タグ: トロロッソ・ホンダ

  • アレクサンダー・アルボン、日産と契約解消…トロロッソ加入は秒読み

    アレクサンダー・アルボン、日産と契約解消…トロロッソ加入は秒読み

    アレクサンダー・アルボンは、日産とのフォーミュラE契約を解消。今後数日でトロロッソ・ホンダの2019年のF1ドライバーとして発表される見通しだと報じられている。

    今年、F2でタイトル争いを繰り広げたアレクサンダー・アルボンだが、アブダビでの2レースで1ポイント獲得に留まり、ランド・ノリスに抜かれたランキング3位でシーズンを終えた。

    過去数週間、トロロッソ・ホンダの2019年のダニール・クビアトのチームメイト候補として報じられてきたアレクサンダー・アルボンだが、日産e.damsと結んだ複数年のフォーミュラE契約がネックとなっていた。

    しかし、情報源によると、アレクサンダー・アルボンは日産との契約を解消して法的にフリーになったため、トロロッソ・ホンダとの契約が可能になったという。

    レッドブルのモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、アレクサンダー・アルボンがトロロッソ・ホンダのシートを獲得することを確認することを拒否しているが、2012年にレッドブルのジュニアプログラムを外された頃よりも見通しは良くなっていることを認めた。

    アレクサンダー・アルボンがトロロッソ・ホンダのシートを獲得した場合、ブレンドン・ハートレー、ダニール・クビアトに続いて、以前にレッドブルのプログラムから外された後にシートを獲得する3人目のドライバーとなる。

    アレクサンダー・アルボンについて質問されたヘルムート・マルコは「何もフィックスはしてない」と Autosport にコメント。

    「彼は我々が検討している候補者のひとりだ。ダニールと同じようなものだ。彼ははるうかに成熟したし、とても良いレースをしている。それは彼にポテンシャルがあることを示している」

    ヘルムート・マルコは、アレクサンダー・アルボンの日産との契約がすでに解消されたとの報道にはコメントは控えたが、解決しなければならない問題はレッドブル側ではなく、アレクサンダー・アルボン側にあったことを示唆した。

    「我々は日産とは契約していない。彼が解決しなければならないことだ」とヘルムート・マルコはコメント。

    トロロッソのチーム代表を務めるフランツ・トストは、2018年のアレクサンダー・アルボンに感銘を受けたと明かす。

    アレクサンダー・アルボンは、最終戦アブダビまで2019年にウィリアムズでF1デビューが決定しているジョージ・ラッセルとタイトルを争っていたが、レース1のスタートでエンジンをストールさせたことが響き、優勝したジョージ・ラッセルがタイトルを獲得している。

    「私が知っている限り、まだ契約にサインされていないし、それが実現すれば、すぐにレッドブルが発表することになるだろう」とフランツ・トストはコメント。

    「確かにアルボンは候補者のひとりだ。彼はシーズンを通して非常に優れたパフォーマンスを示していた。彼はトップ3で終えたが、残念ながら、ノリスの方が彼よりも多くのポイントを獲得した」

    「クラッチの問題によってエンジンがストールしたのは不運だったが、彼はレースでキャッチアップしていた。彼が我々のドライバーになるかどうか見てみるつもりだ」

    トロロッソ・ホンダは、今週のアブダビテストでダニール・クビアトとショーン・ゲラエルを起用することを発表している。

    関連:トロロッソ・ホンダ、アレクサンダー・アルボンの起用を正式発表

  • トロロッソ・ホンダ:F1アブダビGP 決勝レポート

    トロロッソ・ホンダ:F1アブダビGP 決勝レポート

    トロロッソ・ホンダは、F1アブダビGPの決勝レースで、ブレンドン・ハートレーが12位でフィニッシュ、ピエール・ガスリーはトップ10まで浮上した直後にトラブルでリタイアした。

    シリーズ最終戦となる第21戦アブダビGP、決勝レースが午後5時10分より行われた。アブダビの日没は午後5時33分で、レースは日没を挟んで行われるトワイライトレース。スタート時、気温32℃、路面温度35℃というコンディションで、55周の決勝を迎えた。

    シリーズ最終戦に挑むRed Bull トロロッソ ホンダの2台は、ブレンドン・ハートレーが16番手から、ピエール・ガスリーが17番手からのスタート。ガスリーは予選でトラブルが発生したPUをストック品に交換し、レースに臨みます。ハートレーはウルトラソフトタイヤで、ガスリーはスーパーソフトタイヤでスタートを切りました。

