ピエール・ガスリーが15番手。決勝はハートレーが7列目、ガスリーはPU交換のペナルティーにより最後列から、上位進出を狙う。

    「まずはフロントローを独占したレッドブル・レーシングに祝福を送ります。本当によくやったと思います」とジョナサン・エドルズはコメント。

    「昨夜の雨により午前のプラクティス3は低い路面温度の中、ウエットでのスタートになりました。インターミディエイトタイヤで走るにはドライで、ドライタイヤで走るにはウエットな状態でしたの で、プラクティス3の前半はほとんど走りませんでした。良かった点としては昨日と違い、路面温度が低かっことで、そのお陰でマシンのスタビリティーとバランスが向上しました。金曜日にあまり走れなかったこともあり、ピエールはハイパーソフトタイヤを履いて走り、明日に向けてタイヤへの理解を深めることにしました。セクター1でのスリップストリームや前夜に行ったマシンのセッティング変更もあり、いい走りができました。ブレンドンは、1回目のアタックのアウトラップでバーチャルセーフティーカーに捕まってしまい、タイヤの温度を十分に上げられませんでしたし、2組目のタイヤではミスもしてしまいました」

    「ピエールは予選のQ2では走らない予定でしたので、Q1で3組の新品のハイパーソフトタイヤを使いました。彼は力強い走りを見せましたが、中盤のセクターでトラフィックに捕まってしまい0.2秒はロスしてしまいました。ブレンドンは2組の新品のハイパーソ フトタイヤを使いQ1で素晴らしい走りを見せましたが、残念ながらQ2ではいいタイムを出すことができませんでした。マシンの感触はよかったもののQ3進出を逃したことは残念です。決勝ではタイヤの消耗を抑えるための戦略が重要になるので、今夜は明日のレース戦略の検討に時間を掛けます」

    F1メキシコGP決勝レースは10月28日(日)午後1時10分(日本時間29日午前4時10分)にスタートする。

    関連:F1メキシコGP 予選:ダニエル・リカルドがポールポジション獲得!

  • F1メキシコGP 予選:ダニエル・リカルドがポールポジション獲得!

    F1メキシコGP 予選:ダニエル・リカルドがポールポジション獲得!

    2018年のF1世界選手権 第19戦 メキシコGPの予選が10月27日(土)にメキシコシティのアウトドローモ・エルマノス・ロドリゲスで行われ、ダニエル・リカルドがコースレコードを更新するタイムでポールポジションを獲得。2番手にはマックス・フェルスタッペンが続き、レッドブルがフロントローを独占した。

    トロロッソ・ホンダは、ブレンドン・ハートレーが14番手、ピエール・ガスリーが15番手で予選を終えた。

    アメリカGPと連戦の開催となるF1メキシコGP。サーキット全長は4.305km、7つの左コーナーと10の右コーナーで構成される。コースは改修され、伝説的なペラルターダコーナーは姿を消してたが、最終コーナーからの1,314mのストレートは時速328kmを超える。標高2000メートルを超える高地の空気中の酸素は海抜0m地点に比べて78%しかなく、エンジン出力、空力それぞれに影響が生じ、他のサーキットとは異なる意味でのチーム戦略が要求される。

    ピレリは、アウトドローモ・エルマノス・ロドリゲスに、スーパーソフト(赤)、ウルトラソフト(紫)、ハイパーソフト(ピンク)という最も柔らかい3種類のコンパウンドを選択。予選Q3ではハイパーソフトを使用しなければならない。

    ルイス・ハミルトンがタイトルに王手をかけているF1メキシコGP。ここまではレッドブルのマックス・フェルスタッペンが全てのセッションでトップタイムを記録する好調ぶり。セバスチャン・ベッテルが2008年のイタリアGPで記録した21歳72日の最年少ポールポジション記録に期待がかかっている。

    予選開始時間となる13時は降水確率40%の曇り空。気温18.5℃、路面温度25.5℃のドライコンディションでセッションはスタート。フリー走行3回目の終盤にハイドロリックの故障でコース上でストップしたバルテリ・ボッタスは2時間のインターバルの間にパワーユニットを交換。すでに使用済みのユニットへの交換のためペナルティは科せられない。

    ポールポジションを獲得したのはレッドブルのダニエル・リカルド。コースレコードを更新する1分14秒759をマーク。今シーズン2回目、通算3回目のポールポジションを獲得した。2番手にはわずか0.026秒差でマックス・フェルスタッペン。自身初ポールポジションはまたもお預けとなった。レッドブルは今週末全てのセッションで1-2という好調ぶりでフロントローを独占した。