    午後5時10分にフォーメーションラップがスタート。好スタートを切ったガスリーは、スタート直後に14番手にポジションアップする。ターン9でルノーのニコ・ヒュルケンベルグが横転するアクシデントが発生。これによりセーフティカーが導入される。このアクシデントの影響もあり、ハートレーはフロントウイングにダメージを負ってピットインを余儀なくされ、1周終了時点でピットに戻り、フロントウイングを交換し、スーパーソフトタイヤに履き替えてコースへ戻った。ガスリーは13番手、ハートレーは19番手でセーフティカー先導の走行が3周終了まで続いた。

    6周目にはフェラーリのキミ・ライコネンがコース上にストップし、バーチャルセーフティカー(VSC)が発動される。このタイミングで上位車がタイヤ交換のためにピットインを行い、ガスリーは10番手にポジションを上げた。ガスリーは前車に接近し、ポジションアップを狙う。18周目、上位車のピットインで9番手に上がり、さらに前車との差を詰めたガスリーは、25周目に前車のトラブルによって8番手、その次周には前車のピットインにより7番手とポジションを上げる。

    28周目、ガスリーがタイヤ交換のためピットイン。ウルトラソフトタイヤに交換した。16番手でレースに戻ったガスリーは、すぐに前車をパスし15番手となり、14番手走行のハートレーの背後に迫る。33周目、ペースの速いガスリーとハートレーがポジションを入れ替えた。ペースアップしたガスリーは、35周目に13番手に上がる。そして、ガスリーは上位車のピットインによって42周目に11番手、45周目には上位車のトラブルにより10番手、入賞圏内に浮上した。しかし47周目、ガスリーのマシンにPUのオイル漏れによるトラブルが発生しストップ。悔しいリタイアとなった。

    ガスリー同様に、上位車のトラブルなどでポジションを上げたハートレーは、ガスリーのリタイアによって12番手となる。ハートレーは2周目から最後までスーパーソフトタイヤで走りきり、12位完走を果たした。

    F1グランプリ全21戦を終え、コンストラクターズ選手権においてトロロッソ・ホンダは33ポイントを獲得し、ランキング9位で2018年シーズンを終えた。

    田辺豊治 (ホンダF1 テクニカルディレクター)
    「今日はガスリー選手が入賞圏内を走行していただけに、レース終盤にオイル漏れからくる白煙により、シーズン最終戦をリタイアで終えたことは非常に残念でした。オイル漏れの原因についてはこれから確認を行います。ハートレー選手については粘り強くレースを続けたものの、スタート後のアクシデントが響き、ポイント獲得には至りませんでした。今シーズンはトロロッソとのパートナーシップを通して、多くのことを学ぶことができた一年でした。我々のPUについてはパフォーマンス、信頼性ともに確実に前進している手ごたえがある反面、まだまだ向上すべき課題も多くあると感じています。来季の2チーム供給に向け、オフシーズンにさらなる開発を推し進め、いい形で来るべきシーズンに臨みます。最後に2名のドライバー、トロロッソおよびホンダ双方のファクトリーメンバー、トラックサイドメンバー全員の努力に、感謝の言葉を贈りたいと思います。また、どんなときも応援をいただいたファンの皆様にも御礼を申し上げます。来年はさらにいい一年にできればと思いますので、引き続きのご声援をよろしくお願いいたします」

    フランツ・トスト (スクーデリア・トロ・ロッソ代表)
    「アブダビGPはトロロッソにとっていい週末とはなりませんでした。ピエールはとてもいいスタートを決め、13番手からレース中も順位を上げ、トップ10フィニッシュが可能なペースを見せてくれました。不運にも残り数周でリタイアとなりましたが、原因は今後調査していきます。ピエールはスクーデリア・トロ・ロッソでの最後のレースでしたが、一年を通じて素晴らしい貢献を果たしてくれ、大いに成長し、レッドブル・レーシングのシートにふさわしい姿を見せました。彼の最高のパフォーマンスに感謝していますし、今後の活躍を祈っています。ブレンドンは、ウルトラソフトでスタートし、ピエールと反対の戦略を採りました。不運にも、彼は1周目のターン8で起きた中団のアクシデントに巻き込まれたので、フロントウイング交換のために予定よりも早くピットへ呼ばなければなりませんでした。そこからリアタイヤのオーバーヒートに苦しみ、12位フィニッシュとポイントには届きませんでした。LMP1からやってきて、F1のタイヤマネジメントなど、さまざまな事柄に適応するのは簡単ではなかったでしょう。時には不運な場面もありました。しかし、彼はシーズンを通じて成長してくれました。チームとホンダが今年取り組んできた懸命な働きに報いるためにも、ポイントを獲得してシーズンを締めくくれればよかったと思います。現場のスタッフ、そしてイタリア、日本、英国のファクトリーのみんなに感謝しています。来年に向けて、また全力で取り組んでいきます」

    ブレンドン・ハートレー (12位)
    「残念ながら、僕のレースは1周目で終わってしまったようなものです。ターン8進入時のクラッシュで行き場をなくしてしまい、前のマシンを避けるためにはコースアウトせざるを得ませんでした。そこでデブリを踏んでしまい、フロントウイングにもダメージを受けたので、ピットインしました。旧スペックのフロントウイングを装着し、交換したスーパーソフトタイヤで最後まで走りきらねばならず、レース中はずっと苦しい戦いになりました。タイヤをしっかりと持たせることはできたと思いますが、1周目でこうした問題を抱えてしまったので、今日の12位は最大限の結果だと思います。シーズン当初よりもかなり成長して一年を終えられますし、ここ数戦はかなりよかったものの、今日はプラン通りにいきませんでした。シーズンを通じての成長に満足しており、今年はドライバーとして強くなれた一年だったと思います」

    ピエール・ガスリー (リタイア)
    「予選、決勝ともに苦戦を強いられ、僕らにとっては厳しいレースウイークとなりました。残り数周のところで後方から煙が出始めました。何が起きたのかはっきり分かってはいませんが、それまではとても楽しいレースを満喫できていました。17番手から10番手までポジションを上げて、9位フィニッシュしたロマン(グロージャン選手、ハース)とバトルができていたのですが、リタイアという結果に終わってしまいました。今日はトロロッソでの最後のレースだったので、少し感傷的になっていました。チーム、そしてホンダのみんなと、素晴らしいシーズンを過ごすことができたので、それに報いるためにも、今日は完走を果たしたかったです。ただ、全体的には僕にとっていいシーズンとなりました。トロロッソと働けて、本当に楽しかったですし、ともに過ごしたレースウイークを忘れません。来年、レッドブル・レーシングで始まるキャリアの新章も楽しみですが、僕に多くを与えてくれて、情熱あふれる最高のメンバーがそろったこのチームを去るのはさみしいです。みんなと働けて、本当によかったです!」

    関連:F1アブダビGP 結果:王者ルイス・ハミルトンが今季11勝目で有終の美

  • トロロッソ・ホンダ、アブダビテストはクビアト&ゲラエルを起用

    トロロッソ・ホンダ、アブダビテストはクビアト&ゲラエルを起用

    トロロッソ・ホンダは、F1アブダビGP後にヤス・マリーナ・サーキットで開催される2019年のピレリのタイヤテストにダニール・クビアトとショーン・ゲラエルを起用することを発表した。

    テスト初日となる27日(火)はショーン・ゲラエルが走行を担当。2日目となる28日(水)には2019年にレースドライバーを務めるダニール・クビアトがトロロッソ・ホンダ STR13での初走行を行う。

    トロロッソ・ホンダは、今季ドライバーを務めたピエール・ガスリーが2019年にレッドブル・レーシングへと移籍。ブレンドン・ハートレーの将来はまだ決定しており、F2ドライバーのアレクサンダー・アルボンが候補に挙げられているものの、日産とのフォーミュラE契約の解消が難航していると報じられている。

    F1アブダビGPの週末には、スーパーフォーミュラとSUPER GTで国内2冠を達成してF1スーパーライセンスポイントを満たした山本尚貴が訪れており、F1プロジェクトへの参加が期待されている。

  • トロロッソ代表 「ポイントを獲得してシーズンを締めくくりたかった」

    トロロッソ代表 「ポイントを獲得してシーズンを締めくくりたかった」

    スクーデリア・トロ・ロッソのチーム代表フランツ・トストが、F1アブダビGPの決勝レース、そして、1年を通じたピエール・ガスリーとブレンドン・ハートレーのパフォーマンスを振り返った。

    F1アブダビGPでトロロッソ・ホンダは、ブレンドン・ハートレーが12位でフィニッシュ、ピエール・ガスリーはトップ10まで浮上した直後にトラブルでリタイアとなり、ポイントを獲得できず。F1グランプリ全21戦を終え、コンストラクターズ選手権において33ポイントを獲得し、ランキング9位で2018年シーズンを終えた。