    3番手には0.135秒差でルイス・ハミルトン(メルセデス)、4番手にはセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)が続いた。ハミルトンは決勝で7位以上に入れば、5度目のF1ワールドチャンピオンが確定する。

    3列目にはバルテリ・ボッタス(メルセデス)とキミ・ライコネン(フェラーリ)が続き。ベスト・オブ・ザ・レストの4列目にはニコ・ヒュルケンベルグとカルロス・サインツのルノー勢が続く。

    トロロッソ・ホンダは揃ってQ2に進出。ブレンドン・ハートレーは14番手、グリッド降格が決定しているピエール・ガスリーはQ2でタイムを出さず15番手で予選を終えた。

    F1メキシコGP 決勝レースは10月28日(日)の21時10分(現地時間15時10分)から行われる。

    2018年 第19戦 F1メキシコGP 予選 結果

    順位 No ドライバー チーム Q1 Q2 Q3
    1 3 ダニエル・リカルド レッドブル 1分15秒866 1分15秒845 1分14秒759
    2 33 マックス・フェルスタッペン レッドブル 1分15秒756 1分15秒640 1分14秒785
    3 44 ルイス・ハミルトン メルセデス 1分15秒673 1分15秒644 1分14秒894
    4 5 セバスチャン・ベッテル フェラーリ 1分16秒089 1分15秒715 1分14秒970
    5 77 バルテリ・ボッタス メルセデス 1分15秒580 1分15秒923 1分15秒160
    6 7 キミ・ライコネン フェラーリ 1分16秒446 1分15秒996 1分15秒330
    7 27 ニコ・ヒュルケンベルグ ルノー 1分16秒498 1分16秒126 1分15秒827
    8 55 カルロス・サインツ ルノー 1分16秒813 1分16秒188 1分16秒084
    9 16 シャルル・ルクレール ザウバー 1分16秒862 1分16秒320 1分16秒189
    10 9 マーカス・エリクソン ザウバー 1分16秒701 1分16秒633 1分16秒513
    11 31 エステバン・オコン フォース・インディア 1分16秒252 1分16秒844  
    12 14 フェルナンド・アロンソ マクラーレン 1分16秒857 1分16秒871  
    13 11 セルジオ・ペレス フォース・インディア 1分16秒242 1分17秒167  
    14 28 ブレンドン・ハートレー トロロッソ・ホンダ 1分16秒682 1分17秒184  
    15 10 ピエール・ガスリー トロロッソ・ホンダ 1分16秒828    
    16 8 ロマン・グロージャン ハース 1分16秒911    
    17 2 ストフェル・バンドーン マクラーレン 1分16秒966    
    18 20 ケビン・マグヌッセン ハース 1分17秒599    
    19 18 ランス・ストロール ウィリアムズ 1分17秒689    
    20 35 セルゲイ・シロトキン ウィリアムズ 1分17秒886    

    【Q1】
    18分間のQ1。まずはグリッド降格が決定しているトロロッソ・ホンダのピエール・ガスリーがハイパーソフトで真っ先にコースイン。メルセデスの2台はウルトラソフトで走行を開始している。

    Q1からコースレコード更新が連発。1回目のアタックでマックス・フェルスタッペンが1分15秒756をマーク。チームメイトのダニエル・リカルドも1分15秒台で続き、まずはレッドブルが速さを見せる。だが、2回目のアタックでハイパーソフトに履き替えたバルテリ・ボッタスが1分15秒580を記録してそれを上回り、2番手にもルイス・ハミルトンが続く。

    Q1ではハースの2台、ウィリアムズの2台、ストフェル・バンドーン(マクラーレン)がノックアウト。バンドーンはアロンソで23戦連続で予選で敗れている。

    【Q2】
    15分間のQ2。メルセデス、フェラーリ、レッドブルはウルトラソフトでアタックを行い順当にトップ6に並ぶ。フォースインディアは1回目のアタックをスーパーソフトで賭けに出るがノックアウトゾーンを抜け出せず、2回目のアタックではウルトラソフトを選択するもやはりトップ10には入れず。

    Q2ではフォースインディアの2台、フォースインディアの2台、フェルナンド・アロンソ(マクラーレン)が脱落。グリッド降格が決定しているピエール・ガスリーはアタックを行わなかった。

    【Q3】
    12分間のQ3は、メルセデス、フェラーリ、レッドブル、ルノー、ザウバーの5チームによる争い。第1ラウンドではマックス・フェルスタッペンが1分14秒785を記録してトップに立つ。2番手には0.185秒差でフェラーリのセバスチャン・ベッテルが同じく1分14秒台で続く。

    マックス・フェルスタッペンの初ポールポジションかと思われたが、第2ラウンドではダニエル・リカルドが1分14秒759をマークしてポールポジションを獲得。フェルスタッペンは0.026秒及ばなかった。

  • トロロッソ・ホンダ、アレクサンダー・アルボンの起用を決断?