    「アブダビGPはトロロッソにとっていい週末とはならなかった」とフランツ・トストはコメント。

    「ピエールはとてもいいスタートを決め、13番手からレース中も順位を上げ、トップ10フィニッシュが可能なペースを見せてくれた。不運にも残り数周でリタイアとなったが、原因は今後調査していく。ピエールはスクーデリア・トロ・ロッソでの最後のレースだったが、一年を通じて素晴らしい貢献を果たしてくれ、大いに成長し、レッドブル・レーシングのシートにふさわしい姿を見せました。彼の最高のパフォーマンスに感謝しているし、今後の活躍を祈っている」

    「ブレンドンは、ウルトラソフトでスタートし、ピエールと反対の戦略を採った。不運にも、彼は1周目のターン8で起きた中団のアクシデントに巻き込まれたので、フロントウイング交換のために予定よりも早くピットへ呼ばなければならなかった。そこからリアタイヤのオーバーヒートに苦しみ、12位フィニッシュとポイントには届かなかった。LMP1からやってきて、F1のタイヤマネジメントなど、さまざまな事柄に適応するのは簡単ではなかっただろう。時には不運な場面もあった。しかし、彼はシーズンを通じて成長してくれた」

    「チームとホンダが今年取り組んできた懸命な働きに報いるためにも、ポイントを獲得してシーズンを締めくくれればよかったと思う。現場のスタッフ、そしてイタリア、日本、英国のファクトリーのみんなに感謝している。来年に向けて、また全力で取り組んでいく」

    関連:F1アブダビGP 結果:王者ルイス・ハミルトンが今季11勝目で有終の美

  • ピエール・ガスリー 「トロロッソとホンダのためにも完走したかった」

    ピエール・ガスリー 「トロロッソとホンダのためにも完走したかった」

    トロロッソ・ホンダのピエール・ガスリーは、F1アブダビGPの決勝レースをリタイアで終えた。

    ピエール・ガスリーは17番手からスーパーソフトタイヤでスタート。ガスリーは予選でトラブルが発生したパワーユニット(PU)をストック品に交換し、レースに臨んだ。

    好スタートを切ったガスリーは、スタート直後に14番手にポジションアップ。ターン9でルノーのニコ・ヒュルケンベルグが横転するアクシデントが発生。これによりセーフティカーが導入される。ガスリーは13番手でセーフティカー先導の走行が3周終了まで続いた。

    6周目にはフェラーリのキミ・ライコネンがコース上にストップし、バーチャルセーフティカー(VSC)が発動される。このタイミングで上位車がタイヤ交換のためにピットインを行い、ガスリーは10番手にポジションを上げた。ガスリーは前車に接近し、ポジションアップを狙う。18周目、上位車のピットインで9番手に上がり、さらに前車との差を詰めたガスリーは、25周目に前車のトラブルによって8番手、その次周には前車のピットインにより7番手とポジションを上げる。

    28周目、ガスリーがタイヤ交換のためピットイン。ウルトラソフトタイヤに交換する。16番手でレースに戻ったガスリーは、すぐに前車をパスし15番手となり、14番手走行のハートレーの背後に迫る。33周目、ペースの速いガスリーとハートレーがポジションを入れ替える。ペースアップしたガスリーは、35周目に13番手に上がる。そして、ガスリーは上位車のピットインによって42周目に11番手、45周目には上位車のトラブルにより10番手、入賞圏内に浮上した。しかし47周目、ガスリーのマシンにPUのオイル漏れによるトラブルが発生しストップ。悔しいリタイアとなった。

    「予選、決勝ともに苦戦を強いられ、僕らにとっては厳しいレースウイークとなった」とピエール・ガスリーはコメント。

    「残り数周のところで後方から煙が出始めた。何が起きたのかはっきり分かってはいないが、それまではとても楽しいレースを満喫できていた。17番手から10番手までポジションを上げて、9位フィニッシュしたロマン(グロージャン)とバトルができていたが、リタイアという結果に終わってしまった」

    「今日はトロロッソでの最後のレースだったので、少し感傷的になっていた。チーム、そしてホンダのみんなと、素晴らしいシーズンを過ごすことができたので、それに報いるためにも、今日は完走を果たしたかった。ただ、全体的には僕にとっていいシーズンとなった」

    「トロロッソと働けて、本当に楽しかったし、ともに過ごしたレースウイークを忘れない。来年、レッドブルで始まるキャリアの新章も楽しみだが、僕に多くを与えてくれて、情熱あふれる最高のメンバーがそろったこのチームを去るのはさみしい。みんなと働けて、本当によかった!」

    関連:F1アブダビGP 結果:王者ルイス・ハミルトンが今季11勝目で有終の美

  • ブレンドン・ハートレー 「僕のレースは1周目でほぼ終わってしまった」

    ブレンドン・ハートレー 「僕のレースは1周目でほぼ終わってしまった」

    トロロッソ・ホンダのブレンドン・ハートレーは、2018年の最終戦F1アブダビGPの決勝レースを12位でフィニッシュした。

    ブレンドン・ハートレーは16番手からウルトラソフトタイヤでスタート。しかし、オープニングラップでフロントウイングにダメージを負ってピットインを余儀なくされ、1周終了時点でピットに戻り、フロントウイングを交換し、スーパーソフトタイヤに履き替えてコースへ戻り、19番手でセーフティカー先導の走行が3周終了まで続いた。

    中盤、ウルトラソフトタイヤに交換したピエール・ガスリーがハートレーの背後に迫り、33周目にペースの速いガスリーとハートレーがポジションを入れ替える。その後、上位車のトラブルなどでポジションを上げたハートレーは、ガスリーのリタイアによって12番手となる。

    最終的にブレンドン・ハートレーは2周目から最後までスーパーソフトタイヤで走りきり、12位完走を果たした。

    「残念ながら、僕のレースは1周目で終わってしまったようなものだ」とブレンドン・ハートレーはコメント。

    「ターン8進入時のクラッシュで行き場をなくしてしまい、前のマシンを避けるためにはコースアウトせざるを得なかった。そこでデブリを踏んでしまい、フロントウイングにもダメージを受けたので、ピットインした」

    「旧スペックのフロントウイングを装着し、交換したスーパーソフトタイヤで最後まで走りきらねばならず、レース中はずっと苦しい戦いになった。タイヤをしっかりと持たせることはできたと思うが、1周目でこうした問題を抱えてしまったので、今日の12位は最大限の結果だと思う」

    「シーズン当初よりもかなり成長して一年を終えられるし、ここ数戦はかなりよかったものの、今日はプラン通りにいかなかった。シーズンを通じての成長に満足しており、今年はドライバーとして強くなれた一年だったと思う」

    関連:F1アブダビGP 結果:王者ルイス・ハミルトンが今季11勝目で有終の美

  • ピエール・ガスリー、マシントラブルでリタイア / F1アブダビGP

    ピエール・ガスリー、マシントラブルでリタイア / F1アブダビGP

    トロロッソ・ホンダのピエール・ガスリーは、F1アブダビGPの決勝レースをマシントラブルによってリタイアで終えた。

    17番グリッドからスーパーソフトでスタートしたピエール・ガスリーは、第1スティントを伸ばして7番手まで順位を上げる。30周目にウルトラソフトに交換して16番手から追い上げ体制に入ったガスリーは入賞圏内となる10番手まで順位を上げていた。

    しかし、48周目にマシンから白煙が上がり、しばらくレースを続行するもコース外にマシンをストップ。来季レッドブル・レーシングに移籍することが決定しているピエール・ガスリーは、トロロッソ・ホンダでの最後のレースをリタイアで終えた。

    ピエール・ガスリー
    「残念ながら、僕のシーズンはオーストラリアで始まったとの同じ終わり方になってしまった。最後まで走れなかったの残念でならないけど、良いレースのことは忘れないだろう。明日から新しいページ、新しいチャプターがスタートする」

  • F1アブダビGP 結果:王者ルイス・ハミルトンが今季11勝目で有終の美

    F1アブダビGP 結果:王者ルイス・ハミルトンが今季11勝目で有終の美

    2018年のF1世界選手権 最終戦 アブダビGPの決勝が11月25日(日)にヤス・マリーナ・サーキットで行われ、王者ルイス・ハミルトンが優勝で有終の美を飾った。

    トロロッソ・ホンダは、ブレンドン・ハートレーが12位、ピエール・ガスリーはマシントラブルによってリタイアでレースを終えた。

    21戦で争われた2018年のF1シーズンもいよいよ最終戦を迎えた。舞台となるヤス・マリーナ・サーキットはヘルマン・ティルケの最新作として2009年に登場。マリーナを周回する一部市街地を利用した高速レイアウトはモナコさながらの魅力を持っている。レースは太陽の下でスタートし、日没をはさんでナイトレースへと移行するグランプリであり、日没の暗さを避けるため、人工照明はスタート時から点灯される。