    トロロッソ・ホンダ、アレクサンダー・アルボンの起用を決断?

    トロロッソ・ホンダは、2019年のF1ドライバーとしてアレクサンダー・アルボンを起用することを決断し、最終戦アブダビGP後に発表すると報じられてる。

    トロロッソ・ホンダは、2019年にレッドブル・レーシングに移籍するピエール・ガスリーの後任としてダニール・クビアトを起用することを決定しているが、2つ目のシートはまだ確定していない。

    ブレンドン・ハートレーのシートは保証されておらず、トロロッソのチーム代表フランツ・トストは、現在のパフォーマンスのままでは2019年の残留は難しいことを示唆している。

    F1メキシコGPの金曜記者会見に出席したフランツ・トストは「彼はオースティンで良いレースを見せた」とコメント。

    「だが、それでも結果に目を向ければ、彼は4ポイント、ピエール(ガスリー)は28ポイントだ。つまり、彼がチームに残留したければ、彼はパフォーマンスを改善しなければならない」

    Auto Motor und Sport は、英国生まれのタイ人であるアレクサンダー・アルボンが、レッドブルのオーナーであるディトリッヒ・マテシッツのタイのパートナーの支援を確保したと報道。

    アレクサンダー・アルボンは、2018/19シーズンから3年間フォーミュラEに参戦する契約を日産と結んでいるが、レッドブルはすでにアレクサンダー・アルボンとの契約を解消することで日産と交渉をまとめているという。

    しかし、レッドブルは、今シーズン最終戦のアブダビGPが終了するまで契約を発表することは望んでいない。

    レッドブルのモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは「アブダビで我々からそれを聞くことになるだろう」と語った。

    発表がシーズン終了後になるのは、レッドブルとブレンドン・ハートレーとの契約が関連しているかもしれない。

    「僕には2019年の契約がある」とブレンドン・ハートレーは待たされていることに不快感を示している・

    「彼らはとにかく僕を望んでいるのかどうかを伝えなければならない」

    「僕はオースティンでこれまでベストなF1レースをした。結果だけを見れば、僕がチームのためにやってきたことは示されていないと思う。僕はもっと多くのポイントを獲得できたはずだ」

  • F1メキシコGP フリー走行3回目:マックス・フェルスタッペンが最速

    F1メキシコGP フリー走行3回目:マックス・フェルスタッペンが最速

    2018年のF1世界選手権 第19戦 メキシコGPのフリー走行3回目が10月27日(土)にメキシコシティのアウトドローモ・エルマノス・ロドリゲスで行われ、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)がコースレコード更新するタイムでトップタイムを記録。2番手にはルイス・ハミルトン(メルセデス)が続いた。

    トロロッソ・ホンダは、ピエール・ガスリーが8番手タイム、ブレンドン・ハートレーが16番手タイムでセッションを終えた。

    土曜日のメキシコシティは、予選開始時は雨が降っていないものの、路面は濡れた状態。気温15℃、路面温度17.2℃のセミウエットコンディションで60分間のセッションは開始した。

    数台が雨天用タイヤでインスタレーションラップを行ったが、路面コンディションによって開始30分になってもタイムを記録しているドライバーはいない状態。

    その後、マクラーレンのフェルナンド・アロンソがハイパーソフトタイヤを装着してコースイン。この日最初のタイムとなる1分21秒213をマーク。その後、続々とドライタイヤを装着したマシンがコースインして走行を開始する。

    ケビン・マグヌッセン(ハース)は、セッション中にエンジンのインタークーラーを交換。チームは1周のみで走行を終えることを決断している。

    残り15分でバルテリ・ボッタス(メルセデス)がハイドロ系の問題でコース上にストップ。バーチャルセーフティカーが導入された。メルセデスはエンジンにオーバーヒートの問題を抱えており、初日のフリー走行ではエンジン出力を抑えて走行していた。

    セッション終盤には全マシンがハイパーソフトで走行してタイムを更新していく。

    フリー走行3回目のトップタイムを記録したのはレッドブルのマックス・フェルスタッペン。コースレコードを更新する1分16秒284をマークして、予選前の全てのセッションをトップタイムで終えた。