    ピレリは、ヤス・マリーナ・サーキットにスーパーソフト(レッド)、ウルトラソフト(パープル)、ハイパーソフト(ピンク)という最も柔らかいコンパウンドを選択。レースではスーパーソフトとウルトラソフトのいずれか1セットを使用されなければならない。

    現地時間17時10分。気温32.6℃、路面温度35℃のドライコンディションで55周のレースはスタート。降水確率40%となっている。

    序盤は荒れた展開。ニコ・ヒュルケンベルグ(ルノー)がロマン・グロージャン(ハース)に乗り上げるかたちで横転してクラッシュ。セーフティカーが導入される。レース再開後にはキミ・ライコネン(フェラーリ)がホームストレートでストップ。メカニカルトラブルによるリタイアでフェラーリでの最後のレースを終えることになった。

    優勝はポールポジションのルイス・ハミルトン。序盤のピットストップで順位を落とすものの、実質的にトップを譲ることなくトップでチェッカー。今季11勝目、通算73勝目を挙げて今シーズンの有終の美を飾った。

    2位にはセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)、3位にはマックス・フェルスタッペン(レッドブル)が入り、表彰台を獲得。

    以下、ダニエル・リカルド(レッドブル)、バルテリ・ボッタス(メルセデス)、カルロス・サインツ(ルノー)、シャルル・ルクレール(ザウバー)、セルジオ・ペレス(フォースインディア)、ロマン・グロージャン(ハース)、ケビン・マグヌッセン(ハース)がトップ10入り。

    F1最後のレースとなったフェルナンド・アロンソ(マクラーレン)は311戦目のレースを惜しくも11位で終えた。

    最後は、ルイス・ハミルトン、セバスチャン・ベッテル、フェルナンド・アロンソという3人のワールドチャンピオンがホームストレートでドーナツターンを披露。2018年シーズンを感動的に締めくくった。

    2018年 最終戦 F1アブダビGP 決勝 順位・結果

    順位 No ドライバー チーム
    1 44 ルイス・ハミルトン メルセデス
    2 5 セバスチャン・ベッテル フェラーリ
    3 33 マックス・フェルスタッペン レッドブル
    4 3 ダニエル・リカルド レッドブル
    5 77 バルテリ・ボッタス メルセデス
    6 55 カルロス・サインツ ルノー
    7 16 シャルル・ルクレール ザウバー
    8 11 セルジオ・ペレス フォース・インディア
    9 8 ロマン・グロージャン ハース
    10 20 ケビン・マグヌッセン ハース
    11 14 フェルナンド・アロンソ マクラーレン
    12 28 ブレンドン・ハートレー トロロッソ・ホンダ
    13 18 ランス・ストロール ウィリアムズ
    14 2 ストフェル・バンドーン マクラーレン
    15 35 セルゲイ・シロトキン ウィリアムズ
      10 ピエール・ガスリー トロロッソ・ホンダ
      31 エステバン・オコン フォース・インディア
      9 マーカス・エリクソン ザウバー
      6 キミ・ライコネン フェラーリ
      27 ニコ・ヒュルケンベルグ ルノー

    ■F1アブダビGP レース展開
    トップ5台がウルトラソフト、その後の5台がハイパーソフト、トップ10圏外では4台(サインツ、ペレス、アロンソ、ハートレー)がウルトラソフト、6台がスーパーソフトタイヤを選択。

    ホールショットを奪ったのはポールポジションのルイス・ハミルトン。2番手にもバルテリ・ボッタスが続き、フェラーリ勢がその後を追う。シャルル・ルクレールが5番手に順位を上げ、ダニエル・リカルドが6番手、マックス・フェルスタッペンは9番手まで順位を落とす。

    その後、ターン9でニコ・ヒュルケンベルグがロマン・グロージャンとして接触。ヒュルケンベルグのマシンは横転してバリアにクラッシュ。この事故でセーフティカーが導入される。

    その間にブレンドン・ハートレーがピットインしてノーズ交換するとともにウルトラソフトからスーパーソフトに交換する。

    5周目にレースは再開するも翌周にキミ・ライコネンがマシントラブルでホームストレートでストップ。フェラーリでの最後のレースをリタイアで終える。

    ライコネンのストップでバーチャルセーフティカーが導入され、首位を走行していたルイス・ハミルトンがタイヤを交換して5番手でコースに復帰。また、4番手を走行していたシャルル・ルクレール、7番手を走行していたロマン・グロージャンがピットイン。3台ともスーパーソフトタイヤに交換した。

    バルテリ・ボッタスがトップでレースは再開。ベッテル、リカルド、フェルスタッペン、ハミルトンというトップ5でレースは進行する。

    16周目に2番手を走行していたセバスチャン・ベッテルがピットイン。スーパーソフトに交換して6番手でコースに復帰し、すぐに5番手に順位を上げる。翌周にはトップのバルテリ・ボッタスがスーパーソフトに交換。ベッテルの前、ハミルトンの後ろでコースに復帰する。

    18周目にはハイパーソフトでスタートして2番手を走行していたマックス・フェルスタッペンがピットイン。ベッテルの3秒後ろでコースに復帰する。

    サーキットには雨がパラついてきたが、コースコンディションが変化するほどの強さではない。

    26周目、マーカス・エリクソンがコース外にマシンを停めてリタイア。ザウバー、そして、F1での最後のレースは残念ながらリタイアとなった。

    30周目、7番手を走行していたピエール・ガスリーがウルトラソフトに交換して16番手でコースに復帰する。

    34周目、トップを走行していたダニエル・リカルドがスーパーソフトに交換して5番手でコースに復帰する。

    35周目、セバスチャン・ベッテルがバルテリ・ボッタスを交わして2番手に浮上。

    38周目、マックス・フェルスタッペンがバルテリ・ボッタスを抜いて3番手に浮上。翌周にはダニエル・リカルドもボッタスを抜いて4番手に順位を上げる。ボッタスはピットインしてウルトラソフトに交換する。

    47周目、9番手を走行していたエステバン・オコンがピットレーンでストップしてリタイアする。

    48周目、10番手を走行していたピエール・ガスリーのマシンから白煙が。コース外にマシンを停めてリタイアする。

    優勝はルイス・ハミルトン。2位にセバスチャン・ベッテル、3位にマックス・フェルスタッペンが入った。

  • トロロッソ・ホンダ:F1アブダビGP 予選レポート

    トロロッソ・ホンダ:F1アブダビGP 予選レポート

    トロロッソ・ホンダは、F1アブダビGPの予選でQ2進出を果たせず、ブレンドン・ハートレーが16番手、ピエール・ガスリーは17番手に終わった。

    第21戦アブダビGPは2日目を迎え、プラクティス3と予選が行われた。ヤス・マリーナ・サーキットは好天となり、プラクティス3が開始される午後2時には気温が31℃まで上がり、路面温度も41℃と、これまでよりも暑いコンディションとなった。

    プラクティス3で、トロロッソ・ホンダの2台はハイパーソフトタイヤでコースイン。最初のアタックシミュレーションでブレンドン・ハートレーは1分40秒029、ピエール・ガスリーは1分40秒363をマークした。セッション終盤、タイヤを交換して行ったアタックシミュレーションではハートレーが1分39秒074で12番手につけた。ガスリーは1分39秒740をマークしたあと、タイムの更新を狙ったラップで他車と接触し、タイムアップを果たすことはできず15番手に終わっている。

    午後5時、気温は29℃ながら、路面温度は32℃へと下がったコンディションで予選が開始された。予選Q1では、トロロッソ・ホンダの2台は早々にコースインしアタックを開始。1セット目のハイパーソフトタイヤでのアタックで、2回のアタックを行ったガスリーが1分38秒166、1回のアタックでハートレーが1分38秒713をマークする。ハートレーはすぐに2セット目のニュータイヤに交換し、1分38秒127とタイムアップを果たした。セッション終盤、2台はニュータイヤに履き替え、セッション最後のアタックを開始。ハートレーは1分37秒994とタイムアップしたが、コンマ1秒以下の差で16番手に終わる。ガスリーは最後のアタックで、パワーユニット(PU)のトラブルによりマシンを止めるかたちで17番手のまま終了。トロロッソ・ホンダの2台は、ともにQ2へ進むことはできなかった。PUのトラブルに関しては、これから早急に分析を進められる。

    F1アブダビGP決勝レースは11月25日(日)午後5時10分(日本時間午後10時10分)にスタートする。

    ブレンドン・ハートレー (16番手)
    「今日は簡単にはいかない日だと覚悟はしていましたが、今朝の走行では12番手だったので、Q2までは進めるのではと思っていました。ブラジルGPに続きQ2に進出できなかったのは、非常に悔しいです。コースのコンディションは数時間前のプラクティスから劇的に変わってしまっていて、予選時にマシンのパフォーマンスを引き出すことができませんでした。このレースウイークは決勝でのペースを特に重視して進め、ピエールと僕との差もほとんどありませんでした。しかし、マシンに速さが足りず、バランスにもあまり満足できませんでした。午前のFP3でなにか有益なことをつかめていることを願って、明日はより最適なマシンで決勝レースに挑みたいです」