    2番手には0.254秒差でルイス・ハミルトン、3番手には0.282秒差でセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)、以下、ダニエル・リカルド、キミ・ライコネンとトップ3チームのマシンが続く、前日よりもノーマルなタイムシートとなった。

    トロロッソ・ホンダは、ピエール・ガスリーがトップから1.241秒差の8番手タイムとなる1分17秒525。ブレンドン・ハートレーは10周を走行して16番手タイムとなる1分18秒637だった。

    F1メキシコGPの予選は、この後27時(現地時間13時)から行われる。

    2018年 第19戦 F1メキシコGP フリー走行3回目

    順位 No ドライバー チーム ベストタイム GAP 周回
    1 33 マックス・フェルスタッペン レッドブル 1分16秒284   9
    2 44 ルイス・ハミルトン メルセデス 1分16秒538 0.254 9
    3 5 セバスチャン・ベッテル フェラーリ 1分16秒566 0.282 11
    4 3 ダニエル・リカルド レッドブル 1分17秒028 0.744 7
    5 7 キミ・ライコネン フェラーリ 1分17秒045 0.761 16
    6 16 シャルル・ルクレール ザウバー 1分17秒059 0.775 13
    7 55 カルロス・サインツ ルノー 1分17秒336 1.052 11
    8 10 ピエール・ガスリー トロロッソ・ホンダ 1分17秒525 1.241 16
    9 9 マーカス・エリクソン ザウバー 1分17秒565 1.281 14
    10 27 ニコ・ヒュルケンベルグ ルノー 1分17秒623 1.339 10
    11 31 エステバン・オコン フォース・インディア 1分17秒731 1.447 10
    12 11 セルジオ・ペレス フォース・インディア 1分17秒819 1.525 10
    13 8 ロマン・グロージャン ハース 1分18秒145 1.861 10
    14 2 ストフェル・バンドーン マクラーレン 1分18秒445 2.161 15
    15 14 フェルナンド・アロンソ マクラーレン 1分18秒548 2.264 11
    16 28 ブレンドン・ハートレー トロロッソ・ホンダ 1分18秒637 2.353 10
    17 35 セルゲイ・シロトキン ウィリアムズ 1分18秒669 2.385 9
    18 18 ランス・ストロール ウィリアムズ 1分18秒638 2.414 8
    19 77 バルテリ・ボッタス メルセデス 1分18秒839 2.555 5
    20 20 ケビン・マグヌッセン ハース     1
  • トロロッソ・ホンダ:F1メキシコGP 初日レポート

    トロロッソ・ホンダ:F1メキシコGP 初日レポート

    トロロッソ・ホンダは、F1メキシコGPの高地でのセッティングを考慮し、旧仕様のパワーユニット(PU)で走行。フリー走行2回目にブレンドン・ハートレーが6番手タイム、ピエール・ガスリーが14番手タイムをマークした。

    F1はアメリカGPからの連戦で、第19戦メキシコGPを迎えた。トロロッソ・ホンダは、ガスリー車のPUを最新仕様の新品に交換。これはアメリカGPで使用したPUに組み立て品質上の懸念が確認されたためで、シーズン残りの戦いを考慮し、交換を決定した。

    ピエール・ガスリーはP1の最初をこの新PUで走行し、その後、旧仕様のPUに再度、交換して走行を行った。ブレンドン・ハートレーはP1から旧仕様PUでの走行となった。これは、メキシコ特有の高地という環境では、旧仕様の方がセッティング面で確実性が高いという判断によるものだ。

    午前10時、天候は曇り、気温18℃のコンディションでP1が開始されまた。ピエール・ガスリーはインスタレーションラップを2回行ったあと、旧仕様のPUに交換する作業に入り、走行はその2周にとどめた。ウルトラソフトタイヤで走行を開始したブレンドン・ハートレーはセッティングを進め、セッション後半にハイパーソフトに交換し、1分19秒024のベストタイムで9番手をマーク。29周を周回し、プログラムを順調に消化した。

    午後2時からのP2開始時には気温23℃、路面温度は日差しのため47℃まで上昇した。トロロッソ・ホンダの2台はハイパーソフトタイヤで走行を開始。まずはアタックシミュレーションを行い、ブレンドン・ハートレーが1分18秒928、ピエール・ガスリーが1分19秒299をマークする。セッション半ばを過ぎた時点で2台ともに新品のハイパーソフトに履き替え、再びアタックシミュレーションを行った。このアタックで、ハートレーが1分18秒061、ガスリーが1分19秒047と、ともにベストタイムを更新。その後、ハイパーソフトタイヤでのロングランを行い、このセッションは合計でハートレーが35周、ガスリーが36周を走行。最終的にハートレーが6番手、ガスリーが14番手につけた。