    ピエール・ガスリー (17番手)
    「トロロッソでの最後の予選でしたが、僕が臨んでいたような結果にはなりませんでした。最終コーナーでスロットルを戻したところ、コーナー出口でパワーを失ってしまいました。その周はそれまでうまくいっていたので、最後までまとめきれずとても残念です。マシンの感触はよく、タイムも前の周と比べると0.6秒速かったのですが、最後の200~300mのところでパワーがなくなってしまいました。ペースとしては12番手辺りを狙える速さで、Q3までとはいかなかったかもしれませんが、10番以内を狙う戦いはできていたはずでした。僕はこのチームに来てから本当にたくさんのことをしてもらったので、明日のレースは僕にとって特に重要な一戦となります。F1で走る最初の機会を与えてくれたチームのために、最高のかたちでシーズンの締めくくりをしたいと思っています。感謝の気持ちを伝える一番の方法だと思うので、スタートポジションは期待していた位置からではありませんが、全力で戦っていきます」

    ギヨーム・デゾテウス (トロロッソ パフォーマンスエンジニア)
    「ブレンドンはFP3を順調にこなしましたが、ガレージの反対側ではいくつかの問題が発生していました。ピエールは序盤PUの電気系トラブルに見舞われ、すぐに修復は済みましたが、最後の計測ラップのターン16でグロージャン選手とぶつかってしまいタイムを出すことができませんでした。予選セッションにおいては、私たちが計画し、望んでいた結果までには至りませんでした。ブレンドンはマシンのバランスに苦戦し、Q1を突破することができませんでした。ピエールは前周回より0.6秒速いタイムをマークしていたとき、最終コーナーでパワーを失ってしまうトラブルに見舞われてしまいました。本来ならQ2に進出するのに十分なポジションも可能でしたし、今日のマシンは10、11番手を争うのに十分なペースをみせていたと思います。今の段階ではなにが問題なのか分かっておらず、これから解析していかなければなりません。明日の決勝はマシンの状態によってはハイパーソフトでスタートする選択も可能かもしれないので、今夜はいろいろなオプションを検討し、ポイント獲得を目標に戦えるように準備したいと思います」

    田辺豊治 (ホンダF1 テクニカルディレクター)
    「非常に残念なことに、大切なシーズン最終戦の予選Q1でガスリー選手のPUにトラブルが発生しました。またハートレー選手もQ1敗退となったため、明日は2台ともに後方からのスタートとなります。PUのトラブルについては早急に状況を分析し、決勝レースに向けた準備を進めます」

  • トロロッソ・ホンダ 「計画し、望んでいた予選結果には至らなかった」

    トロロッソ・ホンダ 「計画し、望んでいた予選結果には至らなかった」

    スクーデリア・トロ・ロッソのパフォーマンスエンジニアを務めるギヨーム・デゾテウスが、F1アブダビGPのトロロッソ・ホンダの予選を振り返った。

    トロロッソ・ホンダの2台はブレンドン・ハートレーが16番手、ピエール・ガスリーが17番手とともにQ1で敗退。ガスリイーはQ1終盤にパワーユニット(PU)のトラブルが発生したが、すでにフリー走行3回目から電気系のトラブルに見舞われてたとギヨーム・デゾテウスは語る。

    「ブレンドンはFP3を順調にこなたが、ガレージの反対側ではいくつかの問題が発生していた」とギヨーム・デゾテウスはコメント。

    「ピエールは序盤PUの電気系トラブルに見舞われ、すぐに修復は済んだが、最後の計測ラップのターン16でグロージャン選手とぶつかってしまいタイムを出すことがなかった」

    「予選セッションにおいては、私たちが計画し、望んでいた結果までには至らなかった。ブレンドンはマシンのバランスに苦戦し、Q1を突破することができなかった。ピエールは前周回より0.6秒速いタイムをマークしていたとき、最終コーナーでパワーを失ってしまうトラブルに見舞われてしまった。本来ならQ2に進出するのに十分なポジションも可能だったし、今日のマシンは10、11番手を争うのに十分なペースをみせていたと思う」

    「今の段階ではなにが問題なのか分かっておらず、これから解析していかなければならない。明日の決勝はマシンの状態によってはハイパーソフトでスタートする選択も可能かもしれないので、今夜はいろいろなオプションを検討し、ポイント獲得を目標に戦えるように準備したいと思う」

    関連:【動画】 F1アブダビGP 予選 ハイライト