    F1メキシコGPの2日目は10月27日(土)、午前10時(日本時間28日午前0時)よりP3、午後1時(日本時間28日午前3時)より予選が行われる。

    ブレンドン・ハートレー (6番手)
    「今日はとてもポジティブな一日でした。両セッションでトップ10フィニッシュ、そしてP2では6番手に入れてすばらしい気持ちです。このトラックでは何度か走ったことがあり、F1マシンではこれが2度目です。今日は新しいエアロパーツのテストを集中して行いました。今日は走行するごとに自分が求めているマシンに近づいていけたので、この新しいパッケージは僕の走りのスタイルにとてもよく合っていると感じます。ここ数戦はいいレースができていますし、今週末に向けても前向きな気持ちです」

    ピエール・ガスリー (14番手)
    「今日は少し難しい日だったかもしれません。P1ではPUの交換を行った関係であまり走行時間が確保できず、午後のセッションに向けて十分な準備ができませんでした。P2もトラフィックやドライバビリティーに関する小さな問題があったので、明日の予選に向けてこれからいろいろな準備をしなくてはなりません。PU交換のペナルティーにより決勝レースは後方からのスタートになるので、レースペースが重要になります。難しい条件で戦うことになってしまいましたが、PU交換は残り2戦を見据えた戦略的判断なので、気持ちはポジティブです」

    ジョナサン・エドルズ (トロロッソ チーフレースエンジニア)
    「初日は天候が悪くなることが予想されていましたが、すばらしい天候の中、ハートレー選手がいいタイムを刻んでくれました。我々は今週末に向け、2台それぞれに異なる戦略を用意していました。戦略的判断により、ガスリー車に関してはP1でPU交換を行ったため、P1ではインスタレーションラップのみのわずか数周に留まりました。それからP2では旧仕様のPUに戻しての走行を行いました。今日の主な目的は、ブレーキ、冷却システム、そして特にタイヤと新しい空力パッケージの挙動を確認することでした。このトラックは特にブレーキと冷却システムのセッティングが非常に難しいので、そうした要素がカギとなります。今日の走行では2つとも問題なく動作していたので、その点はポジティブでした。P1では新しい空力パッケージのデータを収集するとともに、その働きをチェックしましたが、期待通りのデータでした。ハートレー選手のマシンでは前戦アメリカGPでの走行データを基に、終日を空力プラットフォームの最適化と、どのように新しい空力パッケージから最大限の性能を引き出すかをテストしました。今日のタイムからもマシンが速さを発揮していることは明らかですが、今夜中にすべてのデータを見直し、方向性を決定する必要があります。タイヤに関しては、今日は我々が予想していたよりさらに多くのグレイニングが見られました。特にガスリー選手のマシンが履いていたハイパーソフトはグレイニングが多いので、彼は今日あまり速いタイムを刻むことができませんでした。今日のタイムは、ガスリーの本来の速さを示しているものではないと言っていいでしょう。今後の選択肢としては、グレイニングを少なくするか、グレイニングありでのタイヤ戦略を立てるか。どちらかを選ばなくてはなりません」

    田辺豊治 (ホンダF1 テクニカルディレクター)
    「今日はP1でガスリー選手に最新スペックの未使用PUを投入しました。その後は当初の予定通り数周でセッションを終え、P2に向けて、ロシアまで使用した旧スペックのPUに交換しました。今日新たに投入したユニットは今後のレースで使用予定です。なお、ハートレー選手も今日は最初から旧スペックを使用しています。P2でハートレー選手が6番手という今日の結果は、明日の予選に向けてポジティブなものになりました。ガスリー選手に関しては、P1をほとんど走行できなかったことも影響し、タイム的に遅れを取ってしまった事を残念に思っています。ただ、全体としては全てが予定通りで、スムーズな一日だったと考えています」

    P1セッション前 パワーユニット交換に際して
    「今回のFP1でガスリー選手のマシンに再度、最新スペックの未使用PUを投入します。これは米国で使用したガスリー選手のPUに組立て品質上の懸案が確認されたためです。さくらに返送し至急確認を行いますが、現状では継続判断が出せないため、今回新たなユニットをFP1の最初の走行で投入し、残りのシーズンに備えます。なお、ガスリー選手に関してはその後、FP2に向けて旧スペックに乗せ換えます。ハートレー選手に関しても同様に3日間通しで旧スペックを搭載します。これは、高地というメキシコの特殊な環境下で使い慣れた旧スペックを使用するほうがPUのセッティング面での確実性が高いと判断したためです」

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